※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

保健室
栗山「よいしょ…よいしょ…」
栗山「うん、しょ」
どさ
栗山「ふぅ、これでよし…安静に寝ていてくださいね、矢部先生」
矢部「………」
栗山「胸の出血も収まったみたい、もう心配いらないかな」
栗山「さ、生徒の見送りに戻らないと」
ピシャ
包帯でグルグル巻きになった意識不明の矢部をベッドに放り
眼鏡をかけていない栗山は保健室を後にしたのだった
その直後、隣のベッドから
ムクリと

ひとは「むふぅ」

視点ひとは
窓から外の様子を見ていたから大体の事情はわかっている
スタ
ひとは「…………」
ベッドから降りて先生を見下ろす先生の胸を見てみると「Chery」という赤い縦文字が書かれていた
包帯で縛られた先生は指一本動かせる気配がなく、口も塞がれて鼻でのみ息をしている状態だ
昼の体育サボっていて、今さっき起きたばかりだったけれど
よもやこんな状況に遭遇するとは
…さて

ひとは「(どんないたずらをしてくれよう…!)」

さらに隣のカーテンに囲まれたベッド
松岡「zzz」

昼ごろ
栗山「はい、大人しく寝ていてね」
松岡「ううっ」
栗山「前みたいに勝手に教室に戻っちゃダメだよ」
栗山「あ、起きる頃には風邪薬が効いてるはずだから、その時は声をかけてね」
松岡「うん…(今度こそ霊に憑かれたと思ったのになぁ)」
栗山「ここにお水を置いておくから、のどが渇いたら飲んでね」
松岡「う、ん…」
栗山「寝ちゃったか…おやすみ」
松岡にかかるシーツを整えると栗山は仕事の作業に戻るのだった

置かれたビンのラベル『アルコール』