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カコッ…コロコロ…

「えっ…」
「あっ…」

「おおお超当たりー‼1等の温泉ペア宿泊券ーーー!」
「すごいよひとはちゃん!1等だよ!」
「む、むぅふー!」
「はい、これが賞品ね!お兄さんとお買い物かい?兄妹仲が良くていいねぇ!」
「あはは、兄妹だって…」
「…失礼な…」
「でもペアか…誰と行くか、お家の人と相談して、ケンカしないようにね」
「いいんですか?元はといえば、先生の買い物した引換券で引いた福引きですよ?」
「ひとはちゃんが引いたんだし、それが当たったのはひとはちゃんの運だよ」
「有り難うございます…」
(でも…ホントは…)

ー丸井家ー
「駄目だ」
「なんでよ!」
「子供だけで旅行、それも泊りがけだなんて、父親として許可出来ん」
「でも、2人しか行けないんスよ?そだ!ひととパパの2人で行けば…」
「パパはあいにく仕事でな、残念だが今回は諦めなさい」
「そんな…」
「………スン」
「ひと…そうだ!矢部っちは?ひと、矢部っちと一緒に行けばいいッス!」
「…(ニヤニヤ)それもそうね!元々矢部っちのお金で当てた1等らしいし!どうせ休みの日はヒマしてんでしょ?」
「…パパ、駄目…?」
「むぅ…なら、一度連絡してみなさい。彼が了解すれば行ってくるといい。ひとはには普段頑張ってもらってるしな」
「パパ…!」
「やた!」
「お土産に温泉饅頭買ってきなさいよね!」
「…だが…何か間違いを起こしおったらあの男…」ビキビキ
「おはよう、ひとはちゃん」
「おはようございます」
「今回は誘ってくれて有り難うね。本当に僕でよかったの?」
「はい、保護者同伴という事で、パ…お父さんの許可も貰いました」
「そ、そうなんだ…」
「ですから先生、よろしくお願いします」
「うん、こちらこそよろしく。楽しみだね!」
「はい」
プップー
「はいはーい、そこのカップルさん、そろそろバス出るよー」
「あ!乗ります乗ります!行こうか、ひとはちゃん」
(今、カ、カップルって…私と先生だよね…)むふぅ…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「わー、結構良い部屋だねぇ。広いし、景色もいいや。夕飯までかなり時間もあるし、荷物を置いたら一休みして、その後色々見て回ろうか」
「はい。…あ」
「ん?どうかし…あぁ、露天の部屋風呂だね。こんなのまであるんだ。豪華だなぁ」
「ふ、夫婦やカップル向け、とかでしょうか」
「そうかも。中々無い機会だし、何か使わないのも勿体無い気もするね」
「……使って、みますか?」
「………うえええ⁉」
「…クス、冗談ですよ。先生のエロ」
「もー!からかわないでよ!」
「はー、お腹いっぱいだぁ」
「美味しかったですね」
「うん、これもひとはちゃんのおかげだね」
「いえ、私も先生がいないと来れませんでしたから。それに、まだメインイベントが残ってます」
「うん、それじゃ、温泉に行こうか」

ガラララ
「おおー、やっぱり広いなぁ」
「…流石に中でつながってました、なんてオチはなかったですね」
「アハハそうだねーって!壁の向こうに居るのはひとはちゃん⁉」
「はい。時間が良かったのか、こちらは私一人なので」
「こっちも貸し切り状態だよ。僕ら二人きりなんて、なんか得した気分だね」
(ふ、二人きり…むふぅ)
「アチチ…ふぅ…いい湯だねぇ」
「ええ。それに、月がとても綺麗です…」
「風流だねぇ。それにしても変わったお湯質だね…効能はなんだろ?」
「ええと、『胸が大きくなる、背が伸びる、肌がモチスベになる』。おや?『童貞・巨乳フェチが治る』なんてのもありますよ?」
「へぇ、そりゃいいや…って!童貞は病気じゃないよ!さらっと変なウソ言わないで!」
むふぅ…
「………………一枚の布団に枕が二つ…」
「ベタな展開はこっちでしたか」
「と、とりあえずフロントに連絡して、布団をもう一組持ってきてもらおうか」
「…あの、わ、私は、このままでも別にかまいませんよ…?」
「うんそう、このままで…ええ⁉何言ってんのひとはちゃん⁉」
「ですから、私はこのままで構いません。それとも先生は、私と寝るのはイヤ…ですか?」
「そういうわけじゃないけど…」
「ならいいじゃないですか。今日はたくさん移動したのでお互い疲れてるでしょうし、早く布団に入りましょう」もそもそ
(さっさと入っちゃった…仕方ない、僕も寝よう。…寝られるのかな?)もそもそ
「こうしてると、以前先生が私の布団に潜り込んできた時の事を思い出しますね」
「えぇ⁉そんなことしたっけ?」
「しましたよ。家庭訪問の時です」
「ああ、あの時か…あの後ひどい目にあったなぁ」
「いつも父がすみません」
「そう思うなら助けてよ…まぁ、僕も常々タイミングが悪いなとは思うけどね」
「お詫びというわけではないですが、もしガマンできなくなったら、少しくらいならイタズラしてもいいですよ?寝たふりしててあげます」
「ししししないよ!もー、変な事言ってないで寝るよー」
「(本当にいいのに…)はい、先生。おやすみなさい」
「おやすみ、ひとはちゃん」


「……生、先生…」
「んあ?」
「先生、起きてください。朝ですよ」
「ん、おはよう、ひとはちゃん…ふぁ~ぁ、なんだ、まだ5時じゃない…」
「おはようございます。その、部屋風呂の準備をしたので、朝風呂に入りませんか?」
「朝風呂って…一緒に?」
「はい。せっかく部屋に付いているのに使わないのは、やはり勿体無いと思ったので」
「(やっぱり気になってたのか…)でも水着とか…」
「タオルで隠せば大丈夫です。ささ、お湯がぬるくならないうちに行きましょう」ぐいぐい


「ふぅ…何だか前も気付いたら服をひっぺがされてお風呂に入ってたりしたけど、この強引さはお父さん譲りなのかな?でも眺めも良いし、これも悪くないかも…」
「先生、お湯加減どうですか?」
「うん、バッチリだよ」
「それじゃ、私も失礼しますね」
ガラララ
「ぶぅっ‼‼」
「…あんまりジロジロ見ないでください、変態」
「いやいやいやいや!ひとはちゃん!タオルタオル!」
「ちゃんとタオルで隠してます。なんの問題もありません」
「あるよあるある!前しか隠してないじゃない‼バスタオルあったでしょ⁉」
「そうは言われても、私は家でお風呂に入る時はいつもこうなので。それよりもう少し前を空けて下さい」よいしょ
(うう…目の遣り場に困るよ…)
「ふぅ、いいお湯です。先生の座り心地も、まぁまぁ悪くありませんね」
「って、何処に座ってるの⁉」
「男女が一緒に入浴する時の女性の定位置と言えば男性の脚の間と決まっています。常識ですよ?」
「何処の世界の常識なのそれは?」
「まぁまぁ。それに口ではそう言いますが、さっきからすっかり硬くなった先生のが私のお尻に…」
「あははは!いい湯だなー!眺めもサイコー!ね!ひとはちゃん!」
「(逃げたな…)クス…そうですね。先生と来れて、本当に良かったです」
「ひとはちゃん…うん、そうだね」
「また、連れてきて下さい。約束です」
「うん、約束」
「ただいま」
「ひと!おかえりッス!楽しかったッスか?」
「ちゃんとお土産買ってきたんでしょうね?」
「みつばちゃん、ふたばちゃん、こんばんは」
「矢部っちもおかえりッス!」
「ひとはァーーー!」
ドーーーン‼
「パ、パパ…ただいま」
「大丈夫か⁉何か変な事はされなかったか⁉パパはもう心配で…」
「だ、大丈夫だから…何も変な事なんてされてないよ…」
ゆらり…
「…貴様ぁ…ウチの可愛い娘と旅行まで行っておいて、手を出さんかっただと…⁉こんなに可愛いのに!貴様それでも男かぁ‼⁉」
「えぇー⁉何でぇーーー‼⁉」
「お酒臭い…パパ、酔ってる?」
「仕事から帰るなり「ひとはぁ~オレはまだお前を嫁になんか出さんぞ~」って泣きながら今まで飲んでたわよ」むしゃむしゃむしゃ
「嫁…(せ、先生のお嫁さん…)」むふぅむふぅ
「ねぇねぇひと、温泉って混浴?おっぱいいっぱいだったッスか?」

「うちの娘に何か不満でもあるというのかーーー⁉」
「これは何という理不尽あひゃああぁあ…」
ぼこすかー

END