401 :みく と ふたば
杉崎「うぅ、またみつばがいないじゃない……」
ふたば「ほへ? なにか用事っスか?」
杉崎「どうもこうもないわよ……折角だから一緒に帰るの、しょうがなく、仕方な~く誘ってやろうと思ったのに」
ふたば「仕方がなく誘うだったら、別に誘わなくてもいいんじゃないっスか?」
杉崎「う……そ、それはそうなんだけど……」
ふたば「そういえば、最近みっちゃん杉ちゃん避けてるような感じっスね」
杉崎「うぐぅ……やっぱり勘違いじゃなかったのね。でもどうしてなの?」
ふたば「盗撮しすぎたんじゃないんっスか?」
杉崎「え? それっていけないことなの?」
ふたば「……」(哀れみの目線)
402 :ひとは と みつば
ひとは「……杉ちゃんと何かあった?」
みつば「っ! べ、別になにもないわよ?」
ひとは「嘘だね――とりあえず、なにがあったのか言ってみなよ? やっぱ盗撮関連?」
みつば「盗撮? そんなのどうでもいいわよ」
ひとは「ぇ……みっちゃん相当毒されてるんだね」
みつば「えっと、この前松岡と買ったブラ、最近付けてるんだけど……それを杉崎に自慢しようかと思ったのよ」
ひとは「ああ、そういや付けてるみたいだね。でも、自慢するなら避ける必要ないんじゃない?」
みつば「いや、よくよく考えたら、杉崎のが高級なのを付けてることに気が付いて、ブラ付けてるのバレないようにしてたのよ」
ひとは「なるほど……うん、負けるね」
みつば「でしょ! 折角可愛いの買ったのに……誰に自慢すればいいのよ!」
403 :ふたば と みつば
ふたば「牛肉ー、ジャガイモー、にんじんー、こんにゃくー、今日は肉じゃがっスね~」
みつば「あれ? ひとははどこ行ったのよ?」
ふたば「あ、あそこっス! アイス売り場っス!」
みつば「なかなか気が利くわね。私のためにアイスを買ってくれるなんて――」
ふたば「あ、カロリーオフのアイスを手に取ってるっス!」
みつば「え! あ……そ、そうみたいね」
ふたば「みっちゃんのこと思って、ちゃんと考えてるんっスね!」
みつば「そんなに考えてくれてるなんて――なんか照れるわね……///」
ふたば「あ、商品戻したっスよ! 食べないに越したことないっスもんね!」
みつば「……」
最終更新:2013年09月14日 02:28