※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「矢部っち!入れて!」
ブッフゥ!
先生たちが何か盛大に吹いてるけど、どうしたというの。
まぁ今はそんなこと気にしてる場合じゃないわ。
「なななな、何なの、松岡さん!?」
矢部っちが慌てているけど、どうでもいいわ。
そもそもおかしいと思っていたのよ。
天才美少女霊媒師である三女さんは、霊力を溜めている様子がないもの。
家では手芸を嗜んだり、TVを見て普通に過ごしているらしいし(ココアアゲパン情報)。
ということは霊力を溜めているのは学校しかないはずなのに、授業中には全然その気配が無い。
残るは休み時間中ということになるわけだから、霊力を溜めるのは三女さんがいつも居る場所のはず。
そしてその場所といえば…

「矢部っちの机の下!そこに何かがあるハズよ!」
「な、何があるの?」
「三女さんの秘密よ!」
「えー、何もないよ」
絶対嘘だわ。天才美少女ryである三女さんは未熟な私が係わらないように口止めしているのね。
「何もないと決めるのは私!」
矢部っちを押しのけ、半ば無理やり机の下に入る。
「さぁ、矢部っち、座って!」
「もー、別にいいけど静かにしてね」
矢部っちの足が目の前に広がる。
これで準備はできたわ。さぁ、霊力、私のもとへ!

…きてる感じが全くない、ということは何かが足りないんだわ!
「矢部っち、三女さんがココに居るとき、何してるの?」
「普通に仕事してるよ」
ということは三女さんのほうがココで何かしているはず。
何をしているか事前に聞いておけば…いえ、それじゃあ私を未熟といって教えてくれないわね。
ここで出きる事といえば…目の前には矢部っちの足だけ。これしかないわね。
「っひゃあ!な、何なの松岡さん!」
「黙って。私は三女さんみたいになりたいの」
そう告げて、私は矢部っちのふとももや膝に触れる。
「ぅぁ、ひとはちゃんみたいになりたいからって…そんなのどうかしてるよ!」
三女さんと矢部っちは同化までしていたのね!
それじゃあいつまで経っても三女さんに追いつけないはずだわ!
三女さんみたいになるためには、私も矢部っちと同化しないと!それもたくさん!
「あのー、松岡さん、そろそろいい?」
「えっ、まだ準備が!」
同化の準備なんてまだできてないわ、矢部っちはいきなりすぎるんじゃないかしら。
「?もう満足でしょ、出てきてよ」
「ダ、ダメよ!まだ済んでいないわ!」
「いやでも…ひとはちゃん来てるし」
そ、それは…
いくら三女さんのようになりたいからといって、三女さんの除霊のための霊力回復を邪魔してはダメね

…。
でも、三女さんが学校で同化しているとなると、学校ではできないから…矢部っちの家しかないわね!
「三女さん、ごめんなさい、私、どうしても三女さんみたいになりたいの!」
私はそれだけ告げて職員室を出て行った。


一方、職員室内
「先生、松岡さん連れ込んで何してたんですか」
「えぇ!?連れ込んでないよ!」
「先生のエロ。節操なし」
職員室の先生たちは、一同に頷いていた。

―――――――――――――

土曜・早朝

さぁ、お休みだわ!これで矢部っちの家に行けるわね!
本当は一刻も早く矢部っちと同化したかったけれど、泊まりに行くって言ったら止められたし…。
とにかく、お休みの日なんだからもう行くしかないわね!

って…矢部っちの家の前に来たのはいいけれど、どうやって入ろうかしら。
矢部っちはまだ寝ているだろうし…ダメ元でドアを…開いたわ…なんて無用心なのかしら。
それとも霊の仕業!?同化しての霊力回復といい、矢部っちってそういう体なのかもしれないわね。
同化が俄然楽しみになってきたわ!

「お邪魔します」

矢部っちの家に無事入れたはいいものの、やっぱり矢部っち寝てるわね。
でも同化に大切な部位はしっかりしてるし、何も問題ないわね!さぁ、同化するわよ!
とりあえず矢部っちのぱんつをずらして……こんな大きいの、入るのかしら。
いえ、三女さんもやっているわけだから、私にもできるはずだわ。
とりあえず、私もぱんつを脱いで、準備できたわね。そ、それじゃ始めようかしら。

「っ!!」
ほ、ほとんど入らないわ…。というか、少し入っただけで、い、痛いっ!
三女さんは毎回こんな痛みと戦っていたのね、確かにこれは精神力を鍛えるのにいい修行だわ!
私も負けていられない!強引に入れるしかないわね!

「ぐ、うぅぅぅあっあっ…」
い、痛すぎる…けど…こ、これも霊媒師になるため…にっ!
「あぁ、あぁっ…ぜ、全部入ったのかしら…」
あまりの痛さに涙が。でもこれも全部三女さんに追いつくためよ!負けられない…んだっからっ!
同化したのはいいけれど、これからどうしたらいいというの。これじゃ痛いだけだわ。
今私ができるのは…とりあえず動かしてみることだけかしら…。
「っぅぅぅぅっ」
と、とんでもなく痛い…。ちょっと、ダメ…かも…。少し倒れましょう…。
といっても倒れる場所なんて矢部っちの胸元しかないわね…。
トサッ
ドクン、ドクン―――
矢部っちの心臓の音が聞こえる…。矢部っちって意外と力強いのね…。
やっぱり男の人なんだわ…。
くちゅ
さっきより痛みが引いてきたわ…。
あれだけ痛かったのが引いてくるなんて、まさか、これが霊力が集まっている状態!?
きっとそうだわ!そうと分かったら矢部っちに抱きつきながら動くのが一番いいわね!
というか、矢部っち起きないのかしら。やっぱり霊の力なのね。
霊も乗り移ったり、霊力を回復させたり、すごいわ、矢部っち。
くちゅ
あ、どんどん痛みが弱く…というよりコレは…意識が軽くなっていっているような…
あ、あ、き、気持ち…いい…あん…矢部っち…私、矢部っちと同化してるのよ…。

「―――――っ」
今日も今日とてチクビに会いに来た私。
合鍵を使って開けたその家は、とんでもないことになっていた。
「あ、あ、あん」
松岡さんが乱れている。先生は…動いてないようだ。けれど、寝ているはずはない。
最近、私が来る時間には起きていて、お互いにおはようの挨拶をするからだ。
つまり、先生は松岡さんを…
『受け入れている』
その事実が私に酷く突き刺さる。
私はチクビに会いに来ただけだけれど、この部屋にはとても入れない。
視界の歪みを理解できないまま、私はそっと扉を閉じてその場を後にした。


どどどどどどどうしてこんなことになってるのおおお!?
無論僕は起きている。こんなことをされたら誰だって起きる。
意識が覚めかけた時、僕は既に松岡さんの中にいた。
ぼぼぼ、僕教師なのにぃぃぃ!
目を開けられるはずが無い。起きたら最後、僕は教え子に手を出した変態教師だ。
寝ていて知らなかったということにしなければ、誰にも会わせる顔がない。
そんなのは最低だって分かっている。分かっているけれど。
起きていきなりこれはハードル高すぎでしょぉぉぉ!?
というか今日は休日だし、会いに来るひとはちゃんに見られたらどうしよう―――――。
とても大切なことを心配しながら、僕は快楽に抵抗できなくなっていた。


「ぅぁん、あんっ、あぁっ」
き、気持ちいい―――。こ、これが霊力が集まっている状態、なの、ね…。
というかもう、それよりも、矢部っちの温かさが、私に、あぁん。
あ、あ、飛びそう、飛びそう、あ、あ、あぁ――――
「ぅくっ!」
「あぁぁぁぁん―――――!」

はぁっ、はぁっ、はぁっ。
さ、さっきの熱いのは…、きっと成功したのね――――。
でも今はなぜか、矢部っちにもたれかかることのほうが大切のような――――。


――――――――――――

「おはよう、松岡さん」
矢部っちが私に語りかける。…私、いつの間にか寝てたんだわ。
「お、おはよう、ございます」
寝る前のことを思い出して、顔が上げられない私は、うつむきながら返事をする。
私、矢部っちと同化したんだわ…。
「あー、その…僕が起きたときに倒れていたから、び、びっくりしたよ」
「そう、同化した後は倒れちゃうのね…」
でも、痛みにも耐えるとてもいい修行になったわ。
これからも三女さんに追いつけるように頑張らなければ。
矢部っちが何か言っているけれど、これだけは言っておかないと!
「矢部っち、これからも私と同化して!」


おしまい