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ぐいっ
「もー」
「……」
な、なんなのこの空気は…。
ツーカーで通じてるじゃないの。
私なんてそんなことできる相手もいないというのに!
どうして新任教師や小学生にまで相手がいて私にはいないのよ!
こっちは一所懸命相手探してるってのに!

そうよ!こういうのはどうやって出会って、どういう続き方しているのか調べてみるべきだわ。
そして私にもそんな相手を!


――――――――――
「は?」
「呆けないでよ。出会いはどこなのよ」
「…あの、先生。僕とひとはちゃんのことですよね?」
「そうよ、二人の自然な空気を出すには、
どんな出会いをして、どんな形で過ごしているのか知りたいの」
「学校、ですけど…(ていうか他にどこが)」
「なるほど、職場での出会いは確かに基本ね」
そうよね、確かに合コンもいいけど、なるべく多くの時間を触れ合っている相手も有効のはずだわ。

「(基本も何も、先生と生徒なんだから、学校以外何処が…)あの、もういいですか?」
「いいわけないでしょ!今からあなたたちの過ごし方を知りたいんだから!」
「はぁ…」
「普段どうやって過ごしてるのよ」
「えぇと…(机の下で)一緒にいたり…」
「一緒に居るのは当然よね。それで安心できる間柄じゃないといけないものね。他には?」
当然これだけなワケないわよね。もっと聞かないと。

「きついこと言われたり…」
「そう、お互いに信頼し合っているからきついことも言えるようになっているのね。
でもこれはきちんと時間をかけないとハードルが高いわね。他には?」
きついこと言うだけじゃもたないわよね、もっとあるはずだわ。

「僕の部屋で過ごしたり…」
「確かに、二人の落ち着ける場所でのんびりすることも大切よね。他には?」
相手の部屋で落ち着けないなんて論外だものね。

「その時にペットを可愛がったり…」
「なるほど、共通のペットが居ることで二人の会話も増える。
それを通してのお互いの親密さも上がるってワケね」
結構やることやってるのね…確かにこれだけしていればあの空気が出せるかも知れないわ…。

「あの、ほんとにもういいですか?」
「まだよ。あなたたちの空気にもっと触れて、その感覚をしっかり掴まないと!」
「えぇー…」


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―――――――――――――
まったく、失礼だわ!誰の腕があんなにボリューミーだってのよ!
あんなのだから生徒も教育がなってないのよ!

…で、何なのよあの二人。学校で見つめあったり、何かあっても誤解だよとかで済んだり。
調べた私が言うのもなんだけど、見ていて腹立たしいほどだわ。
それにやっぱり何なのよ、あのツルスベ肌は!触り心地が良すぎるわ…。
やっぱり若さには勝てないのかしら。そんなことないわよね、ちょっと確認してみるべきかしら。
それにまだ、肝心のこと聞いてないわよね。


―――――――――――――
放課後
「ちょっとあんた、付き合いなさい」
「えぇ!?ぼ、僕と!?」
「そうよ、まだ肝心な話聞いてないの。
そこらへんは昼間に話すのもどうかと思ったし、正直なところを聞きたいから飲むわよ」
そうよね、やっぱりこういう話は学校でするものじゃないわよね。
それに本当のことを聞きたいときはお酒でも入れるべきだわ。

「…は?」
「さ、いくわよー!」
ま、今回は話聞く側だし、おごるとしますか!


―――――――――――――

「んで、あんたらはきっちりすることしてんの?」
「すること?」
「そうよ」
「(授業のことだよね…)当然してますよ」
「そ、そうよね」
当然と…。でも確かに二人の最終的にすることはそこよね。

「ど、どんなふうに?」
「どんなふうって…できるだけ丁寧にしています」
「あぁ、確かにそれも大切なことよね…」
体格的には当然よね…。シているときでも相手を思いやれるのね、たいしたもんだわ。

「で、でも不満とか出てこないわけ?」
「んー、優秀な子ですから、少し物足りないかもしれないですね」
「へ、へぇ…」
下手に知識があるとそういう時に激しさを求めたりするのね…!
あれだけ若くても、女の欲望はやっぱりあるのかしら。
若い肢体で誘う、ね…。結局若さ若さ若さわかさわかさわかさ…!
何なのこっちはずっと彼氏も居ないってのに、随分ご無沙汰だってのに。

「なんなのよぅ!」
ぷんすか
「うわっ!?」
「どいつもこいつも結局は若さなの!?許せない!」
「お、落ち着いてくださいよ」
「あんただって同類でしょ!何よ、私がダメっての!?」
「(そういや酒癖悪いって聞いたことある…)そ、そんなことないですから、落ち着いてください」

いいわよ、もうあんたで確認してやるわよ!
「ふーん、ダメじゃないってのね…じゃあ証明してもらおうかしら」
「…え?」


――――――――――――

「なななななななな…」
「なによ、あんただってしてんでしょ、それともこういうとこ初めてなの?ぅっく」
「そ、そうですよ。悪いですか!(というか僕はなんでココに)」
「あはは、可愛いじゃない」
そーよね、あれぐらいの子となんて来れるわけないわよねー。ちょっと勝ったわ。

「え、えぇ…!?」
「さ、しましょ」
「ひゃ、ひゃい!」
「脱ぎなさーい、ぃっく」
「うわわわっ」
あら…?
「なんでこんなへにゃってるのよ!」
「そんな、急にこんなことされても!」
「やっぱり若さが足りないっての!?」
ぷんすか

「だから違いますってー!あんまり急展開すぎて、驚きすぎているだけですよ!」
そう…じゃあ。

「揉んでみなさい」
「ぶほっ」
そーよね、あの子は無いモノねー。ふふん、また勝ったわ。

さわさわ・・・
「…あんまり慣れた感じしないわねー」
「しょ、しょうがないじゃないですか!」
「ま、そうよね。(あの子はおっぱいが)無いモノね」
「そりゃ(揉んだこと自体)有りませんけど…別にいいじゃないですか」
「拗ねないの、可愛いわね」
「うぅ…」
「それにしても…暑いわね…ていうか…クラクラするわ」
「(そりゃあれだけ飲めばなぁ…)大丈夫ですか?横になったほうが…」
「なに言ってるのよ、まだまだこれから…あ…」
ドサッ
「あー、もう、ほんとに無茶するから…。それに急展開過ぎて全然意味が分からない…」
ハァ…
「とりあえず大丈夫だと思うけど、布団だけかけておこうかな…」



―――――――――――――

―――ハッ
こ、ここどこ…。私の部屋じゃない…わね…ていうかどう考えてもホテルよね。
わ、私まさか飲んでそのまましちゃったの!?
で、でもその割りに…誰もいないわね。それに服も昨日のものを着ているし…。
そうよ、きっと飲み終わったあと泊まれそうなところを判断してここに来たのよね!
大丈夫よね!偉いわ私!
一人でホテル…ね…うぅ…。いいえ、負けないわ!次はきっと素敵な人と来るんだから!
だからこそ!今回色々聞いて分かったこともあるんだから、活用しないと!
まずは職場で素敵な相手を見つけることからね!


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土曜日
「先生、お酒臭いです」
「ごめんよ、昨日付き合いで飲みに行っててね…」
「海江田先生と?」
「う、うん…」
「なんで私たちのこと調べてたんですか?」
「それが、二人の自然な空気を学びたい、だそうだよ」
「何か聞かれたり?」
「うん。出会いはどこだー、とかどうやって過ごしてるんだーとか」
「先生と生徒の間で出会いとか過ごし方とか、どれだけ必死なんですか…」
「こらこら、ひとはちゃん、あんまり言っちゃだめだよ。もう後がないと思ってるんだから」
「先生、何気に酷すぎませんか…」
「調べられたりひとはちゃんには誤解されたり、他にも酷い目に遭ったし…いいんじゃない」
「…酷い目?」
「なななな、なんでもないよ!」
「せ・ん・せ・い……?」
「あぁぁぁ、ほんとになにもしなかったよぉぉぉぉぉぉ!」


おしまい