ウイルスまとめ


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※ウイルス粒子のサイズに関して、大きいとか小さいとかあるのは、勝手に作ってみた以下の基準に基づきます。
小さい:30nmまで
やや小さい:31~60nm
ふつう:
やや大きい:平均が100nm~200nm
大きい:平均して200nm~

DNAウイルス

ポックスウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
レンガ状ないし楕円形の粒子
エンベロープあり
220-450×140-260nm(大きい)
転写酵素+

【代表的な病気】
ヒトの天然痘、牛の牛痘、牛や水牛のランピースキン病、牛丘疹性口炎、鶏痘など

【その他】
細胞質内増殖
pock(牛痘でみられる特異的なのう胞、いぼ状の隆起)

アスファウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
175-215nm(大きい)
転写酵素+

【代表的な病気】
アフリカ豚コレラ

【その他】
細胞質内増殖
アスファはアフリカ豚コレラ関連ウイルスの頭文字から

イリドウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープはあったりなかったり
120-350nm(大きい)
転写酵素+

【代表的な病気】
魚類のリンホシスチス病、魚類の造血器壊死症

【その他】
核&細胞質内増殖?
ギリシャ語のiris、iridos(虹色)から。感染細胞に集積したウイルス粒子が虹色に輝くため

ヘルペスウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
125~200nm(やや大きい)
転写酵素-
テグメントあり

【代表的な病気】
牛伝染性鼻気管炎、豚のオーエスキー病、鶏のマレック病など

【その他】
核内増殖
ギリシャ語で「這う」という意味

アデノウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
70-90nm(ふつう)
転写酵素-
ペントンファイバーあり

【代表的な病気】
犬伝染性肝炎、七面鳥の出血性腸炎、鶏の封入体肝炎、鶏の産卵低下症候群

【その他】
核内増殖
ギリシャ語のaden(腺)。ウイルスが人のアデノイド組織から初めて分離されたため


ポリオーマウイルス

【ゲノム】
環状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
40nm(やや小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
不顕性感染が主、げっ歯類に腫瘍原性

【その他】
核内増殖
ギリシャ語のpoly(多くの)とoma(腫瘍)から


パピローマウイルス

【ゲノム】
環状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
55nm(やや小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
さまざまな動物に乳頭腫、ヒトの子宮頚がんなど

【その他】
核内増殖
ラテン語のpapilla(乳頭)とギリシャ語のoma(腫瘍)から


ヘパドナウイルス

【ゲノム】
不完全環状2本鎖(±)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
40-48nm(やや小さい)
転写酵素+ 逆転写酵素RTを持つ

【代表的な病気】
ヒトのB型肝炎、ウッドチャックB型肝炎、アヒルB型肝炎など

【その他】
核内増殖?
ラテン語のhepatropism(肝指向性)とDNAから


サーコウイルス

【ゲノム】
環状1本鎖(-)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
12-26nm(小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
オウムの嘴・羽毛病、鶏貧血ウイルスによる貧血、豚サーコウイルスによるPMWS

【その他】
核内増殖?
ウイルス核酸がcircular(環状)であるから


パルボウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
18-26nm(小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
猫汎白血球減少症、豚パルボウイルスによる死流産、アリューシャンミンク病など

【その他】
核内増殖(宿主、ヘルパーウイルス依存)
ラテン語のparvus(小さい)から



RNAウイルス

レオウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)10~12分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
60-80nm(ふつう)
転写酵素+

【代表的な病気】
牛のイバラキ病やチュウザンウイルスによる異常産、羊のブルータング、馬のアフリカ馬疫、ロタウイルスによる消化器病

【その他】
細胞質内増殖
respiratory enteric orphan(気道と腸内に存在するみなし子)の頭文字

ビルナウイルス

【ゲノム】
直鎖状2本鎖(±)2分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
60nm(やや小さい)
転写酵素+

【代表的な病気】
鶏の伝染性ファブリキウス嚢病、サケ科魚類の伝染性膵臓壊死病ウイルスなど

【その他】
細胞質内増殖
bi(2本)とRNAから

ボルナウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
80-100nm(ふつう)
転写酵素+

【代表的な病気】
馬(、羊、犬など)のボルナ病

【その他】
核内増殖
Borna(ドイツ東部の町の名前)から。1885年にこの町の馬で大流行たため


フィロウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)1分節

【ビリオン】
ひも状
エンベロープあり
790-970×80nm(大きい?)
転写酵素+

【代表的な病気】
ヒトのマールブルグ熱、エボラ出血熱

【その他】
細胞質内増殖
ラテン語のfilo(糸状)から


パラミクソウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
150-300nm(大きい)
転写酵素+
F蛋白(Fusionに関与)と、HN、H、あるいはNのいずれかの糖蛋白が存在

【代表的な病気】
犬のパラインフルエンザ、鳥類のニューカッスル病、犬ジステンパー、牛などの牛疫、馬と人のヘンドラウイルス感染症、豚や人のニパウイルス感染症など

【その他】
細胞質内増殖
ギリシャ語のpara(側)とmyxa(粘液)から
細胞融合能


ラブドウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)1分節

【ビリオン】
弾丸状
エンベロープあり
100-430×45-100(大きい?)
転写酵素+


【代表的な病気】
動物の水胞性口炎、哺乳類の狂犬病、牛流行熱、サケ科魚類の出血性敗血症

【その他】
大部分は細胞質内増殖
ギリシャ語のrhabdos(棒)から
T粒子による自己干渉現象



オルトミクソウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)6~8分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
80-120nm(やや大きい)
転写酵素+
HA(1~16型)とNA(1~9型)をもつ

【代表的な病気】
インフルエンザ(A型は種々の鳥類やほ乳類、B型は人とアザラシ、C型は人と豚)

【その他】
核内増殖
ギリシャ語のortos(正しい)とmyxa(粘液)に由来

欠損干渉性粒子ができやすい


ブニヤウイルス

【ゲノム】
直鎖状(※)1本鎖(-)3分節
アンビセンス

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
80-120nm(やや大きい)
転写酵素+

【代表的な病気】
羊や牛のアカバネ病、人や羊・牛などのリフトバレー熱、動物と人のクリミア・コンゴ出血熱、ナイロビ羊病など

【その他】
細胞質内増殖?
ウガンダの地名Bunyamwera(ここで基準種ウイルスが発見されたため)

吸血、吸汁吸虫によって媒介


※ゲノム両末端に相補的な塩基配列があるので環状を呈する


アレナウイルス

【ゲノム】
直鎖状(※)1本鎖(-)2分節
アンビセンス

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
50-300nm(大きい)
転写酵素+
宿主由来のリボソームを含む

【代表的な病気】
げっ歯類のリンパ球性脈絡髄膜炎、ラッサ熱

【その他】
細胞質内増殖
ラテン語のarenosus(砂状の)。ウイルス粒子に取り込まれた宿主細胞由来リボソームが電子顕微鏡下で砂粒状に見えるため


※ゲノム両末端に相補的な塩基配列があるので環状を呈する


ピコルナウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
22-30nm(小さい)
転写酵素なし

【代表的な病気】
偶蹄類の口蹄疫、豚のテッシェン病、マウス脳脊髄炎など

【その他】
細胞質内増殖
pico(小さい)+rna(RNA)



カリシウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節
サムゲノミックmRNA

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
35-39nm(やや小さい)
転写酵素なし
カプシド上にカップ上のくぼみ

【代表的な病気】
豚水泡疹、ウサギ出血熱、猫カリシウイルスによる上部気道感染症など

【その他】
細胞質内増殖
ラテン語のcalix(カップ)。電子顕微鏡で粒子表面にカップ状のくぼみが観察されるため

ベシウイルス以外は培養細胞での増殖が不能もしくは困難


アストロウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節
サブゲノミックmRNA

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
28-30nm(小さい)
転写酵素-
星形の粒子表面構造

【代表的な病気】
人、牛、豚、猫、鶏の下痢など

【その他】
細胞質内増殖
astro(星)。電子顕微鏡下で一部の粒子が星状に見えるため



ノダウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)2分節
サブゲノミックmRNA

【ビリオン】
球状
エンベロープなし
25-32nm(小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
多種類の海水性稚子魚のウイルス性神経壊死症、

【その他】
細胞質内増殖
最初にノダムラウイルスが分離された地名(野田村)

  1. 鎖で分節なのはこいつだけらしい


コロナウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節
サブゲノミックmRNA

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
120-160nm(やや大きい)
転写酵素-
コロナウイルス属にはこん棒状のスパイク

【代表的な病気】
犬コロナウイルス病、猫伝染性腹膜炎、豚流行性下痢、鶏伝染性気管支炎など

【その他】
細胞質内増殖
エンベロープから突き出す杓子状スパイク(ペプロマー)が太陽のコロナに似ているため



アルテリウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節
サブゲノミックmRAN

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
45-60nm(やや小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
馬ウイルス性動脈炎、豚繁殖・呼吸障害症候群、サル出血熱など

【その他】
細胞質内増殖
artery(動脈)。基準種である馬動脈炎ウイルスに由来



フラビウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
40-60nm(やや小さい)
転写酵素-

【代表的な病気】
人獣共通感染症である日本脳炎、ウエストナイルウイルス感染症、豚コレラ、牛ウイルス性下痢・粘膜病、人のC型肝炎など

【その他】
細胞質内増殖?
ラテン語のflavus(黄色)。基準種である黄熱ウイルスに由来



トガウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(+)1分節

【ビリオン】
球状
エンベロープあり
70nm(ふつう)
転写酵素-

【代表的な病気】
東部馬脳炎、豚や馬のゲタウイルス病など

【その他】
細胞質内増殖
ラテン語のtoga(マント)。エンベロープを持つため。

フラビウイルス属は蚊やダニで媒介、それ以外は接触感染


レトロウイルス

【ゲノム】
直鎖状1本鎖(-)2量体

【ビリオン】
【球状
エンベロープあり
80-100nm(ふつう)
転写酵素+ 逆転写酵素RTをもつ

【代表的な病気】
鶏白血病・肉腫、マウス乳がん、マウス白血病・肉腫、猫白血病・肉腫、牛白血病、猫免疫不全ウイルス感染症など

【その他】
細胞質内&核内?(宿主細胞DNA)
ラテン語のretro(逆)。逆転写酵素を持つため

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