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唯「TMGE?」

律「ああ、もう解散しちゃったがすげえバンドだったんだぜ」

澪「ああ、私の好きなブランキーとともに日本のロックバンドとしてトップの地位を確立したバンドだ」

唯「ザ・ミッシェル・ガン・エレファントの略か」

律「”ザ”はいらねーよ」



律「何しろギターは日本一といっても過言じゃない程でな」

澪「信じられない速さのカッティング奏法でな」

唯「かってぃんぐー?」

梓「ストローク後にミュートしこれを繰り返すとキレのよい音が出せるんです」

唯「ストロー?みゅーと?・・・・・・」

律「用語を全く覚えない唯には通じない話だな」



律「この人のライブでの気迫がすさまじくてなぁ。澪なんか怖くて震えてたぜ」

澪「ちっ、違う、武者震いだ」

梓「まあ、鬼と評する人もいるほどですからね」

律「澪がギターやればまさに鬼なんだがな」

澪「うるさい」

ゴンッ




紬「あっ、あのっ、キーボードの人はどんな方なの?」

律「へっ?キーボードはいないなぁ」

紬「―しゅん」

律「とりあえずライブビデオ貸すから見てこい。いい刺激になるはずだから」

唯「うんっ、バッティングなんとかマスターしてくるよ」

律「いや野球じゃねーよ」

紬「私も貸して下さい!!」



澪「これで少しはやる気になってくれるといいんだけど」

律「いやぁ、あれを見て刺激されないやつはいないって」

澪「どうだか?ここにやる気の無い例がいるし」

梓「まあ私はああいうのは余り好きじゃないですけど」

―ガラッ

さわ子「聞いたわよ」

律「さわちゃん?」

さわ子「ミッシェルを馬鹿にするのはどのゴキブリじゃ!!」

梓「ヒィィィィ」



律「まあまあ、さわちゃん落ち着いて」

さわ子「・・・・・・」

律「急にどうしたんだよ?」

さわ子「ぐすっ、フトシはもう帰ってこないのよー!!」

律「泣くなよ・・・・・・ってやばい、私も泣けてきた」

澪「・・・・・・酔いどれ天使のマシンガンギター、今度会ったら一緒にバンドやりたいな」



―次の日

澪「今日は唯休みだな」

律「ライブビデオ見て興奮しすぎて倒れたんじゃないか?」

梓「いくら何でもそこまで」

律「よしっ、ミッシェルのCDでもかけてテンション上げようぜ」

澪「あれ聞きたい、ハイ!コリア!」

律「チャイナだよ」

ガラッ

律「おームギってうわっ!!」

紬「すごいです!!カッコいいです!!私もギターやりたいです!!」

一同「ええー!?」



律「ま、まあギターは間に合ってるし・・・・・・とりあえず後で考えような」

紬「―しゅん」

澪「まさかムギがハマるとはな」

紬「ところで律っちゃん」

律「どした?」

紬「律っちゃんはモヒカンにしないの?」

律「えっ!?」

澪「そうだなー、ミッシェル好きならモヒカンにしないとな」

律「かんべんしてくれよー」



―バンッ

律「あれっ、憂ちゃん?どうしたんだ血相変えて」

憂「お・・・お姉ちゃんがぁ!!」

澪「唯?そういえば唯休んでたけど」

梓「唯先輩がどうかしたんですか?」



「憂、ど・・・ドアは静かに開けろ」

一同「・・・・・・!?」

一同が言葉を失った元、ドアの外にはグラサンをかけ制服の上からは皮ジャン、肩からは黒いテレキャスターを下げた物体がいた

律「えっ・・・ゆっ唯?」

澪「何ていうか」

紬「そのー・・・・・・」

梓「唯先輩いろいろと間違ってますよ」



唯「何だと梓、後輩のくせに生意気言ってんじゃねえよ」

梓「ひいっ、ごめんなさいです」

憂「お姉ちゃんどうしちゃったのー!?」

律「あちゃー」



澪「梓を呼び捨てか」

律「まさかここまで影響されるとはなぁ」

紬「と、とりあえずお茶用意するわね」

唯「おい!!」

紬「えっ?」

律「ど・・・・・どうかしたのか?」



唯「お茶って何だよ?」

律「おいおい、いつも紅茶飲んだりしてるじゃん」

紬「唯ちゃんお菓子大好きでしょ?」

唯「ここは軽音部だろ!!お前らが放課後ティータイムを駄目にしたんだ!!」

律「すっすいません!!」

澪「いつも自分がサボってるくせに」



梓「先輩、ギー太はどうしたんですか?」

唯「ギー太?何だそのれは?梓のペットか?」

律「あっ、いやーいつものレスポールじゃないからどうしたんだ?」

唯「これからはテレキャスで行く」

澪「よくそんな金持ってたな」

唯「憂に借りた」



澪「とりあえず練習しようか、ライブも近いし・・・」

唯「おい!!このラインナップは何だ!?」

澪「え?この前決めただろ」

唯「私の恋はホッチキスとかふでペンとかロックを舐めてるのか?」

澪「ひいっ」

唯「今度のライブはチキン・ゾンピーズ中心で行くぞ」



澪「おいおい、いきなりそんな・・・」

律「TMGEのコピーか、ふふっ悪くない。いやっ、やるしかねえ!!」

紬「私ギターやりたいです!!」

梓「みんなかつてないモチベーションです!!澪先輩、これなら最高のライブが出来るかもです」

澪「はぁ・・・まあ確かに皆のこの乗り気じゃしかたないか」

唯「仕方ないもなにも決定事項だ!!」



律「でも唯ー、お前テレキャス持ってるけどボーカルとメイン両方やるのか?」

唯「当然だ!!私のカッティングを体育館中に響かせてやるぜ」

澪「カッティング出来るのか?」

唯「うっ・・・れ・・・れ・・・れんしゅすれば」

律「いくら何でも無茶だろ・・・・・・」



紬「あのっ!!私にやらせて下さい!!」

澪「ムギが?」

梓「でもギター3人になっちゃいますよ」

律「梓はミッシェル嫌いみたいだし、今回は抜けてもらうってことで」

梓「そんなっ!!ひどいです」



紬「唯ちゃん、ギター貸してくれる?」

唯「お・・・おおう、大事にな」

紬は借りたギターを構えると、未だない気を発していた
ジャッ、ジャッッ、ジャッッ・・・・・・・・・・

澪「おおっ、少しぎこちないがカッティング出来てる」

律「決まりだな」

紬「うふふっ、実は前からギターもやってみたくて内緒で練習してたの」

唯「お・・・おい私はわっ私がやりたいのに」

律「ムギのを聞いたろ?これはムギにやってもらうしかないだろ」

唯「くそっ、こうなったら!ムギっ、頼みがあるから来てくれ」

唯は紬を連れ出したっきり帰ってこなかった

澪「唯の奴なにをするつもりだ?」

梓「あのー、私は?」



―次の日

律「唯の奴今日も休みだったな」

澪「どうせ昨日みたいに部活には来るだろ」

梓「ムギ先輩、昨日あれから唯先輩と何してたんですか?」

紬「えーっと・・・」

―ガラッ

一同が言葉を失った元、ドアの外にはグラサンをかけ制服の上からは皮ジャン、肩からは黒いテレキャスター・・・・・・じゃない別のギターを下げた物体がいた

律「ていうか唯だけど・・・・・・」



唯「お前ら、今日も張り切って行こうか」

澪「って唯、そのギターどうしたんだ?」

唯「昨日ムギに頼んでタダ同然で手に入れたのさ」

紬「唯ちゃんのパートを盗っちゃったみたいで悪いなって思って、それで・・・」

唯「これからはこのフェンダー・ジャズマスターで行くぞ!!」

梓「あのー・・・唯先輩?」



梓「張り切ってるとこ悪いんですけど・・・・・・そのギター・・・・・・」

唯「どうだ?イカスだろ?」

梓「それジャズマスターじゃなくてジャガーです」

唯「!?」

唯「おぉ、う・・・おいゴキ!!適当なこと言ってんじゃねえぞ!!」

律「いや・・・・・・梓が正しいから」

唯「こっ、細けえこたぁい・・・・・・いいんだよ!!」



梓「あの!!私もメンバー加えて下さい!!」

律「でもメンバー決まったし、ミッシェル嫌いなんだろ?」

梓「えっ、いや・・・・・・違います!!私が嫌いなのはミシェル・ウィーです」

澪「梓、ミシェル・ウィ―が嫌いとか私の前でよく言えたな?」

梓「え?そんな、何で澪先輩が?いやっ、違くてミシェル・ファイファーです」

紬「あらぁ、梓ちゃん。あんな名女優を嫌いっていうのは見逃せないわ」

梓「今度はムギ先輩!?」



梓「律せんぱーい、何とかお願いします」

律「うーん・・・・・・」

梓「ちゃんとアベさんの命日にはハイネケン飲みますから」

律「いや、未成年だしそれは駄目だろ」

律「まあ仕方ない、唯、梓に譲ってやってくれないか?」

唯「でも、私もギター弾きてえし」

律「まあまあ、チバさんもギター弾いてないときもあるし唯はヴォーカルだけってことで」

唯「ちっ、しゃーねぇな」



―こうして今度のライブでのそれぞれの担当が決まった
Vo 平沢唯
G  琴吹

唯「ちょっと待て」!!表記を間違えんなよ」

Vo ヒラサワユイ
G  コトブキツムギ
G  ナカノアズサ
B  アキヤマミオ
Dr タイナカリツ



―ガチャ

律「おっ、さわちゃん。また衣装作ってきたとか言うんだろう?」

さわ子「衣装?そんな暇はねえ。ミッシェルやると決まった以上、徹底的にあんた達をしごかねえとな」

律「いつになくさわちゃんが本気だ!!」

さわ子「特にムギ!!今回はアンタのギターがポイントだからな。ビシバシいくぞ」

紬「はいっ、お願いします!!」



唯「ところでよ、バンド名のことなんだがな」

澪「おい、今更変更は無理だぞ」

紬「そうね、もう申請も出しちゃったし」

唯「せめて頭に"thee"をつけようぜ。これからはTHTTだ」

唯「和には私が話しておくから心配はいらねえぞ」

―こうしてthee 放課後 Tea Timeがここに誕生した



律「チキンゾンビーズやるっても時間的に5・6曲だろうな」

唯「他にフリーデビルジャムもやりたい。だから今回は律もボーカルやってもらうぞ」

律「えっ、私も歌うのかよ」

唯「あたりめーだろ」



―ライブ当日

律「ついにこの時が来たな」

澪「本当に大丈夫なんだろうか?」

唯「何言ってんだよ澪、もう始まるってときにビビってんじゃねえぞ」

梓「大丈夫です、ムギ先輩のギターも完璧ですし」

律「もう始まるぞ」


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