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澪「(っ・・・唯が他のコに取られちゃうよ・・・私まだ何もしてないのに)」ダダッ

澪「(勇気出して告白するつもりだったけど、あんなギターが上手いコにはかなわないよ)」ダダッ

澪「(パートだって一緒だし、小柄で可愛いしっ・・・)」ドンッ

澪「いったぁ・・・ごめんなさい。大丈夫ですか?」

憂「イタタ・・・あれ、澪さん?」

澪「憂ちゃん・・・ごめん、大丈夫?」

憂「私は大丈夫ですけど、どうかしたんですか?澪さんが廊下を走るなんて・・・」

澪「べ、別に何もないよ。ただ、なんとなく走っただけだから・・・」

憂「じゃあ、なんで目が真っ赤になってるんですか?」

澪「これは・・・その・・・」

憂「事情、話してもらえませんか?」



澪「う、うわああぁぁぁん・・・」ギュ

憂「み、澪さん?」

澪「憂ちゃん、憂ちゃん・・・・」グスッ

憂「ど、どうしたんですか?いきなり泣き出して・・・」

澪「ご、ごめん・・・憂ちゃんにあって気持ちの歯止めが利かなくなって・・・」ヒッグ

憂「いったい何があったんですか?(普段冷静な澪さんがこんなに取り乱すなんて・・・)」

澪「あのね、私好きな人がいるの・・・」

憂「はい。(お姉ちゃん・・・だったらいいな)」

澪「それで、今日勇気を出して告白しようとしたの・・・でも別のコが目の前で告白しちゃって・・・」

憂「澪さんの好きな人に、ですか?」

澪「うん・・・」グスッ



憂「それで、ふられちゃったんですか?」

澪「・・・わかんない」

憂「・・・えっ?」

澪「唯がOKするのが怖くて逃げてきちゃったんだ・・・」

憂「そう、だったんですか」

澪「うん・・・唯がそのコと付き合っちゃったらどうしよう・・・」

憂「大丈夫ですよ、澪さん」

澪「でも・・・」

憂「そうだ、よかったら今からうちに来ませんか?心が安らぐハーブティーがあるんです」

澪「でも・・・」

憂「いいから。行きましょう」グイッ

澪「あ、ちょっと・・・憂ちゃん・・・」



唯「ごめん、梓ちゃん、私他に好きな人が・・・」

梓「私、ギターに唯先輩のデザインを入れてます!それだけ本気で先輩のことが好きです!だから・・・」

唯「ごめん・・・ごめんね、梓ちゃん。気持ちは嬉しいけど、私、その気持ちにこたえられないよ」

梓「そんな・・・こんなに、こんなに好きで好きでたまらないのに!どうしてですか!どうしてなんですか・・・!」

紬「ダメよ、梓ちゃん。わがままを言って好きな人に迷惑をかけちゃ。」

梓「でも・・・」

紬「人を好きになったらね、その人のことを一番に考えなきゃだめ。命を賭けて守る覚悟がなきゃだめよ。」

梓「っ・・・私ならできます!自信があります!」

紬「それだけ虚勢をはれるなら、身を引くことはできるわね?唯ちゃんが一番幸せになれるのは、好きな人と結ばれたとき。梓ちゃんにできるのは、それを見守ることだけなのよ」

梓「そんなの・・・わかんないです!」

紬「今はわからなくても、そのうちわかるわ。そして、命を賭けてでも守りたい人に出会えるはずよ」

律「(・・・・・・)」



唯「ごめん・・・ごめんね、梓ちゃん・・・」ウルル

梓「な・・・泣かないでください・・・私こそいきなりすみませんでした・・・」

梓「みなさんも迷惑かけてしまってすみませんでした・・・失礼します」

律「おい、行くのかよ?」

梓「はい・・・みなさんに迷惑をかけてしまいましたし・・・ここにはいられません」

紬「・・・それが、梓ちゃんの本心なの?」

梓「・・・違うです・・・本当はみなさんと一緒に演奏したいです・・・でも・・・」

唯「じゃあ、ここにいてよ、梓ちゃん」

梓「でも私・・・」

唯「私は気にしてないよ。そんなことよりも私も梓ちゃんと練習したいよ!」ニコッ

梓「唯先輩・・・私、軽音部に入部します!」

律「おーおー、現金なこって。ま、これで一件落着かな。」



律「ってことでお茶にしようぜ」

唯「いやぁ、やっぱりムギちゃんのいれてくれる紅茶は美味しいねぇ」

律「本当だよなぁ」

紬「ところで、澪ちゃんはどうしてるのかしら?」

律「あ・・・すっかり忘れてた」

唯「もー、りっちゃんたらぁ」

♪Happy過ぎ!?sorry!!歌い出したら最後♪

唯「あれ、憂からメールだ・・・えっと、澪ちゃん今うちにいるんだって?」

律「へぇー、なんでまた」

唯「道端でたまたま会って、うちに連れてったみたい」

紬「そうなの。早まったことにならなくて良かったわ。」

律「ほんと、荷物もほっぽってっちゃうんだもんな、澪のやつ」



唯「じゃあ、私澪ちゃんに荷物届けに行ってくるよ」

律「ほほぅ、そのまま家でごろごろする気なんだろ?」

唯「そ、そんなことないよ」

紬「でも、あまり澪ちゃんを放っておくのもあれだし、今日は解散でいいんじゃないかしら」

律「それもそうか。じゃあ、唯、澪のことよろしくな」

唯「うん、まかせといて!」ダッ

律「早いなー、もう行っちゃったよ」

紬「そうね。じゃあ、私たちも帰ろうか」スタスタ

律「そうだな。」スタスタ

梓「あ、あの、ムギ先輩、今日はありがとうございましたっ//失礼します」タッ

律「こっちも早いなー」

紬「本当ね」



憂「澪さん、お茶はいりましたよ」

澪「あ、ありがと」コクッ

憂「落ち着きました?」

澪「うん、なんとか・・・」

憂「よかった。じゃあ、ちょっと聞きたいことがあるんですけど・・・」

澪「え、何?」

憂「もし、澪さんが好きな人が告白をOKしたらどうするつもりだったんですか?」

澪「やだ・・・」

憂「え?」

澪「やだ・・・やだ・・・考えたくないっ」

憂「澪さん?」

澪「やだ・・・やだよ・・・」



憂「澪さん!やだだけじゃ何もわかりません・・・どうするつもりなんですか!?」

澪「やだ・・・やだよ・・・考えたくないよ・・・」

憂「っ・・・」パァン

澪「つっ・・・」

憂「答えてください。お姉ちゃんが他の人と付き合ったら、どうするつもりなんですか?」

澪「・・・・・・」

憂「目をそらさないでください。辛い現実が訪れてもまだ、そうやって逃げ続けるんですか?」

澪「・・・わかんない」



澪「わかんない・・・けど、同じでいたい。皆で笑ってお茶飲んで演奏して・・・そんな軽音部が、唯の笑顔のもとだって、そう、思うから」

澪「辛い現実から逃げてちゃいけないっていうのはわかってる」

澪「でも、怖くて、怖くて、逃げてたんだ・・・」

憂「澪さん・・・」

澪「それじゃダメなんだ。受け止める覚悟がないのに人を好きになっちゃいけない・・・」

憂「大丈夫です、澪さんならできます」

澪「でも・・・」

憂「新歓ライブで大勢の前で歌えてたじゃないですか。勇気も、覚悟も持てるはずです」

澪「そうだな・・・私は唯が好きだ!もしふられたってこの気持ちは変わらない!」

澪「友達としてでもいい。唯の笑顔のためになんだってしてやるんだ」

唯「ただいま~」

澪「私は、唯が好きだ!!」



唯「ほぇっ!?」

澪「ゆ、ゆゆゆゆゆ唯!?」

唯「み、澪ちゃん、今、今・・・」

澪「あ、あのその、えっと////」

唯「今、私のこと、好き、って・・・」ウルル

唯「私も・・・私も澪ちゃんのこと好きだよ///」ウルル

澪「唯っ・・・ずっと伝えられなくて辛かった・・・」

唯「私も辛かったよ・・・澪ちゃん・・・」

澪「でも・・・通じ合えたんだな、私たち」ギュ

唯「うんっ」ギュ

憂「(お姉ちゃん・・・通じ合えてよかった・・・部屋に戻ろう)」スタスタ



澪「ゆーいっ」ラブラブ

唯「みーおちゃんっ」ラブラブ

律「あれから数週間・・・仲いいのはいーんだけどなぁ・・・」

梓「まともに練習をした記憶がありませんよ・・・」

紬「私は全然OKよ//」

律「あー、そっか・・・梓はもう大丈夫なのか?」

梓「はい!命を賭けて幸せにしたいと思える人ができました。」

唯「ねーねー、りっちゃん」

律「んー?」

唯「古今東西やろうよぅ」

律「よし、こい!タイマンで勝負だ!」

唯「じゃあ、カナ4文字の萌えアニメで勝負だよ。けいおん!」

FIN