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澪「ほら、これなんか可愛いんじゃないか」

唯「そうだね、ブタゴリラみたいで可愛い~」

澪(よし!)

澪「『唯ちゃん唯ちゃんボクブタゴリラだよ~』」フリフリ

澪「な、なんちゃって……」カァ

唯「…………」

唯(澪ちゃん……)ジワァ

澪「ちょ、唯っ?」

唯「な、なんでもない平気」ゴシゴシ

澪「あ、これもいいな。ぼんやりした表情が唯みたいで可愛い」

唯「ひどーい」

澪「あはは」

唯「うふふ。……あっ」



澪「ん? どうした、唯?」

唯「ううん、なんでも」

唯(私みたいで可愛いって、自然に言ってくれた///)

澪「小物なんかも充実してるんだな」

唯「私たまにここで文房具なんかも買ってるよ」

澪「唯は色んなところ知ってるんだな。駅前は私もそれなりに遊びにくるけど、来るところ決まってるし」

唯「えへへ~。褒められた。それじゃあ次は澪ちゃんがいつも行ってるところに行こうよ」

澪「私が行くところ? う~ん。大体律が……あ、ごめん」

唯「いいよ。ゲームセンターとか?」

澪「そうそう。あとまぁ……ここ程の大きさじゃないけどお気に入りの小物屋さんに行くかな」

唯「行きたい行きたい。どこにあるの?」

澪「ちょっとここから遠いんだよ」

唯「いいよ~行こう」



澪「ここだけど……」

唯「わっピンク!」

澪「そ、そうだな///」

唯(赤とかピンクとか。お客さんも小学生っぽい子が多い。澪ちゃんらしいなぁ)

澪(さすがに引かれたかな……)

唯「へぇ~。どれも可愛いね。あ、ヘアピンとかバレッタもいっぱいあるね」

澪「大きめのサイズばかりだから、ちょっと付けるのは恥ずかしいけどな」

唯「そうかなぁ。こうして見ると付けてみたくなっちゃう。ん~と、このうさぎのがいいな」

唯「よっと。どう?」

澪(うわっ……いい、かも///)

唯「どうどう? 澪ちゃん」

澪「唯顔近い///」

唯「あっ///」



澪「い、いいんじゃないか結構似合ってるぞ///」

唯「そう? 澪ちゃんがそう言うなら買っちゃおうかなぁ」

澪「でっでもこんなの付けてたら他のヤツがなんて言うか」

唯「大丈夫だよぉ。値段は……思ったよりするね、これ」

澪「どれどれ。……本当だ。あ、これってブランド物なんだ」

唯「買えない値段じゃないけれど、ちょっとためらっちゃうね」

澪「うう~ん」

唯「貯めてたお金崩しちゃったから、残りのお金でりっちゃんに借りたの返そうと思ってて」

唯「これ買っちゃったら月曜に返せなくなるし、また今度遊びに来たときに買うね」

澪「そうだな。無理して買うもんじゃないし。唯にしてはいい判断だ」

唯「も~さっきからひどいよぉ。私だってちゃんとしてるんだから」

澪「ごめんごめん」



唯「澪ちゃんは何買ったの?」

澪「ノートと消しゴム。歌詞書くのはここで買ってるんだ」

唯(わー、ノートなのにキラキラしてるよ)

唯「そうなんだ。でも部室で見せてくれるのだと普通のノートとかルーズリーフだよね」

澪「あっ。あえーと、清書してこのノートに残しておくんだ。歌詞以外のも……」

唯「今度見せて見せてぇ」キラキラ

澪「や、やだよ! 恥ずかしい……」

唯「いいじゃんいいじゃん~」キラキラ

澪「日記みたいなもんだからだめだ」

唯「澪ちゃんのケチぃ~」プクー

澪「なんと言われようとも見せられません」

澪(危うく澪のポエム&小説集の事がばれてしまうところだった……)ガクガク



澪「次はどこ行こうか」

唯「……ぎゅっ」

澪「えっ///」

唯「……手くらい繋いで歩こうよ」

澪「で、でも変じゃないか、女の子同士で」

唯「だぁ~いじょうぶだよ。仲のいい子どうしだったらうちの学校でもよくいるよ?」

澪「だからってこんなとこでしたら余計に恥ずかしい……」

唯「いや?」



澪「……。もう、ずるいな唯は」

唯「えへへぇ」ニコ

澪(む~。唯に振り回されっぱなしだなぁ。そうだ)

澪「唯、ゲームセンターに行こう」

唯「なにかやりたいゲームでもあるの?」

澪「うん。是非とも」

唯「澪ちゃんがゲームセンターに行ってまでやりたいゲームがあるなんて知らなかった」

澪(ふふふ。唯に一泡吹かせてやる)



唯「あははは! 澪ちゃんおもしろ~い!」

唯「次! 次これ選んでみよ!」

唯「ほらほらじっとしてー」

パシャパシャパシャ!

澪(えらい喜んでしまわれてる……)

澪(プリクラで変なオプション付けて撮って恥ずかしがらせてやろうと思ったら)

澪(私まで一緒にこんな恥ずかしい写真を……)ズーン

唯「じゃあ次は普通に撮ろうか」



澪「そ、それがいいよ! はー、さっきまでのはプリントしないからな」

唯「えー。せっかくおもしろいの撮れたのにぃ」

澪「だめだあんなの誰かに見られたらもう学校行けない……」

唯「仕方ないなぁ」

唯「じゃあ最後はこうしてね」

澪「わっ唯!」

澪(唯正面からくっつきすぎ! 体が全部密着して腰に手が、っていうかほっぺまでくっつけて/// やわらかいしいいい匂いがする///)

唯「ほい、ちーず///」

パシャパシャパシャ!



唯「むほほ。澪ちゃん可愛く撮れたねぇ~」

澪「……もうお嫁にいけない(恥ずかしくて)」

唯「はい、澪ちゃんの分」

澪「あ、りがと……ん?」

澪(あんがいまともなものが多めだな。でもやっぱり最後のはあるんだ///)

唯「これさっそく携帯に貼っちゃおうかな♪」

澪「まてまてまて」

唯「いいじゃ~ん。今日の記念にってことでぇ」

澪「……。貼るなら携帯じゃない目立たないところに貼れよ」

唯「ファンクラブの人がヤキモチ妬いちゃうから?」

澪「ゆい~」

唯「あはは。冗談だよ」



澪「そろそろ暗くなってきたな。今日はこのくらいでお開きにするか」

唯「え~まだ遊び足りないよぅ。この後服でも見に行こうと思ってたのにー」

澪「あまり遅くなると憂ちゃん心配するぞ。途中まで送っていくから」

唯「ぶー。せっかく澪ちゃんとこんなに仲良くなったのにぃ」

澪「!///」

澪「が、学校でも遊べるだろ。そうだ。ほら、これあげるから今日は大人しく帰ろ?」ガサ

唯「なになにアイスー?」

唯「これ……うさちゃんの髪留め……?」

唯「え!? え、悪いよ結構高かったじゃん! 貰えないよ」ドキドキ

澪「いいよ、今日は誘って貰って楽しかったし。お礼ってほどでもないけど唯に似合ってたし」

澪(高いっていっても小物にしたら高いって範囲だから私でも出せるくらいだったもんな)



唯「///」ポー

澪「唯?」

唯「あ……、ごめん。それなら、貰っちゃおうかなぁ///」モジモジ

澪「うん。そうしてくれると嬉しい」

唯「///」

澪「じゃあ行こうか」

唯「あ、いや、私もう帰るね。じゃあね!」ダッシュ!

澪「おい唯!? 送って……」

澪「行っちゃった。なんだ急に」

澪「ちょっと心配だけど、私も帰るか」

澪(今日は楽しかったなぁ。唯とも前より仲良くなれた感じだし。この気分だと良い詩が書けそうだ)

澪(帰ったらさっきのプリクラ貼ろうかな……///)



唯「はぁ、はぁ、はぁ、うちの近くまで走っちゃったよ、はぁ、はぁ……」

唯(なんだろう顔が熱い。ずっと走ってたから?)

澪『結構似合ってるぞ』

唯「///」カァア

唯(どうしようなんでこんなにドキドキしてるんだろ)ドキドキ

唯(澪ちゃんと前より仲良くなれたから? プレゼントまで貰っちゃって)

唯「あっ!」

唯「お礼言うの忘れてた!」

唯「どうしよう澪ちゃん怒ってないかな。今からメールで」



唯「あああああでもなんて書いたら……それにこんなに良いの貰ってお礼がメールっていうのも失礼だよね」

唯「ううーなんだか収まりがきかない~!」ダッシュ!



憂「お姉ちゃんおかえりなさ~いってどうしたの!?」

唯「ぜー、ぜー、た、ただいま……う、い……」バタ...

憂「お姉ちゃん? お、お姉ちゃぁああああん!」



唯「完」



唯「なんて。憂大げさだよぉ」ガバッ ゼーゼー

憂「あ、ごめんね。つい」

唯「憂、み、水」ゼーゼー

憂「ちょっと待っててすぐ持ってくるお待たせ!」

唯「ありがと~」ゴクゴクプハァ

憂「お姉ちゃんどうしたのそんなに息が上がるくらいにまで」

唯「な、なんでもないよ///」

憂「まさか何か危ない目にあって逃げてきたとかじゃないよね?」

唯「ちがうよぉ。心配させてごめんね憂」

憂「そう思うならいつものお帰りのキ・ス」

唯「汗かいちゃったからシャワー浴びてくるねぇ~」ダダッ!

憂「もうお姉ちゃんたら汗ダラダラのままぎゅってしてくれたほう私の肌にまでお姉ちゃんの分泌物が染み込んできて顔や首筋に浮いている玉露の汗をぺろぺろしてお姉ちゃん甘じょっぱい体液が私の細胞の一つ一つに染み渡って」

純「何してるの憂?」

憂「お姉ちゃんの飲んだコップをペロペロして間接キッスとか思ってないよ!」クワッ!



純「いやそこまで聞いてないけどっていうかクワッ!って」

純「お姉さん帰ってきたんだ。トイレから出たら鉢合わせちゃって気まずかったよ」

憂「お姉ちゃんとトイレで!?」

純「都合のいい言葉だけ繋げないでよ憂」

憂「あ、ごめんね純ちゃん。なんだっけ」

純「お姉さん帰ってきたなら私帰るね。お邪魔なっちゃうし」

憂「お姉ちゃんなら大丈夫だよ。むしろ歓迎してくれるよ。夕ご飯も食べていかない?」

純「ううん。また次の機会まで楽しみにしておく。憂の作った料理おいしいから」

純「そっかぁ、それじゃまた来週学校でね」

憂「うん。それじゃまたね。……あ、純ちゃん今日はありがとうね!」

純「へ? 私お菓子食べて漫画読んでゴロゴロしてただけなのに。なんで?」

憂「なんででしょう~」エヘヘ

純(察しが良すぎるのも気まずいなぁ)



唯「あ゛あ゛~。すっきり~」ゴロゴロ

唯「このほどよく火照った体で絨毯の上をゴロゴロする気持ちよさと言ったら……」

憂(芋虫みたいにゴロゴロしてるお姉ちゃん可愛いよぉ)

憂「お姉ちゃん機嫌がいいね。今日は澪さんと楽しんできたの?」

唯「ま、まあね! それよりも純ちゃん来てたんだ。トイレから出てきて気まずそうにしてたよ」

憂「うん、今日は一人だって話したら遊びに来てくれたの。梓ちゃんも誘ったんだけど今日は用事があって来られなかったんだぁ。一人じゃ気まずいけどって純ちゃんが」

唯「そっかぁ。あずにゃんは今日はお父さんの手伝いとかって言ってたかな」

憂「そうそう。どこかのお店でライブのお手伝いするんだって」

唯「あずにゃんは可愛いのにすごいなぁ」

唯「私もあずにゃんに負けずに頑張らないとね!」

唯「憂! 私ギー太の練習これから頑張る前にご飯食べるよ!」

憂「お、お姉ちゃん……」

憂(感動して濡れちゃうよぉ)ジュン



唯「ふぃ~。ご飯食べたらやっぱりお風呂入らないとねぇ。汗流すだけのシャワーじゃ物足りないよ」カポーン

唯「今日は楽しかったなぁ。澪ちゃ」

唯「あぁああああ!?」ザバッ

唯「わっ忘れてた! まだ澪ちゃんにお礼のメール送ってなかったよ!」バサバサ

憂「どうしたのお姉ちゃん大きな声だして。あ、お姉ちゃんアイスはテーブルに置いてあるよー」

唯「ごめんね部屋で澪ちゃんにメールするから」ダダッ

憂「ぐすん……。最近お姉ちゃんが相手してくれない」

憂「」ピッポッパ

憂「あ、純ちゃん? 今日はありがとね。うん、うん。そう――」

憂「え? なにしてるのって? アイスが溶けないように片付けてるところ……」



唯「」

唯「『唯、今日は楽しかったよ。また一緒に遊びに行こうな』って……もう二時間以上も前に来たメールだよ……」

唯「舞い上がってすっかり携帯見るの忘れてた……。お礼はしない、返事は遅いなんて女の子、澪ちゃんは嫌いだよね」

唯「で、でも、とにかく返事は返さないと。まだ遅い時間じゃないし大丈夫だよね」

唯「…………」

唯「なんて送ればいいんだろう。なんか何を送っても嫌なイメージしか想像できないよぉ」

唯「前は澪ちゃんにどういうメールしてたんだっけ……」カチカチ

唯「な、なんか普通だね。今日食べたものとか、部活の事とか、テレビのこととか」

唯「こういう風に軽くメールすればいいのに……」

唯「うーいー!」

憂「おねえちゃんなに!」ガチャ

純『憂? うーいー?』

唯「澪ちゃんにメール送ろうと思ってるんだけど、もう二時間も前に澪ちゃんからメールがきてたの気付かなかったんだ」

唯「普通に返していいのかどうか迷っちゃって」



憂「う~ん。内容にもよるんだけど」

唯「大事なことなんだぁ」

憂「それなら素直に謝ったほうがいいよ。変に言い訳するとあとから大変になるかもしれないよ」

唯「そうだよね……」

純『憂ー? ういー。うぃういうぃういうぃう』
ピッ
憂「もう間に合わないことなの?」

唯「そういうことじゃないけどぉ。遅くなって澪ちゃん怒ってないかなぁ」

憂「それなら、そのくらいで怒る澪さんじゃないよ」

唯「……そうだよね。ありがと、憂」

憂「ううん、いいの。また何かあったら呼んでね!」ガチャ



純「憂、怒っちゃったのかな。気まずいな。っていうか先に無視しだしたのあっちじゃん!」