澪SSまとめ @wiki
梓「澪」1
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moemoequn
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紬「お茶にしましょう」
唯「うん」
梓「あ、私手伝いますよ」
紬「今日は苺ショートとモンブランの2種類あるわよ」
律「私モンブラン」
梓「唯先輩はどれにします?」
唯「私もモンブランで」
梓「澪はどれにする?」
澪「じゃ、苺ショート」
紬(あれ?今澪って?)
唯(呼び捨て?)
梓「はいどうぞ、澪先輩」
澪「ありがとう梓」
紬(今度は澪先輩。聞き違いかしら)
唯(澪ちゃんも何も言わないし聞き間違いだよね)
~次の日
澪「他に誰もいないみたいだな」
梓「じゃあ私達で貸し切りだね」
昼休み、良い天気だから私と澪は一緒にお弁当を持って屋上へ来た。
澪「全く、昨日はみんなの前で澪って呼ぶからビックリしたぞ」
梓「ごめん、澪。ついうっかり」
澪「…澪先輩じゃなくて澪って呼んでくれないか?」
梓「…え?」
澪の口から出てきたその言葉に、梓は一瞬戸惑う。
澪「私と二人きりのとき位、私のこと「澪」って呼んでほしいんだ」
梓「…は、はい……」
呼び捨てで呼ぶ。それだけのことなのに、梓はひどく緊張してしまった。
梓「…み、澪」
澪「ふふ、嬉しい」
澪「それと、出来るだけ敬語も止めてほしいな」
梓「ど、努力します」
澪「努力するよ、だろ?」
梓「努力するよ澪」
そんな会話をしたのが先月。
梓「みんなにはいつまで隠すの?」
澪「べ、別に隠してるわけじゃないんだ。言い出すタイミングがその…」
梓「そうだよね」
まあ確かに軽音部のみんなに説明するの大変そうだしね 。
…私達が恋人になった事
梓「私は、憂と純には話したよ」
澪「えっ?そうなのか」
梓「うん」
澪「で、何て言ってた?」
梓「うーんと」
憂「澪さんと梓ちゃんが?」
梓「うん///」
憂「おめでとう、前から澪さんの事好きだったんだもんね。」
梓「ありがとう」
憂「これでお姉ちゃんは私だけの…」
梓「?」
憂「あ、何でもないよ」
純「まさか梓に澪先輩を取られるだなんて」
梓「ごめんね」
純「ふんだ、良いもん。澪先輩が私の憧れのベーシストってのには変わりないんだから」
梓「純も良い人見つけなよ」
純「どっかに居ないかなー、良い人」
梓「って感じ」
澪「ふーん。結構好意的なんだな」
梓「だから、軽音部のみんなに話しても大丈夫だと思うよ」
澪「そうだけど、もうちょっとだけ時間をくれ」
梓「うん、それよりお弁当食べよ」
澪「そうだな」
梓「はい澪、あ~ん」
澪「照れくさいな///パク…もぐもぐ」
梓「どう?頑張って作ってみたんだけど…」
澪「…まあまあだな」
梓「ええ?!」
澪「嘘だよ、美味しいよ」
梓「澪、ひどいー」
澪「ふふ、ごめんな」
端から見たらバカップルに見えるんだろうか?
でも良いんだそれでも。幸せだから。
軽音部のみんなには、まだ秘密。
でも、そうするとこんな事も起こるわけで
唯「あずにゃーん」
ダキッ
梓「ひゃっ。や、止めて下さいよ」
唯「えへへ」
唯「あずにゃん分を補給~」
スリスリ
うう、澪の方を見るのが怖い。怒ってるかな?
ちらりと様子を伺う。
うわー、般若のような顔でこっち睨んでるよ。
不自然に唯先輩を拒絶するわけにもいかず、あずにゃん分?を補給させてしまった。
澪「全く、唯に抱きつかれて、されるがままなんて」
梓「あれ?もしかして澪、嫉妬してる?」
澪「ち、違う。そんなのじゃない」
梓「じゃあ、私が澪に抱きつくね」
澪「え?」
ダキッ
梓「澪~」
澪「うひゃっ」
梓「澪分を補給~」
スリスリ
澪(うう、こんな筈じゃ///)
梓「機嫌直った?」
澪「も、元から、機嫌悪くしてないからな」
意地っ張りなんだから。
今日は、澪の家で勉強会。私の勉強を見てもらう。
寒いからコタツの温もりが気持ちいい。
澪「ふふふ、梓がそうやってコタツに入ってると本当に猫みたいだな。可愛い」
梓「そう?」
澪「唯があずにゃんって呼びたくなるのも分かるよ」
梓「澪もコタツ入ると猫みたいだよ、澪にゃん」
梓の可愛い冗談がちょっぴり悔しかったので、梓の後ろに回り込み、背中越しに梓を抱きしめ
梓の喉をごろごろと撫でてあげた。
澪「生意気な子猫はこうしてくれる」
澪「よーしよし、可愛いなゴロゴロ」
梓「にゃっ」
すると梓はくるりと振り返り、私のほっぺに顔をすり寄せてきた。
梓「にゃー」
すりすり
澪「わわっ」
梓「ペロペロ」
梓は澪の首筋を舐め上げた。
澪「にゃあっ」
梓「あれ?にゃあって、やっぱり澪の方が猫みたいだね」
澪「///」