澪SSまとめ @wiki
澪「ティアドロップとおにぎり」1
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moemoequn
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唯「いらっ↑しゃーい」ファサッ
澪「おじゃまします」
唯「それじゃあまずはお菓子でも食べよっか」
澪「宿題を先にやるの」
唯「ちぇー」
澪「帰ろうかな」
唯「ごめんなさい宿題教えて下さいっ!」
澪「はいはい」
唯「よーし頑張るぞ!」
澪「冬休みの宿題がまだ終わってないってどうなんだ」
唯「いやぁ、冬休みはライブハウスとか初詣とか色々あって忙しかったんだよ」
澪「……私もなんだけど」
澪「うーん、この量なら夕方には終わるかな」
唯「おおっ心強いお言葉!」
澪「とりあえずお昼までは休みなしで続けるからな」
唯「う、うん……がんばるぞー……」
――――
唯「ぐふぅ……やっとお昼……」
澪「お疲れ。お昼ご飯どうする? 食べに行く?」
唯「いや、ここは私に任せてよ!」
澪「任せるって……? ああ、憂ちゃんが作っておいてくれてるとかっ?」
唯「違うよ~私がお昼作るって事だよ」
澪「えっ!?」
唯「勉強より気合いが入るね!」
澪「お、おい唯、そんな無理しなくても……」
唯「何をおっしゃる。ランチくらいちょっちょこちょいですよ!」
澪「……すっごく不安」
ドターンバターン
澪「……やっぱり手伝おうか?」
唯「大丈夫だってー」
澪「そう……?」
澪「……」
グシャ
澪「わ、私も料理したくなっちゃったなー、なんて」
唯「澪ちゃんには宿題教えてもらってるんだからゆっくりしててよ~」
澪「そ、そんな余計な気を遣わなくてもいいんだぞ……?」
唯「いーからいーからー」
澪「……」
唯「ほっ!! ……はいっ出来ました! 特製オムライスだよ~」
澪「おお……見た目はいいな」
唯「味もいいよ」
澪「でもどの辺が特製なんだ?」
唯「これですっ!」
澪「ケチャップ?」
唯「これで絵を描きまーす」
澪「そう言う事か」
唯「では……何書いてほしい?」
澪「えっ、なんでもいいんだけど」
唯「じゃあハートの真ん中にチキン書くね」
澪「チキンって唯の部屋にあるあの人形……?」
唯「そだよ」
澪「あれは怖いからなしで」
唯「えぇーかわいいのにー。じゃあハンサムさんでいいや」
澪「……まあいいか」
唯「ほっ」
ブペペッ
唯「あっ」
澪「ちょ」
唯「……」
ビューーーー
唯「あれ、意外と難しいな……」
ビュブッ
唯「……おうふ、ここはベタ塗りで誤魔化してっと」
澪「かけ過ぎだ!」
澪「タマゴが大分隠れちゃったんだけど……」
唯「ごめんなさい」
澪「スプーンで唯のオムライスに移せば丁度良くなるかな」
唯「実は私のオムライスで先にケチャップ絵の練習してたんだよね……ほら」
べちゃあ
澪「真っ赤……」
唯「ど、どうしましょう」
澪「……冷蔵庫見ていいかな」
唯「ど、どぞう」
澪「あ、ウィンナーがある。これ炒めようか」
唯「いいねえ!」
ジュ~~~~
澪「できました。ていうか勝手に使って良かったのか?」
唯「大丈夫だよ~。それより早く食べよ」
澪「そっか。じゃあいただきます」
唯「召し上がれ」
澪「……もぐ。もぐもぐ」
澪「……うん! 美味しいよこのオムライス!」
唯「えへへ~でしょでしょ?」
澪「唯って料理出来たんだな」
唯「実は最近練習してたんだよね!」
澪「……あとは台所を綺麗に使えれば完璧だな」
唯「台所は見せないつもりだったんだけどねー」
――――
澪「美味しかったよ」
唯「おそまつさま。私食器洗うから澪ちゃんは休んでてよ」
澪「それなら私も」
唯「いいからいいからー。テレビでも見ててよ」
澪「あ、うん」
澪「……ふぅ」
澪(美味しかった。でも食べ過ぎたかな?)
澪(冬だからなぁ……お肉付くかな)
唯「おまたせー。何見てたの?」
澪「ウチくる」
唯「今日のゲストは……この人誰だっけ?」
澪「ほら、モデルとかやってる人」
唯「おー」
澪「……」
唯「……」
澪「……ふっ」
唯「あははは」
唯「そうだデザートがあるの忘れてた」
澪「デザート?」
唯「うん、澪ちゃんも食べるよね?」
澪「いや……(食べたいけど脂肪ついちゃうかなぁ)」
唯「実は昨日憂に手伝ってもらってケーキ作ったんだよね! あ、今度は私がほとんど作ったんだよ!」
澪「……いただきます」
唯「おっけー。ちょっと待っててね」
澪「……ちょっとくらいなら大して変わらないよな。うん」
――――
澪「そろそろ宿題の続き始めるか」
唯「はぁ……なんだかとってもギー太に触りたい気分」
澪「こういう時だけやる気出すよな」
唯「そういえばピックってすぐに削れちゃうよねー」
澪「んー私はそうでもないかな」
唯「えっそうなの!?」
澪「うん。ベースのピックって大抵三角だろ? 3箇所使えるから減りも遅いんだ」
唯「いいなー私もそのピックにしようかなー」
澪「ベース用だぞ」
唯「そっかー……」
澪「素材によって長持ちするものがあるから――」
唯「なるほど――」
澪「楽器屋で触って――」
唯「――。…………。」
澪「――、――。」
唯「――それで最近出来たスイーツのお店がさー」
澪「あそこかー行ってみたいな……ってもうこんな時間!?」
唯「うわっどうしよう宿題終わってない!!」
澪「しまった……おしゃべりが楽しくてつい」
唯「みおぢゃーん……!」
澪「とにかく始めるぞ! 要点は教えるから後は自力で何とかしてくれ!」
唯「ふえーん!」
――――
――――――――
――――――――――――
澪「……」
澪「……」
澪「あっ」
唯「ごっごめーん!」
澪「遅い! 唯がまた宿題教えてっていうから来たのに」
唯「ごめんね澪ちゃん」
澪「まったく。ほら図書館行くぞ」
唯「待って澪ちゃん! 新しく出来たスイーツのお店行こう! それから楽器屋も行こう!」
澪「宿題やりに来たんだろ」
唯「実は家で頑張って終わらせてきたのです! ぎりぎりまでやってたから遅刻しちゃった」
澪「何しに来たんだよ」
唯「もちろん澪ちゃんとスイーツ食べる為に来たんだよ!」
唯「あとピック買いたくて……だめかな?」
澪「はぁ……食べるならその分しっかり歩いて脂肪燃焼するからな」
唯「望むところだよ! まずは食べに行こう!」
澪「ふふっ、はいはい」
END
*
唯「どれにしようかなー。私も澪ちゃんみたいな形にしようかな」
澪「ギターでこのピックは弾き辛いと思う。大きいし」
唯「確かに。合宿で澪ちゃんが握ったおにぎりみたい」
澪「む。こっちは学園祭で泣いてた唯の涙にそっくりだぞ」
唯「むー。あっそれ私がいつも使ってるピック」
澪「うん。こっちでいいんじゃないか?」
唯「んーでもー……」
澪「こっちの形の方がかわいいのに……」
唯「そう? じゃあいつものにするー。あ、もういっこ買おう。やっぱりこっちも買っちゃお。」
澪「悩む必要あったのか?」
唯「ほくほく」
澪「何だか沢山買ってたな。予備?」
唯「んーん、澪ちゃんにプレゼント。誕生日プレゼントだよ」
澪「安いな」
唯「じゃああげない」
澪「うそうそ、欲しいな」
唯「じゃあはい」
澪「あれ、これってギター用のピック……」
唯「可愛いって言ってたからこっちあげるよ」
澪「はは、ありがとな」
END
澪「おじゃまします」
唯「それじゃあまずはお菓子でも食べよっか」
澪「宿題を先にやるの」
唯「ちぇー」
澪「帰ろうかな」
唯「ごめんなさい宿題教えて下さいっ!」
澪「はいはい」
唯「よーし頑張るぞ!」
澪「冬休みの宿題がまだ終わってないってどうなんだ」
唯「いやぁ、冬休みはライブハウスとか初詣とか色々あって忙しかったんだよ」
澪「……私もなんだけど」
澪「うーん、この量なら夕方には終わるかな」
唯「おおっ心強いお言葉!」
澪「とりあえずお昼までは休みなしで続けるからな」
唯「う、うん……がんばるぞー……」
――――
唯「ぐふぅ……やっとお昼……」
澪「お疲れ。お昼ご飯どうする? 食べに行く?」
唯「いや、ここは私に任せてよ!」
澪「任せるって……? ああ、憂ちゃんが作っておいてくれてるとかっ?」
唯「違うよ~私がお昼作るって事だよ」
澪「えっ!?」
唯「勉強より気合いが入るね!」
澪「お、おい唯、そんな無理しなくても……」
唯「何をおっしゃる。ランチくらいちょっちょこちょいですよ!」
澪「……すっごく不安」
ドターンバターン
澪「……やっぱり手伝おうか?」
唯「大丈夫だってー」
澪「そう……?」
澪「……」
グシャ
澪「わ、私も料理したくなっちゃったなー、なんて」
唯「澪ちゃんには宿題教えてもらってるんだからゆっくりしててよ~」
澪「そ、そんな余計な気を遣わなくてもいいんだぞ……?」
唯「いーからいーからー」
澪「……」
唯「ほっ!! ……はいっ出来ました! 特製オムライスだよ~」
澪「おお……見た目はいいな」
唯「味もいいよ」
澪「でもどの辺が特製なんだ?」
唯「これですっ!」
澪「ケチャップ?」
唯「これで絵を描きまーす」
澪「そう言う事か」
唯「では……何書いてほしい?」
澪「えっ、なんでもいいんだけど」
唯「じゃあハートの真ん中にチキン書くね」
澪「チキンって唯の部屋にあるあの人形……?」
唯「そだよ」
澪「あれは怖いからなしで」
唯「えぇーかわいいのにー。じゃあハンサムさんでいいや」
澪「……まあいいか」
唯「ほっ」
ブペペッ
唯「あっ」
澪「ちょ」
唯「……」
ビューーーー
唯「あれ、意外と難しいな……」
ビュブッ
唯「……おうふ、ここはベタ塗りで誤魔化してっと」
澪「かけ過ぎだ!」
澪「タマゴが大分隠れちゃったんだけど……」
唯「ごめんなさい」
澪「スプーンで唯のオムライスに移せば丁度良くなるかな」
唯「実は私のオムライスで先にケチャップ絵の練習してたんだよね……ほら」
べちゃあ
澪「真っ赤……」
唯「ど、どうしましょう」
澪「……冷蔵庫見ていいかな」
唯「ど、どぞう」
澪「あ、ウィンナーがある。これ炒めようか」
唯「いいねえ!」
ジュ~~~~
澪「できました。ていうか勝手に使って良かったのか?」
唯「大丈夫だよ~。それより早く食べよ」
澪「そっか。じゃあいただきます」
唯「召し上がれ」
澪「……もぐ。もぐもぐ」
澪「……うん! 美味しいよこのオムライス!」
唯「えへへ~でしょでしょ?」
澪「唯って料理出来たんだな」
唯「実は最近練習してたんだよね!」
澪「……あとは台所を綺麗に使えれば完璧だな」
唯「台所は見せないつもりだったんだけどねー」
――――
澪「美味しかったよ」
唯「おそまつさま。私食器洗うから澪ちゃんは休んでてよ」
澪「それなら私も」
唯「いいからいいからー。テレビでも見ててよ」
澪「あ、うん」
澪「……ふぅ」
澪(美味しかった。でも食べ過ぎたかな?)
澪(冬だからなぁ……お肉付くかな)
唯「おまたせー。何見てたの?」
澪「ウチくる」
唯「今日のゲストは……この人誰だっけ?」
澪「ほら、モデルとかやってる人」
唯「おー」
澪「……」
唯「……」
澪「……ふっ」
唯「あははは」
唯「そうだデザートがあるの忘れてた」
澪「デザート?」
唯「うん、澪ちゃんも食べるよね?」
澪「いや……(食べたいけど脂肪ついちゃうかなぁ)」
唯「実は昨日憂に手伝ってもらってケーキ作ったんだよね! あ、今度は私がほとんど作ったんだよ!」
澪「……いただきます」
唯「おっけー。ちょっと待っててね」
澪「……ちょっとくらいなら大して変わらないよな。うん」
――――
澪「そろそろ宿題の続き始めるか」
唯「はぁ……なんだかとってもギー太に触りたい気分」
澪「こういう時だけやる気出すよな」
唯「そういえばピックってすぐに削れちゃうよねー」
澪「んー私はそうでもないかな」
唯「えっそうなの!?」
澪「うん。ベースのピックって大抵三角だろ? 3箇所使えるから減りも遅いんだ」
唯「いいなー私もそのピックにしようかなー」
澪「ベース用だぞ」
唯「そっかー……」
澪「素材によって長持ちするものがあるから――」
唯「なるほど――」
澪「楽器屋で触って――」
唯「――。…………。」
澪「――、――。」
唯「――それで最近出来たスイーツのお店がさー」
澪「あそこかー行ってみたいな……ってもうこんな時間!?」
唯「うわっどうしよう宿題終わってない!!」
澪「しまった……おしゃべりが楽しくてつい」
唯「みおぢゃーん……!」
澪「とにかく始めるぞ! 要点は教えるから後は自力で何とかしてくれ!」
唯「ふえーん!」
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澪「……」
澪「……」
澪「あっ」
唯「ごっごめーん!」
澪「遅い! 唯がまた宿題教えてっていうから来たのに」
唯「ごめんね澪ちゃん」
澪「まったく。ほら図書館行くぞ」
唯「待って澪ちゃん! 新しく出来たスイーツのお店行こう! それから楽器屋も行こう!」
澪「宿題やりに来たんだろ」
唯「実は家で頑張って終わらせてきたのです! ぎりぎりまでやってたから遅刻しちゃった」
澪「何しに来たんだよ」
唯「もちろん澪ちゃんとスイーツ食べる為に来たんだよ!」
唯「あとピック買いたくて……だめかな?」
澪「はぁ……食べるならその分しっかり歩いて脂肪燃焼するからな」
唯「望むところだよ! まずは食べに行こう!」
澪「ふふっ、はいはい」
END
*
唯「どれにしようかなー。私も澪ちゃんみたいな形にしようかな」
澪「ギターでこのピックは弾き辛いと思う。大きいし」
唯「確かに。合宿で澪ちゃんが握ったおにぎりみたい」
澪「む。こっちは学園祭で泣いてた唯の涙にそっくりだぞ」
唯「むー。あっそれ私がいつも使ってるピック」
澪「うん。こっちでいいんじゃないか?」
唯「んーでもー……」
澪「こっちの形の方がかわいいのに……」
唯「そう? じゃあいつものにするー。あ、もういっこ買おう。やっぱりこっちも買っちゃお。」
澪「悩む必要あったのか?」
唯「ほくほく」
澪「何だか沢山買ってたな。予備?」
唯「んーん、澪ちゃんにプレゼント。誕生日プレゼントだよ」
澪「安いな」
唯「じゃああげない」
澪「うそうそ、欲しいな」
唯「じゃあはい」
澪「あれ、これってギター用のピック……」
唯「可愛いって言ってたからこっちあげるよ」
澪「はは、ありがとな」
END