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彼が高校二年生のときに部活動で日本学生科学賞に応募するために書いたもの


人工無能(仮)について


高等学校 *年*組 ** 映


1. 動機

 現段階では完全な人工無脳は存在しない。既に開発されているものに目を向けてみても、文脈や文法などの面でやはり不自然さが残るものが多い。そこで自分で普通の人間と変わらないごく自然な会話ができる人工無能を作ってみようと思った。そもそも夏休み前に部活での研究テーマとして人工無脳を選ぼうとしたことが今回の研究のきっかけである。そのため2ヶ月と短い準備期間では人工知能についての学習も中途半端になってしまうと考え、今回は自力で試行錯誤しながら人工無能を作ってみることにした。

2. 研究方法

 入力に対しどのようなプロセスを経て出力をするのかをまず考え、その後それをプログラムとして作成した。人工無能では実際に話した人がどういう感想を持ったか、が唯一の尺度になると考え、それを元にフィードバックをプログラムに反映させていった。今回は初めに考えたアルゴリズムの根本は変更しないようにした。

3. 人工無能の仕組

  人工無脳はユーザーからの質問に答える形式とした。

   学習の仕組

    1. 掲示板などから質問文と回答文の組のデータを入手
    2. 形態素解析で質問文から特徴的な語句(一般名詞、固有名詞など)を抜     き出す
    3. キーワードとなる語句とそれに対する回答の組をデータベースに登録

  返答の仕組

  1. ユーザーからの質問文を形態素解析し、キーワードを抽出

  2. あらかじめデータベースに登録しておいたキーワードから同一のものを    検索し、それに対する回答を選択

  3. ユーザーに返答

  この方法では回答文は全て人間が打ち込んだものの中から選び出すため、文法的に不自然になるということがあまりない。しかし、文脈の判断はしていないため回答の内容にズレが生じることもある。





 学習の図

質問文

 例:電化製品はどこで買いますか

回答文

 例:ヤマダ電機です

形態素解析

 →質問文から特徴的な語句(キーワード)を抽出

キーワード、回答文

の情報をデータベースに登録


4. 結果
 質問されている内容に関連する内容の返答を出させることはできた。問題は単にキーワードとの照合で返答を選んでいるだけなので会話が成り立たないことも多々あり、そこが今後の改善点になると思った。

5. 今後

 これからは当初の予定通りまず人工知能についての知識を得て、現在はどのようなことが問題がなっているのかを調べた上で今までにない思考エンジンの人工無能を作っていこうと思った。

 自然言語処理能力を高め、学習機能も既存のソフトを利用するだけでなく、自分自身で新たな方法を考えることが、言葉→会話→自然感のある人間の会話につながると思う。研究の第一段階として、いかに自分自身に近づくことのできる人工無能を作ることができるかを今後のテーマとして考えていきたい。