自作パッドとは
ipadを買うお金がない訳じゃない、むしろ持っている。けどたまの休みにディスプレイタブを自作してみたいという純粋な興味本位の週末電子工作愛好家に強い見方になります。というのも自分で作ることがとっても面白いからです。
ブリコラージュ(有り合わせの材料ででっち上げる)的手法を使って簡単にディスプレイタブを自作してみましょう。
必要なのはPCと2万円ほどの投資と分解する勇気、少年のような心だけです。
こんなかんじのものです。
自作パッドはUSBの周辺機器なので開発環境は好きな環境でできて、工夫次第で意外な面白さがあります。
ノートパソコンにつなげばデジタル画材としてスケッチを楽しんだり、
加速度やGPSセンサとつないで、ログをとることもできます。
カメラとつなげばAR(拡張現実)デバイスになるし、
プロジェクタをつなげばまた違った面白みが出てきます。
筐体のかっこよさ(自作旋盤でアルミニウム削りだし、徹底したコンパクト化など)に凝るというのもありです。
発案者の佐藤(tj)はメディアアートをやっている映像メディアの研究者です。なにより「映像メディアを楽しむ」を実践、普及する為のオープンプロジェクトなので、作ったものを共有することで楽しんでます。これらのwikiやwebを含めた活動自体が「デバイスブリコラージュ」というインターフェイスやデバイスの新しいあり方を模索する佐藤のアートプロジェクトです。後で説明しますが、「近距離クラウドコンピューティング」という概念を使ったデバイスのあり方も研究しています。コンセプトを理解し、本気で話を聞いてくれるメーカー担当者さんもまってます(笑)こっちからもけしかけますが。難しいことは別にいいんです。作品との関係や理論的背景について詳しく知りたい方はsato.tjアットgmail.comにご連絡を。とにかく自作パッドを楽しんで!tj
最終更新:2011年01月31日 04:53