ヘヴィファンタジー


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10/08/15~10/12/07

ログ


テンプレ



手繰り寄せた肉球のピンク色が乾きひび割れて取りこぼした酒瓶が真っ逆さまに小指の先へ向かう。
本の角は乾いた脳漿で封を閉じられ爪切りは忘れ物を吐こうか飲み込もうか思案する。
道端に積み重なる鼠の骨拾い集めて耳にねじ込んでも咳の数だけ増えていく。
鞄の底に手が届かず布一枚取り出せないまま出会い頭に折られた鼻骨の指す方向へトボトボと歩く。

「今日は良い天気ですね」

湖に沈む竜の中で昼食にありつく魚類が水面を眺める。剣の使い方も知らない。
枕のへたれ方が歪だ赤外線で太陽の呟きを受信してしまうだろう。此岸と彼岸を分ける細い荒波に鋏を入れる。
薬業の匂いが沸き立つ。手紙は秋の落ち葉と間違われ芋を焼く。
煙がススッと雲の端から糸を垂らし掴んで引っ張ると夜が落ちてきたのだろう。

『血の涙を流せッ!!!!』