遊撃左遷小隊レギオン!


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11/05/01~

現行スレ
【TRPG】遊撃左遷小隊レギオン!Ⅸ【オリジナル】
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1394972079/
避難所
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/10454/1376802302/





+冒頭
――ここが否定の最果てだ!


人類は『英雄』を必要としなくなった。
誰かと共有することのできない才能という現象に、人々が否定的になり始めた時代。

極少数の優れた人間が人類全体を牽引していく社会形態は終りを告げ、
完成されきった魔導技術は誰でも手軽に奇跡を起こせるレベルに社会へ浸透した。

今日より明日は強く輝き、強すぎる光は明日を覆い隠す!激動する時代の中に、取り残される者たちがいた!
『魔』を色濃くその血に残した、いわゆる『天才』たちである!

高すぎるポテンシャルとプライドに組織の中で爪弾きにされ失職寸前の天才たち。
否定され続けた彼らに残された道は、官民問わずあらゆる機関からの出向という形での、左遷。
受け入れ先は帝都王立従士隊、新設されたる窓際部門。『遊撃課』という名の境界なき雑用部隊。

掃き溜めの如く集められた有象無象(レギオン)達は、天才同士身を寄せ合って自分の異質を平均化した。
ここなら誰もが最底辺。天才という名の社会不適合者達は、果たせるかな国防の最前線へ。

そう、ここは最底辺の最前線。
変わりゆく時代に否定され、変わることに抗う者たちの最果て。


【遊撃左遷小隊レギオン!  起章  ――掃き溜めの英雄達――  】
+コンセプト・ルール
ジャンル:群像ファンタジー
コンセプト:時代の過渡期。否定され『変わる』ことを要求された者たちの抵抗
期間(目安):起承転結で4シナリオ
最低参加人数:4人

GM:あり
決定リール:原則あり。過度の場合はGMが調整
○日ルール:あり(5日)→5/21より(3日ルール)に変更
版権・越境:なし
名無し参加:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:あり
備考:最強厨歓迎
+主な設定
世界観:
剣と魔法のファンタジー世界。魔法は明確な技術体系として社会に取り込まれている。
かつて魔族とヒトの祖は交わり、その身に魔族の血として魔力を宿した人類が生まれた。
剣から魔法へ、魔法から魔術へ、時代の変遷と共に『魔』は洗練され、高度に社会に浸透する。
そして時代は下り現代。人々の中から段々と『魔』は薄くなり、失われていこうとしている。
舞台となるのは大陸の半分ほどを領地とする巨大国家『帝国』。
対外兵力として正規軍、国家内部への治安維持組織として騎士団と従士隊を持ち、
主に官僚や貴族の護衛に騎士を、国民の守護に従士を置く。

従士隊:
自衛隊と警察を合わせたような治安維持機関。騎士の下役で、職分は国家公務員。
その実力は構成員によってピンキリで、軍ほどの練度もなければ騎士団程の人材もない。
万年人材不足ゆえに、打開策としてあらゆる機関からの左遷者を集めた『遊撃課』を設立する。


遺才《ブラックボックス》:
この世界での『才能』とは現実に言う漫然としたものではなく、個人に備わった一種の『特殊体質』である。
その身に宿す人類の祖、魔族の血脈が表出した絶対不変の遺伝形質。これを『遺才《ブラックボックス》』と呼ぶ。
例えば剣の才能がある者は、どれだけ怠けようともどれだけ虚弱でも、剣においては才能のない者より強い。
故にこの世界では、血筋と家柄が何よりも重いのだ。

マテリアル:
『遺才』を発揮する為には祖となった魔族に自分を近づける必要がある。
具体的なイメージのしやすさからそれは大抵『才能の象徴』となる物を身につけることになる。
剣の才能があれば剣やそれを模ったものを、知識の才能であれば書や本を……などなど。
その象徴物をマテリアルと呼ぶ。
+魔法について
魔法とは『魔術、聖術、符術その他魔力によって励起される現象・技術』の総称です。
逆説、魔力とは『魔法を使うためのパワー』だと思っていただければOKです。
現実に例えれば電子機器と電力の関係のようなもので、ただし魔力はそれらと違いかなり応用が効きます。

魔力は生物・無生物問わずあらゆる存在に生み出すことが可能で、他のあらゆる力に代替することができる万能エネルギーです。
例えば人間は普通に体内に魔力を有していて、それを使って魔法を発動します。
また魔鉱石と呼ばれる魔力含有量の高い石を専用の炉にくべて業務用の魔力を抽出したりなんてこともあります。

+魔術について
魔術とは作品世界において最もポピュラーな『魔法』であり、『術式』というプログラムによって魔力を現象に変換します。
術式にはいくつか種類があって、術式を口述する"呪文"、文字で術式を記述する"陣"、脳内で術式を思い描く"思念転写"が有名。

通常、ヒトが魔術を使う場合、体内の魔力を練り上げ、術式を通して励起する現象の方向性を指定します。
例えば火炎術式であれば『魔力を炎に変換し、前方へ向けて投射』、飛翔j術式であれば『魔力を風に変換し、下方向へ噴射』
といった具合です。上記の術式は単純なものですが、起こしたい現象が複雑であればあるほど術式は長くなります。

魔術に関しては一般社会のレベルで浸透しているため、簡単なものは初等教育の段階から教わります。
ただし、後述する魔導具の存在によって術式の原理を知らなくとも魔術は使えるため、専門的に学ぶ者は少ないです。

予め術式を仕込んでおいたアイテムに魔力を流して魔法を発動するというのは作中でも箒やゴーレム、魔導砲などで出てきていますね
いわゆる『魔導具』、その内部機構の『魔導炉』と呼ばれていたアレです。

また魔術の規模が広範であればあるほど、複雑であればあるほど消費される魔力は大きくなります。
ゴーレムや都市規模の防衛結界、大陸横断鉄道などはとうていヒト一人の生産する魔力ではおっつきません。
そういうときに大活躍するのが魔力を蓄積しておける『畜魔オーブ』です。
こいつを魔導炉に直結し、大容量の魔力を常に送り続けられるラインを確保することでゴーレムや鉄道は機能するわけですね。


+騎士について
騎士とは称号であり名誉職である。
戦場の主役が馬と槍だった頃の名残で、それらがゴーレムと兵士にとり変わった後も、『武』の象徴として重用されたる職分だ。

帝国では古くから『遺才』という概念の関係上、血の尊い貴族が戦場でも実権を握っていた。
良き眷属の血を持つものは、より良き血の持ち主と交わり、『家系』としての強さを伸ばしていく。
ゆえに雑種から突然変異的に発現でもしない限り、多くの遺才は貴族によって独占されていた。

必然的に、名家の世継ぎから下の就職先として多くの貴族を擁する帝国騎士団は、帝都最強の戦闘集団に違いなかった。
旧態然とした剣や盾の戦術は、正規軍のゴーレムや飛翔機雷に瞬間火力でこそ劣るものの、白兵戦では掛け値なく一騎当千。
騎士団から将校として軍に出向する者も多くいるため、実質的に帝国の戦力の要は彼ら帝国騎士団が握っているのである。

騎士団には明確な縦社会の関係がない。騎士とは本来雑兵を束ねる戦場の将であり、言ってみれば全員がリーダーだからだ。
代わりに上位騎士・下位騎士というランク付けがあり、上位は下位に優先するという形で上意下達を暫定的に形成している。
上位騎士にもなれば貴族としては出世の最高到達点。軍の将官級や従士隊の部長クラスと同等の実力があると見なされるほどなのだ。


帝国騎士団というのは副次的に武力を持つだけでその本質は軍事ではなく行政機関です
従士隊が自衛隊と警察の複合組織と言うならば、騎士団は行政庁(この世界では城)所属の高級官僚というわけですね

下位騎士は家格や学歴次第で広く門戸を開かれていますが、上位騎士は完全なる実績選出です
上位騎士になれば幹部待遇での軍や従士隊への出向、元老院への列席、護国十戦鬼への招聘などさまざまな道が拓かれます
騎士団全体の中でも一握り、5パーセント程度しか存在しないエリートオブエリート、それが上位騎士なのです
昇進には武官であれ、文官であれ、他の下位騎士より抜きん出ていて上位騎士にも遅れを取らない有能さが必要になります

前置きが長くなりましたが、上位騎士への昇進は試験ではなく選出です
行政機関なので、公務員たる騎士の昇降は国家法とそれを直轄する元老院によって厳格に定められています
官僚として行政の様々に関わる必要のある下位騎士と異なり、上位騎士は己の一芸のみを国家の為に使うことを求められます
教導院でも落ちこぼれ騎士団でもうだつの上がらなかったスティレットは、『剣鬼』という一芸だけで上位騎士になりました
逆に言えば他がどれだけ万能で優秀な人材でも、誰にも負けない一芸がなければ上位騎士にはなれないということです
そういった、個人の有能さを測る『基準』としての意味合いも上位騎士にはあるわけです

つまり、上位騎士への昇格条件は、『現・上位騎士の誰かにその専門分野で勝つ』こと(例:剣による一騎打ちでスティレットに勝つ)
あるいは『現上位騎士がカバーしていない専門分野を見つけ出し、それが帝国にとって有用だと元老院に立証すること』
(例:新しい技術の創出→プレゼンで立証、もの凄く人望がある→署名や投票で立証 など)
当然上位騎士はみな鬼銘クラスの遺才を持った天才たちなので一筋縄では行きません
上位騎士になるということは、その専門分野では帝国の誰にも負けない、最強であるということの証明なのです

+大陸と帝国
そも、帝国の存在する大陸は大雑把に言って『大きな亀裂の入った卵』のような緩やかな楕円形をしています。
この"亀裂"にあたる部分は大昔に魔族やらと色々あった時期に地割れして海水の流れこんだ入江河になっており、
内陸国であり海に面していない帝国にも海産資源をもたらしています。無理やり記号化すると、マイルドセブンのロゴみたいな形です。
(参考:http://mokupaku.seesaa.net/tobacco/MILDSEVENprime1.jpg)実際はもうちょっと亀裂も細くいびつです

帝国はこの大陸のほぼ真ん中を陣取っている大陸最大の国家です。
面積にして大陸の半分弱、広大な土地と膨大な資源、それから後述する特殊な国家加護によって永盛を享受してきました。
しかし同時に、大陸の真ん中にあるために四方八方あらゆる方向に敵を作っていることにもなります。
帝国は領土を必ず帝都を中心にした正円型にしなければならないという制約があり、360°全方角に隣国との国境があるのです。

帝国は首都を現在のエストアリア(旧名・円環都市)に遷都してから、大規模な国策事業として加護結界の敷設に取り掛かりました。
遷都以前の大陸では無数の大国が覇権を争う群雄割拠の時代に突入しており、
当時全方位を敵国に囲まれた一介の弱小国家であった帝国に、魔を喰い魔に喰われる激戦を勝ち抜く国力はありませんでした。
半端に内陸だったために、全ての隣国との戦線を維持しなければならず、軍事資源が枯渇することは近い未来だったのです。

そこで人材にだけは恵まれていた帝国の政治家たちと国抱えの魔導師たちが、現状打破のための国策事業に乗り出したわけです。
遷都したエストアリアの都市級加護結界を拡大し、国一体を丸々覆い尽くせるほどの国家結界とし、
『円環』という名前の持つ"永劫"、"回帰"、"囲護"などの意味を抽出した加護を『土地そのもの』に付与することに成功しました。
加護によって魔法的に安定した大地は豊穣となり、そこに住む者の肉体を強靭に育て、良質な魔力資源を生み出します。
それらの恩恵を受けて帝国は長きに渡る戦いを勝ち抜くことに成功し、大陸最大の国家にまで成長したのです。

国土全域に影響するという強力な加護ですが、円環という形そのものに魔術的意味を持たせるために領土は必ず円形である必要があり、
帝国領を広げようとすれば必然的に他の全方位の地域を同時侵略しなければならないという制約が課されています。
正円型の国境ラインを築けない臨海部や山脈は越えられず、円形を保つために大陸の四隅は侵略できません。
この成り立ちの経緯によって、大陸の国家達は中央の帝国によって分かたれた四方に点在しているということになります。
+大陸の国家達
現在の大陸内の割拠図について。
前述の通り帝国を中央にした四方が他国の領土となっているわけですが、便宜上これを東西南北の四方面と定義します。

帝国の西隣、大陸の西方面に広がっているのが現在帝国と領土問題を巡って衝突中の小国家群『西方エルトラス連邦』。
主に侵略国家である帝国に対抗するために結ばれた小国家連合であり、国家間の壁も殆どないため事実上一国となっています。
資源確保のために少しでも多く土地の欲しいエルトラスと、結界維持のため絶対に土地を譲れない帝国との間に摩擦があります。
第一章でのダンブルフィードが国境にあたり、散発的な小競り合いが今なお当地では続いています。

帝国の北隣、大陸の北方面に居を構えるは山間国家『トラバキア王国』を始めとした北方国家の数々。
帝国との関係は良好で、タニングラード限定ではありますが恒常的に貿易を行なっているため個人的な馴染みの深い商人も多数。
西方と違い文化や特産物に帝国との明確な違いがあるため、お互い相手の商品に需要がある商売的にWinWinの関係です。

帝国の東隣、大陸の東方面に在するのが複数の東洋国家達。
これも西方とは違い小国家群ではなく東地域に幾つかの中小国家が点在する形で、それぞれ異なる特色があります。
押しなべて海洋資源が豊富で、また独特の意匠を凝らした工芸品は帝国でも人気があり高く買い付けています。
大陸の中でも極めて異彩を放つ存在であり、独特の文化、独特の武術、独特の精神道に相容れないという意見も。

帝国の南隣、大陸の南方面を占めるのが帝国と覇権を二分する大陸国家『共和国』。
大陸では大変珍しい民主政治を採り入れており、国民総選挙によって主権代表者<大統領>を決定し政治を行なっています。
革新的な技術や制度を生み出すことに長け、早くから封建制度を廃止して帝国のような貴族政治を撤廃しました。
故に貴族という身分はほとんど形骸化しており、帝国のように強力な遺才を持つ者は極めて少数です。
ある意味では、『一部の賢者と多数の愚民』である帝国等に対し『全員が中庸』を掲げる共和国は在るべき未来の姿かもしれません。
また技術立国であり、帝国より常に10年先を行くと言われる兵器開発によって遺才に負けぬ強力な戦力を保持しています。
帝国とはパワーバランスが拮抗しているために戦争の気配はありませんが、タニングラードの事件の推移によっては……?
+帝国軍について
◆帝国軍概略
帝国軍は主に他国への侵略・他国からの防衛及び国外で起きた事件への派遣対処を目的とした軍事組織です。
現代のように陸海空と分かれているわけではなく、部隊の中で陸戦担当や空戦担当などといった具合に役割分担されています。
というのも内陸国である帝国にとって陸上での戦闘が殆どを占めるため、空と海の戦力が独立して行動することは殆ど無いからです。
軍の作戦は基本的に部隊の単位で投入されるため、作戦の内容に合わせて陸海空の担当バランスを組み替えて編成するわけです。
これを帝国の軍事用語で『内的柔軟対応』と言います。大雑把に言えば部隊内で適材適所を確保できる方式、といった感じですね。

ちなみに帝国軍・騎士団・従士隊はその剣を皇帝に捧げているため、これらを総称して『皇下三剣』(略称・三剣)と呼びます。
それぞれの剣には異なる象徴があり、軍の剣は"武"、騎士の剣は"政"、従士の剣は"護"という意味を表しています。
帝国旗や皇家紋章にも、この三剣が正三角形に交わった上に皇家が立つ姿が描かれていて、封建政治のイメージを強めています。


◆構成
帝国軍は皇帝に剣を捧げていますが、実質的に皇帝の相談役である元老院の統制下にあります。
ここが他の三剣と違うところで、騎士団や従士隊は皇帝の下に直接騎士団長や従士隊長があるため権限が独立していますが、
軍だけは皇帝と最高司令官との間に元老院がワンクッションあることで、軍の行動決定権を元老院が握っていることになります。
これは軍に決定権を持たせないことで独走を防ぎ、いかなる軍事的な行為も政治的な判断で以って行うことを意味しています。
帝国は侵略国家であると同時に、前述の加護によって迂闊に侵略ができない立場でもあります。
なので大国ゆえの傲慢である侵略行為に元老院が「待った」をかけ、必ず国内の平和を優先してから軍事行動に移るというシステム。
帝政国家でありながら、擬似的にではありますが現代日本のようにシビリアンコントロールが実現されているわけですね。

さて、帝国軍にはいくつかの分類がありまして、陸海空のような役割分担ではなく対応する方面によって分けられています。
北部方面隊、東部方面隊、南部方面隊、西部方面隊といった具合に帝国の東西南北に対応する四方方面隊。
それから各方面隊への遊撃的な加勢や国内で従士隊の装備では対応できない巨大魔獣が出現した際の討伐等を行う中央方面隊。
この5つが帝国軍の基本になります。
この中で普通科や兵站科、支援科や通信科などの専門科へと更に分化していくわけですが、細かくなりすぎるので割愛します。


◆装備
歩兵用では剣槍や携行魔導砲、車輪と噴射術式のついた自走魔導砲や連射のできる分隊支援魔導砲、飛翔機雷や埋没機雷など。
また騎兵・機兵という兵科があり、それぞれ騎竜と呼ばれる騎乗できる竜畜やゴーレムに搭乗して作戦を行います。

騎竜は大人しく人に従順な飛竜を飼い慣らして騎乗用にしたもので、現在は馬に代わる騎兵戦力として活躍しています。
粗食な糧秣にも耐え、『箒』よりも長く飛び続けることができ、頑丈な甲殻によって多少の攻撃じゃ墜ちません。
反面翔ぶことに特化しているために攻撃能力は低く、羽撃きによって揚力を得るため非常に乗り心地が悪く騎乗に熟練が必要です。
また炎を吐くことのできる騎竜種が近年交配によって作られつつありますが、実戦配備にはまだかかりそうです。

傀儡重機、ゴーレムは第一章で出てきたように『インファイト』系の近接ゴーレムや『ミドルファイト』のような砲撃特化型まで。
陸戦最強の戦力のために戦場では如何に敵のゴーレムを無力化するかが趨勢を握る大きな鍵になっています。
飛翔機雷や埋没機雷の発達によって歩兵一人でもゴーレムを破壊できるような火力を手にするようになったため、
随伴歩兵を使ってゴーレムを護り、敵ゴーレムに機雷を届かせる戦術が競われています。


◆階級
現代の軍隊の階級とほぼ同じに見て大丈夫です。
正式な呼び方は左官、尉官、下士官それぞれ官名に『帝』の文字が入ります。
例えば大佐ならば正式には『一等帝佐』、中尉ならば『二等帝尉』、軍曹ならば『帝曹』といった具合です。
ただし軍内では正式な呼び方はほぼ形骸化しており、普通に大佐、中尉、軍曹と呼ぶようにはなっています。
各方面隊に将校がおり、方面隊のトップを『帝将』と呼びます。各方面五人の帝将の上に立つのが『総司令』。
士官ではない兵卒は普通に一等兵、二等兵、兵長といった感じに呼ぶみたいです。

+皇下三剣の人員的特色
◆帝国軍
軍には大別して2種類の入り方があります。
帝国では徴兵ではなく募兵制度を採用しており、定期公募から志願して兵士として入隊する『一般兵卒』。
そして士官学校や教導院を上位で卒業し将校などを目指して入隊する『幹部候補』(キャリア)。
当然この2つでは人員的特色も異なります。

一般兵卒は都市の労働者層や地方からの出稼ぎとして入隊する者が多く、従ってガラの悪い者も相対的に多くなります。
軍の福利厚生や給料は魅力的なため、都会で一旗上げるためにタネ銭を稼ごうと入隊してくるケースが多いです。
また訓練期間によって練度に大きく差が出るために、一般兵卒の出世は並外れた戦績でもない限り基本的に年功序列となっています。
ただし出世のスピードは遅く、必要額だけ稼いだら除隊、という人も多いために定年まで勤めても伍長か帝曹あたりが限界になります。

幹部候補は基本的に貴族ばかりです。遺才という概念上どうしようもありませんが、庶民層からの入隊はかなり狭き門です。
ただし、帝国では庶民でも入れる王立学府である『教導院』の卒業試験の成績で格付けをするシステムを採用しており、
格付け如何では庶民の出でも幹部候補やその前段階の士官学校を狙うことは十分可能です。
前述のとおり遺才によって熟練度に関係なく武功を挙げられるため、どちからと言えば実績主義的な風合が強いです。
金持ちほど長く戦場には居たがらないので、実力によって重要ポストを狙えるシステムは金持ち庶民両方にWINなシステムですね。


◆騎士団
騎士はほぼ貴族しかいないと言っても差し支えありません。従って、本人の実力よりも家格が優先されます。
教導院から庶民として騎士団に入ることもできますが、より強き才能を有する家格にはどうしても勝てません。
騎士団には上位騎士・下位騎士以外の序列がないためにそこまで酷くはありませんが、家格による差別もあります。
それでも高い家格を持つ者の集まる騎士団に在籍していれば、政略結婚などで良家に併合してもらえるかもという打算があり、
自分の家や自分自身を政治の道具として割り切れる者こそが貴族社会で成り上がっていけることになります。

ちなみに『家格という一芸』で上位騎士になった者もいたりします。
騎士団ないし帝国内での"血筋"の価値が如何に重要視されているか、ということを如実に表すエピソードです。


◆従士隊
基本的に全員叩き上げです。どんな層からでも、何歳からでも入ることのできる一番門戸の広い公務員です。
一時期国内での産業が低迷し街に失業者が溢れかえったことがあり、その際のセーフティネットとして従士隊の雇用枠を広げました。
その時の名残で今でも『食うに困ったら従士隊へ行け』といった定型句が労働者の間に伝わっており、敷居を下げ続けています。
ただしここ十年ほどで人材不足を懸念した幹部たちは、教導院の成績によって幹部候補として優遇するキャリア採用に着手。
ボルトがこの齢にして課長職をやっているのも、このキャリア枠によって入隊した従士だからです。

ほぼ全員が庶民のため、徹底した実力主義と経験主義を出世に課しています。
騎士団や軍に比べどうしても練度の点で劣るため、とにかく秀でた者を取り立ててやらないと士気を維持できないわけです。
帝国内での立場の低さから貧乏くじを引くことが多く、『遊撃課』も半ば元老院から押し付けられた形での設立でした。
+質疑応答
――エルトラスとの睨み合いになっている?

いかにも。帝国の現在の軍事情勢は対エルトラスを中心に整備されています。
北国との同盟も、商業的な価値だけでなく西方への牽制の意味もあるわけです。
山道に強い北国兵は、エルトラス軍の背後を山間部から挟撃するのに向いていますからね。

逆にエルトラスは帝国を牽制すべく南方へと共同戦線を張る旨の打診を繰り返していますが、
魔力資源に乏しい共和国にとって確実な利益の見込めない戦争は控えたいところ。
エルトラスもまた帝国の資源を求めているために、両者の目的は競合し今度は西南で戦争が起きかねません。
つまりセフィリアさんの推察通り、侵略的意図を超えた、両者が手を組む『大義名分』に欠けているのが現状なのですね。

では現在最も『大義名分』として使えそうなのは――『不義理に対する制裁』です。
大陸間で絶妙なバランスを保っていた軍事的均衡を帝国が一歩的に破れば、各国からの非難を受ける格好の的になります。
具体的にはタニングラードの自治権侵害。つまり本シナリオの転がり方次第というわけです。
帝国がこのまま善良な一国家であれば戦争は起きず、しかし国際的な『悪役』になった瞬間袋叩きを受ける。
こういう緊張がある為に、元老院は即刻ユーディの確保を急がせているのです。


――東方に関して

ロンさんの出身地がある……といった程度にしか設定してないですね。
東方面の最大国家はやっぱり中華っぽい国なんでしょうが、日本的な国があっても良いと思います。
史実での中世東洋ってものすごいガラパゴス的進化を遂げてるので、そういうのが本作世界にも混じってると考えると楽しいです。


――共和国について

政治形態は国民の直接選挙による大統領制ですね。
議会から独立したいち政治家として立候補して、国民の投票で持って民意の代行者の資格を得る、アメリカ式です。
権力分立ですが、まず行政権として大統領を擁する国治院、司法権として夜警院の二つがあります。
そして共和国は平民が政治家になるため政治と国民の距離が近く、立法を国民選挙によって行うという特色があります。
行政を政治家に一任するかわり、国民みんなでルールをつくる、そのための選挙を惜しまない選挙大国としての側面もあるのです。


――パンプキン・シザーズについて

おっしゃる通り、同作の影響は多分にあると思います。
ああいう、世界が登場人物の周囲だけで終始しない、大局的な『舞台』を描く作品が好きです。
とかく創作では敬遠されがちな『政治』という概念を、ああも面白く魅せられた感動はとても新鮮でした。


――共和国のゴーレムについて

もちろんあります。大陸ではどの国でもゴーレムが陸戦最強の戦力でして、こぞって開発競争が繰り広げられています。
帝国のゴーレム戦術が機体性能よりも操縦者の技能に頼るところが大きいのに対し、共和国のゴーレムはスペック重視です。
帝国の十年先を行く最先端技術によって、帝国の天才が駆る機が一騎当千ならば共和国は一騎当百を十機用意できます。
ただし共和国は国内の魔力資源に乏しいため、そうそう容易くパワーバランスを覆すほどの戦力を用意できないのが現実です。
また、共和国は兵器を大事に使うことでも有名で、行く先々の戦場で鹵獲したゴーレムを修繕改造して配備に加えていたため、
戦闘するほど戦力が増えていくという他国からしてみれば意味不明な軍隊となっていたようです。

共和国にとって現在の割拠図における一番の不幸は隣接する国が悉く魔力資源不足だということでしょう。
もしも西方に魔力資源が余っていたならば、同盟を組んで技術と資源を兼ね備えた最強の国が誕生していました。
というのも裏設定として中央に構える帝国がその加護によって大陸中の魔力を領土内に吸い上げてしまうからというのがあり、
その事実に当の帝国すら気付いておらず、このままでは周辺諸国が枯れ果てるのも近くはないですが確実な未来なのです。
二百年後か、三百年後か、あるいはどこかの技術者が事実に気付くまで、この歪に均衡のとれた力関係は続くことでしょう。
そのときは、大陸全ての国を巻き込む大戦争が起きるかもしれません。

キャラクターテンプレ






+テンプレフォーマット
キャラ用テンプレ

名前:
性別:
年齢:
性格:
外見:
血筋:(『〇〇の眷属』 生まれ、親の職業や、由緒正しい家柄ならそれを)
装備:(武器・防具・アクセサリーなど)
遺才:(キャラが何の天才なのかを簡単に)
マテリアル:(キャラの遺才を発揮するのに必要な媒体)
前職:(左遷されてくる前に所属してた職業)
異名:(天才なので二つ名の一つや二つ)
左遷理由:
基本戦術:
目標:
うわさ1:
うわさ2:
うわさ3:

二次SS(レギオン専用萌えスレより転載)





関連スレ

世界観と登場人物の一部を共有。シナリオ自体は完全に独立している
ダークファンタジー(一期) 09/06/29~09/12/03
ダークファンタジー 09/12/6~11/05/03