帝国軍と連合軍の戦い

1 :気狭霧:2010/03/19(金) 03:09:57 0
皆さん初めまして連合軍隊長気狭霧です
今から帝国軍に反撃しようと思います
帝国軍か連合軍になって
国を守り切ってください
2 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 03:13:53 0
名前:

年齢:

性別:

体格:

所属国:

身分:

装備:

特技:

性格:

容姿の特徴:

戦争に対して:

3 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 03:21:47 0
名前:気狭霧
年齢: 21
性別: 男
体格:少し痩せ型の筋肉質
所属国:連合軍
身分: 隊長とバンパイア上級
装備: 主に大剣 たまに二丁拳銃
特技: テレポート それか敵地で暴れ回る血を飲めば自己再生
性格: 優しいが少し変わった所もある
容姿の特徴:いつもは赤いジャケットを来て顔を隠している 戦う時はナイトみたいな防具に変わる
戦争に対して:戦争は良くないがこれはどうにかして 終わらせる
簡単なキャラ説明:別にないが少しチート気味てるがまあ平気
4 :名無しになりきれ[sage]:2010/03/19(金) 05:49:42 0
んで世界設定は?
5 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 06:18:13 0
>>3
世界は 連合軍によって平和だったが
平和が嫌いな魔族や狂った少佐が
反乱を起こし勢力を蓄え帝国軍になり
連合軍に攻撃そして連合軍は壊滅寸前
それ以来外は魔物など.....
連合軍の場所は平和だ....
それくらいだ魔法なども使える物は使えるらしいな....
6 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 06:18:54 0
>>4
すまんミスだ
7 :名無しになりきれ:2010/03/19(金) 13:23:40 0
仙台人って、ホント冷たいよな。
俺は、出身地は、宮城人じゃないけどさ、
他人のことは知らんぷりで、性格の悪い奴らばっかり。
8 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 14:09:48 0
>>7 その仙台とはどこにあるんですか??
すごく気になりますねえ・・・
そこに兵士はいるんでしょうか?
もしいたら話してみたいですねえ
それより今の状況が治るか問題ですがねえ・・・・
9 :アルフレド[sage]:2010/03/19(金) 15:09:29 0
今日付けで、気狭霧隊長の下に配属されたアルフレド・ゴドーです。
御指導の程よろしくお願いします。


名前:アルフレド・ゴドー
年齢:18
性別:男
体格:背は高いが貧弱な印象
所属国:連合軍
身分:一般兵
装備:拳銃と短剣
特技:特になし
性格:実直だが気弱
容姿の特徴:オールバックの金髪に碧眼、白い肌。緑の軍服。
戦争に対して:戦争は怖いですが愛国心から軍に参加しました。
10 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 15:21:13 0
>>9 アルフレッドと言うのですね、宜しく
ちなみに君は戦いを経験していますか?
経験していなと戦場には出せないんですよ
その代わり練習と言ってはなんですが
外に行けば雑魚がいるでしょう
そいつを倒せば練習になりますよ...
今はまだ敵地に乗り込むのは無理があるので
少し練習して見たら良いですよ
もし何かあったら来なさい
私は今から見回りと戦略を練るので
また明日会えたら会いましょう
それでは(敬礼をとり 部屋から出て行く)
11 :アルフレッド[sage]:2010/03/19(金) 15:38:50 0
>>10
いえ、残念ながら武器の扱いを教わっただけで本格的な戦闘は未経験であります。
外に行けば雑魚……実地訓練で経験を積めという事ですね。
野外演習の命令、了解致しました!
早速、南部の丘陵地帯に向かいます。

それと名前は……い、いえ自分の名前はアルフレッドであります!間違いありません!
どうやら書類に記入ミスをしたようであります。
申し訳ありません!
(敬礼して部屋から退出)
12 :気狭霧[sage]:2010/03/19(金) 16:03:17 0
うむ?
すまん汚い言葉が出てしまった
アルフレド君だね 以後気をつけよう
そうだね 練習場である程度練習すと良いですよ....
それでは(無線を切る)
13 :カネダ・ジロウ[sage]:2010/03/19(金) 18:06:53 0
名前:カネダ・ジロウ
年齢:32
性別:男
体格:筋肉隆々
所属国:帝国軍
身分:特務兵
装備:サブマシンガン
    生体兵器として改造を受け手が触手のような刃となる。
特技:寝たままで見張り。
性格:マゾ。マゾなので地獄の改造を受けても気持ちよかったらしい。
容姿の特徴:出っ歯で三枚目。
戦争に対して:別に上に人がいいって言うならいいんじゃないの?
         それよりもっと俺に鉛玉撃ってよ!


全体的に痛いやられ役だが問題なし。
14 :カネダ・ジロウ[sage]:2010/03/19(金) 18:13:36 0
「うへへへへ……連合軍の丘陵地帯を偵察してたら、新兵がいるじゃねーか」

薄気味悪い笑いを浮かべながら、双眼鏡でアルフレドを確認する男がいた。
名はカネダ・ジロウ。

ドMなのが問題ではあるが、それを除けば優秀な兵士。
連合軍の領地を偵察任務を行っていたところ、敵を見つけたという訳である。

「くくくく!あいつは俺に何発銃弾をぶちこんでくれるかなあああああ!?」

偵察任務なのでわざわざ攻撃を仕掛ける必要性は皆無に近いのだが、地がマゾ故に
攻撃してくれる、という期待を持って演習中であるアルフレドに向かって走っていく。

「おいコラァァァァ俺は敵だぞぉぉぉぉぉ頼むから攻撃してくれえええええええ!」


この男、心底バカである。
15 :アルフレド[sage]:2010/03/19(金) 19:54:40 0
この辺りは見た事も無い猛獣が多いようだな。
確かに訓練にはなるが、気が休まらない……。

>>12
名を覚えていただき、ありがとうございます!
(通信が切れたので、無線器をしまう)

>>14
な、何だ……あいつは!?
敵……なのか?

攻撃してくれだって?
なにやら様子がおかしいぞ……まさか近づいたら自爆でもするつもりなのか?
止まれ!動くな!手を頭の後ろに組んで伏せ、所属と階級を述べるんだ!
従わなければ撃つ!
(カネダの足元に威嚇射撃)
16 :カネダ・ジロウ[sage]:2010/03/19(金) 20:09:09 0
>>15

「あああああああああ痛いぃぃぃぃぃぃぃでも良いぃぃぃぃぃぃぃッ!!」

痛いから叫んでるのか、気持ちいいから叫んでるのかよくわからん叫び声をあげ
アルフレドの向かって問答無用でサブマシンガンのトリガーを引く。
こうなったらカネダは止まらない。アルフレドの声などおかまいなしに。

「ひひゃあああああははははあああ!!お前は俺を殺せるのか!?してくれねぇなら死ねぇぇぇぇぇええええ!」

狂った男だが、確実に幾つもの戦場を渡り歩いてきた者のみが放つ『殺気』を纏っていた。
17 :アルフレド[sage]:2010/03/19(金) 20:28:37 0
>16
ぐっ……うう!
なんとか即死は免れたか……。
(アルフレドは左肩と脇腹に銃弾を受けた)

この殺気……これが戦場なのか……。
痛っ……躊躇していてはだめだ……やらなければやられる!
(銃身をカネダの胸目掛け、撃鉄を引く)
18 :カネダ・ジロウ[sage]:2010/03/19(金) 21:01:14 0
>>17

「てめぇぇよぉ〜〜〜〜心臓もまともに狙えねーのかぁぁぁよぉぉおお?
さっきからおめーの銃を持ってる手がカタカタ震えてるんだよぉ〜〜〜〜あああああ!」

胸に銃が命中したにも関わらず、カネダは平然とアルフレドへと近づいていく。
何発、何十発撃ってもカネダは死なない。カネダに出会ったものは十中八九この気持ちの悪い性格と、不死身さに恐怖する。

「心臓ってのはここにあるんだよぉおおお!ここによぉぉおおおおおおー!!」

アルフレドの持っていた拳銃を掴み、自らの胸に押し当てる。
拳銃からは硝煙が上がり、あの発砲音も鳴った。しかし、まだカネダは死なない。
それどころか快感すら覚えている。

「なあ〜〜〜〜んだ……おまえもこの程度か…じゃ…死ね」

カネダがサブマシンガンを収納し、右手を構えるとナイフのように鋭利となった。
そう、カネダは生体兵器として改造手術を受け、魔族の力を扱えるようになった化物なのだ。
19 :アルフレド[sage]:2010/03/19(金) 21:17:20 0
うわぁぁっ!て、手が……ば、化けもの!
(銃から手を離し、背を向けて逃走)

隊長!気狭霧隊長!すぐに来て下さい!
敵兵です!手が刃物になる……人間じゃない!
(走りながら通信機に向かって叫ぶ)

くっ……失血が酷い。
血の後を追われたらまずいな……。
しかし、罠を仕掛ける暇も治療している余裕も無い……。
一刻も早く丘陵地帯から脱出しなければ……。
(ぽたぽた血を零しながら、足を引きずって歩く)
20 :カネダ・ジロウ[sage]:2010/03/19(金) 23:54:41 0
>>19

「おいおいおいおいおいテメ〜〜〜〜〜銃から手を離すなんざ敵前逃亡だろ〜〜〜?わかってんのかーーーー?」

武器も放り投げ、逃げ出すアルフレドにカナダは血の跡を追いかけながら追跡する。
すると、滑り易くなっていた地面に足をうっかりと滑らせてしまい、カネダはナイフと化した手がうっかり頭に突き刺さる。

「はんぎゃーーーーーーーーーーーーーー!?」

思わぬところで大ダメージ。
いくら生体兵器といえど頭にナイフは痛い。

「こっ、こっ、このヤロォーーーーーーーッ!絶対に許さねえぇええぞぉおおおおおおおお!」


この男、つくづくマヌケである。
21 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 00:13:28 0
>>20
ふふふ
貴様調子に乗らないでもらいたいねえ
(アルフレドの目の前に現れ)
さあ そんなに死にたいなら
来なさい (鎧に変わり 大剣を振り回す)
22 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 00:16:05 0
(無線)
「医療班直ちに演習場の所までこい!!」
23 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 00:45:49 0
さあ 貴様のその生物兵器か
私の高貴なるバンパイアの血か
どちらが強いか ためそうじゃないか!!

アルフレド君 君は下がれ、
医療班直ちにアルフレド君を...

(こいつもまた変わったやつですねえ....
能力解放しなくて平気だな多分)
24 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 03:13:28 0
(無線) 皆に言う 今から防御態勢にはいれ!!
私が許可するまで警戒態勢だ!!

兵士に通達する いますぐ演習広場までこい!!!
こいつを追撃せよ!!

25 :カネダ・ジロウ[sage]:2010/03/20(土) 10:30:30 0
>>21

瞬間移動でもしてきたかのように突然現れた男に対してカネダは挑発するように喋る。

「あ〜〜〜〜〜〜ん?てめえ〜〜〜戦場を舐めてるのか?そんなふざけた格好でよぉぉおおおお
しかもそんな馬鹿でかい剣がそうそうあたるわけがああああ〜〜〜〜〜!?」

カネダの足に大剣が命中する。大したダメージではないのだが、動きを封じられてしまった。
足が再生するまで20秒というところか。それまでは持ちこたえなければならない。

「他の兵士がくるのは面倒だな…てめーを殺してさっさとトンズラこかせてもらうぜえ〜〜〜〜」

片手はサブマシンガンで気狭霧を狙い、もう片方の手は触手のように伸ばしアルフレドを狙う。

「バンパイア〜〜〜〜?にんにくとか太陽が苦手なんだってなぁ〜〜〜?
そんなひ弱そうな血が流れてる野郎が俺に勝てるのかよぉ〜〜〜ーーーー?」
26 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 11:31:55 0
>>25
ふふふ またそんなマシンガンで倒せるとでも??
(自らたまにあたり)
ふふふ
(自分の血を飲み)
はははは どうだ私をたおすんだろ?
さあこい やってみろ....
(大剣で腕を切ろうとする)
27 :アルフレド[sage]:2010/03/20(土) 13:21:35 0
>>23-25
隊長!助かりました!
(カネダとの交戦に入る気狭霧隊長に声を掛ける)

済みません……この怪我では戦力にはなれません。
後退します。
(しかし、カネダの触手が伸びてくる!)

な、なんだ……ぐあっ!
(アルフレドの首にカネダの触手が巻き付き、締め上げた)

ううっ!がっ!ああ!
(なんとか逃れようと短剣を触手にブスブス突き刺す)
28 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 13:35:47 0
>>27
今助けますよ!!
おらあああ!!!!
(大剣で切り落とす)
仕方がない.....
兵士たちも来たし.....
(アルフレドの前に立ち 兵士に命令する)
構ええええ!!!
(兵士たちが構えだす)
さあ 今のうちに行くんだ!!
29 :アルフレド[sage]:2010/03/20(土) 16:38:47 0
>>28
くっ……はぁはぁ!助かりました!
(気狭霧隊長が斬りつけて、触手が緩んだ隙に脱出)

隊長……御無理はせずに!
(カネダに向かって銃を構える兵士たちの後ろまで逃れた)
30 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 17:54:59 0
>>28
ふふふ いきなり来るとは思ってなかったですねえ
まあ 良いでしょう さあ 兵士の皆さん
撃てえええ!!!........
まあこれで 死ぬようなら ここまで一人で来るはずが無いんですがねえ
一応見てをきましょう.......
(しかし触手とはまた....
帝国軍はこんな生物兵器ばかりのか??)
31 :気狭霧[sage]:2010/03/20(土) 18:01:06 0
(すまん今日はスレ返せん もしかしたらまた来ます)
32 :気狭霧[sage]:2010/03/21(日) 04:18:50 0
さあ どうなったかな?
(煙が上がり 撃たれた カネダを見ている)
33 :アルフレド[sage]:2010/03/22(月) 19:07:29 0
(兵士たちの一斉掃射を浴びたカネダを見ながら)
やった……のか?

(硝煙のヴェールが晴れる)
反応が無い……ピクリとも動かないぞ。
隊長……この敵兵、本部に輸送して調べてみては?
34 :気狭霧[sage]:2010/03/25(木) 00:13:40 0
>>32
ふむ........
そうしたいですが 万が一の事考えるとなあ
しかし こいつ本当に死んでるのか?
(足に大剣を刺す)
アルフレド君は直ちに医療室に行って来なさい。
もし何かあったら困るのでね....
35 :気狭霧[sage]:2010/03/25(木) 00:14:56 0
>>33 だったな
36 :アルフレド[sage]:2010/03/25(木) 00:25:54 0
>>34
了解。
(医療室に向かう)

うっ……イタタッ。
もう少し丁寧な治療をお願いできませんか?
(軍医に包帯を巻かれながら)

銃弾を何発か浴びたけど、後遺症とか出ないのかな。
いや、戦場に出れば、こんなのは日常茶飯事……か。
弱音を吐いてはいられないな……ありがとう軍医さん。
(軍医に礼を述べて、本部に向かう)
37 :気狭霧[sage]:2010/03/25(木) 01:29:50 0
兵士たちに次ぐ 警戒態勢解除
後至急この 生物兵器を輸送し
チェックせよ!!!

ふむ 私も帰るかな 本部に。
38 :気狭霧[sage]:2010/03/26(金) 01:43:58 0
さて アルフレド君 君に話がある...
直ちに
39 :気狭霧[sage]:2010/03/26(金) 01:44:56 0
オフィスまで来てくれ...
40 :アルフレド[sage]:2010/03/26(金) 01:49:42 0
>>38-39
アルフレドです……入ります。
(オフィスのドアをノック)

私にコールが掛かったと窺い、参りました。
それで御用件とは?
41 :気狭霧[sage]:2010/03/26(金) 05:57:08 0
ふむ.....
聞きたいのだが....
君はさっきの戦いで 恐怖心があったかい?
42 :アルフレド[sage]:2010/03/26(金) 23:32:43 0
>41
恐怖……ですか?
はい、恥ずかしながら。
先ほどの遭遇戦でも、銃をとり落とすぐらいでして……。
恐怖に支配されずに、戦えるようになりたいとは思うのですが……。
43 :気狭霧[sage]:2010/03/27(土) 00:18:04 0
>>42ふむう そうか...
だが最初は皆そうだな....
まあ今はまだ何も無いみたいだから
練習やら休憩をとるなどして自由行動してくれ....
話はそれだけだ 練習するなら私に話しかけてくれ 以上だ
44 :名無しになりきれ:2010/03/27(土) 01:04:21 0
キャラハンは二人だけか…
45 :アルフレド[sage]:2010/03/27(土) 01:04:31 0
>43
了解。
まだ、自分が学ぶことは多そうですね。

では、しばし街を見てみます。
怪我も動けないというほどではありませんので。
住人の様子も知っておきたいですしね。

ああ……それと恐怖といえば、帝国の新兵は薬物を与えられて恐怖を取り除かれているとか。
あくまでも噂ですが……。
46 :アルフレド[sage]:2010/03/27(土) 01:15:56 0
>44
おっと、すみません。
まさか人がいたとは思わずに……失礼しました。
(オフィスを出た所で人にぶつかる)

今のところ、部隊記録に名前があるのは同盟側に2名。帝国側に1名ですね。
謎の敵兵は現在、研究の為に本部に搬送されていますが……。

同盟軍では、いつでも志願兵を募集しています。
もし所属する気になりましたら、気軽に本部までお越しください。
47 :気狭霧[sage]:2010/03/27(土) 03:00:37 0
ふむ アルフレド君 説明ありがとう
>>44さんも 誰でも大歓迎ですよ!!
君たちが来る事で力になるからね

>>45 ふむ 薬物ですか
私も耳にした事はありますねえ
最近帝国軍は極悪非道極まりないと聞きましたからねえ
そんな やつらにここは渡せませんからねえ 絶対に!!
(無線で)
(皆の物 街とここの警備を怠るなよ!!)
(ガチャ)
ふむ 私も久々に街に行きましょうかねえ
48 :名無しになりきれ:2010/03/27(土) 09:00:18 0
ま た T R P G か
49 :気狭霧[sage]:2010/03/27(土) 10:27:44 0
>>48
TRPG とは何ですかねえ?
新しい武器ですか?
なかなかかっこいい名前ですね〜
50 :名無しになりきれ[age]:2010/03/27(土) 15:40:08 O
【連合軍の一端を担う某国最終防衛線】

帝国兵「アーアー、繰り返す。貴国に勝ち目はない。速やかに白旗を上げて武装解除したまえ。繰り返す……」

帝国兵のどうでもよさげな降伏勧告が拡声器を通して戦場に響くが、応答は無かった。

帝国兵「…無反応です」
帝国将軍「まあ、よかろう。死にたいならば殺してやるのも武人の情けだ。攻撃開始!!」

合図と同時に砲撃と弓の凄まじい応酬が繰り広げられる。しかし多勢に無勢。
帝国側の第一波を凌いだ所で連合軍側は矢弾尽き果て、玉砕覚悟で砦から撃って出た兵達は、砲撃の雨に晒されて誰一人帝国側陣地まで辿り着かない。
テレポートによる帝国側指揮官の暗殺を試みた精鋭の特務部隊も、魔術障壁に阻まれて次元の狭間に弾き飛ばされる始末。

戦争は数。

この単純にして絶対の真理。
兵の数も質も、武器の数も質も、壊滅寸前の連合軍と世界を席巻する帝国軍ではあまりに違い過ぎた。

連合将兵の屍を踏み躙り砦に殺到する帝国軍。戦場を埋め尽くす夥しい白銀の剣と鎧の煌めき。
黒煙を上げて崩れかかった砦からはもはや迎撃の一矢も飛ばなかった。
51 :気狭霧[sage]:2010/03/27(土) 16:09:24 0
>>50
うむ?
それはまた 詳しい事でここで勉強なされたんですか?
なかなか歴史に詳しいようで....
そんな事もありましたねえ....
今もその危機に面していますが....
今は前みたいにいかないように改善してあるので問題はないですよ...
今は平和ですがいつまで持つでしょうか....
それまでに力をつけなくては....
52 :アルフレド[sage]:2010/03/27(土) 17:00:54 0
(街を眺める)
この整然とした街造り……。
やはり、同盟軍の本部が置かれているだけはありますね。
田舎のハラル村とは、比べ物にならないな……。
まずは、戦況や住人の暮らしぶりをを聞きこむとしましょう。

>>48
またと言われましても、私には何とも……。

>>49
TRPGとはテーブルトーク・ロールプレイングゲームの事ではないでしょうか?
卓を囲み、架空の世界で戦士や魔法使いになって遊ぶ遊戯です。
民間で流行っているのかもしれませんね。

>>50
(街で住人から戦況を聞き込む)
街で伝え聞く話も、同盟側の不利が如実に伝わってくるような良くない物ばかりだ……。
某国にて防衛線が破られ、国中が蹂躙されたのは、いつの事なのだろう?
やはり帝国との国力が違いすぎる以上、戦況を覆すのは難しそうですね……。
53 :名無しになりきれ[sage]:2010/03/27(土) 22:40:06 0
連合軍が滅寸前なのかそれとも盛り返してるのかイマイチ良く分からんな。今は改善されているってどういう風にだ?
自分の陣地に連合軍は引きこもって守るのに精一杯ってところか?
>>1は軍同士の戦争を舞台にしたいのか、それとも一騎当千の猛者が戦況をひっくり返す活躍を描きたいのかどっちだ?
54 :名無しになりきれ[sage]:2010/03/27(土) 23:29:52 O
細かいことは気にするなよ
55 :気狭霧[sage]:2010/03/28(日) 01:12:38 0
>>53 うむー
そこまで考えていなかったですねえ
でも基本は軍で戦争か一対一の戦いもありですねえ そこまで深く考えるとつまらないのでそこまでは考えてなかったです
すません.....

>>54 いやあ
多分内容をはっきりさせたかったと思うんで大丈夫ですよ
56 :名無しになりきれ:2010/03/28(日) 09:49:00 0
連合軍の勢力を1として帝国の勢力はどんなもんなの
連合っていうからにはどことどこが連合してるの
57 :名無しになりきれ[sage]:2010/03/28(日) 10:07:06 0
ヒャッハー!今日から俺もストーム・トルーパーだぜぇ〜と思って来たが、ミレニアムだったでござるの巻
絶望した!銀河帝国じゃなかったことに絶望した!
58 :名無しになりきれ[sage]:2010/03/28(日) 11:20:36 O
ところで>>1の名前ってなんて読むの?
59 :気狭霧[sage]:2010/03/28(日) 11:44:32 0
>>56 勢力的には 帝国軍が悪魔と契約してモンスターを呼び出してるので 何かと
数はいますねえ しかしこちらは精鋭兵がいますね アルフレド君って言う子がいるんですがなかなか見所あるんですよねえ 連合は街達が合併し今の形ですね 名前は別にないですねえ

>>57 ふむ? どこかの国ですか??
初めて聞きましたねえ....

>>58 私の名前はきさぎりと申します
以後お見知り起きを
どうです今は誰でも兵士に大歓迎ですよ...

ふむう 今日も街は平和ですねえ
アルフレド君も何かしてるんでしょうねえ....
60 :アルフレド[sage]:2010/03/28(日) 17:49:44 0
>>56
申し訳ありません。
帝国の戦力は連合よりは大きいと思われますが、
おおまかな戦力の把握すらしかねる次第でして……。

私としては、同盟軍の情報官や密偵の活躍を祈るばかりです。

>>57
銀河帝国ですか。
初耳ですが、他の大陸にも巨大な帝国が存在するのでしょうかね?
絶望されても、我々の戦う帝国は銀河帝国では無いような気がします。

>>58
キサギリと読むようですね。
この辺りでは変わった名前ですが、もしかしたら辺境の出身なのかも知れません。
詮索はしませんが。

>>59
私ですか?
街で聞いた某国が、その後どうなったについて少し調査しておりました。
未確認ですが、滅んだ後に強固な要塞を築いたらしいとか……。
なにぶん、こちらまで入ってくる情報は少なすぎて、真偽の判断はしかねます。
61 :気狭霧[sage]:2010/03/29(月) 14:38:23 0
>>60 ふむ アルフレド君が言うとうり 私たちは勢力的に劣っていますが
精鋭兵がいる限り負けません

しかし 帝国も簡単に倒せる相手では無いので戦術で倒すしかないですね
そのためにも訓練ですよ アルフレド君!!
62 :アルフレド[sage]:2010/03/29(月) 23:22:13 0
>>61
はい、そうですね。
やはり私も訓練を積まねば。

ところで、魔法を使う兵士というのは一般的なのですか?
故郷の辺りでは、魔法使いはあまり見かけなかったのですが……。
63 :気狭霧[sage]:2010/03/30(火) 02:34:29 0
>>62
ふむう 魔法使う兵士は一般的に最初から素質がある物と無くて修行を積む形があるんですが
素質がある物は練習を始めるとすぐに習得出来るんですよ

どちらにせよ 練習しないとダメなんですよ....
ちなみにテレポートは私にとって唯一の魔法ですね 習得しようと思えば出来ますが
そんな事より ここを守らないといけないので
気が向いたら アルフレド君も ここにいる
魔法兵士に話を聞くといいかもしれないですよ?
64 :アルフレド[sage]:2010/03/31(水) 00:18:27 0
>>63
魔法兵士ですか……そうですね。
一度、練兵場にでも足を運んで見学した方が良いかもしれません。

ですが……その前に食事を取る必要がありそうです。
だいぶ体力を使ってしまいまして……。
本部に食堂があると良いのですが。
65 :気狭霧[sage]:2010/03/31(水) 06:56:21 0
>>64 ああ 食道なら二階にありますよ
二階の突き当たりにありますので
そこまで 一緒に行きましょうか
おごりますよ(ニコッと笑い しかし仮面をしているので顔が見えない)
66 :名無しになりきれ[age]:2010/03/31(水) 12:31:14 O
なにかと思えば、会話が膨らまなくて自己完結でロールもど下手な癖に越境して、なな板のあちこちで嫌われてる糞コテのキサギリのスレか。
雑談やってるだけでウザがられるアホたれだから世界観やら何やら質問したって無駄だぞ。
話しがつまらん奴で有名なんだから。
67 :気狭霧[sage]:2010/03/31(水) 13:15:05 0
>>66 うむ?
それは 誰かと勘違いじゃないでしょうか?
私はナリキリ版にそんなに来ないんですが?....
勘違いじゃないですか?
しかも スレ立ては始めてですし....
68 :作戦委員長@♀[sage]:2010/03/31(水) 13:15:43 0
下手でも楽しければイインダヨ

だがどう考えても自軍が勝てないのは気になるな
相手の数が少ないなら何とかなるが
相手のほうが数が多いなら無理だ

なぜか?

俺が敵なら人質を取るからだ
俺が敵なら悪魔をあらかじめ潜入させ街の乗っ取りを攻撃と同時に行うからだ
俺が敵なら精鋭兵がいない場所で必ず民衆の虐殺を行うからだ

俺が敵ならそれを同時複数で行うからだ
数で勝っているから必ずこれは成功する

まあ頑張れ

俺が味方なら冷戦状態である今のうちに
敵の都市に潜入し相手が利用しようとしている悪魔を

逆に利用して暴走させるか
それが不可能なら封印しようとするな

精鋭兵なら出来るだろ?やってみな
べつにやらんでも構わんが負けるぞ?
69 :気狭霧[sage]:2010/03/31(水) 13:19:33 0
つまらなくても 来てくれる人を歓迎してやって行きます
何か言われても気にしません 私は私なりにやりますよ......
ちなみに今は返事しましたが
今度から無視します
70 :気狭霧[sage]:2010/03/31(水) 13:23:09 0
>>68 ふむ そうですね
ありがたい 助言ありがとうございます
しかし そこら辺は対処しています
かと言って 対処出来てるって言えば出来てないですね
どちらにせよ私は攻撃を仕掛けますよ.....
71 :気狭霧[sage]:2010/03/31(水) 13:32:08 0
私の身がどうなろうと 守り切りますよこの場所は
72 :名無しになりきれ[sage]:2010/03/31(水) 13:42:32 O
うっわぁ…本当にツマンネ…マジかよ、おい。
対処していますじゃなくてさぁ、どう対処してるのか説明しろよ。
不利な状況で戦争中って設定のスレなんだから、その状況をあれやこれや考えて作戦立てたりするのが楽しいんじゃねーの?
そこから各キャラがどう動くかとか考えてスレが回り始めるんじゃねーの?
対処していますなんて糞つまらん一言だけで、せっかくのネタ振りをバッサリ潰したわけだよ、お前は。
つまんねーって言われてるなら面白くする努力をしろ。スレ立てたんだからそれぐらいはやれよ。
悪いけど、対処していますなんて言ってはみたが、何も思い付かなかったから曖昧にして逃げたようにしか見えなかったぞ。
73 :気狭霧[sage]:2010/03/31(水) 14:23:49 0
>>68
そうだな 詳細を書いてなかったな
すまん
今は勝てる見込みは無いが
もし 何者かが忍び込めば
私の精鋭達が動くはずです
しかし もし何かがあったら大変だな
そこら辺は集会で案を出し合うかな
しかし そんなに詳しいなら 是非とも味方になってもらいたいのだが
味方になって 案を出して助けてもらいたいのだが 御願出来ないか?
虐殺 忍び込まれれないためにもその頭脳を貸してほしい
74 :アルフレド[sage]:2010/03/31(水) 22:22:47 0
どうやら規制が発生したようですね……。
先程、中規模範囲に敵の探知魔法を遮断する静寂障壁の術が掛けられたようです。
その影響で術と波長が合った人間は、話す事ができません。
かくいう私も――喋――難……  。

(以下、羊皮紙に走り書き)
>>65
申し訳ありません……食事はまたと言う事になりそうですね。
このままでは任務の遂行も支障をきたすでしょうし、まずは術の解除を待つ事と致します。
>>68
本部の方ですか? 初対面からこのような不調法を申し訳ありません。
帝国への潜入……確かにテレポート能力を持つ気狭霧隊長ならうってつけですね。
……羊皮紙の紙面が尽きてしまいました。
75 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/01(木) 01:52:25 0
>>73
ちなみに現在連合軍の勢力化にある都市はどれくらいの数があるの?

村レベル、街レベルは数に入れなくても良いから
76 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/01(木) 02:29:52 0
キャラハンが連合軍の本部なんかに引き篭もってしまったら帝国側がまったく動けない予感
77 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/01(木) 06:54:56 O
下手でも何でもいいよ
このスレの事は応援してるから
このスレ以外で書き込みする時は名無しにしろよ

もう完走してスレ落ちたけど、妖精の森だってお前が居なきゃもっと良いスレだった
小さな喫茶スレもお前が来てからつまらなくなった

なな板できさぎりが嫌じゃない奴なんて居ない
トゲピー並にウザい糞コテで有名だよ
個人的には、暁・あろん・めぐ・ココナ・ナギより、お前が大嫌い

でもちゃんと個スレを持って、このスレの中でだけ、他に越境せず頑張るのなら支持するよ
78 :気狭霧[sage]:2010/04/01(木) 07:58:32 0
>>74
うむ 了解した
復帰次第報告するように 以上

>>75うむ 数的に数えてなかったが
今数えた結果 20 ちょいと言うとこだ
帝国は40ちょい その他は どこにも囚われず平和に暮らしてるとこだけだ

>>76 うむう そうだな アルフレド君が戻り次第検討して攻撃を仕掛けるつもりだ

>>77 うむ >>77さんには迷惑をかけてしまったようだ 本当に申し訳ない
今度からは名無しにするのと
迷惑をかけた事本当に申し訳ない
もしこれを見ていてきさぎり うぜーと
思わせてしまった方々申しは訳ない
これからも このスレを頑張って行くのでよろしくお願いします
79 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/01(木) 17:45:20 0
テレポートで、敵地撹乱しないんなら、アルフレド君を育成するしかないね。
では、まず、お互いが信頼し会える仲にならないといけないから、
二人を帝国の前哨基地にテレポートさせてみます。死なないでネ。
80 :気狭霧[sage]:2010/04/02(金) 06:23:25 0
>>79 了解した
さあ 準備と行きますかね
(服を着替え出し鎧に変わる)
さあ 私は準備万端ですよ
しかし アルフレド君は通信が取れない状態なんですが まあ何とかなるでしょう
81 :気狭霧[sage]:2010/04/05(月) 11:19:33 0
しかし どうしたものか 勢力はこちらが完璧に劣っている 精鋭がいても精鋭だけじゃ防げる訳がない かと言って他にいる兵士じゃ悪魔に勝てる訳がない
しかし 人数的に私 精鋭兵 兵士 将軍達 魔法兵士 魔法騎士 くらいかな?
しかし もう少し兵士勧誘しないといけないな........
これも この国 街のため 皆の為にも.....
頑張らなくては.....!?
そうだ 今から新しい鎧と剣を作って貰おう 少し街に顔でも出しましょうかねえ.....
82 :気狭霧[sage]:2010/04/05(月) 15:04:06 0
(20分後)
こんにちはー 新しい鎧と剣を作ってもらえませんかー??

ふむ 作ってくれますか
む? どんな感じですかあ
うーん 強い感じのでと言うか 強くしてください 剣は軽くて使いやすくしてください お願いしまーす

さて 街でも歩き回って見ましょう
83 :ティア[sage]:2010/04/05(月) 15:49:59 0
お久しぶりです〜
84 :気狭霧[sage]:2010/04/05(月) 20:01:50 0
>>83
うむむむ!?!?
なっ....何故ここにティアが??(動揺を隠せない)
ここにどうやって来たんだい?
まさか森からここまでって そんなバカな次元違いだと 言うのに.....
ですが何はともあれ 久しぶりにですねえ
しかし 君は戦いが嫌いと聞いたんですが.....
ここは戦争が起きているからね....
どうです この街でも一緒に見回って見ますか??
85 :ティア[sage]:2010/04/05(月) 20:22:42 0
それもいいですね〜気狭霧さん
86 :作戦本部委員長@♀[sage]:2010/04/06(火) 00:32:58 0
まあアルフレドくんの規制が解けるまでは勝手に話を進めてもツマランだろうし
情報の補完もかねてあちこち歩き回るのもいいだろう

今すぐに帝国が攻めてくる訳でも無いだろうし



彼我の勢力比は単純に2倍。
プラス相手は悪魔の軍勢を召喚中ということだから
まあざっと4倍ぐらいか

この戦力比だと、正攻法で正面からぶつかると必ず負ける
戦争を陣取りゲームと考えると、こちらが一手打つ間に相手は4手打てるわけだ

相手は現時点でもあっさり勝てるのになぜ攻めてこないのか?

もっとあっさり勝ちたいから準備をしているのか、
こちらを舐めきっているのか、

あるいは召喚した「悪魔」に何か問題があるのか、かな

こちらの都市に何かがあって、下手にいじるとやばい、というのも考えられるな

悪魔を召喚してまで…おそらく召喚には生け贄が必要なんじゃないのか?
そうまでして攻めたく無い何かがこの都市にあるのなら…

ぜひ知っておきたいところだな

悪魔に対抗できるもの…
神々とかつて闘った巨人たち…
四方を統べる聖獣
眠り続けるドラゴン…

冗談だ。デートを楽しみたまえ
87 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 04:53:15 0

こば〜んわぁ〜♪
あちしも入っていいかにゃ……?

名前:ミレル・ニャンコ・エクス
年齢:12
性別:女
体格:背が低くて細身。
所属国:連合軍
身分:一般兵
装備:三連式矢拳銃《サンレンシキハンドボウガン》 
特技:夜目 精霊魔術 結界魔法
性格:恐がりのくせに知りたがり
容姿の特徴:猫の獣人。金目銀目のオッドアイ。毛並みはアメショー。
戦争に対して:殺すのは嫌い……でも、殺されるのはもっと嫌い!
       敵が攻めてくるなら、あちしも戦うよ☆
88 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 07:45:39 0
>>85
それじゃあ 何処か行きたい所とかあるかい?
と言ってもこの街を知らないねたぶん
少しブラブラ歩き回って見ましょうか.....
と言っても....周りの人は見えてるのか君の事??

>>86 そうだね
もしかしたらここら辺に
帝国軍が今すぐに攻撃出来ない理由ですか.....
89 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 07:51:04 0
>>87
おっと ミレルくん
よろしくお願いします
君は魔法に長けているようだね
もしかしたら君は戦闘経験もありそうな気がするのだが.....
それにしても.....
随分若いね まあ入ってくれてありがとう
君の結界は役に立ちそうだ
90 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/06(火) 10:40:04 O
>>88
>そうだね
>もしかしたらここら辺に
>帝国軍が今すぐに攻撃出来ない理由ですか.....

だからさあ、相づちと相手の言葉なぞって繰り返すだけのオウム返しじゃ話し進まねーだろ。
そんなんじゃ質雑スレでも成り立たんわ。
スレ立てといて自分からは何もしないマグロとか勘弁しろよ。
91 :ティア[sage]:2010/04/06(火) 10:44:25 0
気狭霧さん

エクスカリバーができましたー(妖精の力で作ったエクスカリバーを差し出し
92 :ティア[sage]:2010/04/06(火) 10:45:38 0
>>88

お腹すいた〜

たぶん見えてると思いますよー
93 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 11:31:18 0
>>90
アドバイスは凄くありがたい
だが私は私なりにやると決めているんですよ
もし気にいらないなら
見なければいい 私はやります

>>91 おお!?
エクスカリバー何処かで聞いたような気が.....
しかしありがたくもらいましょうかねえ
ありがとう
でもどうやって作ったんですか??
あっお腹すいてるなら
何かかって来てあげましょう
ちょっと俟っててください
(走って買いに行く)

94 :ミレル[age]:2010/04/06(火) 12:20:20 0

きゃほーい☆
隊長さんありがとっ!

そっちの三人もよろしくにゃ!握手♪
>アルフレド君
>作戦委員長@♀
>ティア


>>88 隊長
にゃんと!?隊長さん、自分で守ってるくせにこの街のこと知らないにゃ……?

何か、すんげー不安……ほんとに大丈夫?
――なんつって!実はあちしもにゃ!来たばっかでさっぱりよ?
そっちの妖精さんならあちしにも見えてるよっ
「魔法の素養がある人間」か「○貞または処○」ならみんな見えるって、ばっちゃが言ってたにゃ!

だから、ここの人は多分みーんなティアちゃんが見えてるにょwwwww(・∀・)


>>89 隊長その2
ふい! よろしくお願いしますにゃ!(敬礼)
戦闘経験ってほどでもないけど、集落を襲ってきた魔物なら何度か追い返したことがあるよ。
対人戦……特に銃を持った人間を相手に戦ったことは――まだないにゃ。
ちょっと、怖いかも(ブルッ)

フゥー!若い?そんなことないにゃ!
獣人は成長が早いから7歳になれば立派な大人よ?ドッグイヤーというやつにゃ!猫だけど。

お役に立ちますぜー!!(>∀<)ノ
95 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 12:22:44 0
>>90
マグロはあちしの大好物にゃ!
ふい? うちの隊長さんはマグロだったの?……食ったら美味いにゃ?(ジュルリ)


>>91-92
おー、ティアちゃんすごーい。
お腹空いたの?隊長さんが何か買ってくるまでコレで我慢してね。
つ木苺


>>93 隊長その3
隊長? そーいう言い方は良くないと思うにゃ……。
>>90さんもこの国の平和のことを考えてあちしらに話かけてくれてると思うの。
隊長さんこの部隊たちあげるとき、言ってたにょ?

「今から帝国軍に反撃しようと思います」って!

やると決めた、やりますと言うだけならどっかの駄目な政治家にだってできるにゃ!
作戦委員長@♀もあちしも、そしてみんなも……隊長が指示を出してくれるのを待ってるよ!

でも、とりあえず今はデートを楽しむといいにゃw
96 :ティア[sage]:2010/04/06(火) 12:50:47 0
>>95

ありがと(ミレルから木苺をもらい
97 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 13:28:16 0
>>95
ふむ そうだね すまなかった....
やると決めたんだ 私だって男だ.....

ミレル、ティア 君達は待っててくれ
ほらさっき買って来たサンドイッチだ
(手渡す)
私だってここでもたつくのは懲り懲りだ...
少し帝国まで顔を出しに行って来ましょうかね
(二人の頭を撫で 鎧に変わる さっき貰ったエクスカリバーを持ち)
すぐに帰って来ますよ 色々と探りをかけて来ます それでは....
98 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 13:36:32 0
>>96
おっと 忘れてた ティアいきなりですまないもし何かあったら基地に行くがいい 部屋は好きに使ってくれ

ミレル君 君も帝国まで来てくれないか?
今すぐじゃ無くてもいい 私に言ってくれれば すぐに呼び寄せる
これを(カードを渡す)
このカードは一人を私と同じ場所に呼び寄せられる.....
ちなみに君にしてもらいたい事は
情報収集と敵の混乱それだけだ
他の事は任せてくれ
もし何か起きたら私がすぐに助けに行く
それでは今度こそ
はっ!!!
(空間を切り裂き中に入り)
いつでも呼んでくれそれでは!!
(中に消えて)
99 :作戦本部委員長@♀[sage]:2010/04/06(火) 13:58:07 0
        -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
     / /" `ヽ ヽ  \. 
    //, '/     ヽハ  、 ヽ 
    〃 {_{      u リ| l.│ i|  
    レ!小l/     `ヽ 从 |、i| 
     ヽ|l ー   ー  | |ノ│
     |ヘ⊃ 、_,、_, ⊂⊃j | , |
     | /⌒l,、 _u, .イァト |/ |
     | /  /::|三/:://  ヽ |
    . | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

うーむ…
元気よく飛び出していくのは良いが
帝国のどこを攻撃するつもりなんだ…



とりあえず2度ほどおせっかい焼いてみたが
どうも嫌われているようだし正式参戦はもう少し見送るか…


いいか?
帝国の勢力化にある都市でディエス・イレというのがある
情報部によれば、悪魔召喚が小規模ながら行われている街だ
前の大戦での我々の軍の捕虜および連行された市民が収容された施設があるとも聞く

ぶっちゃけそこにでも行ってみたらどうだ?
100 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 14:15:56 0

>>96
どういたしまして♪
美味しい?あちしの集落だけで採れる自慢木苺にゃ。


>>97 隊長
わ、私も食べていいのかにゃ?さんきゅー隊長♪

――って、ふにっ?今から行くにゃ!?ティアちゃんとのデートは?
あ、危ないにゃ!
まずはこの街について調べるって作戦本部委員長も……って聞いてねぇ!!


>>98 隊長その2
うわぁ……この人、息継ぎ無しで喋ってるお……

>「ミレル君 君も帝国まで来てくれないか?」

あ、あちしもかにょ!? り、了解。
隊長は強いかもしれないけど、一人で行かせるのはなんだかすっごく不安だもんね……。

>「ちなみに君にしてもらいたい事は情報収集と敵の混乱それだけだ」

こっちは二人しかいないのに、むしろそれ以上求められても困るに゛ゃ!

>「他の事は任せてくれ」

他の事って……隊長さん、一体何をする気?
!? まさか、悪魔の召喚について自分で確かめる気なのかにゃ……?
ふに……一番危険な仕事に自ら乗り出す何て……すごい人かも。
待って!あちしも行くよ!

ティアちゃん!このことを作戦本部委員長@♀とアルフレド君に伝えて!
それとコレも……

つ気狭霧が配った【転送】の魔力付与のなされたカード数枚

じゃ、行ってくるね!
101 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 14:24:09 0
>>99 作戦本部委員長@♀

ふい?いらしたのですか作戦本部委員長@♀?
タッチの差で通信は届いていたのですよ作戦本部委員長@♀。
見送るとか言わず手伝って欲しいですよ、作戦本部委員長@♀。
ところでお名前は何とおっしゃるのですか、作戦本部委員チョ……!?

し、舌噛んだ……イタヒにゃ……

と、とにかく、行き先が決まったですね……。
隊長!目的地はディエス・イレですにゃ!!
102 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 14:57:10 0
(空間から顔を出して)
>>99 ディエス、イレ
ふむ... そこにも悪魔が召喚されてると....
なに!? 連行された市民がいるだと!?
黙っていられない......
作戦本部委員長ありがとう
戻り次第報告します
またなにかあったら教えてくれ
君の能力は冴えてるからね......
ああ、それともっと情報を調べてくれ。
それでは....

>>101
ミレル君 この中に入りたまえ、
すぐにワープ出来る それでは行くぞ!!!
(ミレルを中に入れて)
103 :ティア[sage]:2010/04/06(火) 15:41:30 0
暇ねえ〜
104 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 15:47:06 0
・・・・・・(気狭霧に憑依しようとがんばり
105 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 17:43:54 0
さあ ついたぞミラル君.....って
なにか気配を感じるな.....
と言うかなんだか体が重いなあ....
(剣を地面に刺し)
106 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 17:54:05 0
操れるのかなー(気狭霧の右手を動かし
107 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 18:05:09 0
>>106
う....なんだ体が勝手にもしかしてこれも
帝国軍の罠か.....
仕方がない...... はあ!!
ぐしゃ!! (右手を切り捨てる)
ふふふふ.....はははは!!
わかっているんだぞ 貴様が憑依しているのは!!
(と言いカナを吹き飛ばす)
108 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 18:07:18 0
キャー

吹っ飛ばされ(驚いて気狭霧の体から離れ
109 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 18:14:00 0
>>108 全く貴様が私に憑依してたのか?
なんだ女の子でわないか。
こんなとこにいると危ないぞ?
(と言いつつ片手をくっつける)
110 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 18:36:47 0
しかし....貴様もしかして帝国の兵士か?
それなら問答無用だぞ?
(大剣を向けて)
111 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 18:49:15 0
いえ違います

ただ放浪してたらあなたを見つけただけなのよ
112 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 18:53:25 0
>>111
ふむ.....ならいいだろう (剣を下ろし)
しかし.....私は君を何処かで見た気が...
まあ気のせいでしょう.....
それに君も物好きだねえ...
こんなとこを放浪しているんなんて
危険だから戻った方が良いんじゃ無いのか?。
113 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 18:54:58 0
(きょうは疲れたからここで失礼します
また明日きます)
114 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 18:55:26 0
えと

いらないアーマーと武器をください
115 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 19:12:51 P
名前:ブラウニー・ブラウン
年齢:24
性別:男
体格:普通
所属国:帝国軍(現在)
身分:傭兵
装備:スナイパーライフル、ナイフ
特技:サバイバル術
性格:気分家
容姿の特徴:ボロいブラウンのコート。
戦争に対して: ただの稼業としか思っていない
116 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 19:29:54 P
連合軍の前線基地があるアハトム・ミレニア、通称「街」。
帝国は幾度となく侵攻しているが未だに落とせていない。
今はこう着状態にある。戦況も五分五分といったところだ。

「よくもこんな気持ち悪いバケモンばっか頭数揃えたもんだ。
 金だけもらったらズラかるか」

山の山頂にある帝国の監視塔から街を眺めつつ考える。
傭兵、それは様々な戦場を渡り歩く職業。

今日は久しぶりの侵攻だ。
侵攻というよりかは観察である。少し手を加えるだけの。
と、出撃の準備をしていると…

"第一分隊から第二分隊、加えて傭兵部隊はムーンゲートからディエス・イレに向かえ"

ディエス・イレ、帝国の占有下にある都市だ。
気持ちの悪いバケモノの生産を行ってるドブみたいな所。

「仕方ねえな。傭兵ってのは辛いねえ…」

そうして装備一式を詰め込んだ箱を抱えながらムーンゲートに入るブラウニー。
青白い光に包まれたと思うとそこはディエス・イレの帝国基地。
基地といっても使い物にならないようなバケモンやまだ訓練も積んでいない兵士ばかりだ。
装備を整えるとその街で最も高い塔に上る。ここから狙撃するのだ。

#あんまりよくわからないので我流で。問題あればよろしくお願いします。
117 :作戦本部委員長@♀[sage]:2010/04/06(火) 19:34:21 0
やれやれ、ちょっと不在にしているあいだに
右腕をなくすほどの怪我をしているとは…

自分の右手だからどうしようが勝手だが
早めに手当てしないと、切れた腕は魔法でもくっつかないぞ?
すぐに腕を持って引き返すか、
切った腕を塩漬けにでもして保存しておくように。

念のために言っておくが血止めも忘れるなよ

…気を取り直して、追加情報を投下しよう

…どうやら悪魔召喚の場所と捕虜収容所の場所は、
街のほぼ中央にある、二つ並んだ建物がそうらしい
周囲には三重に石壁がめぐらされ、どちらの建物が召喚所で、
どちらの建物が捕虜収容所かはわからない。

…相手も馬鹿では無いからな
守るものは一箇所荷にしておきたいのだろう

ちなみにその石壁は魔法障壁も兼ねているらしく、
テレポートや探知魔法はその石壁にさえぎられるようだ
第一段階として、まずその壁を力づくで突破するか、知恵を絞って潜入してくれ

もちろん石壁の中には敵兵士もいるだろう
規模が小さいながら召喚所であるからには、悪魔もいると見て間違いは無い

そこには情報部のものも潜入しているが、戦闘能力は無いから期待しないでくれ。
第一の石壁の入り口は4つ。それぞれ東西南北にある。

北と南は通用門。
守備兵はいるし、ここから入るのは危険すぎる

東が石壁の中に食料や水を運び込んでいる人工の水路だ。
大量の荷物を船を使うことによって処理するのはいい考えだな
潜入するとしたらここだ

西は…墓地に通じている…
袋に入れられた死体が運び出されるのがここだ

運び出された死体は、袋のまま、ただ地面を掘っただけの穴に捨てられる…
ここに情報部の人間がいるから、脱出、また、必要となった情報収集に使ってくれ

そんなところか?
118 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 20:14:37 0
>>102 隊長
ニャー!イエス、ニャッー!


>>103
あー、ティアちゃん?頼んでたこと、お願いね?


>>104
何だか妙な気配がするのよ……


>>105 隊長その2
隊長、ミレルです。
? お疲れですか……あちしも何だか……さっきから寒気のようなものを感じたですよ。


>>106-114
た、隊長がとうとう壊れたに゛ゃ!?
ぶつぶつ独り芝居をはじめたと思ったら突然てめぇの腕をブッタ切ってその後自分でくっ付けやがったですにょ!
ひぃ〜〜〜!!(TωT;)
119 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 20:15:40 0
>>116 ???
空間の亀裂を越え、隊長と共に街へ降り立ったあちしはディエス・イレの街並みを眺めた。
建物はそれなりに多く、決して田舎地味たところじゃないのに……どこか物寂しい感じがする。
生活感?ないし、本来大きな街に来れば感じるはずの人の温もりや気配、そういったものが伝わってこない。

「……天気が、曇ってるせいかにゃ?」

あちしは背の高い隊長の後ろに動きながらそう呟いた。
何かの視線から隠れるように。
そう、あちしの動物としての勘が言ってるんだ……。

――あの高い塔が、あちし達を睨んでるって。


>>117 作戦本部委員長@♀
あ、委員長!! よかった〜……二人だけで心細かったですよ。
隊長の怪我のことなら心配ないと思うにゃ。本人から説明すると思うけど。

追加情報ですね。メモしときまっす!

ふい〜……にゃるらと。
どっちの建物かわかりませんけど、街の中心にある防壁の向こうに召喚所と捕虜収容所があるんですね。
(……何だか、“外れて欲しい”嫌ぁ〜な予感がするにゃ……)

石壁はテレポートで入ることができず、探知魔法も使えない、と。
中にあちしらの仲間がいるけど頼りにできない。
入り口は東西南北4つ、東側が手薄なんですにゃ?

ふみ……それでは隊長!参りますよ?


ところで作戦本部委員長@♀殿。その……お名前のほうを……
120 :ティア[sage]:2010/04/06(火) 20:16:27 0
>>118

わかりましたー(言われたことをやり遂げ
121 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 20:19:27 0
あっ

この人について行けば何かわかるかも〜(ミレルに憑依しようと近づき
122 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/06(火) 20:55:54 O
「構えー!撃てーいっ!!」

収容所内の一角にある狭い錬兵所から銃声が響く。
あまり兵の錬度が高くないこの拠点を守る者たちの多くには銃が配備されていた。
当たりさえすればいい。弾丸の威力は女子供が撃ったものでも百戦錬磨の勇者が撃ったものでも代わりはしない。
鉄の鎧を貫くような、音速に近い速さの攻撃を繰り出せるのは所謂達人だ。しかし銃ならば話は違う。引き金をひくだけでいいのだから。

効率的な兵器を豊富に大勢の兵に。彼らが熟練の兵に育つまで待たずとも充分な戦力たりえる。
収容所内はそんな兵たちが今日も警備をしていた…。
123 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 21:08:15 P
こんな所に3個分隊も飛ばされたという事は襲撃である。
警備は未熟な連中が行ってるが、それでも情報伝達は早い。
もう殆どの兵が位置についている。守るのはバケモノを生みだす部屋だ。
スコープを覗きつつ下の様子を見る。

「ふむー本当に襲撃かぁ?誤報じゃないのか・・・?」
124 :作戦本部委員長@♀[sage]:2010/04/06(火) 21:24:58 0
えっ!…いいじゃないか…俺の名前なんか…(///)

名前:プリシラ・マレフィーカルム 
年齢:27
性別:女 
体格:痩せている
所属国: 連合軍
身分:作戦本部委員長
    作戦本部でいちばん偉いわけではなく、
    単に会議の進行役であるに過ぎない 
装備:ぬののふく、魔法遠隔通信装置、ひのきのえんぴつ 
特技:……せ、背中を曲げて、足の裏を頭につけられるぞ 
容姿の特徴:
           -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{       リ| l.│ i|   にょろーん。
         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|
          ヽ|l ●   ●  | .|ノ│
            |ヘ⊃ 、_,、_,⊂⊃j  | , |
          | /⌒l,、 __, イァト |/ |
.          | /  /::|三/:://  ヽ |
          | |  l ヾ∨:::/ ヒ::::彡, |

戦争に対して:勝てると良いな
125 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 21:31:18 0
>>121 カナ・アナベラル
ふに!? ……またしても悪寒が。
これは……近いにゃ……後ろから?
フッー!……フッー……フー……――そこだぁ!!

(気配の当たりをつけ、拘束魔法でカナをふん縛る)

むむ?いきなり人の身体に取り付こうとするあんたは一体何者にゃ!?
悪霊?生霊?精霊?
名を名乗れ!所属を言え!テンプレート>>2を埋めやがれええええぇ!

……わきゃっと?


>>120 ティアちゃん
ふい、お願いします。

むー……隊長のお知り合いみたいだけど、一応この子にも埋めてもらったほうがいいのかにゃ?
126 :プリシラ[sage]:2010/04/06(火) 21:31:28 0
以後俺の事はプリシラと呼んでくれ
よければこれから参戦しよう…

主に情報面でサポートするつもりだ
ぶっちゃけなんだかんだ忙しいので
いっしょにいろいろ出来そうもないんだ

それでよければ、よろしく
127 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 21:38:16 0
>>125

これでいいかな〜(拘束魔法を食らいながらいい


名前:カナ・アナベラル

年齢:14

性別:女

体格:わかりません

所属国:幻想郷

身分:なし

装備:なし

特技:なし

性格:いたずら好き

容姿の特徴:なし

戦争に対して:ありません
128 :ティア[sage]:2010/04/06(火) 21:42:27 0
名前:ティア

年齢:10

性別:女

体格:わかりません

所属国:ありません

身分:なし

装備:なし

特技:なし

性格:控えめ

容姿の特徴:わかりません

戦争に対して:ありません
129 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 21:49:32 P
#ここはスピードがあっていいですね。それにしてもシーマ様にしか見えない。

デカい声が聞こえた。
何を埋めるのだろうか…?
だがそいつが敵という事くらいはわかった。
声のする方を見張っておく。
130 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 21:55:45 0
えい(ブラウニーに憑依したカナ 必死にブラウニーを操ろうとし
131 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 22:09:08 P
「ふむー音沙汰なしかあーこりゃ誤報だな」

ポケットからタバコを取り出し吸い始めるブラウニー。
カナには気づいてない、というよりも影響がないようだ…
132 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 22:14:21 0
楽しくないから離れようっと(ブラウニーから離れ
133 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 22:48:06 0
>>122
「にゃ!!?」
曇天を打ち鳴らすかのように響き渡った砲火の爆音に、あちしは思わず身を竦めた。
銃声の数はおよそ数十、いや百以上はあったかも……。
放たれた鉛玉のその全てが自分に向けられたような錯覚にビクビクしながら、あちしは顔をあげた。

何も飛んで来ない様子を見ると、銃声は防壁の向こう側で放たれたものらしい。
大掛かりな訓練でもやってるのだろうか?
ここから見える風景だけでは、あちしには何もわからない。
ふと、耳にこびりついた何の根拠もない幻のようなこの気持ちも……。

どうして、そう思っちゃったのかニャ?
まるでこの銃声が……無理矢理誰かに鳴らされているみたいだ――って。


>>123 ???
「隊長……ちょっと止まるにゃ!」

塔の上から覗くかれる気配を感じ、あちしは隊長を引きとめた。
向こうはまだ、こちらの存在には気付いていないみたい……。
でも、防壁の中が妙に騒がしいみたい。どうして?


>>124 作戦本部委員長@♀

ふえ〜、プリシラっていう名前だったのかにゃ。
可愛い名前で羨ましいにゃ♪
にょ!? ……あ、あくまで上官でしたね。失礼しました!にゃ!
後でお土産にスモークチーズでも買って帰るにゃ!……生きて帰れればに。

ところで……マレフィーカルム殿は魔法の素養はあるのですかにゃ?
134 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 22:50:23 0

>>126 プリシラ殿
了解にゃ! 指揮官は陣地でどっしり構えて、前線に情報や作戦の案を飛ばす。
軍隊の基本にゃ!


>>127 カナ
さっぱりわからにゃい……!!
と、特技ならあるにゃ!?誰かに憑依するなんて、誰にでもできることじゃないにゃ!
……嘘はよくないですにょ?(拘束を解く)


>>128 ティア
ふぅ〜、控えめな10歳の妖精さんということだけはわかったにゃ……。


>>129 ???
あちしがカナを叱り飛ばした直後、あのおっかない塔の先端が鷹の目のようにキラリと光った。
ありは……もしかして、スコープ!?

「隊長!まずいのよ!どっかに隠れましょ!!」


>>130 カナ
ふえ? カナちゃん? どこいったにゃ?
うーん……あれだけの能力……味方になってくれると助かるんですけどね。
でも、あの手の憑依能力は多分ある程度意思の強い相手には通じないと思うのにゃ。


とりあえず、あちしはしばらく隊長の支持を待つよ!
135 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/06(火) 22:52:55 0
>>134

呼んだかなー(ミレルの背後から現れ
136 :ミレル[sage]:2010/04/06(火) 23:02:46 0
>>135
ふぎっ!? いつの間に……べ、別にお呼びしてないにゃ。
あちしは別に幽霊なんか怖くないから驚かそうったって無駄ですよ?
仲間になってくれるなら賛成ですけど、これ以上イタズラするつもりならさっさと故郷に帰るがいいです。
ほら、隊長もプリシラ委員長も、何とか言ってくださいにゃ!!
137 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 23:12:04 P
「おおっと…へへへ…見つけたぜー子猫ちゃん…」

どうやら見つかってるらしい。だが、そんな事はどうでもいい。
要は照準を合わして撃てばいいのだ。
小さい頃から狙撃を習わされていたブラウニーには容易であった。
それに下には仲間の兵がいる。頼りないといえども時間稼ぎくらいは出来る。
138 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 23:24:45 0
>>117
おっと腕は気にするな これでも
再生能力があるからね 腕は何とかなるから気にしないでくれ。
それはさて置き 追加情報か
悪魔召喚と捕虜収容所は中央と
それに城壁もあると
それでどちらかはわからないまま
テレポートが使えんとはな.....
これはまた厄介極まりないな......
まず力ずくで抜ければ簡単に袋叩きだな、
見つからないようにしないとやばいな...
ほう、情報部の物もいるのか
まああまり期待は出来ないな。
東が手薄か了解した。

さあミラル君行こうか
139 :気狭霧[sage]:2010/04/06(火) 23:30:18 0
>>124プリシラ殿情報ありがとう

>>136ミラル気をつけろ!
相手が気ずいたぞ!
何処かの影に隠れるぞ 走れ!!
(一気に走りものかげに隠れる)
くそ.... スナイパーとはまた厄介な....
140 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/06(火) 23:52:06 P
ガチャリ…

"弾"を装填する。

「逃げたって無駄だぜえ?穴ボコにしてやんぜ…」

SBA(特殊炸裂弾頭)である。着弾した直後に炸裂し、人体に直撃すれば四肢が吹き飛ぶシロモノだ。
もっともこの時代にこのような高価で貴重な弾を手に入れるのは本来ならば不可能である。
傭兵だけが知る裏ルートで仕入れたのだ。
隠れた方に照準を合わせ、引き金を引く。

「へへへ…踊りなよ…可愛いぜ…?」
141 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/06(火) 23:52:44 0
戦争か…やはり君たちは争いを辞められないのだね
人間と同じく…
142 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 00:03:26 0
>>140
っく!
仕方ない、ミラル君はここで待ってろ!
私は奴の気を引く!
はあ!! (全速で走って壁に向かう)
143 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 00:04:24 0
>>141
私は人間だ!
人間の様にじゃなくてね。
144 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/07(水) 00:09:20 P
「ほう…オトリかあ?当てちゃうぜえ…」

風の流れ、着弾までの時間、それらは全て経験でわかる。
そして引き金を引いた。パァンと音が響きわたった。
ガチャ…
次の弾を装填するブラウニー。
145 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 00:15:09 0

>>138 隊長
プリシラ委員長から頂いた情報を整理し、隊長は今後の方針を決めたようだ。
流石のこの人も二人だけであの囲いを抜けようなどとは考えないみたいで、あちしはホッと胸を撫で下ろした。

>「さあミラル君行こうか」

「隊長、ミレルです」


>>137 ??? & >>138 隊長
どうやら「こちらが気付いたこと」に向こうも気が付いたらしい。
塔から発せられた鋭敏な殺気は明らかにあちしに対して照準を向けていた。

>「ミラル気をつけろ!」

「だ・か・ら あちしはミレルですってば!!」

>「相手が気付いたぞ!何処かの影に隠れるぞ 走れ!!」

ありがと、隊長。でも、あちしのほうは多分走っただけじゃ間に合わない。
一流の狩人と相対したことがある人なら、きっとわかると思うにょ?
あちしを狙うこの“殺気”は、きっと動いた獲物ですら射抜いてしまうよ……。
走っただけじゃ、間に合わないのよ。
そう――走っただけじゃ、ね♪

「大気に住まう我らが朋《とも》よ。
 其の蒼き風と白き光の小袖に触れる――我の姿を勾引《かどわ》かせ!!」

音声によって構築されたあちしの魔術に、大気の精霊が応えてくれる。
精霊魔術【透明化】《インビジブル》。
スコープを覗いていた“彼”の視界から、あちしの姿は文字通り消失した。
146 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 00:19:11 0
>>144 (走りながら一気に避ける)
さあ 当てて見ろ!!!
(両手拳銃を撃つ)
さあ さあ!!
私を殺して見ろ!!
147 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 00:20:02 O
「いたぞー!あそこだ!」
「おっ、出て来たぞっ!」
「撃て撃てーっ!!」
最初の銃声はすぐに施設内に最も効果的な警報となって響き渡った。
当然のように兵を配置させられる造りの石壁の上にワラワラと兵が集い、無数の銃口が突き出る。
見晴らしの良い高所からの銃弾が雨霰と気狭霧に撃ち放たれた。
148 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 00:22:57 0
>>145 (無線で)
ミレル!! 直ぐに何処かに侵入しろ!!
私も直ぐ追いつく!!
以上
149 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/07(水) 00:25:28 0
そうだったね失礼
私はセカンドとしては君達が上から許可がない限り介入はできない
核戦争になれば話は別かもしれないが
だから肩入れはできないがせめて真実だけは残そう
どう過ごし、どう生きて散って逝ったか……
後世に残るようにね
150 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 00:32:39 0
>>140 ???
あちしを見失ったのかどうかは定かじゃないけど……
“敵”はあちしではなく物陰に隠れた隊長のほうに照準を変えたらしい。

咄嗟の変更だったためか狙いは疎かだったけど……あんなの受けたら……流石の隊長も不味いにゃ!


>>141
遠くからあちしたちの戦いを眺めている気配を感じる。
諦念と、厭世と、悔悟と……生命に対する稚拙で無責任な達観と共に。
だけど、ただ、それだけ。
あちしは好きで争いたいわけじゃない。……生き残りたいだけだもん!


>>142 隊長
あー、もういい加減突っ込むのも疲れてきたにゃ……。
ふい? 隊長!?真っ直ぐ進むのは危険すぎるにょ!隊長!!
151 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/07(水) 00:33:26 P
「あのバカ…ただの命知らずか…それとも…」

といってもバラバラにしてしまえばいい。
この間合い…完全に当たる。

ズドンッ!!

対象めがけて飛んでいく特殊炸裂弾頭。
152 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/07(水) 00:52:35 0
>>150
残念ながら600年は生きているものでねその頃からずっと人を見てきたが
相変わらず戦争の歴史だ君と同じく死にたくないという理由で抗い戦う
戦士達もたくさん見てきた
まぁセカンドになった頃から無闇に介入してはいけないという暗黙のルールがある
生命を粗末にするも大切にするも君等次第私がどうこう言えるものでもない
まだサード…神になっていないから
153 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 00:55:08 0
>>146 隊長
………………(=ω=)ヾ


>>147
狙撃手から放たれた凶弾のことごとくを刹那の瞬間に交わしきり――
隊長さん自ら矢面に立つ“決死”の陽動は功を奏していた。
敵兵は迎撃に使用するための火力と言う火力すべてをあの男に叩き込むつもりらしい。

流石の隊長さんでも……これじゃあ……。
嗚呼――変な人だなぁとは思ってたけど、まさかこんな別れ方しちゃうなんて思ってもみなかったにゃ。
気狭霧隊長……あんたという人は、正真正銘の……


>>148 隊長その2

――無数の銃弾の雨を掻い潜り……

>「ミレル!!直ぐに何処かに侵入しろ!!」

隊長さんは、そう抜かしました。

「隊長、ミラルです。あ、違った。ミレルであってますにゃ……」

嗚呼……そうか、やっぱりこの人は――

>「私も直ぐ追いつく!!」

正真正銘の――

>「以上」

KY(規格外野郎)さんなのにゃwwwwww!!

「にゃー!いえす!にゃー!」
154 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 01:11:19 0
>>147
はあああ!!
(飛び上がり 切りかかるが>>151に撃ち落とされ)
バラバラになる)
155 :プリシラ[sage]:2010/04/07(水) 01:49:39 0
…なんだかいきなり死地のようだが…
突入を選択したのか?
隊長の識別魔法がいきなり消えたぞ?

バラバラになった!?


            -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
            / /" `ヽ ヽ  \
        //, '/     ヽハ  、 ヽ  
        〃 {_{`ヽ    ノリ| l │ i|    ………。
        レ!小l○    ○ 从 |、i|
         ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノ│  
      /⌒ヽ__|ヘ  ヽ ノ   j /⌒i !  
     \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│  
.       /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
      `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |


再生能力があるとか言っていたが…

念のため夜になったら情報部の人間に連絡をとってみろ
襲撃者として死んだなら
死体回収は彼らが行うはずだ…
156 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 01:58:41 0

>>152
あちしは何だか訳もなくイライラしていた。
アレ……何て言ったかにゃ?
いつか街で見た、盤上の駒と駒を戦わせる遊び……。
黒いのと白いのがぶつかり合って、やられちゃった駒はもう二度と戻って来れないのよ。
名前ど忘れしちゃったけど、あちしも何度かやったことある。
難しいけど、とーっても面白いの!

でもね。

周りで戦争が起きるようになってから、誰もその遊びを……すっかりやらなくなっちゃったの。
あるおじさんが「もういらないから」って言ってその駒と盤をあちしにくれたの。
以前は大勢の人たちがテーブルを囲んでその駒で遊んでたのにね。
あちしは……その使われなくなってしまった駒たちを見て、何だか悲しくなったにゃ。
だけど、こうも思った。
こうやって、ずっとしまっておけば、この子達は痛まないし、もう戦わなくてもいいんだよね、って。
同時に、こうも思った。

この子たちにとって、ずっとしまわれることって幸せなのかにゃ?なーんて……。

結局のところ、あちしらにはこの子らの幸せなんて、わかりっこないのよ。

だから
だから

あちしらは、なるようにしかならない。なれるようにしか、なれない。
でも、誰かがそれを見て自分勝手に「不幸だ」何ていう権利は……誰にも無いのにゃ!
喩えそれが――神様であっても!!


>>154 隊長
隊長の指示に従い、あちしは内部へ潜入するためにひたすら走った。
【透明化】によって姿の見えないあちしを狙うものは誰一人として存在しない。
目指すは警備の手薄な東側……。

「隊長、必ず追いついてきますにょ……?」

ふと振り返ったそのとき
あちしの目に映ったものは――“塔”の見える灰色の空の中で、無惨に四散する隊長の姿だった。
157 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 02:01:13 0
>>155(テレパシーで)
いや今からまた攻撃を仕掛けたいと思うこのスナイパーを倒さないと.....
ミレルが危ない....
私はここで朽ちる程落ちぶれていない!!。
158 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 02:18:23 0
>>155 プリシラ委員長

「プ、プリシラしゃん!?
 ど、どうしよう……隊長が……隊長が死んじゃったよおおおおおおおおお!!
 うええええええええええええん!!」

誠に情けない話だけど……。
このときのあちしにはプリシア殿の声が全く聞こえてなかったにゃ……。
前後不覚に陥ってたあちしは術の制御もできず、【透明化】が解けてしまってることにも気が付いてなかったのよ。
159 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 02:23:16 0
>>157
その前に
なんでバラバラになったのに助かったのか理由を書くんだ

チートキャラは嫌われるぞ
160 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/07(水) 02:25:05 0
ふぅ…まったく私は別に否定も肯定もしていないのだがね
勝手にくたばろうが、抗おうが知ったことじゃないんだよ
だから君の話を聞いても不幸とも幸せとも思わない
旧人類の自由だ我々セカンド…聖人・超人連合は口出しなどしないさ
君たちの取った行動は君の意志で選んだものだ…私は君たちを導く側の派閥にも
放置し、自滅を待つ派閥でもない今は中立者だから
それに僕は今は只の記録を取っているだけの探求者に過ぎない
但し、大切な動物達と植物達に多大な悪影響を与えたら
君たちを問答無用で両陣営とも焼き滅ぼす根絶やしだ絶対に許さんよ
一族郎党にも責任を取ってもらう覚悟しておけ
161 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 02:31:04 0
>>159(理由はこいつバンパイアで自己再生が可能。
要するにチートに近いが血を飲まなくてはいけないと言う条件。
しかし自分の血でもおk)
162 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/07(水) 04:05:21 0
暇になってきたよ〜
163 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 08:02:10 0
(自分の意識の中で)
>>158ミレル泣くな
私はこの程度ではくたばらないよ、
今直ぐに復活したいがこれまた時間が掛かるんだ。
もう少し待ってくれ直ぐに合流するよ.....
164 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/07(水) 09:08:24 0
私も仲間に入れてくださいー(気狭霧に言い
165 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 10:24:23 0
>>164別に構わないが
君は実態があるのかい?
それとも魂だけなのかい?
憑依など聞いてる限りでは
魂だけの様子なんだが....
166 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/07(水) 10:28:11 0
実態あるよー
167 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/07(水) 10:40:34 0
http://apr.2chan.net/jun/b/src/1270604407398.jpg

↑これが私です
168 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 10:50:15 0
>>167
お前、版権キャラだったのか……
169 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 11:13:27 0
>>167
まあ良いが 君には危なすぎるぞここは、
せめて基地に帰るかなにかしないと....
いたいなら気をつける事だ.....
170 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 11:15:10 O
その時、壁の扉が開き禍々しい意匠のローブを身に着けた男が、周囲を魔物に囲まれて出て来た。

「…やれやれ。魔物の実戦テストをしようかと思ったがもう死んでいるのか…むっ?」
既にバラバラに四散した気挟霧の遺体に異変を感じ取り、眉を顰める。

「…貴様、死んでおらぬな?その再生力…吸血鬼か。連合には何がいるか分かったものではないなぁ…」

ニタリと笑うと掌を翳し、途端に灼熱の炎が気挟霧のバラバラになった体を包む。

「これで幾らか再生も遅れよう…今、本国から神官を呼び解呪して再生も叶わぬ光の塵にまで分解してくれるぞ…黄泉に送ってやる。待っておれ。ふふふ…」

「あ、あの…召喚師殿!奴は不死身の、あの吸血鬼なのですか!?」
「…有史以来、真に不死身の化物などこの世におらぬ。いたらそやつがとうに世界を征服しておるわ」
「…とはいえこの程度で死ぬほど軟弱な化物でもないがな。見張っておれ。今、不死者の類いを消滅させられる聖職者を本国から呼ぶゆえな…さすがにこうも上位だとこの施設にいる見習い僧侶では歯が立たんわ」

そう言うと召喚師は悠然と引き返す。
この間、この光景に目を奪われたペーペーの兵達は一瞬、ミレルから目を離したかも知れない!
側にいた者や耳のいい奴になら会話の内容も聞こえたかもしれない!
急げ連合軍の勇者たち。このままでは隊長の丸焼きが光の彼方に消えてしまうっ!!
171 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/07(水) 11:33:25 0
たたたっ(気狭霧の体を集めるカナ
172 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 11:46:57 0
>>163
嗚咽にまみれ、しばらく呼吸すら覚束無いあちしだったけれど、どういうわけかすぐに持ち直した。
何となく、誰かに励まされた気がしたのだ。
先ほどから感じる毒にも薬にもならないような悪意(>>160)じゃなくて、
見覚えのある人から勇気をもらったような気がしたのにゃ……

あちしは涙をぬぐい、もう一度【透明化】の術を使用して防壁へと近づいていった。


>>166
騒霊《ポルターガイスト》、というやつにゃね……。
どうもあんたは幻想郷とかいう「別の世界」から迷い込んできた子みたいなのよ?

ちぃーとばかしメタな発言になっちゃうけど
あんたのその「憑依」は決定ロール可能なNPCに対してのみ好きなように操れる程度の能力があるはずにゃ!

あとは……わかるにゃ?
173 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/07(水) 12:13:05 0
>>170

隊長が死んでない!?

防壁の手前まで接近したあちしは如何にもなローブを身にまとったオッチャンの言葉を耳にした。
吸血鬼というのは知ってたけれど……まさかあの状態でも生きてるなんて……流石隊長、もはや化物にゃ。

あちしは嬉しいやら呆れるやらの気持ちでさらに様子を覗った。
いかに【透明化】で姿を消していても、高位の術者には見破られる可能性があるのよ。
一体どうするのかと思って見ていると、何と炎の結界で隊長の身体をラッピングしてしまったのにゃ!

>「これで幾らか再生も〜
>「…とはいえこの程度で死ぬほど〜

まずいに゛ゃ
このままでは隊長さんが今度こそ本当に成仏してしまうのにゃ……!

召喚師風のおっちゃんが防壁のほうへと引き返すの確認してすぐ、あちしは急いで駆け出した。
【透明化】が解けないように……まずは炎の結界を破壊する!

中々複雑な術式が使われてるみたいだけど……解けないほどでも……にゃい!!

――うし、成功!!


>>171 カナ・アナベラル

ふい!GJにゃ!!
あちしはこのまま中に入るから、隊長さんのこと、よろしくね!

何だかんだで、結局正面突破かにゃ……いろいろ調べてくれたプリシラちゃんが報われないにゃー……( ̄ω ̄;)
174 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 12:35:01 0
>>172
ふふふ....ははは!!
カナナイスだ!!
今から貴様タチを殺す.....
(蘇り)
>>173
ミレル...遅くなったな...
(頭を撫でて)
さあ....反撃だ....
(周りの兵士を斬り殺す そして血を飲む)
ゴクゴク...
はあ 蘇るぜ!!
175 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 13:02:18 0
ん?ちょい待ち、ここの兵士って……確か
176 :プリシラ[sage]:2010/04/07(水) 13:14:16 0
…防壁の中には外からの探知魔法は届かない
つまりしばらくは俺からの連絡は無いと思ってくれ

真夜中になれば情報部からの接触があると思う
死体の処理役の赤毛の男だ


健闘を祈る…


あと気狭霧隊長に伝えておいてくれ
隊長がバラバラになって制服と識別票が失われた今、そちらの声は届くが
こちらからは魔法で会話する方法が無いと

…どうせ防壁の中にいれば魔法は届かないから同じことだが…
では、しばらくのお別れ…(ザーザーザザザザ…
177 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 13:14:40 0
>>175 私に兵士の血など関係ない
喉の乾きを潤すだけ...
178 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 13:45:06 O
一方その頃、西口情報部員

A「…お、おい!連合の連中が侵入を発見されて戦闘になってるとか兵が騒いでたぞ!」

B「ちっ!潜入前に見つかっちまったのか!どこだ!?安全な場所まで誘導して…」

A「……第一防壁の外周だ。今そこで大立ち回りの最中だそうだ」

B「なっ…陽動ではないのか!?他に潜入した者は…」

A「いや。念のため探索したがまだ潜入した形跡はない」

B「…捕虜の解放も今回の任務だと聞いていたが…こんな蜂の巣をつついたような状況でどうやって非武装の連中を大勢連れて逃げるつもりだ…!」

A「…防壁周辺を守っていた兵は戦闘のあった地点に殺到している。内部に潜入さえすれば逆に手薄だろうが、恐らく収容所と悪魔召喚施設は警備が固められてるだろう」

B「…傭兵の3個分隊も呼ばれたらしいしな。どうにか人目につかず西口まで解放した捕虜を誘導してくれさえすりゃ、何とかなるが…うぬぅっ…」
179 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 16:09:08 O
>>174
しかし状況は何も好転してはいない。優秀なスナイパーのブラウンも先ほど気挟霧の体をバラバラにした兵達の銃口もまだ健在のままだ。
依然として気挟霧に防壁の上から狙いをつけている。
炎の結界に包まれていた気挟霧を見張っていた兵士数名が斬り倒されたが、損害としては微々たるものだろう。
気挟霧の手の届かぬ防壁の上に更に大量の兵、その後方には召集された傭兵団。さらに悪魔達まで控えているのだから。
そして気挟霧たちはまだ防壁内に侵入すらしていない。

「何度復活しようが構わんっ!召喚師殿が神官様を連れて帰還するまで何回でもバラバラにしてやれいっ!!」
号令一下。またも無情の銃弾の雨が降り注ぐ!
ここで復活→バラバラを無限ループしてるうちにヴァンパイアを滅する聖職者が来るかもしれない。
或いは死体を魔物の晩ご飯にされるかもしれない。

刻一刻と戦況は悪化しつつある。頑張れ連合軍っ!
180 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/07(水) 19:27:58 0
私は基本動植物の味方だ声も出せない彼等のね
悪意?結構動植物を踏みにじる者に効く耳は持たん
むしろ私の最重要排除対象だろう真っ直ぐに言おう死に絶えろと
優しい人間のみが生き残れば良いと考えている
他の物に気遣いも出来ん人間は死に絶えれば良いと
自分の事しか考えない者達は…星からも疎まれる
そして間引きされるべき存在だと考えているがね
まぁそれも君たちの行動次第なのだが
181 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 19:51:53 O
>>180
絶好調でカッコイイ俺様に自己陶酔してるとこ悪いが帰れ。スレから出て行けって意味だ。わかるよな?
ここは帝国と連合軍が戦うスレ。両陣営を滅ぼせる聖人・超人連合とやらは存在しない。
おっかない帝国が最大勢力でそこと戦おうぜ!って気挟霧が立てたスレにみんなが乗っかって楽しくやってるんだ。
自分の考えたカッコイイ設定を披露したい気持ちはよーくわかるが、他人が遊んでるとこに乗り込んで俺の考えた設定に付き合え!もっと強い連中がいてそこに所属してる俺から見たらお前らなんか弱っちいんだぜ!なーんて失礼なこと言い出して誰が付き合うよ?
そもそもつおいキャラなんてプロフに文字書くだけだから五分で出来上がるんだよ。
なんでみんながそれをやらないかもよく考えてみようか。このスレから出て行った後にな。
とりあえず帰れ。
182 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/07(水) 21:18:12 P
ヴァンパイア
「へへへ…なぁるほど、吸 血 鬼かあ…」

吸っていたタバコを捨てて、あらたにタバコを吸い直すブラウニー。
ガチャ…
新たな"弾"を装填する。

「こっちは特製だぜえ…眩しいぜ…」

着弾時に強烈な光と熱を放出するオリジナルの弾。
味方の兵など構いもしない。
最も効率よく敵にダメージを与える場所に撃つ。

パァンッ!!
183 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/07(水) 21:23:20 0
失礼、もう出て行くよ
さようならそしてすまなかった
184 :放火の魔術師 ◆585GG9fKZk [sage]:2010/04/07(水) 21:30:46 0
↑追伸
別に戦闘に参加するとは一言も言ってないしだから傍観の立場に徹していた
従って戦闘描写もしていないそれなりに介入もしていない
立場を弁えていたからだ只これだけは言いたかった
だが迷惑は掛けた事は事実だ言い訳もしない
それではすまなかった本当にさらばだ
185 :気狭霧[sage]:2010/04/07(水) 23:00:39 0
>>179
神官やら何やら連れてくるが良い....
私にそんな物は聞かない....
バラバラにするだと....?
今度は貴様の番だ!!!

>>182貴様ら....
私が光に弱いとでも?
そんな古い吸血鬼など
もう存在などしておらん
こんな物....(熱に耐え切る)
貴様らーー!!(一気に城壁の上までジャンプする)
(兵士達を切り出す)
おらおらあああ!!
186 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/07(水) 23:23:02 O
別に隊長さんが強いのはいいけどさ、さっき当たってバラバラにされるくらいダメージ受けた攻撃がなんで今回無傷なの?
自分でチートキャラだって先回りして言えばチートが許されるわけじゃないお
自分の血を飲むなんて口の中噛めばいいから制限ですらなくね?
俺はチートで活躍したいだけですってならハッキリそう言おうぜ
良いとか悪いとかじゃなくて、どういうスタンスのキャラなのか明確にならないと周りもどう相手すりゃいいかわからん
187 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/08(木) 00:11:12 P
「へっ…一体お前は"どこ"に飛んでいるんだ?」

強烈な光。それはつまり閃光弾。そもそも吸血鬼に光が聞くなど迷信でしかない。
気狭霧が見ている光景は全て己の目に焼き付いている景色。
つまりそれは"幻影"でしかない。

「残念だが、そんな所に上ると狙いやすいぜ…?」

弾を装填し、直撃する様に照準を合わせる。

パァンッ!
188 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 00:55:10 0
>>186
おっと書き方が違かったな
無傷ではないがもうちょい詳しく書くよ
....やっぱりチートに近いかなあ.....
189 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 01:30:26 O
>>気挟霧
そりゃまあ、完全に避けたのか何か別の方法でダメージ軽減したのかくらいは書かないとマズイだろと思うぜ?
キャラの強さのさじ加減は本人次第だから何とも言えないんで、これはこういう遊びでの一般論だが最強やチートは敬遠される傾向にある。
かなり慣れた奴なら別にしてな。

いくら攻撃してもダメージ受けるけど再生するならダメージ無いに等しいじゃん?
キャラもそれを分かってるから何も考えずに正面突破が一番だよな。だって死なないから。バラバラになっても少し待てば復活する。そしたらまた攻撃再開できる。
考えてみよう。お前さんならこんな奴を相手して楽しいか?
お前さんの相手をする奴も画面の向こうにいる人間なんだぜ。
何やっても死なない能力を盾にして突っ込んでくる奴と戦って楽しんでくれてると思えるのか?

だいたい最強厨と呼ばれるこういった手合いの末路は、相手するだけ時間の無駄として敬遠され、嫌われる。
だって何やっても結果同じだものね。違うかい?
お前さんのそのテレポート能力も含めてひたすら単純に負けたくない、やられたくないってだけで構成されたキャラにしか見えない。
コンピューターRPGみたいな強さを競う遊びじゃない。みんなで物語りを盛り上げる遊びだろ?だからスレ立てて参加者募ったんだろ?
格好よくて強い自分のやられ役をしてくれる人が欲しかったのかい?
殆どのキャラの中の人は例え敵対勢力のキャラ相手だろうと問答無用で何もさせずに殺してやろうなんて思ってないさ。
そんなに警戒してガチガチの強スペック求めなくても大丈夫だから安心しろ。

ついでに。
この世界の吸血鬼はそんなものは通用しないってんなら最初に書いておけ。
吸血鬼と書いた時点でみんなが思い浮かべるイメージがあるよな?
それと違うものがあるのが悪いとは言わないから、この世界ではこれが常識ってのは先にみんなに説明しような。
自分が攻撃受けた途端に「そんな攻撃は常識的に効かないことになってまーす」なんて、ただの後出しジャンケンだろ?
お前の頭の中の設定はお前しか知らんのだから。
190 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 01:53:19 0
弱いキャラが知恵を絞って活躍するのって面白いですよね

とりあえず
せめて自己再生には自分のエネルギーを使うわけだから
やられればやられるほど、戦闘能力、再生能力が
落ちてゆくというのはどうかな

これは血を大量に吸うことによって回復する

…今回の完全回復は死体を回収しようとした敵兵の血を吸ったから、
ということで免除



ただし、今回吸った敵の血は怪物の血のはずだが
なぜか人間の血の味がした…

そしてその血は語る

「怖い」と

「元に戻してくれ」と

「このまま死ぬのは嫌だ」と。

断末魔のなかで、刹那、その血はそう言っていた

なんてのはいかがかな♪
191 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 01:54:41 0
>>189そうだな
私も最初スレ立てて詳しくもっと書けばよかったな...すまん
いや ガチガチにした気はなかったんだ
自己再生がダメなのか?
それじゃあ心臓をつかないとダメって設定にしようかな....
流石に死なないのは卑怯だしね
心臓をつかない限り死なないって事にさせてもらうよ
すまんかった
192 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 01:56:10 0
>>190
ふむう そうだねその方が良いかもしれない 流石に死なないってのは....
193 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 02:11:39 O
おまえらの面倒見の良さに全俺が泣いた。

頑張れよ、気挟霧。
194 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 02:39:23 0
>>193 ありがとう
こんなに優しいなんて本当にありがとう....
195 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 02:51:00 0
さあ 話を進めよう

>>187
ぐふっ!
腹に当たる(血が流れる)
(流石に鎧無しじゃきついかどうするか
鎧はさっきの時燃やされてしまった
押し切るしかない)
(目が見える様になり)
今度こそ!!
(ジャンプしブラウニーに大剣を振りかざす)
196 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 03:03:13 0
>>195
しかし相手はあまりに遠い…
197 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 03:06:22 0
>>196いや城壁の下まで来てジャンプしたからねあたるか?
あたれえええ
198 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 03:10:22 O
流れ速いけど、他の参加者の都合とか考えてる?
頻繁に書き込みに来られる人ばかりじゃないのは分かるよね
199 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 03:44:25 0
>>197
あたらない

相手は城壁の中の一番高い「塔の上」

それより君がこの都市に来た目的はなんだ?
ここで大騒ぎをすることか?

ちがうだろう?

連行された市民や捕虜となった兵を助けることだったはずだ
すっかり忘れていないか?
200 :199[sage]:2010/04/08(木) 05:26:35 0
すまんこれだけでは不親切だな

学校を例にして考えてみよう

学校の中庭にとても背の高い木があると考えてみよう
その木は学校より背が高く、遠くからだと学校を突き抜けて見える

だが学校におもいきり近付くと、その木は学校の建物に隠れて見えなくなってしまう

この場合も同じだ
壁の真下に来ると、壁自体が邪魔で、塔は見えなくなってしまうはずだ

では遠くから剣を投げつけるか?
君の目の前には召喚師がいて君を炎で包み
城壁からは無数の銃口が君を狙い
弱いとはいえ怪物たちが君に襲い掛からんとし

動きを止めれば強力な銃の狙撃が君を襲うし

君は今怪我をしている

その中でたとえ全身の力を振り絞って剣を投げつけても、

まず当たらんだろう、と思うんだ
ここはいったん引くべきだ


201 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 06:41:05 0
>>198
それは考えてるつもりだ
なるべく初めての人には質問されれば答えてくつもりだ

ぶっちゃけそんなに高いとは思わなかった
すまん
(仕方がない一時逃げるか
しかしミレルが.....仕方がない東の手薄のとこに向かうか)
(全力で走って東に向かう)
202 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 09:33:41 O
>>201
いい知らせと悪い知らせがある。
まずいい知らせ。今のところ走っている君を正確に撃てるような腕の奴はこの城の兵士にはいない。傭兵団なら別かもしれないが、なんせペーペーの新兵どもが殆どだ。
やたらめったら撃ってくるから何発かはあたるかもしれないが、君の再生力ならそれぐらいは問題ないかもな。
ついでにミレルは透明化できるから暫くは心配無用だろう。

次に悪い知らせだ。今のところ走っている君は防壁の上から丸見えだ。
君が東に向かえば兵士たちもそれを追っかけて移動する。当然だな。
東はたしかに手薄だったがこのまま君がゾロゾロと兵士たちを引き連れて行けば意味はない。
何か考えないとまた同じ様に足止めをくらうだけだぞ。健闘を祈る。
203 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/08(木) 09:46:04 0
あっ

これならいいかも〜(落ちている武器に憑依したカナ
204 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 10:34:44 0
>>202助言ありがとう
クソやはり....
そうだ 城壁の中ならテレポートは無理だが 外なら問題はあるまい
一旦そこらへんの茂みに隠れるか
は!!
(空間を切り中に入る)
205 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 10:44:49 O
>>201
まあ、現実の刑務所の壁だってかなり高いんだぜ?
それはさておき、お前さんは連合が負けるという可能性を考えていたかい?
別に今回の捕虜奪還任務だけじゃない。このスレが流れ次第では最後には「連合軍は奮闘及ばず帝国に滅ぼされてしまいました。おしまい」となることもあるわけだ。
だからといって連合の参加者が全員死ぬわけじゃないが、戦争してるわけだしな。
連合軍にも参加者がいれば帝国にも参加者がいる。ならば帝国も勝ち得るのが平等ってもんだ。
連合軍が最後に必ず勝つことが決まってるなんて言うなら、最初にそれを書いて、やられ役=帝国軍も募集と書かなきゃいけない。

正義の味方の連合軍の豪傑のお前さんが、高い能力を生かして格好よく敵陣に切り込んで
バッサバッサと雑魚を薙ぎ倒して突破して、ボスを撃破し捕虜を連れて凱旋できるのが当然だと信じていたなら、そんなこたぁない。
同じ人間を相手にしてるんだからな。

でも主人公が勝つと分かってる漫画やゲームの予定調和のピンチと、お前さんが今味わってるピンチは面白さの桁が違う。
だから勝っても負けても楽しい遊びなんだ。頑張ってくれ。

ああ、もちろんスレ主はお前さんだし今からでもスレ主の権限の鶴の一声で
「このスレは連合軍が帝国と戦って勝つ物語りを楽しむスレです」とハッキリ宣言しちまうこともできるからな。
206 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 10:54:19 0
>>205
いやそんな宣言はしたくない
もしそうしたらここに来た人がつまらなくなるからね
かと言って私だって負けるはけにはいかん
でも今は結構楽しいですね
207 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/08(木) 10:59:57 P
#本当に助言の人が多いですね…親切な方々だ…

気狭霧を見失ったブラウニー。

「あぁん?どこ逃げやがった…?」

閃光弾を2、3発適当に撃つ。
実際、こんな弾を直に何発も炸裂さしてしまっては失明する者も出てくる。
だが関係ない。なにせ自分は傭兵なのだ。いざとなれば証拠ごと殺してしまえばいい。
それが傭兵の楽しみの一つであった。

「ふむ。じゃあ移動しますか」
 スナイパー
"狙 撃 手"は基本的に二人一組で行動する。見張り役と、狙撃役だ。
見張りの方の相棒―ギルバートという―に合図を送ると、また他の高台に移動した。
208 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 11:29:47 0
>>207(城壁付近の岩陰)
ふう 何とかまいた様だ
兵士も何処かに行ったみたいだし....
(無線)
ミレル無事か?
何処にいるか反応を頼む.....
209 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 11:32:09 0
しかし 中に入るだけでこんなに苦労するとは...
しかし 私には侵入などは全く似合わんが
市民の平和の為だ....
ミレルるの反応を待つか.....
210 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/08(木) 11:46:11 0
私を使ってー(剣に憑依したままテレパシーで気狭霧に伝え
211 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 12:32:52 0
>>210
ああカナ今まで何処にいたんだい?
使ってあげても良いが今まは落ち着いとけ...
212 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 13:19:52 0
>>208
この世界には無線機はあるのかい?

無さそうな気がするが
213 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 13:47:26 O
魔法による遠隔通信装置はあるようだ。ただし最初の一斉射撃で隊長のは故障したらしいので予備かもな。
214 :気狭霧[sage]:2010/04/08(木) 14:11:45 0
>>213そうなんだ
だが私はテレパシー等も使えるんだ
だが魔法類はさっぱりでな
魔法私も覚えて見たいものだ
ちなみにテレポート、テレパシーはときぎなんだぜ
215 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/08(木) 16:04:41 0
>>211

わかった〜(剣に憑依したまま気狭霧に伝え
216 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/08(木) 20:53:22 0
>>174 隊長さん
バランバランになった隊長の身体がみるみる元の姿へと戻っていく。
飛び散った臓物がヘビやカエルみたいにモゾモゾ動いて寄り集まっていく様は……う゛っ!
み、見るんじゃなかったにゃ……(TωT;)
とにかく、そんな凄まじい状況を目の当たりにして周りの敵兵も流石に驚いてたみたい。ちゃんすっ!
【透明化】はそのままで、あちしは召喚師が引き返していった防壁の僅かな入り口へと駆け出した。
この銃声の中だもん。多少の足音なんて誰も気にしないのよ。

潜入、成功だにゃ!!

>「ミレル...遅くなったな...(頭を撫でて) 」

【透明化】で見えてないのね隊長さん、あちし、もう中なのよ……。
217 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/08(木) 20:57:53 O
結局、テレポートで姿を隠した気挟霧を見失い、南北の通用門が開いて兵士たちが辺りを探索したがいまだに見つからなかった。

>>207
「おい!さっきから無闇に閃光弾をばら蒔いてるのは貴様らかっ!」
「味方にまで被害が出るだろうが!あまりバカなマネをすると報酬が減ると思え、ボンクラ傭兵め!!」

ブラウンのいた塔にいくらか階級の高いらしい兵士が怒鳴り込んできた。
彼は先ほどの閃光弾の乱射に文句を言うとバタンっ!と扉を閉めて降りていった。
218 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/08(木) 21:18:31 0
うみゅ……何とか中に入れたけど、隊長と分断されてしまったにゃ……
動く前に状況を整理するねっ!

●ミレル(あちし)は連中が目を離した隙に門が閉まる寸でのところで潜入に成功したにゃ!滑り込みセーフ!
●隊長さん(鎧破損?)はカナちゃんと一緒に外で迎撃の目を引いてくれてるにゃ。どうか、無事でいてね。
●建物の中にはさっき見た召喚師と“化物”がいるみたいにゃ。ふに……あちしじゃ多分倒せないだろうな。
●顔はよく見えないけど、防壁内の高い塔の上に腕のいい狙撃手がいるみたいにゃ!気をつけるにゃ……。
●プリシラちゃんの情報>>176によると西側に連合側の情報部員(赤毛の人)がいるみたい。脱出するならここから?それとも……
●防壁の中から外に対して声は届くけど、外から中へは通信が届かないみたいにゃ……難儀だにゃ(=ω=;)
●それと、ここの兵隊……何だか様子が変にゃ。来る時に聞いた銃声と、何か関係あるのかな……?

ふい!それじゃあ……行動を開始するにゃ!


>>178
あちしはまず様子を伺い、防壁の中の気配を探ることにした……。
五感を研ぎ澄ませ、だいたいの人の流れや数を把握する。
猫の獣人は腕っ節こそそんなに強くないけど、こういうことは得意なのにゃ!

ふみ……外の隊長に気を取られてるのはここの兵隊みたいね。警備の強固な北側……かなり集まってるにゃ。
少し離れたところに感じるこの強烈な気配は……多分塔の上にいるやつにゃ?

うにゅ?何か西側でウロウロしてるのがいるにゃ?もしかして……ふい!行ってみるか、にゃ。
219 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/08(木) 21:19:17 0
>>182  >>187 ???
動き出したあちしの頭上で強烈な光が炸裂する。

「みゅ!?……閃光弾?」

見上げると、防壁の上で顔を押さえて悶絶してる兵士を多数発見した。
外を狙っていたらしいが威力が強すぎたのだろう。味方にもかなりの損害を出しているようだ。
狙いは正確だけど……えらく雑な戦い方にゃ。あんまり真面目に戦ってないにゃ……?

「ふみゅ……」

あちしは塔を上を少し一瞥し、先を急いだ。
“交渉”次第によっては、戦況をひっくり返せるかもとか思いながら。


>>189
じゃ、折角なので設定追加しとくにゃ。
・獣人は不死身ではないけど怪我の治りが早い。ただし、「銀製」の弾や武器で攻撃されると致命傷になる。
・実はあちし……満月の日だけ何故か血が薄まって人間の姿になってしまうにゃ!猫娘ならぬ娘猫なのにゃ!にゃひー(>ω<)!


に゛ゅ!? 時間切れかにゃ……スレッドの時刻でまた朝に来るにゃ!
220 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/08(木) 22:53:45 P
移動を急ぐブラウニー。
アホなヒヨッコ兵士に出会い頭、罵声を浴びせられたがどうってことない。

だが、ブラウニーもまだ24歳である。"ヒヨッコ"兵士の方が恐らく年上だろう。それには理由があった。
歴史ある傭兵の一族は子供ですらも少年兵として最低限の装備をさせ、戦場に送りこむ。
弱いヤツは死ぬ、強いヤツは生き延びる。そうして、才能のない者は淘汰されてきた。
ブラウニーも例外ではない。わずか7歳で初めて人を殺した。それ以来ずっと戦場を転々としている。
傭兵は再起不能の傷を負った時点で故郷へ帰る。そこで後継者を育てるのだ。
戦闘の才能がある者が、戦闘のプロ中のプロに育てられる。故にここまで戦闘慣れしているのだ。

「ふぅむ、ここら辺かねえ」

教会の鐘の所に陣営を設置する。さっきの塔とまではいかないが十分高い。
もちろん、人間の体のつくりではここまで飛ぶことなど不可能だ。
それはつまり、絶好のポジションということだ。
221 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/09(金) 04:02:38 0
…俺はエクレイシア。「死体運び人」
俺の仕事はこの三重の壁の中の建物から、毎日最低ひとつは出る死体を袋に詰め、
馬車に乗せて西の墓穴まで持って行って捨てるのが仕事だ

…俺はエクレイシア。「連合軍のスパイ」

これはナイショだぜ?

実は西の門に詰めているほとんどのヤツは、連合のスパイなんだ…


名前: エクレイシア
年齢: 30
性別: 男
体格: かなり筋肉質
所属国: 連合、ただし表面上は帝国
身分: 連合のスパイ及び帝国の死体運び
装備: ぬののふく、汚辱の短剣
特技: 情報収集、隠密術一般
性格: わりと軽め

容姿の特徴: 「赤毛」

戦争に対して:特になし



さて…
表でどんぱちやっているのも一段落ついたようだ
どういうことになったのかひとつ調べてこなきゃな…

夕べの連絡じゃ、一人進入に成功したって話だった


しかし…派手な陽動だぜ…
222 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/09(金) 10:13:20 0
ごみんなさい……>>219の追加設定だけど、一部訂正しておくね。
あちしの血が薄まっちゃうのは「満月」じゃなくて「新月」(月が出てない日)にゃ!


内部に侵入したあちしはまず「西側」を目指すことにした。
潜入工作員に協力を仰ぐためにゃ。
再び【透明化】を発動させ、
狭い渡り廊下を伝い、物音を立てないようにゆっくり……ゆっくりと……に゛ゅ?煤i=ω=;)

どんっ!

正面から猛スピードで走って来た敵兵になす術も無くブチかまされるあちし。
ふ、不覚! ……だって、ここ狭いんだもん!!(TωT)

「痛てて……だ、誰だお前は!?」

激突の衝撃で【透明化】が解けてしまったあちしを見て驚く敵兵。
すかさずライフルを構え――しかし、遅いっ!
あちしは彼が構えるよりも3テンポ速く腰の矢銃《ボウガン》を引き抜き、彼の眉間に突きつける。

「うっ!?」

動きがなってない。軍隊の訓練を受けてないあちしから見てもまるでド素人にゃ。
それに、身体の大きさも……みゅ?

「……子供?」
223 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/09(金) 10:15:27 0
>>222の続き

あちしは自分が向けた鏃の先にある顔とその声があまりに幼いことを確認し、一瞬躊躇った。
ど、どうなってるにゃ!?
驚くのも束の間、接近してきた新たな気配があちしに銃口を向ける。

「じ、銃を下ろしなさい!」

戦場で聞くにはあまりにか弱く、優しい声――まぁ、あちしも人のことは言えにゃーけど。
視線を横に流した先には案の定……若い女の人が立っていた。17、8と言ったところかにゃ?

「姉さぁーん……」
「な、な、な、泣くんじゃないの!お、男の子でしょ……!?」

怯えた表情でアットホームな会話をするこの二人はどうも姉弟らしい。
ふぃー……仲睦まじいことで、何よりにゃ……。

「あちしを撃つかにゃ?その銃で?その様子だとこんな近くで撃ったこと、ないんでしょ?」

弟くんに矢銃を突きつけたまま、あちしはできるかぎり冷酷な声色でお姉さんに言い放つ。

「あちしは別にいいけど、そんな銃身がブルブル震えてる状態で撃ったら、この子に当たってしまうのよ……?」
「くっ……」
「い、嫌だぁ……!」

は、はふ!?弟くんの下半身から謎の湯気が立ち昇ってきてるにゃ……
取り返しがつかなくなる前にこの辺で止めとくにゃ!うん!

「冗談にゃ♪」
「え?」
「…………」←(放心状態)

矢銃を下ろし、警戒を解く。

「あちしは連合軍の者よ。あなたたちを助けに来たの!」
「え?え?」
「…………」←(レイプ目)

d(・ω−)⌒☆
224 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/09(金) 10:17:14 0
あちしは自分の素性を説明し、この姉弟からディエス・イレに関するさらなる情報を入手した。

「まさか……そんなことが……!?」

曰く、――この防壁にいる兵士の大半が元連合の兵士やこの街の成人男性であるということ
曰く、――彼らは魔法で洗脳され時に帝国の科学者たちの実験台に使われているということ(>>190
曰く、――彼らの家族は男たちを人質として銃を持って無理矢理戦わされているということ……そう、女子供さえも(>>122

基地内部に捕虜の収容所があるのではなく、捕虜そのものに……基地を守らせていたのだ。

「あいつら……私たちにこう言ったのよ……。
 『お前等のようなひ弱な身体を披験体にしてもたいしたものはできない。せいぜい固定砲台として働いてもらう。
  逆らおうなどと考えるな。もし歯向かえばお前たちの父や兄を化物のエサにする』……って!!」

お姉さんは自分の持っていた銃を忌々しげに見つめ、そう言った。

「私たち……何もできなかった……。
 やつらの言いなりになって、訓練して、味方のはずの連合の人たちを何度も追い返したわ……。
 大事な人を喪うのが怖かったから……ただ、その一心で!人形みたいにっ!
 本来立ち向かうべき敵がすぐ後ろにいたのに、逆らうこともせず仲間を傷つけてきたのっ!!

 臆病者なのよっ……!私たちは……!
 だから、私たちのことはもう放っておいて……今更助けてもらおうなんて、ムシが良すぎるもの……」

彼女は傍らの弟さんを抱きしめつつ、力無く崩れ落ちた。まるで、あちしに懺悔するかのように。
225 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/09(金) 10:21:41 0
>>224の続き

「臆病者なんかじゃ……ないにゃ!」

あちしは……あちしはこの人たちの気持ちを無駄にしたくないと思った。
家族を奪われまいと必死で耐え忍んだ日々を――この地を踏んだ時耳にした、あの悲しげな銃声を――!

「二人とも今までよく頑張ってくれたのよ!ううん、ここの人たちはみんなすごいのにゃ!
 家族のために必死で戦ってきたあなたたちは……とっても、とっても勇敢なのよ!!
 今日ここへ来たあちしらの何倍も勇気があるよ!あちしはそう思う!
 だから……あちしらはあなたたちのこと助けるよ!
 あちし一人の力じゃ無理だけど、きっとみんなのこと助けてもらうにゃ!」

「あ……ありがとう……ございます」

「二人とも――泣くのはもう止めて?ね?
 あいつらのお人形になるのは今日でおしまい!

 隊長が……あちしらの隊長が、きっとあなたたちに絡みついた糸をブッタ斬ってくれるにゃ!

 反撃――開始なのよ!!!!」


そのとき、西側の通路から何者かがやってきた気配を感じ、あちしは身構える。

「そ、そこにいるのは誰っ!?」

誰かを探しているらしいその人物は――(>>221
226 :ちょっと連絡です[sage]:2010/04/09(金) 13:26:21 0
(プリシラ&エクレイシア)

ほんとすいません
まともな投下は真夜中になりますです

気狭霧隊長へ補足
東門の船は朝に壁の中に入り
夕方に出て行きます

水路も船もかなり大きいし
隊長の能力ならかなり長い間水中で息をとめていられると思うので
その辺利用すれば第一の壁の突破は比較的楽かと

あと隊長の想像どおり、壁の外ではテレポートは自由なので
その辺利用すれば船の中への潜入も比較的楽かと

さらに西口には仲間がいるので
その辺利用すればこっそり「仲間と入れ替わって」堂々と入ることとか
比較的楽かと…

一日一回は、彼らは死体を捨てに外に出るようですし
でっかい穴に捨てに行くわけですから、どこに行けば会えるかもわかっています

なお、入れ替わって堂々と潜入した場合、
潜入方法がばれたとき、西口の仲間が危険に晒されることになりますが
それは隊長のお好みで…
227 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/09(金) 16:12:58 P
ズドンッ!

また一人。まるで雑草を刈り取るかの様に教会の上から気狭霧に続いてきたほんの数十人の兵を次々に撃ち抜く。
人数から推測するに精鋭部隊だろうか。

(あの吸血鬼どもだけかと思ったが…連合もこんなウスノロ雇わずに俺を雇えばいいのによお…)

その数十人のほとんどがブラウニーを殺すために協会にまっすぐ向かってきた。
それを確実に、作業的に撃ち続ける。そして最後の一人。
まるで遊びの様に足を打ち抜き、さらに太もも、という様に四肢を撃ち抜いていった。
教会の下では殺されずに苦しみだけを与え続けられる兵が悶えていた。

「…自分がエリートかなんかだと勘違いするからこうなるんだよ、カスが…」

まだ殺しはしない。何発も何発も死なない場所に撃ちこみ続ける。
そうしていると、

「敵にゃあ容赦しねぇぜ。そういう仕事でな、勘弁してくれよ」

特殊炸裂弾頭を装填すると、その兵士の胴体に撃ちこんだ。
顔、手足、それらが四方八方に飛び散り、肉体の破片までもが吹っ飛んだ。
228 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/09(金) 19:05:22 0
ヤフー?
229 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/09(金) 21:47:00 0
連合側の増援って……いたっけ?
それとも元々ディエス・イレと睨み合ってた連合の部隊?
230 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/09(金) 22:03:55 O
ブラウンが初登場させたモブかと。
まあ、潜入に手こずってたから増援よこしても無理はない状況だ。
231 :名無しになりきれ:2010/04/09(金) 22:21:13 0
マンハッタンに進軍
232 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/09(金) 22:37:01 P
#スレの流れが止まってたので…あんまり好まれる行為じゃないですね…
#申し訳ないです。
233 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/09(金) 22:55:26 O
いや、問題ないんじゃね?
各自で敵兵や味方出したりしてるし。その状況から考えて無理がない範囲なら色々動かして見ればいいと思うし、そっちの方が楽しめると思うよ。
今のところスレが動かないのはプリシラとミレル待ちなんじゃないかなーと。
数日に1〜2レスで進むとこだってあるんだし気にするな。
234 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/09(金) 23:38:42 0
>問題ない
同感。
突発的な作戦ではあったけど、プリシラあたりが声をかけて増援呼んでくれたってことにしとけば違和感無いし。
ミレルは現在エクレイシアの反応待ちっぽい(根拠は無いが確定情報)。
元々は内部工作員のNPCと協力して隊長を中に誘導するつもりだったみたいだけど、プリシラのサブと見て路線変更したんだな。
キャラの掛け持ちはあんまりよくないって言われるけど、プリシラの状況を考えるに仕方ないと思われ。
打ち合わせも何もして無いからね。

むしろ気狭霧の仕事はこの間に東でも西でもいいからプリシラに自分の考えや作戦を伝えてさっさと中に入ってしまうことだと思う。
スネークばりに。
235 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/09(金) 23:42:54 0
ところでブラウニーが今いる「教会」って防壁の中……ですよね?
236 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/10(土) 00:25:01 P
#イメージとしては防壁の中に都市群がある、要塞都市みたいなイメージを持ってます。
#今いるところは初めの"塔"よりも少し低い、教会のてっぺんです。
237 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/10(土) 03:16:42 0
「そこにいるのは誰っ!?」


角を曲がっていきなり俺の視界に入ってきたのは、この町の市民らしい姉弟と、

しなやかな動きの猫…いや、猫娘…だった。

金目銀目のオッドアイ、アメリカン・ショートヘアーを思わせる毛並み、
しなやかな動き…聞いていた特長と一致する。

その目にはさすがに迷いはあったが、
いまも手に持った銃口はぴたりと俺の心臓を狙っている…

いい兵士じゃないか♪

とはいえ、ズドンと撃たれちゃたまらない。
俺はなるべく平静を装って答えた

「降参!降参!助けてくれ撃たないで何でもするから!
靴も舐めます何でも喋りますおねがいだあぁぁぁぁ」

…猫娘は眉をひそめ、姉弟は…
姉のほうはちょっと笑い、弟のほうはちょっと軽蔑の表情を浮かべた…

「なあ猫の姉さん!まさか無抵抗の人間を殺すなんてしないだろ?
俺はあんたの味方だって!この自慢の赤毛にかけて誓うよ!
あんたの王女様だってそんなこと望んじゃいないさ!」

もちろん連合軍に王女(プリンセッサ)なんかいない

「おれはこれでも西の門に勤めてるんだ
脱出がお望みかい?きっと俺は役に立つぜ!
だからさあ!殺さないでくれよぉぉぉ」
238 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/10(土) 03:57:21 0
>>225
さて、と。
俺の持つ情報は

警備は第二の壁と第三の壁の間がいちばん厳重で、
第三の壁は内側を向いていること

つまり、第三の壁は
二つの建物を閉じ込めるためのものであること
(まあ当然だが)

第二の壁は符丁が必要なため、自分といっしょに死体回収者として入るか、
もしくは下水道から進入する以外入る方法は無いこと
…もちろん符丁ってのはこのナイフの事だから、別に無理してついていくつもりも無いが…

はっきり言うが、俺は格闘技とか習ったわけじゃないからな
腕っ節のほうはからっきしだ
銃の練習もした事は無いぜ


でも、針金を相手の首に引っ掛けてしめあげ
肩に担いで2.3回揺するだけでも人は殺せるからな
俺にとってはそれで十分だ

今のところはそんなとこかな…おっと
あとは隊長さんと合流するなら、橋渡し役が必要か…

まあ、プリシラちゃんの増援も到着しつつあるみたいだし、
あの厄介な狙撃者がそっちに気を取られている間に、進入してくれると楽なんだが…
239 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/10(土) 04:49:42 0
>>227
凄腕の狙撃兵か…

厄介な存在だ
とりあえず単体での潜入は無理と見て、陽動にと兵を向けては見たが…

全滅とは!

…大損害だ

もっとも、収穫はあったがな
相手の対応が早すぎる
わりと場当たり的に指示したディエス・イレだが、
気狭霧隊長が出撃してすぐ、傭兵団がディエス・イレに集結しているということだ
相手の規模などはわからないが…

すくなくとも帝国は、よく聞こえる耳とよく見える目を持っている…

おそらくはこの作戦本部にスパイがいる、ということだろう…

まあいい。逆に、決定的な侵攻作戦や防衛作戦が展開されないうちに
このスパイが活動してくれたのはよかった
切った切り札は二度と使えないことをいずれ思い知るがいい

>>214-215
援軍に持たせた新しい鎧と認識票は届いているか?
俺の声が聞こえるか?

それと、カナ、とか言ったな
協力者は貴重だ
まして君の能力には目を見張るものがある

これからも協力してくれ…

具体的には、強力な意思を持たないものを、君ならコントロールできる
そしてそれは、コントロールされた相手以外にはわからない
…いや、相手は自分のやった行動をあとから不思議に思うことがあっても
君の存在には気がつかない可能性すらあるな…

敵地への潜入にはこれ以上無い心強い能力だ!
君の活躍に期待する。
240 :名無しになりきれ:2010/04/10(土) 04:52:19 0
んああぁ
241 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/10(土) 05:02:39 0
>>236
私のイメージもそうですが
城塞都市の外にも多少の建物や街が広がっている感じで

なぜならここはもともとは城塞都市ではなかったはずなので…


基本細かいところはその場のノリとセンスでいいのでは無いでしょうか
あと…避難所とかいります?
242 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 12:31:58 0
気狭霧どうした?
昨日から全然書き込みがないじゃないか……。
急かすつもりは無いがスレ主なんだから顔出せるときに出してくれよ?

今の段階でわからんことがあったら質問するといい。
243 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 21:18:48 O
>>239
「…こちら情報部。現在、迎撃された援軍の死体処理中。生存者は…断言は出来ないがほぼ絶望的だろう」

「新情報が幾つか。まずは敵に雇われている傭兵団の戦力。およそ3個分団。
あの手の連中のご多分に漏れず軍への忠誠心は薄いようだ…勝馬に乗る主義だな。雇い主が死んだら金が出ないから当然か」

「…あと気挟霧隊長に対抗して本国から神官を呼ぶそうだ。本当に来るかどうかはわからんが、仮に隊長に対抗しうる法術の使い手ならかなり厄介だろう」

「…以上。通信終わり。作戦の成功を…アンタらなら虫けらみたいに殺されたこいつらの無念を晴らしてくれると信じてる…!」

淡々と報告をしていた情報部員が最後に声に怒りを滲ませる。
…死体捨て場。なんのことはない巨大な穴だ。そこに無造作に、生ゴミのように死体が捨てられる。
おぞましい実験の末に人とも魔物ともつかぬ姿に変わり果て、命を落とした捕虜たちの亡骸。
その上に連合から援軍に出た兵士たちのそれが投げ落とされた。

【ぽつぽつとモブNPCを投下してる者の一人ですが、避難所はもう少し様子見てからでもいいかなーと】
244 :名無しになりきれ:2010/04/10(土) 21:47:00 0
ポッポ屋
245 :ミレル[sage]:2010/04/10(土) 21:51:23 0
翌朝来るにゃー……
246 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 21:58:12 0
タ…スケ…テ…。

名前:マクス=デルウェーア

年齢:15歳

性別:男

体格:フツーよりは鍛えてるつもり

所属国:連合

身分:一兵卒。でも、精兵には数えられてる

装備:全ての歩兵に普及してるボルトアクションライフルと自前の軍刀

特技:腐ったものもおいしくいただけます。

性格:やや気弱

容姿の特徴:ブロンドに青眼の至ってフツーな容姿。ちょっと頼りない

戦争に対して:守りたいものが…僕にもあります。
247 :マクス=デルウェーア@rakusimiri[sage]:2010/04/10(土) 22:05:55 0
>>243
「タス・・・ケ・・テ・・・。」
死体で埋め尽くされようとしている穴から、かすれた声がする。
はじめ、>>243をはじめ、死体片付け役たちは、互いに顔を見合わせ、
誰かの冗談かと思ったが、何度も声がすると、
そのうちの一人が、穴に飛び込み、中の声の主に呼びかける。
「誰だーー!?」
「れんご・・・う・・・。ぞう・・・ん・・・で・・・まだ・・・しんで・・・な・・」
それを聞いて、何人かが上に被さる死体をどけはじめ、もう何人かは
警戒して銃を構える。
248 :マクス=デルウェーア ◆wRpNu7PsTC4y [sage]:2010/04/10(土) 22:16:05 0
#すいません、トリップつけ間違えました。
#ええっと、これで、いいんでしょうか?

>>247の続き
数十分におよぶ救出作業の後に、まだ幼さの残る青年兵士が救出される。
救護班を呼ばず、その場の連合軍スパイたちの中だけで、
兵士の治療が行われた。腹部、左腕部に無残な銃創。
致命傷とは言い切れないが、大の大人でも悲鳴をあげたがるような傷である。
麻酔なしの術式で弾を取り出し、消毒し、無造作に縫合する。
これらの治療を青年は声ひとつ上げず、咥えさせられた布を
自身の血で染めつつも耐えた。術式の後、青年は気絶した。戦闘可能ではないが、
一命はとりとめたはず。認識表から、この青年が、マクス=デルウェーアという
連合軍兵士であることがわかった。
249 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 22:42:41 O
>>248
「…情報部だ。何度もスマンな。いい知らせだ。壊滅したと思われた援軍に生存者がいた」

「重傷だが応急手当てをして命は取り留めた。認識番号XXX-XXXX…名前はマクス。
まだ若いヒヨッコだがさすがに根性は据わってるぜ。鉛弾えぐり出しても声一つあげやがらねぇ、ハハッ」

「戦闘続行は…難しいかもな。ああ、今、そっちから救護班派遣されたり送り返したらここの正体がバレるな」

「…暫くは西口の情報部の小屋に寝かせておく。首尾よく捕虜を救出したらその時に…ああ…以上」

連合作戦本部へと再び連絡を入れる。生存者救出の報告。

帝国が台頭して以来、暗く絶望的な情報ばかりを見聞きして、それを伝えた相手に同じ様に絶望される。
…そんな嫌な役回りばかりしてきた男は久々に素直に喜べる報せを口に出来た充足感に空を見上げた。

(……もう少し長生きして、次は連合軍勝利の報告でもしてぇもんだな…)

その視線の先には、多くの悲嘆と絶望を閉じ込めた呪いの箱のような防壁があった…。
250 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 23:09:03 0
技術はどのくらい進歩してるの?第2次大戦くらい?
サブマシンガンなんてあるんだから戦車とか軍用機とかはありなん?
251 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 23:11:37 0
何となく戦間期〜WW2くらいじゃないかと思う。
組織はどうも近代的な軍隊組織のそれに近いらしいし。

何より銃器と剣と魔法が上手く共存できる時代はそのあたりが適切だもの。
252 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/10(土) 23:14:02 P
#そこら辺が曖昧なんですよね。
#メタルマックスとか、風の谷のナウシカみたいな世界じゃないでしょうか?
#別に崩壊してませんけど。

ブラウニーは下で撃ち抜いた兵が運ばれていくのをじっと見ていた。
味方の兵がゴミ捨て場、もとい死体安置所まで運ぶのだ。

「全く、熱心なモンだぜ。どうせなら敵のみぐるみ剥いで捨てりゃあいいのによ…」

タバコを吹かす。結局、あの吸血鬼はあらわれぬままだ。
253 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/10(土) 23:16:11 O
版権ならFF7っぽいイメージかも。あとはタクティクスオウガ。
剣、銃、魔法があってどれが圧倒的に強いってわけじゃない。
剣の達人なら弾丸叩き落としたりしそうなファンタジー。
254 :気狭霧[sage]:2010/04/11(日) 12:30:35 0
うむ 来てないうちに随分人が...
まあいいだろう
いまいち来てなかったから 今はどんな感じなんだ?
ストーリーが進みすぎて
誰かわかる人簡単に説明もらえると嬉しい
255 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/11(日) 12:46:16 O
せいぜい数十レスだ。しかもよそみたいに複雑なわけでもない。
それぐらいは自分で読み返す努力しようか。
これから先も数日、間を空ける度に誰かに説明求めるつもりじゃないだろ?
256 :気狭霧[sage]:2010/04/11(日) 12:49:29 0
よんだぜ
だけど...ま少ずつ返していきます
257 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/11(日) 13:04:04 O
レスのペースは無理すんな。
読んだ上で分からないなら仕方ない。聞いてくれれば教えるよ。
258 :マクス=デルウェーア ◆wRpNu7PsTC4y [sage]:2010/04/11(日) 15:15:38 0
「うっ、ちょっとすいません、……まだ事情よくわかってないんですが、
 もう限界、吐きますっ!!」

ゲバァッ!! 豪快な音とともに、マクスの口から大量のなにかが
吐き出される。だが、今朝のメニューではないらしい。胃液まみれの物体を
手に取りながら、マクスは誰とも知れぬ工作員に聞いてもいないのに説明をはじめる。

「えっと、これが、吸着式魔力反応爆弾、数量2。
      続いて、自立潜行型地下爆弾、数量5。
      鞄梱包爆弾数量1。っと、胃液等による劣化はないと確認しました。(ここだけ強気)
 これで、辛うじて、防壁の城門(?)と、1つ2つの塔とか教会みたいなものと、
 あと、通信施設、魔力炉(?)みたいなのは爆破できると、聞きました…たぶん。
 ……でも、この施設って、下手に爆破とかしたらヤバイんでしたっけ? 
 ええっと、……、とりあえず、爆弾はお届けしました。僕はもうちょっと寝ます。ゴフッ!」

リバースした際に食道が裂けたのか、マクスは軽く吐血しながらまた気絶した。
259 :名無しになりきれ:2010/04/11(日) 18:53:20 0
パクリスレ
260 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/11(日) 19:21:53 0
予告しといて遅れちゃった……申し訳にゃい……

>>237 エクレイシア

矢銃を突きつけるや否や、彼は両手をあげてこう言った。

>「降参!降参!助けてくれ撃たないで何でもするから!
 靴も舐めます何でも喋りますおねがいだあぁぁぁぁ」

にゃ?にゃっ?
多少の抵抗を覚悟していたあちしは逆に面食らってしまった。
いきなり降参されるとは思ってのかったのにゃ……。
敵兵にしては、何だか……

>「なあ猫の姉さん!まさか無抵抗の人間を殺すなんてしないだろ?
俺はあんたの味方だって!この自慢の赤毛にかけて誓うよ!
あんたの王女様だってそんなこと望んじゃいないさ!」

……赤毛?あ、にゃるらと。
プリシラちゃんの言ってた人はこの人なのにゃ!

>「おれはこれでも西の門に勤めてるんだ
脱出がお望みかい?きっと俺は役に立つぜ!
だからさあ!殺さないでくれよぉぉぉ」

「わかったから、もう芝居は打たなくて大丈夫なのよ……」
261 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/11(日) 19:22:58 0
>>238 エクレイシアその2

挨拶もそこそこに済ませ、あちしはエクレイシア氏から情報をもらう。
ここからさらに第二・第三の壁に侵入しないことには
捕虜が収容されている所へも悪魔を召喚する部屋へもたどりつけないのにゃ……。

>死体回収者として入るか

あちしにそれはできないのよ。この顔だし。背低いし。入ってもすぐバレバレにゃ。

>下水道から進入する

やるとしたら、そっちかにゃ?

>はっきり言うが、俺は格闘技とか〜

あちしもにゃ。現状の戦力だけで乗り込むのはやっぱ危険よね。

>でも、針金を相手の首に引っ掛けて締め上げ肩に担いで2.3回揺するだけでも〜

……何気に物騒なこと言うのにゃ、この人( ̄∀ ̄;)

>隊長との橋渡し役

問題はそこよね……。防壁全体に広域な結界が張られてて外から中への通信が届かないのよ。
あ!そうだ。エクレイシアさんからプリシラちゃん経由で隊長を中に誘導すればいいのにゃ!

>あの厄介な狙撃手

その事なんだけど……ちょっとの間後で別行動を取らせてもらってもいいかにゃ?
262 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/11(日) 19:25:02 0
>>243 内部情報員

あちしは姉弟に【連合軍が内部に潜入できたので“合図”が出たら一斉に行動するように】とだけ伝え、エクレイシア氏と
一緒に内部情報員の集まる西側:死体処理場へと向かった。

そこで見たものは暗い顔でプリシラちゃんに状況報告をしながら味方の遺体を葬る彼らの姿。
何でもあちしが中に潜入した直後に来てくれた増援部隊がほぼ全滅してしまったそうなのにゃ……。

>「新情報が幾つか。まずは敵に雇われている傭兵団の戦力。およそ3個分団。
 あの手の連中のご多分に漏れず軍への忠誠心は薄いようだ…勝馬に乗る主義だな。雇い主が死んだら金が出ないから当然か」

その報告を耳にして、さっきまであちしの中で“思いつき”だったものが“作戦”へと移り変わる。
うい……あいつらをこっち側につけることができれば……
捕虜や民衆の解放だけでなく、ディエス・イレそのものを奪還することだって夢じゃないのにゃ!

>「…以上。通信終わり。作戦の成功を…アンタらなら虫けらみたいに殺されたこいつらの無念を晴らしてくれると信じてる…!」

でも、あの傭兵たちをこちら側につけて本当にいいのかにゃ……?
あちしはこの部隊に入ってまだ日が浅いけど(っていうか、よく考えたらまだ初日なのよ!)、仲間を殺されたこの人たちの
ことを思うと、たった今仇だった連中の手を借りて本当にいいのか、という気もしてしまうにゃ……。

…………

ううん。やっぱり、「コレ」と「ソレ」はきっと別問題なのよ。
あちしはついさっきこの街の真実を見た……見てしまったにゃ。
あの子達を救い出すためには……隊長さんが「やる」と決めたことを実行するには……今の戦力じゃできっこないのよ!
例えそれが「やりたくないこと」でも、「やらないと先に進めない」ならそれはきっと「するべきこと」なのにゃ……!

戦争に来てる時点で、何も失わずに済むなんてこと……あるはずないもの。
だったらワルモノにだってなってやるのよ……猫は案外……強かなのにゃ!
263 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/11(日) 19:27:49 0
>>246-248  マクス&エクレイシアその3

ふい!?生存者がいたのにゃ?
……良かったの……にゃ。

「エクレイシアしゃん……この人のこと、よろしくにゃ。
 あちしは少し、行くところがあるのよ……」

「ふい。ちょっと、傭兵さんに声をかけてくるのにゃ」


>>252 ブラウニー・ブラウン

第一と第二の防壁の間に、それはあった。
【透明化】を使用して見張りの目を掻い潜り、あちしは「教会」の下へとやってきた。

その鐘楼に潜むは鐘を鳴らす神父ではなく、戦場に絶望を振りまく魔弾の射手……。
不死身と云われる吸血鬼を窮地に陥らせたそのスナイパーは今も高所からスコープを覗いては獲物の品定めをしているらしい。

教会の鐘楼は高く、人間の体のつくりではそこまで昇ることは不可能だ。

――そう、人間の身体なら

身体中のバネを使い、猫の獣人……あちしは音も無く跳躍する。
壁を伝い、屋根に爪を立て、上る。昇る。登る。
着地したその先は「彼」の背後。外に注意を向けたままこちらにはまだ気がついていない。
猫足の肉球は触って楽しむだけでなく、接近時の物音すらも消してしまう効果があるのにゃ!

あちしは【透明化】を解き、ホルスターから矢銃を引き抜いてスナイパーの後頭部に突きつけた。

「その引き金から指を離すにゃ」

しかし、銃撃戦について何の知識も無いあちしはこのとき気付いていなかった。
スナイパーには、見張り役(>>207)がついているということに――
264 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/11(日) 19:38:12 P
ガチャ…

急に後頭部に冷たいものが当たる。
しばらく静止した後、ゆっくりと胸ポケットからカガミを取り出した。
反射したカガミで後ろを見る。

「なるほど…ネコか…どうりでここまでこれるわけだ」

ギルバートがハッとして長剣を抜く。

「待てよ、ギルバート。殺すならすぐ殺すだろう。用があって来たんだろう?子猫ちゃん」

ギルバートはただただ無言のまま長剣を下ろす。
ブラウニーはゆっくりとライフルを地面に置く。
と、同時に素早く後ろを振り向き、そのボウガンをつかみ、弾いた。

#矢銃ってボウガンですか?違うかったら申し訳ないです。
265 :気狭霧[sage]:2010/04/11(日) 19:55:40 0
>>226了解した貴重な情報ありがとう

>>239
ふむ プリシラ殿今さっき取りに行かせてもらった、だがしかし....
見事に殺されたな スナイパーでは仕方があるまい.....
カナの能力も見所はあるな
以上だ

266 :気狭霧[sage]:2010/04/11(日) 19:56:43 0
中に入るも何も......
合図がなければな.....
どうしたものか?
267 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/11(日) 20:36:47 0
#それで合ってますよ。
 以後もあちしのレスで「矢銃」と書いてあったら《ボウガン》と読んであげてください。


>>264 ブラウニー・ブラウン

彼は胸ポケットから鏡を取り出し、後ろに立つあちしの姿を見た。

何か小声で呟いた次の瞬間――
鋭い金属音をさせ、長剣を手にした男が突然現れてあちしに向かって肉迫する。

ふにっ!?嘘?いつの間に……!

>「待てよ、ギルバート。殺すならすぐ殺すだろう。用があって来たんだろう?子猫ちゃん」

長剣の男は彼の制止によって動きを止めた。コイツ……全く気配が感じ取れなかったのよ……。

その直後、
彼はあちしが長剣の男に気を取られているうちに、矢銃をあちしの手から弾き飛ばした。
う、迂闊!
268 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/11(日) 21:12:54 0
こんばんわ〜
269 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/11(日) 21:51:15 P
#ボウガンは弓銃だったような気もしないこともしないわけではない…

「で、子猫ちゃん。何の用だい?くだらない事なら…わかってるだろう…?」

予備用の回転式拳銃を突きつける。
人間の大人でも一発当たれば致命傷だ。

「…ギルバート、コイツがもしくだらねえこと言ったら
 叩き潰してミンチにしてハンバーグにしてやろうぜ」
270 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/11(日) 23:46:31 0
名前:ヴォルフガング・シュペーア
年齢:38
性別:男
体格:背は低め、やや肥満体型
所属国:帝国軍
身分:上級大佐(守備隊司令官)
装備:回転式拳銃、サーベル、ボルトアクション式カービン
特技:拳銃等を用いた中近距離戦闘
性格:割合に短気。軍事思想は古典的
容姿の特徴:カーキ色の野戦服に戦闘帽、トレンチコート。何れも連合軍の旧型官給品
戦争に対して:新たな秩序へ向けて、完遂されるべき大事業
271 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/11(日) 23:47:59 0
「ディエス・イレ義勇連隊の諸君、準備はよろしいかな。これより市街に侵入した敵の捜索及び駆逐に当たってもらう」
市民と捕虜から成る現地徴用兵部隊の前に立ち、拡声器で訓辞を行う将校はヴォルフガング・シュペーア。
元連合軍少尉、現帝国軍上級大佐である。帝国軍がまだ反乱軍と呼ばれていた頃からの古参将校だ。かつては連合軍近衛師団に所属していた。

現在の肩書きはディエス・イレ守備隊司令官。だが、元は叩き上げの下級将校だ。気難しい表情で司令室に詰めるのは軍人の仕事ではないと信じている。
だから司令官たる高級将校には珍しく、司令部を副官や幕僚団に任せ前線指揮に出向く事が多い。

「きっと諸君は俺が憎いだろう。帝国が憎いだろう。好きなだけ憎めばいい」
徴用兵は答えないが、全員の双眸には暗い感情が燃え上がり、すぐにでもその感情を発散させたがっているのは明白だ。
それを押し留めている抑止力…水冷式重機関銃の準備を整えた機関銃班と着剣した小銃を抱えた小銃班は、近衛師団崩れの兵士である。
「いいかね?彼らの任務はもちろん徴用兵諸君の援護ではないぞ。諸君の忠誠心を維持する装置だとでも思って欲しい」
ヴォルフガングが手を振り下ろすと、ドドドッ、と機関銃が唸り、熱い鉛弾が徴用兵らの足元を抉る。
何人かが悲鳴と共に腰を抜かしたが、帝国兵は誰一人として関心を示さない。何せ、相手は「戦友」でも「守るべき市民」でも、「捕虜」ですらないのだから。
「諸君、何をぼーっとしているんだ。早急に連合兵を血祭りに上げろ。戦果によっては家族の釈放も考えてやるぞ。さ、我らが帝国への忠誠を示せ!」
楽しげな声を背に受けて、哀れな徴用兵たちは前進する。生きているかも判らない家族と、自分の命を守る為に。

「機関銃は引き続き徴用兵の監督。逃げ帰ってきたものは問答無用で撃ち殺せ」
徴用兵を見送り、拡声器を置いたヴォルフガングは脇に置いていた愛用の旧式カービン銃を手に取った。
そして市街の地図を広げて考える。さて、前進指揮所の設営に最適な場所はどこだろう。適度に強固な建造物で、ある程度の大きさがあり、見晴らしが良い場所は…
「ふむ……兵隊、5人ついてこい。向こうの教会まで偵察に行こう」
272 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/12(月) 01:43:05 O
>>258
「爆弾か…ふぅむ…」
マクスから預かった幾つかの爆弾を見て腕組みをする。
いずれも施設の破壊工作には有用な代物だが、なにせここの内情を考えると無闇には使えない。徴用兵たちを爆発に巻き込むわけにも行かないのだ。

遠慮なく使えるとしたらまず間違いなく生え抜きの帝国兵で固められてるであろう第三防壁の内部。
悪魔召喚施設と捕虜収容所の警備部隊に対してが真っ先に思いつく。
上手く行けばかなりの打撃を与えられるだろう。
しかしそれでも牢獄を開けて捕虜たちを安全な場所まで誘導出来るかと言えばNOだ。
騒ぎを聞き付けて他の兵が駆け付けて来たらそこで詰む。構造上、脱出経路は限られている。
そこを塞がれれば袋の鼠なのだ。

「……ま、俺が考えても始まらないな」

自分はあくまで情報部員。下手を打てば重要な拠点であるここの存在すら危うくなる。
ここに連合の同志が辿り着けば渡せばよい。使える戦術の選択肢が増えた。それはこの状況下に於いて百の兵にも匹敵する価値がある。
だからこそ、この勇敢な青年兵士の意志を無駄にしない為にも最善の人材に託されなくてはならない。
それは自分のような有象無象では決してないのだ。
273 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/12(月) 03:03:01 0
やっと連絡がついたか…
腹の傷は思ったより深かったようだな

>>266
ではとりあえず西の門に向かってもらおう


ぶっちゃけ、当初は東の門の水路を進入経路に予定していたんだ
船にまぎれて進入すればそれほど難しくないはずだった

そして当初の予定ではそこに連絡員を待機させておく予定だったが…

極秘潜入が失敗した今では、そこはかなり警戒されていると思われる
進入には格好の場所だからな

水路は第一の壁を越えて間もなく行き止まりになるはずだ
おそらく荷物は厳重に調べられるだろうし、水路も見張られているだろう


で、だ。

実はその船にちょっとした爆薬をうまく積み込ませることに成功した。
船が門を通過するくらいに片舷に大穴が開く予定だ

船の爆破と同時に南門、東門より再度何人かを重武装で突入させる。
まあその…

陽動と怪しまれない程度に殺されて来いと命令…いや…
できるだけ暴れて派手に死…なないようになるべく戻って来いと言ってあるから
騒ぎの起こっている南門と東門は絶対来るな

それと前後して西門の情報部員を一人買い物に出す…
そのものと入れ替わって進入してほしい…

頼んだぞ?


274 :名も無い情報部員[sage]:2010/04/12(月) 03:13:20 0
>>266
…と、言うわけで、おれっちになりすまして進入してくれよ旦那。
ちゃんとカナちゃんを隠せるようにフードとか着てきたからさ



…そろそろ爆破の時間だな…

さん…
にぃ…
いち…





どかぁあああああん!!!!!!
275 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/12(月) 03:23:47 0
#明日の真夜中またきます…
276 :気狭霧[sage]:2010/04/12(月) 06:00:08 0
>>273
ふむ 待機してるうちに警戒されてるとは
てっきり東から入ろうと思ってしまった...

しかし船に爆薬ですか...
また大層な事を....
それはさて置き 爆発時間か.....(西の門に移動テレポートで)
(そして情報員と合う)
>>274
君が情報員か.....
私が君になりすまして浸入か.....
フードかすまない助かるそれじゃあ行って来る(フードを被りカナを隠す)
277 :気狭霧[sage]:2010/04/12(月) 06:06:23 0
>>276
#追記
(なかに入り)
ふむ ここがディエス イレか.....
しかしこれからはなりすましだ
ミレルが気になるが少し待とうか....
カナあまり大声で喋るなよ?
見つかっちゃうからな....
278 :名無しになりきれ:2010/04/12(月) 15:10:21 0
ピジョン屋
279 :気狭霧[sage]:2010/04/12(月) 15:28:23 0
それにしても 今から探索しようかねえ
しかし見つかったらおわりだ.....
少しでも警戒しなければ
(歩き出す)
280 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/12(月) 15:36:11 P
東の方角から爆音がする。
警備の連中が行くハズだが、ブラウニーは気づいていた。
明かな陽動。一般的な戦略だ。自分を教えた傭兵が言っていた事だ。

「で、子猫ちゃん。あんたの仲間が騒ぎを起こしてるぜ」

ブラウニーは帝国側に陽動という事を伝えるつもりはない。
自分の直接的な利益には全くつながらないからだ。
281 :気狭霧[sage]:2010/04/12(月) 16:38:20 0
>>279#追記
うむ 見つかると言うのは訂正だ。
正体を見せたら終わりだな....

しかし血が欲しいなあ......
282 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/12(月) 20:55:00 0
帝国と連合と聞いて真っ先にドラッグオンドラグーンを思い出した
283 :キャプテン[sage]:2010/04/12(月) 22:21:07 O
貴様ら、反乱軍だな!
284 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/12(月) 22:29:25 O
>>281
ところで連合の統治体制ってどうなってんの?
街が合併したってことは自治独立権の強い都市国家の連合なんだろうけど。
そうなると王族や皇族の支配じゃないだろう。統治者の地位は何?
帝国は帝制だからなんとなくわかるが、連合は曖昧なんだよな。世界観の根底に関わるので詳しく頼む。
285 :ミレル・ニャンコ・エクス [sage]:2010/04/12(月) 23:41:56 0
>269 ブラウニー・ブラウン
#にゅ……どうやら規制にひっかかったみたいにゃ……(´・ω・`)
#そういうわけであちしはしばらく動けそうにありません。
#すげぇくやしいですけど、あちしのせいでスレの流れが止まってしまうほうが嫌なので
「こいつじゃ話にならねぇ」的な感じの決定ロールであちしを人質にしちゃって連合に交渉持ちかけるなり
 そのまま帝国側につくなりあなたの傭兵としての判断にお任せします。プリシラしゃん、隊長さん……ごめん!(>ω<;)

#追伸:ググッてみたらボウガンの和訳は弓銃のほうが正しいでしたにゃ、訂正ありがとっ!
286 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/12(月) 23:51:47 O
千夜から代理投稿ってのはどうだろう。
かくいう自分も規制中ではあるが。
287 :気狭霧[sage]:2010/04/13(火) 00:29:15 0
>>284連合は私の上にもっと階級があったんだですよ....
しかし今は私が一番上にいるんですよ.....
前は私の代わりにこの国を納めてる人がいたんですよ、しかし殺されてしまって.....
今は私がこの国を納めてると言う感じです。
王制などではないですよ
288 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 00:31:47 O
………は?
もうやだこの国
289 :名無しになりきれ:2010/04/13(火) 01:15:36 O
>>287
だからそういう後だし止めとけつってんだろ。ボケが。
不死身の無敵キャラにダメ出しされたから次は一番偉い人か。つくづく自分が一番じゃなきゃ気が済まないんだな。

とりあえずだな、お前が連合を納めてるなら周りの連中の反応は違って当然だ。
指導者がロクに警護もつけず前線に立ってれば首取るために施設なんかそっちのけで帝国が総力ぶち込んできてもおかしくない。
元は帝国と連合は一つだからな。お前の顔を知らないわけがないし、敵国の指導者を知らないわけがない。
ここがこの戦争の最終決戦の地になるだろうよ。
銃でバラバラになった時点で蘇らないように帝国の全力を結集してトドメ刺されて当然。
この任務が始まってからの他のやつの行動が全部お前の思いつきで矛盾したものになるわけだ。
どうすんだよこれ?
290 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 01:25:03 0
>>287
ゴミ以下の対応だな
最初からお前にスレ主は無理だったんだよ
291 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 01:34:32 0
>>284
連合は帝国に対抗するため帝国に対抗する都市同士が手をむすんだものだ

59 名前: 気狭霧 [sage] 投稿日: 2010/03/28(日) 11:44:32 0
>>56 勢力的には 帝国軍が悪魔と契約してモンスターを呼び出してるので 
何かと数はいますねえ しかしこちらは精鋭兵がいますね 
アルフレド君って言う子がいるんですが
なかなか見所あるんですよねえ
{連合は街達が合併し今の形ですね 名前は別にないですねえ} 


従って実質的な指導者は存在しない

たまたま隊長は生き残りの中で最も階級が高かったために軍を任されている
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ     
         〃 {_{ノ    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l─    ─ 从 |、i|  
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ 
        /⌒ヽ__|ヘ        j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

とはいえ前線がお好きなようだから、実質後方支援などのバックアップは
私が執り行っているわけだ。
292 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 01:34:58 0
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ     
         〃 {_{`ヽ    ノリ| l │ i|     
         レ!小l◎    ◎ 从 |、i|     
          ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノ│    
        /⌒ヽ__|ヘ  ヽ ノ   j /⌒i !     
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│    
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

ちなみにイメージとしてはSRPGが近いんではないかと
基本お殿様がいちばん強いのですが
魔法や銃や剣を使う兵士が居て
だーっといってばーっという感じで

おそらくですが
293 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 01:39:32 O
だからキサギリはなな板の鼻つまみもののクズコテだと言ったろうがwwww
頭の中すっかすかで、僕ちゃんの考えたかっこいいキャラの活躍をやりたいだけなんだよ。
お前らがどんだけ親切にフォローしても無駄だよ。笑っちまうぐらい馬鹿なんだから。
中の人は黒歴史ノート現在進行形で書き続けてる引きこもりの中学生だろうよ。
294 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 01:52:11 O
>>287
お前偽物だろ。トリついてないからってタチ悪いことしやがって。
そうだよな?そういうことにしとけ!な?
295 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 02:05:50 0
>>293
      ┌────────┐     
      |           u  |      
      |  u               |      
   !`ヽ |.   Sound Only   .| i⌒!     
   ヽ、 \|:.           U .:|ノ ノ  
    \_|:::...   PRISCILLA  ...:::!_/   
       |::::::::::...          ..:::::::::::|    
 ''     |:::::::::::::::........    ......:::::::::::::::::|     
      l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! 
     |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 
      \:::::;‐、:::::::::::::::::::::::::::;‐、:::::/  
         ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄    
     .    | |        | |   

世界設定に関してはかなり弱いかもしれないが
それは我々がフォローしていく

彼が忠告や助言を聞き入れてくれる限りまだ大丈夫だ


隊長。
ちなみに
トリップとは、私の名前のあとについている ◆JTBwt6TlOZbWの事だ 
名前のあとに#をつけ、文字列を入れることで完成する
たとえば
気狭霧#委員長で
気狭霧 ◆Rule2B.pIYとなる


簡単な本人識別に使う
興味があったら

トリップ・AA・書き込み等テスト用スレinなな板6
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1267033503/

でテストしてくれたまえ
296 :気狭霧[sage]:2010/04/13(火) 02:48:16 0
>>289説明不足か
一番偉いと言っても生き残りの中で
高かったんですよ
でも前線を任されているので....
もし私が死んでも他の方がこの軍を率いるんだと思いますよ...

>>291プリシラ殿
本当にすまない......
いつも私の失態で....
297 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 04:44:15 0
>>296
#安心するのは早い
私は人間的にそれほど上等なものじゃない

別のスレで毒も吐いている




今夜20時?くらいにまた来ます…
298 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 10:00:46 O
>>296
説明不足じゃねーだろ。
自分が国を納めてるってテメーが言ったんだろうが。生き残りの中で地位が高かったとか関係ねーよ。お前が国納めてるんだろ?
それともただの実戦指揮官の一軍人に訂正するのか?ハッキリしろ。
ただの軍人だとしても自分が最高位の軍人とかやめとけ。悪いが今までの任務の働き見る限りまったく実力伴ってない。
潜入任務なのに無駄に暴れて何もしないうちに五体バラバラにされて、事前に潜入方法何度か説明されてるのに手をこまねいて隠れてただけ。
この先連合軍に参加した奴はこんな野郎より下の地位で部下か?そうなるよな。軍を任されているってことはさ。
プリシラに失態だと詫びてもそれでも自分のキャラの地位は最高のままにしておきたいわけか。
死んでもすぐに次が選ばれるからなんて理由にもにならんぞ。
だいたいお前死ぬ気ないだろ。見苦しい言い訳すんな。
299 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 11:27:45 0
>>298
私は自由にやりたいんですよ
おかしかったらおかしいって言ってもらえるのは嬉しい忠告を貰うのはありがたい
だがかと言ってそこまで完璧に私は出来ない
完璧にしろとか言うなら
ここに来なければいい 酷い言い方間違った言い方は解ってる
しかし君たちみたいにいちいち
私のミスをばかじゃないの?
もっと完璧にやれよって言うなら
他のスレに行けばいい
もっと完璧で面白いとこに行けばいい....
もう私はスレを立ててしまった
だから途中でやめられない
しかしちょっとの事でダメだし言われたら私はこのスレに来てやる気がなくなる.....
皆アドバイスくれてるのはわかる
しかし難しい事だけ解ってもらいたい
300 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 11:49:23 O
自分を最強にしない
設定をころころ変えない
後出ししない

簡単なことだと思うんだけどな
自分が楽しいことが一番大切で周りを楽しませる気がない
だからあんたはどこに行っても嫌われるんだろうね
301 :名無しになりきれ:2010/04/13(火) 12:01:17 O
完璧でもなきゃ難しいことでもねーだろカスが
周りが完璧求めてんじゃなくて、お前一人があまりに出来てなさすぎるんだよ。意味わかるか?
お前に求めてるハードルは他のスレのスレ主に比べれば限りなく低い。
そもそもスレ主なんてのは常に完璧や最善を求められて当然だぞ。
参加者全員が理解しやすいように遊びやすいように状況を整えるのが勤めだ。数日空けたから誰か説明しろなんて口にした時点でフルボッコにされてもおかしくない。

なのにお前はここまでスレ進んでから「実は自分が国納めてまーす」とかアホか?
自由にやりたいのとお前の思いつきや好き勝手に付き合えってのは意味が違うぞ
ここはお前の設定書き散らしてるチラシの裏じゃねーんだよ。そんなのやりたきゃチラシの裏に書いてろ。な?
もちろんやる気なくなったなら居なくなって構わないぞ?
この先こんな調子で思いつきでポンポン自分に都合いいだけの、とんでもない無茶設定投下する奴なんかいないほうがいいわ。
302 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 12:23:16 O
実はお前が連合治めてたってのは全然ちょっとの事じゃねえだろバカヤロウwwwwww
303 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 12:41:58 0
どうしようもねえな
304 :名無しになりきれ:2010/04/13(火) 13:01:42 0
あらら
305 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 13:36:28 0
あーと…
ちょっとだけ…

とりあえず

気狭霧隊長は連合軍の
本部のある都市の

精鋭兵「部隊」の
部隊長

ということにしませんか?

精鋭兵部隊、とよばれる部隊は
対悪魔用に連合が用意した特殊部隊で
戦闘能力に特化している部隊だ

隊長
かなり地位は下がるが
前線に行くなら、本来は地位持ってちゃやばいのです
王様が冒険する小説とかももちろんあるけど
それは
「国を飛び出した王様」が大前提なので…

細かい設定はあまり考えていない、というのが正直なところだろうし
質問には逆に、それはこういうアウトラインにしたいのだけどどうかな、と
名無しのみんなに相談する形にすれば
このスレに書き込んでくれてる人が相談にのってくれると思いますが…

では医者にいってきまーす
306 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 13:57:15 0
>>305
うむー?
それいいかも知れませんね
さっきはちょっと変な事言ってすまなかった
どんどん名無しさんの意見も取り入れて
頑張って行くよ......
307 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 13:58:36 0
# 私は今日来れません
足を見事にやってしまって
また明日来れたら来ます
308 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 14:43:41 0
こりゃ連合軍分裂だなw
反乱軍登場か
309 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/13(火) 16:10:42 P
#あらら…自分としてはどんな状況であれ柔軟に対応しますから構いませんよ。
#とりあえず完全にキャラを固めた情報を再投下願います。
#柔軟に対応するとて動きにくいものがあります。申し訳ありません。

「なんだよお、急にだんまりしやがって…ギルバート、コイツをそこに縛っててくれないか」

教会の頂上を支える柱にロープでぐるぐる巻きにする。
何か喋るまでしばらくこうしておくのだ。
こうすればコイツはまさしく手も足も出ない。

「すまねえなあ、こっちだって仕事なんだ。許してくれよお」

#それと2chではおおよその人があまりよろしくない喋り方だったりで、
#不快に感じることもあると思いますが、そこら辺は気にしない方が良いですよ。
#2ch名物と思えば問題ないです。はい。
310 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 17:47:33 0
>>309
カチャ…
>>309の尻穴に銃を突きつける)
311 :名無しになりきれ:2010/04/13(火) 17:49:41 P
あっー!!
312 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 19:02:37 0
あー……、なーんか>>284の質問以降どんどん雲行きが怪しくなってきてるね。
規制解けるまで静観してるつもりだったけど、もう見てられないや。
とりあえず、プリシラの中の人へ。GJ。お互い無能な上司・同僚に苦労させられるね……。
基地防衛と己の信念のために非道を演じる素敵な大佐さん>>270、および我々にいつも“事件”や“無理難題”
を吹っかけてくれる名無しの方々(私も名無しだけど)にも、この場を借りて感謝の意を表します。いつもありがとう。
このスレッドはあなたたちのお陰で成り立っています。

ただ、大事なことを忘れちゃいけません。
悪役や災難というものはそれに立ち向かう存在がいて創めて物語が成り立つということ。
同時に、主役というものは悪役や試練が存在しない限り何の存在意義もないということ。
そのスレ主を追い出した後、あなたたちは一体どうするおつもりですか?

確かに気狭霧はコテとして能力が無いかもしれませんが、スレを最初から読んで参加してる人間はそんなものとっくに承知の上です。
知らないとは言わせません。なのにどうして彼に答えさせようとするのですか?……無駄なのは既にわかってるのに(>>66
まともに答えられない彼を叩いて、追い出すためですか?

ここはその無能(今はまだな!)で能筋の隊長を
全力でささえるドM(連合側)コテと
それを苛めて楽しむドS(帝国側)コテのスレですよ?
こんなやり方で勝ったって楽しくないし、フェアじゃありません。楽しむ方法を間違えないでください。
313 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 19:03:39 0
>気狭霧
散々叩かれて気持ちが折れたか?
だけどね、誰が何を言おうと「お前は間違いなくこのスレに必要な人間だ」。それだけは間違いない。
敵役含めアルフレッドもプリシラもエクレイシアもミレルもマクスも、お前がこのスレを立てたから生まれた存在だ。
お前無しにはあり得ない。特にミレル・ニャンコ・エクスにいたっては「隊長」が消えた瞬間に存在意義を失うぜ?
その一挙手一投足がどんなにまずかろうと、あの娘は“貴様が諦めない限り”ずっと忠誠を尽くすだろうよ。
貴様にくれてやるにはもったいないぐらいの部下だけどな。それだけは覚えておけ。


>緑字でスレッドageてるアホへ
やれやれ……人の規制中にかこつけて、よくもまぁ……。
「敵対関係」の把握と扇動、及びスレ主に対する「印象操作」。お前のドラマ理論の応用には関心するよ。
はじめはバカな書き込みで様子を覗って、この機会をずっと待ってたんだろ?
>>181は俺じゃないけど、追い出されたのがそんなに悔しかったのか?
このスレを終わらせることしか考えず、「名無しになりきれてない」時点でバレバレだ。
“猫の眼”を欺けると思うなよ?

火付けの道化師《トリック・スター》
無責任な扇動家《アジテーター》

「名無し」を騙る放火の魔術士よ。お前の策略はここで終わりだ…… 残 念 だ っ た な ! !


>>286
了解。ミレルは今夜か明日中に行動を再開いたします。
314 :名無しになりきれ:2010/04/13(火) 19:12:51 P
自演乙
315 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 19:22:25 0
ここまで分かりやすいのは久々に見た
316 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 19:28:27 0
>>312
それで君は悪役や災厄を追い出すつもりかね
そのつもりはないだろうけど、その書き方はあんまりよくない
317 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 20:20:38 O
主役が居なくちゃ悪役もいらないんだから叩きによる追い出しはやめようぜって書いてるジャマイカ
私、隊長さんに放火したモブ召喚師だけど隊長さんいないと困ると思う
とりあえず上級吸血鬼がどんな種族なのかとか、隊長さんの地位(プリシラさんの提案に乗るのかな?)とかの設定を投下してくれることをブラウンさんと同じく希望する
318 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 20:23:42 0
別に悪役の人ばっかりがキサギリを叩いてる訳じゃあるまいに
319 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 20:26:54 0
東の門と南の門…
ただ船を爆発、炎上させるだけではまずいのだ
戦術の最大のポイントは、主導権をこちらが握ることにある
そのためには、相手にこちらの意図を出来るだけ悟られてはならない

この作戦が
潜入のための陽動ではなく
潜入が失敗したための強攻策だと思ってもらわなくては…

思惑通り召喚師が出来損ないの怪物をひきつれ、南の門より姿を見せる…
東の門もやはり待ち伏せがあったようだ…

間もなく、西門の情報部より、潜入成功の報告があった。

もういいだろう

俺は次の指示を陽動部隊に下した

「戦闘で負傷したもの、死んだものを
敵味方の区別なく、なるべく回収し、撤退せよ

いいか?敵の怪物の死体をできるだけ持って帰って来い
敵の怪物の、怪我で動けなくなったやつもだ!」

…敵の使っている道具が便利なものなら、こちらもぜひ使わせていただこう
もしこちらには使えないものであったとしても…
敵を調べることは、いずれ何かの役に立つはずだ…
320 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 20:48:44 0
…ってわけで、こっからはプリシラちゃんに変わって俺が案内役だ。

隊長、簡単に状況を説明しよう

今、隊長は第1の壁と第2の壁の間に居る。
この第1の壁ってやつは、当然ながら外からの…連合の襲撃を防ぐためにある。

じゃ第2の壁が何かってえと、もちろん第1の壁が破られたときに
第2の防壁として機能するわけなんだけど、

どっちかっていうと、もともとのディエス・イレの住人がキレて反乱をやらかしたときに
ここに立てこもって本国から増援を待つつもりだってのが本音らしい

…つまり、第2の壁と第3の壁の間は真の帝国領って事だ

第3の壁は内側を向いてるから、侵入自体は楽だ
階段上って飛びおりりゃ、両足の骨折くらいで中に入れるぜ

問題はそっから先だ…が…
ま、第2の壁を越えなきゃ話にならないのも事実だ

ところで悪いニュースがある
先に潜入した猫娘だがな
まだ帰ってこねぇ

プリシラちゃんのおっぱじめたどんぱちに巻き込まれちまったのかもな
321 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 21:18:52 0
さて、隊長の出来ることだがな

まず出来るだけ早く猫娘と合流すること…
もしくは連絡をつなげること…が最優先か?

あと、第1と第2の壁の間に居る敵軍だがな
もともとディエス・イレの住民が、人質とか取られて
泣く泣く闘ってるのが実情だから、

…人質とか何とかできりゃ、おそらく協力してくれるんじゃねえか?


そのためになんか調べて欲しいんだったら、俺に遠慮なく言ってくれな!
322 :名無しになりきれ:2010/04/13(火) 21:32:01 0
もうここは駄目だ
主が糞すぎた
323 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 21:33:19 0
#といふわけで
がんばってくださいまし隊長!

ちなみにプリシラちゃんが自分の事を
「私」で書いているのは

「俺」に脳内変換してくだしあ…
324 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/13(火) 21:39:58 0
>>312
#うむむ、まいったなぁ。
#「あなたたち」と一まとめに言われても、私は何も答えさせようとしてはいないし、答えられないことを叩こうともしていません。
#ついでに不当な手段で勝つ事も考えてませんし、それを楽しもうとも考えていません。
#アクティブな帝国側が少数派だったんで参加しただけなのだけども……引っ込んだ方がいいのかしら。
325 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/13(火) 21:42:51 0
>>324
いや、活躍期待されてるし
326 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 21:45:01 0
ひっこめ
327 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 21:53:47 0
>>325
お前は黙ってろよゴミムシ
328 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 21:55:24 O
>>324
>>312は別にお前さんが何かを詰問したり>>1を叩きだそうとしてるとか言っちゃないだろ。
一部の小数名(下手すりゃ一人の自演)の、初心者の気挟霧の揚げ足取りして荒らしてる奴に言ってんだろ。
個人的には好きなタイプのキャラだから期待してるよ。
329 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/13(火) 21:58:51 0
参加者が満足してればそれでいいじゃない
色々と突っ込みたくなる気持ちも分からんではないけど
330 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/13(火) 23:16:23 0
>>274
南側、そして間もなく東側からの爆音。建物越しにも黒煙が登るのが見える。
「何事か!」
そんな事は考えるまでもない。侵入した連合兵の攻撃に違いない。陽動とも考えられるが、だからと言って放置出来るものでもない。
仮に陽動目的の小部隊であろうとも、敵の勢力点を残せば防衛線の穴となる。軍事作戦の失敗はいつも小さな綻びから始まるのだ。
「貴様と貴様、伝令だ!さっきの機関銃班まで走って徴用兵共々南進させろ!事態の収拾に当たらせる!小銃班は東側に送れ!」
連合軍は酷く甘い。かつて連合軍軍人だったヴォルフガングが知る限り、彼らは旧時代の騎士か何かのように高潔で紳士的で、純粋である。
連中は徴用兵の駆逐にも躊躇するに違いない。さもなくば徴用兵共々蜂の巣にしてやればよいのだが。
「もう一人…おい、貴様だ、貴様。無線を展開しろ、司令部からの通信をどうにか拾え」
兵士が背負っている旧式の近距離無線機に電源が入ると、耳障りで今にも壊れそうなガリガリという動作音が漏れ始める。
本来、近距離無線機は指揮所向きではないが、ディエス・イレ守備隊には規模を問わず無線機そのものが少数しか配備されていないのだ。
司令部こそ最新式の大型無線機が導入されているが、末端部隊では信号弾や伝令兵を使う旧来の通信システムが未だ主力である。

>>309
ふと見上げると、僅かにふらつく人影が教会の鐘楼に見えた。間違いなく友軍だとヴォルフガングは考える。
都市侵攻に際しては野砲等を用いた綿密な予備攻撃の後、重点攻撃を重ね防衛線の突破を図るべきだ。防衛線が破られていないのに敵がいるはずがない。
…このとき、ヴォルフガングは浸透戦術の可能性を一切考慮しなかった。彼にとって少数による浸透など、軍人に不相応な卑しい夜盗の行為に他ならない。
また、敵の目的が市街占領であるとも信じ込んでいた。自身が捕虜や市民に価値を見出せないからだ。捕虜救出の為に貴重な兵を殺すなど考えられない。

万が一に備えて二人の兵士が小銃で狙いを定める中、ヴォルフガングはいくらかの老いを感じさせる声を張り上げる。
「おーい、そこにいるのは帝国の傭兵か!こちらは守備隊司令のヴォルフガング上級大佐だ!!この教会に前進指揮所を設営する、手伝ってくれ!」
ついでに一言、間違いなく傭兵ならば食いつく言葉を。
「…我々の作業を手伝えば特別手当てを出すぞ!」


#なかなかどうにもね、慣れないもので身の振り方がわからない…
#引っ込むにせよもう少しばかりお邪魔させてもらいましょ。
331 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/13(火) 23:25:59 P
「特別手当…か。へへへ…こりゃいい小遣い稼ぎだぜえ…」

傭兵というのはその多くが金の為に戦っている。
一部の異端者は"正義のため"だとか"誰かのため"に戦っているのもいるそうだが…

「ギルバート、ここは任した。終わったら二人で飲もうぜ!」

近接戦闘用の回転式拳銃とナイフを持って下に降りる。

「へいへい、大佐殿。自分に出来ることがあればなんなりと!」
332 :気狭霧[sage]:2010/04/13(火) 23:48:58 0
>>320 やはり ディエス イレは反乱していたか....
ここの化物の血が微妙におかしいと
思ったんだよな
まあそれはさて置き
ふむ 第二 第三ねえ
何か考えないといけないないなこれは.....
何? ミレルがまだだと!?
それは大変だ....
>>321
ミレルと合流も何も....
連絡すら取れてないのに.....
どうすれば?
泣く泣く戦ってたら
説得出来そうだが.....
でもそれはやめとこう
少し危険すぎる.....
そうだ少しで良いからエクレイシア
情報を聞いて来てくれないか
ミレル達の事やどうすれば中には入れる等.....
333 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/14(水) 02:19:45 0
>>332
いや、反乱までは、まだだ。

第2の壁は、「もし」反乱したときに、立てこもるために用意してある、ということなのさ
逆に考えれば、なんでそんな壁が必要だったか、ということになるだろ?

隊長はまだ侵入したばかりだから気が付いてないみたいだが、
ここいらで銃持ってうろうろしているやつは、女とか子供ばっかりなんだ

つまり、ディエス・イレのもとからの市民に、銃っていう武器をわざわざ支給してるんだ
一気に反乱されるとかなりやばいことになるわけさ

あと説得だけど、隊長がじかに一人一人説得する必要は無いぜ
そのために俺たち情報部がたっぷりこの街に潜入してるんだ

…ってか、もともとこの街の市民だからな。俺たちは…
プリシラちゃんから情報を流すように依頼があったときに、
俺は信頼できるやつにそのことを打ち明けた
そしたらそいつも別のやつに声をかけ、さらにそいつが…ってんで
これだけの人数になったんだ
帝国に反感を持っているこの街の市民は、相当な数が居るんだぜ

帝国が市民に言うことを聞かせている原因を取り除いてやりゃ…
説得なんてする必要すらねえかもだ
…ま、その辺は俺の仕事だしな。きっちりやるさ


あとは、その時の混乱に乗じればいいんじゃねえのか?
隊長が思い切り暴れられるのはそのときさ


…ま、それまでにいろいろあるかもだけどな

まとめるぜ
まずあんたの部下の可愛い猫ちゃんと合流する
次に、どうにかして市民を反乱させる

そうしたら街が大騒ぎになる

大騒ぎに乗じて、救い出したやつらを脱出させる…
もちろん救い出したやつらの中にも闘ってくれるやつは居るだろうから、
隊長は他のみんなが逃げられるようにそいつらと踏みとどまって闘う…

いっそ反乱を完全に成功させちまえばこの街を帝国の支配から開放できるんだが、
そこまでは今の段階では期待すんのは無理だろうな

…猫ちゃんはこの町の教会のあたりに向かったらしいぜ
なんか目的があるって話だった

傭兵を仲間に…とか言ってたな
ま、あいつらは金で雇われてるし、生き残れるほうに付くからな
こいつらこそ説得できりゃ、かなり心強いかもだぜ
334 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/14(水) 02:27:54 0
あと第2の壁への潜入方法だけどな

俺に成りすまして、死体回収者として堂々と入るか
もしくは臭いのをがまんして下水道から進入するかだ

死体回収者として進入すんのは猫ちゃんじゃ難しいから、
まあ、下水道からって事になるぜ



…言っとくけど、下水道から進入する場合、罠とか気をつけろよ


モンスターとか、怪物とか、毒グモとか、でっかい白いワニとかもな
ナイフ一本でクリアーできると思ったら大間違い…

…いや、こっちの話だ
335 :気狭霧[sage]:2010/04/14(水) 05:19:30 0
>>333
ここら辺の者は全て女子供だと...?
元々銃が支給ねえ.....
帝国は何を考えてるや.....
まあこっちに反乱がつけば有利だがな....
反乱の説得は君らに任せて
任せていいんだね
336 :気狭霧[sage]:2010/04/14(水) 05:27:56 0
>>333#追記
まあ 反乱自体が容易ではないですからねえ今は....
ともかく ミレルは教会と....
さっき耳にしたがあの傭兵仲間になって信用出来るのか.....?
あまり傭兵は好きじゃないが....
なんて言ってる暇は無いんだがな...
>>334
うむ もう第二の浸入情報もあるのか
話が早い 私はどちらでも構わないが
死体回収者にさせて貰うよ
死体回収者の詳しい情報も頼めないか??
337 :名無しになりきれ:2010/04/14(水) 12:21:26 0
やめろ
338 :マクス=デルウェーア ◆wRpNu7PsTC4y [sage]:2010/04/14(水) 14:14:59 0
>>336
「ははは、ご冗談ばっかり。こんな傷を負ってる凡才に、化け物まみれの下水道を
 行けっていうんですか? 隊長さんは、下水道行き、僕は死体回収者で決まりですね。(勝手に決める)
 あと、一発殴らせてください」
ドゴォッと、吸血鬼でもかわせない速度で、マクスの左ラリアットがキサギリを襲う。
倒れたキサギリをガンガン踏み着けつつ。
「この名前だけ隊長。あんたの無能、驕慢のせいで、どんだけ仲間が死んだと思ってんだ?
 僕まで、腕に弾食らって、こんなしょぼいラリアットしか繰り出せなくなったんだぞ、アア!?
 わかったら、さっさと猫ちゃん迎えに行って来い。10分以内に何事もなかったかのように
 救出してこい。……あ、すいません、地が出ちゃいました。それじゃあ、お願いしますね、
 ヒーローさん。僕は怪我人なので、もうちょっと寝てます」
無理したせいで、左腕が再出血しつつも、マクスは、しっかりした足取りで>>249
小屋に戻っていった。追い詰められた人間は強い。
339 :気狭霧[sage]:2010/04/14(水) 16:08:52 0
>>338
お前勝手に決め...グハッ!!
ははは......
なかなか良いラリアットだ.....
君の味方はすまなかった
そこら辺は私のミスだ
だがな腕に怪我したくらいでガタガタ抜かすな!!!
貴様だって覚悟の上だろ!?
まあ仕方ない。
下水道に向うそれから直ぐにミレルを救出し
ここがかたずいたら
君に私のラリアットをくれよう....
覚えてたらな......

そう言うと すぐに
下水道に向かって行った。
#教会って下水道抜けてカラですか?
340 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/14(水) 16:34:48 P
#教会は都市のほぼ中央に位置する設定です。
#下水道抜けてももうちょっとあるかないとダメかもしれないかもしれないこともないかもです。
341 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/14(水) 17:36:17 O
>>319
南口撤退戦

「軍曹ー!連中食らいついてきやがる!振り切れませんぜ!」

「ちぃ!女に情熱的にアタックされるのはベッドの中だけにして欲しいな…うおっとぉ!?」

怪我をして呼吸の荒い帝国側の徴用されたらしき少年兵を担ぐ連合兵と、彼らをサポートしつつ軽口で応える軍曹の頬を銃弾が掠める。
市街の南に広がる林。そこを越えた平原が撤退ポイントだったが陽動部隊の撤退は苦しいものになっていた。
元より撤退戦は負傷兵を庇いながら敵に背を向けて逃げる為、かなりの被害を被る。
しかも敵は本来は連合の同朋の徴用兵。できれば倒したくはない。おまけに彼らや怪物まで回収しろと来てる。
徴用兵の士気が決して高くないのだけが救いだったが、ここまで少なくない犠牲を連合側は払っていた。

「面倒くせぇな…いっちょ仕掛けるか…お前はそのボウズを担いで全力で走れ!二十…いや十五分で俺が戻らなきゃそのまま撤退しろ!」

「…軍曹。ご無事を。…ボウズ、あと一踏ん張りだからな!」

少年兵を担いだ兵士は走り出す。撤退ポイントには兵員搬送用の馬車が待たせてあったが、既に多くの味方が撤退し残りはあと僅かだろう。
下手すれば最後の一台かもしれない。


「…へへっ、これでも食らいやがれ!」
身を隠す樹木の幹を弾丸がえぐり取ってゆく。それでも不敵に笑うと敵の一団をギリギリまで引き付けて閃光手榴弾を投擲する。
悲鳴を上げて目を覆い戸惑う徴用兵たち。その間を掻き分けて疾走する。狙うは後方にいる重機関銃を構えた帝国兵だ!

『目がぁぁ〜、目がぁぁ〜!!』

「なかなかいい遺言じゃねぇか、ああ!?」

乾いた銃声が二発響き二人の帝国兵が地に伏す。視界の戻った徴用兵たちが目にしたのは、重機関銃を構えた連合の軍曹だった。

『…あ、あぁ…』
『…天罰よね…今まで連合の兵隊さんたちをたくさん殺してきたもの…』
『あなた…私も今逝くわ…』
口々に悔恨と諦めの呟きを漏らしてあるものはへたり込み、あるものは武器を捨て手を上げる。
目の前にいる軍曹と呼ばれた連合兵は、先程までまさに自分たちが追い回し、何人かの仲間を撃ち殺したのだ。
許されるはずもない…そう思っていた。

「なぁにボサッとしてんだあ!全員気をつけーいっ!回れ右っ、林の向こうまで全力でダッシュだ!!」

『『『……え?』』』

「アンタらの保護も任務のうちなんだよ。さぁさぁ、早くしないと馬車が出ちまうぞ。連合の陣地までマラソンしたいわけじゃないだろう?」

『で、でも…僕たちあなたに酷いこと…』
『それに裏切ったら…夫が…』

「言うな。それも任務のうちだ。人質に取られてる連中のことなら大丈夫。南の林でアンタらの部隊は壊滅。全員戦死。
死体回収班は俺達の仲間でな。そう報告をあげることになっている。
裏切り者扱いにゃならない。それに…間もなく潜入した部隊が捕虜を解放する手筈だ」

『…そ、それじゃ私たち本当に…』

「ああ。おめかしして旦那の帰りでも待つといいぜ、さあ、分かったらダッシュ!ダッシュ!ダァーッシュ!!」

「はっはぁー!どうだい冴えてるだろ、可愛い俺っ娘委員長殿!?おーっと褒美ならデートのお申し込みでもさせて貰うかなぁ?ははははっ!以上、南門陽動部隊より通信終わる!」

ディエス・イレ市街地南の林にて徴用兵10名、帝国正規兵2名の遺体を発見。回収後、即時処理。

かつての同朋が銃を向け合い幾多の犠牲を出した悲しい戦場を物語る一枚の報告書の裏には、細やかだが希望の声がたしかにあった。
342 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/14(水) 20:30:49 P
「…おいおい、何勘違いしてんだ?逃がすわけねえよなあ…?」

回収された馬車をスコープで捉える。
大佐からの直接のご命令だ。例え傭兵であっても背けない。

「逃走兵、寝返る兵は容赦せずぶち抜けかぁーこりゃいいぜ!」

パァンッ!

馬車に乗っている女性の首から上が跳ね飛ぶ。
連合の兵は殺さない。殺すのは元帝国兵だけだ。

「はははっ!良い気味だぜえ!そっちのクソガキも…」

と引き金に指をかけた。が、撃てない。
自分もあの頃にはもう戦場に出ていた。だが、それが理由ではない。
何故か引き金を引くことが許されない様な気がした。

「チッ…アホくせえ…やめだ、やめ」
343 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/14(水) 20:56:18 O
>>342
>>331でブラウンは教会から下に降りてる。位置関係は市街地ほぼ中心部から南門のかなり外れの林の向こう。撤退可能なくらい戦線の外れ。高度差無し。
平地では言うまでもなく防壁、市街地の建造物、林があるわけだ。狙撃どころか何らかの特殊能力がなければ発見も不可能だろうと思う。
次に、ブラウンは大佐と会話しこれから命令を受ける状態だったと思うが、その最中にスコープで索敵してたのか?
不可能ではないが無理がないか?
殺してもモブ相手だし問題はないが、重要なシーンの片手間にあっちの場面にもこっちの場面にも手を出さないほうがいい。
344 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/14(水) 21:09:03 P
#時間差…というのがあるんですが。
#そもそも大佐はあまり出てきませんし、その間は動けないなら激しく面倒です。
#それに教会に上るくらい造作もないと思うのですが。
#邪魔するな、と思うんでしたら素直に申し訳ないです。
#ですが、ある程度は視野を大きく持っていただきたいです。
#自分の思い通りに行かないという所がTRPGの醍醐味でしょう?
345 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/14(水) 21:24:50 0
>>331
傭兵は嫌いだ。金ばかりに喰らい付き、帝国に忠誠を誓おうとしないし、将校を見ても敬礼しない。
もちろんヴォルフガングは侮蔑を表情に表さないものの、この傭兵とて軍人にどう思われているかくらいは知っているはずだ。

「ああ、特別手当だ。非常事態だからな」
メモ紙に万年筆を走らせ、『特別手当支給を命ず』と書き『ディエス・イレ守備隊司令ヴォルフガング・シュペーア』と署名する。
金額はあえて書かなかった。今は財布事情を気にかけるより、この傭兵を従わせるのが先決であろう。
「…君の常識に期待するとしよう。名前と好きな額を書いて司令部に回せ」
地図を見た限り、この教会は概ね市街の中央に位置する。また、今見上げている鐘楼は近辺で最も高く、市街全体を見渡すのに適している。
建物自体も頑丈な石造りで侵入経路も限られている。バリケードを構築して機関銃でも据えれば完璧に近い。まったく前進指揮所にはお誂え向きの場所だ。
「さて傭兵、この鐘楼からは市街が良く見えただろう。まずは状況を教えてくれ。何か変わったことは?周辺の安全は確保されているか?」
無線を背負った兵士と共に鐘楼の階段を登りつつ、先を歩く傭兵に尋ねる。だが、答えるより先に傭兵が狙撃銃を構えた。

>>341,342
「…これだから連中は信用ならんのだ!クズどもめ!」
双眼鏡の向こうに敗北が広がる。あの様子では、機関銃班はほぼ壊滅だろう。あの班長は昔から知った顔の下士官だったが。
一人、二人、三人…次々と狙撃銃の小銃弾に貫かれ首や手首を散らし、逃亡しつつある『市民』が馬車から転げ落ちる。だが、やがて銃声は止んだ。
「貴様、何故撃たん!まだあんなにいるぞ!命令だぞ!全て撃ち殺せ!徴用兵も連合兵も、クズは全て殺せ!奴ら俺の兵隊を殺したんだ!」
数分間怒鳴り散らしてから、ヴォルフガングはあまりにも目に余る醜態を自覚し、戦闘帽を脱いで額を拭った。司令官の取るべき態度ではない。
徴用兵が裏切り、連合兵が部下を殺した。ならば、こちらも相応の報復をするだけだ。その全てをこの傭兵に背負わす必要もない。
「あー……いかん、いかんな。その何だ、どうにも俺は…いや、悪かった。今のは忘れてくれ」
共に鐘楼へ上った兵士はヴォルフガングの怒鳴り声に怯えながら無線の操作を続けている。未だ通信回線は開かないらしい。
「とりあえずその、そう、状況だ。周辺の状況を把握したい。それから君には臨時で俺の直接指揮下に入ってもらう。兵隊が足りないんだ」
一転、落ち着いて穏やかな言葉使いになったものの、その間も部下の死はヴォルフガングの思考の端を巡り続けた。

俺は司令官だ。少尉じゃない。もっと冷静に状況を判断しなければ。そうだ、責任の取らせ方は前々から決まっている。
通信が復旧したら、収容している連中の『処理』を命令しよう。死んだ部下と同じ数だけ殺して街灯に吊るそう。ざまあみろ、裏切りの代償だ。

#ぐぬぬ、時空の歪み…
#とりあえずこんな解釈で正しいのかな…
346 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/14(水) 21:30:01 O
#ちょ、俺>>341だが>>343は俺じゃないぞw
#別にどうしてくれても構わないからトリ無しのモブやってるんだし俺は気にしないお?
347 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/14(水) 22:09:23 0
>>339
早く死ね蛆虫
348 :名無しになりきれ:2010/04/14(水) 22:15:08 P
PANASONY
349 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/14(水) 22:18:25 0
#うゆ?下水道の道は確か「第二の壁」を通るときに使うルートだから……教会は「第一の壁(外の防壁)」の内側じゃなかった?
#あちしも隊長さんも既に「第一の壁」を通過してるから進度としては同じはずにゃ?


>>269 ブラウニー・ブラウン&ギルバート

>「…ギルバート、コイツがもしくだらねえこと言ったら
 叩き潰してミンチにしてハンバーグにしてやろうぜ」

い、いにゃあああああああああああぁ……!!猫ハンバーグだけにはなりたくないのよおおお!!(TAT;)

あまりに即物的な脅しにビビってしまったあちしの意識がふっ――、っと闇に落ちる。
嗚呼、情けない。一体何のために来たんだか……。
しかし、まさかあちしが「眼ぇ開けて立ったまま気絶してた」なんて、流石の傭兵も気付かなかっただろうな……w


>>309 ブラウニー・ブラウン&ギルバート

気がつくとロープでぐるぐる巻きにされていた。
首だけであたりを見回すと東側の水路で黒煙が上がっている(>>274)。……誰かがやってくれたにゃ!
ロープで巻かれた簀巻き猫(もといあちし)が心の中でガッツポーツを決める。
これがこの街に住む人々の反抗の狼煙になることを祈って……。

>>330-331 ???、ブラウニー・ブラウン

しかし、安心するには早すぎた。
教会の下から近づいてきた複数の足音。ふいっ! あれは……誰!?
メタボだけどどこか威厳を感じさせる恰幅のいい身体。
トレンチコートを羽織り、カーキ色の野戦服に戦闘帽。何れも連合軍の旧型官給品にゃ……資料で見たことあるのよ。

「もしかして……この基地の司令官……?」

あちしの姿が見えているのか見えていないのか、それとも興味無いのか、その男はこちらに向かって声を張り上げた。

ヴォルフガング大佐
>「おーい、そこにいるのは帝国の〜」
>「…我々の作業を手伝えば特別手当てを出すぞ!」

ブラウニー・ブラウン
>「特別手当…か。へへへ…こりゃいい小遣い稼ぎだぜえ…」

まずったにゃ……。
基地司令の姿を垣間見つつ、あちしは顔を歪める。
守備兵の現地徴用、捕虜の人体実験……このディエス・イレという街の割合杜撰な運用を見て、
帝国側から派遣されている戦力や人員を過小評価していたにゃ……まさかあんな奴がいるなんて……。

これはちょっと……難しいかもにゃ。でも、やるしかないのよ!
350 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/14(水) 22:18:34 0

スナイパーが下へ降りた後、鐘楼にはあちしとギルバートと呼ばれた男だけが残された。
彼は壁にもたれかかり、隙のない様子であちしを見張っている。

「すぅ……ふぅ……」

あちしは瞼を閉じ、大きく深呼吸して緊張を和らげる。
脳裏に過ぎるのは仲間の姿と、この街の……あの姉弟の姿。
ロープの下で身体ごと縛られた自分の尻尾がすっごく痛い。でも、返って助かったにゃ。
今の状態じゃささくれ立って、ビビッてるのが相手に丸判りにょ……。

「“取り引き”がしたいにゃ……」

あちしの言葉に反応して、ギルバートこちらを睨みつける。ビビるな、あちし!
寡黙な傭兵はどうやらあちしの言葉の続きを待っているらしい。
隊長……あちしに勇気をくださいっ……!!

#時間切れのため続きは後日……うぬー!
351 :アルフレド[sage]:2010/04/14(水) 22:54:51 0
ようやく静寂障壁が解除されたようですね。
大分間が開いてしまったので、激しい軍務に耐えられるかが少し不安ではありますが。


>>79 名も無き転送魔術師
いきなり前哨基地にテレポート……意味が分かりかねます。
テレポートで敵地撹乱しないんならと言いつつ、やはり敵地撹乱しろと言う事なのでしょうか?
せめて、それなら潜入用に帝国兵の服装の一つでも調達させて頂けませんか? 潜入には必須のはずです。
(との、抗議の間にテレポートの魔術で体が薄くなり始める)

>>94 猫っぽい新兵
エクスさんですか……私はアルフレド・ゴドー。
その面立ちにも関わらず、なぜか頼りになりそうなヴェテランの雰囲気を感じます。
どうやら、数秒後に転送魔術で帝国前哨基地に送られる私ですが……今後ともよろしく。
(転送魔術で非実体化しているようで、差しだした握手はスカッと空振り)

>>99>> 124 >>126 プリシラ委員長
どのような組織にも嫌われ役の鬼軍曹は必要。
が、自分は全く嫌ってなどいないでありますよ。 マレフィーカルム委員長殿。
よろしければ、今後も作戦立案をお願いしたいであります!
(そして転送魔術が完了――転送先ディエス・イレ)


>>120 >>128 配達妖精
ここがディエス・イレ……大都市ですね。
しかし如何に大都市とはいえ、同盟軍の軍服姿など目立って仕方ありません。
早くどこかに潜伏しなければ……。
(辺りを見回すアルフレドの前に、カードを持った一匹の妖精が現れる)
なっ……よ う せ い! 私に連絡と届け物ですって?
隊長はテレポートでディエス・イレ中心部の施設に向かい、現在は第二防壁を越えるために下水道へ……。
何やら随分と時間が進んだ気がしますが、テレポートの際に時間に歪みでも生じたのでしょうか?
それにしても妖精の配達屋とは……やはり都会! ハラル村とは違いますね。

>>127 謎の気配
なにやら妙な気も感じますが……これが魔族のものでしょうか?
(大通りには、妙な気配が漂っている気がするので人通りの無い狭い路地へ)
352 :アルフレド[sage]:2010/04/14(水) 22:56:24 0
東は水路で西は死体処理場。三重の防壁の向こうには捕虜収容所と悪魔召喚の建物。
さらに帝国兵の殆どは、人質を取られたディエス・イレの住民であると、なるほど。
まずは隊長と合流するべきか それとも撹乱に徹するべきか……。

>>141 >>180 正体不明の魔術師
(路地に入ると、謎の人物が"動植物を踏みにじる者は最重要排除対象"だと警告を出してくる)
……もしや象牙の塔にお住まいの方でしょうか。
何やら環境保護を謳って、染料職人や製鉄場を襲撃する方々と同じ匂いを感じるのですが……。
確かに山を掘って鉄を集め、鍛冶の為に木を伐採すれば、自然は破壊されます。
しかし、今は全土が帝国の脅威に晒されている時代。
武器を作るにも、ただ生きるだけでもある程度の自然破壊はやむを得ないものでして……。
ま、まあ自然保護に関して言えば、出来るだけ破壊しないよう努めます。
大切ですしね。自然!

>>283 帝国将校の誰何
(路地を抜けて第一防壁近くまで辿りつくと、帝国の将校らしき者に声を掛けられる)
いえ、これはええと……連合にスパイとして入り込む為の制服でありまして。
自分は決して怪しいものではありません。ええ。
ほら、帝国の階級章もありますよ…(がさごそ)…これです!
(懐から取り出した銃を将校に突き付ける)
さあ、後ろを向いて手を上げて下さい!
――ところでその制服、素敵ですよね。私のと交換いたしませんか?

>>284 連合の統治体制
(捕虜にした将校が連合の統治について聞いてくる)
各都市の市長なら、土地の有力者が務めていた気がします。
帝国に脅威を感じて連合に加わった小国の元王族の方なんかもいたと聞きますが。
後は……そうですね、想像の翼は広げたい者が広げる……というのはどうでしょう?
おっと、もうすぐ第一の門の近く……喋られると困りますから猿轡を噛んでいて下さい。

>>330 大佐の進軍命令
何やら随分と兵が集まって物々しいのですが、大丈夫でしょうか……?
ごほんっ……自分は帝国特務大尉、ア……ウラディミール・エストラゴン!
先程の戦闘で捕虜を捕らえた為、これより基地に連れ帰って尋問する!
一刻を争う為、早急に通してもらう……これが階級章だ。
(アルフレド、南門の衛士に階級章を提示して第一の門を突破)
353 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/14(水) 23:15:26 P
ギルバートはゆっくりと縛り付けた"ヤツ"の方を見る。

"取引…?簡潔に述べろ、ブラウニーと相談する"

狙撃を終えたブラウニーは下で大佐を手伝っている。
ギルバートは"ヤツ"のいうことに耳を傾けた。
354 :気狭霧[sage]:2010/04/14(水) 23:28:30 0
#それじゃあ先にミレル救出だから
まだ下水道は行かなくて良いんだね?
>>349
教会は第一の中と言う事は
ここら辺にあるはず何だが....
どうするべきだ
教会は良いとして
敵に見つかったら私はマズイ......
隠れて行くか....

そう言うと教会まで走って行き中に浸入し敵に見つからないよう隠れる。
355 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/14(水) 23:47:48 O
>>354
「へっへっへ、隊長さんもずいぶん慎重っすねえ?
忘れやしたか?今、俺達と同じ死体処理係の恰好に変装してフードまで被ってるじゃねぇですか?
パッと見たくらいじゃバレやしませんって。さっき教会のほうにここの守備司令官が向かうの見ましたぜ?」
「何食わぬ顔して近付いて、行き掛けの駄賃にズバーッと大将首取って派手に反撃の狼煙をあげましょうや。
じゃ、頼んますよ。隊長さん!」

物陰から現れた情報部員が隊長に耳打ちすると素早く立ち去った。
356 :気狭霧[sage]:2010/04/14(水) 23:55:39 0
>>355
そうだ....そうだったな。
さて 見渡せるから
この教会の一番上に向うか....

そう言って階段を上り始める
357 :エクレイシア ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/15(木) 01:31:19 0
>>338 マクス
それじゃ、あんたにはこいつを渡しておこうか…

つ【汚辱の短剣】

かつて帝国の拷問係が人間の皮を剥いだりするのに使っていたもの。
現在は死体回収係が第二の防壁の門を通る身分証明になっている

短剣は柄に通した紐で首からぶら下げられるようになっており、
死体回収者は門の内部では必ずこれを首にぶら下げなけばならない

刃には血曇りがあり、かつては使用されていた形跡がある



…まあ…こいつは俺の実体験だが、
帝国兵のやつらはこの短剣を見ると露骨にいやな顔をするが、
近寄っちゃ来ない…

むしろなんか怯えに近い態度を…



なんだ?傷が痛むのか?
大丈夫か!?

358 :気狭霧[sage]:2010/04/15(木) 02:30:46 0
階段を上りの途中
なんだか不吉な感が流れ始める
それはまるで誰かが待ってるような....

何だ何かおかしいこの上まで登ったら何か歩きがする.....

そんな事を気にしながらまた上り始める..
359 :気狭霧[sage]:2010/04/15(木) 05:19:20 0
ふふふ
さあ 一番上までついたぞ......
.........ミレル!!
そこにはミレルと知らない男がいた。
おい 大丈夫か!?
#ミレルって一番上にいますよね?
360 :マクス=デルウェーア ◆wRpNu7PsTC4y [sage]:2010/04/15(木) 06:48:37 0
どうやら、自分の次の任務までは、まだ時間があるらしい。
マクスは、再び開いた左腕の傷に無造作に包帯を巻きつつ、こんなことを思い出していた。
.。oO(そういえば、シスターが前にやってくれた、回復魔法、部位は、このへんだったなぁ。
教えてもらってから、一度も成功したことがないけど……)
眼を閉じて、集中しはじめるマクス。
「母なる豊穣の土より出でて、また其処へと還(か)える。我、雪盲に、一時の糧を
欲す以下省略。動け 馬鹿腕」
バギッと柱に左腕を叩きつけるマクス。だが、腕があらぬ方向に曲がっただけで、
治った兆しはない。何事もなかったかのように、再試行する。
「みんな、戦ってるんだ。今日死んだっていい。ほんの少しでいいんだ。動いてくれ」
でも、左腕は痙攣してるだけ。
「……あの名前だけ隊長はアテにならないんだ。もう、精兵部隊のみんなは、新入りはともかく、
あいつを隊長じゃなくてアホって呼んでるんだ。部隊の支給品は、武器だけ最低限、
食料は自前。勝手に飛び出していつも僕らの尻拭いをさせる、アホキサギリ。一時は、
自分が、連合の支配者だとかほざいて部下の僕らまでとばっちり食ったんだぞ蛆虫キサギリ。
あいつにまかせてられるかっ」
気が付くと、左腕から傷が消えていた。前よりやや強靭になったようだが、
気にしなければそれほどのことでもない。
361 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/15(木) 16:22:29 P
「へっへへへ…見つけたぜ、吸血鬼さんよお…」

陣営の設置が終わったのでギルバートの元へ戻ってきたブラウニー。
ちょうど、気狭霧が頂上に登るのを追うように上ったのだ。
これは幸運であった。

「まあ、待てよ。俺もアンタをすぐに殺そうなんて考えてねえ。
 この子猫ちゃんも何か話があるそうだしな。それ以外の理由でここに来るワケがねえ」

途端にギルバートがミレルからの"取り引き"の話をしだした。
話している間に、ギルバートが長剣の刃をミレルの首にあてがう。
事情を聞くと、

「ほう、取引か。なんだい、子猫ちゃん…言ってみなよ。検討してやらんこともねえぜ」

あくまで今現在、有利な立場に立ってるのはブラウニー達だ。
気狭霧の変装と隠密行動によって、下の大佐含め帝国兵には気づかれてないが、
ミレルという人質がある時点で、気狭霧は手出しできない。
362 :気狭霧[sage]:2010/04/15(木) 16:45:20 0
>>361
貴様やはりただの傭兵とは違うようだな...

後の気配には気がついていたようだ。
そしてまた話だす

私もそこまでバカではない
今の状況で私は君達には手を出さない、
その長剣を下ろしたまえ
私はそこまで卑怯ではないさ....

そう言うと大剣を地面に刺しこむ。

まあまずは目くじら立てず話しましょう
そこの長剣を持ってる輩は見た感じ
話はミレルから聞いたんじゃないですか?
聞いてないとしても私たちと君達には
損が無い取引ですからねえ ふふふ

363 :アルフレド[sage]:2010/04/15(木) 20:13:17 0
どうやって隊長達と連絡を取ったものかと思案しておりましたが、
遠隔通信機器が有ったのを失念しておりました。
やっぱり田舎育ちは文明の利器に疎くていけませんね。

捕らえた敵の大尉は邪魔ですし、縛って気絶させて茂みに隠しておきましょう。

>>362 気狭霧隊長
隊長……聞こえますか? アルフレドです。
下水に侵入と聞きましたが今はどちらに?
(通信機で気狭霧に連絡を入れる)

……何やら、お取り込みの様ですのでこちらの状況だけ手短にお伝えします。
私は敵兵に成り済まして、第一の防壁を越えた所。
もし増援が欲しければ、こちらに連絡を。

あっそうだ! 間違って撃たれないように目印を教えておきますね。
今は帝国大尉の服装ですが、帽子の縁にメープルの葉を挟んだのが私です。
くれぐれも誤射の無きよう。
では……御武運を。
(通信を切って、第ニの防壁へ向かい始める)
364 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/15(木) 21:33:22 0
傭兵と共に土嚢を並べ教会周辺を固め終わる頃には、教会前にいくつかの小隊が駆けつけていた。
中には見知らぬ顔も混じっているが、それは近衛崩れ以外の将兵や徴用兵であろう。今や気にすることもない。
ヴォルフガングがギラリと輝くサーベルを抜き掲げると、集結した将兵の注目が集まる。
「勇敢なる帝国将兵の諸君、隊伍を組め!我々はこの地点を中心に防衛線を再構築する!帝国万歳!」
…先ほど反省したばかりにも関わらず、ヴォルフガングの精神は再び前線指揮官たる少尉に逆戻りしていた。
もちろん、その目には市街に迫る敵勢ばかりが映り、少数で潜入して背後で…まさに背後の鐘楼で暗躍する連合兵など見えてもいない。

「大佐、司令部と通信開きました!シェルマン大尉です!」
無線士が叫んだ。ヴォルフガングが受け取った受話器を耳に当てれば、ノイズ混じりに聞きなれた声が流れてくる。
司令部主任参謀のフーゴ・シェルマン大尉。ヴォルフガングが"信頼に値する戦友"と呼ぶ一人で、彼もまた近衛崩れである。
「フーゴか?俺だ、ヴォルフガングだ!」
ノイズや雑踏にかき消されぬように、周囲にも聞こえそうな大声でヴォルフガングは応答した。
途端、主任参謀も応えて雑音をかき消すほどに声を荒げた。
『貴様いったいどこに居るんだ!司令部は上から下まで大騒ぎだぞ!早く戻れ、俺だけじゃ手が回らん!』
「いや、それより報復だ。捕虜を、徴用兵の親族を殺せ。少なくとも10人…いや、20人でも足りないか?」
『…なんだって?何と言った?おいヴォルフガング、貴様正気か?』
「俺はいつだって正気だよ。いいか、連中は愚かにも帝国を裏切った。報復が必要だ。連中も覚悟はしているはずだ。
それに我々の手元にはまだ徴用兵がいる。甘い顔して、そいつらにも裏切りを許すのか?」
『……可能な限り早急に処理する。すぐには無理だぞ、手が足りんからな。貴様も早く戻って来い』
「ふん、銃弾の届かぬ事務室など軍人の居場所ではないよ、フーゴ」
返事を聞くより先に、ヴォルフガングは受話器を下ろした。
365 :気狭霧[sage]:2010/04/15(木) 23:15:37 0
>>363#今は教会にいますよ
366 :名無しになりきれ:2010/04/15(木) 23:18:41 0
TBC
367 :気狭霧[sage]:2010/04/16(金) 07:58:43 0
>>364
うむ?
何だか随分うるさい奴がいるな.....!?

こっそり影から見て

声に出さずに
「何でだ....
あいつは元連合兵のヴォルフガン
あの野郎許さねえ.....
ん?大佐? ほほうあいつ結構やるんだな..
だがあいつは幸いここに気がついてない
もう敵は中だと言うのに....
しかしあの人数は厄介ここは早く
話しつけて行くしかないな....」
368 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/16(金) 13:49:03 O
なんでお前は毎回のように他人の名前間違えるんだよ。しっかりしろ。
369 :気狭霧[sage]:2010/04/16(金) 15:03:55 0
>>368
すまん 今見て気がついた
ヴォルガングの間違いだすまん...
370 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/16(金) 15:36:30 O
それも違うだろ。
371 :気狭霧[sage]:2010/04/16(金) 15:43:55 0
ヴォルフガングこうだな
ははは受け狙ったのさ受けを......
すいません.......
372 :アルフレド[sage]:2010/04/16(金) 19:38:57 0
>>365 気狭霧
教会ですね……了解。
では、そちらに向かいます。
(目立つ鐘楼に走って向かう)


>>364 ヴォルフガング
(教会周辺に辿りつくと、無線機に向かって声を張り上げる野戦服の姿)

>「フーゴか?俺だ、ヴォルフガングだ!」
>「いや、それより報復だ。捕虜を、徴用兵の親族を殺せ。少なくとも10人…いや、20人でも足りないか?」

階級章から見て大佐……彼がここの司令官でしょうか?
彼に近づいて暗殺しても捕虜の虐殺を止めることはできない……まずいですね。
危険ですが、ここを見過ごすわけには……。
現在の私は帝国兵の服装、しかも場は混乱。
一々の身分照会は無いと信じるしかありませんね。

(おもむろにヴォルフガングに近づき、敬礼)

ヴォルフガング大佐!
自分は、このたび帝都より派遣されたウラディミール・エストラゴン大尉!
これを機に武勇名高き大佐に、名を覚えて頂ければ幸いであります。

先程、捕虜の処刑命令を下されたようですが……僭越を承知で申し上げます。
見せしめの処刑をするなら、目立つ場所でやるのが最も効果的かと。
第二防壁上に連行して、並べた捕虜を一斉に射殺と言うのはどうでしょうか?
もし、自分に捕虜を任せて頂ければ効果的に処刑を行って見せますが……?
(不動の姿勢でヴォルフガングの返答を待つ)
373 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/16(金) 22:32:11 0
帝国とか言うからストームトルーパーでも居るのかと期待しちまった・・・。
ベイダー卿の人使いが荒いんだよぉ・・・とかクダ巻いてんのw
374 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/16(金) 22:44:38 0
>>351 アルフレド(アルフレッド?)
#こちらこそよろしく。“本編”で返事できないのでこちらで失礼。
#おかえりー♪でも、実質初対面なのではじめまして、にゃ!
#ちなみにあちしのことはミレルでいいよ!ニャンコは種族、エクスはお父さん(育て親)の名前にゃ!


>>353 ギルバート(ブラウニー・ブラウンの相棒)

>>350の続き

ロープに縛られて圧迫された胸が息苦しい。
緊張のあまり心臓がバクン!バクン!という自分の鼓動で暴発してしまいそうな錯覚を押さえ込み、
あちしは渾身のポーカーフェイスでギルバートにこう言った。

「あちしの名前はミレル。ミレル・ニャンコ・エクス。連合陸軍特殊作戦課第一小隊の者よ。
 うちの課のこと……知ってる?知るわけないにゃ。新設された特殊部隊だもの。
 あちしらのことはひとまず置いといて。
 単刀直入に言うにゃ。あんたら二人とその仲間達にあちしらの“手伝い”をしてもらいたいにゃ。
 あ、誤解しないでね……何も帝国を裏切って連合に寝返れって露骨なこと言うつもりはないの。

 そう、あちしらが今回の作戦を成功させる上であなたたちに“こんなこと”が起きれば嬉しいわね。

 例えば、外から来た敵は見逃さなかったけど既に潜入していた敵には気がつかなかった!……とか
 例えば、その潜入して来た敵の侵入経路があまりに意外すぎたため捕虜の解放を阻止できなかった!……とか
 例えば、基地の司令官が窮地に陥ってしまったけど反乱してきた現地徴用兵達の対応に追われてできなかった!……とか

 あなたたち“傭兵にとって何の落ち度もないようなこと”が“偶々”起きてくれれば、それでいいにゃ♪
 もちろん、報酬は出すのよ」

ギルバートはあちしの言葉を一通り聞くと自分の顎を撫でながら考えるような顔をした。
彼らにとってあちしが持ちかけた条件は、そう悪いものではない。
そのとき――
375 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/16(金) 22:45:00 0
>>359 気狭霧 隊長
#合ってますよ

>「.........ミレル!! 」

鐘楼へと昇る階段の出口で、そこには何故か帝国兵の服を着込んだ隊長が立っていた。
いつの間に……こんなところへ?

>「おい 大丈夫か!? 」

心配してくれてアリガト、隊長♪
でも……“それ”はアンタ次第にゃ。


>>361 ブラウニー・ブラウン&ギルバート その2

>「へっへへへ…見つけたぜ、吸血鬼さんよお…」

その直後、背後に先ほどのスナイパーが現れる。
隊長は旋風のような動作で大剣を引き抜き、背後に注意を向ける。

>「まあ、待てよ。俺もアンタをすぐに殺そうなんて〜」
>「ほう、取引か。なんだい、子猫ちゃん…言ってみなよ。検討してやらんこともねえぜ」

ギルバートの長剣に喉元を狙われながら、あちしは先ほどギルバートに言った条件を繰り返した。


>>362 気狭霧 隊長 その2

>「貴様やはりただの傭兵とは違うようだな...」

何にたいしての『やはり』なのか、あちしにはよくわからない。
が、もしかして隊長は先ほど自分を打ち抜いたスナイパーがこの男であるということに、気付いているのだろうか?
あちしは視線だけで隊長に訴えかける――つまり、話を合わせて……!と。

>「私もそこまでバカではない
>今の状況で私は君達には手を出さない、
>その長剣を下ろしたまえ
>私はそこまで卑怯ではないさ....」

卑怯も何も……状況的に見てこちらが圧倒的に不利にゃ!
……いえ、違うわね。局所的に見れば不利でも何でもないのにゃ。
隊長さんの戦闘能力なら白兵戦であの二人を倒すことは多分楽勝かもしれない。
あちしの命を無視すれば、の話だけど。ごめんね……隊長。あちしが勝手なことをしたから。

>「まあまずは目くじら立てず話しましょう〜

あちしの意図を察したのか、隊長は何食わぬ顔でそう言った。

これなら、やれる!
376 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/16(金) 22:45:18 0
まさか、来てくれるとは思ってなかったのよ……
余裕の表情を浮かべ、自分を見捨てなかった隊長の姿を見て、俄然勇気が湧いてきた。

あちしは続ける。

>ブラウニー・ブラウン&ギルバート

「あちしが言っても報酬がちゃんと支払われるか……やっぱり心配よね?
 そのことなら大丈夫にゃ。
 プリシラ・マレフィーカルム(確か佐官)。
 27歳であちしら特殊作戦課の課長さんにして連合の作戦本部委員長をやってる若き俊英……。
 この人の名前なら、傭兵さんでも知ってるにゃ?
 士官学校出のエリートさんというイメージが強いけど、連合側では人望も実力もあって他の部署の人間でも彼女
 のために協力してくれる人がたくさんいるのよ。装備や人……そして勿論、“お金”の面でもにゃ。
 今の様子を見ればわかるでしょ?
 
 そんな人が率いてるだけあって、あちしらの部隊は連合側でもそれだけ期待されてるところなの!すごいでしょ?
 ね?隊長さん?ちなみにそこにいるのがあちしが所属する特殊作戦課の第一小隊の隊長・気狭霧(確か尉官)よ。
 さっきは一人で突貫やらかして無様なところ見せちゃったけど、市街地で正面から戦えれば最低でも訓練した人間の精兵
 で構成された小隊一個分に匹敵する戦闘力を持ってるわ。本来吸血鬼と仲の悪い獣人《ライカンスロープ》が言うんだから、本当よ。

 そもそもあんたら二人は傭兵にゃ。
 連合と帝国、どちらが勝つか負けるかより“戦争が長期化”するほうが、いいに決まってるのよ?
 大局的に見て、現在は連合が圧倒的に不利にゃ。あちしらは連合側が反抗するために新設された部隊。
 そのためにはまずこのディエス・イレを奪還したい。
 確かに優秀な人材はいるけれど……この基地の帝国側にとっての価値はそんなに高そうには見えないにゃ? 

 話をマトメるにゃ。つまりアンタらはあちしらを手伝うことによって
 1つ、“傭兵としての信頼”を失うことなく
 2つ、帝国と連合のどちらからも“報酬を貰え”
 3つ、なおかつ“生活の安定”を計れる……

 と、いうことになるにゃ。……どうする?(=ω=)」

377 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/16(金) 23:38:20 0
>>372
「世辞は結構」
サーベルを収め、ウラディミール・エストラゴンを名乗る大尉に短く答礼し、その顔をじろりと顔を睨みつける。
「貴様、所属はどこだ?任務は?おかしいな、最近の着任報告には目を通していたつもりだが……」
近衛崩れの将兵ならば兵卒の一人に至るまで名を言い当てる自信があるのだが、それ以外のものは名を聞いても中々顔を思い出せない。
重ねて着任報告などはほとんど司令部の参謀たちが処理しており、事務作業を嫌うヴォルフガングは一度二度目を通すだけなのが常だ。
「…まあいい。どうせフーゴの遣いだろ?俺はまだ戻らないぞ。奴にもそう伝えたところだ」
大尉は処刑の提案を始めるが、ヴォルフガングはまったく聞く耳を持たずに背を向け、整列した将兵に装備点検の指示を与える。
何せ、兵と共に前線に身を置くことがこの指揮官の生き甲斐であり、最大の関心ごとである。後方職務の捕虜管理など眼中にない。
通信では反乱への牽制を名目としたが、実際にはただ一時の感情に任せた幼稚で単純な報復だ。
「捕虜の処理は全部フーゴに任せてある。俺は知らんよ。ま、後で話をつけてやる。それよりも貴様…エストラゴン大尉だったな」
と、ここで僅かな不審を感じる。大尉の背後には一人の兵もいない。部下どころか護衛の一人もつけていないのだ。この非常時に、である。
「……まさかとは思うが、一人の部下も連れずにディエス・イレへ?」
378 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/16(金) 23:44:41 P
「ほう、アンタらの味方になれってんだな?」

タバコをポケットから取り出し、火をつける。
そして、ギルバートに眼で合図をすると、少し二人で小声で話し合った。
話し合いが終わると、

「10万だ。俺たちゃ、帝国の連中に10万で雇われてんだぜ。
 それの3倍は出してもらわなきゃ到底寝返るなんてムリだね」

10万。この時代の10万と言えば豪遊はできない物の一生の半分は働かずとも何不自由なく暮らせる額である。
それの3倍、30万である。

「まあ、30万ほどもらえれば、帝国を完全に裏切って
 アンタらを支援してやってもいいんだぜ?」

完全に裏切るとは、いわゆる"契約違反"である。

「確かに契約違反だが…"そんなことはどうでもいい"」

念のために、狙撃銃に近接戦闘用のエッジ(銃身に取り付ける刃)をセットした。

「じゃ、答えを聞こうか?」
379 :気狭霧[sage]:2010/04/17(土) 00:23:42 0
......!?
声に出さず
30万ってお前どんな額だよ.....
そんな事私が言ってもしかたない
ミレルがなんて答えるか....

大剣を引抜き構える.....
380 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/04/17(土) 03:26:23 0
>>379
>大剣を引き抜き構える

#たいちょーたいちょー
#あせらないあせらない
#交渉のイロハってのがアルンダヨ
#なんか参加できないのがさびしいので投下してみました

30万と聞いて気狭霧のほほがひくっと引きつる
以前プリシラに特殊部隊の装備の年間予算を聞いたことがあったのだ

五千、と、彼女は言った

「それでもたった一部隊には破格の予算だぞ。隊長」
「たくさんの都市が一国をなす帝国と違って、
しょせん地方都市の自治体レベルの集まりである連合にそんなに金があるわけ無いだろう」

「だがこの魔道通信機ひとつとっても、最先端の魔道技術なんだ」
「特殊部隊にはそういう技術が優先的に配備される」
「そういった便宜は、金よりはるかに貴重なんだ」

思いついたようにプリシラはつけ加えた
「…むろん…そう…たとえば…」

「市民から搾取すれば予算は簡単に増やせるな」
「生かさぬよう、殺さぬように税金をかける」

「あとは前大戦の戦時捕虜の奴隷化による労働力の確立かな?」
「死ぬまで重労働させ、利益はすべて吸い上げる…」

「これ以上予算を増やして欲しいか?」
「…そのままでいい?」
「…そうか…俺の仕事が増えないことは喜ばしい」



もちろん、これは装備だけの予算にすぎない…
が…

目の前の傭兵の目は、自分を値踏みするような―
それでいて、いたずらっぽい光をたたえていた…
381 :気狭霧[sage]:2010/04/17(土) 04:39:49 0
>>380
プリシラ殿....

剣下ろし

だがしかし市民に重労働なんて...
奴隷化なんて....
それじゃ私達も帝国と変わらなくなってしまうではないか....

どうしろと....
住民に迷惑をかけてまでその場だけの
傭兵を雇うその為に30万
しかしどうすれば....

382 :ミレル・ニャンコ・エク[sage]:2010/04/17(土) 11:35:33 O
>>378 ブラウニー・ブラウン&ギルバート
>>379 気狭霧

>「ほう、アンタらの味方になれってんだな?」

――にゅ?
あ、あちしは何もそこまでしてなんて……
困惑するあちしを他所に、彼はポケットから取り出したタバコに火をつけるとギルバートに相談する。
10万?
吹っかけられた金額に思わず髭が抜けそうになる。あちしのお給金が毎月15だから……にゃひー!!(TωT;)
し、しかし、動揺を顔に出すわけにはいかないのにゃ……!

ブラウニー
>「まあ、30万ほどもらえれば、帝国を完全に裏切って
 アンタらを支援してやってもいいんだぜ?」

気狭霧
>「......!?」

彼が提示した高額な請求に反応し、隊長が敵意を見せて大剣を地面から引き抜く。
しかし、手出しはしない。どうやら部下であるあちしに判断を任せるつもりらしい……。
おk、隊長さん。後でプリシラちゃんに大目玉食らうけど、いいのねそれで?
本当に、いいのね?(=∀=)

部下の尻拭いは上司の仕事だにゃー♪

あちしは隊長からスナイパーのほうへと視線を戻し、もう一度だけ“確認”した。

「こちらは全然困らないけど、そんなことして本当に大丈夫にゃ?
 あんたらのこと心配するわけじゃないけど……傭兵なんでしょ?」

>「確かに契約違反だが…"そんなことはどうでもいい"」

魔弾の射手は吸っていたタバコを投げ捨てると、煙を吐きながらあちしに尋ねた。

>「じゃ、答えを聞こうか?」

――答えはもう決まっている、にゃ。

「その話、乗った!」
383 :気狭霧[sage]:2010/04/17(土) 12:25:41 0
>>382
ミレル....
しかたない私の給料下げて貰えば
重労働は避けれるだろう
つっても私だって給料高くないんだからな!!!!
くそ〜 まあ良いが.....
384 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/17(土) 12:47:43 O
五千が隊長の部隊全部の予算。それが地方都市の予算内じゃ一部隊に出せる金額では破格。
隊長一人の給料がそれより多いわけないだろ。お前さんの給料減らしたくらいで30万に釣り合うかよ。
つーかこの状況で自分の給料を気にするとかセコい隊長だな、おいww

お前さんの選択肢は
・やっぱり断る
・このままミレルと一緒に同意する(全責任は隊長)
・傭兵団に全面的に裏切って貰わなくていいから金を値切る
・払うと言って後で約束破る。まさに外道
・払うと言って後でプリシラと交渉。金稼ぐためになんかヤバい任務に飛ばされるかもね

俺がザッと考えつくのはこんなとこだ。他にも考えられる奴ならいくらでも考えるだろうけど。
健闘を祈る。
385 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/17(土) 13:01:24 0
隊長の家が、実は名のある名家かもしれんだろ
参加者が突っ込み入れるターンを名無しが奪うなよ



以下、何事も無かったかのように再開↓
386 :気狭霧[sage]:2010/04/17(土) 13:03:26 0
>>383
私は給料が高くないって言ったから
5千だとしても給料減らせば少しは足しになる
それでも良いから契約してくれ
私が働けば問題は無いのだから
ここまで迷惑掛けたのは私だ
だがな給料はそこまで安かったら私は生活できん。
そこら辺はプリシラ殿に聞いてくれ
給料などの値段はな

どちらにせよ私が責任持とう.....
387 :気狭霧[sage]:2010/04/17(土) 13:06:02 0
>>385
まあまあ そこら辺は大丈夫ですよ...
言ってる事は全てあってますから
ははは.....
私ってそんなにバカにされてるのか....ははは
388 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/17(土) 13:54:27 0
>>387
ちゃんと少しずつだが
自分から行動をおこす、ということが出来るようになっているよ

微速前進中だから大丈夫

人間はそうやっていれば一気に化ける事もあるし

文章やセンスはこうやって毎日書き込んでいれば磨かれてゆく
それよりこの遊びの「楽しみ」を覚えて欲しいのです

あと、突っ込まれないためにはいろいろなことを調べないとならない
今回のお金の件もそう
一般的に吸血鬼と言われるもののイメージもそう
そこでいろいろなことを調べることに興味を持って欲しい

たとえば一人の人間が一生に稼ぐお金は
日本だとサラリーマンで3億円くらい
今回の30万はざくっとこの金額だと思うと計算が出来る
389 :気狭霧[sage]:2010/04/17(土) 14:18:42 0
>>388
うむうなんだか嬉しいですねえ
ありがとうございます
頑張っていける気がしまする
390 :アルフレド[sage]:2010/04/17(土) 19:47:16 0
>>373 兵卒の雑談
(作業する兵卒の雑談が漏れ聞こえてくる)
また異国の銀河帝国とやらの話題ですか。
たびたび話題が出てくる所を見ると強大な帝国の様ですね。

>>374 ミレルの思念
(む? 何処からか謎の思念が飛んで来ているような、来ていないような。
とりあえず私はアルフレドです……と何処かに思念を送り返しておきましょう)

>>377 ヴォルフガング
ハッ!
じ、自分は特務士官……であり……兵の指揮権はありません。
(突然の詰問に言葉が詰まる)

に、任務は魔族と……それを使役する者の監視と本国への報告……が主なものです。
通常、前線での戦闘を行う任務では無い為、兵を連れることもありません。
(魔族関係は、通常の指揮系統と独立しているのではと推測して返答)

ご、護衛は……先程までは居りましたが……先程、流れ弾に当たり戦死を……。
同郷のまだ若い者でしたが……さぞや無念であったかと……。
(詰まる言葉を死者を悼んでいるかのように装うため、目を伏せ、首を振り、悲嘆の溜息を吐く)

撃ったのは義勇軍らしき者の姿でして。
おそらくは、敵が潜入したのを幸いと離反した逃走兵でしょう。
倒れた仲間の無念を晴らすためにも、何とか裏切り者達に一矢を報いたかったものでありますが……。
大佐、フーゴ殿に捕虜の処理を私に任せるよう、お口添えを頂けないでしょうか?
(あまり食い下がるのも不自然でしょうか……もし見抜かれるようならせめて司令官だけでも……)
391 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/17(土) 23:27:55 P
「ほう…いいねえ、好きだぜ、そういうムチャ」

実際は10万で雇われているなど、もっぱらのウソである。
本当は2千ほどしかもらっていない。
だが、傭兵とは金が命である。
副業をやってるのも居るが、基本的には傭兵稼業一筋である。

「まあ、俺たちだって鬼じゃねえよ。10万前払いで後の20万はローンでもいいぜ」

急に現実的な事を話しだす。傭兵の性だ。

「とりあえず、今は出来るだけ協力してやるよ。後ろは任せな」
392 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/18(日) 21:40:46 0
#うーん……あちしのレスはプリシラちゃんの回想(>>380)を読む前に書いて代行してもらったものだから
#微妙に認識が食い違ってるのにゃ( ̄∀ ̄;) 規制中ってこういうことあるからやーね。
#この世界のレートなんだけど30万が日本円にして3億とすると1がだいたい1000円になるのかにゃ?
#あちしの月給……15(1万5000円)……どんだけ薄給なのよwwwwwwww(TωT)


>>385
え、そうなの?隊長?ふーん……

ま、あちしは家柄とかで人を判断しないから関係ないけど。


>>386 気狭霧 隊長

>「どちらにせよ私が責任持とう.....」

隊長……。
自分で決めたこととはいえこの人に全部の責任を押し付けるのは……やはり、気が引ける。
あちしは少しお金の問題を軽く見ていたのかもしれない。
いかにこの人が吸血鬼であったとしても、この人の生活やあちしらの部隊に必要なものであることに、変わりないのにゃ。

だけど
あちしが今欲しいものは……救いたい人たちは……失われる命は……本当に大事なものは……
お金だけじゃ手に入らない、絶対に取り戻せない。
これはあちし自身のエゴ(身勝手)かもしれないけど、隊長さんは理解してくれたにゃ……。
たとえ上司だからといって、あなただけに苦しい思いはさせない。させたくない。
ごめんね、隊長。あちしも一緒に頑張るから!


128 名前:ミレル・ニャンコ・エクス[sage] 本日のレス 投稿日:10/04/18 20:49:34 ???
【代理投稿先スレタイ】 帝国軍と連合軍の戦い
【代理投稿先スレURL】 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1268935797/
【名前欄指定】ミレル・ニャンコ・エクス
【一言】上の続き。これで以上です。
【代理投稿本文】
>>391 ブラウニー・ブラウン

>「ほう…いいねえ、好きだぜ、そういうムチャ」
>「まあ、俺たちだって鬼じゃねえよ。10万前払いで後の20万はローンでもいいぜ」

彼の胸中で弾き出されるソロバンのことなど夢にも思わず、あちしはその支払い猶予にホッと胸を撫で下ろす。
誰が言ったか忘れたが『正直者はバカを見る』――という言葉が、何故かふと脳裏を過ぎった。

しかし、あちしのお父さんはいつもこう言っていたのにゃ。
『正直者は確かにバカを見るかもしれん。だが損をするとは限らない』と。

>「とりあえず、今は出来るだけ協力してやるよ。後ろは任せな」

契約は成立した。
あちしの動物としての勘が囁く――この買い物……決して、高くはない!
393 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/18(日) 21:41:31 0
傭兵との取り引きを終え、あちしは鐘楼の影から教会の真下へと眼を移す。
先ほどスナイパーが下に下りていった時に設営されたものであろう土嚢の布陣(>>330 >>368)が完成していた。
おそらく内部に潜入してくる連合兵と、これに乗じて反抗する怖れのあるディエス・イレの住民を意識しているらしい。
……既に真後ろにいるあちしらには意味にゃいけどね(=ω=;)

先ほどは数人ぐらいだったものが今や小隊規模(50人ぐらい?)にまで膨れ上がっている。いずれも帝国の正規兵のようだ。
後方に控えるは機関銃班と小銃班……この街の徴用兵を見張るためだろうか。正面からやりあうのは流石に怖いにゃ……。
陣頭指揮を執っているのはやはりあの例の大佐(>>270)と……え?あれって、もしかして……

「隊長!下見て、下!」(小声)

挨拶がかなーり時間差になってしまったけど、あの顔には見覚えがあった。
間違いない、アルフレド君にゃ! 一体何の話をしてるのかにゃ……?
あちしは聴覚を研ぎ澄ませ、二人の会話に耳を傾けた。捕虜について何か話しあっているが、まだ途中らしい。


>>391 ブラウニー・ブラウン

>「ほう…いいねえ、好きだぜ、そういうムチャ」
>「まあ、俺たちだって鬼じゃねえよ。10万前払いで後の20万はローンでもいいぜ」

彼の胸中で弾き出されるソロバンのことなど夢にも思わず、あちしはその支払い猶予にホッと胸を撫で下ろす。
誰が言ったか忘れたが『正直者はバカを見る』――という言葉が、何故かふと脳裏を過ぎった。

しかし、あちしのお父さんはいつもこう言っていたのにゃ。
『正直者は確かにバカを見るかもしれん。だが損をするとは限らない』と。

>「とりあえず、今は出来るだけ協力してやるよ。後ろは任せな」

契約は成立した。
あちしの動物としての勘が囁く――この買い物……決して、高くはない!



傭兵との取り引きを終え、あちしは鐘楼の影から教会の真下へと眼を移す。
先ほどスナイパーが下に下りていった時に設営されたものであろう土嚢の布陣(>>330 >>368)が完成していた。
おそらく内部に潜入してくる連合兵と、これに乗じて反抗する怖れのあるディエス・イレの住民を意識しているらしい。
……既に真後ろにいるあちしらには意味にゃいけどね(=ω=;)

先ほどは数人ぐらいだったものが今や小隊規模(50人ぐらい?)にまで膨れ上がっている。いずれも帝国の正規兵のようだ。
後方に控えるは機関銃班と小銃班……この街の徴用兵を見張るためだろうか。正面からやりあうのは流石に怖いにゃ……。
陣頭指揮を執っているのはやはりあの例の大佐(>>270)と……え?あれって、もしかして……

「隊長!下見て、下!」(小声)

挨拶がかなーり時間差になってしまったけど、あの顔には見覚えがあった。
間違いない、アルフレド君にゃ! 一体何の話をしてるのかにゃ……?
あちしは聴覚を研ぎ澄ませ、二人の会話に耳を傾けた。捕虜について何か話しあっているが、まだ途中らしい。
394 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/18(日) 21:43:49 0
申し訳ありません、投下ミスです。
改めて投下しますので、>>392>>393はなかったことにしてください。
手違い大変失礼しました。
395 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/18(日) 21:44:14 0
#うーん……あちしのレスはプリシラちゃんの回想(>>380)を読む前に書いて代行してもらったものだから
#微妙に認識が食い違ってるのにゃ( ̄∀ ̄;) 規制中ってこういうことあるからやーね。
#この世界のレートなんだけど30万が日本円にして3億とすると1がだいたい1000円になるのかにゃ?
#あちしの月給……15(1万5000円)……どんだけ薄給なのよwwwwwwww(TωT)


>>385
え、そうなの?隊長?ふーん……

ま、あちしは家柄とかで人を判断しないから関係ないけど。


>>386 気狭霧 隊長

>「どちらにせよ私が責任持とう.....」

隊長……。
自分で決めたこととはいえこの人に全部の責任を押し付けるのは……やはり、気が引ける。
あちしは少しお金の問題を軽く見ていたのかもしれない。
いかにこの人が吸血鬼であったとしても、この人の生活やあちしらの部隊に必要なものであることに、変わりないのにゃ。

だけど
あちしが今欲しいものは……救いたい人たちは……失われる命は……本当に大事なものは……
お金だけじゃ手に入らない、絶対に取り戻せない。
これはあちし自身のエゴ(身勝手)かもしれないけど、隊長さんは理解してくれたにゃ……。
たとえ上司だからといって、あなただけに苦しい思いはさせない。させたくない。
ごめんね、隊長。あちしも一緒に頑張るから!
396 :ミレル・ニャンコ・エクス の代理[sage]:2010/04/18(日) 21:44:22 0
>>391 ブラウニー・ブラウン

>「ほう…いいねえ、好きだぜ、そういうムチャ」
>「まあ、俺たちだって鬼じゃねえよ。10万前払いで後の20万はローンでもいいぜ」

彼の胸中で弾き出されるソロバンのことなど夢にも思わず、あちしはその支払い猶予にホッと胸を撫で下ろす。
誰が言ったか忘れたが『正直者はバカを見る』――という言葉が、何故かふと脳裏を過ぎった。

しかし、あちしのお父さんはいつもこう言っていたのにゃ。
『正直者は確かにバカを見るかもしれん。だが損をするとは限らない』と。

>「とりあえず、今は出来るだけ協力してやるよ。後ろは任せな」

契約は成立した。
あちしの動物としての勘が囁く――この買い物……決して、高くはない!



傭兵との取り引きを終え、あちしは鐘楼の影から教会の真下へと眼を移す。
先ほどスナイパーが下に下りていった時に設営されたものであろう土嚢の布陣(>>330 >>368)が完成していた。
おそらく内部に潜入してくる連合兵と、これに乗じて反抗する怖れのあるディエス・イレの住民を意識しているらしい。
……既に真後ろにいるあちしらには意味にゃいけどね(=ω=;)

先ほどは数人ぐらいだったものが今や小隊規模(50人ぐらい?)にまで膨れ上がっている。いずれも帝国の正規兵のようだ。
後方に控えるは機関銃班と小銃班……この街の徴用兵を見張るためだろうか。正面からやりあうのは流石に怖いにゃ……。
陣頭指揮を執っているのはやはりあの例の大佐(>>270)と……え?あれって、もしかして……

「隊長!下見て、下!」(小声)

挨拶がかなーり時間差になってしまったけど、あの顔には見覚えがあった。
間違いない、アルフレド君にゃ! 一体何の話をしてるのかにゃ……?
あちしは聴覚を研ぎ澄ませ、二人の会話に耳を傾けた。捕虜について何か話しあっているが、まだ途中らしい。
397 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/19(月) 00:44:57 O
>>395
薄給過ぎワロスwwww
ま、まぁ、家賃に光熱費に制服その他諸々も給料から天引きされて手取りで残ったのがそんくらい…とか
398 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 05:53:28 0
ん?
どうしたミレル?

ミレルに言われて下を覗くと....

なっ....何!?
あいつ何であんなとこで.....

動揺が隠せない様子
ムリも無いアルフレドは戦闘経験があまりにも無い
ましてや演習らしい演習すらしていない
演習やっていない為実戦何てあり得ない...
しかし今の現状は......

あいつ.....あんな無茶して
しかしアルフレド君は中々冴えてる物を持つ....
アルフレド君なら何とか出来るんじゃ無いか?....
かと言っても今は私達じゃあそこまで
行ったら危険だし......
手助けが無理だからな.....どうすれば...

ミレル何て言ってるか聞こえるか?
399 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/19(月) 13:20:56 0
>>397
ううん。生活費込みなのよ……。
やっぱり、訂正して0を1個足してもらおうかにゃー……(=∀=;)
でもそうしちゃうと150×12ヶ月(1年の数え方はこちらの世界と共通)=1800。
部隊の年間予算5000の半分近くがあちしのお給料だけで飛んじゃうから、やっぱりこのままにしといたほうがいいにゃ……

多分連合側の物価や生活費が安いから、これだけでも何とか生きていけるのね……
dでもない極貧生活だけど!(TωT)ニャーン...


>>398 気狭霧 隊長

>「ミレル何て言ってるか聞こえるか?」

銃声と喧騒に包まれたこの状況下では吸血鬼の耳でもこの距離では聞こえないらしい。
幸い聴覚に関してはあちしのほうが隊長よりも優れているようだ。

「んー、何だか捕虜の扱いがどうとか話合ってるのよ(>>364 >>372 >>377 >>390)。
 ……!?何だかアルフレド君、自分が帝国の士官に成りすまして捕虜の処理を自分でしたい、って言ってるにゃ……」

あちしは隊長に相談しようか迷った。
アルフレド君の意図が“この場にあちしらがいること”を必要としたものかどうか――わからないからだ。
多分彼は捕虜を公開処刑にかけるふりをすることで徴用兵の人たちの反感を招き、
それに乗じてあちしらや隊長と一緒にこの基地を混乱させようとしているのかもしれないにゃ……。
確かに、ここの人たちが立ち上がるには「あと一押し」が足りない。
でも、あちしらは先に進もうとしている途中でもあるのよ。
傭兵たちがこちら側についてくれた今、【第二の防壁】を突破して最初の目的を達成するのはかなり楽になってるはずなのにゃ。

うゆ、どうしたもんかにゃ……?

とりあえず、今は例の大佐の反応を見てからにしよう。決めるのはそれからでも遅くないのよ。
400 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 15:36:52 0
>>399
捕虜....ふむ、
アルフレド君が捕虜の処理を受け持ちたいと..
少し考え、

うむ、もし何か策が無ければあんな事は言わない。
例え何もなくてもあの捕虜は武装してる
数があればかなりの戦力になる
実質情報部はここの大半は帝国に忠誠が薄い....
だとしたらかなりの人数
人がまた人を呼ぶ。
その混乱に乗じ潜入がしやすくなる
しかし帝国の正式兵だってぬるくは無い
反乱の鎮圧は確か....
そうするとアルフレド君が危険になる.....
今は傭兵がいるこいつらは確かに使える...
しかし今は先入が目的....
早めに潜入してケリをつけた
後反乱が起きれば全てがうまく行くかもしれない....

ミレルどうする?

真剣な顔で聞く

大佐がどう出るか......
401 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 15:38:34 0
#おっとミス ミレルどうするは取り消しで
402 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/19(月) 16:31:58 0
ただいま〜(小声で言うカナ
403 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 17:07:48 0
>>402
小声で

カナ!?
今までどこに行ってたんだ....
全く憑依してるから剣隠すぞ?

長いフードの中に入れ背中に背負い込む

カナがいるからもしかしたらここから何か出来るんじゃないか?
ミレル?

#後少し私自身に特徴良いですか?
最初の設定でいれてなっ方ので
チートや最強じゃなく普通に人間より
吸血鬼の能力追加したいんですよ
良いですかね?
404 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/19(月) 17:39:41 0
>>403
自分の容姿に関する特徴の追加なら誰も文句は言わないと思う。
しかし能力の追加については注意が必要。

例えばウィキペディアに載ってる吸血鬼の項目で「煙に変身できる」というものがあるけれど、こういうのはアウト。
何故なら基地に潜入するとき「そんな便利な能力があるなら最初から使えよこのヴォケ!」ってなるから。
あくまでこれまでの話の内容と矛盾しないものが無難。

ま、一応書くだけ書いてみたら?
駄目だったら駄目って言うだろうし。
405 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 17:56:54 0
>>404
うむ 返答ありがとう
いや そう言う特長じゃなく
人間より全てにおいて長けてるって感じで
例えば 人間が見えない遠くも見えたり
身体能力がずば抜けてる
などその点だ
かと言ってあまり酷くない程度でね...
406 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/19(月) 18:21:11 0
これからどうするの〜(テレパシーで気狭霧に伝え
407 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 18:49:25 0
>>406
うむ カナ今は大佐の動き次第で変わる
それまで待っててくれるか?
408 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/19(月) 19:00:46 0
はーい(気狭霧にテレパシーで伝え
409 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/19(月) 19:06:37 0
なぁ気狭霧。前から思ってたんだけどカナとお前って……


いや、何でもない。
410 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 19:23:28 0
>>409
うん?
どうした??
何か悪い事でもしちゃったか??
何かやってたらすまない......
本当に何かしてしまったか?
411 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/19(月) 19:26:10 0
>390
「…何だ、特務の坊ちゃん士官か」
また悪い癖が出てしまう。ヴォルフガングにとっては銃を持ち最前線を駆け回る下士官兵と下級将校こそが真の軍人である。
…非戦闘職種の特務士官は概ね最下層という認識だ。ちなみに"魔法使い"や"化け物"についても順位付けは極めて低い。
「兵が哀れだよ。貴様のような者を守る為に死んだとはな」
背後では配下の兵を整列させた下士官らが点呼を始めていた。小銃兵は寸分の狂いなく整列し、着剣した小銃を担ぎ前を見据えている。
腰に拳銃を吊った機関銃兵も分割した重機関銃をそれぞれで抱え、すぐに訪れる戦闘に備えていた。
「だが、死んだ兵への敬意だ。おい貴様、もう一度司令部へ繋げ」
呼びかけられた無線士は背筋を伸ばして応じ、無線の操作を始めた。またフーゴは反対するだろうか、とヴォルフガングは考える。
叩き上げの少尉だった指揮官とは違い、あの士官教育を受けた主任参謀は捕虜の虐殺から起こる不利益をよく把握しているのだ。
受話器を受け取ったヴォルフガングは幾分か将校らしくない兵隊言葉を大声で交わしていたが、急に小声になり背を向ける。そして…
「…エストラゴン大尉、フーゴが出てる。直接話したまえ」

『やぁ、ウラディミール・エストラゴン大尉だね。こちらはフーゴ・シェルマン大尉。ディエス・イレ守備隊司令部主任参謀だ』
無線の向こうから聞こえるのは、漏れ聞こえていた大声とは別人のように穏やかな声だった。ノイズも薄く、よく聞こえる。
『…書類を読まないうちの大将は騙せたろうがね、こっちには全部あるんだ。着任報告も、名簿も、何もかも』
ヴォルフガングがカービン銃を構えると、それを合図に無線士や整列した下士官兵も一気に展開して手持ちの小銃や拳銃を構えた。
一瞬で緊張が高まり、張り詰め乾いた空気の中、受話器からの穏やかな声は続く。
『あー…一つだけ良い事を教えてやるよ。捕虜は一人も殺さない。元より殺すつもりなんぞない。ヴォルフガングには言うなよ』
「動くな!エストラゴン、卑劣な手段だが貴様の勇気は尊重する!降伏すれば身分詐称は不問とし戦時捕虜としての扱いを約束する!」
通信が切れるのと同時にヴォルフガングが叫んだ。今やほぼ全ての銃口が一人の敵スパイを狙う。それが一つの隙を作ったとは気づかずに。
412 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 19:34:25 0
>>411
なっ!?
やばい.....やはりそう甘くないか....
クソ!!
ここから見てるしか無いのか!?
どうすれば!!!
413 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/19(月) 20:58:04 0
どうかしたの〜(気狭霧にテレパシーで言い
414 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/19(月) 22:31:24 P
「ほう、バレちまったみたいだねえ」

ギルバートと共に"へへへ"と笑うとエッジを取り付けた狙撃銃を担ぎ出す。

「さて、助けたほうがいいんじゃねえのかい?見たところ、アンタ死なねえみたいだしなあ」

最も、放っておいても帝国は捕虜として捕縛するだけだ。
扱いはどういったものか知ったことではないが、少なくとも今すぐには殺しはしない。
拷問などはあるかもしれないが、そんなことはどうでもよかった。スパイの末路だ。

「まあ、アンタに任せるぜ。隊長さんよ」
415 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/19(月) 22:43:06 0
>>402-403 隊長、カナ・アナベラル

カナちゃん?
ふい……その子の憑依能力じゃあの大佐さんを操るのは多分無理にゃ。
周りにいる兵隊なら、もしかすると……。


>>405 隊長その2

何か、「今更」って感じがしないでもにゃいですけど……(=ω=;)
身体能力の面で「吸血鬼が人間よりも強い」というのは多分みんな知ってると思うですよ?
ただ、隊長さん御自身“どういうことまでならできるのか”という“具体的な描写”を自分でやってないにゃ。
これはプロフィールに書き込んで“説明”するだけじゃできないことなんです……にゃ。

ま、この辺は小説とかを読んで少しずつ慣れていくといいにゃ……はじめは誰かの真似でもいいです。

とりあえず……今の隊長さんは「市街戦なら人間の歩兵一個小隊(約30人)と互角の戦力」がありますにゃ♪
ただ、これはあくまで「やり方次第」の話なので注意にゃ!
416 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/19(月) 22:44:10 0
>>411 ヴォルフガング大佐

!?

エストラゴン――もといアルフレド君――が大佐から受話器を受け取った直後、大佐とその周囲にいる兵隊が一斉に
アルフレド君に銃口を向けた。

ど、どうしよう……このままじゃアルフレド君が連れてかれちゃう……!
幸い下に居る連中はみなアルフレド君だけに集中してこちらの方に気がついていない。
あちしはすぐ下に飛び降りようとして――――出来なかった。

怖い……やっぱり怖いよ!
足が竦んで動かない。銃なんて今日たくさん見てきたのに……今更?
違う。違うのよ。考えてみれば、あちしはまだ「まともに」銃で狙われたことがないのにゃ……
スナイパーのときもそう。あの姉弟のときだってそう。
何より一度にあんなたくさん銃の前に立つなんて……あちしには無理にゃ……。

「隊長――!あちし……どうしたらいいかにゃ?」

怯える自分を何とかしたくて、あちしは隊長に助けを求めた……。
417 :気狭霧[sage]:2010/04/19(月) 23:49:00 0
>>414
うむう.....
仕方がない傭兵貴様ミレルを守れよ?
何があっても....


>>416
ミレル......
怯えるなそんな事では
一人前にはなれんぞ?
勇気を持てそして自分を信じろ....

先に潜入してくれ 私が行こう....
そこの傭兵が言うのは事実
今の状態なら私だけで十分
また中で落ち合おう!!

上から飛び降り
アルフレドの前に立つ

アルフレド君無事か?
全く無茶して.....
まあそれくらいじゃなきゃ
人は守れんしな.....
さあまずはこの囲まれた状態をどうにかしましょうか?
418 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/20(火) 00:22:40 P
ブラウニーはニヤリと笑った。

「はいはい、援護しますよおー!隊長殿!」

ミレルはギルバートに任せ、スコープを覗くブラウニー。
気狭霧が戦闘を開始すると同時に周りの敵兵―さっきまで味方だった―を撃ち抜くつもりだ。

「おっと、その前にタバコタバコっと」

胸ポケットに入ってるタバコを加え火をつける。
フーッと煙を吐きだすと再びスコープを覗き始めた。
419 :アルフレド[sage]:2010/04/20(火) 01:22:26 0
>>411 ヴォルフガング

>「…エストラゴン大尉、フーゴが出てる。直接話したまえ」

はっ、ありがとうございます!
(無線に出るものの、フーゴ大尉の返答から正体の露見を知る)
……くっ、しまった!
(顔を無線機から離した時には、すでに周囲は完全包囲)

どうやら完全に引き際を間違えてしまったようですね……こんなところで経験の浅さが出てしまいましたか。
(しばらく硬直するが、おもむろに両手を上げる)
わ、判りました……投降は止むを得ないようですね。
それ以外の選択肢はあまりにも危険すぎますし、無駄死には望む所でもありません。
ですが私は入隊したばかりでして。拷問しても大した事は出てきません…よ?

>>417 気狭霧
(突然目の前に降り立つ気狭霧)
た、い長!? この銃口の監獄に飛び込んでくるなんて……私が無茶なら隊長は無謀です。
いえまあ、救出に来てくれて嬉しいか嬉しくないかと問われれば、嬉しい方なのですが。
しかし、今一斉に銃撃されれば隊長は助かっても私は死ぬでしょう。
天に放った銃弾がいずれは地面に落ちる事よりも間違いなく。

……いや、もしや何か起死回生の策でも? そうですね? あるんですね!?
今の「囲まれた状態をどうにかしましょうか?」という言葉は、そういう意味ですよね?

(確か隊長はテレポートが使えると言っていたような。
しかし、すぐに脱出しなかった所を見ると他の人間を運ぶのは無理なのかもしれませんね。
或いは司令官を前にして、何か考えでも……?
私などには、後は閃光弾や催涙弾での無力化以外に脱出法が思いつきません。
いざという時に息を止める準備くらいはしておいた方が良いのでしょうか)
420 :気狭霧[sage]:2010/04/20(火) 05:09:51 0
私は何とかなる
しかしアルフレド君は部が悪すぎる
やはり仕方ない.....
ここは外特技が使えないのは中だけとすると?

いきなり次元が歪み

アルフレドをつかみ中に投げる


421 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/20(火) 07:54:09 0
おはよ(気狭霧に伝え
422 :気狭霧[sage]:2010/04/20(火) 08:11:48 0
>>421
カナそんな事言ってられないぞ今!!
カナにも役にたってもらうぞ!?
423 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/20(火) 16:20:30 0
はーい(気狭霧に伝え
424 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/20(火) 21:04:21 0
>>417 気狭霧 隊長

>「ミレル...... 怯えるなそんな事では
>一人前にはなれんぞ?勇気を持てそして自分を信じろ....」

「隊長……」

突き放すでもなく
引き摺るでもなく
隊長はただ背中を見せてあちしにそう言った。

>「先に潜入してくれ 私が行こう....」

この人は行くつもりなのだ。
防壁に突撃したあのときのように、またしても、たった一人で。

>「そこの傭兵が言うのは事実〜

駄目。
あちしはもう……決めたんだ。
隊長を手伝うって。この人を独りにはさせないって。
425 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/20(火) 21:05:58 0
#上の続き

>「また中で落ち合おう!!」

「嫌です!!」

隊長が身を翻し鐘楼から飛び降りた直後、あちしも直ぐに動いていた。
震えはなかった。
怖れもなかった。

気がつけばあちしの身体は、雲に包まれた灰色の空へと躍り出ている。

>「さあまずはこの囲まれた状態をどうにかしましょうか?」

隊長!そんなものは下りる前に考えるものなのにゃ!!(=Д=;)
相変わらずの無策な上司に毒づきながら、あちしは落ちながら詠唱を開始する。

「炎よ 命と死を運ぶ者よ 
 其は時に激しく 優しく 現を燃やす恐れとなり
 祖は汝を敬い  畏れ  不死鳥の喩えとなす
 旧き契りより我は願う 爆ぜよ……炎!」

精霊魔術【爆発】《エクスプロージョン》

陣地に積み上げられた土嚢が爆炎と共に吹き飛び、舞い上がる砂煙が周囲を包み込んだ。
426 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/20(火) 22:39:15 P
「へっへへーいいねえ、魔術かぁー」

ブラウニーの様な傭兵はおしなべて魔術の教育を受けていない。
中には生まれ持っての才能を持つ者もいるがブラウニーには当てはまらない。

「ま、んなこたあどうでもいいんだがね」

スコープを覗く。

「真似してみるか…?へへへ…バカみてえだ」

ブラウニーは再びニヤリと笑うと、周りの帝国兵に照準を合わせた。
427 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/21(水) 00:28:20 0
>519
「捕虜なんかを気にかけるからいかんのさ、若き敵よ。背後から黙って俺を撃てば良かった。下衆な手段を使うなら下衆で徹するべきだ」
エストラゴンは両手を挙げて降伏の意思を伝えてきた。だが、帝国兵たちは許さない。何人かの小銃兵が寄って首元に銃剣を突きつける。
もしヴォルフガングが指示をするか、エストラゴンが何らかの抵抗を示すなら、すぐに首は貫かれ、無数の戦死者の一人とされてしまうだろう。
「ああ、いいんだよ。貴様が情報を吐くかどうか、何を話すかは重要じゃないんだ、エストラゴン」
何人死んだ?俺の部下は何人死んだ?捕虜はもういい。こいつに償ってもらおう。何人分の命になるか。こいつ一人で足りるだろうか。
「必要なのは死んだ将兵への贖罪だ。もちろん軍人としての名誉を尊重し、最期は絞首刑ではなく銃殺刑に処してやる」

>517
次の瞬間、災厄は空から降ってきた。
「遮蔽物へ散れ!」
指示を出すまでもなく、兵士たちはエストラゴンともう一人…空から降りてきた男から距離を取った。もちろん発砲体勢は崩さない。
その間に機関銃班は水冷式重機関銃の組み立てを終えていた。
「キサギリ…貴様、キサギリか?」
その災厄は知った顔だった。かつては将来有望な青年士官の一人として、今は敵の高級指揮官の一人として。
伝え聞く情報を信ずるならば、今は敵軍の総司令官を務めているという。その首の価値はどれだけになるだろうか。
「エストラゴン…いや、アルフレドか?貴様も連合兵だったのだな。大人しく降伏しておけばいいものを…撃てぇ!!」
カービン銃が甲高い銃声を上げると共に、展開した兵士も引き金を引き、無数の銃弾がキサギリとアルフレドに降り注ぐ。
ヴォルフガングとてそれで始末が付くとは考えていない。何せ、敵は"化け物"なのだ。
428 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/21(水) 00:32:20 0
>418
さて、キサギリは教会から飛び降りてきた。あの教会には誰がいた?誰がこの卑劣な攻撃を手引きした?
間違いない。教会に篭る忠誠心無き者を、ヴォルフガングは知っている。キサギリへの銃撃を続けさせながら、機関銃班に合図する。
「機関銃班!土嚢から教会へ制圧射撃!援護下で小銃兵二個分隊を突入させろ!あの傭兵を殺せ!!裏切り者に死を!」
狙撃が始まる先に制圧射撃を開始できたのは幸運だった。ほんの少しでも頭を出せば大口径の機銃弾が首を根っこから引き千切ってしまうだろう。
また、ごく近距離での戦闘であるため、射程距離という狙撃手の優位性を一つ奪える。後は時間の問題のはずだ。そのはずだった。
傭兵を殺し、攻撃をキサギリに集中させなければ。

そこへきて次の災厄である。

>425
今度は見知らぬ顔が降ってきて、その呟きと共にいくつかの土嚢が爆ぜ、隠れていた機関銃班や小銃兵を吹っ飛ばした。
衛生兵を呼ぶ哀れな声がそこら中に溢れ、砂煙に視界を奪われた兵は四つ全ての的を見失った。混乱し闇雲に発砲するものもいる。
「ちっ…畜生がぁっ!!」
ヴォルフガングの絶叫が空しく響く。見知らぬ災厄が訪れ、優位だった状況は一変したのだ。今や最悪と言ってもいい。
土嚢の炸裂で半数以上の将兵が負傷。機関銃は失われ、教会への制圧射撃は失敗。突入も失敗。そのうえ敵に挟撃されつつある。
さらにそこらじゅうで兵士が傷を負い苦しみ喘ぎ、衛生兵を呼んでいる。まずは彼らを、戦友たちを救わねばならない。
「攻撃中止!!攻撃中止!"魔法使い"の仕業だ!全員、負傷者を担いで後退!後方で部隊を再編成する!」
撤退命令を発動すると、ヴォルフガング自身も片腕を失い瀕死になった無線士を無線機ごと背負う。
爆破されたのが土嚢だったのは不幸中の幸いだろうか。舞い上がった砂塵が簡易な煙幕を演じ、ある程度姿をぼやけさせている。
「赤色信号弾を上げる!視界に注意!」
無線士の腰から抜いた信号拳銃を空へ向け、軽い破裂音を立てて赤い信号弾を打ち上げた。
これは無線機の故障時に使用する装備であり、赤色は司令部に対して部隊撤退を知らせるものである。

#まちごうた…
#>419>417ですね…
429 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/21(水) 00:42:09 P
/「機関銃班!土嚢から教会へ制圧射撃!援護下で小銃兵二個分隊を突入させろ!あの傭兵を殺せ!!裏切り者に死を!」

「おいおい、勘違いすんじゃねえぜ、オッサン」

傭兵のほとんどは味方の上級の者には"表向きは"敬意を払う。
だが、敵がどれだけ高い地位の者でも、敵である以上は物乞いと同じである。

「こちとら商売でやってんだ。アンタらみてえに忠誠が、だとか信念がだとか考えて生きてねえんだよ」

負傷兵を運んでる兵士の足を撃ち抜く。
だが、ブラウニーには考えがあった。
いつもは大口径の、それこそ足や腕に当たればそこが吹っ飛ぶほどの弾を使うのだが今回は違う。
拳銃用の予備弾を使っているのだ。何故か。それは相棒のギルバートですら知らなかった。
430 :気狭霧[sage]:2010/04/21(水) 02:42:34 0
銃撃だと?
ちっ!!

大剣でガードするだが二三発当たる
たかが銃撃....
>>425
うわ!?
爆風が半端ない

やはり魔法桁違いの威力を持ってやがる....

これだと一体一で戦うのが馬鹿になるな
しかしここまで出来るとは....
これでは私が何もしなくて良いが私だって
少しは戦力になりたい物だ....
431 :アルフレド[sage]:2010/04/21(水) 15:33:32 0
>>427
>「必要なのは死んだ将兵への贖罪だ。もちろん軍人としての名誉を尊重し、最期は絞首刑ではなく銃殺刑に処してやる」
どちらの死に方でも大して変わりない気がしますが……。

>「エストラゴン…いや、アルフレドか?貴様も連合兵だったのだな。大人しく降伏しておけばいいものを…撃てぇ!!」
(咄嗟に屈み、急所を守るものの銃弾は容赦なく降り注ぐ)
ええ、私も連合の一員……です……かはっ…!
(肩に、腕に、脇腹に、足に、熱湯を浴びせられたような焼け付く痛み)

>>425
(気狭霧に続いて降り立ったミレルが、魔術の爆発で土嚢を炸裂させて周囲を砂塵に覆った)
本部で会った方……ですね。
まさか魔術師とは思いもよりませんでしたが……。
もしや……回復魔法なども習得してはおりませんでしょうか?
私、負傷で少々動く……のに難が……ありそうでして……。

>>420
隊長……何を?
(気狭霧に掴まれると、陽炎の様に揺らめく空間に投げ込まれた)

……っ! ぐっ……げほっ! ゲホッ!
(放り出された先は暗黒の空間。近くからは絶えず水流の音が聞こえる)

ここは…コハコハ? む、この残響音…オンオン。
トーチの一つも無いので、辺りの様子がよく分かりませんがトンネルのようですね…スネスネ。
何やら近くで水が流れている所を聞くと、下水道なのでしょうか…ウカウカ?
しかし、残念ながら、思いの他ダメージが大きいようで意識の方が、持ちそうにあり……ません……ね。
(アルフレド、下水道内で倒れ込むと気を失う)
432 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/21(水) 16:33:52 0
私はどうすればいいの〜(気狭霧に伝え
433 :気狭霧[sage]:2010/04/22(木) 08:01:13 0
カナ君の能力はこっそり使う物だ今は大丈夫だが後の潜入で君の力は大いに役立つ....
君から使ってもらっても良いんだぞ?
434 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/22(木) 08:06:44 0
わかりました〜(気狭霧に伝え
435 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/24(土) 05:28:59 0
#ネットが使えませんでした。申し訳にゃい……(−ω−;)

>>428 ヴォルフガング大佐

上空から華麗に着地したあちしはすぐに周囲を見回した。
黄土色に煙る視界の向こうから無数の悲鳴が聞こえて来る。
撹乱目的で放ったあちしの魔術は……あちしにも予想以上の被害を敵に与えちゃったみたい……。

僅かな罪悪感に心がやや逡巡を見せたものの、それが行動を阻害することは無かった。
――さあ、どうする?この視界で発砲しようものなら同士討ちの危険があるのよ……
もっとも、あの大佐さんがそんな指示を出すとは思えないけどね。

だが、この視界の中でもあちしと隊長さんは向こうの兵隊よりも有利に動ける。
嗅覚が人間よりもはるかに優れているため、相手の位置が簡単に判るのにゃ!

さて……――攻めるか、退くか?

>「攻撃中止!!攻撃中止!"魔法使い"の仕業だ!全員、負傷者を担いで後退!後方で部隊を再編成する!」

あちしが隊長に指示を仰ごうと思ったそのとき、大佐の号令が周囲に響き渡った。
にゅ?後退……!?まずい、このまま下がられたら「第2の壁」に引きこもられてしまうのにゃ!
砂塵の向こうへと遠のく気配に焦るあちし、だが、その直後。

パーン……

軽い破裂音がして空が赤く輝いた。おそらく、彼らが友軍に報せるための“撤退信号”。
しかし……彼らは気付いただろうか?同時にそれが【この街に住む人々が動き出すため】の――【合図】(>>262)となったことに!
436 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/24(土) 05:31:00 0
>>431 ブラウニー・ブラウン
煤i=ω=;)ビクッ!
敵の撤退と同時に聞こえてきた突然の銃声に、あちしは思わず身を竦めた。
……違う違う。狙われてるのはあちしじゃないのにゃ!

砂煙の向こうの人影に視線を送ると、負傷者を担いで歩いていた兵士が次々に転倒している。
撤退の遅延……かどうかはわからないけど、流石!


>>430 気狭霧 隊長
何言ってんですか、隊長さん!
混乱して視界の悪い今の状況なら貴方は存分に戦えます、にゃ!


>>431 アルフレド
アルフレドくん、お久しぶりっ!魔術師……でいいのかにゃ?
正規の魔法使いから教育を受けた人らとは大分毛色が違うけどにw
わっ!大変!?身体中に穴が開いてるのにゃ!
回復魔法……ふい、ごめんなさい……
あちしの知ってる魔術・魔法じゃ本格的な治療はできないにゃ……(TωT)
と、とりあえず止血と体力回復の応急処置だけでもっ……!

携帯していた膏薬をアルフレド君の傷口に素早く塗り込み、包帯で巻く、そして――

「水よ 海と大地と空を流転する生命の源よ その恵の力を持って 水よ 彼の血肉を癒し賜え」

精霊魔術【癒しの水】《キュアウォーター》

これで失血した分はしばらく補えるはず。ま、“強力な点滴”みたいなものにゃ。
傷を塞ぐのはやっぱり専門の人で無理だからしばらく頑張って……って、あ…………。

た、隊長……?いや、まぁあの状況なら仕方無いとは思いますけど……だ、大丈夫かにゃ……アルフレドくん(=ω=;)
437 :気狭霧[sage]:2010/04/24(土) 05:38:09 0
ミレル!!
今のうちに一気に押し倒すぞ!!

中で固まられたら入りたくてもはいれなくなる!!

ダッ!!
一気に走り帝国兵に斬りかかる

また一人また一人と斬りまくる

クソ第二に逃げ込まれる前に.....!!
438 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/04/24(土) 07:15:44 0
#寝る前に訂正。ブラウニー氏のレスは>431じゃなくて>>429ですね……。
#連絡も無く日を空けてしまってごめんなさい。次は翌日の昼以降に来るにゃ(=∀=)
#隊長さん、随分お早いのねwwwww

>>437 気狭霧 隊長

>「ミレル!!
> 今のうちに一気に押し倒すぞ!!」

お、押し倒す!?煤i=∀=;)
隊長、こんな所で突然何を……

>「中で固まられたら入りたくてもはいれなくなる!!」

「あ、ああ……そういうことね。わかってます。当然、わかってましたにょ!」

巻き上がる砂塵の中で――隊長は影の如く疾駆する。
吸血鬼の腕力で振るわれた高速の大剣を前に、逃げる敵兵はたいした抵抗もできないまま
一人、また一人と倒れ臥していく。
撤退中というのは最も無防備でかつ被害が出やすい状態なのだ……。

あちしは隊長を追いかけながら、匂いと気配で敵の動きを察知しつつ弓銃で援護する。
もしかして、このままいける――?
一時の高揚感があちしの頭に楽観的思考を生み出す。

しかし、いつまでもこんな有利な状況が続くわけではない。
439 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/24(土) 07:48:46 0
・・・・・(そこらへんに落ちている鎧と武器に憑依したカナ
440 :気狭霧[sage]:2010/04/24(土) 08:26:43 0
カナ!!
君もそこら辺の銃に取り付いて敵に撃ち込めええ!!

こんなにうまく行ってしまうのか??
何かくるはずだ.....
いや来ない訳がない....

と言いつつ敵を切り捨てまくる。
441 :カナ・アナベラル[sage]:2010/04/24(土) 09:46:36 0
はーい(落ちている銃に憑依したカナ
442 :アルフレド[sage]:2010/04/25(日) 00:27:07 P
……ここは?
(地下水路で目を覚ますアルフレド)

確か教会近くで銃撃を受けて、直後に隊長にテレポートで飛ばされて……。
(周囲を見まわすもの、水路内は真っ暗で様子を窺い知れない)

痛っ……あれからどれぐらい気を失っていたのでしょうか。
血の乾き具合から、たいして時間は経っていないようですが。

(通信機を入れる)
どなたかー…ガガ…ガガ…聞こえますかー…ガガ…。

通信機は生きてるみたいですが調子が悪いですね。
先程の銃撃で破損でもしたのでしょうか。
或いは地下だから通じにくいのか。

しかし、ここでこうしてるわけにもいきません。
とりあえず地上に向かわねば……水の流れてくる方が上流のはず……。
(下水道を流れる水に腕を突っ込む)

ヴォルフガング大佐……軍人として名誉を重んじる人間の様でしたね。
フーゴ大尉も敵ながら理知的な印象を受けましたし……。
悪魔と手を組むような帝国の人間など、魔物とたいして変わらないと思っていましたが、
少々認識を改める必要がありそうですね。
(ふらつきながら立ち上がり、何歩か歩くも立ち止まる)

いや、このまま単独で進んで良いものでしょうか?
私がここから防壁内に侵入したのを知られれば、このルートを警戒されるのは必定。
やはり、進むのは後続が追いついてからにするべきですね。

今、後続隊の為に出来ることと言えば、下水道の構造の把握に努める事ぐらいでしょうか。
それにしても暗い……こういう時は壁に右手を付けて歩くんでしたっけ……。
(手探りで下水内を歩き始めた)
443 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/25(日) 18:47:43 P
教会はその時すでに包囲されていた。
ギルバートと協力し、気狭霧以下数名を逃がしたものの自分達は…

「困ったねえ…こりゃ完全に処刑モンだわな」

ギルバートはブラウニーの居る場所へ繋がる唯一の道で帝国兵を待ち伏せている。
ギルバートの腕ならまず帝国兵などには負けないだろう。そう…1対1では。
ブラウニーも貴重で高価な弾を装填していく。

「ギルバートよお、どうする?投降するか?白旗はねえがな」

ギルバートはゆっくり首を横に振る。
ブラウニーは吸っていたタバコを吐き捨て、

「了解っと。教会のてっぺんが墓場かよ。笑いの種にもなんねえな」

そう言うと、スコープを覗き帝国の下士官らしき兵士の頭を撃ち抜く。
最期になるであろう宣戦布告であった。
444 :名無しになりきれ:2010/04/25(日) 20:54:33 0
は?
445 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/04/25(日) 21:59:04 P
#わ、はやとちってしまった…
#すいません、スルーしてください…
446 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/25(日) 22:02:08 0
>>443
ちゃんと人のレス読んでからにしろよ。
もうそれ時間がどうのこうのとかのレベルじゃねえぞ。

>>444
そんな発言が参加者のモチベーションを下げてるっていい加減気付け。
罵ることしかできない奴は要らない。
447 :名無しになりきれ[sage]:2010/04/26(月) 01:12:56 0
>>445
把握。

定期的にスレ上げてる奴は荒らしだから気にしないほうがいいよ。
448 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/27(火) 21:44:01 0
「貴様らの顔は覚えたぞ!!必ず、必ず殺してやる!!俺の部下を殺した事を後悔させてやる!!!」

ヴォルフガングが銃声と悲鳴をかき消すような声で怒鳴ったのが数分前。
…結局、背負っていた無線士は撤退中に失血死した。古めかしいトレンチコートには誰か彼かの血痕がちらほらと残っていた。
率いていた小隊は3分の2ほどに目減りしてしまった。だが、教会の方からはまだ銃声が聞こえている。まだ戦っている。まだ兵士が戦っているのだ。
ならば、我々がすることは決まっているではないか。
「大佐、動けるものは全員整列させました!どうかご命令を!」
「よし…臨編で分隊を組ませろ。逆襲に出る。そこの曹長、周辺部隊から兵隊を抽出してこい。戦力を一個小隊分まで充足させるぞ」
血に塗れ傷だらけになった無線機を操作する。周波数は先ほど拾ったままなので直接司令部へと繋がった。

「司令部、聞こえるか?」
『ヴォルフガング!生きていたのか!!さっきの赤色信号は貴様だろ?』
「おい、すぐに"ゴリアテ"を出せ。すぐに教会を奪還する。"化け物"を出すのは気に食わんが…敵に"魔法使い"が居る。これ以上は兵を殺したくない」
『わかった。すぐに出す。他に必要なものはあるか?』
「工兵班を回せるか?爆薬を持たせられるだけ持たせて送って欲しい。敵の進路を塞ぎたい」
『工兵だな?よし、司令部直属から抽出して"ゴリアテ"と一緒に送る。とにかく貴様に死なれる訳にはいかんからな、戦友』
「ふん、こんなところで死ぬものかよ。それは貴様も良く知ってるだろ」
『とにかく生き残れよ。"ゴリアテ"ならいくつ潰しても構わないからな』

通信を終えたヴォルフガングは整列した兵士に振り返る。教会で見た同じ光景よりも、頭数は少ないし、多くの兵は血や泥に汚れていた。
だが、瞳に宿る色はまったく変わっていない。むしろ、戦友を殺したものへの復讐へと一層燃え上がっていた。
「小隊傾注!小休止の後に逆襲だ!負傷者は衛生兵と共にここに残し、工兵班と交代で下がらせる!いいな!」

#少しばかりネットできない環境でした。
#止めてしまって申し訳ない…
449 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/04/27(火) 22:09:48 0
ディエス・イレ守備隊司令部付近。
工兵隊の前を、彼らの倍ほどの背丈をした巨人が5人ほど、のそのそと歩く。帝国軍の科学者と魔術師らが合同して実験的に開発した"ゴリアテ"と呼ばれる下級魔獣である。
あるものは腕の付け根が異様なまでに膨らみ、またあるものは頭が萎み退化しつつあり、いずれの巨人も人と呼ぶにはあまりにも歪すぎる。
巨大な身体にあわせた帝国軍の下級兵卒用戦闘服とヘルメットを身に着けているのが一層と歪さを強調している。彼らの手には人の背丈ほどもある鉈や建築用の鉄骨が握られていた。
「よーし、いい子だバケモノ。そのまままっすぐ進め」
ある工兵がからかいまじりの声を掛けると、何人かの巨人が声とすら言えない呻きで答えた。彼らはこれより守備隊司令官の待つ場所へ向かい、教会を奪還することになる。
もちろんそれを知る巨人は一人も居ない。彼らの萎縮した脳内には、付近の帝国軍人に従い前進することしか記憶出来ないのだ。
かつて自分が何であったか覚えているものは一人もいないし、"敵"と呼ばれるものが自身の同胞であったと思い出せるものもいないだろう。


─数ヶ月前、ディエス・イレ捕虜収容所にて。
酷く痩せこけたある科学者は将校団を前にして、分厚い眼鏡を輝かせつつ、取り憑かれたかのように熱弁を振るっていた。
「えー…我々の開発した"ゴリアテ"は低級な魔獣を人体に降ろしたものであり…軍人として活動するには十分な知能を有しておりません。
よって銃器の使用も不可能と考えられております。ま、彼らに合わせた銃を作るのも一苦労ですからね。とりあえずは刀剣などの原始的な武器を配備しています。
それからですな、"余っていた"敵軍捕虜を素体として用いましたが…先に述べたとおり知能は致命的に低下しておりますから、反乱を企てる心配もまずありません。
目下考えられる運用としては…ごく短距離での物資の運搬だとか、戦闘時の予備戦力……あるいは遮蔽物に。痛覚神経も退化しておりますから生命活動を停止するまでは戦えるでしょう。
…もっとも、負傷に気づかず手足を破壊されればそれまででしょうがね。痛覚が失われたことは長所であると同時に弱点でもある訳です」
450 :名無しになりきれ:2010/04/28(水) 03:44:11 0
>>446
お前は消えろクズ
黙ってろ
451 :気狭霧[sage]:2010/04/28(水) 04:53:44 0
>>448
クソ 大佐は逃したか
だがここにいる奴らを倒すのが
先だ..... しかし私も少し傷を負った
貰うぞ貴様の血....

と言うと 目の前にいた兵士に口を開け
首元を噛み付いた
その兵士の首元をからは大量の血が吹き出した....

ふふふ この味たまらない...
これでいくらか平気でしょう....

飲んだ直後から傷が回復し始める
かと言って完全とまではいかない
血の量で回復の適度が変わる

その時気狭霧は感じた
体がゾクっとしたのだ
何か人間では無い化物
それは人間では無い者が感じる武者震
その時 微かながら鈍い声とは言えない
声みたいのが

ミレル何か聞こえなかったか?
変な音なのか何か......
(まさか化物がもう動き出したというのか?)
また大剣を取り出す
452 :気狭霧[sage]:2010/04/29(木) 11:57:35 0
さあ 貴様ら早くしないと
殺し尽くすぞ 大佐は!!
貴様の兵が死に乱れるぞ さあ どうする大佐!!

ヴォルフガングに聞こえんばかりの大声で叫ぶ
453 :アルフレド[sage]:2010/04/29(木) 21:31:00 0
さて、今はどのあたりなのでしょう?
地下水路は広い水路と狭い水路が組み合わさって構成されている様ですが、蜘蛛の巣の如き構造で方角が分かりませんね。
端的に言うと、迷ったようです。
地上への梯子も幾つかあるようですが、迂闊に昇って敵の真っ只中では洒落にもなりませんし。
せめて現在地が分かれば……。

>>449
何か重いものでも運んでいるのでしょうか?
天井から震動音が聞こえてきますが……。
(パラパラと砂塵が落ちて来て、思わず天井を見上げた)

マレフィーカルム委員長が攻城兵器を用意した……というのはあまりに希望的観測が過ぎますね。
敵方が残存戦力を投入したと考えるのが妥当でしょう。
おそらくは大砲など兵器の類でしょうか?
となると、音が向かってくる方が防壁内で進行方向が防壁外で戦闘区域になる、と。
……もしや、敵の兵器が向かうのは先程の教会……?
これはいけませんね……敵が余剰戦力を投入した事を通達しなければ。
(付近に設置されている垂直の梯子を昇り、そのまま震動音が小さくなるのを待つ)

そろそろ敵部隊が離れた頃……のはず。
兵器の外装だけでも確認して伝えなければ……さて、どの様な兵器でしょうか?
(地上への開口部の蓋を僅かに跳ね上げて地上の様子を窺う)

眩しいですね……まるでモグラの気分です。
いや…………明らかに遠近法がおかしいですね。
巨人が歩いているように見えますが、目が光に慣れていないせいでしょうか?

>>452
(通信機の回線を入れる)
隊長、聞こえますか……? 聞こえると良いのですが。
もし聞こえたのなら、落ち着いて聞いて下さい。
私もにわかには信じがたいのですが、そちらに巨人が向かっているようです。
比喩ではなく文字通りの巨人です。本当です。事実です。私はとても落ち着いています。冷静です。
いくら隊長でも、あれと正面から戦うのは危険でしょう。
私なら思わず戦略的後退をしたくなります…………いえ、冗談です。すぐに下水を通って援護に向かいます。
もっとも、巨人対策は狭く入り組んだ場所に誘い込んでのヒットアンドアウェイか、遠隔狙撃くらいしか考えつかないのですが。
454 :カナ・アナベラル[sage]:2010/05/02(日) 08:53:26 0
ただいま〜

アクセス規制されてたよー
455 :アルフレド[sage]:2010/05/02(日) 23:59:34 0
(痛みをもどかしく思いながら下水内を駆けると前方から光)
出口……?
なるほど、先程の暗渠を通った水がここの排水路から外の水路に流れ込むようですね。

(教会から少し離れた場所の排水口から水路に出て、水路に設置された梯子から地上へ)
教会は……あちらですか。
援護が間に合うと良いのですが。

>>454
(教会の尖塔を目指して走ると、突然現れる金髪の少女)
あ、う、を……私は決して怪しい者では……ありません。決して。
見た感じ帝国兵ではないようですが、お嬢さんはこの街の住人でしょうか?
私は解放軍の者です。
帝国軍への通報は、どうか御勘弁願えませんでしょうか?

ほうほう、なるほど……通信規制に巻き込まれていたと。
それは災難でしたね。
沈黙状態で止む無く筆談する悲哀はよく分かります。
とりあえず、お帰りなさいと申し上げましょう。

しかし……今、通信機で確認したところ、かなりの魔導波帯域が規制されているとの情報が入りました。
他の方々にも通信規制に巻き込まれた方がいるかもしれません。
それに未確定情報ですが、黄金何とか……という作戦が有るとか無いとか。
しばらく、進行はゆっくりめの方が良いのかもしれませんね。
いえ、もちろん援護は迅速に行いますが。
456 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/03(月) 20:49:43 0
アルフレド氏の状況対応能力に感動した。
457 :気狭霧[sage]:2010/05/05(水) 02:12:40 0
ん? カナいなくなったのか ??

剣に憑依してたんんじゃなかったのか?
まあいいが......
それよりアルフレド君が心配だ....

だが巨人が出てくるのは時間の問題だ
しかしどうやって戦うか.....
458 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/05(水) 18:14:58 0
「進め、進め、我々は必ず勝利する!必ず復讐を成し遂げる!帝国万歳!」
サーベルを振りかざすヴォルフガングの号令の元、不恰好な巨人達が教会前に躍り出て雄叫びを上げた。その後ろには銃剣を吊り下げた小銃を手にした帝国兵が続く。
逃げてきた道をそのまま辿り、再び教会へと向かう。聞えてくる銃声は随分と少なくなっていた。
「……"ゴリアテ"に先行させる!!他の兵士は距離を置いて射撃、その後に指揮官の…俺の号令あり次第突撃に移れ!いいな!」

>451,452
教会付近は、帝国兵にとっては地獄そのものであった。そこらに散らばる兵士の死体。勇敢に戦った兵士の死体。石畳を染める兵士の血。まだ僅かに動くものもある。
「キサギリ!これ以上は殺させんぞ!!彼らを愚弄する事は許さん!」
ヴォルフガングが叫ぶと一匹の巨人が応じて雄叫びを上げ、やや長い腕で鉄骨をぶんぶんと振り回しながらキサギリらの方へと突っ込んだ。
だが、寸前で振り回した鉄骨がレンガ造りの民家を叩き、カベに大きな穴を開けた。その中では恐怖に慄く親子が身を寄せ目を見開き、異様に小さな首を傾げる巨人を見上げている。
もちろん巨人には知覚出来ない。考えているのは「何故武器が止まったのか」という原始的な疑問だけ。
「何を遊んどるか!バケモノども、とっとと進め!!あの吸血鬼を捻り潰せ!!」
大佐の怒鳴り声に一度振り向いてから、再び"敵"に狙いを定め鉄骨を振り上げた。


>455
「大佐も酷いことを考えるな」
教会の少し手前で、集積された爆薬を前に呟いたのは少年の面影を残す若い工兵だった。カービンや拳銃は作業の邪魔だからと手放していて、腰に下がっているのは工具だけだ。
「ま、こんだけ仕掛けるとなりゃあここら一体は全滅だな。大半がドサクサに紛れて逃げ出したとは言え……馬鹿正直に戒厳令守って残ってる奴もいる」
答えたのは初老の工兵伍長。梯子をかけて民家の上に登っている。彼も銃は手にしておらず、武器は腰に下げた銃剣と工具のみである。
手にあるのは油紙に梱包された軍用爆薬と発破用ヒューズ。
「あの人は俺ら兵隊にとっちゃいい人さ。他の将校とは違って、一緒に塹壕潜って泥被って戦ってくれる。でも、兵隊以外にはどうかね」
爆薬をワイヤーで固定しながら伍長は言う。事前のブリーフィングで暗記した図面を反芻する。敵の進撃を効率よく妨害する為、爆破の必要がある民家を示した図面。
確かにこれらの民家を爆破してしまえば道が塞がり、連合軍の進撃路は大きく限られるだろう。近辺の民家に残る住民らは、勝利に必要な犠牲だとかの指揮官は言った。
「俺は反乱前からあの人の部下だが、昔から極端なんだな。ブレーキ役の主任参謀殿がいなけりゃもっと評判は悪いはずだぜ」
「…あんたや俺だって新しい悪評に一役買うことになる。ここだけじゃない。あっちこっちで吹っ飛ばして…何人殺すことになる?残ってるのは女子供ばっかりなのに!」
若き部下は爆薬の前に座り込んで頭を抱えた。悩みは若者の義務とどこぞの学者先生が言っていたな、と考えながら伍長の手は着々と爆薬にヒューズを接続していく。
これをスイッチに接続すれば発破準備は完了。号令があり次第、あちこちで道路に面した民家が爆発崩壊する。
「俺だって女子供を殺したくはねえがな…大佐に死なれるのも勘弁だ。そら、作業に戻れ。ここが終わったら他班に連絡、南側から順次爆破だ。伝令の準備しとけよ」
梯子から下りる頃になっても、まだ部下は動かない。溜息を一つ付いた後、伍長は悩みこむ部下を尻目に爆薬を背負い、隣の屋根へと梯子をかけるのだった。
459 :気狭霧[sage]:2010/05/05(水) 18:37:04 0
458>>ははは!!
大佐怒ったか貴様も軍人なら
全に立って戦ってみろ!!

その時鉄骨が振りかざされる

クソッ!!
こいらさすが化物、力が随分あるな....

大剣でガードしたが
地面がへこむ、

ほう.....なかなか だが貴様ら脳なしのでか物ごときにやられるか!!
足がお留守だぞ!!

銃を取り出し関節に撃ち込む
痛みを感じずとも体は巨体
足に衝撃があればよろけると考えていた、
だがそれ程甘くは無い

ふふふ...さすが化物こんな銃じゃ聞くはわけないか....それじゃあこれは耐えられるか!!

鉄骨を流すように下に叩き下ろす
そして一気に足まで近ずき
切り込んだ

どうだ少しは動きが制限されるだろ....

しかし痛みを感じない奴らにはあまり意味が無い
それどころか効果が出てるかすら不明

ちっ! 厄介な奴らだ!!
仕方が無い正面から真っ二つだ!!!

飛び上がり大剣を振りかざす。

460 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/05/06(木) 00:06:30 P
「帝国も切羽詰まってるなァ…巨人まで動員するとはね…」

気狭霧がたった一人で巨人と交戦している。
ブラウニーの背中はギルバートに任せてある。

「はいはい、援護しますよーっと」

炸裂弾を何発か撃ちこむ。
気狭霧に当たってはマズいので、他の巨人に撃ちこんだ。
が、大してダメージもないようだ。
巨人は本来ならば攻城兵器の様な物で倒すのが筋である。
大剣や、狙撃銃で倒すには時間がかかりすぎる。

「ふむ…どうしたものかねえ…ま、とりあえずありったけぶち込んでみるか」

次にブラウニーが装填したのは徹甲弾と呼ばれる弾丸。
タングステンと言う金属で出来たそれは本来ならばもっと巨大な兵器に搭載するものなのだが、
ブラウニーが装填したのはそれを独自に小型化した弾だ。
もっとも、元の物よりも威力は劣るが一発の破壊力は重装備の歩兵のアーマーを貫くほどはある。

「オラァッ…!死ねェ!」
461 :アルフレド[sage]:2010/05/06(木) 20:59:22 0
>>456 通信機からの連絡
本部の方ですか? ありがとうございます。
マレフィーカルム委員長に給与査定を見直す様、口添えをお願いしたいところです。

>>458 工兵隊の作業
あれは帝国兵……幸いこちらには気付いていない様ですね。
しかし、何やら作業をしているようですが……屋根の上で何を?
一度撤退した以上、基地の設営のはずもありませんし……嫌な予感がしますね。
(視界に入らない様に隠れながら近づくと、工兵隊の会話が鮮明に聞こえてくる)

>「俺だって女子供を殺したくはねえがな…大佐に死なれるのも勘弁だ。
そら、作業に戻れ。ここが終わったら他班に連絡、南側から順次爆破だ。伝令の準備しとけよ」

ばっ……!
(思わず爆破という言葉を呑みこむ)
……付近の民家には、一様に導線の様な物が見えますね……。
あの量の爆薬が全て炸裂すれば、この辺り一帯は瓦礫の山で埋まる……。
住民の退避が無いようですが、まさかそのまま爆破を行う気でしょうか?
これは……止めねばなりませんね。

(梯子を上り、銃を突きつけて工兵に声を掛ける)
動かないで下さい……腰の銃はそのままでお願いします!
その爆薬……貴方がたは街の住民を犠牲にするつもりですか?
民衆を蟻の様に踏み潰すのが、帝国のやり方なのですか。
しかし、市民の犠牲を厭わぬ爆破作戦などを行えば、住民も民兵達も暴動を起こしますよ?
仮にこの戦いに勝ったとしても、今後のディエス・イレ統治は適いません……とても司令部の判断とは思えないのですが。
こちらに投降しろとまでは言いませんが、もし理性と良心が残っているなら直ちに作業の中断をお願いします。
これが大佐の暴走なら、止めるのも部下の務めではないでしょうか。
(向けていた銃を降ろして、彼らの様子を窺う)

>>459 気狭霧隊長
(通信機を気狭霧に合わせ)
隊長……聞こえますか? 手短にお伝えします。
おそらく、帝国はこちらの進撃ルート封鎖の為に付近の民家を爆破するつもりです。
すでに南側の民家には、残らず爆薬が仕掛けられている模様。
申し訳ありませんが阻止を試みますので、そちらへの援護は無理かもしれません……以上であります。
462 :カナ・アナベラル[sage]:2010/05/08(土) 03:20:26 0
ただいま〜

アクセス規制されてたよ〜(みんなに伝え
463 :気狭霧[sage]:2010/05/11(火) 16:56:14 0
>>461
巨人に切り掛かろうとしたが
中断し

何爆薬だと.....
クソ!!
こいつらは住民諸共殺す気か....
大体はあの大佐の案だろう
所詮あいつには部下がいても信頼の置ける部下などいる訳が無いな....

もしいたとしても所詮は帝国、ただの狂った輩だけだ...
それはさておき 住民までとは....
アルフレド!!必ず住民を守れよ!!!
援護は気にせず爆破だけはそししろ!!
以上!
(無線を切り)

帝国ども....人の命を何だと思ってやがる!!!

と言うと一気に巨人の頭に剣をたたっ切る
464 :ミレル・ニャンコ・エクス[sage]:2010/05/11(火) 21:06:47 0
「イタタ……ちょっと気を失っていたみたいにゃ……」

落ちてきたガレキか何かが頭にぶつかったらしい。
後頭部がズキズキ痛むけど、作戦行動に支障は無いみたいにゃ。

「!?  何なの、あの巨人!?
ふい……あちしの攻撃力じゃこころもと無いけど、隊長を援護するにゃ!」

そのとき――

「ミレルさん!」
「ふい?」

どこかで聞いた声があちしに呼びかける。あなた、さっきのお姉さん!?

「一体どうしたの!?」
「わたし“たち”も戦います……」
「え?」
「さっき東のほうにいた人たちに聞きました。連合の人たちが私たちを助けに来てくれてるって……
私たちのこと……裏切り者じゃないって……!!」

見ると、彼女の背後には沢山の人が集まってきていた。
そのほとんどが女子供、年配のおじいちゃんだったりおばあちゃんだったりしたけど……
その眼には「家族を取り戻したい」という強い願いと……勇気が込められていた。
お姉さんは続ける。

「あなたたちの……手伝いがしたい!」
「……うんっ!」

重ねられてきた多くの悲しみを怒りに変えて……ディエス・イレの住民達の反撃が始まった。

#うにゅ……折角いいところまで進んでるのに申し訳ないのですけど……
#リアル事情により、この先書き込むことができなくなってしまいました(TAT)
#でも、「ミレル」というキャラクターがいなくなるわけではありません。
#今後も気狭霧隊長の部下として、みなさんのお傍にいるはずです^^;
#この先多少“あちし”の性格が変わってしまうかもしれませんけど、それでもおkなのよ!!d(>ω<)
#……みなさんと一緒に走れなくなってしまうのはとても残念です。
#今後もこのスレッドを遠くから応援させていただきます。それでは……お元気で。
465 :カナ・アナベラル[sage]:2010/05/11(火) 21:18:22 0
ただいま〜(気狭霧に伝え
466 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/11(火) 23:49:05 0
>459,463
「そんな挑発に乗るものかよ、キサギリ!!」
実際、ヴォルフガング自身としてはそのような古式ゆかしい決着を好んでいる。指揮官同士が歩み出て、双方の部下が見守る中、一騎打ちで勝負をつける。
最も美しい勝負の形である。ただし、それには相手が人間であるならば、という前提が付くのだが。
「貴様のようなバケモノはバケモノ相手が相応しい!俺の兵隊を殺した報いを受けろ!!」
この古き思想に傾倒した指揮官は、人ならざる者全てを"化け物"として言葉も話せぬ魔獣と同様下等な生物と見なしていた。
司令部では、ヴォルフガングが帝国上層部に受けが悪いのはこの性格が影響していると専らの噂であった。

…敵を捉える。鉄骨を振り下ろす。当たる。死なない…失敗の原因を理解できぬ"ゴリアテ"は首を傾げ、もう一度同じように鉄骨を振り上げた。
…敵を捉える。鉄骨を振り下ろす。当たらない。死なない…何故か、狙いが逸れた。何故だろう?また首をかしげ、同じように振り上げる…
…敵を捉える。鉄骨を振り下ろ…足がふら付く。膝を突いて再び振り上げる。敵がいない、いない、いない…

キサギリの大剣は"ゴリアテ"の小さな頭を割り、左半面から左肩にかけてを大きく切り落とした。粘つく血液が噴出し、周囲の建物に奇妙な模様を描く。
"ゴリアテ"は倒れず、残った右手で引き千切ろうとキサギリの首を掴んだ……が、歪な身体は均整を失い、重さを支えきれず仰向けに倒れてしまった。
更に大量の血が溢れ出てそこらを染めて、やがて動かなくなった。
「……残り4匹、全員でかかれ!奴を殺せ!奴さえ殺せば…!!」
大佐が叫ぶと、残りの"ゴリアテ"も標的をキサギリへと変えた。

>460
何発かの炸裂弾は、"ゴリアテ"らの軍服を裂き、炸裂と共に肉を抉った。もちろん痛みを忘れた巨人達はそんな"些細な怪我"は障害と感じない。
ところが、ゆっくりキサギリへ歩み寄っていたある"ゴリアテ"の頭が弾け、しりもちをついた。貫通した弾は石畳に突き刺さる。
彼はまるで何事も無かったかのように立ち上がり、指示を忘れ自分を撃った敵へと向かう……が、敵が見えない、見えない、見えない…
破損し機能を減じた頭部と一つになった眼で血にぼやける敵を捉えると、"ゴリアテ"はまるで狙いも定めず、唸りながらそちらへと突っ込んでゆき…教会に激突する。
…敵が高いところにいる。揺すって落とす。殺す、殺す、殺す。
単純な思考の元、"ゴリアテ"は狂ったように唸りながら体当たりを繰り返し、教会を揺らし、壁を自らの血に染め続けた。

>464
聞えたのは忌々しい声。徴用兵、裏切り者め。最初に死んだ兵は奴らに殺されたのだ。
少なくともヴォルフガングはそう信じている。
「小銃前へ!射撃用意!!」
敵勢力は軽武装の歩兵部隊、民兵、武装は旧式の先込め銃や手製の槍、拳銃など。それらの多くは徴用兵部隊に帝国が支給したものである。
新式の小銃が配備されているとは言え、数が問題だ。頭数だけで考えれば、ヴォルフガング指揮下の兵数を大きく越えている。
「怯むな!我々は戦友の仇を討たねばならんのだ!あの裏切り者どもを撃て!!」
ゴリアテの向こうにいた兵士達が引き金を引き、住民達を打ち倒した。だが、撃った以上の人数が押し寄せてくる。何発かの鉛弾が足元を掠めた。
ヴォルフガング自身も兵と共にカービンを発砲する。

教会前は魔女の釜をひっくり返したような混沌に陥り、帝国兵にとっても終わりの見えぬ闘いが始まった。
467 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/11(火) 23:53:38 0
>461
「…あんたにゃこれが銃に見えるかね」
背後を取られた伍長は、相手の言葉を鼻で笑い、腰に下げていたペンチを足元へと落とし、両手を上げる。
二等兵は銃を取る様子も無く、ただぽかんと二人を眺めている。
「ふん…あんた何も知らねえんだな。大佐がどんな人か、俺らが何者かってのも。いいかね、大佐は目の前で民草が死のうが眉一つ動かさない。
暴動が起きれば間違いなく暴徒を皆殺しにして鎮圧を図るだろうね。昔からそれを仕事にしてたんだ。誰もやりたがらねえから俺らがやってたんだ」
反乱が起こるよりも前、かつてヴォルフガング・シュペーア少尉が率いた部隊は近衛師団でも特に"非紳士的な"任務を請け負う部隊として知られていた。
何度か戦争犯罪の疑いを審議されたこともある。しかし、部隊の精強さと連合軍史の影に残る戦功もまた確かなものであった。
「あの人はいつだって兵隊の名誉を……いいか、あの人だけは守ってくれたんだよ。国の為に働いて、何も知らん民草や政治家に鬼畜だ人殺しだと罵られても。
…だから俺らは、近衛の将兵はあの人に従う。兵隊を絶対に裏切らない、世界で一番立派な将校だ。俺たちはそう信じてここに居るんだ」
教会の方が騒がしい。"ゴリアテ"どもが騒ぎ始めたのだろう。あの試作魔獣が戦力に成るかどうか、司令部幕僚の誰もが懐疑的だった。
しかし、あとは信じるのみである。司令部の判断が正しいなら、後方には敵の大部隊が控えているはずなのだ。敵に反撃の足がかりを与えてはならない。
「主任参謀のフーゴ・シェルマン大尉を知っているか?こう言っちゃ何だが…大佐と比べて学のある頭のいい方だ。その人が認めた作戦だぞ。
守備隊司令官と主任参謀の両方が許可した作戦、俺らが信じる二人ともが認めてるんだ。何で逆らわなけりゃいかんのかね?」

ふと、相手が銃を下ろす。伍長はそれを見逃さず、すかさず下にいる部下を怒鳴りつけた。
「二等兵!走れ!発破作戦は敵に察知された!発破は中止!……走れ!ここは俺に任せろ!!」
若き二等兵は銃も持たぬまま、伍長に敬礼して大慌てで走り去るのだった。
「…さ、殺せよ。俺は降伏などするつもりはないし…急がないとあの二等兵が報告を届けて他所が発破を始めるぞ」
468 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/11(火) 23:55:19 0
#おっと…書き忘れ。

>464
#あまり関わりも持てませんでしたが、お疲れ様でした。
#また別の形で会えることを願っております。
469 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/05/12(水) 00:19:01 P
>>464
/お疲れ様でした。楽しかったですよ。
/来る者は拒まず。参加者がこんな事を言うのもどうかと思いますが、いつでも歓迎しますよ。
/それではまた別の機会に…

>>466

炸裂弾が頭に直撃した。その直後、頭が弾け飛んだ。
視界を失った巨人が真っ直ぐに突撃し、ブラウニーのいる教会を揺らした。

「バ、バカッ!何やってんだコイツッ!クソッ!
 倒れろ倒れろッ!倒れやがれッッ!!」

ありったけの弾をぶち込むブラウニー。
銃器は至近距離だと威力では真価を発揮する。
もっとも、小銃や拳銃などでなければ取り回しがしにくく、動く敵には不向きだ。
だが、巨人は動きはするもののあまり大きくは動かない。
最もダメージが通りやすく、それでいて狙いやすい位置にあった。
さらに、弾け飛んだ頭からは血肉が露出している。
硬い皮に覆われているのではなく、柔らかい肉があらわになっていた。
ブラウニーはそこを重点的に狙った。
おびただしいほどの――血。
あたり一面が真っ赤に染まる。

「クソがァッ!くたばれやッッ!!」
470 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/12(水) 00:32:34 0
tes
471 :アルフレド[sage]:2010/05/12(水) 01:56:06 P
>>464
(教会近くから、起ちあがったディエス・イレの住人による鬨の声が聞こえてきた)
やけにざわついていますが、この喧騒はいったい?
帝国兵……にしては数が多いですね。
まさか、住民たちが蜂起したのでしょうか?
少数による潜入でしたので、当初は捕虜解放と魔族の情報収集だけのつもりでしたが、
住人たちが力を結集すれば、ディエス・イレそのものを取り戻せるかもしれませんね。

しかし……帝国兵が防壁の中に居る限り、彼らにも逃げ場が無い。
仮に死ぬまで戦われたら、こちらの犠牲も少なくはないでしょう。
いや……寄せ集めは烏合の衆になりやすい。
下手を打てば、壊乱した隙を突かれて全滅の可能性もありますね。
帝国側に交渉の通じる相手がいれば、包囲を解いて退却路を用意して総力戦を回避できるかもしれませんが……。

――おや?
(突然、誰かから呼びかけられた様な感覚)

#この気配は……ミレルさん……?
#とうとう私も、何か不可思議な力に目覚めてしまったのでしょうか。
#テレパシーなど無いはずですが、何故かミレルさんの想いが伝わってきます。

#――委細了解です。私も今はお疲れ様ですと申し上げましょう。
#もちろん無理は申し上げられませんが、いずれ状況が落ち着いたら再びお目に掛かりたいものです。
(以上の精神交感が起きたのは、秒の時にも満たない刹那の瞬間だったのかも知れない)

>>465
(屋根の上から街路を一瞥する)
先程の女性は……姿が見えませんね。
どこかに退避されたのでしょうか?
戦闘に巻き込まれていなければ良いのですが。
472 :アルフレド[sage]:2010/05/12(水) 01:56:53 P
>>467
(老兵と相対するも、彼は強い意思を持って降伏を拒む)
フーゴ大尉もこの作戦に賛成を?
そうですか……帝国軍を防壁内に閉じ込めて包囲できれば、彼と取引が出来るのではと考えていましたが……。
彼らは死兵と化す事も厭わない……!
ヴォルフガング大佐から感じた強い信念は、兵卒の隅々まで行き渡っている。
私の考えは砂糖の様に甘すぎたという事ですか……。

(銃を降ろした所、それを見逃さずにすかさず老兵が叫び、同時に若い帝国兵が走り始める)
何を! くっ、迷ってる暇は……な、無い!
(甲高い発砲音――アルフレドの撃った弾丸は老兵の胸を撃ち抜いた)

仕方が無い……仕方が無かった……あの工兵を縛り上げている時間は無かった……!
私は神じゃない……戦争で誰も殺さない事なんかできはしない……爆破作戦を止めるにはこうするしか……。
(苦い物が心を占める中、逃げる様に血塗られた屋根から駆け降りて二等兵を追跡)

>>470
テス?
今、通信機から何か聞こえたような……いや、それどころではありませんね。
かなりの走り詰めですが、今は足を止めるわけにはいきません……!
(入り組んだ街路を駆け抜ける)
473 :気狭霧[sage]:2010/05/12(水) 03:00:48 0
>>466
この化物本当に倒す事だけ考えてやがる....

まあ一体目は倒した残り4匹.....!?

その言葉の後に四体のゴリアテが襲ってくる
いくら力があると言えど四体の巨人には苦戦を模様する、かと言って引く訳が無い
苦戦するが倒せない数ではない
大剣を構えだす。

ふふふ....また随分居るっこた...
まあ良いだろう掛かって来い、私が全て貴様達の息の根を止めてやる。

その時>>464の軍勢を見て嬉しさが湧き上がるだが...あの大佐が命令しいくつもの銃弾が発射されるのを見る。

チッ!! 傭兵!!ゴリアテは私には任せて 敵の兵士を打ち倒して人数を出来るだけ減らせ!!
貴様の腕の見せ所だ!

そう叫ぶと真っ先にミレルの軍勢をにも叫ぶ

皆の物巨人は私に任せてあの兵士達を倒して家族を救おう!!

と言うや否や巨人に切り掛かる。

#ミレル殿おつかれさまです
もし何か縁があればお会いできること願ってます。
474 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/05/12(水) 06:11:48 0
何か奇跡が起こってパソコンが起動している今のうちに…

超亀レスですが、>>380 お給料について

「もちろん、これは装備だけの予算にすぎない… 
が…」

この予算はお給料別ですはい… 
ミレルさんのお給料はケタを一個増やしてくださいまし…

実は私も今パソコンそのものが利用できない環境にあります
少しの間、私も来れないかもしれません…
475 :カナ・アナベラル[sage]:2010/05/12(水) 06:40:43 0
こちらカナ・アナベラル。

博麗 霊夢どうぞ(霊夢と通信し
476 :博麗霊夢[sage]:2010/05/12(水) 06:49:00 0
カナに呼ばれてきました
477 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/12(水) 09:09:22 0
気狭霧よ、如何にお前さんが人間よりも身体能力の優れている吸血鬼とはいえ、「巨人4人を相手にバカ正直に真正面から斬りかかって」勝てるものかね?
いくらゴリアテの頭が悪いからって、4対1じゃその巨体と数的有利の前じゃひとたまりも無いと思うぞ。
スレの初期と比べてみるとあんたのロールは今や飛躍的に「自分から動く」ようになった。
多少誤字や日本語の使い方に変なところが目立つけど、まぁ許容範囲内。

次は少し「戦術」を絡めたロールをしてみようか?
敵の死角に回り込む、行動力を奪う、手の空いてる仲間を使う……
ただ真正面から斬りかかるだけじゃ、読んでるほうも面白くないしな(ここ重要)。

何だか上から目線みたいな言い方になって悪いんだけど、名無しからの要望ということでひとつw

あと、声に出してる台詞は「 」で囲んだほうが他の人にも読みやすいと思うんだぜ。
478 :気狭霧[sage]:2010/05/12(水) 09:45:36 0
>>474
#そうですか 遅いのは気にせず
パソコンの方直してまた来てください
また来るの待ってます。

>>475
カナ誰を呼んでるんだって....
>>476
って早!? そんなに早く来れるの!?

>>477
アドバイスありがとうございます...
そうですね流石に4匹相手は無理があるっぽそうですねw
後誤字ですがたまに眠かったり疲れてる時にうつとこうなってしまって...すいません
あと上から目線なんてとんでも無い
アドバイスありがとうございます。

479 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/17(月) 00:04:46 0
>469
体当たりでいくらかの骨格が崩れ始めたのか、巨大なシルエットは歪さを増し続け、帝国兵と同じカーキ色の軍服は既に血で真っ赤に染まっている。
さらに繰り返し頭部を抉る弾丸。砕けた頭蓋骨はまるでバケツのように血と肉片を溜め、溢れさせ、やがて視力は完全に失われた。
とはいえ、彼らにとって頭部とはさして重要な器官ではない。容器として捕虜を用いただけで、本体とも言うべきものは溶け込んだ低級魔獣である。
粘っこい血液があわ立つ呻き声とも呼べぬ音を不気味に響かせ、自らを傷つけながら体当たりを続ける"ゴリアテ"は、もはや人ではなく魔獣なのだ。
血液が失われるに従い、動きが一層と鈍くなってきた。それでも、大きな教会を振動させ続ける。既に失われた目で、"上の敵"が落ちるのを確認するまで。

…あるいは、この"ゴリアテ"の行動は、結果的に戦術的運用として正解だったのかも知れない。頑丈で巨大で打撃力を持つ兵器の役目…即ち囮である。
巨人との闘争を続ける狙撃手の隙をつき、ある血気盛んな軍曹が大佐の指示を待たずに部下の一個分隊を率いて教会に突入したのだ。

>473
4匹、もとい3匹の"ゴリアテ"たちは重い歩みでキサギリに近寄る。一人はあちこちが異様に膨らみ、一人は手足が異様に長く、一人は顔面が虫のようだった。
巨大な異形は鉄骨や鉈を振り上げて、大剣を構えた敵を一斉に叩き潰し、引き裂こうとする。
彼らには何の思考もない。ただ、倒すべき敵をそれぞれが見つけ、それぞれが攻撃した…それが3匹について同時に発生しただけのことだ。


一方、ヴォルフガングと帝国兵のほとんどは押し寄せる武装住民との銃撃戦に身を投じている。
最低限の軍事教練を積んだだけの徴用兵、そして女子供と年寄り。そんなものに、そんなものに、偉大な帝国軍が負けるものか!
「こちらに銃を向けるものは全て殺せ!!我々はかのようなものに負けてはならない!我ら帝国軍の名誉を防衛せよ!」
見るからにか弱い女子供が銃弾に倒れる。何人かの新兵が小銃を取り落とした。
「敵は反逆者だ!敵勢力だ!連合の手先だ!!戦友の仇だ!!撃て、撃て、撃て!!」
農具を抱えていた年寄りが倒れる。銃を落とした新兵がしりもちをついて、震えながら逃げ出そうとする。
「怯むな、敵を撃て!撃て!」
逃げ出そうとした新兵の頭部が鉛弾に引き裂かれた。先込め銃を持った少女が彼に狙いを定めていた。
そして、少女は小銃弾に倒れた。その小銃弾を吐いたのは、ヴォルフガングが構えたカービンであった。
480 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/17(月) 00:08:12 0
>472
年老いた伍長は、僅かに笑みを浮かべながら屋根を転げ落ち……硬い石畳に叩き付けられ、ほんの数秒の後に事切れた。
若き連合兵が立ち去った後、残ったのは血まみれの爆薬とヒューズだけだった。

二等兵は走る、走る、走る。
でたらめに路地を曲がり、箱を飛び越え、また細い路地を曲がり…まだ走る。追跡を撒かなければ。
大抵の工兵は作業中に銃を手にしない。敵に追われるまま他の作業班に飛び込めば、まとめて制圧される恐れがある。
「くそっ、くそっ…ま、まだ追ってきやがる……!」
"連合軍近衛師団"でも"反乱軍"でもなく、"帝国軍"の兵士である二等兵は、伍長ほどの敬意をヴォルフガングに捧げていないし、発破作戦にも疑問が残る。
しかし伍長は、あの面倒見の良い年寄り伍長は、命を賭して伝令を自分に託したのだ。他の誰でもない自分に。先程の銃声は伍長の最期に違いない。
託された使命を果たせるのは自分だけ。年寄り伍長の恩に報いられるのは、今この瞬間の自分だけ。
「はっ…発破作戦は敵に察知されたっ!!一班が起爆失敗!発破順序を繰り上げろ!二班から即刻起爆を開始しろっ!!!」
自分の掠れた声が二班に聞える事を望みつつ、二等兵は叫ぶ。
481 :小悪魔[sage]:2010/05/17(月) 08:11:59 0
こあー!!

こあー!!

こああああああああああ
482 :気狭霧[sage]:2010/05/17(月) 10:33:28 0
>>479
一気に襲われたらヤバイと思った気狭霧はすぐさま 避け交わす

「くそやはり生きがってみた物の遅くても攻撃力は十分 少しかく乱させるか」

そう言うと走りだし銃を足に目掛け撃ちまくる かと言ってそこまでダメージがある訳無い しかし足自体にダメージが無くても関節などは十分効く 関節部分に撃ちまくる、一体だけで良いそいつが倒れれば
後ろの奴らも倒れる。

「くらえーーーー!!」


その時武装住民の方に目を向けた
だが特殊の訓練を受けていないため
帝国軍の方が明らかに動きが早い
その時ヴォルフガングが少女を撃ち殺したのを見てしまったのだ。
遠くとは言え視力は人間よりずば抜けて良い、

「ヴォルフガング貴様あああああ!!」

ヴォルフガングに聞こえる程の大声を上げて言う。

「ヴォルフガング覚えてろ!!
貴様はか弱い女子供を殺した!
この巨人たちを倒し次第貴様を絶対に殺す!!
覚悟しとけ極悪野郎!!」
483 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/17(月) 13:27:28 0
とはいえ…

住民蜂起はいいけど
捕虜はそのまま放置状態だからねぇ

何か手を打たないとあっという間に鎮圧されておしまいだねこりゃ
484 :気狭霧[sage]:2010/05/17(月) 16:37:56 0
>>483
#そうですねーかと言ってミレルさんがいなくなった今敵皆鎮圧も難しいし
かと言ってこの巨人を放ったらかしは無理ですから後動ける人で一番捕虜救助が出来やすいのはアルフレド君くらいですかねえ?
485 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/17(月) 22:33:03 0
あっという間に鎮圧……は流石にないんじゃね?
元近衛師団は確かに精鋭だけどヴォルフガング大佐の描写から見てここに配備されてる正規の帝国軍人の数は中隊から大隊規模。
東西南北全周囲を守ってきたディエス・イレ住民全てを「制圧」するのは「人数的」に不可能。
……逆にみな殺しにされてしまう可能性はあるけどな。彼らにだってしばらくの時間稼ぎくらいはできるさ。

ところで、さっきからお前の周りにうろついてる幽霊は戦力として数えられていないのか?
486 :アルフレド[sage]:2010/05/18(火) 01:55:50 0
>>481 有翼の飛行体
(市街地を走る最中、舗装された石畳に一瞬影が差した。
上を見上げると、目に映るのは空を舞うものの影)

今のは? 人の姿にも見えましたが何でしょうか。
翼ある人……ハーピーかセイレーン?
いえ、ハラル村のような田舎ならともかくこのような街中では考え難いですね。
となると、やはり敵勢力……どうやら空からの奇襲にも気を配った方が良さそうですね。

>>483 本部からの通信
(走っているためか、ややノイズ混じりの音声が通信機から漏れてくる)
捕虜……そうでした。
防壁中央部の捕虜収容所には多数の捕虜がおりましたね。
本部からの情報では、街の構造はこのような感じでしょうか?

【外(貧民街?)→第1防壁→市街部(教会)→第2防壁→通称"帝国領"(司令部?)→第3防壁(柵程度?)→召喚所と捕虜収容所】

第2防壁以降は情報が少ないのですが、第2防壁と第3防壁の間が警戒厳重との事です。
そもそも、第2防壁は住民が反乱を起こした際に籠城出来るように造られたとかで、ここから内側は真の帝国領とも言われているとか。
推測ですが、帝国兵の宿舎や司令部などの施設が存在するならこの辺りでしょうね。
第3防壁は区分け程度の意味しか無さそうですので、帝国領さえ突破すれば捕虜収容所には行けるかと。
突破するのは、極めて困難と考えられますが。

多数の捕虜を連れ出すのも、どのような手立てを講じたものか……。
残念ながら、今のところ天啓は全くと言ってよいほどに降りてきません。
ここは、本部で待機中の方々に広く良策を求めたいところであります。
487 :アルフレド[sage]:2010/05/18(火) 01:58:55 0
>>480 街を駆ける工兵
こちらは地理に疎く、加えて相手は非武装。
これでは、追い付けるはずもありません!
追い付くどころか、このままでは引き離されるばかり……。
見失うわけにはいかないというのに……!
(懸命に走るものの、視界に映る二等兵の背中は一向に大きくならない)

追い付けないなら……無理にでも止めるしか、ないっ!
(発砲するも、弾丸は狭い路地を縦横無尽に動き回る二等兵には当たらず)
ちっ、これでは無駄撃ちに……なり……ます……ね。

はあっ……はあっ……けふっ……はあ……っ!
(そして息が切れかけるほどに走った頃、若い工兵の姿を確認した。足を止め、息を大きく吸い込んで叫ぶ彼の姿を)

>「はっ…発破作戦は敵に察知されたっ!!一班が起爆失敗!発破順序を繰り上げろ!二班から即刻起爆を開始しろっ!!!」

(二等兵の口から漏れる、掠れた、しかし作業中の他班の工兵に届けるには充分であろう叫びをアルフレドもまた聞いた)
くっ、完全に……失策でした。
判断ミスでは済まされません……。
先に撃つべきだったのは、走れない老兵では無く――――この男だった!
(アルフレドは手に持つ銃の引き金を引く。照準を工兵の背に合わせて)
488 :気狭霧[sage]:2010/05/18(火) 01:59:44 0
>>485 そうですねすぐに鎮圧は不可能と言うかむりがあります

あとこの幽霊さんは戦力になる時はなりますよ
489 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/18(火) 03:32:21 0
>451
貰うぞ貴様の血....
ふふふ この味たまらない...
これでいくらか平気でしょう....

>482
「ヴォルフガング覚えてろ!!
貴様はか弱い女子供を殺した!
この巨人たちを倒し次第貴様を絶対に殺す!!
覚悟しとけ極悪野郎!!」

普通の人間相手に無双して餌にしてるお前もたいがいだと思うのだがwwwwwwwww
悲しいけど、これって戦争なのよね……
490 :カナ・アナベラル[sage]:2010/05/19(水) 17:44:48 0
私も動かないといけませんね(レイピアを装備し
491 :プリシラ[sage]:2010/05/19(水) 18:01:38 Q
俺なら、現在戦っている巨人がどう見てもさほど頭が良くない訳だから、
第2の壁に戦いながら誘導して、弱そうな部分…門とかを
この巨人の力を利用して破ろうとする…

巨人はそのまま第2の壁を破ったあとも壁の中で暴れて貰って、
破れた門から暴動状態の市民を突入させ、内部構造をある程度知っている情報部の連中に指揮して貰って要所を押さえる…

かな?
492 :名無しになりきれ:2010/05/23(日) 10:39:54 0
チョンビッパー
493 :名無しになりきれ:2010/05/23(日) 15:49:21 Q
じき復帰できそう♪
494 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/24(月) 21:47:09 0
>482
先頭で鉄骨を振り上げた"ゴリアテ"の膝から固いものが砕ける音がした。手足の長い奴だ。
後ろの二匹は立ち止まった一匹にぶつかりどてどてと倒れて呻き声を上げた。三匹とも、自分が転んだ理由を理解していない。
三匹とも、不器用に片腕をついて立ち上がろうと努力しながら、ごく近くに映る"敵"向けて鉈と鉄骨をぶんぶんと振り回した。


「ふん、連合の大将はとんだ腑抜けだな」
極悪野郎。聞きなれた非難を叫んだ男に、ヴォルフガングは強い侮蔑を覚えた。もちろん自分に対する非難についてではない。
それが子供であれ、女であれ、年寄りであれ…かの住民どもは武器を持ち、意思を胸に戦いへと身を投じたのだ。ならばそれは兵士である。
軍人として憎悪を、また同時に敬意を捧ぐべき敵である。銃剣で突付かれ渋々銃を取り、意思を失い帝国兵にヘラヘラしていた徴用兵のような臆病者ではないのだ。
敵は憎悪を胸に命を懸けて帝国兵を殺しに来る。だからこそ、帝国軍も命を懸けてありったけの憎悪で彼らを打ち倒す。古き良き時代から続く、戦場での礼節だ。
まさか奴は敵を目前にして、部下に『銃を捨て撃たれろ』などと命ずるのか?馬鹿馬鹿しい。全ての兵士への侮辱だ。
…これ以上、かの無能な将校に気を取られるのも、立ち上がった兵士達に対する無礼というものである。全ての憎悪は彼らに注がねばならない。
「射撃止め!白兵用意!!一気に片をつけるぞ!!」
住民らとの距離が詰まってくると、ヴォルフガングが叫んだ。
途端に帝国側からの銃声は途切れ、将校の振りかざしたサーベルや兵士の小銃に吊られた銃剣が煌く。
「総員突撃に移れぇ!!近衛万歳っ!!帝国万歳っ!!」
前世紀のような白兵戦が幕を開け、『近衛万歳』『帝国万歳』の雄叫びが兵士らに伝播した。


>485
#守備隊全兵力は三個歩兵大隊+αから成る一個歩兵連隊、教会を中心に展開した部隊が概ね一個大隊…ということにしておきましょうか。
#規模は話を進める上での飾りなので深い意味はありませんが、要するに住民"だけ"では太刀打ち出来ない人数として……
495 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/05/24(月) 21:49:10 0
>487
「…遅れているな。連合軍…あるいは反逆者の妨害か」
司令室の窓際に立った将校が双眼鏡を覗いて呟いた。長身で目は切れ長、埃一つない軍服には略綬と金モールの参謀飾緒を飾っている。
ディエス・イレ守備隊主任参謀、フーゴ・シェルマン大尉だ。彼の呟きに応じ、隣に居た中尉も双眼鏡を構える。
「伝令を飛ばして確認いたしましょうか?」
「いや…ちょうど始まったらしい」
レンズの向こう、居住区の片隅で小さな火の手が上がったかと思うと、一気に視界を覆わんばかりの火柱となり、黒煙と土煙の中に建物が沈む。
数分置いて、数区画先でも轟音を響かせて同様の火柱が上がった。工兵による発破作戦はほぼ成功したのだ。

*

…あちこちの作業班から警笛が響き、数分後に民家が吹き飛ばされる。火柱に照らされる中、残っていた住民の悲鳴も混じって聞えてくる。
「ばっ…万歳っ!帝国万歳っ!!工兵万歳っ!!ざまぁみろ、俺たちの勝ちだ!」
石畳の上に倒れ、とめどなく血を流す腹を押さえながら、二等兵はゲラゲラと笑った。背中に当たった銃弾は内臓を破って腹を裂き、致命傷を与えたのだ。
目の前で息を切らすのは、自分を追っていた連合兵。良く見れば、自分と年齢や背格好も似たようなものではないか。彼もまた、自分のように悩んだのだろうか。
「…そうだ!伍長は、年寄り伍長はっ……」
掠れた声はおびただしい量の吐血で遮られ、言葉の続きを口にする事無く、二等兵は絶命した。

*

「君、ヴォルフガングに伝令を頼む。内容はわかっているな?」
「はっ、了解しました!」
中尉が敬礼をして司令室を出て行く。あちこちに伝令将校を飛ばしたせいで、今や司令室はフーゴのほかに最低限の人員を残すだけとなってしまった。
何せ、伝令の内容が内容だけに、下士官兵に託す事は出来ないのだ。出払った将校が早く戻ることを望むしかない。

黒作戦。
市街の維持が不可能になった段階で、部隊を可能な限り司令部のある"第2の壁"内に撤退させる。ディエス・イレ占領直後から秘密裏に用意されていた計画の一つだ。
既に"第1の壁"の駐留部隊には撤収が発令されている。復讐に燃える反逆者がうろつく今、軽装の彼らが無事にここまで辿り付けるかは疑問だが。
工兵による発破は作戦の引き金だ。計画的に破壊され、迷路の様を呈する街路に敵が足止めされる間に、無傷の道を知るヴォルフガングとその部隊を収容する。
後は司令部に控える榴弾砲で敵勢力…連合軍も反逆者も、市街地も諸共に焼き払うだけだ。元々、市街地も住民も、帝国軍にとって重要ではないのだから。
496 :名無しになりきれ:2010/05/25(火) 02:25:59 0
パクリスレ
497 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/25(火) 08:30:55 0
>>496
バカの1つ覚えみたいにそれを繰り返してるがどこのスレのどういうところと似てるか具体的に言ってみろ。
そもそもな、多くのプロが書いてるマンガやアニメだって先達の残した作品から何らかの影響を得ているものなんだ。
純然たる「ゼロ」から生まれた創作なんてそうそうありゃしないんだよ。
無知なお前に何言っても仕方ないけどな。
498 :アルフレド[sage]:2010/05/25(火) 23:24:56 0
>>492
(どこかから奇声が響く)
ああ……これは誰かの断末魔の悲鳴?
帝国兵か、それとも市民のものか……。

>>493
(見えざる者の声)
復帰おめでとうございます。
願わくば貴方が同盟側の人間であらん事を……。

>>495
ぐあっ!
(突然耳をつんざく轟音と共に、煉瓦と硝子の破片が雨のように降り注いだ。
街の至る所で家屋が倒壊し、舞い上がった粉塵が追っていた二等兵の姿を掻き消す。
アルフレドも衝撃で吹き飛ばされて、地面に叩き付けられた)

グッ、うっ、ゲホッ!カフッ、カフッ!
こ……これは……何という……先程までの街の姿が見る影も……ゴフッ。
(次第に薄れる煙が晴れると街路近くの家々は崩れ落ち、廃墟の様相を呈していた。
硝子の破片は至る所に散乱し、屋根や壁の無惨な残骸が道々を塞いでいた)
499 :アルフレド[sage]:2010/05/25(火) 23:26:11 0
(瓦礫の山の上に立ち、遠くを眺める)
ああ、あれに見えるのはディレス・イレ市の象徴たる天使の旗。
やはり、先程の鬨の声は市民の蜂起でしたか……。

(通信機で気狭霧に連絡)
申し訳ありません……隊長……爆破作戦の阻止は…………失敗です。
私の判断ミスで、敵の工兵を仕留め損ないました。
ですが……もう、これ以上の犠牲を出すわけにはいきません。

隊長、私は……これからどうすれば?
とりあえず、私が考えつくのはこんな所ですが……。

行動A・逃げ遅れた市民の救助活動
行動B・蜂起した市民を下水に案内し、下水内から第二壁内部へ侵攻
行動C・蜂起した市民と共に瓦礫の迷宮を抜けて、城門を攻略
行動D・壁の外の敵兵を掃討しつつ、城壁内の敵を包囲

個々の兵力は減じますが、兵を分散すれば全ての行動に回す事も可能でしょう。

少ない兵力で大軍を破るには、敵の頭を潰すのが常道とか。
ヴォルフガング大佐と、司令部のフーゴ大尉を除ければ戦況も一気に変わるでしょう。

もう私も引き金を引く事に迷いません……隊長、指示を。
500 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/05/26(水) 17:45:55 Q
書けない?隊長…

どういう事がしたいか箇条書きでいいからまとめてくれれば、私でよければ代筆するよ?
501 :気狭霧[sage]:2010/05/28(金) 14:50:42 0
#最近リアルが忙しいためかけないです
明日まとめて返すので少し待っていてください;;
502 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/29(土) 13:32:40 0
ニートがなにをほざくw
503 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/29(土) 22:39:17 P
っていうか学生だろ。多分。
俺の甥は今試験中らしい。
504 :気狭霧[sage]:2010/05/31(月) 08:56:34 0
#ニートとは酷い扱いだ.....
私は列記とした成人です..... 最近忙しいのでまだ返事は出来ないっすもう少し待っててください......
505 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/31(月) 12:35:33 P
列記とした〜とか言ってる時点で…
506 :名無しになりきれ[sage]:2010/05/31(月) 17:52:34 0
#すまんそれは打ち間違いだ
507 :気狭霧[sage]:2010/06/03(木) 16:21:34 0
#すいませんやはり忙しくて
戻って来れないかも知れません
本当に申し訳ない、急で済まない私のパソコンも調子が悪くて打てなくなるのも時間の問題で....
それでは急で本当に申し訳無い 後助けてくれた方々本当にありがとうございました
508 :アルフレド[sage]:2010/06/03(木) 20:07:43 0
>>507
#そうでありますか……遺憾ではありますが仕方がありませんね。
と、こう言う私も実は続けるのが難しいようでして。
誠に申し訳ありませんが、私の行動はこれにて締める事と致します。
他の参加者の方々も、どうか寛大な御心にてお許しを……。
509 :アルフレド[sage]:2010/06/03(木) 20:08:23 0
先程の爆発の影響なのでしょうか?
通信機の調子がおかしいですね……これでは隊長との連絡も取れません。
一刻を争うというこの時に……。
まずは早く味方を探して合流しなければ。

(ディエス・イレの至る所から、雄叫びと砲撃音が聞こえてくる。
怒れる民衆達は、ろくに統制も取れぬまま城門に殺到していたのだ。
帝国をこの街の主の座から引き摺り下ろさんとして)

この音は……もう城壁付近では戦闘が始まっているのでしょうか……。
…………。
……。
…。

(瓦礫が造り出す迷宮の中をどれだけ彷徨ったのだろうか。
気が付くとアルフレドの前には高い城壁があり、その前には積み重なる様にして倒れる無数の人の姿があった。
流血の絨毯に横たわるそれらは、もはや帝国兵なのか連合兵なのか、民衆なのかすら判別ができない。
城門に投げつけられる爆薬。轟く爆破音。反撃の銃弾。倒れる人の姿。燃え盛る火柱。それは幾度繰り返されたのだろう。
いつしか門を打ち崩さんとする破壊音は止み、代わって門に傾れ込む軍靴の音と鬨の声が辺りを覆う。
侵略者を堅く拒む城門は、ついに民衆の手によって打ち崩されたのであった)

門が破れましたか……私も行かなければ……。
(アルフレドが門に向かう。すでに疲弊困憊していたが、その足を止めずに歩き始める)

この街の反乱など、巨大な帝国の前では細い棘にしか過ぎないでしょうね……。
ですが、一つ一つは小さな棘でも幾つもが寄り集まれば、いつかは帝国という魔物をも貫く剣になるはず。
それが何年かかるのかは分かりませんが、願わくば私も生きてその瞬間を見届けたいものです。
そうだ……この戦いが終わったら、故郷に帰って畑でも耕すというのも良いかもしれませんね。

(しかして城門を抜けようとした時――誰が撃ったのか、乾いた発砲音)
ガッ……アッ! クッ……ウ、ア、い、息が……カハッ!
(呼吸困難。眩暈で景色が回る。仰向けに倒れると視界にはどんよりとした灰色の空だけが映った)

あ、あ、ああ……今日は……曇り……でしたか……。
私が……目覚める時には……この空もハラル村の空の様に……青く晴れていると――――。
510 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/04(金) 00:52:59 0
>>507
ちょっとレス考えるのが難しいからってすぐ諦めるのか?
ここはお前が立てたスレだぞ 勝手に逃げるな
おおかた大佐のレスにビビってそんな見え透いた嘘をついたんだろ?
お前がイキナリあんな内容の濃いレス返せるようになるなんて誰も思ってねーよ もっと気楽にやれ
ここで投げたらお前は今度から「越境糞コテ」だけでなく「立て逃げチキン野朗」と呼ばれることになるんだぞ?
それでもいいのかっ!?
511 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/04(金) 16:27:23 0
669 :名無しになりきれ:2010/06/03(木) 14:06:30 O
一人で設定をひろげて同僚をがんじがらめにする人こまる。
唾つけて誰も食べれなくして結局は自分も食べきれないの。
話って設定があやふやだから無限に話がふくらむのでは?
いいこといった!おれ!
512 :気狭霧[sage]:2010/06/04(金) 16:58:00 0
#>>510さん すいません
自分も本当はやりたいんですよ 実の所は
逃げ出そうとは考えていません だってこのスレは自分で言うのも何ですが飽きないんですよ....
でも本当に忙しくて最近....
誰かが嘘って言うなら仕方無いです...
でも やりたくても出来ないんですよ....
理由は言いません だって言ったとしても誰も信じてくれないですから....
大佐さんの話し方は上手いです それがあり話を盛り上げられたのかもしれません
本当は皆ともっと怒られながらやりたいですよ....
でも 今は忙しくても 後でまた帰って来れるかもしれないんですよ.....
今はいろいろあり落ち着かなくて 返信すら簡単に返せないんですよ。
本当に申し訳無いです.......
513 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/04(金) 22:46:32 0
どう始末つけるんだい?
514 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/05(土) 02:03:49 0
そうそう 謝るのは良いけど、それだけでいいってもんでもない
このまま投げっぱなしじゃ他の人が可哀相……つーか参加者に対して不誠実極まりない
しばらくスレに来られないって言うならせめて箇条書きでもいいから「気狭霧」がどんな行動をして
作戦から離脱するつもりだったのかを示しておかないと……みんな困るよ?

捕虜救出が無理なら、このまま民衆だけでも引き連れてディエス・イレから撤退するって手もあるぞ。
帝国側にしてみれば元々民衆も街もさして重要じゃないみたいだしな。痛みわけだ。
515 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/05(土) 07:21:21 0
昔なんか、失恋したからスレ終了させたGMいたんだぜ
リアル事情で来れないって言ってるんだからもう許してやれ
もしかしたら、親が事故って危篤とかかもしれないし

後は、残った奴で何とかすればいいじゃん
そのかわり、どんな扱いされても文句は言えないけど
516 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/05(土) 14:33:26 0
残っている奴と言ってもほとんどがアクティブじゃない訳でね
いっそ大佐にも自決してもらってスレに幕引きを
517 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/05(土) 22:11:08 0
おっと、DBの悪口はそこまでにしてもらおうか
518 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/06(日) 21:40:30 0
ま、名無しがgdgd言ったところで仕方ないしな
後はPCにお任せするとしましょう
519 :名無しになりきれ:2010/06/07(月) 00:45:21 0
クリリンのことかーー!!!!
520 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/06/08(火) 22:52:07 0
>507
#とりあえずはお疲れ様でした。もし戻れる事があれば、また…

#しかしどうしたものだろうか。
#>>516さんの言うように、大佐も降りて一旦幕を引いてしまっていいのかしら。
#もちろん連合軍に人が集まるならば、新たな帝国軍人を用意するつもりではおりますが。
521 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/06/08(火) 23:25:06 0
普通に展開を考えるなら、これは痛み分けがいちばん双方の被害が少ないと思います
気狭霧隊長は捕虜救出をあきらめて、第一の壁から市民を連れて脱出
大佐は第一の壁までの侵入は許したものの
実質研究施設と捕虜は守ることに成功、実質的に勝利は大佐のものです

…それでも捕虜を開放したいなら
市民の被害を無視して突入とかさせる必要がありますが
それでは潜入任務を設定した意味が…

まだ正規の部隊を運用しての強襲任務のほうが市民の被害が少ない…


個人的には

帝国のこの都市での反乱への切り札的なものとして
かつて肉親であった、怪物化した兵士を反乱鎮圧に差し向ける、という手とか
考えていました

まだ面影の残っている自分たちの家族が泣きながら、
しかしその動きには微塵のためらいも無く襲ってきます

あと市民の反乱って、しょせんは統制の取れていない民兵なんですよね
指揮官もいないし、挟撃、待ち伏せ、包囲など、やられたい放題
反乱開始時の混乱につけ込めない以上は、鎮圧は時間の問題でしょう

…まさか潜入がこんなに手間取るとは思っていませんでした
うーむ、むむむむむ

たいちょー!
どうしたいんですかあなたは!
522 :名無しになりきれ[sage]:2010/06/11(金) 02:15:43 0
残ってるのは委員長と大佐だけ?
見事に両軍の頭だけが残された形か
523 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/06/13(日) 23:45:56 0
>522
#なんでしょうかね…
#もう少し人が来るなら、またスレを再開できそうなのですが…

#とりあえずはディエス・イレ陥落及び戦死、あるいは委員長殿の仰る形式の勝利、
#両方のプロットについて文章を用意しました。
#もし動きなければいずれかを投下して、一旦自分の役目に区切りをつけようかと思ってます。
524 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/06/14(月) 00:15:33 P
#今更って感じですが、生存報告っていうか復活報告です。
#参加可能ですが…再開します?
525 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/06/15(火) 00:21:36 0
気狭霧隊長の最後のレスよりまだ10日
私はあと10日待って見ます

…というか
本来ならもう…



それで何も反応が無ければ
隊長のNPC化はしかたないかと…

話が止まってから数えるとそろそろ一ヶ月ですので…
526 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/06/17(木) 23:21:00 0
>524
#もしも連合側に人が居るならば、こちらは敵方としての帝国軍として最後まで付き合うつもりです。
#再開にはあと少しだけ時間が必要でしょうけれど…

>525
#では、こちらもそれまで待ってみましょう。
#それまでに新しく人が集まればいいのですが。
527 :ヴォルフガング大佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/06/28(月) 19:49:51 0
その日の昼、ディエス・イレに駐屯する帝国軍人のほとんどは榴弾砲で焼き払われた教会跡地に集結していた。
誰も彼もの軍服が破れ、泥に、血に汚れている。また整列した小隊が成す列の長さはまちまちで、中には片手の指で数えられそうな列すらある。
教会から引き上げた説教台と椅子を組み合わせた急ごしらえの演説台に上るのは、守備隊司令官ヴォルフガング・シュペーア上級大佐。脇には兵士と同様、薄汚れて数を減じた将校らが並ぶ。
「気をつけ!!」
主任参謀フーゴ・シェルマン大尉の号令と共に、将兵が軍靴の踵を打ち合わす硬い音が響いた。
兵は誰もが背筋を伸ばし、マイクを前にした指揮官に注目する。

「我々は…」
少なくなった戦友を見回してから、いつもどおりに野戦服とトレンチコート姿のヴォルフガングが口を開く。隠し切れぬ老いを感じさせ、それでも十分に指揮官たる威厳を含む低い声だ。
「…我々は多くの戦友を失った。近衛師団の決起以来、私に付き従ってくれた多くの戦友が、このディエス・イレに消えた。私が経験した全ての戦いの内、最も激しい戦いと言って過言ではない。
ここで改めて、私は全ての兵士に敬意を、全ての戦死者に哀悼の意を示すものである。私は帝国軍将校として…いいや、一人の軍人として、諸君と共にあれた事を心底誇りに思う」

*

戦いの中、その流れが変わった瞬間、連合軍の指揮官がいくつかの目的を断念した瞬間。
守備隊司令官ヴォルフガング・シュペーア上級大佐はそこに居た。最前線で互いの尊厳を称えあい、憎みあい、殺しあう将兵達の先頭には、確かにかの指揮官が居たのだ。
「勇敢な帝国兵士よ、俺に続け!!帝国万歳!ディエス・イレ守備隊万歳!近衛師団万歳!万歳!万歳!……」
多くの帝国兵が、連合兵が、武装住民が、サーベルを振りかざすヴォルフガングの姿とその声を記憶していた。司令部から響く榴弾砲の唸りの中でも、その声はどこまででも響くようであった。
血で血を洗う白兵戦に敵も味方も倒れ行き、最もシンプルな戦いを強いられる戦場はやがて兵士の墓場へとその様を変え、最も多くの兵士が倒れた市街中央の教会は兵士の墓標となった。

*

「連合軍将兵ついても、あるいは蜂起を起こした住民についても、私は敢えて全員を勇敢な兵士と呼ぼう。我が戦友と戦いの名誉を共有する兵士である」
臨時に敷設し直した市街緊急放送回線を通じて、わずかに残留した住民達や特赦された捕虜にもヴォルフガングの声は届いているはずだ。彼らは二級帝国臣民たる身分が保証された。
さらに市街の一部では既に再建が始まっている。第二の壁以降の市街全体が帝国領となるのだ。占領地たるディエス・イレは歴史の中に消え失せて、瓦礫の中から帝国領土たるディエス・イレが立ち上がる。
帝国領たる都市には、帝国様式の建物が立ち並び、帝国臣民たる市民が住むのだろう。その中で二級臣民たるものは日陰に押しやられていき、占領地の記憶と共に消えてゆく。

*

守備隊司令部よりの通達で収容所及び研究施設から特赦されたのは、戦死した武装住民の親族。もちろん帝国の施しをよしとしないものには、可能な限りの名誉を称え、守備隊幕僚団臨席の下に銃殺刑を執行した。
このとき、死を選ばなかったものをヴォルフガングは軽蔑した。何故名誉と共に死ねないのか、何故かの武装住民達の様に死ねないのか、と。
捕虜となった武装住民についても、望むものについては特赦と二級臣民の肩書きを与えた。勇敢な敵に敬意を払う為、そして彼らの静かに燃える信念が再び自分達に戦争を与えてくれる事を密かに願って。
それでもヴォルフガングがディエス・イレ守備隊司令官の職にある間、二度と蜂起は起きなかった。かつての"名誉を共有する兵士"たちは息を吹き返した都市の陰に潜み、怯えながら静かに生きて、死んでいくのだ。
あの戦いが嘘であったように穏やかな日々を過ごした後、後任の守備隊と守備隊司令官が到着して、ヴォルフガングの部隊は別の辺境都市へ送られることになった。随分と田舎で、侵攻の可能性も低い場所だ。
誰も彼も、ヴォルフガングの元から戦争を奪ってゆく。軍人として生きる場所を奪ってゆく。慎重な連合軍指揮官が、臆病な住民が…そして、兵の信頼を集めるヴォルフガングを疎む帝国軍上層部が。
「結局は奴らも臆病者だった、勇敢なものは全て死んだ。俺が信じられるのは俺の兵隊だけだ」
交代業務を全て終えてディエス・イレを離れる時、ヴォルフガングは疲れ切った様子で新任司令官に語ったという。
ディエス・イレの戦いは終わり、生き抜いた兵士はかの地を去った。占領地の記憶が住民と共に消え去るように、戦いの記憶もまた歴史に飲まれ消えてゆくのだ。
528 : ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/06/28(月) 19:53:26 0
#さて、ディエス・イレの戦いについてはこういった形で始末をつけました。
#帝国軍が防衛に成功、しかし多くの市民がディエス・イレを脱出、ですね。
#「ヴォルフガング大佐」も一度舞台を下りる形になります。
#もしも物語に続きがあるのならば、また新たな役、もしくは同じ役で舞台に上りましょう。
529 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/06/28(月) 20:37:30 P
巨人たちの地響きが聞こえる。
ギルバートがなんとか帝国兵を抑えているが、すでにブラウニーの狙撃銃には弾は装填されていなかった。
近接戦闘用のエッジを装備する。

「ギルバートよぉ…呆気ねえなあ…こんなことならもっと大量に弾を持ってくるべきだったぜ…タバコもねえか…」

そうしてギルバートと一緒に今にも帝国兵で溢れそうになっている教会の内部に身を投じた。
そこからはまさに地獄絵図。ブラウニーとギルバートはただただ盲目に帝国兵を切り続けた。

二人の剣とその身が完全に血で染まった時だった。
とある帝国兵の槍銃がギルバートの腹部を貫いていた。

「ちィッ…ここで終わりみてえだなあッ!!ギルバァート!先に行っとけ!!」

同胞としての最期のねぎらい。
振り向きざまに思い切り、全力でギルバートの首を切り落としたのだ。
苦しむことのないように。

そこから先は誰一人として覚えていない。
果たしてブラウニーがどうなったのか。帝国兵たちはどうなったのか。

かくして、とある傭兵の物語にはここで一つの終止符が打たれのだ。
530 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/06/28(月) 20:38:34 P
#ここで一旦はオシマイですか。お疲れ様でした。
#また続ける時は声をかけてください。いつでも戻ってきますよ。
#では、また共に演じれる日を楽しみにしています。
531 :カナ・アナベラル[sage]:2010/06/28(月) 22:18:09 0
やっとおわりましたね
532 :名無しになりきれ[sage]:2010/07/02(金) 02:36:39 0
委員長はどうした?
533 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/02(金) 02:47:34 0
はーい土曜の深夜になりまーす!
534 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/04(日) 04:29:09 0
「気狭霧隊長、及びその部下ミレル…」
沈痛な声で俺は言った

「実は少々ショックな報告をしなければならない…」


大規模な戦闘の開始の報告があった時点で、情報部の人間に作戦の変更を伝え、
半ば狂乱状態の市民を誘導し、壁の外へ逃がすことにはどうやら成功したものの、
その市民の補佐のため再突入させた部隊は、一人でも多く市民を逃がすためという理由で踏みとどまり、
帰還したものは10名にも満たない

情報部のリーダーであるエクレイシアは現在行方不明
現時点でも連絡が無いところを見ると、おそらくはもう死んでしまっているのだろう


「諸君らがディエス・イレで傭兵を雇用した、という報告が、潜入中に情報部から入っていてな」
俺の声は震えているか?いや大丈夫だ…
今俺は彼らに背を向けている。俺の今の表情を見せるわけにはいかない…
「その金額が実に30万!口約束でも約束は約束だ。」



帝国はこの「事件」を、連合の一方的な侵略行為とした上で、かつての捕虜を名目上の帝国市民とした…
逃亡を果たしたディエス・イレの市民たちは、いまだに家族を失ったままだ
今はまだそんな気配は無いが、じき、連合に対する不満が表に表れることになるだろう…


「交渉のセオリーというものは、最初は希望の金額よりはるかに高い金額を提示するものだ、
それを値切る、という行為が、交渉のテーブルについた、という意思表示になる」


われわれは失敗した
…だれかが責任を取らなければならないのだ
535 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/04(日) 04:30:45 0
(続き)

「幸い、といってはなんだが、傭兵は行方不明となり、我々はその金額を支払わなくてもよくなった。」
俺は出来るだけ沈痛な声を出そうと心がけた
「だが、ここでひとつ問題が発生した。俺はその金額を捻出するために」
深呼吸
「連合の軍施設の清掃業者を解約した。」


「気狭霧隊長。これから一ヶ月間、清掃業者の代行を命じる」
ダメだ、やっぱり笑ってしまう。
「…つまり一ヶ月間のトイレ掃除だ。頑張ってくれたまえ」


…そして俺は、政治的なすべての責任を取り、明日から地方都市へ行く事になっていた

…この2人にこれくらいの意地悪は許されていいだろう
その地方都市は間欠泉と火山が名物の温泉の街ということだが
帝国がその街を今静かに包囲をしている、という情報がある

平地での正面からの戦力のぶつかり合いにならなければ、
うまく行けば生きて帰ってこれるだろう
帝国が被害を嫌って長期戦にでも持ち込んでくれれば、
うまくいけば救援も期待できるかもしれない




隊長、ミレル、そんなに不満そうな顔をするな
もし次に生きて会えたら、次は酒でもおごってやろう…
536 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/04(日) 04:46:37 0

                                , -‐ r ─― 、 
                              /   /      \ 
                                 // ,=vシ== 、 ヽヽ ヽ 
┏┓┏━━┓          ┏━━┓        .// //     ヽ ヽ ! l l             ┏┓┏┓ 
┃┃┗━━┛    ┏┓  ┗━┓┛       〃{ i{ {‐-、   ィ尢ハl i| l               ┃┃┃┃ 
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┃┃┃┗━┓┃ ━ ┏┛  ┏━┛┃      ,'  i ゝ、 ヽ ノ  ィ'l   l l !            ┏┓┏┓ 
┗┛┗━━┛┗━━┛    ┗━━┛      /  ,'  l _}>‐匕!_ /  ,'l l |            ┗┛┗┛ 
                               /rt/   ィf< _ _ `/  /_j | l 
                              ノ |l/   ,' llニニ二ニ/  /  >、| 
                             /  /   /. ├ ¬ー/  / // ヽ 
                        /   /   /  |   ,/  /´,/    ヽ 
                         , イ    /  ∧  | fA./  //レ''´    \ 
                        〃≠-、,.イ/  ∧ \,|  /  /  ハ.      \ 
                       〈     { /  /  \__,jイ/  /  /  !`ヽ、   ≠、ヽ 
                        ヽ   V  /  {  ̄i{}7  /  イ  i   >'´   / 
                         \  / //`个tト-イ/  / _/   i l/    /

それではディエス・イレのお話はここまででございます…

いちおう私が行く街の名はイグニス・メギドということにして…おきますか…
ではまた!
537 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [age]:2010/07/08(木) 21:35:36 0
「同志諸君!どうか我らの手でイグニス・メギドを解放しようではないか!!」
メガホン越しにノイズが混じり、掠れた男の声が響く。「義勇兵募集!」と殴り書きされた旗の下、帝国軍将校が怒鳴っているのだ。
イグニス・メギド包囲部隊が設営した帝国軍駐屯地では、付近集落から住民をかき集め、義勇兵の募集を毎日行っていた。
最初は帝国軍への恐れから緊張していた聴衆たちも、繰り返される同じ言葉に飽き飽きしていた。
「我らはここから進撃を始めるのだよ!どうだ、素晴らしい事だ!我らが偉大な祖国の為に!」
契機付けか何か、演説者は先程からやたらめったらに新式の自動拳銃を空に向けて撃ちならしている。
最初は銃声に驚いていた聴衆達も、2度もの弾倉交換まで経た乱射に今やすっかり冷めてしまった。
「どうだ、俺と一緒に戦う同志はいないか!そこのお前も、そこのお前も、そこのお前も!」

ワンマンショーに辟易しているのは帝国将兵も同様だ。元気があるのは只一人、メガホン片手に空回りしている猫背の将校だけ。
駐屯地司令部勤務、兵站幕僚のゲオルギィ・モドノフ少佐だ。下級将校不足の折、新たな攻勢部隊の編成を命ぜられた男である。
見せ付けるかのように勲章を飾りたてた軍服姿で、腰には装飾入りの軍刀仕立てのサーベル、鼻の下にはピンと尖ったカイゼル髭。
しかし、愛嬌すら感じられる小さな丸眼鏡がただそこにあるだけで、本来軍服や髭がかもし出すであろう威厳を一切打ち消してしまっている。
元々地方都市の下級役人で、帝国軍参加後も兵站幕僚という閑職にあったモドノフは、将兵だけではなく高級将校からの評判も芳しくない。
だからこそ、であろうか。初めて命ぜられた戦闘部隊の長を勇ましく勤め上げる事で、彼らからの信頼を勝ち取ろうと考えているのだ。
例えこれが単なる左遷人事であったとしても、誰も自分に期待などしていないとしても。

「さあどうだ!誰か、誰か、俺についてくる同志は!祖国の為に戦える同志はいないか!」


#さて、とりあえずは新たな作戦に向けての人材募集をば…
#帝国軍にも、連合軍にも、キャラハンさんが集まってくれればいいのですけど。
538 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/07/08(木) 21:44:54 0
名前:ゲオルギィ・ニキートヴィチ・モドノフ
年齢:25
性別:男
体格:痩せ気味で身長は高いが猫背なので低く見える。
所属国:帝国
身分:帝国軍兵站幕僚たる少佐
装備:金細工の装飾が入れられたサーベル、自動式拳銃
特技:帳簿整理
性格:臆病なのを包み隠すように勇ましい言葉を好む。人付き合いが苦手
容姿の特徴:カイゼル髭、丸眼鏡、勲章を飾った将校用制服に制帽
戦争に対して:自分に銃弾が届かないなら、とても楽しい仕事

#あと、新しい司令官のテンプレだけ置いときますね。
539 :名無しになりきれ:2010/07/19(月) 19:00:08 0
再建期待age
540 :ルーク・ワイアット ◆Z13cTusvZU/D [sage]:2010/07/20(火) 23:55:04 0
くっ…ええい、ままよ!

名前:ルーク・ワイアット
年齢:23
性別:男
体格:まあまあそこそこ。一般的な兵士並み。
所属国:帝国
身分:一兵卒
装備:スナイパーライフルと軍支給の自動式拳銃
特技:狙撃。それ以外は並み。
性格:小心者。後衛で戦いたがる
容姿の特徴:ポニテ。愛国心が微塵もなくどこかアウトロー気味
戦争に対して:純粋に仕事。
541 :ルーク・ワイアット ◆Z13cTusvZU/D [sage]:2010/07/20(火) 23:57:45 0
やべえ添削繰り返してたら容姿の特徴に性格書いてたw
ごめんなさい
542 :名無しになりきれ[sage]:2010/07/24(土) 00:52:41 0
スレを立ち上げた気狭霧曰く「狂った少佐が戦いを挑んできて」成立したはずの帝国がもはや全然悪者に見えない件www

ま、そもそも戦争に善悪を決めてやろうというのが変な話なんだよね……
543 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/07/24(土) 01:35:16 0
「…同志軍人諸君!諸君の中には!俺に続けるものはいないか!!」
住民が要請に答えないと見るに、モドノフは標的を友軍へと変えた。この小役人的将校が嫌われる要因の一つだ。

>540
>「くっ…ええい、ままよ! 」
やがて雰囲気に押されたのか、一人の兵士が手を挙げた。
瞬間、モドノフの眼鏡がきらりと輝き、兵士や聴衆全ての視線が手を挙げた兵士に集まった。
帝国兵を含む全ての聴衆が、そして何よりモドノフが心から待ち望んだ生贄の登場である。
解放された住民たちは助かったと囁き合い、帝国兵たちは咳払いをして哀れな戦友から視線を逸らすのだった。
「そこの君、君だ!君は俺についてくるのだな!名は何と言うのか!」
張り上げた大声をメガホンで増幅させながら、モドノフはずかずかとその兵士に近づく。
「素晴らしいぞ、同志!君こそ真に革命的な兵士と言えよう!全人民の模範である!!!」
良く意味のわからない褒め言葉が、極めて至近距離で叫ばれる。もちろんメガホンをルークに向けまま。
「俺はゲオルギィ・ニキートヴィチ・モドノフ少佐!君が我がモドノフ小隊の隊員1号だ!では、今日の募集会はこれで終了!」
やれやれと言った調子で兵士達が後片付けを開始し、住民達は溜息と共に家へと戻ってゆく。

結果、残されたのは哀れな兵士と、空気の読めない将校の二人だけである。

>542
#うーん、少し人間的に演じすぎたかな。
#もっとやたらに住民虐殺とか略奪とかした方がいいのでしょうか。

544 :ルーク・ワイアット ◆Z13cTusvZU/D [sage]:2010/07/24(土) 13:15:01 0

「くっ…ええい、ままよ!」

気がつけばルークは半ば洗脳されたように一人挙手をしていた。
モドノフのメガホン攻撃を至近距離で受けた瞬間、我に返ったが時既に遅し。

>「俺はゲオルギィ・ニキートヴィチ・モドノフ少佐!君が我がモドノフ小隊の隊員1号だ!では、今日の募集会はこれで終了!」

ルークは後片付けを始める兵士達や住民の溜息を聞きながら状況を把握する。
──どうやらこの自分はこの馬鹿げた義勇兵の参加者第一号とのことらしい。

「やっちまった…やっちまったよお……」

ルークにとって戦争など傭兵と同じように単なるお仕事に過ぎなかったが、
こんな左遷人事じみたものに参加する必要などなかったのだ。
もっと割りのいい“仕事”などそこらへんにゴロゴロ転がっている。
極めつけがこのモドノフ少佐。嫌われ者で有名だがルークも例外なく好きではなかった。
猛烈な後悔の後、ルークは半ばやけくそ気味に腹を括った。

──意地でもイグニス・メギドを解放しようと──
──他の住人や同僚も道連れにしてやろうと──

「え、えーと…半ば勢いで参加することになりました…ルーク・ワイアットです。
え…へへへ、はははは……モノドフ小隊の第一号として粉骨砕身、尽力致しま す。
え〜〜〜ところで、質問はよろしいですか?………これから、どうなさるおつもりでしょうか」

間の抜けた口調で敬礼をすると、ルークは失礼を承知で早速大雑把な質問を浴びせた。
ルークの胸中はこの冴えないメンツでどうやっていくのか不安で仕方がなかったからである。


【戦争モノもこのテのスレもまるっきり初心者です。
足を引っ張ることが多々あると思いますが頑張りたいと思います】
545 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/07/25(日) 01:59:06 P
「バカバカしいぜ…今じゃ俺も戦争犯罪人かよ…笑えねェ」

ディエス・イレの戦いの時、たった一人で帝国軍と戦い何とか生き延びたのだ。
しかし、その後連合軍に捕縛され特一級戦争犯罪人、そして帝国軍捕虜として連合軍のとある都市の地下牢獄に幽閉されていた。

両手にはめられた4つもの手錠と足枷。身に纏っているのはみすぼらしいボロ布と下着だけ。
武器などもってのほか。すべて没収されてしまった。
飯も一日三度も貰えない。そして、貰えたとしても物乞いでも食わぬものばかり。
それでもなんとかブラウニーは生きていたのだ。再び世界に舞い戻るその日を夢見て。

そんなある日、何十人もの連合軍兵士がブラウニーの牢獄を訪れた。

「とうとう、俺にも死刑宣告が出たか…?覚悟はできてんぜェ。殺したんだ、殺されもするさ」

"特一級戦争犯罪人、ブラウニー・ブラウン。貴様を死刑になどしない。連合軍最高法廷が出した判決は最前線での兵役だ"

それはつまり、戦争に協力しろという意味。
ブラウニーは死刑と言われても恐れは無く、いたって冷静だったが
最前線での兵役と聞いて体がガタガタと震えて生きていた。

"へへッ…どうした?ビビってんのかよ"

「バカ言うんじゃねえよ…ワクワクしてんのさ…これは武者震いだ…」

そしてブラウニーは地下牢獄から解放され最前線へと送られる事になったのだった。
送られる場所は帝国軍との防衛線を展開している都市。"イグニス・メギド"であった。
546 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/07/25(日) 03:22:21 0
>544
「そうか、ルーク。ルークか。ルークだな。よし、覚えておこう」
今やモドノフの胸は少年のように弾んでいる。自分の名前だけが記された真っ白の兵員名簿に、ようやく名前を書き込めるのだから。
随分前に『ゲオルギィ・ニキートヴィチ・モドノフ』と繊細な文字でサインした下、隊員番号01の指名欄に万年室を当てた。
「ルーク・ワイアット…っと。よーし、これでいい。今後の働きにも期待しているぞ、ワイアット!」
書き込まれた『ルーク・ワイアット』の文字はとても濃く、裏面に滲みそうなほどはっきりした文字だった。

本人はまだ知らないが、イグニス・メギド包囲部隊司令部はモドノフに期待しないどころか、どうにか彼を戦死させようと考えていたのだ。
モドノフには、一般に募集会で将校に認められる"強制徴収"の権限が認められていない。だからやむを得ず一人で"解放"に向かい戦死する。
それが司令部のシナリオだった。志望者の登場など、誰も想像していなかった。何せ、相手は汚職役人として住民に嫌われ、汚職将校として将兵に嫌われる男なのだから。
…だいたい、それを差し引いても人間的な部分に問題があると専らの評判である。

「これから、これからか。確かにな。うむ、どうしようか。少し待ちたまえよ」
ルークの問いかけに、つい言葉が詰まった。張り切ってはみたものの、所詮は兵站幕僚だ。そう、帳簿を眺め物資を前線に送り、一握りを着服する事だけが彼の仕事なのだ。
高級将校が身に着けるべき戦略論はもちろんの事、帝国軍士官学校入試レベルの戦術論すら知らない。兵隊の動かし方も、指示の出し方も知らない。
腰のサーベルは戦闘に不向きな装飾刀だし、自動拳銃も一ヶ月前に購入したばかり。発砲は先程の"契機付け"が初めて。的を撃った事すらない。
さらに良く見れば胸をきらきらと飾る勲章は何れも勤務記章であり、戦闘記章ではない。つまりモドノフは、一切戦争を知らない。
「…うん。ではまず、斥候に行こう。戦闘前の調査は重要だからな。さ、確認しよう。地図を見たまえ」
しかし困った事に、この小役人的将校の声は、態度は、いつだって自信に満ち溢れていた。この様を見たならば、誰もが彼に抱く悪印象すらも払底したかもしれない。
彼はただこの声と態度だけを頼りに、役人と言う肩書きを得て、軍人と言う肩書きを得て、常に隣り合わせの表面的処分を紙一重で避け続けてきたのだ。
腰の図嚢を開き、イグニス・メギドの周辺地図をドラム缶の上に広げる様も、まるで歴戦の下士官のように落ち着いている。
本当は斥候のイロハも知らないし、本当は今にも逃げ出したいほど怯えているというのに。
「ここを見たまえ。駐屯地、つまり現在地だ。我々はここから北へ向かい森林に潜り…103号と呼ばれるこの高地から、市街地を偵察する。南南西から広く眺める形だな」
話しながら赤鉛筆で何本かの直線を示してみる。新たな部下の目前で醜態は晒せない。迷う姿など見せられない。だから思いつくがまま、適当に引いた線だ。
彼にとっての幸運は、この赤い線が一般的戦術論に照らし合わせ、偶然にも概ね正しいルートであった事。
彼にとっての不運は、連合軍もまたこのルートを一般的戦術論から導き出し、十分に監視を強化している事。
「さあワイアット、準備はよろしいか!準備が整い次第、すぐに出発するぞ!」

#こちらもほとんど素人ですから、どうか気になさらず。
#一緒に頑張りましょう!

>545
#お久しぶりです。また敵として合間見えることをとても嬉しく思います。
547 :ルーク・ワイアット ◆Z13cTusvZU/D [sage]:2010/07/25(日) 12:10:53 0
>546

>「これから、これからか。確かにな。うむ、どうしようか。少し待ちたまえよ」

ルークの問いにモドノフ少佐は言葉に詰まったらしく、少しの沈黙が続いた。
兵站幕僚だった少佐にはとっては何をすればいいのか四苦八苦するのは無理もないのかもしれない。
かくゆうルーク自身“動かされる側”で動かす立場となればモドノフ少佐と同じような状態だっただろう。
戦闘も常に狙撃銃による援護が専らで前で斬り合うことなどしたこともない男だった。
寧ろ、『銃があるのに剣で斬り合うとか、原始人かよ』と馬鹿にしている。

>「…うん。ではまず、斥候に行こう。戦闘前の調査は重要だからな。さ、確認しよう。地図を見たまえ」

その後のモドノフ少佐の態度に限って言えばいくつもの修羅場を潜り抜けてきたような自信があった。
この態度にルークは気圧された部分があったが、何処か頼りないような気もする。
彼が兵站幕僚だったこともあり、まともな斥候などできるのかと懐疑的だったが、
地図に引かれた赤線や説明はルークの付け焼刃程度の戦術論で見ても正しいように見える。

>「さあワイアット、準備はよろしいか!準備が整い次第、すぐに出発するぞ!」

自信に満ち溢れた語勢と態度にお陰でこの先は安心だろう、と錯覚さえしそうなものだが
ルークは泥沼で死に掛けている男に足をひっつかまえられた気分だった。
その拭えない何かが態度に表れたのか、酷く間の抜けた口調と態度になってしまう。

「は、はあ…わかりました、サー」

不安感や不信感は結局拭えなかったが、ここまでくればやるしかない。
モドノフ少佐が斥候などしたことがないのは明白で、もし敵と遭遇などしてしまえば自分がなんとかするしかない。
ルークにできることはそうならないことを祈るだけだった。
ボルトアクション式の狙撃銃を入れたガンケースに
ホルスターの中へ自動式拳銃を収め、後は最低限の持ち物だけをポーチの中に入れた。

「さっ、逝…行きましょう、少佐。斥候、ですよね?」


>>545先輩、これからよろしくお願いします】
548 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/27(火) 03:41:38 0
イグニス・メギド…
火山と温泉と観光の街…
地震と、風向きによって街に降りそそぐ火山灰と、立ち込める硫黄のにおいと、

そしてドラゴンの伝説の街…


ここは連合の中でも特異な位置にある。

帝国を攻撃する拠点としては遠く、
連合の補給拠点とするには産物もない。

唯一の街の名物であるその温泉と、近くの火山に住むといわれる老いたドラゴンの伝説のために、
傷ついた兵の慰安や、一般市民の楽しみのための街として発展してきた
連合にも、帝国にも所属しない他の都市国家の外貨獲得に利用されてはいるものの

まさかそれが帝国の攻撃目標となるほど、観光地としての価値があるわけでも無い…

ことのおこりは、
この地域に群発する小さな地震と、間欠泉の噴き出すタイミングが微妙に合い、
小さな骨のかけらが、大量にここの温泉のお湯に混じる、という事件だった

ドラゴン伝説のある温泉地なのだ
しかも近くの火山から、風向きによって火山灰が降り注ぐ、
たいして、はやっているわけでも無い温泉地なのだ

この骨は伝説のドラゴンの骨だ!
客を呼ぶ、いい話題づくりだ!



ドラゴンの骨は火では焼くことが出来ず、毒水を浄化し、魔法で加工すれば素晴らしい武器になり、
そして、赤死病の、ほぼ唯一の特効薬となる…


街の人間は誰も信じてはいなかった
だが、街を訪れた魔法使いと、ドラゴン伝承の研究者は
あっさりそれをドラゴンの骨と認めたのだ

街は蜂の巣をつついたような騒ぎになった
549 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/27(火) 04:03:51 0
ドラゴンはどうやら近くの火山に本当に棲んでいたらしい

たまたまその骨のひとかけらが、地震でひびの入った地表から、
間欠泉に吹き上げられて温泉の水脈のどれかに入り込んだのだ

問題は、今ある以外に、その骨がまだこの街に埋まっているかどうかということだ
問題は、おそらくこの情報が漏れ、帝国がこの街をゆっくり包囲し始めているということだ
問題は、あるか無いかもわからないもののために貴重な戦力を割くわけにはいかないということだ

問題は、それでも、攻撃があった場合、
この街は、ただで敵の手に渡すわけには行かない、ということだ…


おそらくは帝国も、龍の骨が残っているかどうかなど確信は持っていない…
だからいまいち攻撃に踏み切れずに、静かに包囲しているだけなのだ…



「新任の指揮官か…女、とは…」
着任のあいさつを済ませたあと、街の責任者がつぶやいた言葉が俺の耳に残っていた
「連合はこの街を見捨てるつもりなのか…」

おそらくはそうだろう
龍の骨で、発見されたものについては、もうあらかたこの街からは運び出されている
だが、帝国の包囲のせいで骨の一部はまだ残っているし、何よりここには、
龍の骨など発見される前から、ずっと住んでいる人たちが居る…

確信が無い以上、帝国は総攻撃はかけてくるまい…
まず、わずかな部隊での様子見があるはずだ…
俺はこの町の地図を眺めてみた

「北に火山、東と西に岩ばかりの見通しのいい平原…南は少し行って、海、か」

北の火山から曲がりくねった一本の川が、街をつっきって南の海にのびている
川はところどころで地中にもぐりこみ―それがこの街の間欠泉の水源にもなっている

「いくらなんでも東と西はないな…敵襲の知らせがあってから、
兵隊がゆっくりひとっ風呂あびて余裕で配置に就ける…」

つまり、火山からの奇襲か、川を利用した潜入…
基本はこの二つに絞っていいだろう…
550 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/07/27(火) 04:21:26 P
#>>546-548
#お久しぶりです、そして始めまして。
#先輩というほどのものではございません。むしろ一番初心者ですのでよろしくおねがいします。

ブラウニーに与えられたものはイグニス・メギド郊外の塔からの監視が任務だった。
だが、連合軍はそれでもブラウニーを信用していないらしくやはり両手にはなんとか引き金が引けるくらいの手錠が3つ。
そして塔の支柱に縛り付けられているロープがくくりつけられている右足。

「ンな事しなくたって逃げたりしねえよ。俺だって傭兵だ、マナーは守る」

そう、多くの傭兵が唯一絶対に戦場で守るマナーとは即ち契約。
不正に介入した戦争でない限り、契約は行われる。
傭兵稼業を飯の種にしている人種は契約違反を絶対にしない。
それはそれが当たり前でも有るし、傭兵としてもマナー、ポリシーだからだ。

「たくよ…こんな安モンの弾使わせんじゃねえよ。ヴェルサだ、ヴェルサのを持ってこい」

ヴェルサとは世界的に圧倒的なシェアを誇る弾丸や一部の銃器の製造元。
その独自の発想と、精密な生産に定評がある多国籍企業だ。

そしてブラウニーが今持っている狙撃銃もヴェルサ製の狙撃銃だった。
同社の弾丸を使えば銃の持つパワーを最大限に使えるのだ。
まして、ヴェルサ製の弾丸にはヴェルサの銃器でしか撃てない弾丸もあるほどだ。

「タバコはまずいしよォ…これならそこら辺の雑草でも燃やして吸った方がよっぽど美味いぜ」

わざと近くにいる兵士に聞こえるように言う。
その兵士も聞こえているはずだが、もちろん耳を貸すはずもない。

「とにかく、通った帝国軍を狙い撃ちすりゃあいいわけだろ?余裕だよ、吸血鬼とかじゃあなけりゃあな」
551 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/07/27(火) 04:21:47 0
この町に居る部隊は3部隊
ディエス・イレのときとは違い、精鋭兵は居ない…


「げん、現場に出て指揮をするのか…?」

…そのときを想像し、俺の手は震えていた…
「俺が…?」




怖い…

怖い…!!





#あはは
#申し訳ありませんこんな街で…
#これでもよい!というのであれば…

#ぜひ、ご参加ください…

                                -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
  ┏┓┏┓  ┏┓  ┏┳┳┓    ┏┓      / /" `ヽ ヽ  \.            ┏┓┏┓
  ┃┃┃┃┏┛┗━┫┣┻┛┏━┛┗┓   //, '/     ヽハ  、 ヽ             ┃┃┃┃
┏┛    ┻╋┓┏┓┃┃    ┗━┓┏╋━━/. {_{\    /リ| l │ i| ━━━━━┓┃┃┃┃
┃┃┃┏┓┃┃┃┃┣╋━━┓  ┃┃┃   レ!小l●    ● 从 |、i|          ┃┃┃┃┃
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┗━━┛┗┛┗┛┗┛  ┗━┻━━┛   \ /::::| l>,、 __, イァ/  /│            ┗┛┗┛
                                 /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
                             `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' | 
552 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/07/31(土) 17:09:18 0
>547
「そうだ、斥候だ。いいかね、敵を見つけても無闇に発砲するなよ。我らの戦力は極めて限られているのだ」
いくら一切の戦争経験を持たぬ兵站幕僚でも、二人きりで正面切った戦争をするほどに常識を失ってはいない。
もっとも、司令部は最終的にそれを行わせるつもりなのだが。

…それから1時間後。
「よーし、小休止!10分休め!」
モドノフ小隊はイグニス・メギド南西の森林にいた。日差しは暖かく、草木の香りに満ち、鳥のさえずりが聞える場所である。
まだ衝突が起きていない戦場は、まるで戦場とはかけ離れた穏やかな表情を見せている。
「やはり小部隊というのは優れた編成だな。敵も我々に気づいていないと見える」
さて、モドノフはいつもどおりに勲章をキラキラさせ金の刺繍で飾られた制服姿でそこにいた。野戦服など、そもそも受け取ってすらいない。
いかにも将校らしい制服に、背負い式の小隊無線機、地図と命令書を収めた図嚢、食料や荷物を納めた雑嚢といった中途半端な野戦装備はあまりにミスマッチだ。
「うーむ…」
ルークから少し離れて、立派なカイゼル髭を撫で付け、丸眼鏡を持ち上げながらモドノフは唸った。
目の前に広げた地図に引いた赤いラインを、何度も指で辿り、それと共に周辺を見回してみる。時々にはコンパスも眺めてみた。

…モドノフが迷った理由は明らかである。
まず、帝国軍の作成した地図はあまりに不正確だった。これは帝国軍が森林を連合軍勢力下と考え、地図作成の為の測量隊を送っていなかった事による。
そこに来て軍用地図の読み方をほとんど教育されていない兵站幕僚が地図を握っていて…とにかく、モドノフは自分の位置を見失ったのだ。
時計は時間を刻み続け、そうしている間に10分が過ぎてしまった。表情には表れないが、額にはわずかに汗がにじんだ。どうしよう。
「…小休止終わり!さぁ、出発だ!」
何れの地点に居るにせよ、東へ向かえば帝国軍が"ヴェルス川"と呼ぶ川にぶつかる。火山から市街を通り海へ繋がる長い川で、そこを北へ辿ればイグニス・メギドへと辿り付くであろう。
一般将校の教養に基づく戦術論に則って考えるとすれば、川沿いには連合軍の索敵哨が敷設されている可能性が極めて高いが…もちろん兵站幕僚ではそこまで気が回らない。
英雄たる新たな評価に憧れる汚職役人が取りうる選択肢は、間違いをひた隠し勇ましい台詞と共に歩き続ける他にないのだ。
ルークを呼び戻した後、モドノフ小隊は小さなコンパスだけを頼りに道らしい道も無い森林の中を進んでいくのだった。
553 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中[sage]:2010/08/06(金) 20:43:20 O
保守
554 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/08/06(金) 20:44:34 0
生活保護
555 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/08(日) 05:42:17 0
#すいません時間が開いてしまって…
#モドノフさん、ルークさん、ブラウニーさん、よろしくお願いします

硫黄の匂いが立ちこめたイグニス・メギドに、ときおり涼しい風が吹く
ヴェルス川の上を通った風が、流れる水にわずかに冷やされるのだろう…

…真夏のこの街はとても暑い…

この町にいる3部隊のうち、1部隊は南に、一部隊は北に、
そして残りの一部隊をさらに三つに分けて、東と西と、龍の骨が保管されている建物に配置する

とりあえずはこれでいいだろう
どうせ物量では負けているのだ

もし全面的な対決になれば、連合軍からの増援が来るまで耐えることが俺の任務となるだろう
帝国から微妙に遠いこの街の位置ならば、帝国はこちらの増援に対してはたいした手を打てないはずだ
持久戦に持ち込めれば何とかなるはず…

とはいえ、それは絶望的に近い戦いになるだろう
なんとしても全面対決は避けなければ…

避ける方法は
ここに龍の骨があることを
なんとしても帝国の斥候に悟られないこと



…北と南の塔には、前任の指揮官が配置した狙撃兵がいるはず…



確認するべきかも知れない
俺は南の塔に向かった…
556 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/08(日) 05:50:30 0
#うーんあんまり書けませんでしたね…
#とりあえずブラウニーさんに会いに行くことにします

#ちなみに小さな地震はこの街ではちょくちょくあるつもりですので
#みなさん小道具的にお使いください…

#もちろん火山は噴火しない予定です…
557 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中[sage]:2010/08/09(月) 07:05:12 0
>>1どこだ
558 :ルーク・ワイアット ◆Z13cTusvZU/D [sage]:2010/08/10(火) 10:50:13 0
>>552

>「よーし、小休止!10分休め!」

モドノフ少佐の声を合図にルークは手頃な岩に座り、水筒の水を口に含む。
暖かい日差しに囲まれたこの森は酷く穏やかだ。所謂嵐の前の静けさと言ったところなのかも知れない。
体力が有り余っていたルークは落ちていた棒で軽く地面をつっついた。

なんだか訳のわからない虫がうじゃうじゃいる。
青紫色の得体の知れない、図鑑にも載って居なさそうなヤツだ。
精神的ブラクラの類に匹敵するのではないか、とルークは歪んだ顔でただ一言そう思う。

>「やはり小部隊というのは優れた編成だな。敵も我々に気づいていないと見える」

「優れてるのは、どっちかっつーと我々に憑いてくれてる女神様の方でしょうけど……
まさか敵の指揮官がどうしようもないお間抜けさんって訳でもないでしょう」

モドノフ少佐の言葉に反応して言葉が出たルーク。
当のモドノフ少佐はひたすら地図と睨めっこを繰り広げている。

まさか、道に迷ったのでは。

そんな疑念が思考を横切ったがまさか、と考えを改めた。

>「…小休止終わり!さぁ、出発だ!」

そこから開拓されていない道を歩くこと約40分。

何かが流れる音が聞こえる。もしやと思い木々の隙間を縫って見える位置に移動し、目をこらす。
川だ。ここらである川と言えば、一度見せてもらった地図を見た記憶が正しければ一つしかない。
確か名前は“ヴェルス川”。そんな名前だった気がする。

「少佐、あれ、ヴェルス川…でしたっけ?とにかく、川じゃないんスかね?」


#遅れてごめんなさいですー。
#とりあえず川に到着ってことで
559 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/08/12(木) 08:15:22 P
じっと塔の頂上から監視をするブラウニー。
結局、良いタバコも与えられず望んでいた弾薬も使えなかったので少々不機嫌だった。

コツコツ…

塔の螺旋状に作られた階段を誰かが登ってきているのだろう。
軍靴の音だ。ブラウニーは瞬時にそう判断した。

「制服さんが傭兵…もとい罪人に何の用だ?俺に死刑宣告でもしに来たか?」

ブラウニーの監視役に配置された青年下士官…名はジョンと言うらしい。
通常、狙撃兵は自身の周辺の監視が出来ない。
その為に一般的には狙撃兵とその周りを監視する兵とでペアを組む。
その事を考慮してジョンはブラウニーの隣に配置されてるのだろう。

ジョンは少し震えた声で、

「じょ、上官に対して無礼な口を…」

そこまで言うとジョンはブラウニーの鋭い、少しばかりか殺気を含んだ視線に気がついた。

「ぶ、無礼な口を…き、利くのは、その、やめた…ほうが…」

ジョンの額はわずかに湿っていた。気持ちの悪い汗だ。

「ハッハッハ、大丈夫だ。安心しな、アンタみてえな奴は嫌いじゃねェ」

依然、ブラウニーの右指は引き金の部分を握ったままだ。
ジョンはその事を確認すると、もう一度自分から血の気が引いていくのを感じた。

そうしてブラウニーは再び軍靴の音の主に目をやった。
560 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/08/14(土) 19:29:50 0
>558
コンパスだけを頼りに道なき道を歩く、歩く、歩く。自信に満ちた表情を浮かべながら、どんどんモドノフは不安になってきた。
迷ったことを見破られたらどうしよう。その時に、ルークを言いくるめる理由をモドノフは持っていない。
しかし幸いにして、40分ほど歩いたあたりで水のせせらぎが聞えてきた。
「そう、ヴェルス川だ。先程の小休止の際、少しばかり経路を変更したのだ。さ、確認しよう」
森林を抜けると開けた河原に出て、そこでルークに話しかけ地図を広げた。もちろん経路変更の理由は語らない。
「以前の経路は放棄する。さて、我々は現在…この位置にいると考えて良い」
まず森林のラインをバツ印で打ち消し、川沿いに適当な点を打つ。そこからすーっとまっすぐ赤いラインを市街へと伸ばした。
「ここからまっすぐ北上して…イグニス・メギドに接近する。あわよくば水門から潜入して市街を直接偵察する」
ほんの一瞬置いてから、自分がとんでもない発言をしたと気づく。しかし、自信満々に発した台詞を撤回など出来なかった。

ヴェルス川の流れは、イグニス・メギドの温泉と源流を共にしている。一説では、温泉成分に由来する極めて豊富かつ有効な栄養分を含むという。
観光客の土産物として販売もされており、帝国内でも中立都市経由で輸入されたものが流通している。
「さて、そろそろ時間だな。ワイアット、周辺の警戒を頼む。」
腕時計をちらりと見る。定時連絡の時間だ。背負い式無線機の電源スイッチを押し、ノイズの流れるヘッドホンを耳にあて、送話機に顔を寄せる。
「ハロー、ハロー、こちらシュテルン1、こちらシュテルン1。ゾンネの応答を乞う…」
シュテルンとゾンネ、即ち星と太陽とは帝国軍斥候隊が用いる代表的な符号だ。星が斥候隊を、太陽が司令部を意味する。
数秒置いて同じ台詞を繰り返して、周波数ダイヤルを回す。司令部との回線が開くまでこれを繰り返すのである。
「ハロー、ハロー、こちらシュテルン1!こちらシュテルン1!ゾンネの応答を乞う!」
やがてモドノフの声はどんどん大きくなってきた。彼の大きな声は、周囲の将兵が彼を嫌う理由としても挙げられる。

さて、一般的に前線指揮官たる将校は制服ではなくカーキ色や暗緑色の野戦服を着用し、勲章を佩用しない。それは何故か?
将校制服の肩章には階級を示す星が金糸で縫いこまれ、職人の手作業で帝国の国章を刻まれた銀ボタンはそれだけでも一流工芸品のように輝く。
そして左肋に勲章を飾れば、誰もが敬意を示さざるを得ない帝国軍人の姿となる。群集の中でも、兵の中でも、どこに居ても紛れる事のない姿だ。
…そう、たとえ夜闇、密林、あるいは濃霧の中であろうとも、である。狙撃兵にとって、輝く刺繍やボタン、勲章は絶好の的なのだ。
だが、モドノフの拙い思索はそんな基本的事項にも至らない。将校だから、将校らしい姿で、将校らしく振舞う。ただ、それだけしかない。
制服が目立つだとか、開けた場所で遮蔽物が無いだとか、無線機に叫ぶ声がやたらうるさいだとか…連合軍の狙撃兵に発見される可能性だとか。
士官学校の教官が卒倒しそうなほど、目下のモドノフ小隊は数多の問題に見舞われている。だが、モドノフ自身は一つたりとも自覚していない。
561 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/16(月) 02:18:40 0
>>559
螺旋状の階段を上がるにつれ、静かな声が聞こえてくる
何を言っているのかは、よくここからでは聞き取れないが、
おそらく狙撃兵と観測員の会話なのだろう

ちょうど塔の最上階のドアの前に立ったとき、小さな地震があり、
ドアの中から盛大な罵声が聞こえてきた…

この街は地震が多いため、塔などの高い建物は、わざと揺れることで
倒壊を防ぐ独特の建築になっている…
狙撃手にはさぞや不満な環境だろう

だが、監視の出来る建物など、ここにはこの塔くらいしかない…

「入るぞ」
562 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/16(月) 02:19:51 0
ドアを開けて、目の前に飛び込んできた光景は信じられないものだった…

狙撃主の手に…手錠?
それも3つも?

おそらくは前任の司令官の命令だろう
ある程度は鎖にゆとりを持たせたもののようだが、
行動が制限されることに変わりは無い

考えられるのは、この狙撃主が実は兵ではなく重罪人か何かで、
狙撃の腕を認められて無罪放免の代償にこの任務を行っている…ということくらいだが、
そんな報告はなかったはずだ…

「プリシラ・マレフィーカムル中佐だ」
俺は言った

「新任の軍指揮官、といったほうが話が早いかな?
…ここは現在、帝国の斥候部隊を排除する、という、かなり重要なポジションのはずなんだが…」

ふと視線を感じる
狙撃兵がまじまじと俺を見ていた

いつもの…女?という視線と…
よくわからない何か…
なんだ?
どこかで会ったのを忘れているのだろうか?

「この狙撃兵が自分の趣味で手錠をしているので無いかぎり、まずその手錠を外せ」
犯罪者でなければなんだ?手錠をしている理由…
「そして、よければ名前を教えてくれ…」
563 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/16(月) 02:52:15 0
#遅くなってしまい申し訳ありません
#自分の名前間違えるとか、どんだけ…正しくはマレフィーカルム、です
#元ネタはラテン語の「魔女」…厨二病は不治の病なのですね



#…か、かんじゃった、てへっ…とか…


#うえええん
564 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/08/16(月) 03:43:40 P
「ほほう…その感じだと前任の指揮官の方がかなり優秀だな。
 手錠を使う事の意味がまるでわかっちゃあいねえ。コイツを外せば死ぬぜ。アンタら」

引き金に人差し指をひっかけると、制服―プリシラというらしい―の方を見た。
ジョンは状況を把握するとサッと持っていた突撃銃をブラウニーに向けた。

「名前か。ブラウニーだ、ブラウニー・ブラウン。だから茶色いコートさ。

 んなことより、名前なんてどーでもいいんだよ。
 指揮官さんよ、タバコもってるか?出来れば質の良いやつがいいんだが」

それを聞いたジョンに銃を頭に押し付けられるとハハハと笑った。

「待てよ。ジョン、あんた新兵だろう。その手を見れば分かる。
 左に出来たマメ。恐らく刀剣の訓練時に出来たものか。ってこたあ、つまりアンタは左利きなワケか。

 左利きなのになんたって剣を左腰に差してるんだ?
 一度でも戦闘を経験したやつなら、余程のバカでない限りそれくらいは気付く。
 間違いないな、ジョン。アンタは一度も人を殺した事がない」

そうして再び狙撃銃を手に取ろうとするブラウニー。
その時だった。

塔から見える森の中で何かが確かにキラリと光った。

(なんだ、ありゃあ…敵か?って、んなわけねえわな)

一瞬疑問に思ったもののその疑問はやがて消えた。
何故か。それはいくつもの死線を潜り抜けてきた、いわばベテランであったからだ。
戦場に於いて光るものを身に着けるのは自殺行為。それは戦場での常識といえるものだった。
何かが光ったとしても、反射する確率があるのはせいぜい銃のスコープと刀剣の類くらい。
よって、そんなことあるはずがないと自分で勝手に解釈してしまうのだ。

そう、例え森の中に敵兵が潜んでいたとしても。
565 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/18(水) 03:42:33 0
>>564
ブラウニー・ブラウン…
忘れるものか!


その名前はディエス・イレでさんざん俺を悩ませた名前だった。
行方不明と聞いて、てっきり死んだものと思っていたが…実際は生きていたわけだ

なるほど、それならば俺を殺したい理由もわかる…

考えてみれば、わが軍に協力するのを承諾したときは傭兵として敵に雇われていたわけだ
つまり、全てが終わったあと、持っている認識票、制服、それら全てが敵軍のもの…
おまけに連合に協力する、という約束は口約束でしかない

「ブラウニー・ブラウン…なるほど…生きていたのか…」

さあ、俺はどうすべきだ?

「30万の契約金はいまだ支払われず、得たものは3重の手錠というわけか…
それなら俺を殺したい気持もわかる」

相手はどう動く?

「率直に言って、30万の契約金は破格の金額にすぎる…おそらく、
君が戦時捕虜となった報告が俺になかったのはそのせいだ」

手のひらが、汗をかいている…

「だが、互いの関係を修復することはできないか?」

交渉に乗って来い!

「正直、今の俺にはそんな大金は出せない。
だが、1万程度ならば、すぐにでも何とか工面しよう」

思いついたように、付け加える
「…それに、だ」
「正直言って、君をいくら手錠でつなぐまねをしたところで、
君はその気になればいつでも俺を撃てるはずだ」
「今、この場では撃てなくても、俺がこの塔から外に出たときに撃てばいい」

女の軍人で長髪、と言う特徴は、遠目にもひどく目立つだろう
そして塔からの視界は広い

「手錠は外し、手錠をしていたことを謝罪する。
…鍵をくれ」

俺はジョンに向けて手を差し出した
566 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/08/18(水) 09:07:55 P
ブラウニー・ブラウンは己の血で染まった記憶を辿っていた。
プリシラ、プリシラ・マレフィーカルム。
聞いた事の無い名前、見たことも無い顔、だが何故目の前のヤツは自分を知っている?

「その話から推測するにあの吸血鬼野郎とはなんらかの関係があったらしいな。
 ディエス・イレ方面の現場指揮官、参謀…その辺りが妥当かね」

一旦、ブラウニーは塔からもう一度何かが光った森をよく観察すると引き金から指を離した。
これはつまり戦う意思は無いと言うこと。

「ハハハッ、アンタも気に入ったぜ。30万なんてハッタリだよ。
 俺なんて傭兵風情がそんな大金もっちまったら、
 それこそ俺の首に懸賞金がかかるようなもんだぜ」

ブラウニーは一息おいて、

「それに、アンタはよく分かってる。俺はいつだってアンタも、この新兵もぶち抜ける

 傭兵ってーのはなァ、いつもどこかで死ぬんじゃねえかと気を配ってるわけだ。
 俺らはそれが仕事だからな。アンタらみてえに綺麗な制服や最新のライフル、切れ味の良い刀剣も支給されねえ。
 全部自分らで支度するのさ。どういうことかわかるか?俺らはそう簡単には死ねないんだよ」

そうして足元でくしゃくしゃになったタバコを一本、ひょいと持ち上げると火をつけた。
ブラウニーは口に指を突っ込み、奥歯のあたりをいじると少量の火薬を取り出した。
それを器用に手錠の関節部分に詰め込むと、タバコの先端をそこに近づけた。

ボンッ!

小さな爆発と共に、"二つの"手錠が音をたてて外れる。

「これで外す手間が省けたってモンだろ。よろしく頼むぜ、プリシラ指揮官殿」

その様子を見ていたジョンはプリシラの見とれるほどに美しい手に黒く錆びた鍵を置いた。
567 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/20(金) 05:19:51 0
>>566
…よかった、交渉はうまくいったようだ…

大きく安堵の息を吐くと、自然に頬がゆるむ…
いけないいけけない!今の自分は、今までのような兵站や諜報のような
裏方の仕事ではないのだ!

現場指揮官には威厳が必要、なのだという。
そのためには時には演技が必要だ


俺はゆっくりとブラウニーの最後の手錠を外した
錆びた黒い鍵は回すのにけっこうな力が必要だったから
いささかみっともなくも一度失敗して鍵を床に落としてしまったし
「きゃっ!」とかそのとき声を上げてしまったから
果たしてどこまで威厳を保つ演技が成功したやら…


…とはいえ、ジョンに鍵を渡されるときに、俺が手に汗をかいていたことはきっともう
バレてしまっているのだろうしなぁ…
指揮官の威厳など、いまさらか…



「残念だが、俺は煙草は吸わない…
だが…すぐにでも届けさせよう…」

手錠を外してすぐ、照れ隠しもあって、俺は窓の外を見ながら言った

やれやれ、つくづく、俺は裏方が合っているのだろうなぁ…
568 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/08/20(金) 05:28:25 0
>>560
最後の手錠を外そうと四苦八苦しているとき、視界の隅に何かが光ったような気がした…
手錠を外し終わって改めて窓の外に目をやれば、ヴェルス川の川面に光が反射している

周囲を敵に包囲されていなければ、この塔から遠く見下ろす景色は絶景だった…



「残念だが、俺は煙草は吸わない…
だが…すぐにでも届けさせよう…」

そう、兵站と諜報ならば、俺にとっては得意な分野だ
ディエス・イレの潜入作戦は失敗だったが、得たものもあった

帝国で悪魔を呼び出しているその方法…

ヒントではあったが、ディエス・イレの、わずかに助けられた住民と
エクレイシア率いる諜報員の情報を合わせた結果、
おそらくは、こうやっているのではないか、程度の事は知ることができたのだ

必要なものは、素体と触媒…
犠牲者と、悪魔の好む穢れた何か、と、言い換えていいかもしれない



「汚辱の短剣」と呼ばれるものが、今、プリシラの部屋に置いてある

そしてじき、本国からの、悪魔召喚に関する追加報告書が
プリシラの元に届くはずだった
包囲されているとはいえ、おおっぴらに攻撃や襲撃を受けているわけではない…

今は、まだ、この街への出入りは自由なのだ


風景の中で、何か動いたような気がした…
俺はちらりと横目でブラウニーを確認したが、動きは無い

…気のせいだろう

「では、正式な契約書を作成しなくてはな」
「私はいったん戻ることにしよう…」
569 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/08/28(土) 21:13:42 0
例えばこれが帝国軍士官学校の授業だったとしよう。基本小隊行動の盤上演習だ。
教官は先に述べたような問題点をいくらでも挙げて、「貴様は何も知らんのか」と、モドノフ候補生を強く叱咤したはずだ。
ところがサイコロを振ってみればこの結果。敵の狙撃兵は確かに輝く勤務記章を見たのに、敵と認識しなかった。
「こういうこともある」と苦々しくもごもごと言う教官を、モドノフ候補生は「それ見ろ」と鼻で笑うのだ。
もちろん何故狙撃兵が自分を見逃したのか、てんで理解していないが。
とにかくモドノフを見守る女神は、本当に寛大らしい。

知らぬ間に危機を脱したモドノフは、私物の小型ミルでコーヒー豆を挽いていた。傍らにはこれまた私物のコーヒーサイフォンまで用意されている。
軍支給品の粉コーヒーなど、まるで泥水だと常々モドノフは思っていた。だからこそ、雑嚢の容量を半分以上、これらの私物と豆に割いたのだ。
ヴェルス河で汲んだばかりの水を注ぎ、コーヒーサイフォンのランプに火を灯した。やがて沸騰した湯が挽きたてのコーヒー粉を浸してゆく。
「ワイアット、君も飲むかね?」
フラスコからカップへコーヒーを注ぎ、一口すすってから、まだ半分残っているコーヒーをルークへと勧める。

>568
淹れたてのコーヒーを啜りながら、ふと森の向こうに何かが見えた。木ではなく、草でもない。
「おや…ワイアット、向こうを見ろ。木の向こうに…もしや敵の索敵搭じゃないか?狙撃銃の照準器でを覗いてみたまえ。絶対に撃つなよ」
カップを片手に双眼鏡を覗く。巧妙な擬装はなされているが、それとしてみれば確かに索敵搭のようである。すっと上へと視線をずらす。
三人。狙撃銃を抱いた薄汚い男、制服姿の若い軍人、長髪の将校。何か話していた様だが、やがて長髪の軍人だけがすっと姿を消した。
「……おいおい、ありゃ女じゃないか」
即座にモドノフの頭が回転する。索敵搭があるという事は、逆に言えば大部隊の配置はない。となれば、塔を下りた女は一人で森林を歩く。
こちらは男が二人、向こうは女が一人。将校を捕らえたとすれば、それは斥候として最大級の収穫ともなる。…俺の名誉に繋がる!
「奴を捕らえる。邪魔になる荷物は一旦ここに置いていこう」
コーヒーを一気に飲み干すと、サイフォンやミルを布で包み、木陰へと隠す。距離はそう遠くない。やや早足で進めば塔の少し向こうで接触出来るはず。
自動拳銃を抜いたモドノフは、臆する様子もなく、ずかずかと森林の奥へと進んでいった。
570 :ブラウニー・ブラウン[sage]:2010/08/28(土) 21:40:44 P
やはり森の中に居る…
ブラウニーは直感的にそう思った。

スコープで索敵を続ける。
すると木々の合間に人影が見えた。

(敵…か?軍服を着ている。軍人か。いや、コーヒーを飲んでる…民間人か?)

完全に思考回路がこんがらがっていた。
こんなこと、本来の戦場であれば"あり得ない"のだ。

軍服を着た男が、木々の陰で悠々とコーヒーを飲んでいるのだ。

敵かも知れないし、そうでないかもしれない。
前代未聞。戦場でのキャリアは長いがこういった事態に直面するのは初めてだった。

(もう一人いるか…若いな。近頃じゃあ、ああ言う趣味もあるらしいしな…その類だろうか)

最近の風潮がただでさえ対応できない状況を更に困難にした。

軍服を着た男と青年が木々の陰でコーヒーを飲んでいる。
戦時中という雰囲気を全く感じさせない。
まるでキャンプに来ている様ではないか。

(監視する余地はあるが…もしかすると、オトリかもしれねェ…確認できてるのでも二人…
アイツらがもし軍人だったとしても何かできるわけでも無い。弾の無駄だ。無視するしかねぇか)

そうして、完全にその二人を監視の対象から外すと再び森の中を監視し始めた。
プリシラが持ってくる、上等のタバコを待ちながら…
571 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/09/07(火) 01:59:56 0
ため息をつきながら塔を降りる―

扱ったことはないものの、俺は銃にはある程度は詳しい。
もちろん好きで詳しいわけではなく、後方任務をこなすうちに詳しくなったものだ…
やれあの銃でなければダメだとか、この銃はこの任務には向かないとか、
とかく前線兵士というものは無理難題を吹っかける。

もちろんそれに答えるのが俺の仕事だったし、そういうわがままを通せる兵士は
えてして非常に有能なことが多いから、最大限の努力はする―
銃だの、武器だのに詳しくもなろうというものだ

あの狙撃銃はあまり精度がよくないという理由で、不評だったはずだ
タバコといっしょにもう少しマシな銃を手配してやれば、あの傭兵にも…

…ブラウニーも、少しは手錠の埋め合わせが出来るかもしれない。


現場の指揮官ほど難しいものはない。
ひっきりなしに判断を下さねばならず、その判断にかけられる時間はどれも少ない…
後方でのほほんと甘いコーヒーを飲みながら、いい考えが浮かぶまで
地図とにらめっこというわけには行かない…

間違った判断は、死に直結する…

俺は塔から出て、歩き出した



きらり、と、何かが光ったような気がして振り向いた先には…
572 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/09/07(火) 02:07:45 0
#たったこれだけなのに遅くなってスミマセン…

#いちおう、プリシラは護身用の小さな銃は持っています
#急所に当たって、初めて死ぬかもしれない程度のわずかな威力の銃です
#プリシラ自身の射撃の腕は並みなので、急所は狙わずに
#ふともも、胴体、などの大きい部分を狙います

#あと隙があればためらわず逃げちゃいます!!

#必要なら、ある程度勝手に動かして構いませんので、よろしくですー
573 : ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/09/07(火) 02:12:16 0
訂正

× …ブラウニーも、少しは手錠の埋め合わせが出来るかもしれない。
○ …ブラウニーにも、少しは手錠の埋め合わせが出来るかもしれない。

ごめんなさいごめんなさい
574 :モドノフ少佐 ◆I4Ub/V0TeA [sage]:2010/09/17(金) 19:25:43 0
がさがさと茂みに潜り道なき道を進み……やがて監視塔がより大きく見え始める頃、簡単に整備された道が見えた。
「連合軍の連絡路だな…」
背後のルークに手で伏せるように合図して、モドノフ自身はそそくさと向かい側の茂みへと姿を隠す。
…隠した、とは言っても、彼の迷彩効果を度外視した読んで字の如く輝かしい姿は、そう簡単に隠せるものではないのだが。
やがて、人影が塔の方から近づいてくる。レンズ越しに見たのと変わらない、長い髪の女将校だ。
目の前を通り過ぎる直前、彼女が何かに気づく。モドノフが立ち上がる。

>571
「手を挙げろ!連合軍の将校とお見受けする!」
モドノフの眼鏡、金色の勲章、軍服の装飾刺繍、そして銃口…色々なものが、プリシラが振り向いた先で光って見えた。
「帝国軍独立斥候小隊のゲオルギィ・ニキートヴィチ・モドノフ少佐だ!貴官はこれより我々の指示に従ってもらう!」
やけに通る声で、やけにはっきりと叫ばれた言葉は、戦場に不似合いな豪華な衣装も相まってまるで舞台劇の台詞のようだ。
護衛が居るとか即時に反撃されるとか、モドノフの心に一切の心配は浮かんでいない。根拠無き自信は彼の表情を一層将校らしくする。
モドノフは自身の思い浮かべる英雄的な将校を、この場面において見事に演じあげた。
「……我々はイグニス・メギドの情報を必要としている。貴官が知りうる限りのものを、可能な限り正確に教えていただきたい」
臆病を忘れた心は躍る。敵の将校を捕虜にした。斥候隊にして余りある大戦果だ。これで俺も、輝かしい軍歴を背負える。
プリシラの背後に回ると、自動拳銃の短い銃身をぐいと押し付けた。もちろん指は引き金に置いたままである。
「よーしワイアット、一度戻るぞ。先程の地点に無線機も荷物と一緒に置いてきたからな、急ぎこの件を報告しなければ」


#ちょいと長めに待ってみましたが、どうにもルークさんは書き込める状況にない様子なので、少し進めますね。

>572
#とりあえず拘束とかはしてません。武装解除も。
#モドノフ少佐は隙だらけですが…まぁ、見てくれの態度だけは有能なベテラン軍人風で、隙があるようには見えません。
#運と自信に満ちた態度だけが彼の武器です。上手いこと切り抜けてくださいな。
575 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/10/01(金) 05:49:27 0
            -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
            / /" `ヽ ヽ  \
        //, '/ u   u ヽハ  、ヽ  
        〃 {_{`ヽ u   ノリ| l │ i|   
        レ!小l○    ○ 从 |、i|   
         ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノ│  
      /⌒ヽ__|ヘ  ヽ ノ  u j /⌒i !  
     \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│  
.       /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
      `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |
お待たせしていて申し訳ありませんっ!
まともに時間が取れるのは土曜の夕方になりそうです!

もうすこしだけ、お待ちください…
576 :名無しになりきれ[sage]:2010/10/01(金) 19:53:02 0
>>575
その代償として、今のシーズンに最適な国内旅行を紹介せよ。
コテに「JTB」が入っているぞ。
577 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/10/02(土) 18:31:42 0
>>574
日差しの中、涼しげな川のせせらぎと、遠くにセミの声が聞こえる
川の近くには風があるとはいえ、雲ひとつ無い天気はなかなかに暑く、

そして背中には、信じがたいほど硬くつめたい銃口の感触…
とてつもなく酷い気分だった

そう、もし―
俺が格闘の達人なら、ひょっとしたら、押し付けられた銃口が火を噴く前に
体全体をひるがえして銃を払いのけ…あるいは何とかできるのかも知れない
その方法は格闘技の訓練の中で教わっている

だが、自分の思い通りには、素早く体が動かない、ということも、格闘技の訓練で
イヤというほど教わっているのだ

…それこそさんざん痛い思いをして。




「さすがだな…モドノフ少佐。監視網は万全だったつもりだ。
…だが、そちらが我々の遥か上を行くのならば、この結果は仕方が無いな。」

…とりあえず、なんとかして背中に押し付けられた銃口を放してもらおう
ポケットの中には頼りないながら護身用の銃もある。
ポケットに手を入れる理由を…




…なぜ、身体検査をしない?
578 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/10/02(土) 18:39:58 0
この少佐は、部下に指示を出していた。
姿は見えないが、どこかに『もう一人隠れている』ことを
彼は親切にも教えてくれているわけだ
それに、銃を突きつけられているとはいえ、今は拘束されているわけでもない…



俺の頭の中に疑問がひらめく
なぜこの少佐はセオリーどおりに行動しない?
ここまであっさり侵入してきた軍人だ
いくらなんでも変じゃないか?

罠…は、意味が無い
いくらなんでも小規模な部隊以上のものが動けば
監視網のどこかに必ず引っかかるはずだ
人手不足とはいえ、そのくらいは確実にできる

つまり、俺をエサにした伏兵、は存在しない。

なら…
そうか…圧倒的優位を過信しているのか…
579 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/10/02(土) 18:56:54 0
「俺の名前はプリシラ・マレフィーカルム」
俺は慎重に、言葉を選んだ
「階級は中佐になる」




「たがいに仕官ならばわかっていただけると思うが、
情報を渡せ、と言われてほいほい喋ることはできない…くっ!」

押し付けられた銃口に力がこもる
…あとで背中が痣になっていないかどうか確認するべきかもしれない
だが、演技でなく声は出た


「…だが俺も命は惜しいので、条件によっては…そうだな、
ある程度の情報は渡そう。」


大げさにため息をつく。
そして声の調子を変えて、気さくに、親しげに…

「ナイショなんだが、ここには今はたいした戦力はないんだ。
包囲はされているものの、帝国に攻撃の理由が無い以上おおっぴらに
攻めては来ないと思っているからね」
「そもそもこんな温泉街に戦略的価値が無いことなんか、
俺が中佐をやってる時点で想像できるだろ?」

「さて、これ以上の事を話すためには、俺は連合の中佐であっちゃまずいんだ…
そこでちょっと相談なんだが…」

ごほん、と、咳払いをする

「まず、振り向いてもいいかね?」
「俺を負かしたやつの顔を、もっとよく見てみたいんだ」



…俺の手持ちの武器は…

銃と、
舌先三寸と、
「女」であること…

あとはあの凄腕の傭兵の狙撃手の存在か…

「女」のほうはほとんど経験がないからなんとも言えないが
相手が圧倒的に有利だと思っていてくれているなら、
少しは効いてくれるかもしれない…


俺は心の中で舌を出した
いいさ。女は嘘をつくものだ
580 :プリシラ ◆JTBwt6TlOZbW [sage]:2010/10/02(土) 19:15:01 0
>>576
ぐっ!…

あ、秋の国内旅行に最適、となると
連合国内でハコネという都市はどうだ?

静かな湖に映った美しい山の紅葉を遊覧船から眺めるのは美しいし
あわびとか美味しいし温泉もある
旅か…

いいな…




#すごく行きたいけど
#お金も暇もない!…orz



#というわけで、ひとまずここまで…
#少佐さんは苦肉の策の色仕掛けに隙を見せるでしょうか?…
581 :兵士[age]:2010/10/25(月) 20:05:02 0
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