1 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [] 投稿日:2010/04/15(木) 15:24:47 0
皆さんこんにちは、宇宙は遥か遠く銀河帝国から来ました。中佐です
帝国軍の中佐なので、中佐と気軽に呼んでください

そうそう、侵略に来たのは私一人ですのでだれか手伝ってくれる方を募集中です
まずはやる気のある方、これは絶対ですね。
あろは
1、銀河帝国に興味のある方
2、機動兵器の操縦が上手な方
3、機動兵器に素手ないし武器を携帯して勝てる方
4、特殊な能力で機動兵器を倒せるかた
5、天才科学者
6、その他、侵略に対して非常に有能なスキルを持った方を募集します

2 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [] 投稿日:2010/04/15(木) 15:38:26 0
キャラテンプレ

名前:
性別:
年齢:
容姿:
身長:
体重:
性格:
募集要項のどれに当てはまるか:(複数可)
技能:(複数可)
簡単な説明:

厨2なキャラ設定大募集です
俺tsueeeeeeeeはほどほどにお願いします


3 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [] 投稿日:2010/04/15(木) 15:51:06 0
名前:中佐
性別:男
年齢:28
容姿:優しそうな顔に黒い縁の眼鏡をかけている
身長:186
体重:87
性格:温和でめったなことでは怒らない
募集要項のどれに当てはまるか:2・5
技能:機動兵器の操縦、アンドロイドの作成、剣技の心得
簡単な説明:遥か遠く宇宙の彼方から地球を征服するためにやってきた男
どういう事情か、一人でやってきた彼は現地で仲間を集めることになってしまった
特技は機動兵器の操縦と剣技、この二つは帝国内でも有数の実力だったらしい
趣味でアンドロイドを作ったりもしている。一応はマルチな才能を持った有能な軍人である

4 名前:グランド・モフ・アーダス=ケイン[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 17:39:16 0
外宇宙の惑星を帝国に帰順させるプロジェクトにたった一人で取り組んでいる男が居る?
愚かなことだ……だが、実に興味深く、勿体無い話ではあるな。
幸いなことに薄汚い反乱軍の目はインペリアル=コアに釘付けだ。
いくばくかの援助を渡してやるのも悪い判断ではあるまい。

名前:アーダス=ケイン
性別:男
年齢:90
容姿:ttp://images4.wikia.nocookie.net/__cb20090820055048/starwars/images/2/26/ArdusKaine.jpg
    ttp://images2.wikia.nocookie.net/__cb20091212051120/starwars/images/6/61/Kane.jpg
身長:180
体重:62
性格:冷徹で気難しい
募集要項のどれに当てはまるか:1・6
技能:皇帝の政治顧問、行政官、軍司令官としてのキャリア
簡単な説明:
皇帝が地方議員だった頃からのスタッフで、皇帝の出世に伴って自身も地位を向上させていった。
腐敗した共和国が解体され、帝国の時代に入ってしばらくは皇帝の政治顧問として活動するが、
第1デス・スターの悲劇でグランド・モフ・ウィルハフ=ターキンが戦死した際に後任のグランド・モフに任命され、
華やかな帝都と中央の権力に未練を残しつつも、辺境をよく治めた。

エンドアの戦いで皇帝が戦死し、愚かなモフや軍司令官達が軍閥を形成し、帝国から離反する動きが起こると、
すぐさま自らも統治している14のセクターの独立を宣言し、『ペンタスター連合』を結成した。
皇帝も居らず、混乱と権力争いで腐敗しきった帝国は最早旧共和国と同じように価値の無いものとして
この老人の目に映っていたのである。

5 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 22:16:55 0
皇帝エグザ様のスレですか?

6 名前:名無しになりきれ[] 投稿日:2010/04/15(木) 22:17:53 O
「アーダス=ケインさんですか」

私は眼鏡の位置を直しながら、眼前にたたずむ威厳に満ちた老人に視線を向けた
「私は銀河帝国に所属していますが、恐らくあなたが考えている組織とは違うと思うのですが・・・・・・」

とても申し訳ない気持ちで老人にこう切り出した

「ただ、何かの手違いだと思いますが、このようなことになったのも、なにかのご縁!強力してくだされば、私はとてもうれしいと思います」

途中までは要領よく話すことは出来たが最後は酷い尻切れトンボになった。
この老人の修羅場を越えた百戦錬磨の者が持つ雰囲気に気圧されてしまった

「どうかお願いします」

少しひきつった笑顔と裏返った声と共に右手を差し出した

7 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [] 投稿日:2010/04/15(木) 22:56:02 O
「アーダス=ケインさんですか」

私は眼鏡の位置を直しながら、眼前にたたずむ威厳溢れる老人に視線を向けた

「大変言いにくいのですが、私は銀河帝国に所属していますが、おそらくあなたが言う銀河帝国とは別の組織だと思うのですが」

とても申し訳なさそうに切り出した

「いや〜ややこしいですよね、地球の言葉で書いたのですが、まさか、同じ読み方の国があるなんて・・・ハハハ・・ハハ」

マズイ、事態を悪化させてしまった
私自身は場を和やかにしようとしただけなのに
どうしようかと一瞬、思考するが妙案など出てきやしなかったので、
私は気を取り直して、本題に話題を移し変えることにした

「まあ、いろいろな手違いがありましたが、こうして出会ったのもなにかのご縁だと思いますので、協力していただきたいのですが」
ひきつった笑顔と少し裏返った声と共に右手を差し出した

8 名前:名無しになりきれ[] 投稿日:2010/04/15(木) 23:02:12 O
あ、消えたと思ってたら投下できていました
申し訳ありませんでした

>>5
違います

9 名前:パルパティーン[sage] 投稿日:2010/04/15(木) 23:12:27 O
物騒な話だねぇ

10 名前:グランド・モフ・アーダス=ケイン[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 09:41:07 0
>>6-7
「まあ、宇宙は無限とも錯覚するほどに広大だ。私が仕えた帝国とは別の銀河帝国が
どこか遠くにあっても不思議なことではない」

一瞬、視線を窓の外の星空に向けながら話す。

「それに仕える帝国が違うことは今の私に対して問題のあることではない。偉大な皇帝も、
あの素晴らしい秩序も永遠に失われ、腐敗だけが蔓延する帝国など最早仕えるに値しない」

表情こそ、威厳のある高官の表情のままではあったが、自分がいかに皇帝に忠実であったか、
帝国の理想に心酔していたかを言葉に滲ませていた。そして権力抗争に明け暮れる中央への
深い失望と軽蔑も隠そうとしなかった。

「私の今の関心は、皇帝を滅ぼした反乱軍への報復と、治める領域でどうしたら秩序と効率を
維持することができるか、だ」

彼のお世辞にも儀礼的、とは言えない挨拶自体には大して関心を払ってはいなかったが、
彼が前向きに協力を仰ぎたいという意思を見せたことには心が動いたようだ。

「君が素直に協力を仰ぎたい、という誠実な態度に対して私もささやかな好意を見せるべきだろうな。
援助の見返りに何を要求するかを簡潔に伝えるとしよう。データパッドの用意は良いかな?」

老人らしからぬ、朗々とした声で彼が口を開いた。

「私の政府に君が征服した地域から税金を送金することがまず一つ。
そして私の領域で活動している企業に最優先で占領地域に市場を開くことだ。
統治には一切口を差し挟むつもりもないし、帝国領である、と宣言するつもりもない。
君か君の上官あるいは君の政府が好きに支配したまえ」

それらをいい終えると、彼の差し出した右手を同じくらいの力で握り返した。
彼は第一線の軍人、というわけではないが、健康はどんな指導者も得たいものである。
その為90歳を越えても身体を搾り、それなりに締まった身体を維持してきていた。
これは少なからず彼と彼の政府のイメージアップにも繋がっている。エンドア後に権力を握った周りの
軍閥指導者が痩せこけて不健康なまでに青白い肌をしていたり、醜く肥え太っているのを市民達が見て、
更に比較すればそれはなおさらであった。

>>9
それは総督府の皇帝専用ホロポッドに送信されてきた。帝国があの偉大な皇帝によって治められていた時代、
これらのホロポッドを通じて、皇帝とその最も信頼する従者たちは、広大な距離を隔てても会話ができたのである。

送信コードは正しく、その着信の知らせを聞いたとき、ケインの背中に震えが走った。
皇帝の死後、このホロポッドを使った者は誰もいなかったのだ。
皇帝が蘇ったのかもしれない、という期待と、彼の帝国に背いたという恐怖。
皇帝に仕えている間、彼に反逆した者がどのような末路を辿ったかはよく知っていたし、処刑の様子を見物したこともある。
今度は自分があの恐ろしい処刑に処される立場になる、見物される側になるのだろうか?
だが、たとえ自分が処刑されても、自分はよく与えられた領域と軍隊を整備してきた。これを元に帝国は再び全銀河を
支配する栄光の日々を取り戻すことができるかもしれない……そんな思いがよぎっていった。

「メッセージ受信」

ボードの優先画面にチカチカと点滅する文字が告げていた。
ケインは覚悟を決め、ホロポッドにメッセージを受け取りに行った。
ケインは皇帝の厳しい表情が頭上のホログラムに現れるのを期待し、ホロポッドの前に跪いた。

11 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 09:49:17 O
ジェダァーイ

12 名前:グランド・モフ・アーダス=ケイン[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 10:03:39 0
>>11
ジェダイ……私に言わせれば彼らは共和国の癌の一つと言えるな。
確かに警察や外交官の役割があり、成果が上がっていたことは認めよう。
だがしかし、聖堂で瞑想に耽るだけでは現実の広大な銀河と多様な種族を治めることはできん。
法を定め、警察や軍隊、裁判所の力でその効力を裏付けし、従うべき秩序が存在することを普く、常に知らしめることが重要なのだ。
行き過ぎは確かに帝国にもある。冤罪や重すぎる罪、不適切な捜査や逮捕……だが、これ以上に恐ろしいものは何か!
それは秩序が存在せず、自分があらゆる者と敵対・緊張した関係にある状態だ。

13 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [] 投稿日:2010/04/16(金) 13:49:11 O
>>10
「本当ですか!」
条件付きとはいえ、彼は私に協力してくれるという
しかし、彼の提案は私にとっては少々飲みにくいものだった。
占領地に、彼の息がかかった企業を優先的に遇するのはまあいい
後に来る帝国の企業との競争は望むところだといいたい。だが、税金は良くない
占領した地域からの税、この場合は金銭ではなく、資源になるだろう
この侵略の基本は現地調達だ。それが少なくなるのは私にとって死活問題だ
本国からの援助あることにはあるのだか、陛下にああ言った手前、どの面下げて援助を頼めばいいのか・・・・・・
「ありがとうございます。では具体的にどのような援助をしてくだるのですか?」

彼の力強い握手は年齢からは想像できないものであり、彼がただ者ではないと感じさせた

14 名前:グランド・モフ・アーダス=ケイン[sage] 投稿日:2010/04/16(金) 18:55:28 0
>>13
「君からの要望も聞くが、まずは軍隊を整えることが必要だろう。
たとえ未開の部族しか住んでいない惑星であっても、君一人で彼らを征服することなどできまい?」

椅子にかけるように手と頭で示すと、戸棚に入っていたコレリアン・ブランデーを取り出し、
自分と中佐のグラスに注いだ。

「興味深いことに、この惑星は200を越える政府によって分割統治がされている」

いつの間にデータを取り寄せたのだろう、部屋に備えつけてあるホロ・プロジェクターにメルカトル図法で
書かれた地球の地図が浮かび上がっていた。

「だが、実際には数カ国の大国が牛耳っている。原始的ながらも宇宙開発を行い、核兵器を保有している国がな。
すなわち、闇雲に攻め込めば何千人、何万人という大軍を相手にしなくてはならん。それに対抗できるだけの軍を
送り出すのは不可能というものだ」

だが、彼の顔は悪い内容とは裏腹に、さほど変化はなかった。いや、むしろ口の端に笑みが浮かんでさえいる。

「そこで我々は狡猾に立ち回るのだ。君にストーム・トルーパーの1個大隊をさし当たって貸すとしよう」

ストーム・トルーパー、彼はその名前を聞いてもきょとん、とするばかりであった。
だが、彼がもしケインの銀河に住む者であったら、その名前の持つ意味を知るばすりか、震え上がったであろう。
帝国の地上軍・宇宙軍・空軍の兵士から選抜され、特別な訓練と白い装甲服を与えられたエリート部隊が
いくつの惑星を帝国領に塗り替えたことだろうか。

「この1個大隊で紛争に介入するといい。小国間での紛争はしばしばあることで、大国も複雑な現地の状況や
"政治的配慮"に手を拱いている。
そこに都合よくどこの国とも関係を持たない我々が速やかに平和をもたらせばどうなる?
誰も手を出せない。そして君はその国のあらゆるものを接収できる」

グラスを呷るとどうやら舌も回るようだ。
そしておもむろに世界地図の左下の一つの大陸を指す。

「そんな立ち回りができるのがここだよ、アフリカだ」

15 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/04/17(土) 00:44:33 O
>>14
「アフリカ大陸なら、資源が豊富なわりに大国と呼べるものがありませんから、恐らく戦力レベルとしてもそれほど高くはないでしょう。それに文明レベルもこの星では高いとは言えなさそうですね」

アーダスさんの意見に反対する理由はなかった
それに本国から私の部隊が到着する
少数とはいえ、私の部隊もアーダスさんのストームトルーパー隊に、勝らずとも劣らないという自負はある
しかし、アフリカのどこを攻めればいいのか
しばらくアフリカ大陸の地図を眺めた

「北はヨーロッパが近いし、ひがしはアメリカが近い西か南か・・・・・・」

さらに少しの間考え、一つの答えを出した

「南アフリカ共和国にしましょう。アフリカの中では治安が良くないとはいえ、紛争地域とは言えませんが、周りは紛争地域ということでここにしましょう」

指で地図を叩きながら解説をする

「資源が豊富で、アフリカの中でも強国と言えるでしょう。そこを迅速に占領することが出来れば、世界に対して良い宣伝になるでしょう。」

地図を指差しながら、簡単に説明し始める
私は攻撃する意図を解説し、さらに話を進めるために画面を切り替える
そこには、今現在投入可能なの戦力が表示された

16 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/04/17(土) 00:47:44 O
「今、戦力はないに等しいですが、ストームトルーパー大隊と私の無人兵器とで首都とヨハネスブルクに降下、占領。
シミュレーションの結果、ここまでは特に障害はないでしょう。
さらに首都、ヨハネスブルクから南アフリカ全域を制圧、周辺諸国の占領までを3日で完了させる作戦プランは出来ています」

アーダスさんに作戦プランを手渡す

「機械化された部隊をさらに貸し与えてくださったら、もう1日早く出来るでしょう」

そう力説すると同時に部屋に通信が入った

「どうやら私の部隊が到着したようです。部隊と言っても副官と無人兵器ぐらいですが
戦力として期待していただいてもいいと思いますよ。それでは準備があるので失礼します」

不適な笑みを浮かべると部屋を後にする

17 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [] 投稿日:2010/04/17(土) 23:55:55 O
その後、作戦は少しのイレギュラーも起こらず完璧な成功を収めた。
彼らの地球侵攻作戦の第一段階の成功は世界中に大きな衝撃を与えることになった
周辺諸国の併合し、銀河帝国領として地球の橋頭堡を確保したことは、この侵略での大きな一歩を踏み出せ
南アフリカを周辺の要塞化を終えたころに、ようやく世界では遅すぎる対策会議が行われようとしていた
その同日、銀河帝国より全世界に対して放送が行なわれた

「全世界の皆様、再びこんにちは、銀河帝国よりやって来た中佐です。
以前は私たちの力をご存じなかったのであまり良い結果ではなかったですが、
今回の件で我々の力はご理解いただけたと思います。
そこで再び提案です。私の侵略を手伝ってくれる方を募集します。
募集要項は前にお知らせした通りです。皆様の参加を振るってお待ちしています」

彼の演説のバックでは破壊された戦車や、人型機動兵器、航空機
炎上する基地や投降し、白旗を上げる兵士の映像が次々と流れていった
そして、映し出される漆黒の人型ロボットが今、まさに逃げようとするロボットを一刀両断に伏した

ここに帝国と地球の戦争が本格的に開始されることになった



ここまでが序章です。ここから本編に向かいたいので詳しい設定の説明を行ないます

世界設定は宇宙開発は行なわれているが人が宇宙には定住してはいない時代
具体的な年代で言うと西暦2200年頃
国家は存在しているがEUなど地域集合体が大きな力を持っている
主力兵器は主に人型兵器だが、地域間の格差で旧式の兵器を使っている地域も存在している

帝国側は高度な科学技術と高性能な兵器を所有する国家
地球がある銀河とは別の銀河に存在している
皇帝がトップに君臨していて、宇宙の至る所に侵略軍を派遣している

内容は南アフリカから地球を侵略しつつ、地球軍と戦っていくという分かりやすい内容です
ガチガチな内容過ぎるのもどうかと思うので楽しく行きましょう!

ルール
トリはつけてください(付け方が分からなければ聞いてください)
○日ルールはなし(やめるときは一言言ってくださいね)
版権・越境 兵器、設定に限ってはオッケーとします(最強厨はお断り)
名無し参加 敵キャラに限っては許可
その他なんでも聞いてください!!

改めてアーダス=ケインさん参加ありがとうございます。これからもよろしくお願いします

機動兵器込みで参加したい方のテンプレ
機体テンプレ
名前:
サイズ:(メートル等)
耐久性:S〜D
EN:S〜D
運動性:S〜D
装甲:S〜D
移動タイプ:(空、陸、海)
武装(複数)
備考

18 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/19(月) 03:27:28 0
名前:リック・C・昴(こう)
性別: 男
年齢: 22
容姿: 紫の髪にそこそこ整った顔立ちに軍服に散っていった仲間達のタグを首から下げている
身長: 173
体重: 67
性格: 正義感が強く、情に厚く仲間と認めた者や恩義を感じる者には義理を貫く
募集要項のどれに当てはまるか: 2、3
技能:機動兵器の操縦、銃器の扱い、体術などの軍隊で習う格闘技全般
悪運、強運、工作・破壊技術
簡単な説明:表上には存在しない国連秘匿特殊工作部隊の日系アメリカ人元少尉。
ふとしたきっかけで地球の紛争や戦争を影から操る結社が存在する事を知り
独自に調べており尻尾を掴み、その組織の兵器工場を突き止める
上司がその結社の一員で合った為消されそうになるが、彼等が開発していた
新世代人型兵器OF(オービタルフレーム)ククルカンを奪取した上で逃亡
その後世間には無実の罪を着せられ、世界では指名手配をされている。
それを知った上で匿ってくれた中佐には恩義を感じており、協力を決意する。

機体テンプレ
名前:ククルカン
サイズ:20.5m
耐久性:A
EN:A
運動性:A
装甲:A
移動タイプ:空、陸
武装 ディスハーケン(半月状のエネルギーの刃が発生する鎌)×1
   エネルギーシールド×1
   ウィスプ×2
   ハウンドスピア
   フローティング・マイン
   ベクターキャノン
   ゼロシフト
   コメット
   デコイ
   ホーミングミサイル
   マミー
   ハルバード
   ファランクス
備考
昂の追っていた謎の組織が製造したOF(オービタルフレーム)
容姿としては蛇の頭を持つ白と黄色の人型で背後には2本の翼状のウィスプが装備されている
サポートAIとして独立型戦闘支援ユニット「ミーシャ」を搭載している。
ブラックボックスが多く、秘密結社の一部の者達にしか解析が出来ないほど複雑。
調整が完璧ではないらしく、一部の兵器が今は使えない
ゼロシフトは使用できるものの、ベクターキャノンが使用できない。





19 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/04/19(月) 18:18:05 P
リックさん、参加ありがとうございます
>>18
私の全世界に向けて宣戦布告から、早くも1週間が経とうとしていた。
あれから、占領地のインフラ整備と軍事基地の建設、前線の要塞化、地球側の散発的な攻撃で東奔西走の忙しさではあったものの
特に大事件と呼べるものは起こらなかった。
しかし、大変喜ばしいことがあった。ついに仲間が増えたのです!
あれは三日前、愛機で領内を見回りしていたときのことだった。
「フンフ〜ン?」
侵略は順調に進んでいる
自然と機嫌がよくなり、鼻歌まじりに空中散歩を楽しんでいた
眼下では無人工作機と現地人とが前線の要塞化を進めていた。アフリカの地形は平原が多く、中々難しいな
今の状況ではそれほど焦ることはないな。
そんなことを考えていると、レーダーに高速で飛来する機影とそれを追う機影が複数確認出来た
これも何かの縁と感じた私は追われている機体を助けることにした
音もなく向きを変え、重力子ライフルを発現させ、追っ手の方を正確に狙い撃った
「これで帰ってくれればいいのですが……」
追っ手の1機を撃墜すると残りは逃げるように去っていった
「そこの追われていたあなた、なぜ追われいたかはわかりませんが、帝国領内に逃げ込んでくるということは、もう地球にあなたの居場所はないのですね。」
やんごとなき事情があると邪推した私は、彼を勧誘することにした
「これも何かの縁です。協力してくれるならあなたを世界から保護しましょう。」
こうして、彼、リック・C・昴が私たちの仲間になったのです

名前:
サイズ:22.5m
耐久性:B
EN:S
運動性:S
装甲:B
移動タイプ:空陸海
武装 エネルギーシールド
   ディメンションブレード
   重力子ライフル
   ホーミングミサイル
   ストライクレーザー
   バーストブリット
   プリズナー
   ノスフェラトゥ
   プロトンボール
   空間圧縮破砕砲
   オプション×4
   空間圧縮移動
備考
帝国軍内でも中佐専用の機体、帝国軍の技術の粋を集めて使われている
黒くシャープな外見からは想像も出来ないパワーをもつ、機体に搭載される一種の対消滅エンジンは半永久機関である
帝国が得意とする技術、空間圧縮を応用した機能を多く持ち、武器ごと空間圧縮することによって数多くの武器を持ち運べることができる
装甲は特殊素材が使われており、いわゆる金属ではない
破損した装甲材にエネルギーを供給することで自己修復させられる
空間を圧縮する技術を応用した疑似瞬間移動と超技術の塊であるがククルカンと非常に似た技術が使われている

まさか、機体の元ネタが被るなんてorz
あと避難所の建てました
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/20066/1271666574/l50


20 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE [age] 投稿日:2010/04/20(火) 19:16:18 0
リックさんが私達に協力してくれるようになって3日後
今日の話ですが、私はリックさんの部屋にあてがった部屋に向かった
彼には健康診断を兼ねた身体検査を受けてもらっていた。この3日間は私も忙しく、なかなか顔を見せられなかったのは申し訳なかった。
彼にしてみれば心細かったに違いない
さて、彼にはいろいろ聞くことがありますからね
部屋の前で咳払いをし、扉を軽くノックする

「リックさん、こんにちは
お加減はいかがですか?
早速で申し訳ないですがあなたがなぜここに逃げ込んできたか教えていただいてもよろしいでしょうか?」

規制中なので代理投稿スレを張っておきます

http://same.ula.cc/test/r.so/yy44.60.kg/figtree/1270477718/l10?guid=ON

21 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/21(水) 01:21:20 0
>>20
計算外のミスで無実の罪を着せられ世界を敵に回してから早二週間―――
俺は本来ならば国連軍人ならば敵として対峙していた
この世界に味方はいないと思っていたが、まさかこんなあっさり保護してくれるとは
その後身体検査やら健康診断をやらされた直後待機を言い渡されていた。
しばらくしてノックをして中佐と名乗る男が入ってくる
そしてなぜ逃げ込んできた理由を教えて欲しいという
なんの理由も聞かずになんて保護してくれるとは思っていなかったが

「俺は任務中にある組織の存在を知った。俺も最初は半信半疑だったが
それを調べていく内にその組織は俺の生まれる前から暗躍をしていたらしい
この事は一部の同僚にも話したが、連絡が取れなくなったり事故死してな
そいつ等の為にも潰さなきゃならねぇと思って独自に調査を続けてようやく奴等の兵器工場を見つけた
だけど俺の上司はそいつ等の仲間だったらしく俺の行動は筒抜け、それであの機体を奪って逃げて
この状況さ」
一通り事情を説明し、今度はこちらから質問する
「俺も保護してもらっておいてアレなんだが、平気でで大量虐殺するのかアンタは?
悪いがそれならここから出て行かせてもらうぜ、一応秘密結社をぶっ潰す目的であんた等に協力してるからよ
こっちとしても必要の無い殺戮はしたくないんだわ」
すいません一部プロフを修正します
機体テンプレ
名前:ククルカン
サイズ:20.5m
耐久性:A
EN:A
運動性:A
装甲:A
移動タイプ:空、陸 、海
武装 ディスハーケン(半月状のエネルギーの刃が発生する鎌)×1
   絶対物理防壁×1
   エネルギーシールド×1
   ウィスプ×2
   ハウンドスピア
   フローティング・マイン
   ベクターキャノン
   ゼロシフト
   コメット
   デコイ
   ホーミングミサイル
   マミー
   ハルバード
   ファランクス
   ゲイザー
   イレイザーバウンダー   
   フェルミオンバスター
   レールガン
備考
昂の追っていた謎の組織が製造したOF(オービタルフレーム)
容姿としては蛇の頭を持つ白と黄色の人型で背後には2本の翼状のウィスプが装備されている
サポートAIとして独立型戦闘支援ユニット「ミーシャ」を搭載している。
ブラックボックスが多く、秘密結社の一部の者達にしか解析が出来ないほど複雑。
調整が完璧ではないらしく、一部の兵器が今は使えない
ゼロシフトは使用できるものの、ベクターキャノンが使用できない。
絶対物理防壁とは物理的に絶対的な境界線を形成し、
薄さ1nmの膜で物理影響を全くなくしてしまう 存在である。これを“次元切除機関”とも言う。
ある系での次元のひとつを丸々切除するシステムである。
欠点は発生させるために大量の電力を必要することであり長時間の使用が不可能、
内側からの情報も遮断するため、各種センサー類にシールドが重なった場合に、情報機器は使用不可能になる。



22 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE [sage 代理投稿 gt;173] 投稿日:2010/04/21(水) 20:04:19 0

>>21

>>「俺も保護してもらっておいてアレなんだが、平気でで大量虐殺するのかアンタは?
悪いがそれならここから出て行かせてもらうぜ、一応秘密結社をぶっ潰す目的であんた等に協力してるからよ
こっちとしても必要の無い殺戮はしたくないんだわ」

彼の言葉に私は大きく頷いた

「確かに、リックさんのお話も最もですね。私たちはどう取り繕っても異星人です。
あなたの心配も仕方のないことです。では、簡潔にお話しましょう。答えはNOです。
第一に大量殺戮などは私どもに何のメリットもないからです。この星の資源だけが欲しいのなら宇宙から、無差別爆撃でもしますよ
第二に私ども目的は植民地支配だからです。侵略が完了したところで、この地球は数多くある植民地の一つにしか、なりませんからね
恐怖で支配して、大規模反攻などされた日には苦労が増すばかりです。
第三に私の給料の査定に響きますからね」

小さく笑うとリックさんの前にコーヒーを差し出した。

「まあまあ、そんな物騒な話はやめましょう。ここアフリカはコーヒーが有名らしいですね。
早速取り寄せてみました。本当のところ、帝国は広いですから、多くの人がいますからね〜中にはそういう行為が好きな
最低のゲスやろうもなかにはいますよ。実際ね。あ、私は全然そんな趣味はないですよ。領民が幸せに暮らすのが私の喜びですからね」

自分のマグカップにもコーヒーを注ぎ、匂いを楽しんだあと、一口、口に含んだ
ニコニコ笑顔を崩さず、話を続けた

「私の過信かもしれませんが、領民の生活はよくなったと言う自負はありますよ。
帝国の技術で生活水準を向上に努力しましたからね。まだ1週間ほどですがね。」

ハハハっと声を出して笑うともう一口、コーヒーを口にした
そして、表情を引き締め、彼の目を真剣な眼差しで見つめた

「さて、本題に入りましょう。あなたはとある組織に追われている言いましたね。
それは私の仲間になってくださったので、全力で保護させてもらいますし、共に戦いましょう。
私どもにとっても大変、邪魔な存在であることは間違いないでしょう。」

そこで私は一気にコーヒーを飲み干す

「あなたの話で私が1番気になっているところは、あなたがその組織の兵器工場から機体を奪って来たということです。
確かククルカンでしたか?あなたの機体は我々の機体に使われている技術と非常によく似た技術が使われています。
これはとても興味深いことです。なぜなら、あなたの機体に使われている技術が、この星の一般的な技術ではないというふうに感じましたが、間違いないですね?
私どもとしても是非、調査したいです。」

23 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/21(水) 21:27:02 0
>>22
>「確かに、リックさんのお話も最もですね。私たちはどう取り繕っても異星人です。
あなたの心配も仕方のないことです。では、簡潔にお話しましょう。答えはNOです。
第一に大量殺戮などは私どもに何のメリットもないからです。この星の資源だけが欲しいのなら宇宙から、無差別爆撃でもしますよ
第二に私ども目的は植民地支配だからです。侵略が完了したところで、この地球は数多くある植民地の一つにしか、なりませんからね
恐怖で支配して、大規模反攻などされた日には苦労が増すばかりです。
第三に私の給料の査定に響きますからね」

言われてみればそうかもしれないと今更ながら思った
僅かな期間でアフリカを制圧できるような連中だ
やろうとおもえば相応の技術を持っていても当然だと俺は考える。

>「まあまあ、そんな物騒な話はやめましょう。ここアフリカはコーヒーが有名らしいですね。
早速取り寄せてみました。本当のところ、帝国は広いですから、多くの人がいますからね〜中にはそういう行為が好きな
最低のゲスやろうもなかにはいますよ。実際ね。あ、私は全然そんな趣味はないですよ。領民が幸せに暮らすのが私の喜びですからね」

>「私の過信かもしれませんが、領民の生活はよくなったと言う自負はありますよ。
帝国の技術で生活水準を向上に努力しましたからね。まだ1週間ほどですがね。」


今の所は彼の本性を見てはいないのでなんともいえないが
おそらくは信用に値する人間だろう
少なくてもかつての俺の上司よりは信頼できる
本当に嬉しそうに領民の話をしている
彼は無慈悲な侵略者ではないようだ…
その証拠に国連が止められなかった腐敗した政治やら宗教問題も収束している
外から見た感じだと明らかに生活レベルが向上していた
俺としてはただ指をくわえて見ているしかなかった貧困問題や子供達が餓死するような
心配もないようだこれはこれで喜ばしい事なのだが、少し複雑な物もある。
中佐はコーヒーを差し出し、話題を変える。
俺はコーヒーに口を付けながら、中佐の真剣な眼差しに反応する。

>「さて、本題に入りましょう。あなたはとある組織に追われている言いましたね。
それは私の仲間になってくださったので、全力で保護させてもらいますし、共に戦いましょう。
私どもにとっても大変、邪魔な存在であることは間違いないでしょう。」

とある部分にぴくりと反応する。

「おいおい、俺の聞き間違いじゃなかったらあの組織の事を邪魔と言わなかったか?
 頭のいい侵略者様ならわかるだろうが世界の裏側を支配している奴等と組めば侵略が楽とか考えないのか?
 有利になる事なら誰とでも組みそうだとは思ったんだがな」

少し驚いていた。

>「あなたの話で私が1番気になっているところは、あなたがその組織の兵器工場から機体を奪って来たということです。
確かククルカンでしたか?あなたの機体は我々の機体に使われている技術と非常によく似た技術が使われています。
これはとても興味深いことです。なぜなら、あなたの機体に使われている技術が、この星の一般的な技術ではないというふうに感じましたが、間違いないですね?
私どもとしても是非、調査したいです。」

「あんな超高性能機体なんかあったらこんな事態になってるならとっくに配備されてるし技術革命とか起きてるよ
あんた等の技術に似てる?あんた等でも知らないことがあるんだな…意外だよ
…調整してくれるなら別に構わないが、戦闘データとかは取らさせねぇぞあの機体を量産させるつもりはねぇし
まぁ多分無駄だとは思うけどな一回システム系統調べたらブラックボックスだらけだったからな
下手に手を出したらヤバイかもしれんな」


24 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE の代理[sage] 投稿日:2010/04/22(木) 21:21:03 0
>>23
>>「おいおい、俺の聞き間違いじゃなかったらあの組織の事を邪魔と言わなかったか?
 頭のいい侵略者様ならわかるだろうが世界の裏側を支配している奴等と組めば侵略が楽とか考えないのか?
 有利になる事なら誰とでも組みそうだとは思ったんだがな」

彼の言葉には遠慮というものがなく、私は少々困惑した
実際にはそうした方が楽かはしれないが、やはりそれは違う

「リックさん、確かにあなたが言うことが正しいという考え方もありますよね。でも、まあ、実際邪魔なんですよね〜
世界を裏から操るような真っ黒な組織と手を組んだところで、あとでいざこざが起きるに決まってますからね
何より信頼出来ないっていうのが本心ですね」

飲み終わったカップの縁を指でなぞりながら、さらに話を続ける

>あんな超高性能機体なんかあったらこんな事態になってるならとっくに配備されてるし技術革命とか起きてるよ
あんた等の技術に似てる?あんた等でも知らないことがあるんだな…意外だよ
…調整してくれるなら別に構わないが、戦闘データとかは取らさせねぇぞあの機体を量産させるつもりはねぇし
まぁ多分無駄だとは思うけどな一回システム系統調べたらブラックボックスだらけだったからな
下手に手を出したらヤバイかもしれんな」

「いえ、我々が知っているのはこの地球の地理などあなた方が知っているような、普通の情報だけですよ
流石に軍事機密までは知りませんよ〜」

笑顔を絶やさないで話を続ける

「それにあなたの機体の量産化などは全く考えていないですよ〜
似ている技術なので興味があるだけです。いえ、似すぎていて問題があるのです。
なぜなら、私ども以外に地球を支配しようとしている可能性を感じずにいられません」

また真剣な表情になり、両手を顔の前で組み、リックさんの顔をみる

「リックさん、あなたと敵対している組織は思ったよりも強大かもしれませよ」

25 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/23(金) 00:28:49 0
>「リックさん、確かにあなたが言うことが正しいという考え方もありますよね。でも、まあ、実際邪魔なんですよね〜
世界を裏から操るような真っ黒な組織と手を組んだところで、あとでいざこざが起きるに決まってますからね
何より信頼出来ないっていうのが本心ですね」

おいおいそれを言ったら俺もだろという言葉が出そうになるが
すぐに飲み込む
しかし利用するだけ利用して後から排除するという方法もあるのに対して
変な言い方かもしれないが正々堂々としている

>「それにあなたの機体の量産化などは全く考えていないですよ〜
似ている技術なので興味があるだけです。いえ、似すぎていて問題があるのです。
なぜなら、私ども以外に地球を支配しようとしている可能性を感じずにいられません」

「だとしたら疑問が残るぜ?なぜククルカンみたいなのを作り出せる奴等がとうの昔にこの世界を
支配してないんだ?明らかに俺が生まれるずっと前…そう産業革命以前から存在してるらしい
あきらかにおかしいだろうが」

この男は嘘は言っていない
あの組織とそれなりに繋がりがあると思っていたが少なくても中佐は知らないらしい
正直な所疑っていたが、関係はないようだ

>「リックさん、あなたと敵対している組織は思ったよりも強大かもしれませよ」

「今更かよ?調べた時点で覚悟はしてた
こいつ等がいる限りは争いはなくならないし、許すわけにはいかねぇ
それに絶対に引けねぇ戦友達の仇を取るまでは…」

首に掛けてある複数のタグを握る
ククルカンを奪取した時点で腹は括っている。
事故に見せかけられて殺された戦友たちの無念を晴らすまでは死ねない


26 名前:中佐◇uqEZpNXORE[sage] 投稿日:2010/04/23(金) 18:50:19 0
>>25
>>「だとしたら疑問が残るぜ?なぜククルカンみたいなのを作り出せる奴等がとうの昔にこの世界を
支配してないんだ?明らかに俺が生まれるずっと前…そう産業革命以前から存在してるらしい
あきらかにおかしいだろうが」

彼の疑問は当然と言えば当然である
正直、私にもわからないがある程度の仮説、おおよその予想は出来ている

「恐らく裏から世界を操ることが彼らの目的であると思いますよ
この星の富のほとんどは数国の大国が占めているようです
その大国の背後に彼らがいるのではないでしょうか?
ええと、私がなにを言いたいかと言いますと、彼らの目的を裏から世界を操るというのなら、彼らはすでに目的を達成していると思いますよ」

ゆっくりと言葉を一言、一言、噛み締めるように吐き出す
私の言葉は仮定でしかないが、おそらく、正解に近いものだろう

「そう、それと、先ほど、あなたは私に『なぜ、そういった組織と手を結ばないのか?』と聞きましたね。
私の答えはNOでしたが、私以外の侵略者がNOだとは限りませんよ
これはあくまでも可能性の話ですがね」

私は空のマグカップに新たにコーヒーを注いだ

>>「今更かよ?調べた時点で覚悟はしてた
こいつ等がいる限りは争いはなくならないし、許すわけにはいかねぇ
それに絶対に引けねぇ戦友達の仇を取るまでは…」
「ええ、世界を裏から牛耳るだけなら、良いのですけど」

私は彼らが本格的に武力で世界を支配することを想像した
今は、彼らの情報が少な過ぎることが、どうしようもなく、歯痒かった

「復讐心は大いに結構です。なにかを憎む心は自分を成長させるものです
リックさんには期待していますからね」

リックさんの手を握ったとき、同じくして基地内に警報が鳴り響く

「敵襲ですね。リックさん、出番ですよ〜相手は性懲りもなく、旧式の戦車ですね。
ここはあなたに一任します。存分に暴れてください」

27 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/24(土) 02:15:43 0
>>26
>「恐らく裏から世界を操ることが彼らの目的であると思いますよ
この星の富のほとんどは数国の大国が占めているようです
その大国の背後に彼らがいるのではないでしょうか?
ええと、私がなにを言いたいかと言いますと、彼らの目的を裏から世界を操るというのなら、彼らはすでに目的を達成していると思いますよ」

なるほどね確かに中佐が言っている事は的を得ている
だが実際にそれが目的かはわかっていない
奴等の目的などは何一つわかっちゃいないのだから

>「そう、それと、先ほど、あなたは私に『なぜ、そういった組織と手を結ばないのか?』と聞きましたね。
私の答えはNOでしたが、私以外の侵略者がNOだとは限りませんよ
これはあくまでも可能性の話ですがね」

「面白いこと言うなアンタ
それじゃなにか?アンタらの他にもこの地球を狙う奴等がいるってか?
こいつぁ傑作だな!侵略者達に狙われる地球ってかそんな魅力的な星なのかねぇ
未だに一つにまとまる事もできねぇ奴等が星の命を削りながら生きるこの惑星が…」

はっ、と我に帰るらしくねぇことを口走っていた事に気づく

「悪い、今のは忘れてくれ…
でもそんな事態なら同じ人類同士がいがみ合ってるどころじゃねぇ
…今こそ一丸になる時だってのによ」

>「復讐心は大いに結構です。なにかを憎む心は自分を成長させるものです
リックさんには期待していますからね」

「復讐なんかじゃねぇ、これはケジメだ
俺が起こした事が原因で本来死ななくていい奴等が死んじまった
俺はその責任を取る義務あるんだよ」

なぜかムカついたので手を離そうとしたとき、警報が鳴り響く

>「敵襲ですね。リックさん、出番ですよ〜相手は性懲りもなく、旧式の戦車ですね。
ここはあなたに一任します。存分に暴れてください」

「旧式戦車か……わかったぜ」

と、部屋から出て行こうとしたとき言い忘れていた事を思い出す

「幾つか頼みがあるんだが、聞いてくれるか?
一つは俺はできるだけ何も知らないで戦わされる軍の兵士達を殺したくねぇ
俺も不殺なんて物ができねぇはわかってるだから俺は大量の捕虜を捕まえてくると思う
だからそいつ等には良い待遇、環境を保障してくれこれは確実に頼む
二つ目は俺に仮でもいいからここの軍の階級や識別ナンバーをくれねぇか?
そっちの方が俺としても都合がいいスパイとして疑っているなら別に無くても構わない
俺の頼みは今の所それだけだ帰ってきたら返事を頼むぜ!」

中佐に後ろから手を振り、部屋を後にするとすぐにククルカンの収納ドックに直行する
そして即座にコックピットに乗り込み、ククルカンを起動させる。

「おはようございます戦闘行動を開始します」

「さっさと終わらせるぜ!」

ドックから瞬く間に飛び去り、敵の進入エリアに向かう。




28 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/24(土) 03:03:31 0
「ミーシャ、戦車の数は?」

「無人型M363式旧式戦車30台を確認」

「無人なら手加減いらねぇなぁ!!」

すでに絶対的な性能差がゆえにものの10分も経たずに戦車は全ての瓦礫と化した。
だがそれは妙だったこの戦車達は随分前から旧式としてどこの軍も使用していない戦車だった
いくら指揮官が無能でもわかる骨董品レベルだぞ…まさか
と、その時上空から多数の機影が現れ初め、急いで上空に急浮上する
そしてかなりの数の戦闘機が風を切って続々と登場する
その中には軍で見た最新鋭戦闘機が三機確認した

「三機の戦闘機に殲滅用核弾頭の搭載を確認 この地に落とすつもりです」

「やられたあの戦車は囮だ!ミーシャ、中佐に繋げ!」

「了解しました」

中佐に通信を繋ぎ、事情を説明し万が一の場合に一般市民を非難させるように告げ
一方的に通信を切る。それほどまでに時間が惜しい
あの戦闘機は恐ろしく早いのだ恐らくはどんなに早い現行機より二、三世代は上だろう
まずは近くの一機の辺りを飛び回る邪魔な戦闘機は薙ぎ払い、
ゼロシフトで一瞬で追い付きディスハーケンで引き裂くと同時に核弾頭の爆発を防ぐ

「フレミングバードを破壊、核弾頭の消滅を確認」

「コイツならやれる、いややってみせる!」

ミサイルの弾幕を掻い潜り、護衛の戦闘機を追尾型エネルギー弾で撃ち払い
空間圧縮で一瞬で近づき、二機目のフレミングバードを撃破する
その光景を見ていて恐ろしくなったのか、最後の搭載機が護衛機等に任せて逃亡しようとしていた

「逃がすか!!」

フローティングマインをばら撒きながら追ってくる護衛機は突然の出来事に
殆どの機体が引っかかり、残った機体を無視して追い
追尾型エネルギー弾に辺り、爆散する
核弾頭は落ちなかったらしくホッとしていた
その後すぐに基地に帰還した。





29 名前:中佐◇uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/04/24(土) 15:35:20 0
>>27-28
>>「幾つか頼みがあるんだが、聞いてくれるか?
一つは俺はできるだけ何も知らないで戦わされる軍の兵士達を殺したくねぇ
俺も不殺なんて物ができねぇはわかってるだから俺は大量の捕虜を捕まえてくると思う
だからそいつ等には良い待遇、環境を保障してくれこれは確実に頼む
二つ目は俺に仮でもいいからここの軍の階級や識別ナンバーをくれねぇか?
そっちの方が俺としても都合がいいスパイとして疑っているなら別に無くても構わない
俺の頼みは今の所それだけだ帰ってきたら返事を頼むぜ!」

彼は一言、そういい残して去っていった。
彼の優しさを感じながら、捕虜収容所の改善命令を出すとリックさんに少尉の階級章と識別コードの割り振りを用意して、彼の活躍を
見守ることにした


>すでに絶対的な性能差がゆえにものの10分も経たずに戦車は全ての瓦礫と化した。
だがそれは妙だったこの戦車達は随分前から旧式としてどこの軍も使用していない戦車だった
いくら指揮官が無能でもわかる骨董品レベルだぞ…まさか
と、その時上空から多数の機影が現れ初め、急いで上空に急浮上する
そしてかなりの数の戦闘機が風を切って続々と登場する
その中には軍で見た最新鋭戦闘機が三機確認した

旧式戦車に苦戦することもなく、ものの数分で殲滅する
あんな骨董品に苦戦されても困るとはいえ、腕は悪くないと言える
その後、戦闘機が大量に飛来する。どうやらこれが本命らしい

すぐにリックさんから通信が届き、敵が核攻撃を敢行しようとしているそうだ
一般人をシェルターに退避させようと指令を出し、一般人が退避しようとしたところで戦闘機は全て撃墜された

今回は、彼だけに任せて正解だったようだ

私は格納庫に赴き、彼を拍手しながら迎える

「いや〜今回は大活躍でしたね〜あなたが仲間になって、私は大満足ですよ」



30 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/24(土) 18:38:34 0
>>29
基地に帰り、コックピットから出ると中佐が待ってましたと言わんばかりに
拍手をして出迎える

>「いや〜今回は大活躍でしたね〜あなたが仲間になって、私は大満足ですよ」

「まぁあの戦闘機の殆どは無人編成だったからな遠慮なく出来ただけだ
 あの三機のフレミングバード…新世代戦闘機は残り二機は無人で確か
 それを操作する有人のリーダー機が合った筈だがパイロットは恐らくは脱出は出来ているだろう」

壁に拳を強く叩き付ける。

「これが奴等のやり方なのか!?いくらなんでもありえねぇだろ!
幾ら敵に占領されたからっつっていきなり核攻撃するなんて……
なに考えていやがる!!」

自分の中に渦巻いている物それは怒りだった。
この国ごと俺たちを滅ぼそうとするなんて
無関係な一般市民だって沢山いるのだ
ここの人達を人とも思っていないのか
俺の怒りは留まる事を知らずただ身体が震えていた。

「クソッタレが………」

31 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE の代理[sage] 投稿日:2010/04/25(日) 21:42:42 0
>>30
>>「これが奴等のやり方なのか!?いくらなんでもありえねぇだろ!
幾ら敵に占領されたからっつっていきなり核攻撃するなんて……
なに考えていやがる!!」

怒りに任せた拳が壁に強く打ち付けられ、鈍い音が格納庫に響く
彼の激情が空気を伝わって私にまでやってきた
核兵器と呼ばれているものは、私どもの星にも存在はしているが、それを異星人に占領されているとはいえ、同じ星の人間に使用するのは
気分が悪くなる最低の行為だという認識は私にもある

「なにを考えているか……私どもの殲滅とあなたの特異な機体を消滅させたかったのではないでしょうか?
しかし、彼らはこの地球にとっても邪魔な存在でしかないということがよくわかりました。」

私はあごをさすりながら物思いに耽る
この星の人間は戦争好きだとは聞いてはいたが、まさか虐殺好きの側面があったとは知らなかったな

「まあ、いまはどうでもいいことでしょう。リックさん、今日は疲れたでしょう。ゆっくり休んでください。」

彼にそういうと、自室へと足を向けた


32 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/26(月) 02:09:01 0
>「なにを考えているか……私どもの殲滅とあなたの特異な機体を消滅させたかったのではないでしょうか?
しかし、彼らはこの地球にとっても邪魔な存在でしかないということがよくわかりました。」

だとしてもいくらなんでも無関係の人間達を丸ごと巻き込んで犠牲にしてまでやることなのか?
こんな事がなぜできる!?そんな奴等を人間と呼べるのか?
怒りは収まりきらないが、ここは一旦冷静になったほうが良い
呼吸を整え、冷静さを取り戻す

>「まあ、いまはどうでもいいことでしょう。リックさん、今日は疲れたでしょう。ゆっくり休んでください。」

中佐はそう言って足早に立ち去る。
だが俺は再びコックピットに入り、シュミレーターを起動させる
ククルカンの性能以上の能力を引き出すのはパイロットの役目だ
それに頼りきりにならないように技量を上げるための訓練を始める
それから二時間後に自室に帰り眠りに付く。






33 名前:名無しになりきれ[] 投稿日:2010/04/27(火) 00:55:15 0
地球側の核攻撃から1週間の時が過ぎた。
銀河帝国はサハラ砂漠を中程まで占領し、サハラ砂漠全土を攻略し、アフリカ全土をその手中に収めようとその準備を進めていた
地球側もサハラをそう簡単に縦断させるつもりはなく、エジプトに大部隊を展開、迎撃の準備を着々と進めていた。
帝国側は、足場を固めながらの行軍のために、地球側に準備する時間を与えることは多少ながら、厄介に思えていた。

そのころ、中佐は砂漠の真ん中で、額に大粒の汗をいくつも浮かべながら、無限に広がるように感じる砂漠を少し遠くを見るような目で見つめていた

「暑いですね〜こう暑いとやる気なんてなくなってきますね〜」

顔を手で扇ぎながら、気休めにならないと心の中で、ぼやいていた

「ところでリックさん、この砂漠の向こうに地球側の大部隊が展開しているそうですよ〜わくわくしてきますね〜」

私は実に楽しみだった。今までは散発的な抵抗や、核攻撃などの卑劣な手段など、退屈きわまりない展開ばかりでした。
それが、ついに、正々堂々と戦いが出来るというものだ

「リックさん、いざ、全面対決と言いたいところですが、私どもに地球側の大部隊とまともに戦える数の戦力はありません。
そこで、私とリックさんで敵戦力を出来るだけ削り、その後に私どもの無人兵器と歩兵部隊で一気に殲滅します」

作戦プランをリックさんの前に差し出す

「とりあえず、これに目を通しておいてください」

私は作戦までの時間つぶしに砂漠にパラソルを立て、冷たい飲み物を用意し、読書に興じることにした

34 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/04/27(火) 01:11:44 0
>>33は私です

35 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/04/28(水) 01:21:10 0
俺は次の呼び出しが来るまでシュミレーターで訓練をし、いままで入手したデータを
見返したりいろいろ調べたりしていた。
元々俺はエースパイロットの素養があるとかつての教官に言われたことがあるので
すぐにシュミレーターの仮想敵の行動パターンや思考やらが分かってしまい
それ以来体調が悪い時等の場合を除いて負けることが少なくなってきた。
その間はどうやら知らない間に戦況は動いていたらしく、中佐達はサハラ砂漠の中ほどまで
手中に収める事に成功したらしい。
そしてようやくお呼び出しが掛かり、サハラ砂漠まで出向いたわけだった。

>「暑いですね〜こう暑いとやる気なんてなくなってきますね〜」

中佐は暑がって汗をかいていたが、特殊工作部隊時代に暑いも寒いも慣れてしまったため
暑いとは思っても対した事はない。

>「ところでリックさん、この砂漠の向こうに地球側の大部隊が展開しているそうですよ〜わくわくしてきますね〜」

「悪いが俺は戦争を面白がる趣味はないんだよ
無人兵器が大部分だと助かるがな」

戦争をゲームのように捉えている発言に少しムッとし、
不躾な言い方になってしまった。
所詮は中佐が異星人だからその他の命に関しては少し軽く見ているのか
それとも単に人の命が簡単に奪われてしまう物だと知りながらも俺が甘いからか
今俺はイライラしている。

>「リックさん、いざ、全面対決と言いたいところですが、私どもに地球側の大部隊とまともに戦える数の戦力はありません。
そこで、私とリックさんで敵戦力を出来るだけ削り、その後に私どもの無人兵器と歩兵部隊で一気に殲滅します」

「質では勝っていても量では勝てないって訳か…正直言ってアンタの腕を見てみたいのもある
いいだろう協力しよう」

>「とりあえず、これに目を通しておいてください」

作戦プランの入った端末を渡され、それに一通り目を通した上で
入手したデータで聞きたいことを思い出す。
飲み物を飲みながら読書をしている中佐に話しかける

「なぁ中佐、BETAってなにか知っているか?国連のトップシークレットのデータベースに
侵入した時に見つけたんだが、大統領並の権限がなきゃ詳しく見られないほどの防壁が掛けられてて見られなかったんだが
宇宙の生物っていうのは辛うじて分かった情報なんだが…アンタ知らないか?」



36 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/04/30(金) 01:19:54 0
>>35
>>「悪いが俺は戦争を面白がる趣味はないんだよ
無人兵器が大部分だと助かるがな」

私の言い方が悪かったからか、彼の一言、一言には刺が含まれていた。
特に他意はなかったとはいえ、彼を不機嫌にさせたことは私としても、本意ではなかった

「気を悪くしたら、申し訳ありません。別に、私は戦争が好きという訳ではありませんが、
お互いに全力を出して戦うことは、その理由に関係なく、素晴らしいことだと思いませんか?
私はいろいろな星を巡りましたが、どこでもそれだけは変わりませんでした。」

遠くにいるであろう敵の大軍を見据えるように遠い目をして、遥か地平線の彼方に思いを馳せた

その後、パラソルの下で愛読書を読んでいる私にリックさんが話しかけて来た

>「なぁ中佐、BETAってなにか知っているか?国連のトップシークレットのデータベースに
侵入した時に見つけたんだが、大統領並の権限がなきゃ詳しく見られないほどの防壁が掛けられてて見られなかったんだが
宇宙の生物っていうのは辛うじて分かった情報なんだが…アンタ知らないか?」

正直、全く聞いたこともなかった
地球の名称で私が分からないだけではないのか、という疑問が私の中で生じたので彼にもう少し詳しい情報がないか問いてみることにした

「地球側の呼称ですか?なら、私にはちょっと分からないですね。事前調査では地球は、そいいった類いのものと接触しているという情報は聞いていませんね。
もう少し詳しい情報を教えていただいてもよろしいですか?」


37 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/01(土) 00:30:17 0
>>36
>「気を悪くしたら、申し訳ありません。別に、私は戦争が好きという訳ではありませんが、
お互いに全力を出して戦うことは、その理由に関係なく、素晴らしいことだと思いませんか?
私はいろいろな星を巡りましたが、どこでもそれだけは変わりませんでした。」

「確かに素晴らしいことなのかもしれないが…揚げ足取るようだが戦場ってのは全力を出せなきゃ簡単に死ぬ場所だぜ?
なんの理念も信念も無い奴でも自分の命が掛かってるんだからな全力を出すのは当然だろう
だからみんな必死になる…中佐、アンタなら当然気づいてる事だと思っていたんだが
殺し合いに美学はねぇぞ?あるのは生か死か…それだけだよ」

手を抜けば死ぬかもしれない場所で好きで手抜きをする馬鹿は死にたがり以外はまずいない
鉛玉やレーザーなどが飛び交う死地になるかもしれない場所にいちいち感じられない
テロリストやら独裁政権の兵士など様々者達と戦ってきた俺には到底理解できることではない


>「地球側の呼称ですか?なら、私にはちょっと分からないですね。事前調査では地球は、そいいった類いのものと接触しているという情報は聞いていませんね。
もう少し詳しい情報を教えていただいてもよろしいですか?」

「そうか…いやぁ俺もそこまでが見られる限界だったんだが…
そうだ炭素系生物ってことは書いてあったな…それ以外は…」

中佐も知らない宇宙生物とはどんな存在なのか?
俺の中では興味を引きつつあった。
これはもしかして大変な事態になっているのではないかとそんな予感がした

38 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE の代理[sage] 投稿日:2010/05/02(日) 22:14:07 0
>>37
彼には彼なりの考え方や信念がある
人には、何かしらそういったものがある、それがそれぞれ違うから、対立や争いがある
彼のそれは、自分の経験から導きだされたものだからだろう、彼の言葉の節々からそれが伺えた
これ以上、このやり取りをしていても、彼と言い争いにしかならないだろう
なら、この話はここまでだ

>>そうか…いやぁ俺もそこまでが見られる限界だったんだが…
そうだ炭素系生物ってことは書いてあったな…それ以外は…」

「炭素生物だけですか、それはちょっと幅が広すぎますよ
我々も炭素生物ですよ?宇宙では炭素生物がほとんどです。
それだけで探すとなると、地球人類という枠の中から、ノーヒントであなたを探すような物です
大変難しいと言わざるをえないです」

彼の力になれなかったことを残念に思い肩をすぼめた
一応、帝国のデータベースに検索をかけてみたが、地球側の名称ではヒットするはずもなく
私の落胆に輪をかける結果にしかならなかった

その後、時計を確認するとちょうど良い時間になっていた

「さあ、リックさん。もうすぐ戦いが始まります。準備に向かいましょう」

砂漠の上に待機させている愛機に足を向けた
作戦開始までもう少し、アフリカを賭けた戦いの火ぶたが切って落とされようとしていた

39 名前:リック・C・昴(こう) ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/03(月) 17:53:10 0

>「炭素生物だけですか、それはちょっと幅が広すぎますよ
我々も炭素生物ですよ?宇宙では炭素生物がほとんどです。
それだけで探すとなると、地球人類という枠の中から、ノーヒントであなたを探すような物です
大変難しいと言わざるをえないです」

「へぇ〜宇宙は炭素生物ばかりなのかなるほど
だよな、悪いつまらない事に時間をとらせちまった」

無茶を言っていたのは分かっていたが、こればかりはどうしようもない
大統領のIDでも手に入れなければ詳しく知ることは出来ない
ならば今の目標を少し変えることとしよう

>「さあ、リックさん。もうすぐ戦いが始まります。準備に向かいましょう」

中佐によって時間が迫っていることを知らされ、同じく機体が安置されている場所に向かう
ククルカンに乗り込み、ミーシャが起動すると同時に勢い良く飛び出して境界線まで向かう。

「反応する数からして、人型兵器×40、戦闘機×30、戦車×20台……」

「結構な数だわなこりゃ…でもまぁやるっきゃないのは分かってるんだがな」

目前に控える兵器郡を見て思わず溜息が出る

「リック、どうしますか?このまま逃げますか?」

「ハハ冗談が言えるようになったか、んな訳ねぇだろとりあえず生体反応がしない
奴等をピックアップしろまずはソッチを…叩く!」

「了解しました、左舷の人型兵器郡が当てはまります」

そのナビゲートを聞き、迷い無く先陣を切り一機を撃破したところで
合図となり戦いが始まったのであった。


40 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/05/04(火) 13:46:34 0
>>39
>そのナビゲートを聞き、迷い無く先陣を切り一機を撃破したところで
合図となり戦いが始まったのであった。

「見事に彼に一番槍をとられてしまいましたね」

ククルカンが戦場を駆けていった後から、戦列に加わったと同時に重力子ライフルを取り出し、戦闘機を1機撃墜した
敵の戦力は重武装重装甲型の人型兵器が40機ほどと戦闘機が30機、戦車が20機といったところでした。
戦車もミサイル戦車で構成されているのが見て取れた。確かに、宙に浮いている私たちの機体には通常の戦車では役に立たないでしょうね
なにはともあれ、順調な滑り出しである。私は新たにホーミングミサイルを展開し、近くの敵機に狙いを定めた。
戦闘機には何発か回避されたが、ロボットには全弾命中、ところがどうも装甲が堅牢なのか、ほとんど撃墜には至らなかった

「なかなか優秀な機体のようですね。そうでなくては面白くありません!」

しかし、彼らも彼らなりに周到に準備をしてきたのだろう、彼らの反撃はすぐに始まった。私は今の言葉を心底後悔することになった
そう、私が地を這うミサイル戦車からの砲撃をガードするためにエネルギーシールドを展開し、動きを止めた。その瞬間だった
全機が一斉にこちらに向いた。全機体が私に向かって持てる火器のすべてを投入してきたのかと疑うほどの弾幕が私とリックさんに襲いかかってきたのだ
回避しようにも回避する隙間すらない、圧倒的な鉄量が私の眼前に迫っていた

「ぬぅ!!」

腹からは絞り出したように声が出る、とっさに機体を後退させる。迫る鉄、鉄、鉄、逃げ切れはしない
私は機体を地面に下ろすとエネルギーシールドに機体のすべてをそれに注ぎ込んだ
刹那、機体を衝撃が襲う、耐えきれる自信は……ある
とても長いようで一瞬の時が過ぎ、衝撃が止む

私は生きている

「損傷箇所、エネルギー残量、武装チェック、稼働状況報告」

AIに愛機の状況を確認する

「シールドを展開した右腕が損傷、その他、衝撃で各部に少しの損傷を確認、修復にしばらく時間がかかります
エネルギーは40%を消費、戦闘行動に問題ありませんが、補給をお勧めします
武装は全て問題ありません
稼働率80%に低下、戦闘に支障はありませんが、お気をつけ下さい」

(私にここまでのことをした代償を彼らには思い知らさなければならないな)
心の中で、そう呟くと、自然と口の端がつり上がった

41 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/05/04(火) 13:47:15 0
機体名:グリズリー
耐久性:B
EN:C
運動性:D
装甲:B
移動タイプ:陸
武装:ハンドバルカン
ミサイルランチャー
グレネードランチャー
   レールガン
備考:地球側が使用する旧式人型機動兵器
機動性はお世辞にもよいとは言えないが、比較的、堅牢な装甲と豊富な実弾兵器
で優秀な移動砲台として運用される。
長い間、各国で使用されていたが、今では、旧式とされ、先進国では新型機への
移行が完了している

42 名前:リック・C・昴 ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/09(日) 04:05:16 0
無人兵器の戦車・戦闘機部隊を次々と撃破していく
上空の戦闘機、戦車の機影が一機、また一機と消えていく中
気が進まないが、有人機である指揮官を除く無人機を叩こうとした
その時、全機体の攻撃が一斉に始まり
放たれた火の雨は中佐と俺を包むのは充分すぎるほどの弾幕であった
刻々と迫ってくる

「ヤベェ!!」

それを避け切るなど到底無理だ
シールドでも防げるかどうかわからない
ちくしょう死ぬのかこんな所で俺は…
駄目だ駄目だ簡単に死を想像するな
死んでいった戦友――ダチ――達のためにも死ぬわけには行かないんだ!
ククルカンを信じろ!

「相当数の熱量・及び攻撃を確認、機体保護のため絶対物理防壁を展開します」

「よって一時機器の使用は不可能になります」

警告をし、絶対物理防壁を展開と同時に全センサー類がまったく使えなくなり
コックピット越しの爆発音以外はその様子を確認することができなかった
爆発音と衝撃が収まると解除され、閉ざされた機能がすぐに復帰していく

「耐え切ったのか……現状を報告しろ」

「機体損傷率0%、エネルギー40%に低下アンチプロトンリアクターの急速稼動により
現在は70%まで上昇中
センサー稼働率92%までに上昇しました
今現在においての任務に支障はありません」

ありえねぇあれだけ受けて無傷だなんて…とんでもねぇ化け物に乗っちまった
内心この機体に少し畏怖を感じていたが
頼もしい相棒であることは変わりは無い

「正直この機体を舐めてたよ…悪い訂正するわ
とんでもねぇものを作りやがったぜあの組織の奴等はよぉ!」

機体を動かし、コメットを発射し指揮官機問わず武装及び手足を狙って破壊しまわる
人殺しが目的ではない、あくまで戦闘不能にするのが目的だ




43 名前:中佐◇uqEZpNXOREの代理[sage] 投稿日:2010/05/10(月) 21:56:59 0
「ここまでやられて、黙っているほど私はお人よしではありませんよ!」

高速で地上を滑るように駆ける
眼前には1機の重装甲タイプ、敵が反応するより早く、右腕を頭と胴体の間に突き刺す

「私の愛機がお腹を空かせているようですからね!食事の時間にしましょう!」

敵からエネルギーを吸収する
抵抗しようとバタバタと動き、抜け出そうとするが、すぐに吸い終わり、敵は動かなくなった

「数%も回復しませんね。しようがありません。一気に殲滅させてもらいましょう」

オプションを展開し、敵機を次々とロックしていく

「侵略に抗うことは出来ませんよ!」

ストライクレーザーの光条が敵機を貫いていく

あらかた、敵機を片付けたとき、新たな反応がレーダーに引っ掛かる

「新手ですか!」

空中を高速で飛来する機体を肉眼で捉えた

機体名:キラーホーネット
耐久性:D
EN:B
運動性:B
装甲:D
移動タイプ:空陸
武装:超高電圧槍
バルカン
ビームライフル
赤外線ホーミングミサイル
備考:地球側が使用する人型機動兵器
初めてビーム兵器を搭載した人型機動兵器で装甲を犠牲にした分、機動性に秀でている
しかし、登場してから時間が経ち、旧式化しつつある
優秀は性能のため、今だ世界中で稼動している

44 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2010/05/12(水) 00:53:56 0
乱立荒らし対策保守

45 名前:リック・C・昴 ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/14(金) 01:48:47 0
レーダーに捕捉された殆どの機体を戦闘不能にすることに成功する
中佐の活躍もあり、大部分を殲滅したところで
新たな機影がレーダーに捉えられ、ミーシャが報告する

「新たな機影が15機確認、敵増援です攻撃態勢に入っています」

「キラーホーネットか…」

少々運動性が高く骨を折りそうだが、俺達の敵ではない
レールガンを取り出すと圧縮移動を繰り返しながら
的確かつ無駄のない射撃で一機また一機と動きを見切ったように
驚異的スピードで叩き落していく
その際も反撃は来るものの、ほぼ避け切るかエネルギーシールドで防いでいた
自分でも信じられないくらい冷静かつずば抜けた反応速度ですでに七機以上
撃破していた

「……誘爆をさせないようにするにも大変だな」

やはり機動性を重視したようで装甲が薄いので当てれば容易く落ちるが
その分乗っている人間には死の確率が大きい
ミーシャの計算と指示により確率的に誘爆しない場所を狙っているのだが
速いのもありやはり難しい
残り3機というところまでいったが、深追いせず中佐に任せる事とした


46 名前:】◇uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/05/15(土) 09:52:07 0
先ほどの機体を撃墜したところで、新手がレーダーに引っ掛かる
おそらく、先ほどの飽和砲撃で消耗した私達にトドメをさすため部隊だろう
なんともかわいそうな部隊だ。破綻した作戦のツケを彼らが取らされるのだ

「運がなかったと思ってあきらめてください」

ほとんどの敵機はリックさんが撃墜している
面倒なことにコクピットを避けて攻撃している
彼は極端に人が傷つくのを嫌う
軍人であるのにだ。私には理解しずらいものだ
こんな砂漠のど真ん中に取り残される彼らは、どのような思いなのか、一思いにこうするほうが苦しまなくてすむのに
どうすればよいかわからず、戸惑う敵機のコクピットに剣を突き立てる

「運よく生き残っている人がいれば救助してやりなさい」

最後に残った機体を切り捨てた
ここにサハラ砂漠侵略戦が終了し、アフリカ全土は程なく帝国のものになった

47 名前:リック・C・昴 ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/16(日) 02:18:33 0
戦闘終了後生きている捕虜達を捕られ
捕虜収容所に収容させる
やはり何人かは運が悪く死んでしまった者もいた
不殺なんて出来ないのは分かっているが
少し複雑な気分になっていた

アフリカ全土は中佐達帝国の物になった
別にこの事に関しては何もいう事はない
この国の人間達が特に貧困層が豊かになっていく事に文句は無く
むしろ喜ぶべきでもあるから
もちろん南の多くの就学率の低さやらエイズやらの病気の問題にはまだまだ
解決はしていないが中佐は恐らく時間を掛けて解決していくであろう
あの言葉が嘘でなければだが

基地に帰還後、俺はデータベースを再度検索する。
しかし何度見てもやはりBETAという単語は引っかからない
現段階では調べようが無いが忘れないようにする
それがなにか…重要な何かそうこの地球の未来に関わることかもしれない
そんな感じがするからだ。


48 名前: ◆88duu8Vf16 [sage] 投稿日:2010/05/23(日) 22:50:33 0
作戦の目標だったアフリカ攻略が成った今、次なる問題が浮上して来た
それは次にどこを攻めるかだ
ヨーロッパか中東かだ、難しいな
人類側に大きな打撃を与えるという点ではヨーロッパヨーロッパが妥当だろう
そのためには準備がいるな、今以上の軍備を整える必要がある
アフリカの人たちは私に協力的だし、洗脳の進んでいる
人的戦力は問題はないだろう
アフリカを獲得したことによって資源の問題も解決するだろう
いままで国同士で争い、部族間で争っていたことが私たちの元に統一されたことによって
資源採掘もスムーズに行くことでしょう
うんうん、順調、順調
兵器工場も作り、機動兵器の量産にも着手しましょうかね
そこまで考えてふとあることが頭をよぎった
BETAですか……あまりいい予感はしませんね

得体の知れない存在に何ともいえない不安感をいだきながら、書類仕事に専念することにした

>>リックさん
大変、長い間お待たせしてしまいました
ごめんなさい

49 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/05/23(日) 22:51:24 0
作戦の目標だったアフリカ攻略が成った今、次なる問題が浮上して来た
それは次にどこを攻めるかだ
ヨーロッパか中東かだ、難しいな
人類側に大きな打撃を与えるという点ではヨーロッパヨーロッパが妥当だろう
そのためには準備がいるな、今以上の軍備を整える必要がある
アフリカの人たちは私に協力的だし、洗脳の進んでいる
人的戦力は問題はないだろう
アフリカを獲得したことによって資源の問題も解決するだろう
いままで国同士で争い、部族間で争っていたことが私たちの元に統一されたことによって
資源採掘もスムーズに行くことでしょう
うんうん、順調、順調
兵器工場も作り、機動兵器の量産にも着手しましょうかね
そこまで考えてふとあることが頭をよぎった
BETAですか……あまりいい予感はしませんね

得体の知れない存在に何ともいえない不安感をいだきながら、書類仕事に専念することにした

>>リックさん
大変、長い間お待たせしてしまいました
ごめんなさい

50 名前:リック・C・昴 ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/24(月) 02:15:58 0
射撃や爆破物の解除等の自身に課した行うべき訓練を一通りこなした後、
久しぶりに基地の外に出てみることにする
基地を区切る外側では楽しそうにサッカーに講じる子供達が居た
現地の人達との交流とそして子供達の笑顔に引かれて話しかける
子供達は警戒せずに迎えてくれた
それから日が暮れるまで少年達とサッカーをして遊び、別れる後姿を
笑顔で見送った後
たまにはこんな日もあっても良いと思うが、そんな平和を冒涜するように
先ほどから偶然日光に反射して見えた子供を狙っていたであろうその狙撃手にハンドガンを発砲する
その場所に向かうと一人の男が血を流して倒れていた
制服から見てどうやら何処かの一掃された政府組織の残党の兵士と思われる
子供を狙撃の的にしていたのだろう
男はなにやらうめいていたが躊躇無く頭を撃ち抜き、動かなくなる
このような輩には容赦はしない
死体の回収を頼み、基地の寄宿舎に一旦眠るために戻った

中佐殿>
私もこれから忙しくなるのでおそらくは貴方以上に間が空くと思いますので
私は気にしません多分これを気に一ヶ月以上返事しない可能性があります
その辺はご留意ください自分勝手で申し訳ありません


51 名前:リック・C・昂 ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/05/28(金) 00:44:57 0
アフリカ完全掌握から早くも四日が経つ
その間は中佐の行動は良く分からない
なぜならば、完全に別行動をしていたからだ
例の組織の実態調査と言う事で様々な場所を回っていた
工場及び施設があると目される南極、バミューダ諸島etc…
しかし、その途中で中佐からの帰還命令を受け
あえなく断念し、基地に向かっていた
何も得なかったわけではなく大よその目星や規模などの検討はついた
あとは実行するだけだと思いつつ
無事収納ドックに入ることに成功した。

52 名前:中佐 ◇uqEZpNXORE[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 13:44:26 0
ヨーロッパという戦略目標が決まった
その準備に忙殺され、身動きが取れなかったところにリックさんの敵組織を調査したいという
申し出は大変ありがたかった
その間に機動兵器の数を揃える、人員の確保、補給物資の確保と一通りの準備が完了した
ヨーロッパ攻略作戦を発動させることにした。
超短時間で準備を終えられたことに自画自賛したしたくなった
リックさんを呼び戻し、ジブラルタル海峡に兵を進めた
地球側は海峡に多数の海上戦力を集結させて、迎え撃つ体勢を整えていた
ここにジブラルタル海峡を血に染める戦いが幕を開けようとしていた

「敵はかなり大規模な数を用意していますね。敵も本気になって来たということですね」
衛星写真から敵の規模を推測し、その戦力の多さに背中に寒いものを感じた

「リックさん、今回は激しい戦いになると思います。お互い生き残りましょう」

彼にそれだけ言い残すと期待に乗り込み、機動兵器を率いてジブラルタルに向かった

53 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2010/05/29(土) 14:32:24 0
対するEU側の迎撃態勢は盤石のものではなかった
ジブラルタル防衛戦特別対策本部は、イギリス・スペインの両頭体制であった
18世紀初頭から続く領土問題が、数世紀を経た今となっても解決を見ていなかったからだ
イギリスは長らく強気の姿勢を続けていたが、銀河帝国軍の圧倒な戦力を目の当たりにし、態度を軟化させた
この防衛戦にもっとも貢献した方が領土権を主張できる・・・それが両国の算段であった

そして・・・
「やれやれ。この期に及んでも下らない争いを続けるとは・・・人というのは愚かな生き物ですねぇ」
リックが追う謎の組織も、独自に準備を進めていた

海浜で上陸を妨げ、大西洋側から別働隊を出して銀河帝国軍の側面を突く・・・それがEUの作戦であった
EUは、一度設置すると取り除くのが大変困難な海中機雷すらも投入を辞さなかった

機体名:インターセプター
耐久性:B
EN:C
運動性:C
装甲:C
移動タイプ:陸
武装:白兵戦用レーザーソード
ハンドバルカン
レールガン
プラズマブラスター
対艦用大型ミサイル

備考:EUで開発された主力量産型機動兵器の一つ
要所防衛用に配備され、長射程武器を主としながらもそこそこの運動性を備えている
Pブラスターとミサイルは強力だが、両武器とも消費EN・弾数に難がある

54 名前:リック・C・昂 ◆/BnJyX0I8. [sage] 投稿日:2010/06/01(火) 00:04:40 0
ジブラルタル海峡に来てから一日が経った
中佐は俺が調査をしている期間中に兵隊を完全に整えたようだった
そして作戦決行前に三日前に取った衛星写真を見ていた

>「敵はかなり大規模な数を用意していますね。敵も本気になって来たということですね」

どうやらEU側はかなりの戦力を投入して来ていたのは写真を通して良く分かった。
「ざっと200…いや300か?コイツは大変な事になってきたな」
規模を見て正直な話、この作戦に勝利することが可能なのか?そんな疑念が芽生え始めていた

>「リックさん、今回は激しい戦いになると思います。お互い生き残りましょう」
そう言って機動兵器を引きつれ、一足先に向かっていった。
この戦力差をどうひっくり返すつもりなのか、正直見物なのだが
そんな暇はないだろう

「そうだな中佐、お互い生き残ろうぜ」
当人はもう居ないが、一人でそう呟きククルカンに乗り込み
中佐の残してくれた残りの機動兵器を率いて、中佐とは別の角度から見て
別働隊が来る可能性がある方向にまず最初に向かうこととした。




55 名前:中佐 ◆uqEZpNXORE [sage] 投稿日:2010/06/05(土) 13:04:55 O
帝国軍がジブラルタル海峡で地球軍と対峙して、速くも一日が過ぎた

お互いに攻め時が見つからずにいた
地球軍の出方を伺い、逆に地球軍は私の出方を伺っているようだった
ジブラルタ海峡は緊張に包まれ、それだけで兵が疲労していくようだった
このままでは良くないな
心の中で思ったときには私はすでに行動を開始していた
手勢を率い、自ら戦端を開くことにした。
僅か30機ばかりの機動兵器とともに敵陣に強襲を仕掛けた

空母を守る護衛艦隊にビームの雨を降らし、相当数を撃沈に成功した

地球軍は強襲にもそう慌てる様子もなく
迎撃機を発進させ、遂にジブラルタ会戦が始まった

56 名前:リック・C・昂 ◆/BnJyX0I8. [age] 投稿日:2010/06/07(月) 23:43:52 0
別働隊が来そうな場所ピックアップし、一通り回った直後に会戦の狼煙は上がったようで
待機していた艦の何隻かが進軍していた
それと同時に護衛機が本格的に動き回り、迎撃部隊が展開され始めていた。
幸いこちらには気づいておらず無論潰せるチャンスを逃すわけもなく、中佐から与えられた
五機の試作型無人誘導兵器を率いて奇襲をかける

突如のビームとレーザーそして実弾の集中砲火を受け
囲っていた護衛機、発進準備をしていた機動兵器そして二隻の艦を撃沈させ
残り四隻の艦に航行不能なレベルまでの損害を与える
完全に沈むのも時間の問題で、急いで脱出するために多数のボートが降下する

運良く発進していた20機の内10機がこちらに向かい
残りの機体が中佐達の方に向かおうとしていたが
誘導兵器を利用したコンビネーション攻撃で
あっという間に撃破した。

「この様子じゃ中佐の方はおっ始めたみたいだな…」

ピックアップした場所に向かおうとした
その時、ミーシャが敵機の接近を知らせる

「前方向に巨大要塞を確認、照合AF(アームズフォート)べへーモス
 なおも移動中のようです」

正直な話、自分の目を疑わざるを得なかった
遥か後方だというのに視認で確認できるほどの超巨大な要塞がゆっくりした足取りとはいえ
向かってくるのだ

「なんつーデカさだ……」

だがすぐに冷静に戻る
ククルカンのデータがあるという事はおそらくは秘密結社の製作した物だと言う事だ
あんな物が戦場に来たら間違いなく俺達だけではなく周りの被害も尋常ではないはずだ
アレが戦場に来るのだけは防がなければ
そうと決めれば行動を起し、全速力で空飛ぶ要塞に向かっていく



機体名:べへーモス
耐久性:S
EN:B
運動性:D
装甲:S
移動タイプ:空 、海
武装:五連装ハイレーザーキャノン
対空迎撃ミサイル
頂上部ミサイルランチャー
サブブレード
超大型ブレード
備考:秘密結社が開発した試作型量産浮遊AF(アームズフォート)
全長7kmに迫る巨大な移動要塞の一つであり、次世代殲滅兵器として作られた。
桁外れの火力や防御能力を誇り、容易に近づけない。
高コストではあるものの代替と量産可能なのでで、この機体ですら捨て駒扱いに等しい
初期型ゆえ、シールド発生装置などの防御装置はついていない
弱点としては中央部分は比較的に防御能力が低い

57 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2010/06/18(金) 04:20:24 0
ホsy

58 名前:ウィリアム・フォークナー ◆Xxkl0HuiAs [sage] 投稿日:2010/06/29(火) 15:21:38 0
敵役だけどいいでしょーか?

名前:ウィリアム・フォークナー
性別:28
年齢:男
容姿:黒髪のオールバック
身長:178
体重:71
性格:何処か軽い。銀河帝国は絶対にぶっつぶす
募集要項のどれに当てはまるか:あてはまらないです><
技能:操縦テクニック、軍で習う事は大概器用にこなせる。でも格闘はカンベンな!
簡単な説明:
自分でもよくわからないがとにかく銀河帝国が大嫌い
本人曰く「理由はないけどとにかく嫌いなヤツっているだろ?多分ソレ」

機体テンプレ
名前:ゼクサス
サイズ:17メートル
耐久性:C
EN:A
運動性:S
装甲:D
移動タイプ:空、陸
武装:
ハンドリボルバー×2
マルチエッジ・レーザーソード×2
エネルギーシールド×2
備考
キラーホーネットの後継機とも言える機体
装備やデザインは大幅に変わっているが性能は大幅に向上。
ただし量産機にしてはコストが高いため量産化は今のところ見送られ、
数機の試作機のみに留まっている

59 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2010/07/09(金) 01:51:58 0
エネも歓迎じゃよ

60 名前:名無しになりきれ[sage] 本日のレス 投稿日:2010/07/28(水) 14:02:42 0
やめて!侵略なんて考え直して!

銀河帝国ですが、地球を侵略に来ました

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