及び - And
- 「AとBの両方」という単純な接続の場合は、「A及びB」を使い、「A並びにB」という言い方をしない。
- 結合される語が同じ種類だったり、同じレベルのものの場合は「及び」を使う。
- 例:「A及びB」=「A and B」、「A、B及びC」=「A and B and C」、「A、B、C及びD」=「A and B and C and D」
並びに - And
- 結合される語の種類が違っていたり、別のレベルのものの場合は、小さな選択的接続に「又は」を、大きな選択的接続に「並びに」を使います。
- 結合される語が3段階以上になる場合は、一番小さな結合に「及び」を使い、それ以上の段階には「並びに」を使う・
- 例:「A及びB並びにC」=「(A and B)and C」
- 例:「A、B及びC並びにD及びE」=「(A and B and C)and (D and E)」
- 例:「A及びB並びにC並びにD」=「(((A and B)and C) and D)」
又は - Or
- 結合される語が同じ種類だったり、同じレベルのものの場合に用いる。
- 「AとBのいずれか一方」という単純な選択で用いる場合は、「A又はB」を使い、「A若しくはB」という使い方はしない。
- 3つ以上ある場合は、「、」で区切って、最後の選択肢の前に「又は」を付ける。
- 例:「A又はB」「A、B又はC」「A、B、C又はD」・・・
若しくは - Or
- 結合される語の種類が違っていたり、別のレベルのものの場合は、小さな選択的接続に「若しくは」を、大きな選択的接続に「又は」を使います。
- 結合される語が3段階以上になる場合は、一番大きな選択に「又は」を使い、それ以下の段階には「若しくは」を使います。
- 例:「A若しくはB又はC」=(A or B) or C : 「リンゴ若しくはミカン又はキャベツ」
- 例:「A、B若しくはC又はD若しくはE」=「(A or B or C) or (D or E)」
- 例:「A若しくはB若しくはC又はD」=「(((A or B)or C) or D)」
注意:And(及び・並びに) と or(又は・若しくは) で、接続の大小が逆になる。
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階層が同じ |
階層が異なる |
And |
及び (小さい接続詞) |
並びに (大きい接続詞) |
or |
又は (大きい接続詞) |
若しくは (小さい接続詞) |
最終更新:2010年12月21日 11:07