《修羅双樹八世御門(しゅらそうじゅはちよのみかど)》
ニャンクスの拳聖、ゴロナー=ゴスフェルが編み出した究極の肉体強化闘法。
この術を使えるのは『氣(マナ)』の扱いに長けたコボルト族とニャンクス族のみ。
これは他の種族では氣の制御が非常に難しく、習得は窮めて困難という理由に起因する。
この術は、周囲の氣と自らの氣を融合させる事により、肉体を一時的に強化する術である。
リッツはメダリオンの影響で変質した身体で、大気中のマナを強引に吸収して発動させる。
この特性は精霊獣が周囲の精霊を吸収する構造に酷似しており、リッツの身体は精霊獣に近いといえる。
《壱對》:いっつい:筋力強化・外見変化無し
《弐叢》:ふそう:筋力強化・防御強化・外見変化無し
《参華》:さんげ:筋力強化・感覚強化・外見変化(肌の色は白になり紋様が浮かぶ)
《四岑》:ししん:筋力超強化・外見変化(頭髪が伸び、瞳孔が縦に、爪と牙の発生)
《伍爻》:ごこう:防御超強化・外見変化無し
《六夙》:むしゅく:感覚超強化・外見変化無し
《七崩》:しっぽう:詳細不明(未使用の為)
《八魁》:はっかい:詳細不明(未使用の為)
※上記の効果一覧の外見変化は、リッツが使用した場合である。
八門は必ず《一對》から順に開けなければならず、いきなり《伍爻》とか開けたら爆死する。
発動中は肉体ダメージはマナの吸収により、高速再生されるが、マナの消費は増大。
外部からマナを補給し続けなければ発動を維持出来ないので、結局は時間制限が存在する。
つまり周囲からマナが無くなると強制的に術は解除されるのだ。
134 名前:レオル・メギド ◆4y0KG/egwI [sage] 本日のレス 投稿日:2006/11/20(月) 21:47:17
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例えばこういうのはどうでしょうか?。
地や土地、大気にあるマナは本来一人の人間が一回の戦いで全て消費してしまうような小さいものではない。
それは修羅双樹八世御門といえども同じこと、
しかしリッツ殿の身体は現在人間ではなくメダリオンによって変質化したもの。
それ故に修羅双樹八世御門を使うと周辺にあるマナは吸い取られていく、ほぼ強制的に。
そこにあるマナを無尽蔵に使い尽くす訳だから本来の修羅双樹八世御門などよりもはるかに凶悪な効果になる。
要するに修羅双樹八世御門を使うものの中でも突出した人にすればいいのでは?
それと、マナがなくなる=その土地の死。
要するに大気から限界以上にマナを吸い取りつくせば人間の居られぬような酷い大気になり。
土地から限界以上に吸い取れば作物は育たず、栄養もなにもない乾ききった大地になる。
あまりに酷いと砂漠化も起こる。
ということでどうでしょうか?
それと、大気や大地もマナを吸い取ったらそれまでかということではなく。
少し程度ならば普通に回復するということにすればいいのではないですか?。
人が疲れても一日立てばスタミナが回復するように。
ただし、あまりにも酷使しすぎて再起不能しては元も子もないですが。
《修羅》は本来獣人族の使う技で、人間には使用に耐えるだけの生命力がないんスよ。
しかし俺はメダリオンの影響で普通の人よりも高い生命力を持ってるッス。
だけどやっぱり足りないので、周囲のエネルギーを吸収するんスね。
《修羅》や俺の体に関する詳しい説明は、次の投下でいろいろ解説するッス。
ゴロナーの《破龍拳闘術》、
爆発にも似た轟音が鳴り、スターグの巨体が跳ね上がる。
“破龍”の極意は反転にある。相手の技の威力を受け、そして返す。
言わばカウンター技術の終着だ。“断龍”が攻めの極めならば“破龍”は受けの極め。
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