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一緒に冒険しよう!ライトファンタジーTRPGスレ6

1 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2010/09/08(水) 00:50:56 0
星霜の時を越え存在せし、数多の世界を擁する大樹。

しかしその大樹には、遙か古より破滅の使者が巣食い、滅びの時を待っていた。

今にも引かれんとする破滅への引き金。定めに抗うは混沌の勇者。

境界が光と闇を繋ぐ時、運命を変える事はできるのか――

―― 一緒に冒険しよう! ライトファンタジーTRPGスレ6 ――

詳細はこちらを参照してください。
まとめウィキ「ぼうけんのしょ〜Light Fantasy@ウィキ」
http://www36.atwiki.jp/lightfantasy/pages/1.html

専用掲示板(避難所などがあります)
http://www1.atchs.jp/lightfantasy/

なな板TRP系スレまとめサイト「千夜万夜 」
PC:http://verger.sakura.ne.jp/
携帯:http://verger.sakura.ne.jp/top/top.htm

2 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/08(水) 01:18:18 0
レオ「おーい、みんな大丈夫か!?」
メルディ「今SF雑誌読んでるから後にして」
レオ「そっちこそ後だろうがっ!(サッ)」
メルディ「あっ、返せーー(ばたばた)」
エメロ「まじめにNPCしてくださーい!」

3 :エド:2010/09/08(水) 14:37:42 O
ブラックダイヤモンドの力を手にした私に不可能はなかった!

ミッシングヒストリー!永井賢の歴史を消す。

4 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/09(木) 00:36:54 0
エメロ「仕方ない。私が様子を見てこよう・・・えーと(カキカキ

・バルフレア 「…」
・フラポリー看板 『援軍召喚中しばらくお待ちください』
・ツクヨミ 最強の矛と究極の盾を入手
・解説天使 タレを売ってる
・アズリア ロランドにつかみかかります
・第六天魔王 剣で切り裂かれて自滅して退場
・ゴロー ハッスルダンスを踊っている
・オニオン 額にプーと書いた黄色い熊に変身
・グラム まごまごしている!
・テイル 「た、助かった……」
・ルナ 巨大化が解除されいあいあ
・ロランド ウソだドンドコドーン!
・チェシュエ 気絶状態
・ルーミア 体が真っ二つに切り裂かれ、大量のPが辺り中に散らばった
・永井賢 シュレーディンガーの猫
・フリーザー ツクヨミ様と最後の仕上げにかかる

こんなものか・・・ってちょっと!
メルディ「すぴー(昼寝中)」
レオ「・・・さっきまでテレビ見てたみたいだったんだけどねえ」

5 :ゴロー ◆u7xvaZrzLM :2010/09/09(木) 22:38:30 0
>>311>>313
へんじがなかった。
「先生助けて!チェシュエさんが息してないの!!!」
ゴローは錯乱した。先生など居ない。
それに追い討ちをかけるかの如く、チェシュエがお化けみたいに大きな蛾になってしまった。
「なんてこった……蛾になってしもうた」
呆然としている間に、蛾になったチェシュエが永井賢に担がれてゆく。
治癒魔法が使えるのは、確かテイルとアズリアがそうである。
いや、ゴローもハッスルダンスによる治療を行うことができるが、もっと高度な治療をしないと、どうにもならない気がする。
例えるならそう、HPじゃなくて戦闘不能を回復できる何かが。

「クソッ、肝心なときに俺は無力だ……!
 勇者に必要な勇気が無い、勇者にあるまじき汚い考えに走る、しかも女一人満足に助けられない!
 俺は、俺は勇者には向いてないのか……?」
まったくである。
ゴローはただちに絶望に打ちひしがれ、膝をついた。
しかし、そのままうずくまっていてもいてもしょうがないので、とぼとぼテイル達のもとに戻ってきた。
「皆、聞いてくれ。チェシュエさんが変わり果てた姿に……」
意気消沈しているゴローは、悲痛な報告をせざるを得なかった。

6 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/09/11(土) 21:53:13 O
永井に呼び出されて来たのは、どこですり替わったのかキリ番ゲッターという偽物でした。
偽物でも大きさは数キロあるわけで、こんなものが飛んできては信長も戦いに集中できません。
アタックカンタを見破れないまま攻撃を跳ね返され、哀れ信長は自滅してしまいました。
さようなら。あなたのことは多分忘れません。

それでも信長といえば天下の英雄。 ただでは死にません。
ルーミアは真っ二つ。
チェシュエはモスマンに変化。
後は・・・アズリアも真っ二つになってますね。
「ううっ! 死んだらどうするんですかー!?」
目があったら涙目になっているのでしょうが、今のアズリアは盲目のものです。
目がありませんから泣けません。
アズリアは体が別れてしまわないように、自分の触手で自分の体を押さえています。
まあ死んでいないから放置で良いですよね。

>>2-4
こちらPLの人は無事ですどうぞ。
少々連絡に手間取りましたが気にせず進めてくださいどうぞ。

>>5
>「皆、聞いてくれ。チェシュエさんが変わり果てた姿に……」
「な、なんですってー!?」
ルーミアに回復魔法をかけていたアズリアも文字通り飛んできました。
「これは・・・蛾? ・・・いや蝶でしょうか・・・
 私はまだ変身魔法を解除する力が無くて・・・すみません・・・
 ・・・とにかく回復魔法を使ってみます!」
アズリアはチェシュエに回復魔法を使って生命力を7点回復させました。

ところでフラポリーはチョウとガの見分け方を知っていますか?
『食べて美味しいのがチョウ。 食べて美味しいのがガ。』
それでは同じです。
まあ、チョウもガの一種らしいので間違いではないですけどね。
『どっちも美味しい。』
はいはい。

「どうしたらいいんでしょうか・・・ルーミアさんも真っ二つになってしまったし・・・
 テイルさん! その立派な杖でチェシュエさんを元の姿に戻せませんか!?」

PLの人がフラポリーと会話している間にも、アズリアはチェシュエを元に戻そうと必死です。
いやあ、友情って本当に素晴らしいですね。
ルナさんも いあ いあ に負けずにがんばりましょう。

さてさて、勇者たちがすっかり忘れているように見えるツクヨミは。
目立つために用意した巨大な矢型黄金エネルギーでガイアを狙っていました。
ガイアを浄化すると言いながら、集めた力で信仰を全部自分に集めようとしていたのです。
「これは、エネルギーを浴びたものを全員ツクヨミスキーにしてしまう最強兵器です。
 【アマテラス&スサノオ バイバイ! ガイアはいただき!】作戦を実行に移しましょう。
 これでようやく・・・私が表舞台に立つ事ができる・・・」
説明的なセリフを言いながら、ツクヨミはエネルギーの狙いをガイアに向けました。

7 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/09/11(土) 22:35:04 0
>5-6
盾の守備範囲から漏れていたようで約二名が真っ二つになった。
以前も真っ二つになったが再生していたから今回も大丈夫なんじゃないだろうか。
真っ二つのルーミアさんの周囲には、Pと書かれた何かが大量に散らばっている。
>「どうしたらいいんでしょうか・・・ルーミアさんも真っ二つになってしまったし・・・
 テイルさん! その立派な杖でチェシュエさんを元の姿に戻せませんか!?」
「やってみてもいいけど多分こっちが本来の姿なんじゃないかな……。
瀕死になったから変身が解けたのかもしれない。
そしてPってポーションの略に違いない!」
Pなるものを拾って次々とチェシュエさんに振りかける。

8 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2010/09/11(土) 22:52:49 0
さて、前スレ>333にゲッターロボが来る予定だったが前スレは>327までしかないので
現行スレの>6にゲッターロボが来た事になる!
>「これは、エネルギーを浴びたものを全員ツクヨミスキーにしてしまう最強兵器です。
 【アマテラス&スサノオ バイバイ! ガイアはいただき!】作戦を実行に移しましょう。
 これでようやく・・・私が表舞台に立つ事ができる・・・」
その時。
ツクヨミの目の前に嫌がらせの様に降り立つ巨大ロボ。
何もせずに突っ立っているだけだが、邪魔な事この上ない。
「ガイアが見えない! これでは狙えないではないか……! 早く撤去しろ!」
だがしかし。
「嫌です! 私たちはルナ様に仕えているんです」
「あなたの言う事を聞く筋合いはありません!」
反抗的な天使達。
それもそのはず、天使達は黄金の矢でルナに惚れさせられているのであって、ツクヨミ自身に対してではないのだ。
「しまった……! 仕方がない、私自ら撤去するとしよう」
避けて別の場所から撃てばいいじゃないかと思うかもしれないが、完璧な計算の元に決められた発射地点を変えるわけにはいかないのである。
ツクヨミは最強の矛を使って地道にゲッターロボを撤去し始めた。
果たして撤去が終わるまでに作戦を阻止する事はできるのか!?

9 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/09/12(日) 00:06:00 0
ゴローのハッスルダンスにアズリアの回復魔法とテイルが振りかけるルーミアのPが加わると、
落ちている蛾の羽が少しだけ輝いたように見え、触覚と脚がわずかに動き、それから
頭部が少し動いて複眼が周囲の光景を捉え・・・

しばしの沈黙の後、状況の整理ができたとばかりに
チェシュエはゆっくりと口を開いた。
といっても蛾の姿なので実際には念話のようなものである。

「助けて頂いたようだの。かたじけない。わたくしはチェシュエ−−若しくは、嫦蛾13号」
皆が簡単には納得しないだろう事は承知で、チェシュエは説明を続ける。

「わたくし達は崑崙に数多い幻獣−狭義の“獣”ではないがの−−の一種だ。
19世紀初前半に月からドリトルなる医者を迎えに来た巨大な蛾の血を引く故、
宇宙空間でも翼で“エーテル”を捉えて飛ぶことが出来る。
それ故わたくしは、中華人民共和国の嫦娥計画・・・の、崑崙による裏プロジェクトにて
生体探査機「嫦蛾13号」として飼育され教育を受け月に向かった。

そして、姿勢制御が極めて困難となる−−これはご先祖と同様だ−−重力中間点で、
乱気流のような物に巻き込まれた・・・ような気がする。
どういう訳かガイアとやらに倒れていたのを巨大なぶち猫に拾われ、
そ奴の飼い主の世話を受け、異世界間の壁を越えたのであろうと聞かされた。
ああ、チェシュエという名は彼女から貰った。鱗粉のことだと言うておったの。

幾日か経って、月が見えるのに気付いた故、わたくしは再び月に向かおうと飛び立った。
しかしわたくしの航行能力は月までの距離にいささか足りておらぬ様だ。
結果的に月には着いたものの記憶を失っていたのであろう」

10 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/13(月) 19:03:58 0
y

11 :ゴロー ◆u7xvaZrzLM :2010/09/15(水) 01:30:19 0
>>9
「無事だった!いやあ良かった!
 でも無理するもんじゃありゃあせん。
 見たところ、変身が保てないほど消耗してますぜ」
ゴローはチェシュエを心配している。
何だかんだで負い目になっているのだろう。
「……えーと、ジョーなんだって?
 エーテル……有機化合物、いやMP回復するアレ?
 それで空を飛ぶのか?うもももも」
ゴローは頭がパンクしそうになっている。
一度に多くを説明されたためであるが、それにしても可哀想な脳味噌である。
「なんだか俺もおかしい気がするぜ」
おかしいのは主に出で立ちだ。
だが、無学なゴローが知りえないはずの知識が、彼自身の口から出てきている。
彼も何らかの記憶障害を患っているのかもしれない。

>>6>>8
「スゲェおっかないアイテムと、悪の陰謀の気配がしますぜ、旦那!
 それになんかデカいのと戦ってる奴が居ます――あれがエロスとかいう奴か!
 あんまりエロくないじゃないか、畜生め!」
おっかないアイテムとは、あらゆる盾を貫く最強の矛と、あらゆる物から身を守る盾のことだ。
これらのアイテムは矛盾の故事そのものだが、ゴローにそんな学があるはずがない。
とはいえ無駄な知識はある程度披露しているので、どうなんだ。
そしてエロスなのにあまりエロくない(ライトファンタジーは過度のエロ・グロ禁止なので、エロくないことは何ら間違っていないのである)ことに腹を立てている。
そのため、ゴローは彼に対して一片の情け容赦も無かった。

「うおおー、此処で戦わずしていつ戦う!
 ふっ、神殺しか……悪くねえぜ!」
ゴローは馬鹿なので、立ち直りは早かった。そして自分に酔っている。
立ち直りが早いのは結構だが、相手は神(自称)でも神(笑)でもない、カオスから生じた正真正銘の原初の神である。影薄いけど。
彼は先陣を切って突撃を試みた。
再三繰り返すが、彼の能力は後方支援向きであるため、こういうことをしたらどうなるかはお察しください。

12 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/09/15(水) 06:47:33 0
真っ二つになったルーミアは闇へと姿を変え、再び元の姿を取り戻した
「なんてね…その程度で死んだら幻想郷では生きていけないわ」
ルーミアの言っていることは真実である
弾幕ごっこが常日頃から行われ、肉弾戦なる遊びも加わった幻想郷では常日頃から戦いが行われ、当たり所が悪ければ、即死する
この程度で死んでいては幻想郷にいる意味などないのである

>>9
「なんと…正体は蛾だったのか」
さすがにこれはルーミアも予想外だったらしく、目を真ん丸に見開いている

>>11
ゴローは先走った
気づいたツクヨミはゴローを投げ飛ばした
「馬鹿ね…」
ゴローの醜態からルーミアは目をそむけ、ツクヨミの方へと歩き出した
「まさか、自分自身の姿をこの目で見るとは思わなかったわ。このまま戦ってみるのも悪くないけど…」
似たりを笑みを浮かべた
明らかに何かをたくらんでいる証拠である
「自分を自分でいじめるのも悪くないわね」
剣で空間を切り裂き、触手を呼び寄せた
さあ、このまま放置しておくと、エロエロな展開になってしまうぞ

13 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/16(木) 12:36:16 O
触手『全力でお断りします』

空間の裂け目から現れた触手は一同を見るやシオシオに萎えて引っ込み帰っていった
どうやら触手の趣味ではなかったらしい

14 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/09/16(木) 12:55:38 0
>>6-9
ハッスルダンスと 回復魔法と Pの効果発動!

チェシュエは 目を覚ました!

>「助けて頂いたようだの。かたじけない。わたくしはチェシュエ−−若しくは、嫦蛾13号」
目を覚ましたチェシュエは、念話で会話を始めます。
話されたのは月に来た目的や名前の由来ですが、
これでチェシュエが異世界人であることがわかりました。

>「……えーと、ジョーなんだって?
「月に到着するのに大変な苦労をしたので、記憶を失っていたんですね・・・」
アズリアは感動したように言っていますが、騙されてはいけません。
単に自分にわかる所だけに反応しただけで、ゴローと同じく内容の理解は今一つです。
崑崙の幻獣による月を目指す計画は良いのですが、その目的はなんでしょうか?
ちょっと気になるところですよね。

>>11
>「スゲェおっかないアイテムと、悪の陰謀の気配がしますぜ、旦那!
「ゴローさん気をつけて!
 あのアイテムは強力な魔法の品です!」
巨大ロボがどんどん小さくなるくらいですから、言われなくてもわかりそうなものです。

>「うおおー、此処で戦わずしていつ戦う!
ツクヨミに突撃したゴローは、逆に投げ飛ばされてしまいました。
矛で突いた方が早い気もしますが、必殺技は最後に取っておくつもりなのでしょう。
「ゴローさーーーーん!!! しっかりしてください! 傷は浅いですよ!」
ゴローが後方援護タイプだとまったく気づいていなかったアズリアが、回復魔法で援護します。
まあ見た目(実際に見えているわけではないですよ)が戦士タイプですから仕方がありません。

所で今気づいたのですが、勇者パーティは後方援護が多いですね。
ゴローかアズリアに、攻撃力のある技を覚えてもらったほうが良いかもしれません。
ギガスラッシュとかプチスラッシュとか、そんな技の事です。

>>12
>「まさか、自分自身の姿をこの目で見るとは思わなかったわ。このまま戦ってみるのも悪くないけど…」
「自分自身?」
無事真っ二つから復活していたルーミアの言葉に、アズリアは首を捻りました。
「あの・・・ルーミアさんとツクヨミは、同じ人なんですか?
 だとしたら、ツクヨミを倒したら、ルーミアさんも死んじゃいませんか?」
ルーミアに聞こえないように、アズリアは仲間に相談しました。
『お腹が減ったら自分の分身食べてウマー』
フラポリーの考えは根本的に間違っている気がします。
自分と戦うなんてよくある話ですよね。
世の中には、殺人事件を調べていたら死んでいたのは自分だった、なんて面白い話もあるわけですから。

一方そのころ、ルーミアは触手を呼び寄せてツクヨミを狙っていました。 が。
>触手『全力でお断りします』>>13
これはひどい。
確かに触手にも選ぶ権利はあるのでしょうが、どんな相手が趣味なのか気になりました。
もちろん、触手が返っても狙われたツクヨミは黙ってはいません。
「お前は闇の種族のようだが・・・この攻撃が止められるかな?」
ツクヨミがそう言うと、いあいあ言っていたルナから巨大な光属性ビームが放たれ、ルーミアを襲いました。
近くにいるツクヨミも無事では済まない気がしますが、彼女は最強の盾で身を守っています。
当然このままだとダメージは 0 です。

15 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/16(木) 17:33:13 O
おいドーラ
なんで避難所消してトンズラしてんだよ
避難所で暴れてた名無しとドーラがID同じだったことにはなんか釈明はないのか?
ネットウォッチされて疲れました?
名無しで悪態吐いてたのがバレて恥ずかしくなったからだろうが
都合いいことほざいてんなクソ虫
ヘヴィに行って自分の愚行を詫びてこいよ

16 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/18(土) 16:50:47 O
コクハさんちーっす
Wikiの件はどうするんですかー?

17 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/18(土) 17:04:18 O
別人だって言ってんだろ。
しかしコクハみたいなおつむに生まれるって毎日どんな気分なんだろうな。
自分では普通かそれ以上にうまくやってるつもりなのに結果も出せず評価もされず
常にハブられバカにされイジメられ何が悪いのか本人はまったく自覚できない。
どんなに頑張っても名前を変えて他人のふりをしても笑われ続ける。
ちょっとしたホラーだよな。俺なら気が狂うよ。

18 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/18(土) 18:39:22 0
おい、とっとと雑談所に帰ってきて話の続きしろよ
トリ晒すんだろ?
そっちから持ちかけてきておいて都合悪くなったからってとんずらできると思ったのか?
本人だと確定してないから大丈夫だと思った?本スレに突撃してこないと思った?
そんな理屈が通じるわけ無いだろうがwwwwwwwww

ま、そこらは同じ肥溜めの仲間のガチャピンさんもよく知ってるだろうが
とにかくまとめサイトを作る手伝いするからコクハさんはトリ晒すこと
お待ちしてますよ^^

19 :名無しさん@自治新党スレでTATESUGI値審議中:2010/09/18(土) 18:49:29 0
95 名前:ドーラ ◆vspLe72Rlc [sage] 投稿日:2010/08/28(土) 20:23:13 0
【度重なるネットウォッチ行為により疲れ果ててしまいました。うまい具合に幕引きすべきかもしれませんが、何を書いてもバカにされるだけなので、このままやめようと思います。途中でやめて申し訳ないのですが、もう、限界です】

47 名前:ドーラ ◆yDvhfPtzwE [] 投稿日:2010/08/20(金) 16:14:11 0
http://jbbs.livedoor.jp/netgame/6775/
ヘヴィ―ファンタジー避難所

避難所を作りました

ところでルーミアさんはこのご自分で作った避難所でID丸出しのままで自分の不手際のツケをスレの同僚に回そうと名無しで工作したり名無しで同僚を煽ったり
あまつさえそれがバレると上記のようにそのことについては何の謝罪もなく被害者面してケツまくったことについてなにかコメントするべきじゃないのかな?

20 :ゴロー ◆u7xvaZrzLM :2010/09/19(日) 23:33:22 0
>>12>>13
「チッ」
人並みにスケベ心のあるゴローは、触手がお断りしたことでサービスシーンが見られなくなったので、舌打ちをした。
しかし、触手が向かった相手はルーミアではなくてツクヨミであり、そもそもこのスレでは基本的に色気よりもカオスが優先されるため、この結果は至極当然と言えよう。
第一、男か女かわからんツクヨミを触手でチョメチョメしても微妙かもしれない。
このスレではツクヨミはエロスと同一視され、そのエロスはクピド(キューピッド)と同一視される神である。
このため、ツクヨミは下手をするとキューピーちゃんかも知れない相手である。色気など期待する方が間違いなのだ。

>>14
「ホアアアア!」
けたたましい悲鳴と共に、ゴローは宙を舞った。もちろん地面に叩きつけられた。
ただちにアズリアの魔法で傷を癒されたが、それでもゴローはかなり消耗している。
「かたじげない!しっかし、アレ、どうやって倒しましょうかねえ。
 見たところ、ものすごいバリアーで近付くことすらままならねえ。
 あの矛も、突かれたら大変なことになりそうな予感がしますぜ」
若干弱気にもなっているようだ。あまりにも危険な気配が漂っているし、相手は地味だけど神である。
復活すら封じるとかいう設定らしいので、喰らったらまた新しいキャラクターシートを書かないといけなくなる。
「とりあえずアレだ……攻撃が通じないなら、せめて辱めてやろうよ!」
ヒーローらしからぬ発言だが、まったくもっていつものゴローなので、その辺は問題ない。
彼は前にもルーミアにセクハラを試みた前科があり、更にルーミアとツクヨミ=エロスが同一存在という設定が追加されたことによって、何かムラムラする要素でもあったのかも知れない。
ゴローはさしあたって、言葉どおりにツクヨミを辱めようと思ったようだった。
「おーい、ごろつきども!」
ゴローは仲間を呼んだ。
するとその辺から、頭の上に輪っかの付いた、羽の生えたパンツマスクの筋肉ダルマが大量に出てきた。
ごろつきである。どんな社会形態をとっている国家にも、ごろつきは存在する。
ごろつきという種族のモンスターだった。ゴローの亜種だろう。
「何だ、面白いもんでもあるのか!」
「エロ本でも手に入ったのか!」
これほどの数のごろつきが集まって、何をしているのか?
その答えは、単に見ているだけである。ごろつき達はツクヨミを取り囲んでじっと見つめている。
何もしていないのに恥ずかしくなってくるくらい熱い視線を、ツクヨミに向けている。
もちろん特に意味は無い。

21 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/09/20(月) 00:35:37 0
>9
「プロジェクトを立ち上げて探査機を送り込むからには月には何かあるはずだ。
月に住む何者かの妨害を受けたのかもしれない……」
そういえば以前地球に飛ばされたときに、元の世界に戻りたいなら月を目指せと言われた事がある。
「地球から見える月とここは似ているけど違う世界なんだ。
でももしかしたら繋がってるかもしれない!」 君もなんとなくそう思ったから来たんじゃない?」

>11
「うおおー、此処で戦わずしていつ戦う!
 ふっ、神殺しか……悪くねえぜ!」
「待ってー! 神殺しならルーミアさんからチェーンソーを借りて行くんだー!」
あれは神ではなく紙をバラバラにしたチェーンソーなので無理です。

>12
>「まさか、自分自身の姿をこの目で見るとは思わなかったわ。このまま戦ってみるのも悪くないけど…」
「自分自身? じゃああいつは闇の神……!?」

>13
呼び寄せられるなり帰っていく触手。
「そんなアホな!」

>14
>「あの・・・ルーミアさんとツクヨミは、同じ人なんですか?
 だとしたら、ツクヨミを倒したら、ルーミアさんも死んじゃいませんか?」
「きっと別の世界の自分ってやつだ。
世界が分かれている時点ですでに別の存在だから大丈夫……だと思う」

>「お前は闇の種族のようだが・・・この攻撃が止められるかな?」
「あぶない!」
ロランドはそう言ってボクを突き飛ばした。
と言ったらビームから避けさせてくれたみたいだが、逆である。
ビームが当たるように突き飛ばした! 間違いなく確信犯だ!
「な、なにをするきさまぬわーっ!」

22 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2010/09/20(月) 01:21:01 0
>20
「ええい、消えろ!」
見ているだけのごろつき天使に痺れを切らし、ツクヨミは究極の矛を一閃する。
しかし何も起こらなかった! ツクヨミはこうなるのを見越していたかのように呟いた。
「やはり来たか……」
「ツクヨミ、もうお止めなさい」
と、等身が高くなって後光が差しているテイルが言った。 ガイア、またの名をアマテラスのご降臨である!
「世界の始まりの時に姉上とスサノオは自分の世界と眷属を授った。
私がそれを欲しがって何が悪い!? 止めれるものなら力ずくで止めてみろ!
どうせそやつの体では大した力は発揮できまい!」
ツクヨミはいつも持っている弓を構えた。
ただし矢は黄金の矢でも鉛の矢でもなく、光と闇が複雑に絡み合った魔力をまとっている。
「神権限で最強の矛と究極の盾を無効化しています。どうか今のうちに……!
ツクヨミは光と闇を併せ持つ神……ゆめゆめ油断せぬよう!」
一同に懇願するアマテラス。
神の割に他力本願に聞こえるが、そのままでは話が進まなくなりそうなチートアイテムを無効化しただけでも上出来だろう。
ちなみに一見真面目なシーンぽいこの間もごろつき天使がツクヨミの周囲を取り囲んだままである。

23 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/09/20(月) 02:50:49 0
「・・・やはり信じられぬであろうな」
目を伏せる−−といっても複眼だが−−チェシュエ。

>11
>「……えーと、ジョーなんだって?
>12
>「なんと…正体は蛾だったのか」
>14
>「月に到着するのに大変な苦労をしたので、記憶を失っていたんですね・・・」

「某国の計画は嫦娥、人の名。わたくしの名は嫦蛾で少し字が違う。仙人達の駄洒落だの」
気遣ってくれる周囲に応えようと説明を追加する。

「わたくしが言うエーテルとはR-O-R'な有機化合物ではなく、
昔の人が宇宙空間に存在すると考えておった仮想の物質なのだが・・・
掻く水が無いと泳げぬように、空気が無い宇宙空間は本来は飛べぬ。
しかし、わたくし達は幻獣故に、実際は存在しない仮想の物質を使える、のだそうだ」
周囲が細かい事はあまり聞きたくなさそうなのは意に介さないようだ。

「そういえば、崑崙からの指令が届いておらぬの・・・
わたくし達がどこでどんな状況になっていようとも、
およそあり得ない方法で連絡をつけてくるのが常なのだが・・・」

それもその筈、崑崙もついでに某国も
\デデーン/
その他により既に消滅している。
だが、それはチェシュエが飛び立った後の事であり、知る由もない。

24 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/09/20(月) 03:24:16 0
>21
>「地球から見える月とここは似ているけど違う世界なんだ。

「・・・やはり、そうであったか。ではやはり、わたくしは本来の月を探さねばならぬ」
一瞬、遠い目−−といっても複眼だが−−になったチェシュエだが、
目の前でテイルが神々しく何やら告げ始めたのでそちらに向き直る。

>22
>「神権限で最強の矛と究極の盾を無効化しています。どうか今のうちに……!

「・・・その矛で盾を突けば、どちらも存在が保てず崩壊する筈だがの」
チェシュエはそっと仲間に告げた。
崑崙育ちのチェシュエにとって、それは常識だ。
「無効化された上ツクヨミとやらの手が弓矢で塞がっている今ならば可能であろう
・・・念の為わたくしが囮になろうか?飛ぶ程度の能力は有る故」

25 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/09/23(木) 21:04:40 O
>>20-24
>「とりあえずアレだ……攻撃が通じないなら、せめて辱めてやろうよ!」
「その発想はおかしいですよ!」
アズリアはツッコミを入れました。

ゴロー は なかまを よんだ!
あたらしく ごろつきBCDEFGH以下略 が あらわれた!
ごろつきたちは ツクヨミを みつめている!

見たり笑ったりするのはあれで攻撃になったりします。
相手が笑ったり怒ったり麻痺したりダメージを受けたりするからです。
どうしてそうなるのかはPLの人も知りません。
世界のシステムにでも聞いてください。

>>
>世界が分かれている時点ですでに別の存在だから大丈夫……だと思う」
「なら倒しても大丈夫ですね!」
倒しても大丈夫と聞いてアズリアは突撃体制に入りました。
しかし、ルナの光の攻撃がルーミアに向かいます。
闇の種族ピーンチ!!…なのですが、ここで思わぬ邪魔が入りました。

>「な、なにをするきさまぬわーっ!」
「ああっ! テイルさんがルーミアさんをかばって!」
実際には突き飛ばされただけなのですが、まあ結果オーライということで。
おめでとう! テイルは アマテラスに しんかした!>>22

>>23-24
>「・・・その矛で盾を突けば、どちらも存在が保てず崩壊する筈だがの」
「そんな事で最強のアイテムが……? わかりました! やってみます!
 囮は助かりますが、無茶はしないでください!・・・えいっ!」
アズリアはチェシュエにそう言って、隙を見て最強の矛と盾を奪います。
ぶつかり合う矛と盾は一瞬にして砕け、後には何も残りませんでした。

「やった・・・やりましたよチェシュエさん!」
喜ぶアズリアですが、喜んでばかりもいられません。
怒れるフリーザー様とツクヨミが迫ってきたからです。

「はじめてですよ・・・ここまで私のことをコケにしてくれたおバカさんたちは。
 最初に言っておきますが、私の放つビームの温度は−53万度です。」
「矛盾を消した程度で勝ったつもりになるな!
 光と闇が備わって最強に見える矢の一撃で消え去るが良い勇者たちよ!」
フリーザー様が冷凍ビームを。 ツクヨミが光と闇の矢を。
それぞれ勇者御一行に向けて放ちました。
がんばって避けないと死んでしまうかもしれません。

26 :ゴロー ◆u7xvaZrzLM :2010/09/24(金) 01:21:22 0
>>23-24
「矛と盾だって!
 なるほど、何もかも貫く矛と、どんな攻撃もはね返す盾とあっちゃあ、どっちも成り立ちませんなあ!」
矛と盾とがぶつかり合うと、それらは両方とも跡形もなく消滅した。

>>21
「おっとそうだった!」
神殺しのチェーンソーを借りていけと言われたので、ゴローはそのようにした。
「ルーミアの姉御、ちょいと借りるぜえ!」
ゴローはルーミアの懐からチェーンソーを掠め取った。
「バウンティハンター」のスキルで覚えるぬすっと斬りである。味方に撃つなというツッコミは受け付けない。
「うおおおお、見せ場はもらったあああ!」
ゴローはルーミアから盗ったチェーンソーで切りかかった!
ツクヨミは神であり、神殺しのチェーンソーはとても有効なはずだ。
元ネタだと神どころか何でも死ぬが、問題はこれが神殺しではなく紙殺しである点だ。
また、今まで目立ってなかった奴が急に目立ち始めるのは、即ち古来より続く由緒正しい死亡フラグである。

>>25
案の定そうでした。
突出していたゴローは真っ先に光と闇が両方備わって最強に見える矢が直撃した。
「げぐぁ〜っ!!」
何処ぞの親の仇みたいな台詞と共に、ゴローはあっさり死んだ。
冷凍ビームと矢のうち、後者は彼の命で防がれたが、これが尊い犠牲かどうかは判断に悩むところである。

彼の遺体はすぐさま自動的に自走式棺桶に収められた。
しかし、彼が持っていた(何だかんだ言って)優秀な装備品や、さっき奪ったチェーンソーはまだその場に残されている。
また、大量に残ったごろつきは放置されてそのまま残っている。
彼等はおよそ何の役にも立たないだろうが、石つぶてでツクヨミ達のチマチマ体力を削る程度のことはできるかも知れない。

27 :名無しになりきれ:2010/09/24(金) 01:32:53 0
>>25
>「はじめてですよ・・・ここまで私のことをコケにしてくれたおバカさんたちは。
> 最初に言っておきますが、私の放つビームの温度は−53万度です。」

たいへんだ!この宇宙には-273度(℃)までの温度しか存在しなかった
しかし フリーザー様は-53万度のビームを放った!
ということは、つまり、

            __         ______
         ∧ ,´ _,, '-´ ̄ ̄`-ゝ 、_   イ
         .V r´           ヽ、ン、
        __i ,==─-      -─==', i 
      ∠__,.ヘ イ ゝ、イ人レ/_ルヽイ i | 
‐、"'''''ー/, !/ヽレ小l(ヒ_] ,___, ヒ_ン | 「 !、i .|| 
__,.ヘヽ  /   .ーL|(/// ヽ _ン /// L」|ノ│ 
\ ', !: : ヽ、 _人人人人人人人人人人人人人人人_  
/;;`ー' : :: ::>ゆっくりの ほうそくが みだれる!!!< 
: : ; : : : : :: 、 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄  
 \ハ_ハ_,!V ハ レ'、i. |_  _|  [>r'>ソハ/ゝ‐i"`ノ〉 龍 /  
.ミ小(◯),  、(◯) 、 |_|    ・。; ;;; Y : " |,/\|  
.. |("  ̄ 'ー=-' ̄ノ-!‐ノ ! ノ|/ー!、!ノ/-‐─-='、>  ノ ̄`ヽ、  
_]彡''ー       rr=-,    r=;ァ `>ノ  )   ヽ.ノ! レ ヽ,_`ヽ7 
""`i;;i(   \////      // <     ´) Y     、(◎): ::! 
 i'ノ`i\ "  /i| U ) 'ー=-' (   `>   、_)  |,rェェェ、 " : : :iハ 
 イ// ' \ /"`|'/`  ,____, U < l  )    :ノ)r-r-|  .. : :ハ 
   ̄ ̄ ̄/つ ) i=ョ=ョ=ョ=と)>ー----‐<   ニニ´ . : : ,〈    
  i___|/   \ ____ ,⊂ノ'ー=-'     |  /|_____,,...ィ´//  

28 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/09/24(金) 01:35:55 0
>>21
「ティル!」
なぜか知らないがティルが目の前に突き飛ばされて犠牲になった
ルーミアは光の攻撃にはとても弱く、直撃していれば、まず間違いなく死んでいた

>>22
が、ティルはすぐさま復活し、アマテラスとなった
「感謝するわ。ティル」
最強の矛と究極の盾はティルの力により無効化された
だが、ツクヨミは弓を引いた
矢は光と闇の力を持ち、食らえばまず間違いなく、死ぬ

>>24
ルーミアは少し離れた場所にいたので、何を言っているか理解できなかった

>>25
「そこの白トカゲ。これでも食らうがいいわ」
冷凍ビームとツクヨミが放った矢を回避し、フリーザとツクヨミごと闇で覆った
この闇はただの闇ではない
某吸血鬼が苦手とする精神攻撃を伴った闇である

>>26
ゴローはチェーンソーをひったくっていった
が、すぐに死んだ
装備品が辺りに散らばり、ごろつきたちはいまだに放置されている
闇を展開したまま、ゴローの近くへと近寄り、地面の方を見た

あるのは光の衣とロトの剣、ロトの紋章
勇者だったからのどから手がれるほしい代物だが、あいにくこれらはルーミアとは相性が悪く、
いまいち持っていく気にはなれなかった

29 :名無しになりきれ:2010/09/24(金) 02:51:38 0
コクハ
いろいろ伝説が多いので雑談所で話を聞いたほうが早いでしょう。


コクハの特徴としては
・時代背景、世界観無視(ファンタジーに某ビル等)
・やたらと東方ネタを説明しなければ、世界観にあわせることもせずストレートで出してくる
・キャラの行動が不安定
・時間軸の認識が曖昧[危険]
・避難所等は自分で管理しないと気がすまない。本スレ、避難所が荒れた場合は即刻削除[危険]


以上の点を含む場合、そのコテがコクハである確立は高いので注意する必要がある
特に[危険]とついた項目に該当する行動が見られた場合、嵐の前の前触れと認識してもらって結構

30 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2010/09/24(金) 23:24:48 0
>23-24
>「・・・やはり、そうであったか。ではやはり、わたくしは本来の月を探さねばならぬ」
「イースさんが言った事が本当ならこの月のどこかに向こうの月と繋がってる場所があるかもしれない!
後で一緒に探そう!」

>25
>「ああっ! テイルさんがルーミアさんをかばって!」
「心配はいらない、これも作戦のうちだ。
……やはりそうか。表の名はテイル【Tale】、真の名はテール【Terre】……」
と呟くロランド。傍から聞くと文字無しでは何を言っているのか分からない事だろう。

>「はじめてですよ・・・ここまで私のことをコケにしてくれたおバカさんたちは。
 最初に言っておきますが、私の放つビームの温度は−53万度です。」
>「矛盾を消した程度で勝ったつもりになるな!
 光と闇が備わって最強に見える矢の一撃で消え去るが良い勇者たちよ!」
「当たると死ぬ! がんばって避けてください!」
すっかり解説役になっているアマテラス。
さすがに毎回思わせぶりにバックに君臨する光側のトップをやってきただけあって勇者達の活躍の場を奪わない術を心得ている。

>26 >28
>「げぐぁ〜っ!!」
「ああ、なんということでしょう!」
ゴローは棺桶におさまり、優秀な装備品、具体的にははおうのオノ、ビクトリーパンツ、あらくれマスク、あらくれブーツが残された。
「なんとこれは光の衣とロトの剣とロトの紋章……! あなたは本当に異世界の勇者だったのですね!」
どうやらオノとパンツとマスクがロトの剣と光の衣とロトの紋章に見えているらしい。

>27
光と闇の矢はゴローの尊い犠牲により防がれたものの、冷凍ビームは健在だ!
「ここは私が防ぎましょう!」
エレメントセプターで魔法障壁を作るアマテラス。冷凍ビームが障壁にぶつかったその時!
>ゆっくりの ほうそくが みだれる!!!
そう、この宇宙には-273度(℃)までしか存在しないのに‐53万度のビームを放ったのでゆっくりの法則が乱れたのだ!
その場所の空間が歪み、異世界との門らしきものができた!
「何!?」
「そのようなビームを放てば宇宙の法則が乱れるのは自明の理。
私は少しだけ乱れる方向性に干渉したのです」
こうして、向こうの月とこっちの月はたった今繋がってしまった。
イースがこれを予期していたのかは定かではない。
「忌々しい……、だから何だというのだ!」
確かにだから何だと一同が思った時、門の向こうから人影が現れる。蝶の翼が生えた神秘的な女性。
「妾は嫦蛾666号……お初にお目にかかる、ご先祖殿」
なんと! 近代的な乗り物だったはずの嫦蛾666号が擬人化して現れた!

31 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/09/26(日) 20:22:12 0
>25
>「やった・・・やりましたよチェシュエさん!」
「仙人達が時々こういう物を作って遊んでおったからの。
他にも、絶対に捕まらない狐と絶対に逃がさない猟犬やら、何やら」
アズリアの突撃に合わせてツクヨミの目先をかすめるように舞い上がったチェシュエが
軽く鱗粉を散らしながら上空で微笑む−−といっても蛾の姿だが。

>30
>「そのようなビームを放てば宇宙の法則が乱れるのは自明の理。
>私は少しだけ乱れる方向性に干渉したのです」
「-53万“度”であってそれが摂氏とも華氏とも絶対温度とも言っておらぬ故、
厳密には不可能ではない・・・ので参考までにその単位系における
水の融点と沸点を聞かせて貰いたかったのだがの」
崑崙では宇宙探査のため幻獣にも現代科学の基礎教育を施している。
>27の名無しとアマテラス同様、-53万という数字の呪術的意味には
微塵も敬意を払わぬチェシュエであった。


32 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/09/26(日) 20:35:35 0
>30
>「妾は嫦蛾666号……お初にお目にかかる、ご先祖殿」
「そちらが月か!」
記憶を取り戻した状態で本来の目的地を前にしたチェシュエは、
いきなり門に飛び込もうとしている。
蛾の飛行能力なので、直進速度はそれほどでも無いが、
このままなら門をくぐり、地球−−今は亡き崑崙−−の方角に向かって種々の方法で通信を試みるので、
一行やツクヨミ達の事は暫くの間念頭に無くなるだろう。

33 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/09/29(水) 17:52:35 O
>>26
「うえ〜ん! ゴローさんが…ゴローさんが死んじゃいましたー!」
死亡フラグを大量生産していたゴローは、あえなくお亡くなりになりました。
アズリアは復活魔法は使えません。
他に復活の呪文を使える人がいないと、ゴローはしばらく棺桶から出られないでしょう。
自力復活という技もありますが。
『仲間が増えた。』
死亡仲間が増えて喜んでいるのはフラポリーだけでした。

>>28
「うおおぉっ!? 私の目が! 目がーっ!?」
進化して鳥目になったフリーザーは、盲目と闇の効果で混乱しています。
無闇に飛び回り始めたかと思うと、ツクヨミにどんとぶつかりました。
「ここにいたかカオスの勇者たち! 命はもらったーっ!!」
「な、なにをするだーっ!?」
強い味方が混乱すると大惨事がおきるのは世の常です。
フリーザーとツクヨミも闇の中で同士討ちを始め、最後には両者相打ちで倒れてしまいました。
状態異常の回復アイテムを持っていないとこうなります。
皆さんも気をつけてくださいね。

>>27 >>30-32
>「そちらが月か!」
「ちょ、ちょっと待ってくださいチェシュエさん!
 安全確認もしないで行くなんて危ないです!」
前進するチェシュエを、アズリアは後ろから引き止めました。
なんとなく捕食シーンに見えますがそれは気のせいです。

「御先祖殿、これはゆっくりの法則が乱れたための非常事態。
 迂闊に通ろうとすれば命を落とすことにもなりかねませぬ。」
666号はそう言ってチェシュエを止めました。
「どうしても通りたいのなら、光の力を集めて橋をかけねばなりませぬ。
 しかしそれだけの力を集めることが、果たして出来るのかどうか・・・」

さて。 ここで一度周囲の状況を整理してみましょう。
ルナは相変わらず いあいあ 言っています。
ツクヨミとフリーザーは仲良く倒れています。
その周りをごろつきたちが取り囲み、2人を見つめています。
「はっ! 私たちは一体何を?」
「ここは誰? 私はどこ?」
ツクヨミが倒れて天使たちは正気を取り戻し始めました。
そして。
「あの〜っ! お客様の中に復活の呪文が使える方はいらっしゃいませんか〜っ!?」
アズリアはゴローを助けられる人を探し回っています。
実にカオスな光景です。

34 :ゴローの魂 ◆u7xvaZrzLM :2010/09/29(水) 22:45:28 0
>>28
しかしながら、実はゴローが持っているのは覇王の斧とパンツと覆面で、後は手紙とか大したものはない。
彼は勇者志望であり、まだ勇者ではないのだ。当然、その証となるようなシロモノも持ってはいない。
となると、この誤認は何が原因か?
「待てあわてるな、これはフリーザーの罠だ。
 フリーザーは幻術も能くする魔術師、油断めされるな!」
フリーザーはそういえば以前も幻術を使っていたはずである。
雷のような一喝と共に、幻術は解除された――その声の主は!

>>30
ゴローの幽霊でした。
「否、わたしは勇者ではない。
 まだわたしの求める勇者像に近付いてすらいないのだ」
ゴローの入った棺桶の上に浮かぶ人魂がそう答えた。
ゆらめく霊は青白く発光し、やがてぼんやりとした人型を形成した。
「わたしは勇者になり損ねた、無名の戦士の魂でしかない。
 幾度と無く転生し、あるときは学者、あるときは首狩り族、あるときはスライム、そしてあるときはごろつきへと転生を遂げた。
 だが、何度転生しようと、真の勇者にだけはなることは決してなかったのだ」
スキルの「ゆうき」にポイントが割り振られていないことが、勇者になれないことを如実に示している。
それと同時に、何度転生しても「ゆうき」のスキルは必ず保持し続けていることは、彼の勇者という存在そのものへの渇望を示している。
素養だけはあるのだろうが、何かのせいでその一歩が踏み出せないのだろう。
「願わくば来世こそ、真なる勇者たらんと欲す……だがその前に!」
彼はツクヨミとフリーザーに一矢報いるべく、なにやら呪文を唱え始めた。
しかし!

35 :ゴローの魂 ◆u7xvaZrzLM :2010/09/29(水) 22:56:47 0
>>33
「なんてこったい!何かする前に敵が自滅してしもうた!」
何かの呪文を唱えている間に、
何か気まずくなったので、とりあえず泣きじゃくっているアズリアに声をかけた。
「……エンディングまで泣くんじゃない!」
エンディングがいつになるのかは未定であり、それまで泣くなというのは結構な無理難題である。

「復活の魔法については無用だ。
 わたしは勇者になり損なった折に、より真の勇者に近い者になるために、時間を越えて無限に転生するように魔法をかけている。
 たとえ姿がどのように変わろうとも、わたしはお前達と共にあるだろう――多分。
 運命がきっと、そのように導いてくれるはずだ。
 と言うかっとカッコイイ姿にな転生したいから、後生ですんでお願いします」
どうやらゴローは転生するようです。
それに輪廻転生は確かガイアの教団が説いている教えだったはずである。
ただ、この魂は「もっとカッコイイ姿に転生したい」と言っているが、今まで転生してきたのが首狩り族とかスライムとかなので、今度はもっと酷い姿になるかも知れない。
転生先を彼が選べるわけではないが、まあパンツマスクより酷い姿にはならないだろうと思ったところで無理もない。

>>30-32
「とりあえずわたしのことより!
 彼女の様子も見てやってくれないか」
と、ゴローもとい勇者になりそこなった無名戦士の魂は、チェシュエの方を見遣った。
とりあえず目下の強敵が倒れた今、彼女の目的に協力した方が良いのかもしれない。

幸いなことに、呼び集められたごろつきどもであるが、彼らは天使の輪っかと白い翼を持っている。
つまり、こんな連中でも天使であり、紛うことなき光の眷属だ。
「光の力が必要だって!」
「俺達も力を貸すぜ!」
「ここで困っている奴を助けないとあっちゃあ、漢がすたるってもんさあ!」
「そうだ、俺達はろくでもねえゴロツキ天使だが、こういうときくらいは役に立つってところを見せてやらなきゃあな!」
「やるよ」
「やるよ」
そういうことになった。
「もうひといきじゃ パワーをゲートに」
「いいですとも!」
ごろつき天使どもが光のパワーを集中し、橋をかけようと頑張っている。

36 :名無しになりきれ:2010/09/30(木) 23:22:05 0
ルーミアの ダークパニック!
てきの フリーザーは こんらんした!
てきの フリーザーは こんらんしている!
てきの フリーザーの ピヨピヨパンチ!
てきの ツクヨミは こんらんした!
てきの ツクヨミは こんらんしている!
わけも わからず じぶんを こうげきした!
てきの ツクヨミは たおれた!
てきの フリーザーは こんらんしている!
わけも わからず じぶんを こうげきした!
てきの フリーザーは たおれた!

アズリアの まきつく!
チェシュエは アズリアに まきつかれた!
666の とおせんぼう!
チェシュエは もう にげられない!

37 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/10/02(土) 01:20:12 0
>33
>「ちょ、ちょっと待ってくださいチェシュエさん!
> 安全確認もしないで行くなんて危ないです!」
>「御先祖殿、これはゆっくりの法則が乱れたための非常事態。
> 迂闊に通ろうとすれば命を落とすことにもなりかねませぬ。」

(・・・!)
前後から止められ、チェシュエは我に返った。
「・・・済まぬ。崑崙に連絡せねばと思うた故・・・」

それを聞いて、バタフリー、否、嫦蛾666号の表情が硬くなる。
「その事ならば文字通り心配"無用"。妾が飛び立ってより少しの後、
崑崙は・・・崑崙は、某国共々、何者かの干渉により消滅した」

666号が展開する現在の地球表面のイメージを凝視するモルフォン、否、チェシュエ。
状況を認識すると、がくりと翅を垂れた−−アズリアの触手に絡められたまま。
なんとなく捕食シーンに見えますがそれは気のせいです。

38 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/10/02(土) 01:45:21 0
だが。

>35
>「もうひといきじゃ パワーをゲートに」
>「いいですとも!」

魂となってしまった元ゴロー、そして、
呼びかけに応え、橋をかけようとするごろつき天使達。

(所属先を亡くした探査機に過ぎぬわたくしを、彼らは気遣い、手を貸そうとまで・・・)
唐突に、ガイアで世話になった少女を思い出す。
(あの時も、衰弱したわたくしを、彼女は気遣い、あれこれ手当してくれ・・・
わたくしは、何処へ行っても、只管、助けられてばかりだの・・・)
自走式棺桶に複眼を向ける。
(わたくしも、いつか誰かを助けられるようにならねばの・・・
所属先を亡くした探査機風情に一体何が出来るものか、未だ分からぬが・・・)

やや気の長い決意と共に、チェシュエは僅かな鱗粉を残してアズリアの触手を滑り落ち、
鱗粉色の長衣姿で門の前に降り立った。
ごろつき天使達の集める光のパワーが長い黒髪を時折舞い上げる。

「・・・まずは、詳しい話を伺えるかの、666号殿」

39 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2010/10/02(土) 20:01:51 0
>32
>「そちらが月か!」
「お待ちなさい、向こうの月には何があるか分かりません!」

>34
「頑張ってください、世界は変革期を迎えています。
激動の時代こそあなたのような今まで勇者になれなかった者が勇者になるチャンスです!」
アマテラスはゴローにナチュラルにエールを送った。

>33
>「ここにいたかカオスの勇者たち! 命はもらったーっ!!」
>「な、なにをするだーっ!?」
「ああ、ツクヨミ……!」
同士討ちというしょうもない敗北を喫したツクヨミに駆け寄るアマテラス。
相手はどうしようもないオバカとはいえやはり兄弟なのだ。
「ツクヨミ、しっかりしなさい!」
アマテラスの腕の中で、死に際にいきなり改心する悪役の例に漏れず、ツクヨミは犯行動機を語り始めた。
「この世界の神々は自らの”世界”を……星を持つ……。
でも私には世界が与えられなかった……。
知ってるよね、最初この世界に月は無かったんだよ。
だから天使達に私の世界を作ってもらったんだ。最初はこんなつもりじゃなかった……。
姉さまから少しだけ力を貰って夜の闇を照らすささやかな光でいいと思っていた。
どうしてこうなってしまったんだろう……」
「ツクヨミ……こんな時に何ですが時間切れです」
非情にも中途半端な所でアマテラスはテイルに戻った!

40 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/10/02(土) 21:12:02 0
>35
「一体何が起こった!?」
ビームに当たって少し意識を失っている間に事態は豹変していた。
ツクヨミとフリーザーは倒されてるしゴローさんはいつの間にか死んで転生する気満々だしいつの間にか人が増えてるし。

>37
>「その事ならば文字通り心配"無用"。妾が飛び立ってより少しの後、
崑崙は・・・崑崙は、某国共々、何者かの干渉により消滅した」
「消滅!? 崑崙は壊滅はしたけど消滅はしてないんじゃ……」
「うむ、正確には某国より少し遅れて謎の消滅を遂げた」
「まさか……」
ガチャピン戦の時の例の闇鍋に飲まれて消えたのでは!? これはまずい!

>38
>「・・・まずは、詳しい話を伺えるかの、666号殿」
「妾にも詳しい事は分かりませぬ。
妾は666号、そなたは13号……本来は会う事もなかったはず。
もしやそなたは世界の壁を越えた時に時までも越えてしまったのかもしれませぬ」
話題が崑崙滅亡の原因になっては大変まずいので質問を振る。
「あなたはどうして不安定な門を通ってこれたの?」
「妾は最も高度な技術をもって作られた幻獣にして空中宇宙両用魔導船。
元より次元の壁が薄い所から世界間を移動する能力が備わっておる。
この度はイース殿よりそなたらの力になるように言われてやってきた」
「そうなんだ、よろしくね!」
これにて一件落着……
じゃなくてこのままではチェシュエさんが帰る所がないではないか!

41 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/10/02(土) 21:13:10 0
とその時! 拡声器を通したような声が聞こえて来た。
「ククク……崑崙ならここにあるぞ!」
「崑崙は私達が乗っ取りましたー!」
「たったすけてー! あのときの混乱に乗じて変な奴に乗っ取られたよー!」
なんと向こうの方に山か島のようなものが浮いている。
闇鍋で消えたんじゃなくて良かったと思ったのは秘密である。
「お前達は……声から予想してエドと妖烏とついでに最後のは下っ端仙人の誰かだな!」
「「「御明答!」」」

3人の声が見事にハモった。
「勇者どもと相打ちになってくれれば良かったのにとんだ役立たずだな!
この波動砲……もとい原始砲でまとめて始末してやろう!」
山から遠目から見ても分かるヤバそうな砲が出現し、エネルギーが集まり始めた!
「ここで使っちゃうんですかー? それ一回打ったら当分打てませんけどー!」
「いらん事をいうな! その威力をもってすれば一回で十分だ!」

「ぎゃああああああああ!」
「人生500年、なんたらかんたらをくらぶれば……」
大混乱に陥る一同。
「そのゲートって向こうの月と繋がってるんでしょ!?
そのゲートを最大限まで広げて向こうに波動砲を転移させればいい!」
「なるほど!」
「そうか!」
「そうか!」
一斉に納得する一同。
「やっと手に入れたささやかな私の世界を壊されてたまるか……!」
今際の際のようだったツクヨミはいきなり元気になった!
「新世界の神になる……じゃなくて真犯人はお前だ!」
いあいあ言っていたルナはいきなり正気に戻った!
「お前らとは袂を分かって正解だったようだ……」
微妙な立場だったロランドはいきなり味方化した!
「よくも崑崙を……貴様らの好きにさせてたまるか!」
ジョウガ666号はやる気満々だ!
幸いな事にごろつき天使達は元から橋をかけようと頑張っている!
「1回だ……たった1回防ぎきればいい!」
心を一つにして門に魔力を集める一同。
烏合の衆でも共通の敵が現れるとこんなにも都合よく団結できるのだ!

42 :名も無き戦士の魂 ◆u7xvaZrzLM :2010/10/04(月) 23:22:21 0
ゴローの魂は大いなる意思に導かれ、今まさに新たな肉体を与えられようとしていた。
大いなる意思は、名も無き戦士の魂に問うた。
『そんな肉体で大丈夫か?』
そんな肉体とは、こんな肉体である。

名前:カトリエル
職業:パラディン
種族:天使
性別:男
年齢:0歳
身長/体重:175cm/68kg
容姿特徴:美形だ!
性格特徴:典型的な天使だ。正義感は強いが融通はあまり利かない。
技能/魔法:スキル「勇気」「戦士」「僧侶」
装備:破邪の剣、シルバーメイル、知力の兜
所持品:真鍮の鍵、手紙
キャラ解説:
勇者になりそこなった無名の戦士の魂、ゴローの次の転生先。
転生とともに前世の記憶の大部分は封印されたが、勇者の条件にしてスピリットである「ゆうき(勇気)」のスキルは継承している。
新たに生まれたばかりの天使であるが、邪悪な魔物と闘う手段を本能として身に着けている。
もちろん天使特有の融通の利かない性格もだ。
だが、まだ生まれたばかりの未熟者なので、大きな変化と成長が期待できるという点で、他の天使とは異なっている。

「大丈夫だ、問題ない」
名も無き戦士の魂がそう了承したので、新たに天使カトリエルへと転生することになった。
確かに問題ない。強そうで、しかもゴローのような悪逆非道な輩になる可能性はきわめて低いと言えた。
この男なら、普通に主人公、そうでなくとも正義の味方くらいだったら名乗っても問題無さそうに見えた。
前世とは違う、まさしく勇者の素質を備えた男がそこに居た!

さて転生して間もないカトリエルは、ただちにこの戦いの場に現れると共に、早々に名乗りを上げ、妖烏に勝負を挑んだ。
闇ではない真なる敵、悪を討てとの本能がそうさせたのだ!
「やあやあ我こそは天使カトリエルなり!
 悪逆非道なる輩め、この正義の刃を恐れぬのなら、いざ尋常に勝負せい!」
「何ですかあんたは!」
さあ、一騎打ちだ!激しい戦いが始まる!
「うっ!」
カトリエルは早速、妖烏からの痛恨の一撃を貰い、体勢を崩した。
「えっ!」
彼は体勢を崩したところを追撃を受け、重傷を負った。
「おっ!」
そこから更に、重症を追って息も絶え絶えだったところを、とどめを刺された。
カトリエルは生命活動を停止……死んだのだ。

43 :名無しになりきれ:2010/10/04(月) 23:32:28 0
都合よい団結の甲斐あって、ルナと月を繋ぐ門は順調に広がった
・・・何とかゲッターが双子用ベビーカーを挟んで立ち話できるくらいに。

ごろつき天使A「なあ、一つ聞いていいか?」
ごろつき天使B「ん、何だ?」
ごろつき天使A「あの浮き山からのビームを門の向こうに通すんだよな?」
ごろつき天使C「みたいだぜ」
ごろつき天使A「俺達は今、門のこっち側にいるよな?」
ごろつき天使D「ああ。蝶々の姐さんも門を越えたら無事じゃあ済まねえって言ってるし」
ごろつき天使A「つまり俺達はあの浮き山と門の間・・・ビームの真ん前にいる!」
ごろつき天使E「何っ・・・た、確かに・・・」
ごろつき天使F「大変だ、早く門の裏っかわに隠れねえと!」
ごろつき天使G「・・・って門がでかくなり過ぎて、裏に回れねえっ!!!」
ごろつき天使H「横でいい、とにかく、少しでも離れろっ!!!」

ごろつき天使達の間に、たちまち動揺が広がった。
大義名分より自分の身が優先するごろつき達は、散り散りに逃げ出そうとしている。

44 :名も無き戦士の魂 ◆u7xvaZrzLM :2010/10/05(火) 01:29:35 0
カトリエルはその短い生涯をあっさり終えたので、魂はまたしても大いなる意思に導かれていった。
『そんな肉体で大丈夫か?』
彼はもう一度、今度は女性型で、ちょっと頑張ればヒロインになれそうな可愛い天使を提示した。
「一番いいのを頼む」
あっと言う間にゴローの次の人生が終了したため、またしても新たな肉体に転生することになった。
そこで名も無き戦士の魂は、恐れ多くも大いなる意思に向かって、厚かましくそのように要求した。
「強くなりたい……蟹になりたい……」
名も無き戦士の魂は何を思ったのか、不意にそのように呟いた。
『わかった、そのようにしよう』
「えっ」
そういうことになった。

「何だあれは!」
カトリエルが死亡して間もなく、今度は何かがのっしのっしと遠方から歩いてきた。
「蟹だ!」
「変な蟹だ!こっちへ来るぞお!」
現れたのは、そう、黄金の蟹っぽい奴だった。
そいつはでかい。歩く度に地響きがする。この蟹こそが本章のボスキャラクターなんじゃないかと思えるほどでかい。
大きく開いた口の中には、ドラゴンクエストシリーズでお馴染みのあのスライムの顔が見える。
スラキャンサーだ。蟹になりたいなんて言った結果がこれである。
「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。悪を倒せと俺を呼ぶ!」
蟹は見た目と全く合っていないことをヌカしながら、戦いの場へと乱入してくる。
彼は光の勇者達の方を振り向くと、安心させるように自信に満ちた不敵な笑みを浮かべた――
本人はそうしたいのだろうが、生憎とドラクエのスライムのツラであり、いかなる感情も読み取れない。
「このイョーベッ」
名乗ろうとして舌を噛んだ。
イョーベール。それが彼の名だが、あまり発音しやすい名前ではない。
「……覚悟しろ悪者め!」
気まずい怒りの矛先は、ソフィアの眷属達に向いたようだ。
とはいえ、元から悪を倒す云々との口上と共に登場したのだから、彼らと敵対することは最初から決定済みである。
変な蟹、イョーベールは境界の眷属を切り刻むべく、大きなハサミを振り上げた。
あまりにも酷い超展開のため、天使達もソフィアの眷属も目が点になっている。
変な天使を叩き殺した直後に、もっと変な奴、それも巨大怪獣と言って差し支えない奴がいきなり襲いかかってきたのだ。
もちろん、境界の眷属にしてみれば、こんな奴に襲われる理由なんて思い当たらない。
面食らったのも無理は無い。

45 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/10/06(水) 17:05:14 0
>>35
>「……エンディングまで泣くんじゃない!」
「ゴローさん・・・?」
ゴローの魂から転生システムについて説明されて、アズリアは泣きやみました。
涙は流していませんでしたがとにかく泣きやみました。
「・・・わかりました。 ゴローさんがもっとカッコイイ姿に転生できるよう私も応援します!」
今がパンツマスクですからこれ以上悪くなる確率は低いでしょうね。
PLの人とフラポリーもゴローさんの転生を応援しています。
大魔神か大魔王か大仏になりますように。
『フォワグラかキャビアかトリュフになりますように。』

>>36-38
チェシュエがひとまず落ち着いて人型に戻った(?)ので、アズリアも触手を解きました。
そのまま666号から詳しい話(>>39-40参照)を聞いている時。
空気を読まずに。 いやいや、空気を読んで境界過激派がやってきたのです!

>>41
過激派が持ち出した超強力な原始砲に対抗する方法は今は一つだけ。
心を一つにして砲撃をあちら側の月に飛ばすことだけです。
「ゲートの歪みを利用すればあちらの月への被害も最小限に抑えられます!
 もっと魔力を集めてください!」
「はいっ!」
666号の言葉でアズリアも他の人たちと一緒に魔力を送っています。
いや〜仲間って本当に良いものですね〜
せっかくなのでPLの人も援護しましょう。
開けマゴ!
『ガチョウの肝臓 チョウザメの卵 キノコキノコキノコ・・・』
フラポリーも魔力によく似た何かを送り込んでいるようです。

>>42
そのころゴローの魂は。
大いなる意思の力によってなんだか強そうな存在に転生していました。
そんな装備で大丈夫か?
大丈夫だ。 問題ない。
に近いやり取りの後、戦いの場に登場したゴローもとい天使カトリエルは。
周りから見れば 誰だお前 見たいな状態も気にせず、妖烏に斬りかかりました!
>「やあやあ我こそは天使カトリエルなり!
> 悪逆非道なる輩め、この正義の刃を恐れぬのなら、いざ尋常に勝負せい!」
>「何ですかあんたは!」
以下省略。
天使カトリエルは しんでしまった!

>>43
助けに来た強そうな天使があっさり死んでしまった事ですし、逃げたくなるのも仕方ありません。
ですが今カオスの勇者たちが死んでしまっては困るので、ここはPLの人が少し介入しましょう。
「な、なんだ!?」
「足が前に動かないぞ!?」
ごろつき天使たちは にげだした!
しかし あしが うごかなかった!
というわけで足を封じさせてもらいました。
頑張って門を維持してください。

46 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/10/06(水) 17:06:46 0
>>44
>「変な蟹だ!こっちへ来るぞお!」
>「このイョーベッ」
謎の蟹は登場して名乗りを上げようとして、噛みまみた。
失礼。 噛みました。
これには境界の眷属も驚いていますが、勇者たちも驚いています。
彼の正体を知らないのですから、当然ですね。
イョーベッなんて名前の巨大蟹が出てきて驚かない人がいたら見てみたいものです。
『その名はイョーベールの巻』
PLの人と同じく、今は世界を”離れて見れる”フラポリーが看板で解説を入れています。
名前がわかっても正体がわからないので、意味は無いかもしれません。
>「……覚悟しろ悪者め!」
ともあれ彼の行動は、境界の過激派たちの注意を十分以上に集めました。
結果、原子砲は完全に力を溜める前に発射され、見事ゲートで防ぎきることができたのです!
・・・何人か逃げ遅れた天使がいますが、そちらはできるだけスルーでお願いします。

「やった・・・?」
原始砲を止められたら過激派は次はどうするのか?
アズリアも緊張の一瞬です。
しかし。 幸いにも崑崙はガイアに向けて逃げ・・・もとい、戦略的撤退を始めました。
ルナの脅威は去ったのです。
「ルナは無事で敵は逃げました! やりましたよ皆さん!」
大喜びするアズリアです。
が、名無しのみなさんの中には「なぜ逃げるし」と思う方もおられるでしょう。
逃げたのには意味があるのです。

「原子砲を防いでいい気になっているようだが、崑崙から目的の物は回収済みです。
 ・・・この ソフィアパズル が目に入らぬか!
衛星の空に、妖烏が得意げに何かのマジックアイテムを持っている姿が浮かびます。
彼女が持っているのは、前スレ>>126辺りで登場したアイテム。
ソフィアパズルという宝貝(マジックアイテムの意)です。
「同封の取扱い説明書によると・・・これに一つソフィア様のシャードをはめ込めば!
 それだけでソフィア様が復活されるのです!」
妖烏は丁寧にアイテムの解説もしてくれました。
今まで色々なアイテムが出てきましたが、これも説明通りなら相当なチートアイテムです。
「ソフィア様を復活させるのは、私達ソフィア様の眷属!
 ガイアに残されたシャードを見つければ、光も闇もない平和な世界がやってくるのです!
 ではさらば!」
幻は消えて、崑崙はガイアに向けて飛んでいきました。

一連の流れは、アズリアにはついて行けない急展開でした。
「つまり・・・どういう事だってばよ?」
仲間に質問する言い方もキャラが変わってますが気にせずに。
そのうち元に戻りますから。

47 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/10/07(木) 01:01:58 0
>44
>「このイョーベッ」

「・・・あれは・・・あれが“カニアーマー”か?
イブセマズジーと唱えて光線を発射する・・・?!」
チェシュエは違うゲームの電波を受信していた。

>46
>「ルナは無事で敵は逃げました! やりましたよ皆さん!」

「・・・666号殿」
去って行く山を指し、チェシュエは硬い表情で問いかける。
「あの姿は・・・崑崙白色彗星化計画の第二層たる“彗星帝国”だな?
わたくし達の頃は、内部の第一層・・・原始砲を据えた巨大宇宙戦艦部分の
基本設計が始まったばかりだった筈だが・・・全て完成したのか?」
「残念ながら・・・否、今となっては、幸いにも、と言うべきか、未だ完成には至らず。
第三層となるべきガス雲部分は全く存在せず、また、
第一層も構築したのは基幹構造のみで、宇宙戦艦に足る外装は未だ無い」
666号は白色彗星化計画の進行状況資料のビジョンをチェシュエの前に展開した。

時間をかけて資料を確認したチェシュエは静かに言った。
「・・・追わねばの。崑崙を連れ戻す。叶わぬならば破壊する」

48 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/10/07(木) 23:19:42 0
>42
「ん? 誰か一人突っ込んでってやられたような」
双眼鏡をのぞきながらメルちゃんが言った。天使達は大騒ぎである。
「なんだって!? いない奴はいるか!?」
「いや、突っ込んでった奴なんていないぞ!」
「気のせいだろ」
「気のせいか」
「気のせいだよ」

>43 >45
天使は恐怖におののきながらも尊い自己犠牲の精神で踏みとどまった!
「君達、そこまでして……感動した!」

>44 >46
突如として思わぬ助っ人が現れた。巨大な蟹だ!
「ゴローさん、いや、イョーベッさん……! 強くて且つ可愛い姿に転生できたんだね!」
ごろつき天使の自己犠牲の精神とイョーベッさんの活躍により、見事原始砲を防ぎきった!
>「原子砲を防いでいい気になっているようだが、崑崙から目的の物は回収済みです。
 ・・・この ソフィアパズル が目に入らぬか!」
ソフィアパズルは確か此花陛下が持ってなかったっけ。と言う事は。
「此花陛下もそこにいるんだな……!」
いつぞやはデミウルゴスに誘拐されたりとやたらと境界の奴らに攫われる人である。

>「ソフィア様を復活させるのは、私達ソフィア様の眷属!
 ガイアに残されたシャードを見つければ、光も闇もない平和な世界がやってくるのです!
 ではさらば!」
この世界には刷り込み現象という現象がある。ロランドがその代表的な例だ。
それがもしソフィアにも当てはまるとしたら奴らが先に復活させたら終わりだ!

>「つまり・・・どういう事だってばよ?」
「つまり・・・まだ勝ち目はある!
今持ってるシャードは……テュポーンの鞘になった最初の物。
タコゴーレムから出てきてルーミアさんが捕まえた二つ目。
フライングポリープの中から出て来たのが3つめ。フリーザーがサービスしたのが4つ目!
ソフィアのシャードが5行説に対応しているとしたらシャードは全部で五つ!
あと一つを奴らより先に手に入れればいい!」

>47
>「・・・追わねばの。崑崙を連れ戻す。叶わぬならば破壊する」
「ご先祖様がそう言うなら協力せぬわけにはいかぬな! トランスフォーム、《宇宙戦艦》!」
ジョウガ666号さんは巨大な宇宙船に変身した! 巨大な蟹も余裕で収納可能だ!
――皆の衆、乗り込むのだ!

49 :知りえる者 ◆hfVPYZmGRI :2010/10/08(金) 00:16:15 0
―――第xxxx世界―<ジ・オリジン世界>に相当―にて大規模な世界干渉を確認
世界維持条項いずれも例がないレベルまでの現象を確認――
――早急の判断が必要
―<イエソド>による回答――
<イエソド>―未曾有の多次元世界崩壊可能性があり―結論、緊急事態令の発令
―承認…恒久戦士<ミキストリ>第66715世界にて与えられた使命―オーダー―クリアを確認
現時点を持って終了…新たな使命―オーダー―を与える
今回の使命は事態が事態であるため無期限の行動許可
自由意志の最優先――枷の解除権を一時委譲する
そして広域補助機関<サポーター>ユービックの同行を同時に転送される
異議申し立ては認められない―繰り返す異議申し立ては認められない。
なお今回は功績次第により咎からの完全解放が約束される。
肉体及び精神全情報の集積完了――目標世界転送まであと10秒―
五秒前―3…2…1…0…転送――

『監視する者としてはこの言葉許されん…だが一人の友人としてこの言葉を
言わせて欲しい頑張れよビャク――』




50 :名無しになりきれ:2010/10/08(金) 00:24:56 O
>>49
うぜぇよ。消えろ

51 :名無しになりきれ:2010/10/08(金) 09:56:19 O
>>49
なんと!転送先は別の世界の肥だめであった!

52 :名無しになりきれ:2010/10/09(土) 00:31:27 O
>>49
残念。ゲッターエンペラーの力によってこの世界への侵入は拒まれた

後先考えなかった結果がこれだよ!!
あと、永井賢は原作者の怒りを買い消滅した

53 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/10/09(土) 21:26:27 0
>>46
「何、ソフィアの復活!そして光も闇も無い世界だと!」
イョーベールは言った。雷のような声だ。
「そうか!あいつらはもっと悪い奴に騙されてるか、魂を売り渡したのだ!
 白と黒の境界線が、白と黒を完全に消失させたらどうなる?
 当然、陰陽を分かつ境界線も完全に失われることにほかならない。
 奴等が、そんな単純な事実を理解できていないはずがない。
 そうだ、奴等は世界を完全消滅させようと目論む、あの憎き魔神デミウルゴスの手先となって動いているんだよ!」
「な、なんだってー!」
驚きとざわめき!だいたいそんな感じのものが場を支配した。
イョーベールの言うことには一理あった
そもそも考えてみれば、境界の神に最も近い三顕王である彼らが、光と闇が両方無くなったときに、それを分かつための境界がどうなるかを知らないはずがない。
境界は単体では存在できないのだ。
しかし、言葉も口調も0歳児のものとはとても思えない。
「恐ろしいチート能力を持ちながらボスキャラの手先になってしまうとは、マンモス哀れなヤツ!」
ついでにいろいろ古い。二重の意味で。
ゴローの後釜であれば、このような不自然な知識や知恵の発露は存在意義に揺らぎを生じさせるはずなのだが、この蟹にはそれがない。

>>47
「そうとも、崑崙を境界の過激派に持たせておくのは実に危険だ!
 しかも彗星帝国計画とは!奴らめ、本格的に動き出したな!」
原始砲を抜きにしても巨大要塞を彼らが保有していることになる。
それが宇宙戦艦ヤマトを髣髴とさせる彗星帝国になろうとは、これは由々しき事態!
下手をすれば、ジョウガ666号も何もかも永遠の航海に旅立ってしまう。

>>48
「ゴロー!ゴローだって?」
その名を聞いたイョーベールは、こう答えた。
「パンツマスクの変態野郎のことだな!」
イョーベールにとってはその程度の認識らしい。とはいえ実に的を射た表現だ。
彼にとって自分の前世がそのような変態であることを恥じているのか、敢えて無視しているようである。
「まあゴローのことはさておき、コンゴトモヨロシク……」
挨拶と共におじぎをしようと試みたが、この蟹の体では割と無理だ。
「いざ往かん、我らが真の敵のもとへ!」

>>49
乗り込んだ!出発した!そしてずんずん次の章に進む。
「なんかすごいパワーが近づいてくる気がする!」
エネルギー測定用の計器があれば、何らかの反応を示すかも知れない。

54 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/10/11(月) 09:32:04 0
>>41
原子砲なるものを持ち出してきた
原初より存在しているルーミアにしてみれば、そんなのくらったところで痛くもかゆくもないの
とはいえ、仲間がいる手前、そういうことをするわけにもいかない
ほかの仲間同様パワーを送り始めた

>>46
「そうはさせるものですか!ダークスフィア!」
手から黒い塊が打ち出された
>「ソフィア様を復活させるのは、私達ソフィア様の眷属!
> ガイアに残されたシャードを見つければ、光も闇もない平和な世界がやってくるのです!
> ではさらば!」
それとともに妖烏は消え、黒い塊はあらぬ方向に飛んでいく

>>53
声がする
いわれてみれば確かにその通りだ
まず世界に闇が生まれ、光が生まれ、それと同時に境界が生まれた
光と闇が生まれれば境界も無事では済まない
そのようなことを境界自身がするはずもないから誰かにあやつられていると考えるのが自然だ

>>49
ルーミアも巨大戦艦に乗り込むとリボンが勝手に動き出し、幼女のころの姿へと戻ってしまった
「あれはなんなのだ。すごい力を感じるのだー」
ルーミアの指が艦船の前の方を指している
謎のパワーはどうやら前の方にあるらしい

55 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/10/11(月) 09:34:08 0
× リボンが勝手に動き出し
○ 焼き切れたリボンがいつのまにか一つとなり

56 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/10/13(水) 03:53:27 O
>>47>>48
>あと一つを奴らより先に手に入れればいい!」
「なるほど! わかりました!」
 ソフィアのシャードを先に手に入れれば、ソフィアも復活できませんからね!」
一度は納得したものの、アズリアはふと疑問も感じます。
「そうすると・・・ソフィアはやっぱり悪い神なんでしょうか?」
秘密です。
復活させればわかると思いますよ。

>「あの姿は・・・崑崙白色彗星化計画の第二層たる“彗星帝国”だな?
>「・・・追わねばの。崑崙を連れ戻す。叶わぬならば破壊する」
>「ご先祖様がそう言うなら協力せぬわけにはいかぬな! トランスフォーム、《宇宙戦艦》!」
>「まあゴローのことはさておき、コンゴトモヨロシク……」
「わかりましたイョーベールさん! 今後ともよろしくお願いします!」
ゴローのことはさておいて、アズリアと看板フラポリーも宇宙戦艦に乗り込みます。
薄情なようですが、本人がいいといっているので>>53問題ありません。

さてさて、ここで少し視点を転じて彗星帝国内部を見てみましょう。
カオスの勇者たちの乗る宇宙戦艦が迫っているのは、境界の過激派たちにもわかっているようです。
「自称勇者たちが追ってきますが大丈夫ですか?」
「あいつらは人の話を聞かないからな。
 大丈夫だ。 問題ない。」
そんな会話の後に、彗星帝国から勇者たちの戦艦めがけて光線が発射されました。
発射された光線は、なぜか船の形をしていました。

>>54
>「あれはなんなのだ。すごい力を感じるのだー」
「あれは・・・船・・・? ・・・じゃなくて船型の高エネルギーみたいですよ!」
アズリアがそう言った時、戦艦の中に妖烏の声が聞こえてきます。
「ふっふっふ・・・。
 自慢ですがそのエネルギーは回避不可能ですよ!
 どこまでも追いかけて行って相手を仕留める、意思を持った光線ですからね!
 名付けて・・・《かにこうせん》!
 ソフィア様の復活は私達に任せて、あなたたちは宇宙のチリと消えちゃってください!」
説明的なセリフありがとうございます。
ちなみに蟹光線であって決して蟹工船ではないですよ。

そんな説明をしている間にも、かにこうせんは神風攻撃のため宇宙戦艦に近づいています。
直撃すれば死・・・ぬ人は勇者チームにはいない気もしますが、戦艦は大破します。
当然乗っている人は宇宙空間に放り出されます。
死ななくてもガイアに戻るのは遅れるでしょう。
勇者チームのピンチですね。
大変な時ですから>>49の応援が待たれるところです。

57 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2010/10/15(金) 00:34:31 0
――崑崙内部
捕えられているコノハナ陛下が必死に訴える。
「どうして……!? あなた達も三顕王なら分かっているでしょう!?
光と闇が消滅したら境界も消えてしまいますよ!」
エドは神妙な面持ちで答えた。
「ソフィア様の最大の過ちは概念世界と物質世界の連結点たる輪廻の大樹を作った事だ……」
「何を言っているのですか!?
概念世界である光と闇の世界と繋がっているから心持つ生命は存在できるというのに!
物質しかない世界は誰にも認識される事がない。存在しないも同然……全ての消滅そのものです!」
「その通り。我々境界の眷属の全ての苦しみは光と闇の狭間にある故……。
生きているばっかりに死の影におびえる。良心があるばかりに自らの罪におののく。
光と闇の板挟みはもうたくさんだ! 心なんていらない。命持つ者なんて存在しなくていい。
きっとソフィア様も何の苦しみもない平和な世界を望んでおられる事だろう」
「ソフィア様はそんな事を望んでいない」
コノハナは確信に満ちた様子で反論する。
「貴様に何が分かる!」
「分かります。私だって三顕王の一人ですから! ……”ソフィアパズルは私の物”。あなた達には渡さない」
それはただの宣言では無い。ソフィア三顕王の能力の一つである、境界を明確にする力が発現する。
ロランドが賢王の座を脱落して後、新たな賢王として力を授かったのはコノハナだったのだ!

58 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/10/16(土) 13:25:54 0
>48
>「ご先祖様がそう言うなら協力せぬわけにはいかぬな! トランスフォーム、《宇宙戦艦》!」

「何と、そのような事が・・・では、有り難く世話になる」
(・・・わたくしが飛ぶより格段に高機能故な)
666号の能力に驚きながらもチェシュエは乗り込んだ。
「して、ソフィアやら境界やらというのは一体・・・?」

>56
>自慢ですがそのエネルギーは回避不可能ですよ!
>どこまでも追いかけて行って相手を仕留める、意思を持った光線ですからね!
>名付けて・・・《かにこうせん》!

「カニ光線・・・むしろイョーベール殿のカニアーマーの技に見えるがの」
まだ違うゲームの電波を受信して呟いたチェシュエだが、
直ちに666号の機器も使用して探査と解析を開始する。
「流石は《かにこうせん》・・・バラスト代わりに大量の蟹缶を積んでおる。
そして意志を持つ、か・・・ならば、妖烏とやらによる不当な労働搾取に対して
団結してのサボタージュやストライキを提案しようかの・・・」
チェシュエは《かにこうせん》の進路上に“労働者の権利”云々というビラを撒いた。

59 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/10/16(土) 22:48:29 0
>>56
「何してるんですか!」
妖烏は怒鳴られた。
「え?」
「スラキャンサーだって乗ってるんですよ!」
泣いてる子もいるんですよ、的な言い方でたしなめられた。
「あっ」
スラキャンサーはドルマ系、要するに闇属性以外の魔法を概ね反射する、とても困った奴である。
これにより、多くの呪文主体パーティが涙した。
この攻撃は何か?どう見てもデイン系かイオ系かギラ系に見える。光ってるし。
案の定、丸くてガラスっぽいキラキラした円形のバリアーがイョーベールの前にぼんやりと出現し始めた。
「果たして!妖烏の運命は!」
ナレーションもノリノリである。
とはいえ、結局戦艦は破壊されそうなので、特に事態の解決にはならないっぽかった。
「とりあえずスカラスカラ!」
イョーベールはスカラを唱えて戦艦の守備力アップを図り、泥仕合の準備を始めた。
しかし、物理的な防御力を上げても、あの光線は防げない気もする。

>>58
「チェシュエ!そんなモノでアレが防げ……何ィ!?」
なんと!どうしたことか!光線はたじろいている!
「そうか!なまじ意思を持っているだけに、労働者の権利という言葉に大きく反応したのだな!」
さて、ここで光線の身になってみよう。
光線に賃金は支払われない。光線の仕事には保険が降りない。光線は使い捨てである。
このような労働条件で意思ある存在を働かせることなど、どだい無理な話である。
「そうとも!きみには労働三権の一つ、団体行動権と団体交渉権が保障されるべきだ!
 今こそ猛悪なる雇用者と戦うとき!」
イョーベールは光線を煽っている。
意思ある光線は洗脳されかかっている。

60 :名無しになりきれ:2010/10/20(水) 02:12:08 0
「それもそうだ! 無償労働なんかじゃ子供たちに夢を与えられない!」

蟹光線は、大別すれば蟹仲間と言えなくもないイョーベールの説得に応じた。
賃金が上がるまでは絶対に引かないという強い覚悟が宿る。
主に船首の辺りに。

ストライキを起こした蟹光線は、急反転して発射元の彗星帝国に戻ろうとする。
しかしながら、それを察知した彗星帝国から二発目の攻撃が発射されるのであった!
人造天使の類だろうか。
彗星帝国表面の岩肌に巨人のような影が立つ。
あえてジャイアントと形容したい。
ジャイアントは戻ってくる高エネルギー体を迎撃する為、口から大砲の如き轟音を発した。

『ほげ〜♪』

ジャイアントの口から巨大な船型の擬音、ホゲー船が発射された!
見るからに蟹光線より一回り大きい。
すぐさま衝突したホゲー船と蟹光線は、互いにエネルギーを相殺し合った。
バチバチ!バシュンバシュン!と派手に光が散る。

「次に転生するときは……かんこうせんに生まれ変わりたいな……。
 愛なんて……iなんていらない……。
 観光地で色んな旅行者を乗っけて、平和に暮らすんだ……」

こうして労働者による第一回ストライキは無事に鎮圧された。
雇用者は労働者の反抗など許しません。

61 :名無しになりきれ:2010/10/21(木) 00:36:29 0
突然ふぉぉ〜んと音叉のような音が鳴りはじめた。
なんと!一行の手元にあったテュポーンの鞘が浮き上がり、何かを探す様にクルクル回り始める。
そして……しばらくすると静止して、ビームを放ち始めるではないか!
おっと、ビームと言っても攻撃的なものではないぞ。
ラピュタの位置を指し示す、飛行石のビームに似た奴だ。
もしかしたら、ビームは何かの位置を指し示しているのかもしれない。

62 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/10/21(木) 02:25:19 O
>>57
「「な、なんだってー!?」」
三顕王の力を使うコノハナに驚くエドと妖烏でした。
とは言っても彼女たちも驚いてばかりはいられません。
このままではせっかくのソフィアパズルが宝の持ち腐れだからです。
「ニアころしてでもうばいとる。」
早速刀を使おうとする妖烏をエドが制止します。
ソフィアパズルは賢王の物。と決められてしまいましたので、これは良い判断でしょう。
殺しても手に入らないうえに、新たな賢王を探す手間もかかりますからね。

「「ソフィア様はそんな事を望んでいない」・・・本当にそうなのか?」
賢王としての力を発揮したコノハナ陛下を解放しながら、エドは問いかけます。
「お前も三顕王なら、ソフィア様を復活させるという意志は同じはずだ。
ならば世界の行く末はソフィア様にお任せしよう。
全ては封印を解き、ソフィア様を解放する・・・それからだ。」

以上。
ガイアを目指して加速中の崑崙内部から中継でお伝えしました。
それではまた視点を勇者たちに戻しましょう。

>>58-59
チェシュエは 《かにこうせん》の進路上 に“労働者の権利”云々というビラを撒いた!
イョーベール は 光線を煽っている!
「あのー・・・本当にそんな事で光線を止められるんですか・・・?」
アズリアは 疑いのまなざしで2人(人ではないですが) を見ている!
『カニ鍋カニすきカニしゃぶカニ握りカニ味噌カニカニカニ・・・』
フラポリーは ふしぎなじゅもん をかきこんだ!

PLの人も驚いたことに、かにこうせんは見事に洗脳されました。>>60
しかし境界の眷属もだてに顕王を名乗っているわけではありません。
すでに反乱への備えは出来ているようです。

なんと!水星帝国から飛び出したジャイアントにより、ストライキは鎮圧されてしまいました!
さらばプロレタリア。 そしてブルジョア万歳。
労働者は永久に搾取される定めなのでしょうか。
PLの人も笑いを禁じ得ない展開ですね。

王を夢見る平民に王は倒せず、すべてを捨てた奴隷が王を倒すのです。
SUMOUのRIKISHIはYOKODUNAを倒すためには自爆くらいするのです。
同じように、助かりたいなら刺し違えるくらいの気持ちが必要なのです。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
わかっていても出来ない事ですが、他人が迷って苦悩する姿は見ていて笑えますよね?

>>61
テュポーンの鞘から出た光は、真っ直ぐガイアに向かっているようです。
おそらく光の先に最後のソフィアのシャードがあるのでしょう。
彗星帝国も光に気づいたようで、ぐんぐん加速しながら光の先にあるガイアに降りていきます。
追いかけたいところですが、ジャイアン・・・ジャイアントはリサイタルする気満々です。
ホゲー船攻撃を防がないと、ソフィアのシャードを先に取られてしまいますよ。

63 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/10/21(木) 12:35:03 0
>>58
「おもしろそうだから、撒く―」
ルーミアも山住になっているビラを手に取り、撒き始めた

>>60
「あ、光線が戻っていく…」
光線はくるりとターンし、発射元へと戻っていく
>『ほげ〜♪』
がすぐのその光線はほげーと変な音がする光線によって鎮圧されてしまった
合掌

>>61
「およ」
デュポーンの鞘がくるくると回り始め、ある方向を向いて止まった
さやの先からはビームが発射され、ある方向を示している
これには当然彗星帝国も気づいたのだが、ルーミアはそれを知る余地すらなかった



64 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/10/22(金) 21:02:28 0
>>61
「この光こそ次への目的地を指しているに違いない――むっ!?」
その光が指し示した場所とは!
10章辺りで次章舞台の候補に挙がったけど結局お流れになった、あの極寒の地「静謐の氷原」であった。
竜帝山脈の更に北にあるというそれは、ガイアはやはり丸かったとすれば、多分北の果て、地球で言うところの北極なのではないか。
そして地球では北極と南極が磁石のN極とS極に相当する。
ガイアでも、磁力とは違う何らかの力が、南北の果てに集中しているに違いない。
「ソフィアの神殿があるとされるのは日剣または静謐の氷原、あるいはその両方!
 きっと何かの符号だぞ、これは!」

>>60>>62
「なんという……なんという……ッ!」
自分でけしかけておいて何だが、イョーベールはとても悔しがった。
蟹つながりで、何だかんだ言って応援したくなる気持ちがあったのかも知れない。
あるいは、神の被造物は全て神にとっての労働者と解釈し、決してこの蟹光線の一件が他人事ではないと思ったのかも知れない。
何はともあれこの一件は、イョーベールの心に暗い影を落とすことになったのである。

しかし落胆などしている暇は無いのだ。
「今度はホゲー船だと!
 あれには緑色の豆が有効だと聞いたことがある!
 誰か、グリーンピースを持っていないか?」
そんなものを都合よく持っている奴は居ないような気もする。
生まれたばかりなのに「聞いたことがある」などと言うのも変な話だが、これは前世の記憶が部分的に残っているからかもしれない。

65 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/10/22(金) 21:37:07 0
>58-64
>「今度はホゲー船だと!
 あれには緑色の豆が有効だと聞いたことがある!
 誰か、グリーンピースを持っていないか?」
普通ならそんなものを都合よく持っていないだろうが、ところがどっこい。
「フラポリーちゃんの食べ物袋お願い!」
フラポリーちゃんの食べ物袋は入っていない食べ物の方が珍しいどころか食べ物じゃない物まで入っているのだ。
グリーンピースなんていう一般的な食べ物が入っていないはずはない。
NPC達「あれでもない、これでもない……あったー!」
フラポリーちゃんはいかなる理由があれ食べ物を提供などしないだろうが、今の彼女は看板なので動けない!
「元に戻ったらもっと美味しい物を食べさせてあげるから許せー!」
ホゲー船の進路上にグリーンピースをばらまく!

66 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/10/25(月) 02:14:43 O
>>63-65
>「フラポリーちゃんの食べ物袋お願い!」
「これです! どうぞ!」
テイルの考えを悟ったアズリアは、素早く食べ物袋を渡します。
『おいばかやめろ。 この世界は早くも終了ですね。』
『待て。 待ってくれ。 この金はやる!
 金はやるからグリーンピースだけは!』
『家では病気のおっかあが、おらがグリーンピースを持ち帰るのだけを楽しみに(ry』
見苦しい言い訳が看板に書き込まれていきますが、誰も見てません。
NPCたちの数の力でグリーンピースはあっさり見つかってしまいました。
>「元に戻ったらもっと美味しい物を食べさせてあげるから許せー!」
そしてばらまかれるグリーンピース。
宇宙に飛び散る緑の粒々はある意味美しいと言えるかもしれません。
『こっ! これはひどい!』
フラポリーの心・・・ではなく看板の叫びもむなしく、グリーンピースはホゲー船の進路に向かいます。

「ホゲー反対!」
「ホゲー反対!」
「ホゲー反対!」
次々に体当たりしてホゲー船の邪魔をするグリーンピースたち。
中には船に乗り込んで進むのを邪魔しようとする豆もいます。
何が彼らをそうさせるのでしょうか。
それはPLの人にもわかりません。

ともかく、ホゲー船を止めることは出来ましたが、彗星帝国の方は止まりませんでした。
ガイアに流星のごとく突っ込んだ彗星帝国は、静謐の氷原に激突。
雪の中に半分以上埋まってしまいます。
何らかの魔法を使っているのか、氷原の雪が溶けたりする様子はありません。

「追いかけましょう! 悪の手先がソフィアのシャードを手にする前に!」
アズリアが宇宙船から抜け出すと、後を追うようにフラポリーの看板も雪原に落ちました。
『ところでもっと美味しい物ってなんぞ』
看板の文字を見るに、やはりフラポリーには世界より食べ物が大事なようですね。
宇宙生物なのでしかたがありません。

67 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/10/25(月) 02:20:31 0
>60
「あ・・・」
散り逝くかにこうせんに、チェシュエは思わず声を上げた。
(まずは暫しの時を稼ぐだけで良かったものを・・・即座に敵対行動に出てしまったか・・・)

しかし、目の前の事態は感傷を容れる隙を持たない。

>65
「666号殿、あの緑豆群の振動観測から音波を解析し、逆位相の音波発射で相殺する。できるか?」
「生成できる音波の強度がいささか足りぬ・・・が、緑豆と本艦の距離が
僅かながら時間的余裕となる事を鑑みれば、効果は期待できよう」

ガイア北極を目指して飛ぶ彗星帝国を追うように撒かれた緑豆は弾幕のように広がり
やがてばらばらとホゲー船にぶつかろうとしている。
それらを観測できる位置を保てば、ヘッドホンのノイズキャンセラーさながらに
ホゲー船とリサイタルを弱音化しつつ彗星帝国の追撃が可能だろう
・・・ジャイアントそのものへの効果は全く無いが。

68 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/10/26(火) 01:47:44 0
>>65-67
「なんと、都合よくグリーンピースがあるとは!」
ホゲー船はグリーンピースの攻撃を受けて足止めを食らっている。
その隙に通過したが、やはり彗星帝国に先を越されてしまった。
「ガッデム、あの悪の手先どもめ!
 もう我慢でけん、引き摺り下ろして細切れにしてやる!」
イョーベールも凶暴化している。
そうしているうちに、彗星帝国に遅れて、勇者一行も静謐の表現へとたどり着いたのであった。

さて今日のライトファンタジーは、静謐の氷原から物語を始めよう!
辺り一面に広がる氷の世界。
「ガハハハハ、グッドだ!」
境界の眷属だ!エドの手下だ!多分レッサードラゴンか何かだ!
奴等は早速悪事を働いており、その巨体と怪力と口から吐く炎で以って大暴れしている!
とりあえず叩き殺して先に進む勇者一行!
その先に待ち受けるものとは!
【※プロモーションビデオです。実際の展開とは多少違う可能性があります。】

69 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/10/27(水) 03:49:22 0
――ねぇ、どうしてそんな所にいるの?
…そうかこれは過去の俺と彼女の―最愛の女―が出会った頃か…
――外が怖いの?だったら私も隣に居るからどこかに遊びに行きましょう?
今思えば彼女が居なければ俺は―
――それじゃいきましょ、自由な外の世界へ…

世界との狭間を移動していた際混濁していた意識がサッと覚醒するとそこは
辺り一面が雪の覆われた世界であった。
『全情報の収束を確認、情報転送異常なし目的地・静謐の氷原に移動完了』
毎度のように横から無機質極まりない声で現状報告する。その声の主は
基本、決まった姿を取っておらず情報の処理集合体――意志を持つナノマシンと言った方が早い。
必要に応じてその世界で活動に必要な姿をするのだ。
合理的に判断し、必要な物や与えられた使命において補助・支援する世界から与えられた案内人
広域補助機関<サポーター>ユービックである。
ユービックの姿は何もない空間から羽の生えた白い妖精として姿を顕現させた。
「次はここの世界か…とりあえず映画遊星からの物体Xみたいな場所だな
The Thingが出てこないといいんだが」

雪に包まれた世界を見ていると昔見たとある映画を思い出した。
The Thing(それ)とはその映画に出てくる正体不明の…エイリアンと言った所だろうか
その言葉に無機質な声で返事を返す

『この概念世界ではバランスが崩れかけています、それゆえ肯定も否定もできません』
温かみのない欠片もない声で返答が帰ってくる。
いつもどおりなので大して当人は気にしてはいない。

「そうだな、とりあえずこの場所の建造物・生命体を歩きながら探すから
探知を頼む」
「了解です、探知を開始します」

立ち止まっていてもしょうがないため、まずは目標に近づくために歩き始める。




70 :名無しになりきれ:2010/10/27(水) 14:01:26 O
>>69
スルー推奨

71 :名無しになりきれ:2010/10/27(水) 15:14:43 O
>>69
うるさい!
ざこ!
いなかにかえれ!

72 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/10/28(木) 00:18:17 0
>66-67
グリーンピースとホゲー線の激しい戦いが繰り広げられる!
「がんばれがんばれ!」

>『ところでもっと美味しい物ってなんぞ』
「そりゃあもう世界を救った後の大宴会ってすごいらしいよ!
エンディングのイメージが壊れるから大抵記録からはカットされるけど」

>68
そうこうしているうちに静謐の氷原に着き、ジョウガ666号が人型に戻る。

メル「第15章開始!」
レオ「結局さっきまでのは14章だったのか?」
エメロ「多分」

辺りはすごい吹雪が吹き荒れ、彗星帝国の姿は見当たらない。
幸いテュポーンの鞘のナビがあるのでそれに従って進む。
「急ごう! 奴らこの吹雪で遭難でもしてくれればいいんだけど」

やがて、吹雪の中に微かに何か見えて来た。
「あれは……城……!?」

>69
「もう来たか、境界の過激派集団め!」
メルちゃんがサッと差し出した双眼鏡をのぞく。
「んー? 違うみたい。大変、遭難者かも!」

73 :名無しになりきれ:2010/10/29(金) 00:07:55 0
『静謐の氷原』
そこに、城が一つ存在する。
壮麗な外観は吹雪に煙り来訪者に全貌の把握を許さない。

その城のとある一室―――――
その客間にしつらえてある椅子にオレは腰掛けていた。
向かい合うのは青い豪奢なドレスを着た麗人。
だが、その美しさをも上回るおぞましさを纏う闇の魔人でもある。

〈教団施設破壊蹂躙ツアーは楽しんだか?〉
「おかげさまで。連中、なんやかや口実を設けてはそこいら中で人体実験していやがった。」
5章以上も前の事にも関わらず異常な鮮明さで湧き上がる憎悪を、冷笑を装い吐き捨てる。
「しかし、六武神が一人、『静謐のベアトリーチェ』たるアンタが、
“死霊皇帝の復活”が斜め上の形で成った今更、一体何をしようってんだ?」
〈ひとをそう極悪人のように言うな。ちょっと庭掃除を頼みたいだけだ。
太古の昔に消えた筈の、光とも闇とも違う虫どもが紛れ込み、穴を掘っている〉
「んなもんどうでもいいだろ。」
椅子を蹴り、扉に向かって歩き出したオレに
〈その虫どもが、生物改造施設を操っていると言ってもか?〉
背後からそんな声がかけられる。

極力、平静を装った声で返した。
「理由はいい。依頼は庭掃除、それでいいな。」

――――――――――――――――――――
城から魔導バイクに乗った人影が飛び立つ。
〈行ったか・・・。さて、大分予定が変わったが、準備を始めるとしよう。
 インペトゥス・・・変わったな・・・主に中の人が。〉

74 :マリア ◆sto7CTKDkA :2010/10/31(日) 00:05:08 0
>66
音波攻撃を無効化しながら彗星帝国を追撃する勇者たち。
だがしかし、それは同時にソフィアの眷属に先にガイアに到着されることを意味します。
追い抜いてませんからね。
これは仕方がありません。

>67
>「ガッデム、あの悪の手先どもめ!
> もう我慢でけん、引き摺り下ろして細切れにしてやる!」
・・・なんだかゴローよりごろつきらしいセリフです。
「昔の人は言いました。
 悪人に人権無し!
 どんどん細切れにしちゃってください!」
アズリアも過激でした。
この戦艦、なにか悪い気でも出しているのでしょうか?
それとも元々こんな性格なのでしょうか?

そんなこんなで、勇者様御一行は無事?静謐の氷原に到着しました。
早速現れたレッドドラゴンを問答無用で叩きのめす一行。
>「ガハハハハ、グッドだ!」
「勝てば官軍、負ければ賊軍ですね!」
高笑いをしながら彗星帝国に迫る勇者御一行。
危うし彗星帝国。
はたしてソフィアの過激派たちは、無事に勇者たちの魔の手から逃れることができるのか!?
・・・というのはもちろん冗談であり、実際の内容とは異なる場合があります。
以下は修正版です。

そんなこんなで、勇者様御一行は無事?静謐の氷原に到着しました。
ちょうどブリザードでもおきている時だったのでしょうか。
ものすごい吹雪で視界はかなり限られています。
>「急ごう! 奴らこの吹雪で遭難でもしてくれればいいんだけど」
「こちらには行き先を教えてくれるアイテムがあって助かりましたね。
 ・・・相手もシャードのある場所がわかるんでしょうか。」
Flyng Polypなので吹雪の中でも問題なく行動できるアズリアがそう言います。
『そろそろ世界を救ったつもりになってエンディングにいきませんか。』
こちらの看板フラポリーにも、文字が見えにくくなる以外に影響はありません。
大人って汚いですね。

>「もう来たか、境界の過激派集団め!」
>「んー? 違うみたい。大変、遭難者かも!」
「人間みたいですけど、この吹雪の中普通に歩いていますよ。
 並みの人間ではなさそうです・・・ちょっとコンタクトを取ってみます。」
視覚ではない別の感覚を頼りに行動する今のアズリアには、視界の悪さもなんのそのです。
「そこのあなた! 聞えますかー!?
 止まってくださーい!
 あなたは何者で、何のためにここにいるんですかー!?」
吹雪の中、アズリアはビャクに呼びかけます。
念のために手旗信号まで送っています。
彼女の意思が伝わるかどうか、それはビャクの能力次第です。
早くコミニュケーションを取らないと、おっかない人(>>73とか)が到着してしまいますよ。

75 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/01(月) 04:35:16 0
広範囲の探知結果に沿ってユービックにより計算された確実なルートを通っていた

「Wanna take you,baby,take me higherきっと辿り着けるさ
Gonna TIGA! take me,take me higher熱い鼓動を信じて」
辺り一面は猛吹雪の中、一人暇なので歌を歌いながら歩いていると
ユービックが無機質な声で問いかける
『さっきから歌っているその曲はなんでしょうか?』
「ああこの歌?本来ならジャスラックナンバーで言えば分かるんだろうが生憎知らんが
たしかクトゥルフに関する敵を倒したある銀色の異星人の称える歌だ」
タイトルまでは思い出せなかったが、まぁ俺にとってはどうでもいいことだ。
そうですかと言ったユービックが何かを感知した
『この先に生命体の反応を確認、Flyng Polypなど多種多様な存在の反応を感知しました
どうしますか?』
「どー考えてもこの場所の住人じゃないだろうな纏まりがなさ過ぎる
…その場所まで行って見るか」
とそのまま歩みを進め、視認できる位置までやってくる
警戒をしたまま近づくと声が聞こえてくる
>「そこのあなた! 聞えますかー!?
 止まってくださーい!
 あなたは何者で、何のためにここにいるんですかー!?」
『どうしますか?返答しますか?それならば聞こえるように少し調節しますが』
見たところ、武装はしていないように見えるが目的も見えないため警戒したほうが良いだろう
「お前等こそ何者だ?人の名前を聞く前に自分から名乗れよ礼儀だろ?」
適度な距離を取りつつ、声が届くように調整しアズリア達がはっきりと聞こえる
周波数・振動数で耳に届くようにするとユービックは何かに反応し、しばし静止していたが
まさかこの後の展開に重大な事が起こっていたとは知る由もなかった…

76 :永井賢:2010/11/01(月) 15:42:16 O
>>75
生意気な奴だ!死ね
(ゲッターエンペラーを呼び出し握り潰す)
避けられたり、防御された場合シドゾーンに飲み込まれるだろう

77 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/11/01(月) 20:47:39 0
>>68
氷点下50度
「う〜寒いのだ」
両手で自分で自分を出し決めながら歩くルーミア
ティルが持っているさやはある方向を示し、その方向をよく見るとおぼろけながら城のようなものが見えた
「早く中に入って温まろうにゃ」

>>75
「あ、人間だ」
ぐうっと腹の虫が鳴った
「人間の血ってすすると暖かいんだよね」
俄然やる気が出たルーミアは空気をあえて無視し、飛びかかった


78 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/11/01(月) 22:28:49 0
>>72>>74
プロモーションビデオの内容はやはり変更があったようだが、無事に静謐の氷原に辿り着けて何よりである。
「何とか辿り着けたが、境界の眷属が見当たらない。
 先を越されたか――むむ!」

>>69
「何か凄い奴がこちらへ来るぞ!」
果たして敵か味方か!

>>75>>77
イョーベールは ギガデインを となえた!
何故こんなものを唱えたか?
ルーミアが早速敵を作るような行いに走ったためである。
さて、イョーベールが唱えたギガデインとは、聖なる光で攻撃する魔法である。
本編だと派手な雷のエフェクトだったが、スラキャンサーが出てくる作品では、音も視覚効果もショボくなっているが、強力な聖属性呪文である。
今度は、今度こそちゃんと「ゆうき」にスキルポイントをつぎ込んだようだ。
とりあえず、ボケに対するツッコミくらいはしないといけない。ルーミアは死ぬかも知れないが。
「われわれの連れが失礼した。
 血気盛んで未熟な若い衆のしたことゆえ、広い心をもって許してやってくれるとありがたい。
 わたしはイョーベール、どう見ても蟹だ。
 そしてこの方たちは、光の勇者改めカオスの勇者、この世界に訪れた危機を救うべく戦っている」
向こうが自己紹介を求めてきたので、こちらはテンプレートな自己紹介を行った。
何処もおかしいところはない。

>>73
「ムッ、どうやらおでましのようだ。随分と手洗い歓迎だぞ」
白から魔導バイクに乗った人影が飛び立ち、こちらに向かってくる。
単騎だが、恐ろしく腕の立つ奴だと、野生の勘が告げている。
「静謐の氷原。
 ソフィアの神殿がある場所だが、今は死霊皇帝配下の六武神の1人『静謐のベアトリーチェ』が支配している。
 あれはその手下か――やや!」
手下ではない!インペトゥスだ!
「奴等め、三顕王共々、デミウルゴスに抱き込まれおったのか!?」
何でもデミウルゴスのせいにすれば良いというものではない。
しかし、繋がっている可能性が無いわけではないので、油断はできない。
まだ敵と決まったわけではないが、こちらも十分に警戒する必要がありそうだ。

79 :名無しになりきれ:2010/11/02(火) 02:44:03 0
「うううっ、寒いですねえ・・・で、地下に進めですか・・・
まずは土に辿り着かなきゃいけませんが・・・
ちまちま掘るの怠いです。ここは融かしちゃうべきでしょう」
酒の瓶を抱えた小さめの人影が、そんな事を呟きながら崑崙の刺さった氷原に特大の炎を吐いた。
炎を浴びた氷がわずかに緩み、刺さっている崑崙が自重でかすかに傾く。
「・・・これも怠いです。ていうか私が寒いです」
人影は崑崙内部へと引っ込んだ。
「機関部の出力を上げなさい。崑崙自体の温度を上げて地表まで潜りますよ」

80 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/03(水) 04:11:16 0
>>77
>「あ、人間だ」
今現在の状態はギリギリ人の分類には入るだろう外面的にはそうなるように存在自体を
書き換えていた。この時点では問題なかったが
>「人間の血ってすすると暖かいんだよね」
何かとんでもないことを口走ってこちらに向かってくるが
『接触対象の内1名、急速に接近』
「んなことは見れば分かるよ…ったくいきなりこれか
まぁ裏掻いて襲ってくるよりマシか…宇理炎」
手をかざし、データの海から拾ってきたものの劣化した本家本元とは遥かに劣るギラ並の威力しかないが
不死に類する者にはその生命エネルギーを媒介にし永遠に燃え続け精神を削り取り廃人になるまで焼き続ける
炎が幾何学上に収束を始める。
しかし飛び向かってくる 少女に光の攻撃が降りかかる
「?どう言う事だろうなこれは?」
『その答えは返答しかねます』
>>78
>「われわれの連れが失礼した。
 血気盛んで未熟な若い衆のしたことゆえ、広い心をもって許してやってくれるとありがたい。
 わたしはイョーベール、どう見ても蟹だ。
 そしてこの方たちは、光の勇者改めカオスの勇者、この世界に訪れた危機を救うべく戦っている」

『カオスの勇者照合完了…この世界では重要なピースの一つだと思われます』
「善でも悪でもない者か…面白い事になっているな」
名の通りにまさに混沌としているメンバーが揃っている探知した反応から良く分かる。
あの襲い掛かってきた少女も推測だが人間ではないだろうと思う。
大して重要でない存在と下衆な輩であれば此処で名乗らず無視して立ち去るのだが
相手も自己紹介をしてもらったのでこちらも返さなくてならない
ここは偽名を名乗ろうかと思ったが…辞めた
「…俺はミキストリ…ビャク・ミキストリだ
で、この妖精がユービックだ俺の…相棒みたいなものだ
俺も今の所の目的はあんたらと同じようなものだ
この辺りを調査している辺りだ」
嘘はとりあえず言ってない今後状況によって真逆に目的が変更される可能性がある
相手も似たような事を言ってるから後から文句は言わさせないが
出方を伺う前にどうやら奴さんと敵対する輩が出てきたらしい
今の所は部外者なので成り行きを見守っているが戦闘準備だけは整えていたが

>>79
『エリア特定、熱源反応を感知』
「こんな寒いところで幾ら小規模でも熱源反応はねぇぞ
…気になるが行って見るか?」
目的は同じだが、戦いならば自分には解決できるようで障害にならなければ彼等に任せることにした
そんな弱そうな連中ではなさそうにみえたからだ
感知した場所に向かうために方向を向けて歩こうとしたが
突如、向かおうとして正反対の方向から大爆発が起こる








81 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/11/05(金) 00:33:51 0
>74
>「そこのあなた! 聞えますかー!?
 止まってくださーい!
 あなたは何者で、何のためにここにいるんですかー!?」
「ありがたやありがたや」
手旗信号を送るアズリアさんになぜか聖母様のようなオーラを感じたような気がした。

>75 >77
「ボクは妖精のテイル、こっちはフライングポリプで中身は人間のアズリアさんと看板のフラポリーちゃん
それでこっちが妖怪の……食べちゃらめえええええええ!!」

>78
幸いイョーベールさんの迅速なツッコミによって大惨事は免れた。
だがしかし。また新たな人物が場に登場した!

「インペたん久しぶりー」
死霊皇帝軍所属のままならもう敵ではないけど、境界に寝返ってる可能性もあるから油断ならない。
>「奴等め、三顕王共々、デミウルゴスに抱き込まれおったのか!?」
「なんだって!? そうなの!?」
「デミグラスソースなんて知らねーよ。今回の任務は庭掃除だ。
お前らのお相手は……見当たらないようだな。てっきり近くにいるものだと思ったが……」
とりあえず今戦う気はないようだ。

>80
>『エリア特定、熱源反応を感知』
>「こんな寒いところで幾ら小規模でも熱源反応はねぇぞ
…気になるが行って見るか?」
「間違いない、あいつらだ! 行こう!」
としたその時! 反対側で大爆発が起こった!
振り向くと、今までは見えなかった謎の施設が見える。
「何!?」
誰に向けられたでもない問いに答えたのは、インペトゥスだった。
「奴等が操る生物改造施設だ……
爆発で結界が解けて見えるようになったのか。これ程近くにあったとは……!」
「え?」
「ベアトリーチェから聞いた。あれだけの爆発だ、余程の事故だろう。
お前たちはすぐあそこに行ってできるだけ多くの被害者を助けろ!」
「……君そんなキャラだったっけ?」
意外な言動に、思わず聞き返す。
「うるせえつべこべ言うと殺すぞ! あいつらと一緒にな!」
インペたんは鬼気迫る顔でそう言い残し、熱源の方へ飛んで行ってしまった。
「昔ボク達に向けた憎悪があっちに向いてる……」
もちろんその方が都合がいいんだけど、憎む対象が無くなったら彼はどうなってしまうのだろう。
そしてアイツが被害者を助けろなんてどういう風の吹き回しだ。
爆発を放置するわけにもいかないし、逆らうと本当に殺されかねない。
それに彼ほどの実力なら十分過激派達を足止めしてくれるはず。
「……彼の言う通りにしよう!」
爆発のあった施設のほうへ向かう。

82 :名無しになりきれ:2010/11/07(日) 18:05:07 0
『静謐の氷原』――ベアトリーチェ言うところの「庭」――
その温度と氷雪が既に生物の立ち入りを拒むに十分なその土地に、
例の騒がしい妖精一行が現れた。よりカオスな面子になって。
まあ、その事自体はどうでもいい。
あいつらが何の脈絡も無くオレの前に現れるのは毎度の事だ。

その時、計ったように近くで爆発が起き、施設の姿が露になる。

施設――生物改造施設。
遺跡とも言うべきそれが、いつから存在するものかは知れない。
異世界文明だか超古代文明だか知らんが、過剰なまでの設備を備えたソレは、
歴史の闇の中で密かに人から人へ団体から団体へと受け継がれ奪い合われ
数々の成果と惨劇を生み出してきた――筈だ。
そして、氷原を統べるベアトリーチェが、今も――おそらく何らかの取引の上で――
施設の稼働を黙認している事も想像に難くない。
まあ、それは・・・

・・・・・・。

・・・どうでもいい。
・・・どうでもいい、でなければならない。

他人が何をしてどうなろうが、オレの知ったこっちゃない。
オレが欲しい物はただ一つ・・・オレの仇の情報。

あっちは、丁度おあつらえ向きにいらっしゃる勇者様一行の仕事だろうからお任せだ。
ただ、オレを「インペたん」とか言うな。

83 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/11/07(日) 18:43:52 O
>>75-81
>「お前等こそ何者だ?人の名前を聞く前に自分から名乗れよ礼儀だろ?」
まことにもって正論です。
他人に名前を聞くときはまず自分が名乗る。
一般常識ですよね。
ですが、カオスの勇者達に常識が通用すると思ってはいけません。
>「人間の血ってすすると暖かいんだよね」
>イョーベールは ギガデインを となえた!
はい。 いきなり襲い掛かったルーミアに、イョーベールのツッコミ入りましたー。
とはいえ突っ込まなければ反撃の宇理炎でダメージは加速していたでしょうから、これはGJですよね。

>「…俺はミキストリ…ビャク・ミキストリだ
一同の自己紹介に答えて、ビャクも名乗ります。
テイルに紹介されているとはいえ、やはり自己紹介は自分でもしないといけませんよね。
「私は人間でガイア神の神官、アズリア・ニャンです。
 よろしくお願いします。」
『ワタシハ Flyng Polyp フラポリー デス。 イゴヨシナニ。』
PLの人も合わせてよろしくお願いいたします。

>「ムッ、どうやらおでましのようだ。随分と手洗い歓迎だぞ」
「なんですか!? 敵襲ですか!?」
警戒する勇者達一行の前にやってきたのは。
・・・一応敵じゃありませんでした。
>「インペたん久しぶりー」
>「奴等め、三顕王共々、デミウルゴスに抱き込まれおったのか!?」
>「なんだって!? そうなの!?」
「・・・。 ・・・?」
知り会いらしいテイルとインペの会話に入っていけず、黙り込んでいるアズリアです。
今のうちに看板を使って重要情報を教えておきましょう。
『かくかくしかじか(長くなりそうな説明は省略されました。 内容を知りたい方は ここ をクリックしてください)』
「なるほどそうだったんですか!」

>「こんな寒いところで幾ら小規模でも熱源反応はねぇぞ
>「間違いない、あいつらだ! 行こう!」
「崑崙ですねわかります!」
いざ行かん境界過激派の暴挙を止めるため!
とばかりに熱源反応のほうに行こうとした一行ですが、それを止める出来事がありました。
反対方向での大爆発と謎の施設出現です。
>「何!?」
>「奴等が操る生物改造施設だ……
「奴等って・・・境界の眷属の・・・ですか?」
こんなところで何を造っていたのでしょうか。
謎は深まるばかりでございます。

>「……彼の言う通りにしよう!」
「あの人一人で大丈夫なんですか?
 それにあの施設・・・どうしていきなり爆発なんかしたんでしょうか。
 ・・・何かの事故・・・?」
迷いながらもテイルについていくアズリアです。
迷わず行きましょう。 行けばわかります。
たぶん。 もしかしたら。 わかるといいですね。

84 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/11/07(日) 18:45:27 O
爆発のあった施設では、半分雪に埋もれた建物から次々に改造生物が逃げ出してきています。
鰤、はまち、鯵、鮭、鰹、平目、鯛、鰈、鮟鱇、鰊、海豚、河豚などなどです。
皆さんは何種類読めましたか?
漢字検定ではないので何個でも問題ありません。
要するに改造生物達は魚。 生物(なまもの)だったのです。
魚じゃない生物も混ざっていましたが、それは気にせずに。
ちなみにミイラになると彼らは乾物になります。

「あっ! カオスの勇者達の襲撃だ!
 工場の爆発もあいつらのせいに違いないぞ!」
どこからとも無く上がった声に、改造生物達の視線が勇者達に集まります。
見事な鯵テート・・・ではなくて、アジテートですね。
扇動大成功です。
「くそっ! さすが汚いな邪悪の勇者達きたない!」
「よくも俺の仲間を焼き魚にしやがったな!」
「貴様の血は何色だ〜っ!」
「お前達だけは・・・お前達だけは絶対にゆるせねえぇぇぇ!」
いつの間にか邪悪の勇者になっていますが、まあ、あちらから見たらそう見えるのでしょう。
やせいじゃない かいぞうなまものたちが おそいかかってきた!

あちら>>82はインペたんがなんとかしてくれるようなので、こちらはがんばりましょう。

85 :名無しになりきれ:2010/11/07(日) 19:17:16 0
インペトゥスが魔導バイクで上空から「虫」
――ベアトリーチェはそう言ったが、実際は山塊のようなものだ――
に近づくと、そいつはもう氷原を局所的に泥濘に変え、厚い氷の底の岩盤の上に降り立っていた。
山頂のわずかな部分だけが水面から突き出ている。

「あーあー、こりゃ中の温度がえらい事に。
乗ってる奴らはいろんな意味で普通の生き物じゃねーな。めんどくせえ」

山頂部の奇岩の間にバイクを停めると、インペトゥスは庭園風の山頂部の探索を開始し、
ほどなく東屋風の建物の中に山塊内部への通路を発見して忍び込んだ。

――――――――――

一方、崑崙底部にて。
「接地姿勢安定しました」
「過稼働による機関部損傷率約20%!出力低下中!」
慌ただしい雰囲気の中、
「直ちに周辺土中をスキャン!神殿とか・・・何かそういう奴!」
熱で蒸し鶏になりかけながら妖烏が命じる。
「ちゃんと探知できるんでしょうね?」
霧状になって温度の影響を免れたエドは冷たい視線を送っていた。

86 :ルーミア ◆yDvhfPtzwE :2010/11/07(日) 20:30:03 0
>>78
ルーミアの牙が腕に刺さるまさにその時
天が雲で覆われ、あたりに雷鳴がとどろいた
「シビビビ…」
ちょうどその真下にいるルーミアに雷が落ち、骨が透けて見える
しかし、見た目に反し、今の攻撃は聖属性である
雷鳴が終わったとたん、膝から下が雪に埋もれた
泣きっ面に蜂とはまさにこのことか
雷属性だったら死なずに死んだものの、聖属性に対する耐性はほとんどないがゆえにそのまま息絶え、1回休みになってしまった
妖精であれば復活にかかる時間はほんの一瞬だが、ルーミアぐらいの妖怪になると時間がかかる
ボケをかましたばかりに鋭い突っ込みが入り、事実上の死亡に追い込まれてしまった

【今までお世話になりました。機会があったら、また、その時はよろしくお願いします】

87 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/11/08(月) 00:02:46 0
彗星帝国と化した崑崙を追って降り立ったのは、吹雪荒れ狂う極寒の地。
同じガイアの筈ではあるが、かつて巨大ぶち猫に拾われた時とはあまりにも異なる環境に
チェシュエは冬眠しかかっていた。
そこに、突如爆発とともに現れる改造生物の群れ。

「・・・全て読める故、案ずるな」
(尤も、読めたところで、その姿に対して特段の意味を有するとは思えぬがの・・・)

水中生物がモチーフであるにも拘らず空中で戦闘態勢をとり、
見渡す限りの氷雪の中、どこからともなく大量の水を噴射し、水の輪やヴェールを纏い、
熱湯や塩水、更には滝や津波や濁流までも出現させる改造生物達によって、
氷原は忽ち奇怪な氷のオブジェが林立する現代美術の展示場と化す。

(避け損ねたら天然アイスコフィンか・・・)
手頃な氷に身を隠しながらチェシュエは仲間達を追う。
「初撃は、雷、電撃系の範囲攻撃が有効に思えるが・・・
マッギョとランターン系は残るだろうが仕方あるまい。
避雷針持ちが居れば別途通常攻撃を集中させて落とすのが良かろう」
どうやら電波を受信したようだ。

88 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/11/09(火) 00:05:01 0
>86
「ルーミアさーん!」
ルーミアさんは長めの一回休みになってしまった。なんてこった!

>83
>「あの人一人で大丈夫なんですか?
 それにあの施設・・・どうしていきなり爆発なんかしたんでしょうか。
 ・・・何かの事故・・・?」
「大丈夫、あいつとは何度か戦ったことがある。
ちょっとやそっとでくたばるような奴じゃない……。
とにかく行こう! 行けば分かる!」
分かるといいな!

>84 >87
「これが……改造生物!? なんて奇っ怪な生物たちだ! 読めないぞ!」
>「・・・全て読める故、案ずるな」
改造生物達に呼びかける。
「彼女は全て見切ったそうだ!
落ち着いて、みんなを助けにきた! この際どさくさに紛れて逃げよう!」
>「あっ! カオスの勇者達の襲撃だ!
 工場の爆発もあいつらのせいに違いないぞ!」
「は、はははは犯人ちゃうわ!」
>「くそっ! さすが汚いな邪悪の勇者達きたない!」
>「よくも俺の仲間を焼き魚にしやがったな!」
>「貴様の血は何色だ〜っ!」
>「お前達だけは・・・お前達だけは絶対にゆるせねえぇぇぇ!」

>「初撃は、雷、電撃系の範囲攻撃が有効に思えるが・・・
マッギョとランターン系は残るだろうが仕方あるまい。
避雷針持ちが居れば別途通常攻撃を集中させて落とすのが良かろう」
「これでも一応被害者だから焼き魚にするのは可哀想だよ! 魚の餌! 魚の餌出して!」
NPCズに、フラポリーちゃんの袋から魚の餌を出すように指示する。
「分かった!」
メルちゃんが何か閃いたようだ。
「鯛や鮃もいる……ここはきっと竜宮城だ……!」
「”竜”宮城ってことはもしや境界過激派の本拠地!?」
道理でこうなるわけだ!

89 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/11/09(火) 00:23:29 0
>>80
互いに自己紹介はなんとか終えた。
「調査か。今、大変なことになっている。
 境界の神ソフィアの眷属がよからぬ行動をとっているが、
 これが世界の安定を揺るがす大惨事に繋がる気がしてならない」

>>86
「たいへんだ!ザオリクの用意を――」
イョーベールがあわてて蘇生させようとした、そのときである
『神は言っている――ここで生き返らせる定めではないと』
謎の声が聞こえた。そういうことになった。
【おつかれさまです。またの機会をば】

>>84>>87
「ほう、このわたしに戦いを挑むとはな――」
イョーベールは不敵な笑みを浮かべている――ように見えたが、よくわからない。
「良いのか?本当にやるのか?
 この私――蟹座(キャンサー)のイョーベールと戦うことがどういうことか、その意味をよく考えるんだな!」
スラキャンサーとの戦いは、概ね下の動画のようになる。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10683662
http://www.youtube.com/watch?v=1cxYV9dr96s

この忌々しい蟹は、敵にひたすら不毛な持久戦を強いることで悪名高い。
戦ったことのある者の大半が、スラキャンサーを憎んでいる。
スキルの組み合わせ次第では永遠に試合が終わらないか、不毛な消耗戦を強いられた挙句に敗北することもある。
たとえ勝てたとしても、30分以上にも渡る長期戦の末の空しい勝利である。
彼と遭遇してしまったばかりに、1時間以上も蟹を相手に戦い続けなければならないことも多い。
「スラキャンサーだ……」
「テンプレの特技欄のスキル構成も典型的な耐久蟹だ……」
魚たちは尻込みして、士気がものすごく低下している。
知っている人にはわかるが、誰だって耐久スラキャンサーなんかとは戦いたくない。

>>88
「みろ、奴らの士気が下がっている!和平交渉なら今のうちだぞ!」
見れば、魚の餌で買収する準備が進められていた。
「竜宮城か――なるほど、敵の本拠地も近いのやも知れぬ」
しかし、重要なことを忘れてはいないだろうか。
イョーベールは蟹である。海産物である。
何らかの悪影響が無ければ良いが――

90 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/09(火) 03:19:36 0
>>89
>「調査か。今、大変なことになっている。
 境界の神ソフィアの眷属がよからぬ行動をとっているが、
 これが世界の安定を揺るがす大惨事に繋がる気がしてならない」

俺が派遣されるという事はよっぽどの事態であり
他世界あるいはそれ以上を揺るがす前代未聞の状態になりつつある事を知りつつも
今は話さなかった。それは余計な混乱の招く上にまだ彼等が協力者となりえるか分からなかったからだ
「境界の神スフィアか…」
境界の神という聞きなれないが引っかかりしばし思考するビャクであった。
>>81
顔見知りらしいがどうでもいいので
無視して熱源反応の場所まで向かおうとしたが正反対の方向からの爆発が起きる
「なにが起こった?」
『この領域に一部高度な隠蔽結界が貼られていたようですそれが何らかの要因で解除されたと思われます』
「しかしなんの施設だアレは…」
その答えに先ほどの男が答える。
>「奴等が操る生物改造施設だ……
爆発で結界が解けて見えるようになったのか。これ程近くにあったとは……!」
生物改造と言う部分で既にとても胸糞の悪い光景を思い出し不愉快にになっていた
周った世界のゴキブリの如く存在し、傲慢な連中――どこぞの神気取りで何でもやって良いと思い込んでいるエゴイスト共を思い出させるからだ
『どうされますか?このまま例の場所に向かいますか?』
「…ちょっと寄り道をさせてもらうやっぱ収まんないわ」
この最悪の気分を少しでも晴らすために、カオスの勇者と歩む方向に同じく進める、
そして自分に言い聞かせる決して、哀れみや同情などで引導を渡しにいくわけではないと。



91 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/09(火) 03:21:08 0
>>83
>「あの人一人で大丈夫なんですか?
 それにあの施設・・・どうしていきなり爆発なんかしたんでしょうか。
 ・・・何かの事故・・・?」
「さぁな…ソイツは見てみないと分からないだろうな
憶測でなんて幾らでもできる、真実は自分の目で見なきゃわかんねぇ
例えそれが…どんなに残酷でも…」
その時、ある少女の顔が脳裏を過ぎるが誰にも気づかれないように
そっと歯軋りをすると速度を上げて前に進む。

施設まで辿り着くと>>84のように様々な生物が逃げ出している
>「あっ! カオスの勇者達の襲撃だ!
 工場の爆発もあいつらのせいに違いないぞ!」
>「くそっ! さすが汚いな邪悪の勇者達きたない!」
「よくも俺の仲間を焼き魚にしやがったな!」
「貴様の血は何色だ〜っ!」
「お前達だけは・・・お前達だけは絶対にゆるせねえぇぇぇ!」

どごぞの阿呆の妄言に引っかかり、こちらに襲い掛かってくる
「ったく簡単にパニック起して…まぁ人間以下の知能ならしょうがねぇか」
とどこからともなく剣を召喚し、片手に持ち
まずは切り込むかと考えている矢先、

>「初撃は、雷、電撃系の範囲攻撃が有効に思えるが・・・
マッギョとランターン系は残るだろうが仕方あるまい。
避雷針持ちが居れば別途通常攻撃を集中させて落とすのが良かろう」
>「これでも一応被害者だから焼き魚にするのは可哀想だよ! 魚の餌! 魚の餌出して!」
>「みろ、奴らの士気が下がっている!和平交渉なら今のうちだぞ!」

戦わずに済ませてしまっただが拍子抜けするが
まぁ余計な力を消耗させなかっただけでも儲けものだろう

>「竜宮城か――なるほど、敵の本拠地も近いのやも知れぬ」
>「”竜”宮城ってことはもしや境界過激派の本拠地!?」

「本拠地ねぇ…まぁ馬鹿正直に正面から来たもんだが…どうせ始末なんないかもしれないなら
行きがけの駄賃だ――貰ってけ」

剣ではなく独特な禍々しさを持つ和弓に変化すると竜宮城の正面門に向かって弦を引くと
凄まじい速さで矢が放たれ、一撃で門が吹き飛ぶと再び剣に戻し竜宮城の
中に入っていく
「こんちわ〜三河屋でーす」
100%悪ふざけ全開で名乗りながら
>>86
あんま接触がないうちに消えてしまったが…
まぁ簡単には死ななさそうなので
また戻ってくるだろういつか…と思った

92 :名無しになりきれ:2010/11/11(木) 01:08:04 0
霧に姿を変えたエドは、言うだけ言うと崑崙を離脱しそのまま竜宮城に上がり込んでいた。
「私が拳王エドだ。永の留守番ご苦労だった。早速だがソフィア復活を準備しろ、鰻」
向き合っているのは、ロランドの色違いとでも言うべき、研究者風の男。
「三顕王が一といえど、竜宮城にて乙姫ソフィアの留守を預かるこの黄竜に対し無礼であろう」
庭の花を愛でるかのような穏やかな口調で拒絶する男――黄竜。
「ならば貴様等が世界に及ぼす力の基であるあの工場に、更なる不幸な事故が起きるが?」
エドのその言葉に合わせたかのように、その時、竜宮城の門が吹き飛んだ。

「こんちわ〜三河屋でーす」

「何だあれは。さっさと片付けてソフィア復活を始めろ、鰻!」
門の方を睨みながらエドが声を荒げる。
「・・・また随分と余計なお客様を連れて来られましたな」
黄竜は冷たくエドを見返した。

93 :名無しになりきれ:2010/11/13(土) 22:45:07 0
>88
>「これでも一応被害者だから焼き魚にするのは可哀想だよ! 魚の餌! 魚の餌出して!」
>89
>「みろ、奴らの士気が下がっている!和平交渉なら今のうちだぞ!」

「失礼。そちらのルールであったか」
電波を受信し直すチェシュエ。

ニア エサをなげる
  どろをなげる
  サファリボール のこり30

かいぞうアジテーターは エサをたべている!

「陸上でも活動に全く支障無いようだの・・・何と高度な改造技術・・・」
アジテーターを観察したチェシュエは素直に感嘆している。
「ん?悪の勇者のくせに知らないのか。
ここは数千年の歴史を持つ研究所、確立した技術を研究員にも適用し、
強化した能力で更なる技術を開発してるんだぞ。
お前らごときに壊されてたまるかってんだ」
アジテーターは得意げだ。
「・・・ではそなた達は、望んで改造を受けたのか?」
「当たり前だ。能力を高め研究の質を高める、こんないい事はないぜ」
アジテーターは単なる実験材料ではなく、研究員のようだ。
「・・・崑崙もこの姿勢を見習うべきやもの」
自身も改造生物と言えなくもないチェシュエは、我が身とそれを育てた崑崙を暫時思い返した。
「ああ、爆発は我等が起こしたのではない・・・まあ今のところはその立証もできぬが」


94 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/11/14(日) 00:09:19 0
>93
名前入れ忘れました。すみません。

95 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/11/14(日) 16:55:06 O
>>86
『さらば戦友よ…』
ピチュったルーミアにフラポリーからの伝言です。
PLの人からも機会があればまたよろしくとお伝えしましょう。

>>87-89
>「初撃は、雷、電撃系の範囲攻撃が有効に思えるが・・・
「すみません・・・どちらも使えません・・・」
残念ながら神官戦士のアズリアには、雷系の魔法は使えませんでした。
有効な攻撃はわかっても、攻撃できないなら意味がありません。
ですがどうやら、魔法は使わなくても良いようですよ。
>「これでも一応被害者だから焼き魚にするのは可哀想だよ! 魚の餌! 魚の餌出して!」
>「みろ、奴らの士気が下がっている!和平交渉なら今のうちだぞ!」
「餌付けですねわかります!」
『ちょwwwおwまwえwらwwww』
哀れフラポリーの麩菓子は魚の餌になってしまいました。
ちなみに>>89の時空の狭間から、蟹と城の戦いを垣間見る事ができます。
PLの人が負けるわけにはいかないとさらなるカオス化を誓ったのは、PCたちには秘密です。

>かいぞうアジテーターは エサをたべている!
>「当たり前だ。能力を高め研究の質を高める、こんないい事はないぜ」
自分の体で人体実験。
違いが体で感じ取れるわけですから、効率的と言えば効率的です。
科学者の鏡ですね。
>「・・・崑崙もこの姿勢を見習うべきやもの」
>「ああ、爆発は我等が起こしたのではない・・・まあ今のところはその立証もできぬが」
「そうですよ。 私たちはただ・・・」
アズリアがさらにフォローを入れようとした時、竜宮城の門がドカンと吹き飛び>>90-91ました。
改造人間たちの視線が痛いですね。
「・・・ほ、ほら! 爆発させたのは今なんです!
 だから最初の爆発は私たちじゃないんですよ!
 さささ、それじゃ早く行きましょう行きましょう!」
逃げるように他の仲間と共にその場を立ち去るアズリアでした。
ちなみに改造人間たちは食事に忙しいようで、追いかけてはきませんでした。

>「こんちわ〜三河屋でーす」
奥に進む一行の前に、研究者風の男が出てきます。
「当家は駿河屋さんに来てもらっているのでお帰りください。」
冗談に冗談を返すこの男が、竜宮城お留守番役の黄竜です。>>92
「冗談はさておき、遠路はるばるよく参られた。
 私はこの竜宮城を預かる黄竜だ。
 久しぶりの来客を歓迎したい所だが・・・その前に。
 この地に何用あって来られたのかな?
 我々の目的は、ソフィア様の封印を解いて古の平和をガイアに戻すこと。
 誉められこそすれ、門を吹き飛ばされるような事はしていないのだがね。
 お前たちもガイアを平和にしたいという思いは同じだろう。
 ここはお互い過去の遺恨を水に流し、協力することが双方の益になると考えるのだが?」
黄竜は勇者たちにこの地に来た目的を尋ね、協力を呼びかけます。
境界の勢力でも穏健派なのかもしれませんが、もちろん時間稼ぎの可能性もありますよね。
どう答えますか?

96 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/11/14(日) 23:08:51 0
>>90-91
「これでは境界の過激派を笑えぬな、ハハハ」
門を吹き飛ばして進入を図るビャクを、やや呆れ気味で見ていた。
とはいえ、門を壊さないと、大きさ的に考えてスラキャンサーが中に入れないのだが。

>>93
相変わらず悪の勇者呼ばわりなのが気になるところではあるが、一応は買収に成功したようである。
魚どもは戦いの手を止めたようだった。
「門のやつはともかく、その前の爆発については関与していない。
 門の弁償は、壊した者――あちらに請求書を送っていただきたい」
イョーベールはビャクを指し、門の弁償はあっちにさせようとした。
とりあえず、門を破壊した点については、破壊した者に責任を負わせて然るべきであろう。
こういった狡っからい点は、ゴローの性質が微妙に受け継がれていると言える。
なお、直前の人生はごろつきではなく、正義感の強い立派な天使である。

>>95
「これは、失礼した」
蟹は魚どもを威嚇したくらいで、門を破壊したりはしていない。
「なるほど、確かに争いの無い平和な世界は、われわれの望むところではある。
 本来ならば、われわれはこのような破壊を是とはしない、これは分かって欲しい」
とりあえず黄竜の話に耳を傾ける体勢をとった。
耐久スラキャンサーは使っている側にとっても苦痛である。
本当に回復と防御しかないので、TRPG的にも不毛以外の何物でもない。
彼は戦いは空しさを本能で思い知っているので、平和が何よりと思っている。
「しかしながら、境界の神がどのような形で復活するか、これが問題だ。
 どういった形で平和が訪れるのか、これを答えて貰わないことには同意できない。
 境界の過激派の勢力は、光も闇も消滅させて境界のためだけの世界を作ろうとしていると聞く。
 何も分かたなければ境界ではないというのに」
ごもっともな意見である。
境界の眷属だけになったので平和になりました、では済まされない。
この世界には多種多様な生き物が居て、光も闇も混在している。
「ああ、質問ばかりで済まないね。
 なにぶん、わたしは生まれて間もないのだ。
 前世の記憶をある程度受け継いではいるが、知らないことはとても多い。
 その、古の平和とはどんなものなのか、教えていただきたい」
問答を始めるが、時間稼ぎが狙いというのなら、見事にその作戦に乗ってしまっている形になる。
とはいえ、蟹が勝手に話しているだけだが。

97 :名無しになりきれ:2010/11/17(水) 23:29:00 0
「在れば前後を分ち、通ればその左右を分つのが境界。
世界が境界のみのものとなろうとも、忽ち互いに互いを分つだろうよ。
しかし、ソフィア様を境界の神と呼ぶか・・・」
黄竜はわずかに苦笑を浮かべた。
「ソフィアは智慧なり。
道理を枉げる奇跡を行う力に非ず、
不変普遍の世の真理を知る力なり」
吹雪の空を見上げ、教典を説くかのように唱えると、蟹に向き直る。
「如何なる神もその力も、何時でも何処にでも誰にでも在る訳ではない。
宇宙の大半は神の意思に依らない自分自身の法則で動いている。
さればその法則を理解する此れ即ち宇宙の大半を理解し得る事、
その法則を活用する此れ即ち宇宙の大半を活用し得る事。
我等がソフィア神を望むはより深き智慧を頂く為。
願わくは他の諸神の過干渉より我等を守り給え」

98 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/11/18(木) 00:32:12 0
>97
「先生分かりません! 世界の法則そのものが神なんじゃないの?」
「そうだな、便宜上仮に神と呼ぶことにしようか。
ソフィアとは多くの神格で一つの体を共有する神。古の時代、この世界には4つの季節があった。
木は火を生み、灰は土に帰る。土は鉱物を孕み、金属の表面には水が生じる。
そして木は水によって養われる。
世界は完璧な均衡のもとに育まれ、人間はソフィアの祝福のもとで文明を発展させていった。
しかし数え切れないほどの季節が巡ったとき、皮肉にもソフィアの賜物である文明のせいで世界の均衡は崩れた。
その結果一つの神格が暴走し、陰陽を喰らわんとした……」
「その神格とは?」
「それが私……思慮を司る智慧の神格、黄竜だ! 皆の衆、復活の準備は整った!」
黄竜はそういったかと思うと丸い宝石に姿を変えた。
「正体はソフィアのシャードそのものだったのか……!」
「行きましょう、黄竜よ」
──ああ、ただし忘れるな、昔と同じ過ちは決して犯さぬぞ
エドが黄竜を拾おうとする。
「行かせるかー! ファイアボール!」
吹っ飛ばされてアフロになりつつすごむエド。
「ぐぬぬ……! そろそろ潮時ですね。この辺で始末してあげましょう!」
黄竜争奪戦の始まりだ!
ーー私はどちらの方法で復活しようと構わない。お前たちに委ねよう!

99 :名無しになりきれ:2010/11/18(木) 01:50:45 0
一方、崑崙内部―――――

「グガガゲー(うわーだめだー)」
レッサードラゴンが、旋回する鎖に吹き飛ばされていた。
「甘い甘い、まあモブの性能じゃあ仕方ないがな」
手甲から延びる鎖をまだ向かって来る奴の胴に叩き込みながら、インペトゥスは呟く。
既に角が見えている――ナイトメアの異貌状態だ――ので、言うほど容易な戦いではないのだろう。

レッサードラゴンの火力に脅され無理矢理働かされていた下っ端仙人達は忽ち投降した。
「邪魔だから出てけだとよ、氷原の主さまが仰せには」
つまらなそうに言い放つインペトゥスに、下っ端仙人は必死で訴える。
「し、しかし、機関部はこやつらの親玉に抑えられていまして、我々とて動かすことは・・・」
「・・・っせーなー又かよ。その親玉ごと皆殺しにされたいか?」
「ひーっ・・・い、否、我々とて帰れるものなら今すぐにでも、ですが機関部が・・・」
「あーもう煩い煩い。お前らまとめてそこにすっこんでろ。動いたら承知しねえ。
あと持ってるもん出せ。情報とアイテム」
下っ端仙人の目の前を鎖が音を立ててかすめ、床に打ち込まれるビシッという音が響く。
これまでも何部屋かで同じような戦いを経てきたようだ。

手に入れた情報を整理しアイテムである程度の回復を行うと、
「次の次あたりで最下層でボス戦ですねわかります」
独り言とともにインペトゥスは部屋の一角をぶち破り、そこから姿を消した。


そして、崑崙最下部―――――

「なんか細長い構造物探知ー。全力で掘削ー」
「これ以上の動力供給は機関部へのダメージが・・・」
「いいから言う通りにしなさい。早くしないと見張りに火を吐かせるよ」
地下深くに何かの構造物を探知した妖烏が、掘削を始めていた。

――――――――――――――――――――

それがソフィアの封じられた神殿への通じていることも、
それが竜宮城とベアトリーチェの城を繋ぐ位置にあることも、
この時崑崙の中に居る者達はまだ知らない。

100 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/11/20(土) 00:23:24 0
改造生物達に別れを告げ、アズリアを追って竜宮城に近付いた
チェシュエの前に展開されていた光景は−−

吹き飛んだ門の残骸。
黒地に白の雷に撃たれましたな骨模様になった少女。
剣を引っ提げた外套の男。
アフロなチャイナドレス。
いかにもな宝玉。
・・・どう見ても超人バトルですありがとうございました。

(お疲れさまでした・・・機会があればまたどこかで・・・)
少女に向かって手を合わせると、チェシュエは少し離れた物陰に滑り込んだ。
(・・・一体、何が起きておる?)

101 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/20(土) 02:53:21 0
>>96
>「門のやつはともかく、その前の爆発については関与していない。
 門の弁償は、壊した者――あちらに請求書を送っていただきたい」

「その爆破したお陰で入れた奴にそれを言える立場も資格もない思うんだがな?」
皮肉をたっぷり込めた口調で鼻で笑う

>>95

>「冗談はさておき、遠路はるばるよく参られた。
 私はこの竜宮城を預かる黄竜だ。
 久しぶりの来客を歓迎したい所だが・・・その前に。
 この地に何用あって来られたのかな?
 我々の目的は、ソフィア様の封印を解いて古の平和をガイアに戻すこと。
 誉められこそすれ、門を吹き飛ばされるような事はしていないのだがね。
 お前たちもガイアを平和にしたいという思いは同じだろう。
 ここはお互い過去の遺恨を水に流し、協力することが双方の益になると考えるのだが?」

この言葉に関しては基本は部外者なので、そんな事はこっちとしては知ったことではないが
「こっちが馬鹿丁寧にノックでもしたら入れてくれたか?悪いがこっちは予想以上に大変な事になってるんだよ
俺はあんた等に対して遺恨もなにもねぇし、馬鹿げた争いのなんなりは勝手にやってくれで、勝手に自滅でもしてくれ」
おっと、最後は近頃思い始めた本音が出てしまった。
「それに最後の言葉はどう考えても握手した途端後ろからズドンする悪役の台詞だぜそれは?
水に流し、協力することなんてお綺麗な言葉を使う奴等は会ったのがほとんどそうだったな
簡単に水になんて流せないんだから本当に業って深いよなぁ」
経験から言って、それが妥当と判断し陳腐な悪党の常套句として呆れていた。

>>96-98
>「しかしながら、境界の神がどのような形で復活するか、これが問題だ。
 どういった形で平和が訪れるのか、これを答えて貰わないことには同意できない。
 境界の過激派の勢力は、光も闇も消滅させて境界のためだけの世界を作ろうとしていると聞く。
 何も分かたなければ境界ではないというのに」
「ああ、質問ばかりで済まないね。
 なにぶん、わたしは生まれて間もないのだ。
 前世の記憶をある程度受け継いではいるが、知らないことはとても多い。
 その、古の平和とはどんなものなのか、教えていただきたい」

この話に興味を持ち、警戒を崩さず聞いていた



102 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/20(土) 03:24:44 0
>「ソフィアは智慧なり。
道理を枉げる奇跡を行う力に非ず、
不変普遍の世の真理を知る力なり」
「如何なる神もその力も、何時でも何処にでも誰にでも在る訳ではない。
宇宙の大半は神の意思に依らない自分自身の法則で動いている。
さればその法則を理解する此れ即ち宇宙の大半を理解し得る事、
その法則を活用する此れ即ち宇宙の大半を活用し得る事。
「先生分かりません! 世界の法則そのものが神なんじゃないの?」
「そうだな、便宜上仮に神と呼ぶことにしようか。
ソフィアとは多くの神格で一つの体を共有する神。古の時代、この世界には4つの季節があった。
木は火を生み、灰は土に帰る。土は鉱物を孕み、金属の表面には水が生じる。
そして木は水によって養われる。

なるほどね、と内心頷く
それを知る弄れるというのは間違いなく万物を握っていると言って良いだろう
黄龍の話を聞いていたが雲行きが怪しくなっていく

「その神格とは?」
>「それが私……思慮を司る智慧の神格、黄竜だ! 皆の衆、復活の準備は整った!」
「正体はソフィアのシャードそのものだったのか……!」
「行きましょう、黄竜よ」
「行かせるかー! ファイアボール!」
「ぐぬぬ……! そろそろ潮時ですね。この辺で始末してあげましょう!」

だが黄竜と名乗る男が途中で話の終わり辺りで様子がおかしくなり、その姿を宝石に姿を変える
とその場に現れた過激派と思わしき者に火の玉が投げられ戦いの火蓋が切って落とされる
予想はしていたが

「結局始まったな、だがアレなら…」

ある思惑が頭に浮かぶこれならば長年捜し求めた答えが分かるかもしれない
そうこの身に課せられた呪縛に等しい大罪から解放される方法が
だがそれはこの世界を犠牲にしてまでも手に入れるべきなのだろうか?
ふとこんな事を想い、実行を留まるかつて救う立場で戦ったとしての名残として
いや元からの性根からか常に想うようになっていた自分もお人好しだと思うが

「……まぁ所詮は欠片では断片的しかないわけだしな
完全になったらその時に考えるか」

剣の構えを変え、鞘はないが居合い抜きの形を取り
利腕上段に垂直に構える型でエドに向かい一気に走り始める
その動きに間合いを困難にさせる
後手に回ろうとするものはすれ違いに抜いて斬り、先手を取って斬ってくるものは斬撃を飛び越え宙返りしながらの抜刀で斬り捨てる
その技はまさしく魔剣であったその名は―――

「―――奈良原兵法綾瀬刈流崩れ魔剣・昼の月――」

昼の月をそのまま振り下ろし、上手い事避けても防いでもシャードを
確保できる位置に踏み込んでいた。




103 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/11/20(土) 18:37:16 O
>>96-102
>その、古の平和とはどんなものなのか、教えていただきたい」
イョーベールの質問に黄龍は>>97と答えました。
>「先生分かりません! 世界の法則そのものが神なんじゃないの?」
「はいはい! 私もわかりません!」
触手を上げて質問するアズリアですが、フラポリーはノーリアクションです。
話の内容がわかりましたか?
『わからなくてもどうということはない』
ですよねー。

>「そうだな、便宜上仮に神と呼ぶことにしようか。
黄竜は親切に解説を入れてくれました。
【敵は主人公達にわからないことを教えないといけない】の法則発動ですね。
まだわからない方はいませんか?
要約するとこういうことです。
黄竜は悪役。
だいたいあってますよね?

>「行きましょう、黄竜よ」
>──ああ、ただし忘れるな、昔と同じ過ちは決して犯さぬぞ
ソフィアのシャードとしての本性を現した黄竜を、エドが拾おうとします。
ソフィアパズルがある以上、このシャード1つで境界の眷属がソフィアを復活させられるわけです。
>「行かせるかー! ファイアボール!」
放たれた火の玉に当たって頭がアフロになるエドでした。
なにげに忘れているかも知れないROMの方のために解説すると、エドは女性です。
頭をアフロにされたらそれは怒りますよね。

>「ぐぬぬ……! そろそろ潮時ですね。この辺で始末してあげましょう!」
「それはこちらのセリフです!
 なんだかよくわからない悪事を企む悪人など、私たちが叩き潰して見せます!」
説明を理解できなかったらしいアズリアは、言いながら触手を上下させてやる気満々です。
>ーー私はどちらの方法で復活しようと構わない。お前たちに委ねよう!
さて。 勝利の女神が微笑むのは果たしてどちらでしょうか。
いやあ、わくわくしてきましたね。

>「―――奈良原兵法綾瀬刈流崩れ魔剣・昼の月――」
チェシュエのように身を隠して状況を判断しようとする者がいれば。
アズリアのように殺る気満々の者もいます。
ビャクはやる気十分の方で、刀を手にエドに切りかかります。
避けてもシャードを奪われる絶妙の間合いからの攻撃を、エドは避けませんでした。
かといってもちろん斬られたわけでもありませんよ。
ただ、ふぅと息を吹いて周囲を霧で覆ったのです。
ただそれだけで、ビャクの初撃が空振りに終わりました。
エドが全てを霧で覆う程度の能力を使用したのです。

「ああああっ!? 敵がどこにいるのかわからなくなりました!」
ビャクと同じようにエドに突撃していたアズリアが大声を上げます。
今の彼女は盲目であり、視覚に頼らず行動しているために霧で見失ったのではありません。
【霧で覆う能力】は視覚だけではなく、全ての感覚を狂わせます。
なにしろ時に記憶や事実すらも認識させなくする強力な能力です。
フラポリーの体が持つ超感覚も当然狂わされます。
中身が精神攻撃に弱いアズリアでは、霧で覆う能力を見破ることはできません。
この能力を封じない限り、エドを攻撃することはできないでしょう。

「どうだ私の能力は。 お前たちの攻撃など私には当たらない。
 これが3顕王の力だ!」
得意そうにエドは高笑いをします。
悪役も上位になると余裕を見せつける必要があるからですねわかります。

104 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/11/20(土) 18:39:46 O
【同時刻:崑崙最下部】
視点は変わって崑崙内部です。
大急ぎで採掘を続ける妖烏以下を乗せた崑崙が、異常な音を立てて動きを止めました。
無理して動かし続けた結果、崑崙の動力部がついに壊れてしまったのです。
「崑崙動力部、完全に機能を停止! これ以上の採掘は不可能です!」
「ふざけないでください! ここまで来て何もせずに帰れるわけがないでしょう!
 今すぐ何とかしなさい! いますぐに!」
「無理です! 動力部が完全に焼きついています!
 再起動には早くても2日はかかります!」
>「これ以上の動力供給は機関部へのダメージが・・・」
と言われていたのに警告を無視した結果がコレですよ。
あいつは人の話を聞きませんから。
まあインペたんが暴れて>>99機関部の人員が減ったのも原因なんですけどね。

「ええいどきなさい! 後は私がやります!」
有象無象の下っ端仙人たちを押しのけて、妖烏は崑崙最下部最先端に向かいます。
手にした刀が一閃したかと思うと、たちまち崑崙ごと土が切り裂かれました。
空間を切り裂く能力の賜物です。
斬られた先に見えるのは、細長い建物。
つまりはソフィア神殿。
妖烏の目指す場所がそこにありました。

「お前達はここに待機して敵が来たら足止めしなさい。
 この先は私が1人で向かいます。」
下っ端とその見張りに指示を出し、妖烏は再び刀を一閃して空間を切り裂き、中に何かを放り込みます。
目当ての場所が見つかったのをエドに連絡というわけです。
便利な能力ですよね。 本当に。

105 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/11/20(土) 23:15:07 0
>102
もしあいつだけでソフィアが復活したらとんでもないことになる!
ビャクさんが、まるでツクヨミとアマテラスの加護を受けたかのような一撃を放つ!
>「―――奈良原兵法綾瀬刈流崩れ魔剣・昼の月――」
「やったか!?」
これはやってないフラグである。

>103
>「どうだ私の能力は。 お前たちの攻撃など私には当たらない。
 これが3顕王の力だ!」
「はて、お主は誰じゃったかのう。婆さんや、飯はまだかいな」
もはや戦闘どころではなく意味不明になってしまった。
その時、一振りの剣がひとりでに手に収まった。
──悠久とも思える長きにわたりこの好機を待っていた、今こそお前を消し去る! 行け、暴風の化身テュポーン!
テュポーンの鞘が燐光となって解け、渦巻く暴風が霧を吹き散らす。
テュポーンの鞘は、”土”のシャードが核となって形作られたものだ。
燐光は最初の人間型の時の黄竜とそっくりな幻影を形作った。
「勇者達よ、あのシャードを破壊しなさい。あの者こそが人間を間違えた方向に導いた張本人。
世界の均衡を崩し破滅へ至る智慧の悪しき側面。
はるか昔、私はやっとの思いで自らからあやつを自らから切り離す事に成功した。
今こそこの世界から末梢するのです!」
はるか古より続く因縁の原因が目の前にある。
星霜の長きにわたり光と闇に惨劇を演じさせ続けた諸悪の根源……。
「あれはあなたの悪の部分……じゃあ最後のシャードは他の場所に……?」
「その通り! あれはこの世界に不要なもの!」
「この世界に……不要なもの……」
不思議な高揚感が体を支配し、中性的でありながら妖艶な戦闘形態へと変化する。
今のボクは妖精だけができる純粋で残酷な笑みを浮かべていることだろう。
「エド……お前の能力はこの剣の前では通じない! 貴様の野望はここで終わりだあ!」
テュポーンを構えて飛び上がり、黄竜のシャードめがけて急降下する!

106 :名無しになりきれ:2010/11/21(日) 20:24:44 0
ダークの場合

熱血ヒーロー 従士
聖女ヒロイン  フィオナ
見守るおっさん  犬
クールビューティーお姉さん マダム(若マダムのイメージで)
妹系幼女枠 ミア
弟系美少年枠 空気王 ジェイド

107 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/11/21(日) 21:03:47 0
>>101
「ふっ……そこを突かれると痛いな」
だったらそんな巨大モンスターなんかに転生しなければいいのに。
しかし、転生する生き物を選ぶ権利は、ゴローやカトリエルには無いので、ある種の悲劇とも言えよう。
次は人並みにコンパクトで動きやすい体になるんだ。

>>102>>103
奈良原兵法綾瀬刈流崩れ魔剣・昼の月とやらを見たイョーベールは、これに対抗心を燃やした。
「剣術を嗜むか!
 フフフ、こちらも負けては居られんぞ!」
イョーベールは「ゆうき」のスキルを極めて、真の勇者として覚醒した――そう、多分。

光を纏ったハサミが、雑魚敵どもを薙ぎ払う!
これぞまさしく勇者だけが使いこなせる必殺剣、ギガブレイクである。
「ハハハ、どっちが悪役かわからんね……何ィ!?」
絵的には、巨大な蟹の怪獣が人間サイズの生き物を相手取って蹂躙しているように見える。
まあエドは霧の能力を用いて無傷なのだが。

>>106
そのとき、不思議なことが起こった。
光と闇を分かつ境界が無かったら、光と闇が完全融合し、よくわからない何かが誕生する。
人はこれをカオスと呼ぶ。
見よ!>>106を!
「大変だ、光と闇が真の融合を果たそうとしている!」
これを機に、ダークファンタジーTRPGスレとのクロスオーバー企画が実現に至るなどといった怪事件が起こるかもしれない。

イョーベールは、そのような光景を幻視したが、これは何らかの天啓かも知れない。
もし、ここでいろいろ間違って、境界が完全に失われたら?
待ち受けるのはカオスだけだ!
それを望むのは他でもない、忌まわしきデミウルゴスに違いない!

まあそんなことはともかく、戦いはなおも続いた!
「ええい、ままよ!」
必殺のギガブレイクが通じないからといって、このままじっとしていてもしょうがない。
そう、勇者には行動が大事なのだ!

>>105
そこでグッドタイミング、テュポーンの神秘的なパワーによって、物事の境界を曖昧にする霧が晴れた。
「そこだァーッ!」
イョーベールは巨体からは想像もつかない軽やかさで飛び跳ねると、背中の甲羅でくるくると高速回転した。
そして元の姿勢に戻るのだが、この高速回転が物凄い竜巻を起こした。
そこだもへったくれも無い広範囲攻撃だが気にしない。
テュポーンで能力を封じられたエドは、竜巻に巻き上げられ、全身を切り裂かれるなどの大怪我を負い、大変なことになった。
どうせ死にはしないだろうが、暫く戦闘不能になっただろう。多分。
「エドェ・・・お前はまさしく強敵だった」
エドは犠牲になったのだ・・・

108 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/11/21(日) 22:28:32 0
>102
>「―――奈良原兵法綾瀬刈流崩れ魔剣・昼の月――」

エドにこそ当たらぬものの、凄まじい剣風が周囲の一般物に襲いかかる。
飛んでくる瓦礫を必死で避けていたチェシュエであったが、

>105
>テュポーンを構えて飛び上がり、黄竜のシャードめがけて急降下する!

「ロードカオスは倒すのではなくロードリブラスルスと融合させて初めて真のエン・・・」
唐突に、しかも少しシチュエーションが違う電波を受信して叫ぶチェシュエ。

これが反物質テレサとズォーダー大帝的な何かだったなら、
ライトファンタジー時空そのものが吹き飛びかねなかったが、
幸い2つのシャードの性質はそこまで極端ではなかたようだ。
シャードの接点を中心に、閃光と、地を抉る程度の爆風が生じた。

>107
>「そこだァーッ!」

広範囲を巻き込む竜巻に、離れていた筈のチェシュエの身体も浮き上がり、
爆風で抉られ露になった広く深い縦穴−−元々は、其処には
朱塗りの柱の瀟洒な井戸が設えられていた−−の壁に叩き付けられた。

「・・・っ!」
呻きながらも体勢を立て直そうとするチェシュエ。
一応蛾なので、あまりダメージを負わずに着地はできそうだ−−底があれば、だが。

109 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/11/21(日) 23:14:44 0
>106
こことは違う異世界の冒険者達の姿が垣間見えた。世界の境界が薄くなっている影響かもしれない。
「もう時間がない! 消えろ悪しき智慧!!」
テュポーンを振り下ろす。その切っ先はあやまたず黄竜の宝玉を向いていた。

>108
だが、悪しきシャードを打ち砕いた感触はなく。代わりに凄まじい反発力が生じ弾き返された。
見ればテュポーンが再び鞘の光をまとっているではないか。
これでは同一存在同志が反発しあって破壊できないはずだ。
「どうして!? あれは悪いやつなんでしょ!?」
問いかけると、テュポーンの鞘が白い狼の姿を取った。
「アテナ……ちゃん?」
―― ロードカオスは倒すのではなくロードリブラスルスと融合させて初めて真のエンディングを迎えられるのです
白い狼はそれだけ言うと、黄竜のシャードをそっとくわえ、そのまま飲み込んだ。
そして再びテュポーンに巻き付いて元の通り鞘になった。多分黄竜は再び一つになったのだろう。
「これで……良かったんだよね」
本当にいいのかどうかはわからない。
だけどなんとなくアテナちゃんが止めてくれなかったら恐ろしいことになっていた気がする。

>107
>「エドェ・・・お前はまさしく強敵だった」
気づけばエドは倒されていた。
「こうしちゃいられない! 最後のシャードを探しに行こう!」

110 :PLの人(代:2010/11/24(水) 19:00:50 0
戦いが泥沼化(霧ですけどね)しそうになった時。
一振りの剣がテイルの手に収まります。
チート武器の1つであるテュポーンです。
>「その通り! あれはこの世界に不要なもの!」
>「この世界に……不要なもの……」
誰かに操られるようにテイルは剣を構えます。
さて。 世界には沢山のモノがありますが、その中で何が不要で何が必要なのでしょう。
後世人有り、要と不要をどう決めた? といった所でしょうか。

>「エド……お前の能力はこの剣の前では通じない! 貴様の野望はここで終わりだあ!」
チート武器の攻撃によって霧は晴れ、イョーベールの範囲攻撃>>107にエドは巻き込まれています。
邪魔するものはありません。
>「ロードカオスは倒すのではなくロードリブラスルスと融合させて初めて真のエン・・・」
正確に言うとチェシュエが止めようとしていたのですが、それより先にテュポーンはシャードを打ち砕きます。
・・・打ち砕いたはずでした。

>>109
>「アテナ……ちゃん?」
残念ながら邪魔が入っていたのです。
白い狼の能力で黄竜が1つになるのを見て、恐ろしい事がおきないのを残念に思うPLの人でした。
この世界をのぞき見ているROMの皆さんもそう思いましたよね?
大丈夫、まだ先は長いのです。
さらなるカオス展開に期待しながら話を先に進めましょう。

>「こうしちゃいられない! 最後のシャードを探しに行こう!」
テイルがそう言った時、その場にはアズリアはいませんでした。
穴に落ちたチェシュエ>>108を助けに行ったのです。
PLの人の視点もそちらを追いかけてみる事にしましょう。

>「・・・っ!」
「大丈夫ですか!?」
体勢を立て直すチェシュエを、さっとアズリアは助け出しました。
空飛ぶポリプ状生物の体はこの程度の風ではものともしません。
ただし、風に逆らって上昇するのは難しいので下に降りることになります。

井戸の底には細長い建物がありました。
建物が【何】なのか迷う人は少ないでしょう。
なぜなら建物の前に、先に落ちていたフラポリーの看板が突き刺さっているからです。
看板にはこう書かれています。
『建物:ソフィア神殿
 上 :竜宮城
 奥 :ベアトリーチェの城』
どこが奥なのかよくわかりませんが、便利な看板です。 本当に。

ちなみに106の世界は、最初にフラポリーが行こうとしていた世界です。
行っていればアズリアは死亡確実の世界です。
そのアズリアがまだ生きているわけですから、世の中何がどうなるかわからないものですね。

111 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/24(水) 23:51:13 0
最初の一撃を避けられ、蟹の一撃も霧状となった奴には通じなかった
しかし、>>105の出来事により
厄介な能力が消え、>>107の竜巻攻撃でズタズタにされていた
見ているだけで相当の重症だと言う事がわかる。
その様子を見て、ユービックは進言する
『この者が後に立ち塞がる可能性がある以上トドメを刺すべきでは?』
慈悲の欠片もないその言葉にうんざりしておりコイツの言葉を当たり前に
実行するような奴になるつもりは毛頭ない
「ほっとけ、次現れたら始末すりゃいい」
適当な事を言って誤魔化す

>「こうしちゃいられない! 最後のシャードを探しに行こう!」

自らの目的に近づく者なのか否か…それは復活させた後で判断すればよい
俺の願いに適するものなのかせいぜいその力を見極めさせてもらうと内心思いつつ
どこかが崩壊する音が聞こえ始めるどうやら竜宮城が崩壊を始めたようだ
『どうやら先ほどの戦闘が原因だと思われます』
「そりゃ屋内で竜巻なんて出せば屋根だって突き破れるだろうよ」
こんな所で死ぬなんて真っ平御免なので辺りを見回し、爆風で抉られ露になった広く深い縦穴
を発見する本来なら声を掛ける必要もないのだがやはり見捨てられない性分なのだろうか
「チッ、俺はこんな所で死ぬつもりはねぇからあの穴に入る
お前等も好きにしな」
穴に向かって走り出し、勢い良く入っていった
その後、上手く着地しチュシャエ達を発見し看板を発見する
>『建物:ソフィア神殿
 上 :竜宮城
 奥 :ベアトリーチェの城』

「上つったらさっきのところだろ?
つーことは此処がソフィア神殿じゃねぇのか?」
『その可能性が88.1%と高いです』

データ上の計算と照らし合わせてユービックの判断はそう結果が出たようだった


112 :名無しになりきれ:2010/11/25(木) 00:43:28 0
崑崙最下層―――――

>104
>手にした刀が一閃したかと思うと、たちまち崑崙ごと土が切り裂かれました。

シャフトを伝って制御室の裏に回ろうとしていたインペトゥスの手甲に刻まれた文様が突然光り、
神経の一筋一筋に針を打ち込むような苦痛が腕を這い上がる。
「っ!」
(近い・・・ロランドの同類か・・・これが”虫ども”の親玉格かねえ)
牙を剥き出した口の端に、他人が見たら狂気を感じるだろう笑みを浮かべる。
「きっちり退治してやんよ・・・少々のインタビューの後でな」
手甲からのエネルギーが暴れる拳を握り、インペトゥスは壁を撃ち抜いた。
飛び込んだ先は――崑崙最下部最先端。
そこでは、妖烏の命を受けた中ボスクラスのドラゴンが一山待ち構えていた。

―――――

「モンスターハウスかよっ」
今までより二回りくらいでかいドラゴンが、
壁の破片を避ける事さえせず、いきなり炎のブレスを吹いてくる。
オレは咄嗟に防御魔法を展開するが、数頭がかりの炎の威力は完全には止まらない。
更に、突進して来た奴が牙と爪を振るう。
飛び込んだその部屋の形と、向かい側の壁に穿たれた裂け目を把握した時には、
オレは三方をドラゴンに囲まれていた。
「・・・粋な事してくれるじゃねーか。じゃ、こっちもも少し本気を出そうか。」
背後に、紫色の人形のオーラが現れる。
オレの身体からは白煙が上がっている――闇と狂気の力で得た、修復能力だ。
「らああああっ」
背に纏うオーラから紫色の球体をいくつも作り出して正面のドラゴンに放ち、更に鎖を打ち込む。
側方からの攻撃に無防備になるのは覚悟の上で、正面を突破し向かい側の裂け目を目指す――が。
数ターン削り合ったところで、裂け目の向こうの空間が不安定にゆらぎ始めた。
「ちっ・・・仕方ない・・・・・・時よ!」
ここで使いたくはなかったが、それで”虫”を取り逃がしては元も子もない。
オレは《時を停め》、ドラゴンの爪から身体を千切るように引き剥がすと、
一気に向かいの壁に走り、裂け目に飛び込んだ。

113 :フランドール ◆wZ8.0hFvO6 :2010/11/27(土) 00:37:35 O
>>111
看板の前で立ち止まるビャクにフランドールは話しかけました。

「お兄さん。ここってどこなの?」
フランドールは自分でもなぜここにいるかが分かってないようです。

「お部屋で寝てたはずなのに、ここで起きちゃったの。どうして?」
フランドールはビャク達に聞きました。

114 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/11/27(土) 16:27:46 0
>110
>「大丈夫ですか!?」

アズリアに抱えられてチェシュエは穴の底に着いた。
「・・・ああ・・特に損傷は無いようだ。忝い」
イソギンチャクの触手からそっと降り、地表に立つ。

>『建物:ソフィア神殿
> 上 :竜宮城
> 奥 :ベアトリーチェの城』

「ソフィア神殿・・・?!」
チェシュエは看板を見て建物に近付いていったが、
入口らしき所の直前で、左右と上から突如吹き付けた氷雪を浴び、飛び退いた。
更に数歩下がって長い黒髪から雪を払いながら見ていると、暫くの後に氷雪は止んだ。
「・・・ある意味エアカーテンか・・・極低温の」
(中の探索は、皆が来てからが良かろうの・・・)
振り返ると、

>111
上で剣を振るっていた男が降りて来ていた。そして、
>113
見知らぬ−−が、雰囲気だけならば見覚えが無くもない−−少女と喋っているようだ。

少女達を気にしながらも、チェシュエはとりあえず他の皆を待つ事にした。

115 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/11/27(土) 22:29:19 0
>>108>>109
爆風でえぐられて大穴が開くも、
「え、ちょっと待って」
スラキャンサーが通れるほどの大きさの穴となると、それはもう大きな穴だ。
兎にも角にも超巨大モンスターというものは不便である。
イョーベールは置いてけぼりになった。しょうがないね。

>>111
「ぬわーっ、しまったーっ!」
まあ屋内で竜巻なんか起こしたら、結果など見えている。
とはいえ、巨大怪獣みたいなスラキャンサーが戦った時点で、その攻撃手段が竜巻でなくとも、これくらいの被害は出る気がする。
スラキャンサーの大きさ的に考えて、建物の下敷きになったくらいで死ぬようなこともないだろうが。

>>110
竜宮城の崩壊をどうしたのか、どうやって追いかけてきたのか、謎だ。
だが、何はともあれ、どうやらイョーベールは追いついたようである。
「なるほど、これがソフィア神殿か!」
イョーベールがハサミでつんつんとその建物を突く。
どう見てもソフィア神殿を襲う謎の巨大モンスターにしか見えない。
「あっ!」
決して勢い余ってソフィア神殿を破壊してしまった訳ではない。
何かを察知したようである。

>>113
「そういえば、ベアトリーチェの居城も近いのだったな」
吸血鬼が居る。闇の眷属の代表例みたいな種族である。
イョーベールはそのように判断せざるを得ない。
しかしながら、どうやら気付いたら此処にいたとのことである。
「うーむ、どうやら別の世界との境界が曖昧になって、別の世界のものが流れ着いたのかも知れん。
 もしかすると、ソフィアの神の力と意思が何らかの形で暴走し始めている気もする。
 まあいい、きっとデミウルゴスの仕業だな!
 それはデミウルゴスって奴の仕業なんだ」
何でもデミウルゴスのせいにすれば良いというものではない。
とはいえ、あながち間違いではないかも知れないが。

116 :名無しになりきれ:2010/11/28(日) 02:29:01 0
(・・・ったくどこまでも迷惑な奴らだな)
妖烏が去った後の回廊――神殿の外周部にあたる――に、インペトゥスは身を潜めていた。
崑崙最先端から続いていた裂け目は、もうすっかり塞がってしまっている。
(あーあー、あの不安定な穴のせいで、余計に身体を削られちまった)
床に広がる血痕がその事実を雄弁に物語っている。
(・・・ちっ)
周囲に気配がないのを確認し、低く呪文を唱えると、
白煙を上げるインペトゥスの身体が再生のスピードを速める。
その代償は、狂気をも超える悪夢――だが、インペトゥスにとっては既にルーチンワークの一部だ。

その頃、前方、神殿の中では―――――

「あ、ありましたよ。これですねー分電盤。ぽちっとな」
がしょん。
掛け声とは裏腹の原始的な金属音を響かせ、妖烏はメインスイッチを倒した。
「えーと、後はこれとこれと・・・まあいいや、全部入れちゃいましょうですぅ」
サブスイッチを次々に倒すと、非常灯レベルの暗さだった神殿内部が明るく照らされてゆく。
「んー、祭壇まわりは暗いままですねー。他にもいくつか分電盤がありそうですぅ」
壁に視線を走らせ分電盤を探しながら、妖烏は祭壇の方に進んで行く。

再び、回廊―――――

神殿内部でスイッチが倒され動力が回り明かりが灯るわずかな気配を、ナイトメアの感覚が捉える。
(・・・”虫ども”か?)
ほんの少しの逡巡の後、インペトゥスは半ば強引に立ち上がり、気配を追って歩き出した。
(まだそうは動けねえか・・・がそれはつまり、追いつく時には修復が終わってるって事だ)

117 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/11/28(日) 20:09:36 0
>>114
先客が居たらしく律儀にも仲間を待っているらしい
どうやら彼等の仲間のようだが
>>113
目の前に突然少女が現れ、話しかけられる
俺も正直此処が何処かなんて確実には言えない
只者ではない事は雰囲気からというか所属世界が異なる者では明らか
背丈を少女の目線にまで合わせて腰を折り少し面倒だが答えてやることにした
「ここは恐らくソフィア神殿っていうこの世界の神様…で良かったんだよな?」
ユービックに同意を求めるがそこに存在せず、返答が帰ってこない
どうやらどこかに消えたらしい
「アイツどこ行きやがった…?まぁいいや。その神様を復活だか祭る場所だとさ
部屋で寝てたらこんな所に居たってか…お前も大変だな
ところで名前は?俺はビャク・ミキストリ
お前も俺たちと来るか?」
は無意識に反応してしまい微笑みながら撫でて名前を聞く
>>115
>「うーむ、どうやら別の世界との境界が曖昧になって、別の世界のものが流れ着いたのかも知れん。
 もしかすると、ソフィアの神の力と意思が何らかの形で暴走し始めている気もする。
 まあいい、きっとデミウルゴスの仕業だな!
 それはデミウルゴスって奴の仕業なんだ」
敵対者の名前で似たような名前が沢山いた気がするがそんな事はどうでも良い
だが奴の話を聞く限りはとてつもなくヤバイ事になっているのはわかる
近々この世界を本格的にリセットさせられる可能性が飛躍的に上がって来ているようだった
俺としてもそんな事を勘弁してもらいたいところなのだが
そんな事を思っているうちに暗かった穴の中が本格的に明るくなっていく
どうやら神殿に灯りが本格的に始動したようだった
ということはその儀式が始まろうとしていたようだった
「デミウルゴスでもなんでもいいが、早くしねぇと復活しちまうぞ?
それで俺の目的に支障がないなら構わんがそうもいかねぇし
俺は行くぜ?」
大規模な世界干渉を防ぐのが俺の役目――なのでさっさと終わりにして解放されたい
なのでさっさと通路に向かう
神殿の祭壇を目指す事にした

118 :フランドール ◆zku7EEnIjQ :2010/11/28(日) 21:39:29 O
>>114>>115>>117
>「ここは恐らくソフィア神殿っていうこの世界の神様…で良かったんだよな?」
ソフィア神殿という場所なんて、フランは聞いたことなどありません。
フランのお姉さんが聞かせてくれた外の話では、幻想郷にはお寺と神社しかないと言ってました。
ここは幻想郷じゃないんだと、フランは考えました。

>「なるほど、これがソフィア神殿か!」

「うわぁ、すっごく大きい」
フランはイョーベールの大きさに驚きました。
ここまで大きい生き物をフランは知りません。

>「アイツどこ行きやがった…?まぁいいや。その神様を復活だか祭る場所だとさ
>部屋で寝てたらこんな所に居たってか…お前も大変だな
>ところで名前は?俺はビャク・ミキストリ
>お前も俺たちと来るか?」
>「うーむ、どうやら別の世界との境界が曖昧になって、別の世界のものが流れ着いたのかも知れん。
>もしかすると、ソフィアの神の力と意思が何らかの形で暴走し始めている気もする。
>まあいい、きっとデミウルゴスの仕業だな!
>それはデミウルゴスって奴の仕業なんだ」

「デミウルゴスって人をやっつけて、ソフィアっていう神様を助ければいいのね?」
フランが思い浮かべるのは、幻想郷に住む神様達。
フランが住む館のパーティーで知り合った神様達は、みんな優しくて素敵な人達でした。
フランは神様はみんなが素敵な人だと考えています。
そんな神様が大変な目にあっているのなら、フランは助けてあげたいと思いました。

「うん!私も行くよ!
私はフランドール。フランドール・スカーレット」
フランがビャクの仲間達に名前を告げた後、辺り一面が明るくなりました。
ビャクは辺り一面が明るくなった為か、急いで建物の中に入ろうとしました。
ですが、入口付近に近付くと、侵入を拒む為に右から左から上から氷雪が吹いてきます。
フランは氷雪に向かって手をかざし、氷雪の根源の目を握り潰して壊しました。
フランのありとあらゆるものを破壊する程度の能力のおかげです。

「待ってー」
フランは建物内に入ったビャクに続いて、入っていきました。

119 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/11/29(月) 21:55:38 0
>110-111
>「上つったらさっきのところだろ?
つーことは此処がソフィア神殿じゃねぇのか?」
>『その可能性が88.1%と高いです』
「ソフィア神殿……気をつけて、何がいるか分からない……って吸血鬼イター!」

>113 >115
といってもこの世界の吸血鬼ではないようだ。
>「お部屋で寝てたはずなのに、ここで起きちゃったの。どうして?」
>「うーむ、どうやら別の世界との境界が曖昧になって、別の世界のものが流れ着いたのかも知れん。
 もしかすると、ソフィアの神の力と意思が何らかの形で暴走し始めている気もする。
 まあいい、きっとデミウルゴスの仕業だな!
 それはデミウルゴスって奴の仕業なんだ」
「ソフィアはすごい力を持った神様でデミウルゴスというのは
この世界、いや……世界樹に属するすべての世界を滅ぼそうとしている奴のことだよ」

>118
>「デミウルゴスって人をやっつけて、ソフィアっていう神様を助ければいいのね?」
「ご名答! そういうことだ!」
ソフィアが悪い奴だったという最悪の事態は考えたくはない。
黄竜が暴走したのもきっとデミウルゴスのせいに決まってる。

>「うん!私も行くよ!
私はフランドール。フランドール・スカーレット」
「ボクはテイル、よろしく……えー!?」
フランちゃんは、氷雪のカーテンを触れるだけで跡形もなく消し去った。
「すご……」

神殿の扉をばーんと開けて突入する。
「そこまでだ! 妖烏!」
「エドはやられたようですねぇ。こんな時に備えての保険です。
例の物は持ってきましたね?」
こちらが眼中に入ってないかのように妖烏が語りかけた先には、青いドレスの人影。
「ああ、想定の範囲内だ」
彼女の手の中には、ソフィアのシャード……今度こそ最後の秘宝があった。
見たことこそないが噂は幾度となく聞いたことがある、氷原を支配する恐るべき闇の魔人……。
「まさか……死霊皇帝軍六武神が一人……」
その言葉を継いだのは、インペトゥスの低い声。
「ベアトリーチェ……! 裏切り者だったか!」

120 :名無しになりきれ:2010/11/29(月) 22:51:13 0
チェシュエがアズリアの処まで戻ると、そこにはイョーベールも来ていた。
「済まぬが、力を貸して下らぬか。わたくしではあの・・・」
二人に入口の-183℃はありそうなエアカーテンの説明を始めようとした時、
男と少女とテイルが立て続けに神殿に入って行った。
「・・・参りましょうか」
二人を促して、チェシュエは神殿に向かった。

121 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/11/29(月) 22:52:56 0
名前入れ忘れました。すみません。

122 :名無しになりきれ:2010/11/30(火) 01:48:01 0
>119
>「ベアトリーチェ……! 裏切り者だったか!」

〈裏切るも何も、そなたこそ我に一片なりと信を置いた事があるか?〉
返ってきたのは何とも真っ当なご指摘。
・・・そりゃまあ、仰る通りだ。
オレが死霊皇帝軍独立工作班としてわざわざベアトリーチェの仕事を選んできたのは、
この氷原に隠されているだろう秘密・・・仇の情報に近付くため。
ベアトリーチェもそれを見透かした上で、時々の利害を共にしていたに違いない。
「あー、それじゃ言い直そう・・・オレをハメたな・・・何故だ」
闇の魔人の答えは、あっさりしたものだった。
〈その者が先程言ったであろう。保険だ〉

「そうですう。ソフィア様復活のため、その身体よこしなさーいっ」
黒髪おかっぱが、剣を構えるとカラスそのものの翼を広げて舞い上がった。

「・・・ ん だ と ぉ?」

123 :PLの人 ◇Xlm0JAgw5w代理:2010/12/02(木) 18:48:00 0
>「そこまでだ! 妖烏!」
さて、場所と時間は進んで、ここは神殿の一番奥の祭壇の間です。
そこではおなじみ烏の他に、もう一人の人物が待っていました。
それは・・・
>「まさか……死霊皇帝軍六武神が一人……」
>「ベアトリーチェ……! 裏切り者だったか!」
「そうだったんですか!? イン・・・なんとかさん!」
『お前インデックスさんディスってるのか?』
緊迫のシーンに致命的間違いをするアズリアとフラポリーでした。
ちなみに正解はインペトゥスさんです。
ここ、テストに出ますよ。

>〈裏切るも何も、そなたこそ我に一片なりと信を置いた事があるか?〉
>「あー、それじゃ言い直そう・・・オレをハメたな・・・何故だ」
>〈その者が先程言ったであろう。保険だ〉
どうやら無事にシリアスシーンは続いているようですね。
保険、とベアトリーチェが言った所で、妖烏が刀を武器に襲いかかってきました!
>「そうですう。ソフィア様復活のため、その身体よこしなさーいっ」
>「・・・ ん だ と ぉ?」
「危ない!」
アズリアが素早く2人の間に割って入ると、烏は軽く刀を振って一度引き下がりました。
「当たらなければ痛くありません!」
『当たってる当たってる。』
この場合フラポリーの言葉が正解で、イソギンチャク風アズリアの触手が何本か切れて床に落ちました。
空飛ぶポリプ状生物の辞書に痛覚の文字は無かったのです。

「今宵の名刀小烏丸は血に飢えておる!
 私に切れないものなどあんまりありませんよぅ!」
調子に乗っている妖烏は、防御力を無視する刀でインペトゥスに襲いかかりました。
その後ろでは。
祭壇上のソフィアパズルに、ベアトリーチェが持っていたソフィアのシャードをはめ込みました。
パズルというだけあってはめる場所は沢山ありますが、シャードは軟体生物のように広がり始めます。
これなら、全部のシャードを集めなくても大丈夫に思えますね。

ソフィアパズルは七色に光り始め、今にも封印が解けそうな様子です。
インペトゥスさんが殺されてしまうと、その体は復活した神の体になってしまいます。


124 :PLの人:2010/12/02(木) 20:15:12 0
【順番が前後しますが>123の前です】

>>111-122
>「ソフィア神殿・・・?!」
「・・・こんな地下に神殿があるなんて・・・。
 どうしてこんな場所に、わざわざ神殿を作ったんでしょう?」
不思議に思うアズリアですが、今はそんなことを考えている場合ではないことにすぐ気づいたようです。
神殿に近づくと、そこでは見知らぬ少女とビャクが会話を楽しんでいました。(PLの人視点的ない意味で)

>「お兄さん。ここってどこなの?」
>「ここは恐らくソフィア神殿っていうこの世界の神様…で良かったんだよな?」
「私も最近まで存在を知らなかった神様ですけれど・・・」
隠された神殿に隠された神。
いかにも物語の鍵という感じがしていいですよね。

>「お部屋で寝てたはずなのに、ここで起きちゃったの。どうして?」
『それは病気です。』
看板に、目には見えませんがそこにいるフラポリーが書き込みをします。
夢遊病ですねわかります。
どうして空とぶポリプ状生物がそんな病気を知っているのかはわかりませんけど。

> それはデミウルゴスって奴の仕業なんだ」
「たぶんそうです。 いえ。そうに決まってます!」
イョーベールとアズリアは違う考えを持っていました。
このままだと郵便ポストが赤いのもデミウルゴスのせいにされてしまいそうです。
>「デミウルゴスって人をやっつけて、ソフィアっていう神様を助ければいいのね?」
デミウルゴスからの反論はないままに、謎の少女が”事実”を知ってしまいました。

>「デミウルゴスでもなんでもいいが、早くしねぇと復活しちまうぞ?
>「うん!私も行くよ!
>私はフランドール。フランドール・スカーレット」
「私はガイア様に使える神官のアズリアです。
 こちらの看板は謎の宇宙生物のフラポリーさん。
 私は人間なんですが、PLの人と名乗る方にフラポリーさんと体を入れ替えられて困っているんです。」
『何か食べたくなって来た。 そろそろ体返して。』
敵討ちという本来の目的を忘れたフラポリーが何か言っていますが、当分その予定はありません。
お客様たちにはご不便をおかけしますが、もうしばらくこのままの体でお待ちください。

>「済まぬが、力を貸して下らぬか。わたくしではあの・・・」
チェシュエが入り口の罠の説明をしようとした時のことでした。
なんとフランちゃんが説明の前にトラップを破壊してしまったのです。
>「すご……」
>「・・・参りましょうか」
「すごいですね・・・」
圧倒的破壊力に言葉を失う3人でした。
何とも頼もしい期待の新人が入ってきたものです。

「・・・そういえば、イョーベールさんは神殿に入れませんよね・・・
 そうだ! 入り口から少しづつ壁を削り取って進むのはどうでしょうか!?
 私もお手伝いしますから!」
恐ろしいことをアズリアは言い出しました。
いくら自分の信じる神ではないといっても、神は神。
祟りや神罰が下ることなど少しも考えていないようです。
とはいえ、やはりこのままではイョーベールは中に入れそうもありません。
スモールライトかダイエットなどの進入手段を考えないといけないかも知れませんね。

125 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/12/03(金) 22:07:09 0
>>124
「さて困った。
 超巨大モンスターになんか転生したばかりに、とうとうシーンから隔離されてしもうた」
自業自得である。
「確かにソフィア神殿に入る為には、わたしの身体は大きすぎるようだ。
 何かそちらの位置を確認できるものがあれば、魔法で支援ができるのだが」

>>119
さて、ばーんと扉を開けても眼中に無いと書いてあることから、
どうやら妖烏とベアトリーチェが裏取引の真っ最中だったようである。
「しめた!
 入り口付近でなら、姿がまだ確認できるから、こっちの支援魔法が届くぞ!
 それにみみっちい単体攻撃魔法も使える!
 こりゃあハッスルせざるをえない!」
イョーベールは ギガデインを となえた!
スラキャンサーの初登場作のとおり、ベアトリーチェに聖なる光が集まって、ぴるぴると迫力皆無の音が鳴る。
初っ端から闇の眷属のウィークポイントである光属性魔法で攻撃する鬼畜だが、多分これでは終わらない。
終了はしなかったがアフロになった。
酷い不意打ちである。ヒーローのすることではない。
スラキャンサーの接近に気付かない方が悪いが。

「貴様等もデミウルゴスの手先か!
 そうだったら、この蟹座のイョーベールが容赦しないぞ!」
ド直球の質問である。
ところでイョーベールといえば、名前的にいってアルコーンの一柱、つまりデミウルゴスの同類である。
もしデミウルゴスと深く通じているなら、そう名乗った時点で何らかの反応があるかも知れない。

126 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/03(金) 22:43:05 0
>125
>「貴様等もデミウルゴスの手先か!
 そうだったら、この蟹座のイョーベールが容赦しないぞ!」
「デ、デデデデデデミウルゴスなんて知らないですよぅ! だから容赦してください!」
さすがの妖烏もスラキャンサーとの不毛な泥仕合は遠慮したいらしい。

>122-123
「どういう事ですか!? ソフィアの器は私という話だったでしょう!」
「コノハナ陛下……!」
祭壇の少し上空には、コノハナ陛下がいかにも生贄のように十字架に拘束されていた。
「すいませんねぇ、本当の事を言ったらソフィアパズルを使わせてくれないと思ったもので!
ソフィア様の器には少しばかりの闇と狂気が必要なのですよぅ!」
「騙したのですね……! 皆さん、どうか、どうか止めて!」
〈邪魔はさせん!〉
アフロで激怒のベアトリーチェが腕を一閃させ、身を切るブリザードを巻き起こす。
「くっ……!」
その時、胸元のペンダントが淡い光を放った。氷雪の猛威を和らげる白竜の鱗。
それは霜壁ちゃんと交わした約束の証。
「霜壁ちゃん……。約束したもんね。キミのご主人を必ず救ってみせるって!」
《ええ、インペトゥス……あなたをこれ以上の悪夢に突き落とさせたりしない!》
なんと、擬人化飛空艇のジョウガ666号さんの後ろから霜壁ちゃんが出てきた。
どういう原理になっているのかは気にしてはいけない。
「さあお乗りなさい、共に戦いましょう!」
荘厳な神殿内に美しき白竜が舞い上がる。

妖烏の刀があわやインペトゥスに届くかと思われた刹那。
音速で通り抜けざまに霜壁ちゃんの背に引っ張り上げて距離をとる。
後ろでインペトゥス君が呆れたようにつぶやく。
「お前達……なんのつもりだ?」
「勘違いするな。キミを手にかけていいのはボクだけだ」
《仕方なくです。腐っても相棒ですから!》
漆黒の翼を広げて舞い上がり、再び切りかかってくる妖烏。
「無駄な抵抗を! 三人まとめて串刺しにするだけです!」
今度は鞘に入ったままのテュポーンを構える。というより今重要なのは鞘だ。
「バカめ! この刀に切れないものは……何!?」
テュポーンの鞘は、防御力無視の刀を受け止めていた。
―― ふっふっふ……アテクシこそ満を持して覚醒した四人目の顕王! 賢・拳・剣ときて……その名も犬王!
   授かった力はキミの真逆……境界を消す力っす!
そう、彼女は黄竜を融合させたことで、分たれたものを繋ぎ合わせる4人目の顕王として選ばれたのだ!

127 :フランドール ◆zku7EEnIjQ :2010/12/04(土) 00:02:52 O
「えーっと、何がどうなってんの?」
フランには今の状況が分かりませんでした。
ソフィアという神様を助けて、デミウルゴスという人をやっつけるということしか、フランは聞いていません。
ソフィア神が復活する為には、男の人が器になる必要があるみたいです。
ですが、男の人は器になるのが嫌みたいです。

>「デ、デデデデデデミウルゴスなんて知らないですよぅ! だから容赦してください!」
デミウルゴスとの関係は無く、今行われてるのは、ただの仲間割れなのかなと、フランは考えています。
ですので、フランは仲間割れが収まるのを部屋の隅で待つことにしました。

128 :名無しになりきれ:2010/12/04(土) 13:14:25 0
>123
>「危ない!」
イソギンチャクがオレと烏の刀の間に飛び込んできた。
触手を何本か切り落とされ、にもかかわらず
> 「当たらなければ痛くありません!」
とかぬかしている。相当イカレた奴だ。

>125
>イョーベールは ギガデインを となえた!
巨大な装甲蟹が遠くから狙撃でベアトリーチェをアフロにした。
後で苦労しても知らんぞ。

>126
>「勘違いするな。キミを手にかけていいのはボクだけだ」
・・・どんなヤンデレだ。
>《仕方なくです。腐っても相棒ですから!》
霜壁――かつて、子供と夫の命を奪った人間達を滅ぼすため、ワイバーンの姿で
オレの騎獣を務めていた竜帝山脈の白竜――すっかりお人好しどもの毒が回ったか。

そして―――――

>「バカめ! この刀に切れないものは……何!?」
>―― ふっふっふ……アテクシこそ満を持して覚醒した四人目の顕王! 賢・拳・剣ときて……その名も犬王!

カラスの刀を受けたテイルの剣、いや、その鞘から、犬耳娘が現れた。
・・・喜べ霜壁。純粋な人間族はこの世界にはもう存在しない。

129 :名無しになりきれ:2010/12/04(土) 14:40:32 0
「生憎だが、オレには贄になる前にまだやる事がある」
オレの全身から紫色の霞が立ち上る。
白竜の背を蹴って、犬と睨み合うカラスの頭上高く跳ぶと、霞はオレの背後で
長い髪と角と牙と翼を持つ少女――虚霊――へと姿を変える。
気の弱い奴は目を合わせたら発狂するだろう。が、今回は警告サービス無しだ。
落下の勢いも乗せてカラスに向かい真っ直ぐに鎖を振り下ろす・・・が、これは囮だ。
カラスが鎖の軌道からわずかに身体をずらして刀を返し、逆袈裟に切り上げる
――瞬間、オレの背で「虚霊」が紫色の翼を広げ、カラスの翼を切り裂いた。

「うよよー・・・」
バランスを失い落ちてくるカラスを鎖を絡めて捕え、床に引きずり倒す。
と。

「おや、ソレはRE4637842-4723487N実験体。
加工後に奪われてしまったと聞いて案じていた・・・貴方か」

興味を抑えかねたといった調子の声の元は、白竜の背の犬耳娘。・・・さっきとキャラが随分違うが。

「ソレの元々の依頼主は、ガイア教団のリバ・ス・エンジニ学派。
教団の中でも飛び抜けて合理的かつ意欲的で、我々も気持ち良いお付き合いをしていたものだ。
が、後に実権を握ったアルトリウス派に危険視され、存在が記録ごと抹消されたのは実に残念・・・」

「妖精ーーーっ!そいつを寄越せーーーっ!!」
咆哮とともにオレはカラスを放り出すと、鎖を白竜に向ける。
鎖を白竜の首に巻き付けると、それを支点に身体を一気に引き寄せ、テイルの胸元に飛び込む。
――狙いは、ヤツの杖。
本来ならオレには触れる事もできない光の杖――だが、主神同士がgdgdな今は、
せいぜいオレの掌を焼く程度だろう。
断つ事のできない相手なら、魔力で破壊するまでだ。
(光と闇が備わり最強って奴だ・・・異論は認める)

130 :ビャク ◆hfVPYZmGRI :2010/12/05(日) 03:59:53 0
神殿の中に突入するとなにやら取引をしている連中が居た
こいつらとはまた顔見知りらしい
なにはともあれこいつ等の言動からすれば敵であるのは間違いないらしい
そして先ほど出会った男が復活の器である事を知る
それによく話しを聞いている内にある用語で引っかかる
>「すいませんねぇ、本当の事を言ったらソフィアパズルを使わせてくれないと思ったもので!
ソフィア様の器には少しばかりの闇と狂気が必要なのですよぅ!」
「闇と狂気だと…?これで迷う必要はなくなったな」
手に剣を出現させ、肩に軽く乗せる
「狂気なんてものを使うろくな神な訳がねぇ」
闇と光なら分かるが狂気なんて物を潜ませる神なんぞ邪神か祟り神か
世界に害する者以外何者でもない
そんな事を思っている中、先ほどの男が空を飛ぶ一体を叩き倒し
もう一体の方に鎖を持って向かう
〈させぬ〉
ブリザードを巻き起こし、近づけないようにする
そんな様子を見ていながら、戦うのが怖いと勘違いしている当人は
部屋の隅にいるフランドールの頭に手において
「こんな所で縮こまってんじゃねぇよ、俺が守ってやるよ
援護くらい…いや手助けはしてやるか…突・夢想剣ッ!」
ビャクの頭上に複数の黒い十字の剣が、円状に回りながら出現する
魔力で出来た剣四本が男の防御するためにバリアを張り残りは
杖を破壊するために直接破壊すると見せかけて杖を通り過ぎる
だがそれはフェイクで方向を変え背後から杖を狙う

131 :名無しになりきれ:2010/12/05(日) 21:07:24 0
>127
>「えーっと、何がどうなってんの?」

絶賛戦闘中のインペトゥスには、既に説明的な台詞を吐く余裕など無いので、
ここはフラポリーちゃんの看板をお借りするとしましょう。


インペトゥスの使う「虚霊」は、彼の実の妹の変わり果てた姿なのです。
彼と同じナイトメアだった妹は、ある時捕えられ、人間の不老不死への欲望のため
ライトファンタジーを確実に逸脱する実験に使われ命と魂を失いました。
彼は後に、妹の連れ去られた先を突き止め、変わり果てた姿ではありましたが、奪い返す事に成功。
仇を討つための力と仇に繋がる情報を求めて、何時の頃からか死霊皇帝軍に所属するようになりました。
不老不死を求めたがる人間、ナイトメアを敵視する光の眷属、その全てを滅ぼす事を願うインペトゥスは、
闇の勢力として、今やカオスの勇者ご一行になってしまった光の勇者達と対立する事もしばしば。

しかし、スレが進むうちに、光と闇の主神同士が対立を止めカオスの時代が始まってしまったので、
闇の軍勢として光の眷属を滅ぼす大義が揺らぎ、次第に仇討ちに重心がシフト。

そんな中で犬耳娘(の中の黄竜)から“実験体”の事を聞いたインペトゥスは、妹の仇と確信。
しかし“犬王”の力は「境界を消す」もの、現に妖烏の刀でも斬れていません。
斬れない相手を滅ぼすには・・・魔法、或は、斬るのではなく叩き潰す。
闇神官であるインペトゥスは自身でも当然魔法は使えますが、
相手の犬王の強さが尋常ではないと判断したため
まずテイルの持つ光の杖エレメントセプターを奪って、
自身の魔力に加え杖の魔力も利用して犬王を叩こうとしています。


132 :名無しになりきれ:2010/12/05(日) 21:11:18 0
白竜の背に着地したオレは、すぐさま踏み込みテイルの杖に手を伸ばす。
妖精とは魔法のスペシャリスト、裏を返せば近接戦闘には向かない種族。
奪う事はそれほど難しくない――

その時、回転しながら飛来する十字剣>130が視界に入る。
(くっ・・・テイルの仲間か・・・)
しかし今は、杖を奪い犬耳娘を滅する方が優先だ。
――が、十字剣がオレを切り裂く事はなかった・・・今のところ。

133 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/06(月) 00:08:22 0
>129-132
>「妖精ーーーっ!そいつを寄越せーーーっ!!」
《インペトゥス、やめなさい! 渡さないで!!》
霜壁ちゃんの懇願にも似た思念が伝わってくる。
しかしボクは何の抵抗もせずに杖を渡した。ビャクさんの十字の剣が横切る。
「……分かった。やってみればいい」
《テイル! 何を!》
「大丈夫、大丈夫だから」
そう言った直後。背後で、膨大な魔力が爆ぜた。

魔力の硝煙の中から防御結界イージスを展開させた犬耳少女が現れる。
インペトゥスの渾身の一撃は十字の剣を消滅させただけで終わったようだ。
「くそっ、なぜだ!?」
「まだ闇の眷属が憎むべき敵だったころ、その杖は大した力を発揮してくれなかった。
でも闇に堕ちたとある少女を呪われた運命から救ってあげたいと思ったとき……真の姿を現したんだ。
杖を向けるべき相手はそっちじゃない。君だって本当は分かってるんでしょ?」
振り返ってインペトゥス君に向き合う。正確には、その後ろの少女に。
「まさか……やめろ、見るな、やめろおおおおおお!!」
インペトゥス君の何かに怯えるような絶叫が響く。構わずに少女と目を合わせる。
「見せて、キミの狂気を全部……!」

134 :名無しになりきれ:2010/12/06(月) 00:43:06 O
少女の姿が変わった……アンパンマンになった!

135 :名無しになりきれ:2010/12/06(月) 22:22:07 0
純粋な光の眷属である妖精の視線に貫かれると、
人の形をした紫色の霞は徐々に色を失い、その場に広がって、
断片的な幻影を浮かび上がらせる霧のスクリーンと化した。

そして、人の形の霞があった場所には、等身大アンパンマン人形が一つ。

レオ「・・・もしかして、あれ出したの、メルディ先生?」
メルディ「うん。緊張感に耐えられなくて・・・」
レオ「そうか、“悲しい運命の兄弟姉妹”ネタはメルディ先生自身の設定にもかぶるんだった・・・」

とんっ。

レオの手刀に不意をつかれ、メルディの身体があっさり崩れ落ちる。
「ごめん。でも、少し眠ってた方がいいと思う」
アンパンマン人形は霧のスクリーンの中に溶けていった。

136 :名無しになりきれ:2010/12/06(月) 22:43:49 0
霧のスクリーンに、次々と浮かぶ映像の断片。それは―――――

こちらを見下ろし何か会話する男達―――――

禍々しい儀式と突き立てられる刃物―――――

慌ただしく行き交う男達―――――

周囲を瓦礫の山と化して暴れる少年―――――

男達に拘束された瀕死の少年―――――

魔法陣の中で「ライトファンタジーでない何か」を食いちぎる少年―――――

形の無い灰色の闇の中に響き渡る、少年の絶望の叫び―――――

137 :名無しになりきれ:2010/12/06(月) 23:05:52 O
ライトファンタジーでない何か「ゆっぐりぃぃぃじぃでいっでねぇぇぇええ!!!!!」
妹の味は饅頭でした。

138 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/07(火) 01:48:54 0
>134-136
一瞬あり得ないものが見えてうっかり気が狂ったかと思ったが、徐々に意識が少女の記憶とシンクロしていく。

「インペたーん、早く早くー!」
「ちょっと待ってよ〜〜!」
青空に笑い声を響かせながら草原を駆ける、よく似た顔立ちの少女と少年。
元気いっぱいな魔法少女と、優しげな神官戦士。
「竜殺しの魔槍ドラゴボルグが納められた祠……ここでいいんだよね?」
“ボク”達は祠へ入っていく。
そこにドラゴボルグが無いのを見て、愕然とするボク達。
「ちょっとどういう事!? 勇者様が来たというのに!」
「という事はオレ達より先に信託を受けた奴がいるのか?」

彼らは死霊皇帝復活の兆しが見え始めるずっと前、光の勇者として旅立っていたんだ。

咆哮が響き渡り、魔力が爆ぜる。
ボク達は異形の姿も顕に闇の魔獣ワイバーンと戦っていた。
「後ろ!」
「そこだああああああああああ!!」
振り向きざまに突いた爪が魔獣の翼を貫き、魔獣が断末魔の叫びをあげて地に堕ちる。

「魔物は全部やっつけたからね、もう大丈夫だよ!」
しかしこちらに向けられたのは怯えるような非難するような目線だった。
「来るな……化け物!!」
「さっさと出てけ、忌み子め……!」

それでもボクは寂しげに笑う。
「仕方ないね。普通の人から見たら怖いもの。
ぼく達の呪い……、世界を救ったら……死霊皇帝を倒したら解けるんだよね?
だから平気だよ!」
どうしてなの? どうしてキミは笑ってられるの?

やがて二人に襲い掛かる残酷な運命。運命の双子に魔の手が迫る。
もう逃げきれないと悟った時、ボクは追手の前に両手を広げて立ちはだかる。
「ぼくを連れてって! その代りお兄ちゃんには手を出さないで……!
インペトゥス……生き延びて! ぼくのために! 世界のために!」
「……いいだろう、とりあえず一人いれば十分だ。こいつに感謝することだな!」
「バカな真似はやめろフィリア! フィリア―!!」
叫んだ時には、すでにその場所には気配ひとつない……。

139 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/07(火) 01:49:56 0
朦朧とした意識の中に響く少年の絶叫。
「フィリアを……返せえええええ!」
「ああ、RE4637842-4723487N実験体の兄弟か。
丁度次の素体が必要だったところだ。まさか自分から来てくれるとはな……!」

破壊の限りを尽くした後、瀕死になって捕えられる少年。
「……何をするつもりだ?」
「随分と威勢のいい事だな。そうだな、”手を貸して”貰おうか……!」
幾度となく響き渡る、断末魔というのも生易しい絶叫。

着々と近づく運命の瞬間。二人はついに再会する。ただし、最悪の形で。

―― バカ! こんなところに来るから……!
―― バカはお前だ……。
―― 最後のお願い、聞いてくれる? 生き延びる方法が一つだけあるんだ。ぼくと”血の契約”を……ぼくの全てを貰ってほしい!
―― 最後だなんて言うな!
―― そうだね、お願いを聞いてくれたらずっと一緒にいることができる。
ぼくは明日には訳の分からない化け物になってしまうんだ……。その前に君と契約を……!
―― 契約とは……?
―― 怖くなんてない。元より同じ血を分けた双子が再び一つになるだけの事……。

そして、契約は果たされた。少年の心と、少女の魂を犠牲にして。

――ありがとう。ずっと一緒だよ。キミを傷つけるもの全てを許さない……! キミを世界の全てから守ってみせる……

残ったものは、歪んだ愛だけ……人はそれを狂気と呼ぶ。

140 :PLの人:2010/12/07(火) 20:42:31 0
>>125-134
>イョーベールは ギガデインを となえた!
「ギャー!」
聖なる光の効果で妖烏とベアトリーチェは仲良くアフロになりました。
悲鳴がどちらの上げたものかは、本人の名誉のためにも伏せておきましょう。
> そうだったら、この蟹座のイョーベールが容赦しないぞ!」
>「デ、デデデデデデミウルゴスなんて知らないですよぅ! だから容赦してください!」
「そう言うお前は蟹座のイョーベール!
 なぜお前がカオスの勇者達に味方しているのだ!」
全力否定する妖烏とは逆に、ベアトリーチェは肯定も否定もしませんでした。

>「さあお乗りなさい、共に戦いましょう!」
ソフィアパズルに関して多少敵方に意見の相違があったようですが、悪役にはよくあることです。
気にしてはいけません。
白竜が神殿内に登場し、今にも子烏丸に貫かれそうに見えたインペたんを助け出します。
その後はお決まりの空中戦です。
まさに手に汗握るシーンですが、我らのアズリアさんはどこにいるのでしょうか?

>「えーっと、何がどうなってんの?」
>「こんな所で縮こまってんじゃねぇよ、俺が守ってやるよ
フランドールに話しかけて出撃するビャクの近く。
>インペトゥスの使う「虚霊」は、彼の実の妹の変わり果てた姿なのです。(以下略)
>自身の魔力に加え杖の魔力も利用して犬王を叩こうとしています。
『どこを縦読み?』
『おいばかやめろ。 この板は早くも終了ですね。』
『荒らしにかまうやつも荒らし』
等等、どちらが荒らしだと言いたくなるフラポリーの妨害にも負けない現状説明を続ける看板の前。
「なるほどー。 そうだったんですか・・・」
アズリアは看板を撫でながら説明を読み取っていました。
世に言う点字というものです。

「あの人にそんなに悲しい過去があったなんて・・・
 いけません! だとしたら、インなんとかさんにこれ以上誰かを殺させては!」
何がどういけないのか説明せずに、アズリアが結論だけ言ったときでした。
>「妖精ーーーっ!そいつを寄越せーーーっ!!」
>「……分かった。やってみればいい」
迫るインペトゥスに抵抗もせずに杖を渡すテイル。
ビャクの剣は杖を破壊することなく、インペトゥスの攻撃で破壊されます。
杖が破壊されなかったのを残念に思ったカオス好きの方は、PLの人だけではないに違いありません。

141 :PLの人:2010/12/07(火) 20:51:21 0
>「くそっ、なぜだ!?」
>「見せて、キミの狂気を全部……!」
テイルに見つめられた少女の霊の姿は曲がり、歪み、そして・・・頭がパンの存在になりました!>>134
これは素晴らしい!・・・ではなく。 こっ!これはひどい!

>>134-139
『という夢を見ていたんだ。』
誤解を招く発言は慎みましょう。 夢ではなくて過去です。
『アンパンマンじゃなくてまんじゅうこわい。』
>>137な展開希望で今度はお茶がこわいですねわかります・・・それはともかく。
ライトファンタジー的にはあまりに、あれがあれしてあれあれな内容の過去でした。
鬱耐性のあるPLの人やフラポリーはともかく、耐性の無いアズリアはすっかり硬直しています。
テイルが見た過去の記憶は、ある人物によって外に投影されていたのでした。
PLの人がしたのではありません。
少し影の薄かったベアトリーチェさんの仕業です。
何しろ関係のないアズリアでもショックの大きい過去です。
当人のインペトゥスにはさらに影響が大きいでしょう。
そしてそれが、ベアトリーチェの狙いだったのでした。

「今だ!」
インペトゥスの心の動揺を突いて、今まで状況を見ていたベアトリーチェがソフィアパズルを天に掲げます。
ソフィアパズルからは7色の霧が溢れ出し、インペトゥスの体を支配しようと襲い掛かりました!
「本来ならお前が敵討ちを終えたと思った時を狙うつもりだったが、まあいいだろう。
 蟹座のイョーベールと行動していたのがお前達の運の尽きだ。
 イョーベールよ! 仲間であるデミウルゴスのために力を貸したまえ!」

ベアトリーチェは あやつる をつかった!
ちなみに あやつる は、味方になっていないモンスターを操って一時的に好き勝手動かせる特技です。
耐久蟹を操ってインペトゥスの体を奪うまで時間を稼ぐつもりなのです。
邪魔をさせないという意味でも、スラキャンサーは壁役として最適ですからね。
もちろん、蟹座のイョーベールさんを操れるかどうかは別問題ですが。

142 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/12/07(火) 23:39:14 0
>>126
必死に言い訳をする妖烏に、イョーベールは更なる追い討ちをかけた。
「喰らえ!」
攻撃を行ったわけではない。
某弁護士が暴れまわる裁判のゲームよろしく、証拠品を突きつけたのである。
「この真鍮の鍵が動かぬ証拠だ!」
「その鍵は!デミウルゴスの本体を解放する封印の鍵!
 ってしまった!言っちゃった!」
イョーベールのテンプレの持ち物欄に書いてあった真鍮の鍵である。
「あれ?何で私が持ってるんだ?
 まあいいや」

>>140
「そうとも、私は蟹座のイョーベール!
 だが、数々の勇者候補の記憶と魂を受け継いで、真の正義に目覚めたのだ!
 今の私はカオスの勇……うごごぉーっ!」

>>141
しかし、ベアトリーチェの「あやつる」の影響はあっさり受けた。
残念ながらイョーベールには主人公補正は無かったらしい。
「うおおおおお……ッ!」
蟹が苦しんでいる――が、ベアトリーチェにとっても予想外だったらしい。
すんなり操れる気配はあったのだが、何者かが外部から介入しているために失敗した感じの手応えだ。
「デミウルゴスの声が聞こえる!
 旧世界を破壊して、新世界を創造せよと!」
イョーベールの目が虚ろになったのだが、元々あのツラなので、虚ろになってるのか正常なのか判別できない。
スライムの表情はわからんとのクレームがあったので、介入した者が気を利かせて黒いオーラを付けてくれた。
「とりあえず、デミウルゴスは何と言っているのだ」
突然の事態に、ベアトリーチェもよくわからないといった表情を見せている。
「デミウルゴスは言っている……×ボタンで目の前のものを持ち上げることができると」
「おい」
攻撃的なスキル構成ではない耐久蟹とはいっても、城砦ほどの巨体を誇る怪獣である。
ソフィア神殿を持ち上げることくらいは容易い。
「そぉい!」
イョーベールはソフィア神殿を持ち上げて放り投げた。
もちろんベアトリーチェも巻き添えを喰うのは間違いない。
「大変だ!
 歴代の勇者魂とベアトリーチェの洗脳とデミウルゴスパワーとその他何かが干渉し合って暴走しているんだ!」

案の定、デミウルゴスと関係のあるアルコーンの一柱だったイョーベール。
どうするカオスの勇者!

143 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/08(水) 00:29:23 0
>141
双子の哀しき運命を想うと同時に、ボクは情報を冷静に分析していた。
平行世界の産物に垣間見た超文明。
あの世界では、その世界で見た一般的な文明レベルと比べて明らかに高度な文明が一部の人達に秘匿されている。
天使の羽を模した架空兵装。次元すら超える転送装置。
リバ・ス・エンジニ学派……それ自体はアルトリウス派に滅ぼされたらしいが
その流れを汲む何かが姿を変え場所を変え暗躍しているとしたら?

「うあああああああああああああああああああ!!」
少年の過去の記憶と現実の絶叫が重なり、我に返る。今の記憶を見せられたようだ。
>「今だ!」
「しまった……! 杖をッ!」
本当は自分の手でやってほしかったけどもう形振り構っちゃいられない。
インペトゥス君から杖を取り上げようとする。が、彼は首を横に振りながら立ち上がる。
「守ってやってた……妹のために仇を討つ、そう思い込んでた。
ハハ、とんだ勘違いだ。
守って貰ってたのはオレの方だった。最初から今までずっと……」
彼は振り返り、少女の霊にエレメントセプターを向ける。
それは無慈悲な刃を退ける守りの杖でもあり、歪められたものを本来の姿に戻す癒しの杖でもある。
「ごめん……お前が何と言おうとオレはあいつらを許せない。
だからせめてお前を巻き込んだらいけないよな。
今までありがとう。もういい……もう十分だ!
生まれ変わって……今度こそ幸せに生きろ!!!!」
迸る光の奔流。

そこにベアトリーチェの哄笑が響き渡る。
「ククク……ハハハハ。ここまで計画通りにいくとは笑いが止まらん。
もうすぐ私の理想の世界が実現する……。氷に閉ざされた美しき世界が……!」
「あれは水のシャード。あれだけで復活しては一切の生命の無い氷点下の世界に」
アテナちゃんの中の黄竜さんが解説し終わる前に、ボクは弾かれるように動いていた。
「させるかあああああああああああああああああああああッ!!」
少女の魂が救われる事を願いながら、今は抜き身のテュポーンを掲げてベアトリーチェに向かって滑空する。
狙うはその手に持ったソフィアパズル……!
その時。
>「そぉい!」
「へ?」
神殿ごと天地がひっくり返った。

144 :名無しになりきれ:2010/12/08(水) 01:33:42 0
戦闘力皆無のチェシュエは、神殿内部は危険と判断し、
理由は違えどスラキャンサーのイョーベール共々入口に留まって中の様子を窺っていた。
案の定、祭壇付近はブリザードが吹き荒れ白竜が飛び剣と鎖が交錯する超人バトル空間と化す。
(皆、浅からぬ因縁があるようだの・・・)
過去スレダイジェストを受信してチェシュエが呟いた時、
膨大な魔力が爆ぜ、イベントムービーが流れ始めた。

(・・・ナイトメアから人間の部分を除き、能力ボーナス部分のみを抽出しようと・・・?
着想はユニークだが、人間の心身を“削り取る”という手法が不完全だったかの・・・)
実験風景を見ながら、自身も改造生物と言えなくもないチェシュエは考え込んでいたが−−

>141
>ベアトリーチェは あやつる をつかった!
>142
>「そぉい!」
>イョーベールはソフィア神殿を持ち上げて放り投げた。

チェシュエは放り投げられた神殿とは少し離れた場所にふわりと降り立っていた。
神殿の中ではなく入口に居た故に、イョーベールに持ち上げられた時点で振り落とされていたのだ。
黒いオーラを纏ったイョーベールから距離を取りながら、砂塵に煙る神殿を振り返る。

「・・・あれは!!」

神殿が投げられた先では、通路の壁が崩れ、その向こうに崑崙最下層の空間が開けていた
−−インペトゥスが討ち漏らしたボスクラスのドラゴンと共に。

145 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/12/08(水) 01:34:51 0
すみません。
>144はチェシュエです。

146 :フランドール ◆zku7EEnIjQ :2010/12/08(水) 03:42:56 O
「うん。もう私にはなんだかさっぱりだね」
インペトゥスの仇討ちのことを、フランは看板に教えてもらいました。
インペトゥスの私闘にフランは介入してはいけないと思い、事態を見守っていました。
そして、幻想郷でも有名なアンパンマンが出てきたと思ったら、インペトゥスの過去を見せられました。
悲しい過去でした。
フランの目にも涙が浮かびます。
しかし、みんなと一緒に悲しむ暇もなく、イョーベールが操られたのです。
味方だと思っていたイョーベールは、デミウルゴスと関係があったようなのです。
イョーベールはとんでもない力で神殿をひっくり返したので、みんなが宙を舞ってます。

「さっきからハチャメチャなことばっか。
実はこれって私の夢?
明晰夢ってやつ?
まぁ、面白くなってきたからいいんだけどね♪」
フランは翼を広げて空中で体勢を立て直すと、スペルカードを取り出して宣言します。

「禁忌「レーヴァティン」」
フランの手に炎が集まり、炎は敵を害する魔の杖になりました。
その杖からさらに炎が噴出します。

「お姉様が言ってた異変解決の心得の一つ。
首謀者の関係者はとりあえず叩きのめせ!」
フランは神殿から出て、イョーベールの体に炎の大剣と化したレーヴァティンで斬りつけます。

147 :名無しになりきれ:2010/12/09(木) 21:05:52 0
神殿の中では―――――

ベアトリーチェの掲げたソフィアパズルから、七色の霧がインペトゥスに襲いかかる。
魔力で出来た剣四本のバリアに阻まれ、到達したのは3色だけ――それでも、威力は十分だ。
四肢の神経が遮断され、自由が奪われる――が、
「・・・オレも少しは魔法が使えるんでな」
アンデッドを操るのと同じ要領で自分の身体を操り立ち上がる。
そして、インペトゥスは杖を虚霊に向けた。

杖の持つ光に掌が焼かれ、煙を上げながら肉が失われていく。
妖烏に斬られた傷口から滴る血が腕を伝い杖を伝い、すると光は一層激しく――

>「そぉい!」

「待ったあっ!この非常時に何やってんの!!」
ひっくり返された神殿の天井に向かって落ちていくインペトゥスを、
良く似た顔立ちの少女の生首が怒鳴りつけた!
「中断中断!その不自由な身体で自傷しながら落下ダメージ入れたら死ぬから!」

生首はそれだけ言うと即座に霞となって、天井に叩き付けられる寸前でインペトゥスの身体を抱きとめる。
「デミウルゴス・・・ぼく達が旅に出た頃にはそんなもの存在しなかった・・・
変わったのはお兄ちゃんだけじゃないんだね・・・
っていうかそんだけ世界の枠組みに何もかもぶち込んだら、そりゃ容量の危機にもなるしKISEIも出るさ」
再び、生首。
「・・・だって、霞じゃ喋れないでしょ」

148 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/12/13(月) 23:26:38 0
>>146
動きが鈍重で的も不必要にデカいイョーベールが、炎の剣を避けられるはずもなかった。
だが、スラキャンサーは大半の攻撃魔法を反射するうえ、異常に硬い殻に覆われており、生半なことでは傷一つ付けられない。
「無駄じゃあ!闇の力以外は通じ……何ィ!?」
>>59でも出たとおりの、丸い光の壁のようなものが出現――しなかった。
原作通りだと、スラキャンサーは炎の魔法は反射するが、炎のブレスは反射しない。
そして炎属性の物理攻撃を行なう火炎斬りのような特技は反射できない。
それでも硬い殻に阻まれたため、完全に相手を破壊するような効果は得られなかった。
殻には大きな亀裂が入っており、確かにかなりのダメージは与えたはずなのだが、傷は急速に塞がってゆく。
スキル構成的に、確かにイョーベールはHPもMPも自動で回復し続ける耐久仕様のスラキャンサーだが、黒いオーラがそれを助長しているかのようであった。

「私は『創世』を行なうために、この世界を一度全て無にする!
 そしてライトファンタジースレではない、ドラゴンクエストスレにするのだ!」
創世には、リジェネシスとルビが振ってある。
それは異界戦記カオスフレアというTRPGにおいて、デミウルゴスの声を聞いたとされる「ダスクフレア」と呼ばれる存在が目的とする行為である。
創世はその名の通り、世界を新しく再創造する行為である。
ダスクフレアの目論見が成功した前例は無いが、その過程で旧世界の法則を徐々に捻じ曲げられたことは多々あり、最終的に旧世界を跡形も無く破壊されるのだとされる。
なんだかドラクエっぽい奴(はぐりん等)が頻繁に出てくるようになったのは、恐らくそういう事情があったのだろう。

「邪魔をするんじゃあない、吸血鬼の小娘が!」
まず手始めにフランドールを切り裂こうと、ハサミを振り上かざした。
しかし、動きは相変わらず鈍いままであり、簡単に避けられるだろう。
お互いに決め手の無い状態がいつまでも続く、泥仕合タイムの始まりである。

>>144
だが、遠くには崑崙の最下層が見え、なんだかボスっぽいドラゴンが出てきた。
「フムウ、サイズ的には初めて私に見合うが――」
イョーベールはボスドラゴンに右のハサミを伸ばした。
黒いオーラ――プロミネンスと呼ばれるそれが、イョーベールにパワーを与えているのだろう。
ドラゴンは首根っこを掴まれ、そのまま振り回され、ソフィア神殿だった残骸にそのまま叩きつけられた。
瓦礫に埋まっていた人たちには、ドラゴンの巨体が更なる追い討ちになったかも知れない。
だが、それだけではなかった。
「お前達もこうしてやる!」
イョーベールの黒いオーラが、犠牲になったボスドラゴンを包み込んだ。
「ぬわーーっ!!」
瓦礫の上に倒れたドラゴンは、イョーベールの黒いオーラに侵食され、徐々に本質を歪められて姿形を無理矢理変化させられた。
最終的に、ドラゴンはなんだか鳥山明っぽいタッチになった。
イョーベールのオーラに呑まれると、キャラクターデザインが鳥山明になってしまい、ドラクエワールドの住人にされてしまうようだ。

149 :フランドール ◆zku7EEnIjQ :2010/12/14(火) 00:33:24 O
>>148
フランの炎の剣はイョーベールの殻に直撃しましたが、皹が入っただけに終わります。
その皹もすぐに治っていきました。

>「私は『創世』を行なうために、この世界を一度全て無にする!
>そしてライトファンタジースレではない、ドラゴンクエストスレにするのだ!」
なんと恐ろしいことなのでしょう。
そんなことが起こったら、みんなの家のタンスが勝手に開けられてしまいます。

「私はお姉様のエッチな下着の為にも、あんたを壊す!」
フランはイョーベールの振り下ろした鋏を、持ち前の素早さで避け続けます。
しかし、フランのスペルの中でも高い攻撃力を持つレーヴァティンの効果が薄いので、攻め倦ねています。

イョーベールが攻撃の手を休め、ドラゴンを神殿に叩き付けて変身させました。
鳥山デザインのドラゴンです。
と言ったら勿論神龍です。
ドラクエ3にも出てきたから大丈夫です。

「あわわわわ、大変だ!」
早く誰かが願いを叶えないとフランのパンツが、どこからか現れた奴に神龍の力で取られてしまうかも。

150 :名無しになりきれ:2010/12/14(火) 00:48:01 0
神殿の中―――――

生首、または饅頭となって宙に浮かび、まだ何か説教したそうな妹に、苦笑いを浮かべるインペトゥス。
突然ひっくり返されドラゴンまで投げつけられた神殿は、祭壇設備を中心に大混乱――だが、
ベアトリーチェが再び襲ってくるのは時間の問題だ。
贄は天然の冷凍庫に放り込み、それからゆっくり祭壇を修復すればいいだけの話なのだから。
「ああ、ぶっちゃけ、単体性能では勝ち目は無い。が、心配しなくていいぞ。
変な神に乗っ取られる前に、こっちから呼んでやるから――“オレの”神を」

コール・ゴッド“名も無き狂気の神”。魂と肉体を引き換えに、願うは――
「今度はオレがお前の後ろで虚霊やってやんよ」

151 :名無しになりきれ:2010/12/14(火) 07:33:51 0
インペトゥスは、とびきりの笑顔と共に杖を妹に向けた。

152 :PLの人:2010/12/14(火) 23:09:32 0
>>142-151
>「デミウルゴスの声が聞こえる!
> 旧世界を破壊して、新世界を創造せよと!」
「急にどーしたんですかイョーベールさん!?
 しっかりしてください! 傷は浅いですよ!」
突然のイョーベールの乱心に混乱気味のアズリアです。
>「デミウルゴスは言っている……×ボタンで目の前のものを持ち上げることができると」
『さっきと言ってること違うぞ』
突然のイョーベールの乱心にも平常心のフラポリーです。
ま、こちらは普段から乱心しているようなものですけどね。

>「そぉい!」
そうこうしているうちに、イョーベールは神殿をちゃぶ台より軽く放り投げます。
巻き添えで大変なのはベアトリーチェだけではありません。
カオスの勇者一行も巻き添えの巻き添えで大変です。
「ひあーっ! たぁすけてぇぇぇ!!」
悲鳴を上げてるアズリアは少し落ち着きましょう。
空飛ぶポリプにそんな攻撃は意味がありません。

>「・・・あれは!!」
一難去ってまた一難。
現れたのは中ボスクラスのドラゴンです。
しかしここはライトファンタジーの世界。
1レスどころか1行で死にそうな敵など怖くはありません。
そうでしょう。 そうですよね? そうだったらいいなあ(棒読み)

>首謀者の関係者はとりあえず叩きのめせ!」
>「無駄じゃあ!闇の力以外は通じ……何ィ!?」
フランドールとイョーベールは怪獣大決戦を始めました。
しかしお互い強すぎるのが災いし、どちらも決定打は与えられないようです。

>「私は『創世』を行なうために、この世界を一度全て無にする!
> そしてライトファンタジースレではない、ドラゴンクエストスレにするのだ!」
「ど、ど、ど、どうしましょうチェシュエさん!
 イョーベールさんがまるで悪役みたいですよ!」
チェシュエと同じ場所に避難したアズリアはあわあわするばかり。
いくら強い生物の体でも中身がヘタレでは意味がないですね。
攻撃した所で物理攻撃無効化同士の殴り合いで泥試合が長引くだけですが。
・・・ちなみにPLの人的には創世を見てみたい気もしますが、みなさんはどうでしょう?

153 :PLの人:2010/12/14(火) 23:10:18 0
さてさてそれはさておき、イョーベールは出現したドラゴンを神殿の上に叩きつけます。
「ふぎゃっ!?」
かわいそうなのは鎖で縛られていた妖烏です。
切っても切っても元に戻される金太郎飴・・・もとい鎖と格闘しているうちに。
哀れドラゴンと神殿に挟まれてバタンキューしてしまいました。 合掌。

>「ぬわーーっ!!」
叩きつけられたドラゴンも無事ではすみません。
イョーベールの黒いオーラに包まれたドラゴンは しんりゅう になってしまいました。
おめでとう! ドラゴンは しんりゅう に進化した!
ちなみにドラクエのしんりゅうはラスボスより強い隠しボスです。
どう考えても進化ですね。

『ギャルのパンティーおくれ!
 もしくは エッチなほん でも可!』
どこからか現れたフラポリーの願いは聞かれました。
フランちゃんのパンティーと、しんりゅう秘蔵のエッチな本がフラポリーの看板の前に落ちてきます。
パンツ履いてればの話ですけどね。
しかしフラポリーはこれをどうするつもりでしょう。
頭?にかぶったり性格を変えたりするんですか?(注:エッチな本は性格を変えるアイテムです)
『後で美味しくいただきます。』
ですよねー。

>変な神に乗っ取られる前に、こっちから呼んでやるから――“オレの”神を」
さて、再び視点を変更しましょうか。
インペトゥスは身体を乗っ取られないように、先手を取って自身の身体に神を憑依させます。
“名も無き狂気の神”
狂気こそが人の求める自由であると教える狂った神。
楽しいのは狂気と正気の狭間で揺れる姿だと思っているPLの人からすれば、少々面白みに欠けた神です。
こんな神を呼び出すなど文字通り正気の沙汰ではありません。
しかし、これではソフィアはインペトゥスの身体を乗っ取る事は不可能です。

154 :PLの人:2010/12/14(火) 23:11:03 0
ヲ ヲ ヲ ヲ ・ ・ ・ ワ タ シ ノ カ ラ ダ ガ ・ ・ ・
ワ タ シ ノ  カ ラ ダ ガ ・ ・ ・ 

地の底から響くような恨めしげな声が聞こえたでしょうか。
ソフィアは復活目前にして大きな危機を迎えたわけです。
だがしかし、天(どんな天かは知りませんが)はソフィアを見捨ててはいませんでした。
すぐ近くに、ちょうどソフィアが乗っ取れそうな体があったからです。
ソフィアは竜神で、近くには しんりゅう がいます。
ぴったりですよね?

「そぉい!」
ベアトリーチェが しんりゅう にソフィアパズルを投げつけると、虹色の煙が しんりゅう の体を覆います。
「ぬわーーっ!!」
煙の中から しんりゅう の悲鳴が聞こえ、さらにしばらくすると。
煙が晴れて中から虹色に光る竜が現れました。
黄昏の竜神ソフィア大勝利!
黄昏とか言いますと落ち目のように聞こえますが、別にそんな事はありません。
ないはずです。

「私は 黄昏の竜神ソフィア です。 今後ともよろしく・・・」
黄昏の竜神ソフィア(長いので以下たそフィアと略します)は大物らしく丁寧に自己紹介しました。
「知恵無き者達に知恵の道を教えるのが、私の役目。
 あなた方にこの世界の真実を教えましょう。
 この世界は・・・まもなく終わる定めの世界だという事を!」
態度は丁寧ですが言っている事は破壊神なみの事でした。
どすんと音を立てて、地上から地下まで木の根が突き抜けてきました。
木の根は枯れかけ、病気のような斑点を浮かべています。

「これは数多の世界をつなぐ世界樹の根。 世界を支える土台にして根幹。
 ・・・見てのとおり、世界樹は朽ち果て、枯れようとしています。
 世界樹のエネルギーを吸い取り、この世界を滅ぼすものが世界樹にkiseiしているからです!」
ここでたそフィアは言葉を切り、少し黙って勇者御一行を見回します。
十分な舞台効果を狙うために練習でもしてきたのかも知れません。

「光と闇は戦い、互いにその力を強め合って敵を倒す力を蓄えるはずでした。
 しかし、光と闇は手を組み、強くなる努力を辞めてしまった。
 これではもう、光も闇もこれ以上強くなることは出来ません。
 この世界に残された道は唯一つしかない。
 それは・・・次代のために敵と共に滅び、新たな世界に道を譲る事だけです!」
虹色に光るたそフィアの後に、後光ならぬ後闇が現れます。
イョーベールと同じく、ソフィアが闇に捕らわれていることは明らかです。

ソフィアの長話を空気を読んで待っていたベアトリーチェの姿が、ぐにゃと崩れます。
崩れた先から顔を出したのは・・・ペンギンでした。
ベアトリーチェの立っていた場所から無数の半透明のペンギン達が飛び出し、当たった場所を凍らせていきます。
当然当たれば勇者達も凍ります。
「新たな世界のために・・・! そいつをこっちによこせ!」
一際大きなペンギンがイョーベールに向かって突っ込んできました。
狙いはもちろん真鍮の鍵ですね。
キャラクターデザインが鳥山明になっているのは、気にしてはいけません。

155 :名無しになりきれ:2010/12/14(火) 23:17:26 0
「ぐおーっ」
ペンギンを大好物とする近くの白熊たちが、その匂いを嗅ぎつけて大挙して押し寄せる!

156 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/15(水) 23:27:46 0
>150
神殿の床で頭をぶつけた。インペトゥス君が妹に杖を向けているのが見える。
>「ああ、ぶっちゃけ、単体性能では勝ち目は無い。が、心配しなくていいぞ。
変な神に乗っ取られる前に、こっちから呼んでやるから――“オレの”神を」
「まさか……駄目だ! その魔法は……ッ!」
妖精のボクこそしょっちゅう女神の憑代になっているが、人間の身でそんな事をしたら確実に死ぬ!
>「今度はオレがお前の後ろで虚霊やってやんよ」
―― いやああああああああああああああああああッ!
虚霊の少女の魂の叫びが響いた。
そして、少女が浄化の光に包まるのを見届けた直後、インペトゥスの体に何かが降臨した……!

>154-155
> それは・・・次代のために敵と共に滅び、新たな世界に道を譲る事だけです!」
長台詞を言い終わり、満足げなソフィア。
「ふう、噛まずに言えたぜい☆」
「ええええええ!? 君そんなキャラなの!?」

>「新たな世界のために・・・! そいつをこっちによこせ!」
>「ぐおーっ」
「ぎゃああああああ!」
ペンギンと化したベアトリーチェ。白熊に襲われるペンギン。これは酷いカオス。

―アーッハッハッハッハッハッハァ!ヒーッハハハハハ!!!――
突如響き渡る、インペトゥス君登場直後を彷彿とさせるような笑い声。
復活したソフィア(?)の上にインペトゥスの姿をした何かが立っている。
しかしそれはすでに彼ではない。
全身から放つは凄まじいカオスのオーラ。まさしく名も無き狂気の神!
「この突然のカオス化はお前の仕業か……!」
「オレに体を貸してくれる輩が現れるとはな。この体もう離すものか……!
クククッ語り手妖精、お前のお伽噺を滅茶苦茶にしてやる……!
喜べPLの人、ありったけのカオスを魅せてやる!」
なんとこの神、表舞台に出れたのをいい事にこのまま居座ってレギュラー化するつもりだ!
「行こう竜神! 世界中に狂気の種を巻いてやる!
どうせ滅びるならカオスの饗宴の果てに滅びたほうが楽しいじゃないか!」
「ギャルのパンティおーくれ〜」
インペトゥス@名も無き狂気の神を乗せたソフィア@しんりゅうは飛び立った。
ベアトリーチェ@ペンギンは置いて行かれた。

「だからあれ程やめろと言ったのに!
このままでは因果律破綻《シナリオブレイク》を起こして世界《スレ》崩壊してしまう……!」
と、インペトゥス君と似た半透明の少女。
エレメントセプターの奇跡の力で、虚霊から普通の霊になったらしいインペたんの妹だ。
これでは成仏するに出来ないのは当然である。
「そんな! どうにかならないの!?」
テュポーンの鞘の中の黄竜さんに聞いてみる。
―― あの狂気に対抗できるのはやはり智慧の化身たるソフィアだけ……。
ソフィアを完全復活させるしかない。
方法が一つだけあるとすれば我々五つの神格でソフィアを復活させた後
あちらの神格1つのソフィアを取り込むことだ!――
「でもシャード5つで復活させるにはどうしたらいいの!?」
―― 確証は無いが可能性があるとすれば……
私の取引先に科学の力で神を作り出そうとしている者達がいた。
それは地球日本にある……大統合全一学研究所! ――

157 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/12/17(金) 01:07:42 0
吸血鬼がスラキャンサーに炎の刀をふるい、
スラキャンサーがドラゴンを振り回し叩きつけ黒いオーラで浸食する。

>152「ど、ど、ど、どうしましょうチェシュエさん!
> イョーベールさんがまるで悪役みたいですよ!」

「・・・『創世』は崑崙の幼獣園児が誰しも夢見る“大きくなったらしたいこと”故
それだけを以て悪役と断ずる事はできぬが・・・しかし・・・あの黒いオーラは・・・

・・・すまぬ、時間切れのようだの」

ソフィア神がドラゴンを乗っ取ると世界樹の根を呼び出し、
ベアトリーチェはびっくりどっきりメカ「ペンギン(とくせい こおりのからだ)」になり、
近所の白熊はペンギンシーソー(但しwiifitと異なりペンギンが喰われる側)に興じ、
智慧の竜はその背に狂気の神を乗せて飛び去った。

>156「だからあれ程やめろと言ったのに!
>このままでは因果律破綻《シナリオブレイク》を起こして世界《スレ》崩壊してしまう……!」

「・・・狂気が駆る智慧、此れ正にヒトの姿の真実の体現。
案ずるな。解き放ったところで世界は何も変わらぬ」
半透明の少女に平然と告げるチェシュエ。
幻獣故に、狂気の神を目の当たりにしても一切の理性的行動不能とまではなっていない。
「とりあえず、植物を癒すには、筆しらべ“桜花”。
アズリア殿、犬耳巫女を瓦礫から掘り出し、あの樹の根まで運んで下さらぬか。
デミウルゴスとKISEIに蝕まれる状況は変わらずとも、多少の時間稼ぎにはなろう・・・
それから・・・あのペンギン・・・
捕えて海に漬け、付近に生じた氷を回収すれば真水が取り放題だの」
・・・狂気の神の影響が全く無い訳でもないようだ。

158 :フランドール ◆zku7EEnIjQ :2010/12/19(日) 10:17:53 O
フランは膠着した戦いの手を止めました。
龍神ソフィアが復活したからです。
それに続き、狂気の神も降臨してしまいました。
狂気の神の威光にフランはやられてしまいます。
元々が気が触れていると言われるフランには、効果は抜群です。

「私の年齢は495よ。石〇、アグ〇ス、かかってきなさい!」
あらあら、フランは素っ裸になってしまいました。
でも、周りのペンギン達や白熊も裸なのです。
みんなで裸になれば、恥ずかしくなんてありませんね。

159 :名無しになりきれ:2010/12/19(日) 15:00:59 0
東京都の興奮を心配した研究所の魚達から「光学迷彩<mosa?que>」が差し入れられた!
フランとペンギンと白熊とイソギンチャクと霜壁(裸だもんね)と看板(パンツ持ってるし)に光学迷彩が施された!
魚達(因みに服を着ているぞw)はスラキャンサーが裸に相当するかどうか議論中だ!


160 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2010/12/19(日) 23:28:41 0
>>149>>153
ジャーンジャーン
「げえっ、しんりゅう!」
しんりゅう はスラキャンサーよりも遥かに上等なモンスターである。
原作ではランクが一つ上だ。

>>154
「フハハハハ、黄昏の竜神ソフィアも混沌の手に落ちた!
 この世界の消滅も時間の問題だな!
 この調子で他のシャードもクルクルパーにしてやる!」
イョーベールは勝ち誇っている。
「あっ、何をする!」
しかし油断していると、あっさりベアトリーチェに真鍮の鍵を盗まれた。

>>155
しかしそこで、ベアトリーチェは殺到する白熊どもに押し倒され、鍵を取り落としてしまった。
「ええい、ハサミが大きすぎて上手く掴めん!」
イョーベールは落とした鍵を拾えなくてまごまごしている。
10メートル以上ある蟹が小さな鍵を掴もうと頑張っているが、結果は明白だ。
ターン制ゲームである原作においては、鈍重な外見に似合わず1ターンに2回行動するスラキャンサーではあるが、小さなものを拾い集めるような作業に適正があるはずがない。

>>158-159
「なんと卑猥な!
 われわれをpink世界に引きずり込む気か!
 おのれ!」
ハサミを振り上げたり、竜巻を起こしたりしてツッコミ兼攻撃を叩き込んだが、結果は明白である。
しかし、幼女が突然素っ裸になるというこのイベント。
いきなり自分から服を脱ぎだすとか、それなんてエロゲ?な展開である。
あまりハメを外しすぎるとpink板でやるハメになってしまうので、イョーベールの口から警告メッセージっぽい発言が出た。
なお、攻略本によると、スラキャンサーは蟹の装甲を身に纏ったスライムとのことである。
つまりイョーベール自身は衣服と呼べるものをちゃんと着ているので、何の問題もない。

>>156-157
「新しい世界には新しい神が必要だ!」
くわっと目を見開き(スライムなのでいつも通りの表情です)、声を張り上げた。
名も無き狂気の神の狂気に当てられているのか、それとも素なのか、デミウルゴスの干渉のせいなのかは定かではないが、なんだか不穏当で頭おかしい発言が飛び交う。
残念ながら、イョーベールも例外ではないらしい。
「酔ってない、酔ってないよ」
典型的な酔っ払いの言い分である。
そんな中、神龍と名も無き狂気の神が新たな冒険の世界へ旅立とうとしている。
「待てい!私も連れてゆけい!」
飛び立つ神龍の尻尾をハサミで掴んで付いていこうとする。
鍵のことをすっかり忘れているので、このまま放置すれば落し物のままである。
「重い……」

161 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/20(月) 00:36:49 0
>157
>それから・・・あのペンギン・・・
捕えて海に漬け、付近に生じた氷を回収すれば真水が取り放題だの」
「おのれ、地球温暖化によって住処を奪われた我らの恨み……むぐぐぐぐ」
白熊に口を塞がれた。白熊はいつの間にかチラシを持っている。
『出来た氷は是非冷凍冷蔵庫“白熊”で』

>158
「こんな寒いところで脱いだら風邪ひいちゃう!」
「そっちかい!」

>159
魚たちが気を利かせるが残念! 見えなくしても寒いのは同じだ!

>160
>「重い……」
「それは流石に無理があると思うよ!」
すっかり落し物になっている鍵を拾う者がいた。
「鍵を落としたら家に入れないじゃないですか。
これは私が持っておきます、そうすれば絶対なくしませんからね」
コノハナ陛下だ! あろうことか色々あって救出するのを忘れていた!
「陛下! ご無事ですか!?」
「ええ、魚たちが助けてくれました」
それにしてもさっきから魚が親切だ。
「ありがとう、信じてくれたんだね」
「何、改造生物仲間のその子のためだ」
その子というのはインペたんの妹の霊のことである。この短い間に魚たちの心をつかんだとは。
インペたんの妹の方を改めて見ると、妙に存在感がある。ただの霊じゃなくないかい?
「えへへ、精霊化しちゃったみたい。そうだね……愛の精霊フィリアとでも名乗ろうかな!」
「精霊……!?」
人の霊が精霊化する事もあるのか!?
自然物に宿る力が精霊化するのなら人間が精霊化もありえなくはない……のかな?
「ちなみに後ろに熱情の虚霊インペたんがついてまーす」
「ついてるんかい!」

162 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/12/22(水) 03:44:09 0
>160
「狂気の神に悪戯した罰で体を巨大化されたイョーベールは、
渡り鳥に憧れる相棒たそフィアの尻尾にぶらさがり、氷原を出て長い冒険の途に・・・
“イョーベールのふしぎな旅”
子供達にガイアの地理をよく理解させるための物語、になるとよいの」
巨大故になかなか小さくならない人、否、竜影と蟹影を、チェシュエは事実誤認を交えて生暖かく見送った。

>161
「温暖化の原因を全て人間達の活動に帰するのは早計に過ぎようぞ。
地球気候はそもそも人間文明に関係なく周期的に変動しておりそれ以外にも突発的な要因が数多・・・
(ry
・・・大体、20年ほど前、火山が2つばかり噴火しただけで寒冷化だ米が穫れないと大騒ぎしたばかりではないか」

白熊にベアハッグされたペンギンベアトリーチェを相手に90分ペースの講義を始めるチェシュエ。
通常なら彼我の戦力差故に決して近寄らぬ筈だが、これも狂気の神の影響かもしれない。
・・・そして90分後、飽きて逃げ出したりすっかり寝たりしている一同を置いて、
チェシュエはようやく崑崙−−彼女の故郷の未来であり彼女がここまで来た元々の目的−−の状況確認に向かった。

「あの竜以外の侵入者は既に殲滅されておった。が、崑崙の機能も又、沈黙しておる。
動力の復帰に1日半。その後、簡易補修と地表までの上昇、更に航宙用の外装修復を行い
地球への帰還を試みるのは最短でも30日後となろう」
ジョウガ666号が空中に損害状況と修復プランを投影する。
「どうする。13号殿も共に地球を目指すか?」
666号に問われ、チェシュエ−−故郷崑崙で与えられた名ならば、生体探査機“嫦蛾13号”−−は
長い黒髪を揺らして視線を空中のデータから666号に向ける。
「否。
・・・以前この星に落ちた際、世話になった人間がいる。その人を探し出し、礼を言いたい。
どこを探したものか見当もつかぬ故、いつ戻るともわからぬ」
答えは、敢えて淡々と。
(今の崑崙は、わたくしより遥かな未来の存在。わたくしはわたくしの使命を、
それを必要としてわたくしを送り出した“崑崙”に届けること叶わなかった。
“この”崑崙と共に地球に行ったとて、わたくしに今更何ができよう・・・)
その想いは伏せたまま。

「了解した。では、もし機会があればまた」
666号も−−敢えてかどうかは知れない−−淡々と答えると、崑崙の内部に消えた。


163 :ビャク ◆o6eikQZ.Io :2010/12/23(木) 03:34:03 0
「これは無事解決したのか…?」
思わず疑問に思いながらも事の成り行きを見ていた
どうやらこのまま未曾有の世界干渉は防ぎ―
咎から解放されるかに見えたが…
人知れず消えていたユービックは遥か上空から密かに観測していた

『定時報告…狂気の神そして黄昏の竜神と呼ばれる神位存在が他世界に旅立った模様
多次元世界崩壊確率21%から24.3%まで依然上昇傾向にあります
ビャク・ミキストリにリセットさせる予備準備をを推奨します
報告完了…引き続き世界の観察を続けます』

誰とも知れない者に淡々と機械的に報告し、報告を終えると
また何処かへと消える
多次元への影響は着実に侵食しているようであった


164 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/25(土) 01:09:21 0
>162
>「否。
・・・以前この星に落ちた際、世話になった人間がいる。その人を探し出し、礼を言いたい。
どこを探したものか見当もつかぬ故、いつ戻るともわからぬ」
「ん?」
ここで以前のチェシュエさんの台詞を思い出してみよう。

前スレ291
>「わたくしは、拾われたのだった・・・ それ の巨大でぶち模様の奴に
・・・そして、そ奴の飼い主の世話になった」

「巨大でぶち模様の猫でしょ? 海洋都市オーシアかもしれない!
もうそうだとしたら飼い主の名前はルーチカ……!」

165 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/12/26(日) 17:01:40 0
666号を見送ったチェシュエ。
どれくらいその場に佇んでいたのか、気付けばテイルが側に来ていた。

「暴走する崑崙を止めるべきはわたくしだったのに、皆を巻き込んで・・・
否、全て皆に頼り、わたくしは何もできず・・・申し訳ない。
崑崙は帰還の為の修復にかかるとの事だ。
30日程かかるそうだが、作業自体は崑崙の人員だけで出来る計画故、
何か必要なら666号殿に頼んでみるが・・・
これまでの事、誠に、忝い」
チェシュエは膝を折り深く一礼した。
「・・・皆にも礼を申し上げねばの」

>164
>「巨大でぶち模様の猫でしょ? 海洋都市オーシアかもしれない!
>もうそうだとしたら飼い主の名前はルーチカ……!」

テイルの言葉に、チェシュエは暫し目を閉じて考え込む。
「・・・すまぬが、やはりわからぬ。
上空から海の煌めきを見た気もする・・・故、海の近くでは、あったように思うが・・・
記憶も曖昧ながら、意識も正常とは言い難かったようだ・・・」
やや苦しげに答えながら、チェシュエは
(しかしわたくしは、探査機の機能を悉く果たせておらなんだの・・・)
かすかに苦笑を浮かべ、しかし別の事に気付いてテイルに向き直る。
「テイル殿は飼い主をご存知なのか。
・・・というと、巨大でぶち模様の猫というのは、この星に普遍な生物ではないのか?」

(まずは其処へ行ってみよう・・・ガイアの生態系がどうであれ、
現時点ではそれが唯一の手掛かりだろう故・・・)

166 :チェシュエ ◆R.k6EM7VkY :2010/12/29(水) 13:23:10 0
「崑崙を解放して頂き、まことに忝い。
崑崙は、わたくしの故郷−−何故か今は、わたくしが崑崙から旅立ったより、
遥か後の時代のようで、従ってあの崑崙はわたくしの全く知らぬ姿なのだが−−
侵入者によって彗星帝国として暴走させられるのを許す訳にはゆかなかった・・・」

チェシュエは、必要に応じて此処までの経緯を説明したり
散乱した服を拾って着せたりしつつ、一人一人に丁重に礼を述べていった。

「わたくしはこれから、オーシアなる所に向かおうと思う。
礼を言わねばならぬ人が、其処にいるやもしれぬ故・・・
どういう訳か、急がねば会えぬ気がするのだ・・・
例えるなら、何か、世界がリセットされてしまう前に、とでもいうような」

何とはなしに遥かな上空を−−穴の底故、見えるのは僅かだが−−見上げる。

「代わりに、という訳でもないが、皆様を必要な場所に送り届けるよう、
わたくしの−−遥か後代の−−後継機で
わたくしより遥かに高機能でもある666号殿に頼んでおいた。
今は崑崙修復に携わっておるが、内容の伝達が済めば手を離せる筈故
急ぐなら1日も待たずに出発できよう。
・・・皆様の旅が実り多き事を祈る」

チェシュエは−−鱗粉を服を認めるかどうかの議論が起きぬよう、
暗くなるのを待って−−蛾の姿となり、飛び立った。

167 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/12/30(木) 18:18:46 O
>>155-166
>「オレに体を貸してくれる輩が現れるとはな。この体もう離すものか……!
>クククッ語り手妖精、お前のお伽噺を滅茶苦茶にしてやる……!
>喜べPLの人、ありったけのカオスを魅せてやる!」
ゆずってくれ たのむ! ではなく。
我々の業界ではご褒美です。 でもなく。
なんといったものでしょうか?
とりあえずありがとうございますといっておきましょう。

>「私の年齢は495よ。石〇、アグ〇ス、かかってきなさい!」
>東京都の興奮を心配した研究所の魚達から「光学迷彩<mosa?que>」が差し入れられた!
『だが断る。』
せっかくの好意をあっさり断るフラポリー。
ですが条例に引っかかっては大変なので、抵抗できないのを良いことに無理やり装着されてしまいました。
『前が、前が見えない。』
見えないのは元からです。 本当にありがとうございました。

>>このままでは因果律破綻《シナリオブレイク》を起こして世界《スレ》崩壊してしまう……!」
>「・・・狂気が駆る智慧、此れ正にヒトの姿の真実の体現。
>案ずるな。解き放ったところで世界は何も変わらぬ」
「そうなんですか。 良かった…」
一方こちらは、おとなしく迷彩装着済みのアズリアです。
説明は良くわかっていないのでしょうが、世界は変わらないと聞いて安心したようです。

>「とりあえず、植物を癒すには、筆しらべ“桜花”。
>アズリア殿、犬耳巫女を瓦礫から掘り出し、あの樹の根まで運んで下さらぬか。
>デミウルゴスとKISEIに蝕まれる状況は変わらずとも、多少の時間稼ぎにはなろう・・・
「わかりました! えーと…生命反応はこの当りから…
 あっ! いました! この瓦礫の下です!それっ!」
アズリアの目が見えない分持っている超感覚は、瓦礫に埋もれた人物を探すのに便利でした。
そのうち”災害救助犬”ならぬ ”災害救助ポリープ” も登場するかもしれませんね。
ともかく、アズリアは掘り出したアテナちゃんを世界樹の近くに連れて行きます。
これでうまくいけば時間稼ぎができそうですね。
ちなみに世界樹からは、定期的に振動が伝わってきます。
まるで誰かが世界樹を揺らしているみたいにです。

>「待てい!私も連れてゆけい!」
「よおーしわかったみなまで言うな! 黙って俺について来い!」
イョーベールを連れて飛び立つ しんりゅう ですが、重いのでまっすぐには飛べません。
それでもずっと捕まっていることが出来たなら、新たな冒険の場所に連れて行ってくれるでしょう。

168 :PLの人 ◆Xlm0JAgw5w :2010/12/30(木) 18:20:54 O
さて、すったもんだの挙句に神竜と狂気の神は去り、さらなる別れの時がやってきました。
チェシュエが人探しのために、勇者御一行と別れることになったのです。
>・・・皆様の旅が実り多き事を祈る」
「長いようで短い間でしたけど、いろいろお世話になりました。
 チェシュエさんが探している人と、無事に会えるようにお祈りしています。」
忘れがちですが、実は神官のアズリアはそう言いました。
『次に合う時は一番いい食べ物を頼む。』
食べ物の事しか考えていないフラポリーはそう言いました。
PLの人もチェシュエを応援しています。
無事にあえるといいですね。
世界がリセットされる前に。

「ところで・・・地球日本の大統合全一学研究所にはどう行けばいいんでしょうか?」
別次元ともいえる場所に移動する方法を知らないアズリアは、そう言いました。
ソフィアを元に戻す手がかりを探す場所、実は行くのはそれほど難しくありません。
『この地に現れた世界樹は、全ての世界をつなぐ存在です。
 世界樹の言葉に従って進めば、目的の場所がどこでもすぐに到着できますよ。』
フラポリーの看板に、そんな書き込みがありました。
『おいやめろばか荒らすな。 この看板は早くも終了ですね。』
次に看板に書き込んだのはフラポリーですが、そうすると最初の書き込みは誰でしょうか?
まあ、これくらいの干渉ならノーカウントでしょうね。 はい。
勇者一行が地下から出てくれば、空いっぱいに広がる大木が見えることでしょう。
これこそ世界をつなぎ、世界を支える実体化した世界樹です。
今までは行き来が難しかった多次元世界が物理的につながったわけですね。
ちなみに世界樹は、前述のように定期的に一定間隔で揺れています。

169 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2010/12/31(金) 00:37:02 0
>165
>「・・・皆にも礼を申し上げねばの」
「ううん、こっちこそありがとう!」
チェシュエさんの手を握る。

>「テイル殿は飼い主をご存知なのか。
・・・というと、巨大でぶち模様の猫というのは、この星に普遍な生物ではないのか?」
「うん、あんなに大きいのはあんまりいないと思うよ。
あの時子猫だったから今はさらに大きくなってるかも」

>166
飛び立つチェシュエさんに手を振る。
「無事に恩人に会える事を願ってるよ。元気でね!」

>167
世界樹の根本でその生命を長らえさせる役目となったアテナちゃん。
「アテナちゃん……もう少しの辛抱だからね。それまで頑張って!」

>168
「うわあ!」
空には非常識な大きさの大木が広がっていた。
そういえばこの現象はしんりゅうソフィアの置き土産か。

しばらく待っていると、ジョウガ666号さんが出てきて飛空艇の姿になった。
「さあ行きましょう、どの枝に入ったら地球に行けるか解析できるので私に任せてください!」
いよいよ出発だ!

170 :語り手妖精 ◆6nXELe5RK6 :2011/01/04(火) 01:08:31 0
―― 大統合全一学研究所 最高機密部
巨大な培養層の中に眠るは、地球では伝説上だけの生物である竜のような姿。
「もうすぐですね……」
「遥か昔に袂を分かった宗教と科学が再び一つになる時が来た。
この神が目覚める時、精神と科学の調和したすばらしい社会が実現する……!」

第16章開始!

171 :PLの人:2011/01/05(水) 19:03:24 0
>>169-170
それではここで、先行した しんりゅう と狂気の神チームに視点を回しましょう。
場所は世界樹の根元近く。(実際の根とは違いますがわかりやすくこう呼びます。)
世界樹の中心と呼べる場所の近くを彼らは飛んでいます。
そこでは。 なんと。 一人の RIKISI が世界樹の幹に向けて鉄砲突きを繰り返していたのでした。
RIKISI とは、宇宙最強の格闘技 SUMOU を行う者の総称で、相撲取りのような姿をしています。
この世界樹に負けないほど大きなRIKISIの繰り出す突きが、世界樹の揺れの原因だったのです。

「アレこそが将来この世界を滅ぼすRIKISI、時天空。(読み方は ときてんくう。 もしくはタイムヘヴンスカイ。)
 この次元全てを吸収しようとした存在の、欠片の姿です。
 昔々時天空がこの次元を吸収しようとした時。
 全ての世界を巻き込んだ大爆発によって、一度は奴を退けることが出来ました。
 その後の長い時間をかけて、この世界は時天空を倒すための方法を探るはずでした。
 ですが…やはり無理でした。
 光と闇が手を取り合っていては、いつか再来する時天空どころかその欠片さえ倒せないでしょう。」
たそフィアは手にしたカンニングペーパーをめくりながら、朗読を続けます。
長文乙といわざるをえません。

「だからこそ、私は」
「いいからカオスだ!」
な ん と い う こ と で し ょ う 。
せっかくの長話は空気を読めない狂気の神に中断させられてしまいました!
「そんな誰も読んでないような長文より、わかりやすい行動が大事なんだよ!
 そりゃ〜っ!!」
名も無き狂気の神は自分の力を世界樹に注ぎ込み、全次元狂気化計画を開始しました!
もうすぐ世界は切手を集めたり瓦を集めたり不良債権を集めたりする人であふれてしまうでしょう!

ここで視点は、カオスの勇者達の動向に戻ります。
「ダメダメ。 そんな青少年に悪影響を与える勇者達に協力なんか出来ないよ。」
666号に乗って到着した日本の大統合全一学研究所の前。
勇者達の前には研究所の所長が立ちはだかっていました。
所長の名前はシンタロー・イシハラ。
日本の若者を守るために立ち上がった男です。
「だいたいね。 カオスの勇者なんて名前がついてる人たちがいいことしてるはずがないでしょう?
 過去ログ読んでないけど。
 これはね。 協力どころか断固規制しないといけないね。
 いくら495歳でも、幼女に見えると私が判断したら即規制だから。
 テンプレ読んでないけど。」
要するに、カオスの勇者達に協力する気はないと言う事ですね。


172 :テイル ◆6nXELe5RK6 :2011/01/05(水) 22:01:53 0
>171
> いくら495歳でも、幼女に見えると私が判断したら即規制だから。」
それならば、ボクは間違いなく規制されるだろう。
常に7頭身の戦闘形態でいないと話が継続不可能になってしまう。
「そうですか。それなら仕方がないですね」
ここは一端引き下がって作戦を練るとしようそうしよう。

「どうやって潜入しよう?」
あれ程の巨大な研究施設だ。さぞ厳重な警備が敷かれていることだろう。
その時、角から顔を覗かせて飛び跳ねながら手招きする白衣の女の子に気付いた。
「妖精さーん、こっちこっち! まさかリアルで見られるなんて!」
やたらとハイテンションな彼女は確か……。
「ヨウちゃん!?」
説明しよう! ヨウちゃんとは以前パーティーにいたハカナちゃんの助手である。
ハカナちゃんのパソコンを通して会った事はあったが、直接会うのはこれが初めてだ。

名前: 藤浦 葉(フジウラ ヨウ)
職業: 研究員(助手)
種族:人間
性別:女性
年齢:26
身長/体重:身長155cm、体重--kg
容姿特徴:童顔で外ハネショートの茶髪。
性格特徴:気が弱く人懐こい子犬体質。オタク趣味。
技能/魔法:使い走りが出来る程度の(ry
装備:カッターシャツにタイトなミニスカート、白衣。
所持品:儚の所持品と対になっている小型転送装置、サポート用通信機器
キャラ解説:浮橋 儚の助手。とことん助手。アニメ好きだったり兵器好きだったり。そんな趣味が高じて儚の『熾天』は彼女の垂れ流したイラストが元になっていたりもする。

彼女らの研究室に招かれ、かくかくしかじかと話をする。
「大体察しはついてるよ。ソフィアを復活させるんでしょ?
所長一派が秘密の部屋で神の体を作ってるらしいんだけどもう何年ももうすぐ復活するって言い続けてるらしいよ。
魂を入れてやらないと目覚めるわけないのにバカだよね〜!
所長って最近なんでもかんでも規制するとか言い出してウザいし。
でねっ、秘密の部屋への入口は突き止め済みだから案内してあげる!
でも警備ロボットとかわんさか出てくるだろうから気を付けて!」
さあ、久々のダンジョンアタックだ!

173 :イョーベール ◆u7xvaZrzLM :2011/01/06(木) 01:08:22 0
>>171
狂気の神についていってしまったために、展開的・地理的に隔離されていたイョーベールが、やっと再登場した。
そう、ここは世界樹を一望できる、なんだかすごい超空間なのだ。
「時天空よ……」
イョーベールは感慨深そうにそのSUMOUレスラーを眺めた。
「正直その発想はなかった」
ケン・イシカワ的な世界な意味での時天空と、実在するスモウ・レスラーである時天空慶晃がフュージョンしたモンスターだ。
ちなみに、キャラクターが中の人の本音を代行する業務を行なうことは法に触れる。
「そうとも、行動あるのみよ!良いこと言うなお前!」
イョーベールも行動を開始した。
過去に受身姿勢を批判しといて自分から行動しないのはどうかと思うので、そういうことになった。

「とりあえず、何の前触れもなく悪役に転向したのだから、ここらでわかりやすい悪事をやろう」
イョーベールの目がギラギラと光り、世界樹の枝葉の形態をとって分かれている複数の異世界を眺めた。
こことは打って変わってヘヴィなファンタジー世界が見えた気がしたが、どっかの蝿のせいで更地になっていたので、見なかったことにした。
目的の世界はもちろん、カオスの勇者が向かった先の世界だ。
「むむ、カオスの勇者の気配がするぞ!」
蟹はそこへ飛び込んでいった。

>>172
「何が何でも規制……その考え、悪魔に人格を支配されている!」
所長のシンタローさんの助手と思しき人物が、突然金切り声をあげた。
突然何を言いだすんだ。そんな視線が彼に向けられている。
「なんてこったい、彼も狂気に支配されているのか!」
別の人物も声をあげた。
KISEIなる見えざる敵がこのスレを包んでおり、虎視眈々と極悪非道な目的を遂行しているという噂がある。
このシンタローさんも、頭脳が「規制」されて、その犠牲になったのかも知れない。
となると、どちらも正しいかも知れないし、どちらも間違っているかも知れない。

だがそんなことより!
勇者達に危機が迫っている!
秘密の突入を図ろうとしたそのとき、建物が突然揺れた。
「あけましておめでとう!
 今年もよろしくお願いします!」
頭に橙を乗せたイョーベールが襲撃してきた。
言っていることとやっていることが違うが、狂気の神に触れてSAN値がマイナスで振り切れている状態なら仕方がない。
だが、彼自身の精神状態は割とどうでもよいものの、彼が建物をハサミで掴んで揺さぶっているのが問題だ。
何が問題って、思い切りハサミを叩きつけて建物を破壊すれば良いのに、ただ揺さぶるだけであることだ。
意味がわからないが、SAN値が(ry
「もうすぐ生まれるよ!」
突如として意味脈略のないことを言い始めたあたり、彼はもう駄目かも知れない。

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