1 名前:監督っぽい人 ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/18(土) 01:05:31 0
キャラになりきってセリフを書き、皆で一つのストーリーを創っていくシナリオ形式のスレです。

>>2以降に示されるキャラクター表を元に自分のキャラを誕生させます。
●情景や行動を描写する補足の文は( )をつけて表記します。
●このスレの悪役は凶悪です。あなたは殺されてしまうかもしれません。でも泣かない。
   そのまま死んでしまうのが物語的にオイシイと思えば天に召されてしまうもよし!
   そんな攻撃なんともないぜ、と間一髪よけた事にしたり、
   フッ。蘇生魔法をあらかじめかけておいて良かった、と余裕で生き返ってもOK。つまり
●つじつまはどうにでも合わせられるので心配無用!

古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/
古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)後編
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/
古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)追補編
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1245773521/

2 名前:監督っぽい人 ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/18(土) 01:06:49 0
○キャラクター表
名前と外見を決めてください。キャラの生い立ちなどの内面は物語の中で明かしてください。

<名前>
<性別>
<年齢>
<髪形>
<瞳色>
<容貌>
<服装>
<武装>
<出典>

3 名前:スライム[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 01:10:00 0
乙です!

4 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 01:32:06 0
ここは力士なりきりTRPGスレです。千秋楽めざして奮戦する相撲TRPGです。

○キャラクター表
名前と外見を決めてください。キャラの生い立ちなどの内面は物語の中で明かしてください。

<四股名>
<本名>
<年齢>
<体重>
<身長>
<番付>
<所属部屋>
<得意技>
<必殺技>
<今場所の抱負>


5 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 14:56:11 O
<四股名>夜性龍
<本名>肉欲 棒太郎
<年齢>18
<体重>125
<身長>185
<番付>前頭8枚目
<所属部屋>男性ストリップパブ
<得意技>股間突き出し
<必殺技>諸手見せ
<今場所の抱負>脱童貞

6 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/18(土) 19:12:51 O
昼は前頭、夜は横綱!
彼女いない暦=年齢、童貞肉欲棒太郎参上!

7 名前:エドモンド本田 ◆OpI5ghkoXQ [sage] 投稿日:2009/07/18(土) 20:03:44 0
鉄拳がなんぼのもんじゃい!
ストUが最高なんじゃい!

8 名前:エドモンド本田 ◆OpI5ghkoXQ [sage] 投稿日:2009/07/18(土) 20:04:49 0
<四股名> 江戸主水本田 (エドモンド本田)
<本名> Edmond Honda
<年齢> 昭和35年11月3日生まれ
<体重> 137kg
<身長> 185cm(まげ含む)
<番付> 大関
<所属部屋> カプコン
<得意技> 百裂張り手
<必殺技> スーパー鬼無双
<今場所の抱負> どすこい

9 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/19(日) 17:39:00 O
チャロゼン部屋に今年も新弟子がやってくる
ここは力だけが全てを語る世界
番付一つ違えば天国と地獄
待ち構える親方をはじめ古参たちを倒せるのか!?

10 名前:名無しになりきれ[sage ] 投稿日:2009/07/19(日) 19:06:58 0
(テレビでは、すでに官房長官の会見が始まっていた。)

えーまず、六本木に起きた異変は科学者を含むテロリスト集団の仕業と判明しました。
ビル群を砕いた隕石らしきもの…あれは重力波兵器によって地殻が割れて吹き飛ばされた岩盤のようです。
怪物を見たという情報もありますが、怪物は遺伝子操作によって作られた猛獣であると情報が入ってます。

これより有事関連法を発令し、消防と救急による避難者の救護と自衛隊による攻撃を始めます。
都民の方々は早急に救援を受け、安全な場所まで避難してください。
また、米軍への応援も要請しています。

テロリストの正体は把握していますが、人質となっている都民の安全のため、公式の発表はできません。
報道の規制も行います。
テロリストを刺激しないための措置です…ご理解ください。

えー今後の見通しですが…。

(会見は続き、報道陣による質問攻めが始まったが、
官房長官は人質の安全を守るため発表できませんと繰り返すばかりだった。
その眼はどこか虚ろでマリオネットを思わせたが、興奮した記者達の中に気付く者は無かった。)

11 名前:Interlude ◆v/ikj/qTK2 [sage] 投稿日:2009/07/19(日) 21:11:43 0
<四股名> "巫女神楽の悪魔"黒花蓮(こくかれん)
<本名> カレン
<年齢> 20
<体重> 11貫30両
<身長> 5尺1寸
<番付> 前頭筆頭大尉→小結少佐(聖遺物回収の功績により昇進)
<所属部屋> 魔装開発部屋
<得意技> 突き出し/突き倒し/送り出し/送り倒し
<必殺技> 上位精霊の魔術制御による急加速突撃
<今場所の抱負> "―――frater delendus est."

「…あ、あの。兄さんっ!
 夜食にちゃんこ鍋、作ってあげたわよっ!
 スープのベースをマーボー風にしてみたの。
 自信作なんだけれど…おなか空いてるでしょ?」

「先程の取組みで下手を打った。特に、内蔵の損傷が激しい。
 当分の間は、まともに食事を摂取する事など出来そうに無い」

「あ―――そう、なんだ…。
 べ、別にいいんだけどね。そういうコトなら仕方ないもの。 
 そもそも、私が勝手に作っちゃったのがいけなかったわけだし…。
 一人で食べるからいいわ。実は私、さっきからおなかぺこぺこで――」

「――いや。やはり、一杯もらおうか」

「な、なによ…もう。無理しなくてもいいのに。
 どうせ、口の中だって切り傷だらけなんでしょ?」

「ああ―――これは稀に見る一品だ、カレン。
 味は…悪くない。むしろ極上の美味だ。
 あらゆる意味で絶品と言えるが……」

「そんなの、あたりまえじゃないっ!
 ちゃんこ長から直々に教えてもらったんだから。
 事情を話したら、不審なくらい嬉々として指導してくれたわ」

「くっ!やはり奴の差し金か……!!
 流石は、神父の仕込みといった所だな…
 この地獄の釜の様な温度…そして圧倒的なSHU値…
 疲労困憊の身体と…損壊した五臓六腑に染み入る様だ――」

「――あ、あの。兄さん?
 味わおうとしてくれるのは嬉しいんだけれど。
 それって、単に傷が沁みちゃってるだけなんじゃ…?」

<四股名> "土俵際の魔術師"虚無灰(きょむかい)
<本名> アッシュ
<年齢> 20
<体重> 20貫70両
<身長> 6尺2寸
<番付> 幕内格別席大尉→MIA(魔王場所中行方不明)
<所属部屋> 魔装開発部屋
<得意技> 勇み足/つき手/つきひざ/踏み出し
<必殺技> 土俵結界"無限の錬銀"
<今場所の抱負> 生存

――――そんな、夢を見た。
彷徨者は、気が付くと代々木公園のベンチで微睡んでいた。
肩から手に掛けて妙な圧迫感があったが、気のせいかもしれない。

12 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/19(日) 21:21:00 O
混迷の度合いが増しとるΣ(°∀°)

13 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/19(日) 22:16:47 0
(加藤を乗せたタクシーは外苑東通りを走っていた。東京タワーから六本木ヒルズに至る道だ。
交通規制が行われ、道は渋滞し車で珠々つなぎだったが、お構いなしに加藤のタクシーは歩道を走っていた。
街路樹を倒し、商店の看板を轢き、人すらも何人もタイヤの下にし走った。
警察白バイが2台、加藤のタクシーを追うが追いつけない。
快走するタクシーだが、突如横転した。
車体の右半分がごっそりと消えた。
タクシーは何度も回転し、外苑東通りに面したドン・キホーテに突っ込んだ。)

貴様の思い通りになど意地でもさせん。
(白い巨人が現われた。
キュダロンである。
イヒカを食らい妖力を吸収し、キュダロンの体躯は元の10倍にも達していた。
キュダロンは笑った。
牙から噛み砕かれたタクシーのドアやフレームがばらばらと落ちる。)

加藤!貴様の魔力なみなみならぬは天晴れとしか言いようが無い。
ヘケト(イヒカ)僧を召還し、時空移動の魔法陣を構成するとはな。
だが蛙僧どもの魔法陣は我等に乱され、炉はハクによって堅牢強固な殻に封された。
思い通りにならぬものよな!

「撃て!」
(ドン・キホーテ店先での異常に、駆けつけた警官らがキュダロンに発砲した。)

それで我を殺そうとしているのか?愚物め。
(キュダロンは頭を振った。頭部の三頭の蛇が鞭となって、警官らを襲った。
彼等の体を切断し、パトカーすら宙に舞った。人々は恐慌に駆られ逃げ惑う。)

加藤保憲!ここで貴様は潰えるのだ!

14 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/19(日) 23:09:37 0
>前スレhttp://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1245773521/587
>チャロ
>ワテはここや!
チャロぉ!
(ひこにゃんはチャロに、がしっと抱きついた。)
よかったにゃ!ひこにゃんはどわわわわわわ!
(チャロが飛び込んできた窓から外を見て、ひこにゃんは口が震えた。凄まじい火柱が立つのが見えた。)

六本木ヒルズにゃ!?
行こう!チャロ!
(時刻は9時過ぎ。滋賀県民会館は閉館し職員さんはいない。いればバイクでも出して乗せてもらおうかと思ったが……。)

こうなれば屋上にゃ!
(ひこにゃんはチャロの手を引き屋上へ。
屋上からは六本木方面の大惨事ぶりがよく見えた。報道や自衛隊のヘリコプターが何機も飛んでいる。
パトカーや消防車や救急車のサイレンがこだまする。道路は大渋滞だ。)

六本木まで行くのは大変にゃ。でも彦根の力は偉大。心配にゃいにゃ!
召還!出でよ彦根関連!
(ひこにゃんは彦根特産物召還魔法を唱えた。
まぶしい光が二匹を照らす。光がやみ、現われたのは……!)

東北大学Windnautsの人力プロペラ機にゃ。
(彦根市琵琶湖松原水泳場で開催される鳥人間コンテストの2008年度優勝機をひこにゃんは召還した。)
行こう!体力勝負にゃ〜!

15 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/19(日) 23:18:44 0
彦根が好きになりそうだw彦根スゴス

16 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 00:20:46 0
>14
屋上!? ヘリでもチャーターするんか!?

(現れた人力プロペラ機!)
おおっ!! 

>15
禿げあがる程同意!
(虚空に向かって激しく同意。
彦根のすごさに気付いた東京在住の霊の声でも聞いたのだろうか?)

幸いワテはマゾシステムという便利な充電機能も搭載や! 
こぐのは任せときいや! うをおおおおおおおお!
(全力で人力プロペラ機をこぐ。美少年形態で良かった。
犬だと足がとどかなくてこげないからである)

17 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 01:40:14 0
首都防衛の要衝、航空自衛隊百里基地からスクランブル発進した第7航空団第302飛行隊F-4ファントム16機と
同団第305飛行隊F-15イーグル8機の編隊は六本木上空に到来。
六本木ヒルズ跡に在す未確認飛翔体(喰魂炉)と、同地周辺ドン・キホーテ店付近の未確認巨大生物(キュダロン)に
ミサイル攻撃を敢行した。

18 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 01:58:21 0
鱗の殻が!

19 名前:スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 05:03:25 O
前スレ613
>そうだわ、スパイディ!
>東京の人々が最初に思いついたもので、あんたの敵を滅ぼしましょう!
>……失敗したらごめんね。
失敗だと!?許せる!
(加藤が去った東京タワーの頂上まで登る)
ここから呼びかければ必ず人々の思いが伝わるはずだ!
東京に住まう名無し神よ!
敵を滅ぼすものを我らに教えたまえ!

前スレ615
>首都の悪魔「東京は俺様のシマだからw余所者どもを食中毒で滅ぼそうぜ!」
>都会の天使「いいえ。許しません。美味しい料理で昇天させてあげるのです。」
食中毒で滅ぼすか美味しい料理で昇天・・・だと!?
(蛍を見て)
どちらにしても料理を食べさせる必要があるが何を食べさせればいいんだ!?
考えていても仕方がない、まずは敵の居場所を探そう!
スパイダーマシン!
(スパイダーブレスレットに呼びかけて空陸両用車スパイダーマシンGP-7を呼び寄せる)
(遠隔操作で飛んできた車に乗り込んで蛍に)
よし!君も乗り込むんだ!
行くぞ!スパイダーマシンフルスロットル!
(敵を探して東京上空を飛び始める)

20 名前:魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 12:41:27 0
(タクシーの車体を紙の様に噛み裂くキュダロンは、魔人加藤ごと喰うつもりで襲ってきた。魔人加藤は間一髪避けはしたが額をざっくりと斬る重傷を負った。
車外に脱出したが横転する車に触れ、左腕を骨折した。ドーマンセーマンの印が結べない。巫蠱術によって転生したこの身体は、まだ柔であった。)

>>13
>キュダロン
>加藤保憲!ここで貴様は潰えるのだ!
餓鬼めが!
(魔人加藤のトパーズ色の瞳は瞋怒に燃え、キュダロンに呪詛を放った。魔人加藤はキュダロンの猛攻の前に屈しかけた。
しかし思わぬ援軍が魔人加藤を救った。飛来した航空自衛隊戦闘機によるミサイル攻撃。
対戦車誘導弾MATミサイルがキュダロンを襲った。猛烈な爆炎が辺り一帯を舐め尽す。)

そのでかい図体が仇となったな!
(街路樹から街灯へ、街灯からビルの張り出した看板へ、更にビルの屋上へと魔人加藤は跳躍した。
魔人加藤の上を怪鳥音を残して戦闘機編隊が飛び通り過ぎる。戦闘機は、六本木ヒルズ跡に座礁する喰魂炉にミサイルを発射した。)

人間どもが俺の為に働いてくれている。
(魔人加藤はかかと笑った。)

ハク。無駄であったな。喰魂の炉を人間どもが開けてくれる!
人間どもめ。地獄の蓋を自ら開け、蘇る死霊の群れに震えよ!

21 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 13:07:51 0
だが加藤の思い通りにはならなかった!なぜならそれは!

22 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 14:10:10 0
それは!?

23 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 14:11:14 0
それは!!!!!

24 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 16:52:06 0
この水晶鏡は便利ね。
(アリスティスラは感心しながらテレビ画面を見つめた。画面には六本木ヒルズを押しつぶした喰魂炉が映っていた。
ニュース特番が組まれ、報道ヘリコプターからの空撮、地上からの映像と多角的に映し出されている。
滝川クリステルは落ち着いて喋っていたが動揺は隠しきれていない。
品川駅前のコンビニはアリスティスラによって占拠された。
アリスティスラはバックヤード(従業員控え室、商品置き場)の椅子に座り、テレビを見ている。
コンビニ従業員や居合わせた客が跪いていて、まるで女王に仕える家臣のようだ。
しかし彼等彼女等はもう人ではなかった。頭が蛇と化していた。)

これ、おいしいな。もっともってこい。
(グリコの人気商品、飲むカフェゼリークリーム「ドロリッチ」が気にいったようだ。)

おお〜ぅ。
(喰魂炉にミサイルが打ち込まれていく映像が乱れがちだが流れた。
アリスティスラは舌なめずりして微笑んだ。)

そんなことをしたら、喰魂の炉が破裂しちゃうよ。きゃはは。
ねえ、そうだよね、ヤコブの剣よ。
おい!
(従業員に怒鳴った。)
この映っている場所はここからどっちの方角だ?
(アリスティスラは蛇頭の従業員に尋ねた。彼はほぼ真北を指した。
アリスティスラは頷くと立ち上がった。)

<ゴオオオオ>

(そのとき爆音が上から鳴り響いた。アリスティスラは何事かと外に出た。
横須賀基地から飛び立ったアメリカ軍の偵察ヘリコプターが一機、通過していく。)

便利なものの多い世界ね。
(アリスティスラは矢のように跳んだ。)

25 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 16:54:57 0
>>20
>魔人加藤保憲
>人間どもが俺の為に働いてくれている。
>人間どもめ。地獄の蓋を自ら開け、蘇る死霊の群れに震えよ!
<ドガーン>
(魔人加藤をかすめるように米軍ヘリコプターが墜落した。爆撃の巻き添えをくったのか。)

震えるのは、おまえの方じゃないか?加藤!
(加藤の立つビルよりも高い、隣接するビルの屋上にアリスティスラは現われた。
ヤコブの剣を六本木の方角へ振る。喰魂の炉を指した。)

あーあ。ハクが鱗になって炉を守っているのに人間の馬鹿どもめ。
ごらん。炉が爆発した。
(ミサイルの直撃を何発も受け、ついに炉は大爆発をした。)

怨霊が出てくるわ!きゃー!
(アリスティスラは頭を抱えしゃがみこんだ。)

あれ〜?
炉が壊れたのに、怨霊が炉から飛び出してこないね?きゃははは。
喰魂の炉は破裂した。だ、か、ら、炉から出てこれる霊なんていないんだよ!
ん?
言っている意味がわからないかい?
無知な加藤よ、教えてやる。
“合”の時、ユフーイン龍脈に溜め込んだ霊エネルギーを放出できなかった喰魂の炉は、臨界を迎えて破裂する。
そこにおまえの誤解があった。
外に向って破裂するんじゃない。内に向って破裂するんだ!
内に向って溢れるんだよ!
見ろ!加藤!おまえの霊眼なら見えるだろう!

(喰魂の炉は木っ端微塵に爆散した。きのこ雲がわきあがる。だがまるで掃除機で吸い込まれたように爆煙が消える。
喰魂炉のあった場所に、別の物が現われていた。
宙に浮き、回転する漆黒の正方体。四角錘と四角錘の底辺同士を合わせたような形状。大きさは一片が5mもないだろう。
喰魂の炉に比べたら、とても小さい。
真っ黒な正方体の表面に電流が涌きあがった。電流は閃光となって輝いた。
黒い光を全方位に放った。
光に触れたイーグル戦闘機が、次々と墜落していく。)

よく見ろ、加藤。あれが吸魔の箱だ。
暴走し内滅した喰魂の炉の核。誰にも操れない破滅の箱だ。

26 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 16:59:48 0
あれは、あらゆる生物の命を吸い込む底無しの穴だ。
地上にいる全ての命の魂を吸い込むぞ!
あたしはこうなるって知っていたんだよ!きゃはははははは!

前スレ
>http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1245773521/517
>今すぐラピュタに飛べ……!喰魂の炉を自ら開けるのだ……!危険であるが……しくじれば貴様も我々も炉に呑まれる……。

炉を開けるには手順がいる。
ただ壊すだけじゃだめなのよ。
おまえはその手順を知らなかったのが敗因さ!
(アリスティスラはヤコブの剣をなめずりした。)
教えてくれる者がおまえにはいないからね!きゃははは!

とう!
(アリスティスラはキュダロンの背に飛び降りた。アリスティスラは加藤を嘲笑った。)
喰魂装置は、無差別無制限に魂を吸い込む吸魔の箱と化した。
この世界は滅びる。加藤。支配するべき世界が無くなってしまうんだ。
怖い怖い、きゃは、きゃははははははは!
キュダロン!この世界から逃げるぞ!きゃははは。飛べ!

(アリスティスラはキュダロンにテレパシーでささやいた。)
エメラルンを捜せ!
オルデガタ王家の血が炉を開けるのに必要な手順だ。
吸魔の箱でも制御できる。エメラルンの血なら!
なぜならオルデガタ王家こそ、あのラピュタを建造した古代神聖チャロゼン帝国の末裔だからだ。

追補編スレ
>http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1245773521/517
>エメラルンと狼爪の剣を炉にくべよ……!

鉄鬼兵(ターミネーター)はどこだ!エメラルンを捜させろ!
手が足りなければ、造ってやる!
(アリスティスラは右手を握るとすぐに開いた。すると一匹の蛍が現われ舞った。
アリスティスラは何度も同じ動作をする。蛍はどんどん生まれた。)

前編スレ
>http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/522
>(右手を掲げ手を開く。すると一匹の蛍が舞い上がった。蛍は嵐に乗って彼方に消えていく。)

あの女を手にすれば全てが終わる。決着の時だ!急ぐんだ!捜せ!

27 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 17:07:41 0
ここにもまた一人、辻褄合わせ好き重症患者が・・・・( ´ー`)b グッジョブ

28 名前:セン[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 17:12:20 0
ハクー!!!!!

29 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 17:18:20 0
よーく考えればツジツマ合ってないんだけど、合っているよーに思えるw

30 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage救援求む!] 投稿日:2009/07/20(月) 17:46:02 0
どこにどう行ったらいいんだ?
(鮪専門料理屋『三崎魚膳』の引き戸を開け、外に出てみたもののマキューシオは立ち往生してしまった。
大通りは混乱の極みだった。大渋滞し人々は逃げ惑う。激しい轟音が聞こえる。羽ばたかずに飛ぶ鉄の鳥まで舞う。)

姫!
(叫び呼ぶ。だが答えがある筈もない。異世界に投げ出され、仲間とも逸れ、右も左もわからない。
マキューシオは雄叫びを上げた。どうする事もできないいらだちを吐き捨てた。)

落ち着け、マキューシオ。俺がこの程度で駄々をこねてどうする?
いつも道を開いてきたじゃねえか。なんとかなるさ。なんとかなる!

31 名前:Interlude ◆v/ikj/qTK2 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 20:46:00 0
【時流遡行T/等価交換】

彼女を送り届けた先では、自分にも"仕事"が待ち構えていたらしかった。

『あ〜〜!アッシュ!どこに!
 ロネでやったみたいにマキューシオさんの腕を治してください!!』【>追補編543】

この人物が、アーシィの言っていた"カンシキ"に違いない。
思い出せなくとも、皮袋に詰められた精霊銀製の弾丸は、
己の魔術によって錬成されたモノである事が判った。

『片手は痛々しいにゃ。からかいにくい……。
 アッシュ!どこ行ったー!アッシュ!仕事にゃ!』【>追補編566】

こちらは異世界の精霊獣―――兜から察するに、サムライか。
語尾に若干の違和感を覚えるが、見るべきは人語を解する知性だ。

「……専門外ではあるが、出来る限りの応急処置はしよう」

クランケの特徴は、伝え聞いたランサーのソレと一致する。
だが、どういう訳か現在の得物は大振りのカタナの様だった。
傷口自体は綺麗だ……余程の幸運か、何らかの魔術薬の投与か。

「こちらの錬成魔術には、ランサーの出身世界の銀の確保が必要だ。
 可能な限り高純度で、損失部位と同程度の質量である事が望ましい」

周囲を見渡す―――白銀の鎧を身に着けて横たわる貴人。
おそらく、あの少女がプリンセス・エメラルンなのだろう。

「気絶しているのか。事後承諾になるが、銀を提供してもらおう」

『どうやらアッシュは女をくどくのに忙しいようぢゃ』【>追補編606】

「……寝込みに迫る趣味は無い。外装を取り外すだけだ」

『アッシュに出来る事が拙僧にも実は出来るのぢゃ――』

――正確に言うならば。その法術は限りなく"魔法"に近いモノだった。

自分自身の失われた体組織を再生させているのは、
魔獣の治癒力であり精霊銀そのものによる再構成だ。
使用する魔術は、その作用を加速させる補助に過ぎない。

他者に施す応急処置は、術式の構成が全く異なる。
純銀を素材にして、身体イメージを投影する錬成魔術。
再構成魔術に比して遥かに複雑で高度だ。神業と言っても良い。

…だが、それですらプリーストの超絶技巧には遠く及ばない。
人体の一部と同等の機能を有する複雑な機械を"独立して"造り上げ、
ランサーの肉体に"馴染ませて"見せた。異世界の精霊銀を素材にして、だ。

『人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには同等の代価が必要になる』

これほどの力を得るに到るまで、プリーストは何を代価にして来たのか。
その感覚を言葉にするならば……"共感"という語彙が最も近いだろうか。
だが、禁忌を侵した咎人に己の姿を投影しかけた思考は直ぐに中断される。
――大規模な呪的機構の起動――崩壊――時空交錯弦の振動――思念波――【>11


界渡りの微睡の中で――――彷徨者は、朧げなユメを見た。

32 名前:Interlude ◆v/ikj/qTK2 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 20:47:18 0
【時流遡行U/薔薇の記憶】

『…あ、あああ、その。えっと。うん。お、おかげで、その。かなり。元気出た。というか。
 その。安心したなーんてあははは…あ……ありがと。
 さ、さーて! これから…ど、どうしよっか、なー…』

――――目の前に挙動不審者が居た。
彼女は、足元の水魔の眷属と戯れ始める。
酩酊者とも趣の異なる頬の紅潮が確認出来た。

『…黙れやかましい。お前ら見たのか。見たんだな。忘れろ。忘れてくれ。しっしっ』

「―――最も間近で見ていたのは、この園の物言わぬ住人達だと思うのだが」

一連の戦いの記録が闇に葬られるかどうかは、後世の人間の利害が決めるだろう。
二人の想いが薔薇の記憶に刻印されるのだとしても、それほど悪い気はしなかった。
彼女に与える心理的影響を考慮して、視線の送り先を上空に求めた―――天空の巨岩。

『見てよアレ』
「あれを見ろ」

薔薇園を流れる微風と沈黙。
少女の様子は、どこかぎこちない。
何やら逡巡している雰囲気も感じ取れる。

『城が…下の方、妙な魔法の気配もあるけど、呼応してるのか?
 皆、あっちにいるのかもな』

「ああ。今こちらも同様の事実を指摘しようとしていた。直ぐに―――」

彼女の手を取ろうと右腕を伸ばしかけ―――先に奪われた。
その仕草が愛おしく思えて、深く抱きしめたい衝動に駆られる。
だが、少女の内面は繊細だ。己の身勝手な欲望で穢したくはない。
魔獣の血を抑え込む方が、精神的葛藤を伴わない分だけ容易だった。

「……安心しろ。逃げる心算があるならば、最初から捉まえさせはしない」

それでも、触れ合う肌の温もりを。
重ねた身体を通して伝わる彼女の鼓動を。
こうして静かに感じる事くらいは許されるだろうか。

「行こうアーシィ――――お前は、俺の鞘だ」

普段よりも僅かだけ緩やかな速度で夜空に舞い上がる。
風に揺らされた薔薇が、二人を見送る様に小首を傾げた。



【時流遡行・了 >31 時流遡行T】

33 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 22:04:35 0
えっほ、えっほ、えっほ。
(チャロの脅威のマゾシステムで、人力プロペラ機は六本木めざして順調に飛んでいた。
漕いでいるのはチャロである。ひこにゃんの足はペダルに届かない。ひこにゃんは軽快な掛け声担当であった。)

にゃにゃにゃ!?六本木で大爆発が起こっているにゃ……。このまま行って大丈夫かにゃ?
(紅蓮の炎が六本木の空を焦がしている。)

あ?あれれれ!
見て、チャロ!マキューシオにゃ!
(マキューシオ発見!)
着陸にゃー!

34 名前:名無しになりきれ[sageひこにゃんGJ!] 投稿日:2009/07/20(月) 22:13:56 0
鳥人間コンテスト飛行機の着陸とは、即ち墜落か不時着であり当然大破である
着陸用の車輪など無いお!

35 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 22:17:55 P
>追補編617
>リコ
>エメラルン姫!
リコ!
(駅のホームを登るのに苦戦しているリコに、エメラルンは駆け寄った。
手を差し伸べ、引き上げる。
リコの背後から、人ほどの大きさもある蛙にも蜥蜴にも似た怪物が襲い追ってくる。
エメラルンはリコの手を振り解き、両の短剣を構えた。
右手の金亀吉平脇差、左の来源国次短刀、二本を交差させ、そして攻撃。
むごいがイヒカの両目を突く。イヒカが絶叫し倒れる。)

リコ、だいじょうぶか!
(攻撃のため手を振り払ってしまったので、リコは床にうつ伏せに倒れてしまった。助け起こす。)

く、何匹いるのだ。
(線路トンネルからイヒカが続々と姿を現す。
エメラルンはリコの手を引き、逃げ惑う人々に続いて駅構内を走った。殿を買って出る。
最初にエメラルンに声をかけた、背負い袋に手提げ袋を持った青年が階段で転倒した。)
泣くひまがあるなら立て!諦めるな!
たああああああ!
(エメラルンは追ってくるイヒカを牽制しつつ出口を探した。)

36 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 22:36:34 0
(たまきの小料理屋「花の里」を辞した米沢だが直ぐに回れ右した。出た途端、六本木方面に大火柱が立つのが見えたから。)

「米沢さん!なにこの音!?」
(たまきはカウンター厨房でしゃがみ込んで震えていた。)

テ、テレビをつけましょう!
(たまきが頷く。ニュース特番で六本木炎上と報道していた。
たまきが携帯電話をかける。おそらく杉下にかけるのだろう。でもたぶんパンク状態で通じないだろう。
米沢も携帯を取り出した。通話は飽和でこっちでも出来まい。いいんだ。電話するつもりはない。
ネットアプリケーションを起動させた。大規模災害発生時対応警視庁サーバーに接続した。パスワードとIDを打ち込む。
そのサイトを開けば、警察官一人一人への指示が受令できる。
米沢の所属する警視庁刑事部鑑識課広田班が、今何をするべきか掲示されている筈だ。
恐らくは六本木災害現場への出動と、役柄から被災遺体の身元確認検視が割り振られているだろう。
だが米沢は本来の職務を放棄した。
警視庁が集積している状況報告サイトにアクセスした。事件の経過を調べる。

・17日21時32分、六本木ヒルズ南南東方向仰角約70度方向より未確認飛翔体が推定分速20mで衝突。六本木ヒルズ粉砕倒壊。

ラピュタ激突のデータが載っていた。衝突後の状況推移がどんどん更新されていく。
だが米沢は別欄にこそ注意を奪われた。

・17日21時28分、東京メトロ有楽町線・和光市行き、江戸川橋駅−護国寺駅間で緊急停止。
・17日21時28分、東京メトロ東西線・中野行き、九段下駅−飯田橋駅間で転覆事故。
・17日21時29分、首都高速中央環状線、内回り西池袋山の手トンネル内で玉突き事故。
・17日21時29分、東京外環自動車道……等々。

ラピュタ衝突前に異常事態が起きている。しかもどれも地下だ。)

たまきさん。避難しましょう!警察が誘導してくれます。大通りに出ましょう!ご近所にも声をかけて!
申し訳ありませんが、私は別行動します。すみません!本当にすみません!私は広尾駅に行かなくてはならないのです!
(米沢は「花の里」を飛び出した。)

37 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 22:38:00 0
(仲間と合流するのなら、六本木ヒルズのラピュタ墜落現場に向うのがいいかもしれない。でも魔法も戦闘能力も無い自分が行ってなんになるだろう。
それに、かの地は自衛隊の戦場になっている。
ラピュタ衝突数分前に続出している事故は、きっと魔法陣(イヒカ)の影響に違いない。
そっちに臨場してみるべきだ。何かが見つかる。
そして数ある事故現場から広尾駅を選んだのには理由があった。

・17日21時28分、東京メトロ日比谷線・中目黒行き、広尾駅−恵比寿駅間で緊急停止。

この現場がラピュタの落下した六本木から一番近い。そしてもうひとつの場所からも近い。
皇居大手門、平将門の首塚からもだ。人皮紙本に記載されたタイラノマサカドコウだ。関係の無い筈が無い。
何かがある。一か八かだ。)

すいません、警察です。その自転車を譲ってもらえませんか?
(マウンテンバイクに乗った若者を呼び止めた。)
お願いします。ご協力を!
(名刺を渡した。)
後日ここに来ていただければ新品をお渡ししますから!大災害時にご協力を!

(なんとか自転車を譲ってもらった。都市被災地を踏破するには悪路走行用の自転車がもっとも適している。
米沢は短い足で懸命に自転車をこいだ。広尾駅を目指して。)

38 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/20(月) 22:59:03 0
>33
>にゃにゃにゃ!?六本木で大爆発が起こっているにゃ……。このまま行って大丈夫かにゃ?
大丈夫じゃあらへんなあ! 降りた方がええんちゃうやろか。
(鳥人間コンテストを見れば分かる通り人力プロペラ機のコントロールは難しい)

>30
(路頭に迷うマキューシオ発見!)
>着陸にゃー!
華麗に着陸や!
(大破するなんて露ほども思っていないのであった)

>34
(着陸といっても漕ぐのをやめるだけである)
(どがしゃーん。大破した機体から這い出す)
何でやねん、華麗に着陸しようと思うたのに。ひこにゃん! 無事なようやな。
マキューシオはん! ワテらが来たからには大丈夫やで!
仲間の位置を教えてくれるゆるキャラ羅針盤もある!
(注:ゆるキャラ羅針盤の信頼度は全く謎である)

39 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 00:09:30 0
前スレ>606の続き
【ゆるキャラコレクターみうらじゅん先生とせんとくん会う】

見事なコレクションですねえ。
(せんとくんはみうらじゅん先生の自室に飾られたゆるキャラ人形数百体を見て感動した。)
うにまる。たわわちゃん。とっとちゃん。ハッチー。おお!はばタンも!テレビ埼玉マスコット、たまごろ〜!
リサイクラーZ!ごみ分け姉妹!食虫レンジャー!アダチン!センカンちゃんまで!さすが!
ところで、みうら先生、このコレクションを世界を救う為に提供していただけませんかのう?
いただける?
ありがとうっ!

(せんとくんは独鈷を懐から取り出した。独鈷(とっこ)とは坊さんの持つ仏具である。)

この独鈷には、プルトニウム軽めに被爆パワーが入っているのですぢゃ。
ちょっとプルトニウムを浴びまして。まあ、この独鈷で吸収したから平気ですが。
プルトニウムには加藤によると、強力な式神が召還できるパワーがあるそうですのぢゃ。
この独鈷によって、先生のゆるキャラ達に生命を与え、軍団にしたいと思いますのぢゃ。
(みうらじゅんは「いいね!それ」と賛成してくれた。)

では!
(呪文詠唱。)
メダカボックスウチキリナノカナ アカボシウチキリソリャソウカ
トリコオモロイ ブリーチザツスギ ワンピヤッパイイワナー
ナニゲニ イヌマルダシガイチバンスキデス!
どーん!

(式神化で生命を持ったゆるキャラ軍団が誕生した。)

出陣!
(せんとくんは出発した。)

40 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 00:11:10 0
「あやしい蛍発見!」
(みうらじゅん先生自宅を出てすぐに、福島県桑折町観光マスコットキャラクター、蛍のホタピーが変な蛍を捕まえた。)

ムム。ただの蛍には思えない妖気を感じる〜。
(せんとくんは法力で感知した。
それもそのはず、それはアリスティスラの放った妖蛍の一匹だ。)

「こいつから何か情報ば聞き出しましょ!」
(秋田県活性化ご当地ヒーローの超神ネイガーが言った。)

うむ、しかし口を割るかな。
(せんとくんは悩んだ。しかし!)

「拷問ならお任せください。必ず自供させてみせます」
(警視庁マスコットキャラクター、ピーポくんがメリケンサックをはめながら、にやりと笑った。)



(こうしてせんとくん軍団は、エメラルンをアリスティスラが狙っていることを知ったのだった。)
よし!エメラルン姫と合流するぞ!

41 名前:名無しになりきれ[sage週刊ジャンプやね] 投稿日:2009/07/21(火) 00:20:24 0
めだかボックス好きなんだ・・・・w

42 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage救援感謝] 投稿日:2009/07/21(火) 01:10:49 0
ひこにゃん!チャロ!頼りになるぜ!
(マキューシオはふたりを抱きしめた。まずは仲間ふたりと合流できた。)

>>38
>チャロ
>仲間の位置を教えてくれるゆるキャラ羅針盤もある!
……そ、そうか。ちょっと不安があるな、それ。
なあ、チャロ坊、おまえさんの信頼できる鼻で、姫様がどこにいるかなんてわかるか?
いや、羅針盤でもいいんだぜ。アンドレやアーシィ、スパイダーマン……と面々の位置がわかるのなら
それに越したことはない。

……なんだ?
(六本木の方角から黒い稲妻が走るのが見えた。マキューシオは背中に悪寒を感じた。)

戦場で絶対絶命の死地に入ってしまった時に感じる悪寒に似ているぜ。
これは死そのものの発する瘴気だ。

43 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 04:49:19 0
(恵比寿駅近郊、日比谷公園のあるベンチにて)

んー…
(肌寒い。夢うつつの状態で腕の中の熱源に身体を寄せる。…何やら鉄臭い。
飛び起きれば、相変わらずボロボロの青年の腕が枕代わりになっていた)

アッシュ。起きて。おーい! …大丈夫?
(揺さぶると傷に障りそうなので、微睡む青年の顔を覗くようにして声をかける。
思いがけず目にした無防備な寝顔に、知らず笑みが零れる。
…だめだめ。気を引き締めなくては。彼女は周囲に意識を向けた。
見覚えがある巨大な石柱、やや焦げた埃っぽい空気、騒音――
――ささやかな幸福感が吹き飛んだ)

に、二度は勘弁してくれよ。【前編スレより】
(脱力して背もたれに体重を預け、星の見えない夜空に呻いた)

厄介な世界に飛んだな。ここ、お前も知ってるよね?
このままだと――あれ。魔力がある。
(紫の血が流れる身体は普段と遜色なく動き、彼女は首を捻った)
その時。爆発音と共に、赤い光が闇夜を裂いた。
爆煙の収束とともに、黒い稲妻が姿を現す)

……う。
(血に刻まれた何かが恐怖している。知らず、悪寒に身体が震えた。
無秩序だった魔力の流れが、あの稲妻の方向に収束していくのを感じた。
マナを吸う魔具。魔族の絶対的脅威となるそれは、伝説上一つしか存在しない)

“吸魔の箱”。

(かつて銀の精霊は“魔力”を“優しい悪意”と評した。
それを非肉体的な力と読みかえるなら、結局のところそれは全生物の霊魂であると、彼女はこの時理解した。
自分たちの世界はきっと天の扉が緩いのだ。浄化し砕いた後の魂が下界にも満ちている。
この世界はそうではないようだが、ラピュタ崩壊とともに溢れた怨霊エネルギーが今はその代用となっている。
だからアーシィは(知らぬことだがアリスも)も普段と変わらぬ活動ができるし、おそらく魔法も発動する。
そして、だからあの稲妻の周りでは魂の群が次々と消失――いや吸収されている)

皆を捜さないと。けどあそこには近づかないで。絶対駄目。間違いなく死ぬ。
あー、でもどうやって見つければ…

44 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 08:41:31 O
【恵比寿駅→有楽町駅だったか? 悪い、東京は詳しくないんだ。】

45 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 14:36:44 O
(前回の追補編http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1245773521/610-612の続き)

(俺は左手に女性用の衣類が入った手提げの紙袋を持ち、右手には偽者の蛍《以降、この名前で通す》の
手を繋ぎながら、六本木までの切符を二人分購入し、北改札口を通り抜けた。既に東京ドームでの野球の
試合が終わり、終電が近付いているものの、会社帰りのサラリーマンやOL、遊び盛りの若い人々の
喋り声等が飛び交い、喧騒はまだまだ盛んであった。

23時26分、白金高輪行きの、青を基調としたメタリックな6両編成の電車が滑り込んできた。)

アナウンサー:『水道橋!! 水道橋!!』

(機械的な音声と同時に、電車の扉と転落防止用のホームゲートがスーッと開いた。俺は頭をやや
下げながら偽者の蛍と一緒に車内に乗り込む。車内は、間もなく終電という事で、やや座席が
空いていた。

とりあえず俺と偽の蛍は、後ろから3両目のやや前に位置する座席に座る事にした。30年前とは違い、更に
国際化が進んだ東京ではあるものの、矢張り相も変わらず俺の巨体は、人々の視線の的となっていた上、
偽の蛍を連れていた事もあって、更に注目の的となっていたのである。

何事も無く、ごく普通の日常であるのならば、俺はこの視線の集中は気にする筈である。だが、向かいの若い
サラリーマン二人の会話に、俺はそういった注目の視線を無視して、耳を傾けたのである。)

サラリーマンA:『いや〜、大変な事になりましたね。まさか21時半頃から地下鉄が何線か、同時に運行見送りや
運行休止ですよ。しかも原因は、あの六本木ヒルズの未確認飛行物体との衝突と何らかの関係がある
なんて……。』

サラリーマンB:『そうだな。俺なんか通勤手段として日比谷線を使うのに、恵比寿と広尾の間が通行止めとは、
あれじゃあまるで「田園調布の自宅まで歩いて帰れ!!!」と言われているようなもんだしな……。参ったよ。』

<恵比寿と広尾の間!!? 特に広尾は六本木のすぐ隣の筈。何かある!!! 若しかすると、仲間も其処に
いるのかも知れん!!!!!>

(俺はそう予感がした。と、そうこうしている間に、電車は神保町、大手町を通過して、日比谷駅に到着した。
俺と偽者の蛍は、手を繋ぎながら共に日比谷駅のホームに降りる。そして其処から東京メトロ日比谷線に
乗り換え、六本木に向かう筈だった。

だが、日比谷線ホームへのルートは、どういう訳か工事用フェンスでのバリケードが張られ、通行が出来なく
なっていたのである。)

<なっ!!? これはどういう事だ!!!??>

(続く)

46 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 14:39:18 O
(驚愕の表情で、そのバリケードを見る俺。だが俺の他にも、そのフェンスを見て溜息をついたり、ガックリする
乗客も多くいた。すると駅員の一人が慌てて近くを通りかかったのを見かけ、俺は……、)

ちょっとすいません。このバリケードは一体、どういう事ですか!!?

(と尋ねると、駅員は……、)

駅員:『実は、あの緊急停車した恵比寿駅と広尾駅の区間で、得体の知れない、妙な集団が乗客を襲撃し
始めたという報告がありまして、中目黒駅から八丁堀駅までの区間を通行止めにする様にとの報告が
ありまして、こうしてバリケードを張っている訳なのです!!!! それと並びに、現在六本木、麻布台
一帯で白い怪獣が暴れ回っているとの事で、この日比谷一帯にも被害が及ぶ恐れがある為、避難勧告が
出ているのです!!!!!

なので、早くお逃げ下さい!!!!! でないと、貴方がたも大変な事になりますよ!!!!!』

<得体の知れない、妙な集団に、白い怪獣だと!!? まさか、キュダロンか加藤の仕業なのか……!!!?>

(俺はそう直感した。あいつ等なら絶対にやりかねん。何の罪も無い人々まで巻き込み、この東京を
地獄絵図に描き変える。神も、地獄の閻魔様も、100%許さぬ大罪なのである。

紙袋の取っ手を強く握り、怒りにうち震える俺。踵を返して、俺は偽者の蛍と共に日比谷駅のAの10番出口に
向かった。ここは日比谷交差点及び都会のオアシスである日比谷公園の心字池、皇居の外苑に水を湛える
日比谷濠の近くに通じている出口である。

そのAの10番出口に出ると、人々が狂った様に逃げ惑い、日比谷通りや晴海通りには放置された自動車が
多く見受けられたのである。そしてその遠方には……、紅く、煌々と炎が燃え上がっているようである。恐らく、
あの場所が地獄絵図と化した六本木なのであろう。そして、逃げ惑う人々は、口々に泣き叫んでいたのであった。
当に阿鼻叫喚である。)

「早く逃げろ、殺されるぞ!!!!」「助けてぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!」「お兄ちゃ――――――ん!!!!!!」

(俺はその泣き叫ぶ声を聞きながら、日比谷公園を横切り、六本木へと歩を進める事にした。無論、偽者の蛍を
連れてだが。

と、一枚の何やら雑誌の一ページと思われる、紙切れが俺の足元に落ちていた。何気無しに拾い上げて見ると、
それは日本のアニメ雑誌のようであり、其処には此処にいる偽者の蛍と同様に学生服を着たツインテールの
少女が描かれ、『中野梓』と名前が入っていた。

俺は偽者の蛍の方に振り返り……、)

(続く)

47 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage 心配するな。俺も東京は詳しくない。] 投稿日:2009/07/21(火) 14:42:22 O
<そう言えばこの子、この絵の少女に似ているな。加えて、本物の蛍もこの東京にいる筈だ。もし本物と
出くわすとなると、この子を偽者として見做さねばならない上に紛らわしくなるからな……。よし!!!>

……突然で済まないが、今から俺は、君の事を「梓」と呼ぶからな。俺がその名前で呼んだら、手を挙げるか、
俺の方に来てくれ。分かったな、梓?

(と、彼女に言い付ける。すると『偽者の蛍』改め『梓』は、ゆっくりながら手を挙げたのである。どうやら了解して
くれたみたいだ。)

よし、良い子だ。(と俺は褒め、梓の頭を撫でる。) 行くぞ!!!

(俺は梓の手を繋ぎながら、日比谷公園の日比谷門から入り、大噴水、小音楽堂を横切って草地広場の方を
通りかかる。前方には、最高検察庁、公安調査庁、東京高等検察庁の建物が緑の木々の背後に聳え建って
いた。日比谷公園を通り過ぎると、日本の国家の要点とも言うべき霞ヶ関が間近にある筈だ。魔の手は、まさか
この日本国国家の心臓部まで達しているのであろうか?

>>43-44
俺はそう思いながら、梓と共に歩を速めて日比谷公園内を通り過ぎようとした。だが、その時、歩道にある数々の
ベンチの内、1脚に人の気配があった。

気配を殺し、恐る恐る近付く俺と梓。見ると、男女がそのベンチで寄り添っていた。)

<こんな危機的状況の中で、デートか? 随分と図太いカップルがいたもんだな。
……ん? いや、ちょっと待て。あいつら、まさか!?>

(俺はふと、その男女を見た事がある様な感じがした為、そのベンチの辺りまで近付いた。そして恐る恐る見ると、
あの銀髪で、長身痩躯の賢者であるアッシュと、ルルカ学府で見た、グラマラスな美少女《=アーシィ》だった
のである。だが、アッシュの方は頭部にかなりの怪我を負っている模様で、座ったまま目を瞑りながら眠って
いたのであった。

俺としては仲間に合流した事に喜びを感じ、大声で呼びかけようとしたが、アッシュの傷に響く事を悟り、足元に
あった小石を拾い……、)

《カツッ!!!》

(美少女アーシィの足元の方を目掛けて小石をヒョイと投げたのである。それに気付いたアーシィ。俺は右手で
『やあ』という軽い挨拶の合図を交わす。)

君、確か学府で見た女の子だったね? 俺の名はアンドレ・ザ・ジャイアント。本名は『アンドレ・レネ・ロシモフ』だ。
宜しく。

(続く)

48 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 14:43:45 O
(と自己紹介を済ませると、アーシィと握手を交わす俺。そして梓の方に目を遣って……、)

ああ、後この子の名前は梓と言うんだ。その正体はある学生から魔法で人間に変身させられた一匹の鼠だが、
良い子だからな。この子の事も宜しく頼む。

……ところで、アッシュの怪我が酷そうだが、大丈夫か?

(と、アッシュの傷を除きこむ俺。)

……これは酷いな。かなり深そうだ。直ぐにでも病院に連れて行きたいが、この近辺は詳しく
無いからな……。

(とその時、逃げる一人の男性が俺達の目の前を通り過ぎようとした。空かさず俺はその男性を呼びとめ……、)

ちょっと済まんが、この辺りに病院か医院があるか!!? 怪我人が居るんだ!!!

(と尋ねる俺。するとその男性は……、)

男性:『ニッポン放送と蚕糸会館の向かいにある、有楽町の駅前のビルの辺りに確か外科の診療所
《有楽町ビル内科外科麻酔科》があった筈だ!!! 俺も其処で一度見て貰った事があるから、其処に
行ってくれ!!!!! 多分、あそこは今頃怪我人の治療でごった返しているかも知れないが……。

じゃあ、俺は急いでいるので!!!!!』

(と言うと、急いでその場を駆け去った。)

ああ、分かった。ありがとう!!! 済まんな、足止めさせて!!!

<有楽町か。少し此処から引き返す事になるが、このままだと傷が悪化しかねんからな。>

どうする!? 少し引き返す形となるが、行くか!!?

(と、俺はアーシィに尋ねた。)

49 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 19:32:11 0
>>26
>アリスティスラ
>あの女を手にすれば全てが終わる。決着の時だ!急ぐんだ!捜せ!
御意!
(キュダロンは両腕を高く上げた。皮膜が生じて蝙蝠の羽と化す。アリスティスラを背に乗せ、羽ばたき舞い上がる。
飛び立つキュダロンに照準を合わせ、航空自衛隊機イーグル戦闘機はバルカン砲の銃弾とミサイルを発射した。)

加藤!我からの餞別だ。受け取れ!
(キュダロンは念動波を放った。銃弾とミサイルの軌道が捻じ曲げられた。腕を負傷し呪を練れない加藤を直撃。
猛火が加藤のいたビルに湧き上がる。キュダロンは爆発煙の回りを旋回し、牙を剥いて笑った。)

これで心置きなく……ちぃっ!
(だがキュダロンをイーグル戦闘機群が執拗に攻撃する。)

女王陛下、背は危のうございます。
(キュダロンの胸から二本の腕が生え、アリスティスラを抱える。戦闘機からアリスティスラを守る為、己の胸の位置に彼女を運び守った。
航空自衛隊機は果敢に化け物を攻撃した。
しかしバルカンの銃弾はキュダロンの皮膚を貫通するが、ダメージを与えてはいない。そのまま吸収されるかのようだ。
ミサイルも効かない。頭の三頭の蛇が飛来するミサイルを喰らってしまう。蛇どもは口を何倍十何倍にも膨れ上がらさせ、ミサイルを飲み込むのだ。)

餓鬼である我に滋養が増えるのみぞ。ぐははははは。
(キュダロンは物質文明の兵器に対して完全に無敵だった。)

50 名前:アリスティスラの蛍[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 21:39:42 0
広尾駅でエメ発見であります!

51 名前:逃げるプロレスファン[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 22:08:44 O
(日比谷公園でアンドレ・ザ・ジャイアントを見つけて)

あっ、アンドレさん!!! ようやく会えましたよ!!

実は、貴方に渡してほしいと、黒いマスクをかぶった見知らぬ大男から、これを託されまして。

貴方を見つけたのでこれを渡しておきますね!

(懐中電灯らしきものをアンドレに渡す。)

では、私はこれにて失礼します! アンドレさん、無事、生き延びてくださいよ!!

52 名前:魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 22:30:51 0
莫迦な!
(六本木ヒルズを直撃したラピュタ喰魂炉が、底無しの喰魂炉に変じたのを魔人加藤の霊感は確かに感じ取った。
幽界(あの世)と顕界(この世)の狭間が破れた。命ある者の魂を抜き出し、あの箱は吸い込んでいる。
地上の全ての命をあの箱は飲み込むだろう。世界は破滅に向かっている。
この世界が無くなって、平将門を復活させようと画策しようとそれがなんになるのだろうか!)

>>49
>キュダロン
>加藤!我からの餞別だ。受け取れ!
(呆然とする魔人加藤に、キュダロンの念力で操られたミサイルとバルカン砲の銃弾が降りそそぐ。
回避の呪術を魔人加藤は詠唱しようとした。
だが左腕が折れていた。結界の呪を結ぶことが出来ない。魔人加藤は悲鳴をあげた。爆炎と鉛の雨が魔人加藤を貫き、焼き、吹き飛ばした。)

(空自の攻撃で六本木周辺は瓦礫の街となっていた。どのビルも激しく損傷し、車は道路で何台も燃えていた。
その廃墟になった街を、自転車に乗って、被災民が逃げるのとは逆方向に進んでくる人物がいた。米沢守である。
米沢の行く手に、爆煙と破片と共に空から降ってきた男がいた。魔人加藤。)

(魔人加藤はバルカン砲の銃弾で内蔵や四肢を抉り取られ、血みどろになって倒れていた。
ミサイルの火炎でも焼かれ、軍服は黒焦げとなり、身体のところどころは炭となっていた。
魔人加藤は死にかけていた。人の形をかろうじてした血の赤と炭の黒の肉人形だった。指一本動かない
だが魔人加藤はこのまま死ぬつもりは一切なかった。
米沢の前に落ちてきたのは偶然ではない。
キュダロンによるミサイル誘導の攻撃が避けられないと見切ると、魔人加藤は吹き飛ばされはしたが、空中で身をひねり
落下する場所を選んだ。魔人加藤は接近してくる米沢を見止めた。
ルルカのククロスク学院長の執務室で、マンティコア僧ルーサを屠った時に居合わせた男、米沢。
魔道の素質は皆無だが、魔素の濃いユフーインに身を置き、その身体にマナを宿している。本人に自覚は無いだろうが。)

(魔人加藤は身動き一つできずに、死体の様に横たわっている。だがトパーズ色の瞳は獲物を狙う虎の瞳光を失ってはいなかった。)

――近寄れ。近寄って来い、米沢。貴様の血で俺の身体を再生させる……。近寄れ。米沢……!

53 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23:13:57 0
>42
>なあ、チャロ坊、おまえさんの信頼できる鼻で、姫様がどこにいるかなんてわかるか?
こっちや!

>これは死そのものの発する瘴気だ。
怖いなあ! ガクブル

……ああっ、行き止まりや!
ショータに世界地図ならぬ東京地図ももらっとくべきやったなあ。
(ここはだだっぴろい荒野ではなくビル立ち並ぶ東京。
東京犬でありながら異世界人と同じくらい東京の地理に疎いチャロ!
匂いで分かるのは方向だけのためルートに苦労する)

>40
(そんな中、ゆるキャラ羅針盤が今までにない強烈な光を発しはじめた)
……これはゆるキャラそのものが発するゆる気や!
(その方向からはなんと! せんとくん率いるゆるキャラ軍団が現れた!)
せんとくん! それに仲間がぎょうさん!

54 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23:24:10 0
やっぱりエメのとこに着いてない!w

55 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23:56:58 0
>>50
>アリスティスラの蛍
>エメラルン発見
でかした!
(妖蛍は主を案内して先行する。妖蛍は地下鉄広尾駅の入口へと入っていく。)

キュダロン!あそこだ!
(アリスティスラは先に飛び降りた。
駅出入り口は構内から逃げ出してくる人であふれていた。そこにアリスティスラは着地した。)

じゃ〜ま!
(ヤコブの剣と、狼爪の剣を振るい、血の道を切り開いた。)


エメラルン。捜したよ。
(改札口でアリスティスラは、エメラルンとリコに遭遇した。
ヤコブの剣には男の首が突き刺さっていた。アニメ美少女キャラのプリントされた手提げ紙袋を持っていた男だ。>>35

56 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:03:44 0
ゴジラ映画か!クローバー・フィールドか!
(マウンテンバイクに跨り米沢は焦土になった街を走った。目の前に繰り広げられる光景が信じられない。
平和を謳歌した東京が火の海だ。
ぼろぼろになったビル街に見え隠れする空に、蝙蝠の羽を持つ白い巨体の怪物が君臨している。
キュダロンだ。
自衛隊の誇る戦闘機の攻撃を全く寄せつけない。)

――あんな化物、倒せるのか?

(逃げ出したい心境だ。でも行かなければ。広尾駅に行けば、と思った読みは正しかった。何かがある。)

う!
(斜め前方の高層ビルに数発のミサイルが直撃した。大爆発が起きる。
破片を避けるため米沢は乗り捨てられたトラックを盾にするべく自転車を滑りこませた。
雨あられと破片が降る。人も。
人!?
血塗れの男性が倒れていた。)

加藤保憲!
(米沢は跳び上がって驚いた。襲ってくるか!?)

………!
(加藤は重傷を負い瀕死だった。
米沢は、己の心臓が早鐘のように打つのを感じた。
あれは人間の姿をしているが悪魔だ。血も涙も無い魔人だ。それが自分の前で死にかけている。)

57 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:04:47 0
――どうする?
――どうしたらいい?
――とどめを刺すのか!?それとも助け起こすのか!?見ぬふりして放置するか!?
――いや、あれは悪魔だ。残忍な悪魔の男だ!生かしておいては犠牲が……。
――ならとどめを刺すのか?殺すのか?この自分が!?いまここで?
――偽善だ!
――姫やマキューシオは邪悪と戦ってきた。倒してきた。殺してきた。自分もその側にいた。自分は手を汚さないつもりか?
(もし加藤が健全で立ちふさがっていたのなら、躊躇うことなく米沢でも戦っただろう。多分に恐怖にかられてだろうけれど。敵わないだろうけれど。
しかし今、加藤は傷つき身動きできずに苦しんでいる。息の根を止めようと思えば、米沢にもできるだろう。

しかし!
しかし!
しかし!

自分は日本の警察官なのだ。どんなに極悪人であろうとも、無抵抗の者を殺せるだろうか。

でも!
でも!
でも!

あれは人ではない。悪魔、魔人なのだ!)

はっ……。はっ……。
(米沢は葛藤した。
とりあえず、とりあえず!近寄ってみることにした。様子を見るのだ。危なければそのときは……!
恐る恐る米沢は歩み寄った。
加藤は苦しげに息をしている。意識があるのかもわからない。
鑑識である米沢は、加藤の出血と腸まで露出した裂傷から助からないと判断した。加藤はじきに死を迎える。不謹慎だがほっとした。
罪を憎んで人を憎まずだ。
米沢は片膝をついて加藤の顔を覗き込んだ。)

ぶ、武士の情けです。……言い残すことはありますか?

58 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:07:53 0
あっちでもこっちでもやばいよやばいよw
日比谷公園でなごんでいる場合じゃないじぇ!

59 名前:名無しになりきれ[sage(・∀・)イイ] 投稿日:2009/07/22(水) 00:11:28 0
米さん、逃げてー(((( ;゚д゚)))

60 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:14:39 0
また女の腹から転生すればいいんじゃないの?と思ったがあれか
女を犯して仕込んでおかないと魔界転生は出来ないからか

61 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:19:00 0
>>60
ってことは麗子は……………!!!
米、加藤をコロせー!

62 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:20:06 0
>>53
チャチャチャチャチャロォォォォ!
やっぱり姫のとこに着いてないじゃないか!頼むぜ、おい!
嫌な予感がする!早く姫のところに!合流しなければまずい!俺のカンは当たる!
そうだ、せんと!
おまえさんなら分かるか?

63 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:20:37 O
>>58
大丈夫だ。アンドレが日比谷公園でアーシィとアッシュに合流した。

それに・・・、アンドレは何やら妙な懐中電灯を手渡されたみたいだからな。
ひょっとしたら、とんでもない事態に発展しそうな気がするぞ。

64 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:25:54 O
オノレ、加藤が・・・・・・!!!!

コテでもいい、名無しでもいい、もういい加減、
最強ぶっているバカ二匹に制裁を加えてやってくれ!!!

65 名前:ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ [sage魔球封じ!行かせはせん!行かせはせん!] 投稿日:2009/07/22(水) 00:37:38 0
>>53 チャロ
>>62 マキューシオ
(せんと率いるゆるキャラ軍団と合流したマキューシオ、チャロ、ひこにゃん。
そこに一台の大型トラックが暴走してきた。トレーラー式のガソリンを満載したタンクローリーだ。
タンクローリーは通り過ぎるかと思われたが、急ブレーキを踏んだ。
映画で御馴染み。暴走トラックを運転するターミネーターそのものであった。
運転席のターミネーターは鋭い聴覚センサーでマキューシオの発した言葉をキャッチ。
彼等がエメラルンを捜索していると感知した。
主人であるアリスティスラとキュダロンが、エメラルンを見つけ出したのは、ターミネーターは通信指令を受け認識していた。
ターミネーターの電脳は、主人の妨害行動に出るだろうマキューシオらの抹殺を決定した。
大型トラックが、向ってくる!)

66 名前:両津勘吉[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:38:44 0
よくも麗子ををををを!

67 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:42:09 0
前スレ>614>615
むむ!ビビビッと来たよ!
どうやら都会の人は“破滅”と、昼食のスパゲティを同時に思い浮かべたみたいよ!
ならば彼等には、スパゲティによる破滅をもたらそうじゃないか。

>19
見てろ、スパイディ!
今から奴等を滅ぼすスパゲティを作ってみせよう!
(蛍はスパイダーマンにしたがって、スパイダーマシンに乗り込んだ。
 更に、カセットコンロと鍋、それと少々の水、ボンゴレソースの入った缶詰、パスタを取り出した。)
フフフ、このスパゲティはご家庭で気軽に味わえるものとは出来が違うよ。
悪魔が人間を誘惑するために丹精込めて作る、とびきりのパスタとソース!
悪魔だけに、娼婦風の!

できた!
(尺の都合で、作っているうちにストーリーが完結してしまうので、蛍は時間を弄ってさくっと作り上げた。
 この間、わずか0.2秒!)

この娼婦風スパゲティは、その美味しさのあまり、一口食べただけで心が浄化され、悪の心が全て失われる!
こいつを食べれば、あのきたないアリスティスラも、きれいなアリスティスラになる!
奴等から悪の心が失われれば、わたしは合法的にラスボスになれるよ!
……あれ?
わたしはそもそも、この世界には悪を広めに来たような……まあ良いか!
頑張って作ったよ!褒めて!
(蛍はぴょんぴょん飛び跳ねてはしゃいでいる。)

とりあえず、この魔法以上にユカイなスパゲティを食べさせたい相手のところに送って頂戴!
(スパイダーマンの目の前には、小さな皿に盛り付けられた娼婦風スパゲティが置かれている。)

68 名前:ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:49:03 0
>>56-57
>米沢
>ぶ、武士の情けです。……言い残すことはありますか?
この甘ちゃんがー!スカタン!
(その時!ヴェンツェルの箒が弾丸よりも早く飛んできた!
そして半回転!はたきの部分を前に!米沢の臀部にその体勢で激突!米沢を吹っ飛ばした。)

ヴェンツェル様に仕えたこの箒は違うぞ!
魔人加藤。鬼道を進んだ身なら末路の覚悟は出来ていよう!
(と見栄を切ったが、果たして魔人加藤を米沢箒コンビで倒せるのか!???
助けは来るのか!?
あっちゃこっちゃで事態はえらいことになっていた!!!!)

69 名前:名無しになりきれ[sage ] 投稿日:2009/07/22(水) 00:49:18 0
当然、作ったものには味見が必要である。

70 名前:"銀の精霊"ミスリィ@朱色の郵便箱 ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:51:04 0

『皆を捜さないと――
 あー、でもどうやって見つければ…』【>43-44

『どうする!? 少し引き返す形となるが、行くか!!?』【>47-48

《―――心配には及びませんわ。
 ブレイカーは持病の電池切れですし、
 私なら、銀のオートメイルを探知できます》

白のレイヤードドレスの美女が柔らかく微笑む。

《あらあら…。
 アーシィさん、タイが曲がっていてよ?》

少女の隣から立ち上がって、くるりと正面に回り込んだ。
アンダードレスのシフォンフリルが、軽やかに揺れる。
セーラー服のネクタイを直して、改めて声を掛けた。

《―――ごきげんよう。
 初めまして、アンドレさん。
 アーシィさんは、お久しぶりですわね。
 行きましょう……地下の蜘蛛の巣であみだくじ、ですわ》

カラフルボーダーのかごバッグを、もぞもぞ。
どう見ても不似合いなワイヤーロープを取り出して。
以前より損耗が進んだポストを慣れた様子で背負い込む。
にっこりと手招きをすると、涼しげな表情で駅へと歩き出した。


<四股名> "磐境の女教皇"銀星嶺(ぎんせいれい)
<本名> ミスリエール
<年齢> 永遠の23歳
<体重> 13貫40両
<身長> 5尺4寸
<番付> 奉納される側
<所属部屋> ミルダンティアセレスティス部屋
<得意技> 不戦敗
<必殺技> 休場
<今場所の抱負> 《すでに体力の限界ですわ》


『――嫌な予感がする!』【>62

《正解ですわ――――と、いうわけで。
 アーシィさんとアンドレさんをお連れしました。
 ブレイカーの手違いで、いろいろと事故もありましたが、
 こうして皆さんが無事に合流できて、本当によかったですわ》

義手の戦士とユルい仲間達に大まかな事情を話し終えて微笑む。
地下鉄の券売機に混入した変造硬貨が発見されるまでには、
もうしばらくは時間の猶予がある……逃げ切れるはず。

《…今回は、三週くらい引っ張りたいですわね》

銀の精霊は、誰にも聞こえない声で寝言を吐いた。

71 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00:54:37 0
>>58-68
アッシュ、アーシィ、アンドレの頭文字Aトリオに活躍の場をチミたち与えようとしとるね(ゝ∀・∩)

72 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01:04:01 O
ククククク・・・・・・。

ところがどっこい、アンドレが連れて来た「梓」も実はいたんだわ。
これじゃあ、頭文字Aトリオではなくて、頭文字Aカルテットだよ。

73 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01:04:06 0
明星蛍に、いいように足止めくらってるスパイダーマンがおかしいw

74 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01:04:24 0
>>71
おまいさんの1レス前見てみろw
肝心のトリオの一角が、合流の仕事だけ終わらして怠けようとしてる件w

75 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01:06:20 0
30秒に1回リロードが必要なのかこのすれw

76 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01:13:42 0
>>55
>アリスティスラ
>エメラルン。捜したよ。
(エメラルンとリコの背後の天井が崩れた。巨躯の餓鬼キュダロンが万力の顎で穴を開け現われた。
前をアリスティスラ、後にキュダロン。二人は挟撃にあった。)

終りだ。
(キュダロンが紫色の歯茎を見せ笑う。)

小僧。貴様は不用。空間転移の抜け穴を作られても困るでな。
(キュダロンは頭の蛇の一頭を鞭の様にしならせた。それをリコに打ち込む。)

逃げ道は無い!
(勝ち誇るキュダロンの笑い声が地下鉄構内に轟いた。)

77 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01:17:50 0
>>76
リコ封じキタコレw
悪役衆、いい仕事してますなぁ

78 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02:00:53 0
おや?
ボンゴレソースだって地の分で書いてるのに、台詞では娼婦風って言ってるよ。
ボンゴレの方が間違いです。ごめんなさい。

79 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02:22:40 0
アーシィ、アリス、明星、あずにゃん
アイドルグループAカルテット結成!

男イラネ

80 名前:スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 03:16:54 O
>>67
>できた!
>頑張って作ったよ!褒めて!
もうできたのか!
見事な仕事だ!
悪の心を失わせて敵を破滅させるスパゲティ!
許せる!
(スパイダーマシンを自動操縦に切り替えて喜ぶ蛍と一緒に決めポーズ)
>とりあえず、この魔法以上にユカイなスパゲティを食べさせたい相手のところに送って頂戴!
騒動の起こるところ平和を乱す悪党の姿あり!
(周囲を見回してエメラルンの居場所に向かうキュダロンを発見)
行くぞスパイダーマシン!
あの怪物を追撃だ!
(自動操縦でスパイダーマシンはキュダロンを追う)

>>78>おや?
>ボンゴレの方が間違いです。ごめんなさい。
娼婦風なのに心を浄化するスパゲティ!
許せる!
見た目で物事を判断しない男!
スパイダーマン!
(目の前の娼婦風スパゲティが美味しそうなので)
当然、作ったものには味見が必要である!>>69
スパゲティ味見の専門家!
スパイダームウッ!?
(決めポーズを取ってスパゲティを食べようとした所で、マスクをしていては食べられないのに気づく)
味見をするためにはマスクを取らなければならない!
しかしマスクを取れば私はスパイダーマンではなくなってしまう!
こうなれば最後の手段だ!蛍くん!
私の代わりにこのスパゲティの味見をして美味しさを教えてくれないか!?
(自動操縦のスパイダーマシンはキュダロンの頭上の空を旋回している)

81 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/22(水) 03:25:02 0
>>80
やめてー!
蛍が浄化されてしまうw

82 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 03:50:36 O
>48の続き)

どうする!? 少し引き返す形となるが、行くか!!?

(と、俺は有楽町にある外科診療所にアッシュを連れて行くべきかどうか、アーシィに尋ねた。
しかし、その時。)

>70
ミスリエール:『―――心配には及びませんわ。
ブレイカーは持病の電池切れですし、
私なら、銀のオートメイルを探知できます』

(と、何時の間に来たのであろうか、アッシュと同じ銀髪である、白のレイヤードドレスの美女が
俺達の前に現れ、柔らかく微笑む。但し、その代わりにアッシュがいない……。)

<うおっ!!? い、何時の間に其処に居たんだ!? それに、電池切れとは、奴は機械か!!?>

(色々と驚く俺。だが銀髪の美女は、驚く俺の意を介さず……、)

ミスリエール:『あらあら…。
アーシィさん、タイが曲がっていてよ?』

(と、アーシィの着ているセーラー服のネクタイを直してあげたのであった。)

>51
(突然の美女の出現ゆえ、未だ少々呆気に取られる俺。すると其処に……、)

プロレスファンの男:『あっ、アンドレさん!!! ようやく会えましたよ!!

実は、貴方に渡してほしいと、黒いマスクをかぶった見知らぬ大男から、これを託されまして。

貴方を見つけたのでこれを渡しておきますね!』

(と今回の事件の逃亡者であろう、一人の男が俺の元に来るなり、俺に何故か懐中電灯を
渡したのである。)

えっ!!? 何だって!!? これを、俺に渡してくれって!!?

(再び呆気に取られる俺。だが男は、用が済むと……、)

(続く)

83 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 03:52:01 O
プロレスファンの男:『では、私はこれにて失礼します! アンドレさん、無事、生き延びて
くださいよ!!』

えっ!!? あ、ああ……。

(と、さっさと北の方角へと走り去ったのであった。俺は呆然として、手に持つ懐中電灯を眺めた。)

<これを俺に渡せとは、一体どういう事だ? そして、その黒いマスクとは、まさか……。>

(俺は一人の男を思い浮かばせたが……、)

<いや、そんなはずは無かろう。何せ彼は、向こうで待っている筈だ。>

(と、あっさり否定したのである。そしてその懐中電灯を、左手に持っている、女性用の衣類が入った
紙袋の中へと仕舞い、梓に渡したのである。と、其処へ銀髪の美女は俺とアーシィに向かって……。)

ミスリエール:『―――ごきげんよう。
初めまして、アンドレさん。
アーシィさんは、お久しぶりですわね。
行きましょう……地下の蜘蛛の巣であみだくじ、ですわ』

(と言うと、カラフルなボーダーのバッグを探り始め、何を使うのであろうか、ワイヤーロープを
取り出し、日比谷駅の方へと俺達を誘ったのである。)

<――――― 30分後 ―――――>

(混乱と騒動の中、俺と梓、アーシィ、銀髪の美女は通行止めとなった東京メトロ千代田線を辿り、
3km弱先にある乃木坂駅に到着。幸い、瓦礫などの障害物は殆ど見当たらず、地上出口に着いた
直後、そこで右腕の義手を装着した無頼漢の騎士であるマキューシオと、美少年に変身したチャロ、
ひこにゃん、そしてせんとくん率いるゆるキャラ軍団と合流した。)

おおおおおっ!!!!! お前さん達、無事だったのか!!!!!

(と、歓喜の声を上げ、ひこにゃん、チャロの頭を撫でたり、アッシュに抱き付いたりする俺。
だが豪快な破壊音が遠方、それも六本木、いやもう少し離れた所から聞こえた。恐らくあそこに、
エメラルン達が居るのであろう。もしそうだとすれば、これは一刻も争う事態である!!!!!)

喜んでいる場合じゃあなかったな!!!!! 早く急ごう!!!!!

(続く)

84 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 03:53:29 O
>>65
(取り敢えず俺は皆を先導して、外苑東通りに出て六本木方面へと出た。だがその直後、遠方から一台の
大型タンクローリーが、青山方面から並ならぬスピードで走行して来たのである。しかも、放置されている
自動車を次々と弾き飛ばしながら、だ!!!!!)

<こんな混乱の中で、あんな大きなタンクローリーが何故猛スピードで……?
……って、まさか!!!!!!!!!!!!!>

(俺の嫌な予感は大的中した。その大型タンクローリーは、俺達の姿を認めると、まっしぐらに俺達の
方を目掛けて突っ込んで来たのである!!!!!)

やばい!!!!!!! あのタンクローリー、俺達を轢き殺す心算だ!!!!!!
皆、其々逃げ散れぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!

(俺は怒声とも言うべき声でそう言い放った。皆、その通り素早く辛うじてタンクローリーから躱す事に
成功、だが、タンクローリーはドリフトでのUターンをして、再び俺達を狙い始める。俺はその間に、
運転手の姿を見た。骸骨型の機械を剥き出しにした、ターミネーターだったのである!!!)

野郎ッ!!!!!! まだ性懲りもなく俺達を狙っていたのか!!!!! 上等だ!!!!!
此処で決着を付けてやろう!!!!!

(と言うと、俺は『パワー手袋』を両手に着け直し、道路のど真ん中に出たのである。大型トレーラーを少し
小突いただけでも吹っ飛ばす程、制御が不能となったこの道具に、俺は賭けた。

案の定、俺を目掛けて猛スピードで突っ込む大型タンクローリー。それに対して、裸一貫で身構える俺。
そして……。)

《グワッシャァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!》

(時速80kmは出ていたであろう大型タンクローリーを、俺は両手で受け止めたのである!!!!!
しかし!!!!!)

《ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ――――――――――――ッ!!!!!!!!》

ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!

(流石に猛スピードで突っ込むタンクローリーの威力は半端ではなく、猛烈に押し込まれる俺。

しかしそれでも、靴を思いっきりすり減らしながらも、俺は身を屈めて両手に渾身の力を込め、
タンクローリーのスピードを徐々に弱めていく。が、ターミネーターも無表情ながら、これでもかと
言わんばかりに、アクセルのペダルを踏み、応戦する!!!!!

そして、一瞬だけだが、ちらりと後ろを向く俺。すると、200メートル先には、何と放置されていた、
大型の都営バスが正面に迫っていたのである!!!!! そう、このまま止める事が出来なければ、
俺は大型タンクローリーと都営バスのサンドイッチとしてペシャンコにされてしまうのだ!!!!!)

(続く)

85 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 03:55:04 O
<こん畜生がああああああああああああああああっ!!!!!!!! このまま煎餅になって
たまるかあああああああああああああああああああっ!!!!!!!!>

(心の中でそう叫ぶ俺。だがタンクローリーは、速度こそ明らかに落ちているものの、確実にバスに
向かっていた。)

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!

(俺も負けじと、両手に更に力を込め、タンクローリーを押し返そうとする。

150m、100m、50m、25m……。そして……。)

《……キイッ!!》

(都営バスとの距離が、あと30cmのところで、何とかタンクローリーの暴走を止める事が出来たので
ある。取り敢えずホッとする俺。だがターミネーターは、タンクローリーで轢き殺す事に失敗したものの、
無表情ながら運転席から降りるや否や……。)

《バキィッ!!!!!》

ぐはあっ!!!

(タンクローリーと都営バスの隙間から出ようとした俺に、顔面のストレートを見舞ったのである。
もんどりうち、身を屈めてしまう俺。ターミネーターは続けて……。)

《バキッ、ドガッ、ガスッ、ゴキッ、ズガッ、ガキィッ!!!!!》

グアッ、ブハッ、グホォッ!!!!!!

(左右のストレート、フックの応酬に、アッパーを見舞う。左足が不自由とはいえ、ターミネーターの攻撃は
かなり重く、顔面の痛みが癒えていない俺に、再び鼻、口から出血させたのである。だが俺としても
黙っている筈も無く……、)

調子に乗るなぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!

《ズンッ、ドゴォッ、バキャッ、ボスゥッ!!!!!》

(左のフックを受け止めたのを皮切りに、俺は仕返しにターミネーターの顔面を持ってティー・カウ
《顔面への膝蹴り》、右アッパー、右の逆水平チョップに左のボディーブローを見舞わせ……、)

そうりゃあああああっ!!!!!!

《ボゴォッ!!!!! ……ドガッシャァァァァァン!!!!!!》

(渾身の力を込めて、右の掌底をターミネーターの鳩尾に見舞わせ、70m先にいる仲間の方へと
吹っ飛ばしたのである。無論、あのターミネーターである。これでKOとはいかない。

加えて、これは俺としては最大のミスであった。何故なら、ターミネーターを吹っ飛ばした先には、
ひこにゃんと梓がいたからである!!!!!)

げっ!!!!! し、しまった!!!!!!

86 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 15:43:32 0
>>70 ミスリィ

(アンドレたちに自己紹介を終えたその時、傍らにいた彷徨者が唐突に銀の美女にバトンタッチした。
「何が起こった」「何故ポスト」など驚き問おうとするも、優雅な微笑みとともにタイを直されてタイミングを見失う。
…完全に向こうのペースだ。)

《―――ごきげんよう。
 初めまして、アンドレさん。
 アーシィさんは、お久しぶりですわね》

はぁ…久しぶり。噂をすれば何とやらだよ、もう。
(邪気の無い、しかし全く考えの読みとれない笑顔を向けられ、いろいろと諦めざるを得なかった)

* * *

>マキューシオ、ゆるきゃらズ

(マキューシオと顔を合わせた瞬間――正確にはオートメイル化した腕が視界に入った瞬間、僅かに彼女の表情がひきつる)
《あああゴメンゴメンゴメン! 悪かった。マジで悪かった。あーー》
(謝罪の理由を話すのに抵抗があるため何も言わないが、内心は土下座しかねない勢いだった)

……………………うん。無事で良かった。
何かまた人外が増えたね?(>>39

…ああ、そうそう。コイツは蛍にそっくりだけど、別人。梓って言うんだ。
元鼠だし、ゆるきゃらの一員に入れたげな。
(冗談めかしてそう言いチャロの方に向けて背を押せば、何のことなのかわからない梓はコクンと首を傾げている。
緊迫した状況に癒しを与える、ユルく愛らしい仕草だった)

って、そんな場合じゃないよな。聞いて、実は――
(空に浮かぶ稲妻の正体は吸魔の箱であること、それは伝説に伝わる凶悪な魔具で魂を無尽蔵に吸い込むということ、発動すれば世界が滅びかねないことを彼らに伝える。
…もちろん彼女は開封や王家の血筋うんぬんの件は知らない。)
だから絶対近づきすぎないこと。アリスの奴、何するつもりなんだか…

87 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage これで救援×2と残留に分散…どうかな?] 投稿日:2009/07/22(水) 16:09:55 0
>アンドレ
>「皆、其々逃げ散れぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!」

うわああっ、この世界マジで嫌いだ!
(巨大な鉄の箱が小さな鉄の箱を冗談のように蹴散らしている。信じられない!)

マキューシオ。
(中の機械兵がアンドレに応戦している隙に)
アンドレには悪いけど……先に行った方がいいかもしれない。
白兵戦力がこっちに偏りすぎてて、姫が心配だよ。

(と、その時。アンドレに吹き飛ばされたターミネーターが、梓とひこにゃんの方に向かっている!)

馬鹿野郎、場所考えろ!
(駆ける。道の脇で震えていた梓を銀精霊に向かって突き飛ばし、足元にいたひこにゃんは――悪いと思いつつも、蹴り飛ばして親友の元へ。
そして彼女自身は避けなかった。両手を突きだし、真正面から火炎の玉を打ち出す。
ターミネーターの背中で爆発が起こる。機械は地面に打ち落とされた。)

…………っ
(爆発は思いの外近くで起こり、風圧で彼女自身も吹き飛ばされる。
仰向けに地面に叩きつけられ、当然視線は上向くことになり――)

>>68
>(ヴェンツェルの箒が弾丸よりも早く飛んできた!)…の、少し前

……箒!? おい! 気づけ! どこ行くんだよーっ!?
(叫ぶも、箒はこちらに気づかない。
人間で言えば「血相を変えて」という表現が当てはまりそうな雰囲気で、何かを目指して一直線に飛んでいった)
向こうで何か見つけたのか…? 追いかけた方がいいかも…

88 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 22:17:37 0
今だ!総攻撃!
(せんとくんはゆるキャラ軍団に命令した。ターミネーターを総攻撃する!
そうそう、描写し忘れたが、このゆるキャラ軍団、みうらじゅん先生のコレクションフィギュアたちであって本物ではない。
大きさは小さいものでケータイストラップサイズ。でかくてもソフビ人形、全長30センチのが最大だ。
頼りないオモチャの軍団がターミネーターに、ガリバーVS小人たち的な戦いを挑みだした!)

89 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 22:43:43 0
ヒュー。
(マキューシオはアンドレの猛攻に口笛を吹いた。)

>>87
>アーシィ
>白兵戦力がこっちに偏りすぎてて、姫が心配だよ。
同感だ。
(マキューシオが頷く。アンドレならやってくれるだろう。)

おい、姉ちゃん!
(マキューシオはミスリエールの首に義手をかけ、胸元に引き寄せた。)

ここに俺の仲間を連れてこれたあんただ。リコと同じ空間転移師だろう。
エメラルン姫のところに俺を連れていってくれ!頼む!後で素敵なワインをおごるぜ。
(相変わらずの口調。だが、目は有無を言わさぬ殺気に凍っていた。
姫があぶない。第六感が叫んでいる。)

90 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 22:54:33 0
>86
〔ターミネーターとの一戦の前より、少し遡る。〕

(俺とアーシィ、梓、銀髪の美女《=ミスリエール》がマキューシオ、せんとくん率いるゆるキャラ軍団、
ひこにゃん、チャロと合流した際、アーシィは先程、空に浮かんだ黒い稲妻の正体が『吸魔の箱』で
ある事、それは伝説に伝わる凶悪な魔具で魂を無尽蔵に吸い込むという事、発動すれば世界が
滅びかねない事を皆に伝えたのである。)

アーシィ:『だから絶対近づきすぎないこと。アリスの奴、何するつもりなんだか…。』

<何!? 加藤やターミネーター、キュダロンの他にも、もう一人敵がいたというのか!!?>

(俺はその『アリス』と言う名前を聞き、初めてもう一人《?》敵がいた事を知り、驚く。それもその筈、
俺は、全くその名の者とは絡める場所に居なかったからである。

ともあれ、その道具の特徴を聞いた俺は……、)

何とも厄介なものを持ち出したものだな。だが、その道具を恐れているばかりでは、救うべき者が
救えないのではないかな? まあ、そんな事をいう俺も、どうすれば良いのか分からないのだが……。

兎も角、『ある程度』までなら良いのだろう? ならば、ボクシングの様にアウトファイトを取るしか
なかろう!!

>87-88
(俺が掌底で吹っ飛ばしたターミネーターがひこにゃんと梓を目掛けて飛んできた。だがその時、
その二人《?》の前に、一人の女性が駆け付け、立ちはだかったのである。アーシィだ。)

アーシィ:『馬鹿野郎、場所考えろ!』

(アーシィは俺に怒号を飛ばしながら、梓をミスリエールの方へ突き飛ばし、そしてひこにゃんを
蹴り飛ばしてゆるキャラ軍団の方へと避難させたのである。

救うべき仲間を回避させた彼女は、次の瞬間、その飛んで来るターミネーターに向かって、両手を
突き出し、火炎弾を放ったのである!!!!)

《ドゴォォォォォォン!!!!!! ドタン、ガラン、ガシャァァァァン!!!!!》

91 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 22:55:15 0
(それにより、ターミネーターは俺の方向へ15m位、跳ね返る様に飛んで来たのである。
そして、金属音をも立てながら、地面に転げ落ち、仰向けに倒れたターミネーター。加えて、
せんとくん率いるゆるキャラ軍団が、大急ぎで駆け付け、そのターミネーターに総攻撃を
仕掛ける。これではまるでリンチだ。が、彼らのサイズは、大きさは小さいものでケータイ
ストラップサイズ。でかくてもソフビ人形、全長30cmのが最大であった。これだとターミ
ネーターにとっては蚊に刺された程度しか感じないであろう。

恐る恐る俺は、彼の顔を見た。……どうやら、今の火炎弾の衝撃で、機能が一時的に全面
ストップした模様だ。鮮血の様に赤く輝いた目の光が、両方とも消えていたからである。

だが、油断は出来ない。これはあくまで『一時的』なのである。映画の『ターミネーター2』を見た事が
ある俺としては、この後、徹底的にT−1000に痛めつけられたT−800は、予備バッテリーによって
復活し、見事T−1000を溶鉱炉の中に葬り去らせたシーンを、鮮明に覚えているだけあって、この男が
何時、再び動き出すのかを恐れていた。

その上、俺はこの男をどうすれば完全に葬り去らせるのかが分からないうえ、あの時の映画で、
T−800が自ら溶鉱炉の中に入って消滅しようとした際、護り主であるジョン・コナーの涙ながらに、
ターミネーター自らが溶鉱炉に入って消滅する事を止めようとしたのに対して、

『人間が、何故涙を流すのかが分かった。俺には涙を流す事は出来ないが……。』

と、命の尊さを訴え、ジョンの実の母親であるサラ・コナーにジョンの事を託し、溶鉱炉へと消えて行った
シーンが余りにも感動的であった事もまた、俺にこのターミネーターに止めを刺す事を躊躇わせて
いたのである。

だが、この男はこのまま放っておくと、また再び稼動して暴れ始めるのもまた事実。
其処で俺は……、)

君達、下がっていてくれ。コイツは俺が何とかする。

(と言ってゆるキャラ軍団に攻撃をストップさせ、ターミネーターを先程の大型タンクローリーの
方へと引きずって行き、ターミネーターの両足を大型タンクローリーの前方のタイヤの直ぐ下に
スタンバイさせ、前に停めてあった都営バスを10m位押し退け、再びタンクローリーの最後尾に
歩み寄ると……、)

俺からの餞別だ、これでも喰らえ!!!!!

92 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage 正直、シュワさんには味方側でいて欲しかった……。] 投稿日:2009/07/22(水) 22:57:07 0
(と言い放ち、俺は『パワー手袋』を嵌めた両手で、後ろからタンクローリーを押し、前進させる。)

《ベキベキベキメキメキメキメキィッ!!!!!!》

(優に重量が30t位あるタンクローリーの2本の前輪は、鈍い音を立てながらターミネーターの両足を
潰していった。そう、俺はターミネーターを完全に破壊出来ない代わりに、両足を完全に破壊して、
動きが十分に取れ無い様にするという方法に出たのである。

まあ、それでもこのターミネーターゆえ、恐らくはまた変わった方法で、再び俺達の前に現れるで
あろうが、それならそれで、また再びターミネーターを叩くまでである。只、今やカリフォルニア
州知事として敏腕を振るっている、あのアーノルド・シュワルツェネッガーを生殺しにしている様な
感じで、些か気分は良く無いのだが……。

ターミネーターの両足を大型タンクローリーの前輪で完全にプレスした後、俺は急いで彼をタンク
ローリーの所から引き離し……、)

《ブンッ!!!!! ガシャァァン!!!!!》

(数十m先にある乃木坂の歩道橋の方に放り投げた。見事、ベランダで干している布団の様に
ターミネーターは手摺りに引っ掛かった。足を潰したとは言え、彼を其の儘にしておくと、タンク
ローリーを使って爆発を起こし、再び混乱を引き起こす危険性があるからだ。)

<よし、これで当分悪さは出来ないだろう……。早く合流せねば!!!!!>

(俺は急いで100m位先にいる、仲間と合流すべく、駆けつけた。

……見ると、アーシィが腰を押さえながら座り込んでいたのである。どうやら、あの吹っ飛んできた
ターミネーターを火炎弾で跳ね返した際、それで生じた爆風に飛ばされ、腰を強か打った模様だ。)

大丈夫かっ!!? (慌てて俺はアーシィの腰を容態を見る。幸い、軽い打ち身の様だった。)

済まなかった。皆を守ろうとする筈が、皆に迷惑をかけてしまったようだ……。

(と俺はアーシィ、梓、ひこにゃんを始め、皆に至らなさを詫びたのであった。)

93 名前:ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ [sageもうすぐお別れ( ̄ー ̄)ノ] 投稿日:2009/07/22(水) 23:17:42 0
ギ……ギ……。
(歩道橋に垂れ下がるターミネーターは壊れつつあった。
しかし人ではない機械は痛みを感じない。惜しむ命も無い。殺戮マシーンは命令遂行を冷徹にこなすのみ。
ターミネーターは右腕を突き出した。稼動しないと判断したアンドレの読みは甘かったのだ。
腕が割れた!
銃身が現われた!
ターミネーターは内蔵武装兵器を出した。映画「ターミネーター3」の女性型ターミネーターT-Xのと同一だ。)

You are terminated!(抹殺!)

(ターミネーターは光弾を発射した。アンドレらのいた道路が大爆発を起こす。
ターミネーターが降り立つ。
両足を破壊されたターミネーターは、両腕で這いずって近寄る。全身からショートの火花が散る。
機械に執念など感情は無い。しかし妄執を感じさせずにはいられない鬼気迫る姿。
爆発にたじろぐミスリエールの左踝を掴み引きずり倒した。この女が移動手段。これを最優先撃破する!
ターミネーターが両腕を振り上げ、頭上で両手を組む。
ルルカの薔薇園で、アッシュに瀕死の重傷を負わせた一撃をミスリエールに打ちこむ!)

94 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 23:36:23 0
>86
>元鼠だし、ゆるきゃらの一員に入れたげな。
今日からワテらが仲間や、よろしくな! 梓はん!

>(吸魔の箱)
なんやて!? 絶対止めなあかん! そやかてアリスはん無敵や。一体どうすれば……
(そこである事を思い出した!)
ワテを可愛い言っとったなあ! アリスはんの弱点はゆるキャラかもしれへん!

>84-85
フレー! フレー! アンドレはん!
(凄まじい肉弾戦に出る幕が無いと判断したのか応援モードに入っていた!)

>87
わああああ!! ひこにゃん! アーシィはん!?
(飛んできたひこにゃんを受け止める!)

>88
せんとくん! ゆるキャラの良さを分からへんこいつには効かんで!
ゆるキャラ軍団はアリスはんと戦う時に温存しとくんや!

>93
そうはさせんで! うおりゃあああ!!
(とっさにターミネーターにゆるキャラ羅針盤を全力投球した!
ゆるキャラ羅針盤は前例で立証されている通り飛び道具としても使えるのである!)

95 名前:魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:11:46 0
>>68
>ヴェンツェルの箒
>鬼道を進んだ身なら末路の覚悟は出来ていよう!
魔道具の分際で、俺に小賢しくも……、
(言葉が切れた。魔人・加藤は目を見開くと小さく仰け反った。苦悶に顔は引きつり唇は震えた。そして沈んだ。目は見開いたまま虚ろに空に向けられる。
首が力無く傾いた。
米沢も箒も魔人・加藤が息を引き取ったと思っただろう。だがそれは油断を呼ぶ為の肉食獣の演技だった。魔人・加藤は両足を振り上げた。その勢いで立ち上がる。
深手を負ったとは思えない俊敏さに、不意をつかれヴェンツェルの箒は捕らえられた。魔人・加藤は箒の柄を握りしめた。柄に細かい亀裂が浮かぶ。)

魔素!魔素!魔素だ!
(ヴェンツェルの箒の持つ魔素を、魔人・加藤は吸収した。トパーズ色の瞳に燐光が灯る。)

ふん!
(両手で掴んだ箒の柄を横にし右膝で蹴り上げる。箒を無造作に投げ捨てる。)

血だ。血が……いる。肉体の再生には……血が!……血!
(魔人・加藤は足を引き摺り米沢に迫る。魔人・加藤が死にかけているのには変わらない。歩くたびに夥しい血が流れ、腹からは
はみ出た腸がずるずると垂れ落ちる。さながら墓地より蘇った、死すべき定めにあらがう死臭放つ屍鬼だ。)

よ……ね……ざ……わ、まもる!
(魔人・加藤の目は爛々と光り、耳まで口は裂けた。犬歯が吸血鬼の牙よりも長く伸びる。
魔人・加藤の尋常ならざる生の執着が、米沢に必殺の瘴気となって向けられた。)

96 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage 正直、シュワさんには味方側でいて欲しかった……、本当に。] 投稿日:2009/07/23(木) 00:16:16 0
>93
《シュドォォォォォォォォォォォン!!!!!!!》

な、な、な、なっ!!!!????

(俺が皆に謝っていた最中、俺の背後の道路が、大爆発を起こしたのである!!!!!

地面は、一瞬にして直径3mほどの穴が生じていた。もし、もう少し位置が後ろであったならば、
間違い無く俺は……。

ともあれ、慌てて振り向く俺。何と其処には、両足を破壊されても尚、両腕を使い、俺達を抹殺せんと
ばかりに、無表情ながら鬼気を露わにして迫るターミネーターの姿があったのである!!!!!

俺としてはまさか此処まで、予備バッテリーのチャージが早かったというのは予想外だった。)

ア、アイツ、まだ俺達の事を狙おうとしているのか!!? 人間離れした不死身、執念の
固まりだ!!!!!

(『カラテ地獄変 牙』で、俺をモデルとしたレスラーであるオーレ・ザ・ジャイアントがコンクリート
ブロック3つ重ねても粉砕するという威力を持つ、大山倍達をモデルとした空手家・大東徹源の
正拳突きを喰らっても尚、徹源を飛行機投げで投げ飛ばそうとしたシーンを見た時の主人公・
牙直人が漏らした台詞の様に、俺もこのターミネーターの執念に恐怖、いや、畏怖を感じ、似た様な
台詞をつい口にしてしまったのである。故に、身体が硬直して動かない。

が、ターミネーターは標的を俺ではなく、銀髪の美女ミスリエールに絞り……、)

《ガシッ!!!!!!》

(先ほどの爆発にたじろいだミスリエールの白い左の踝にしがみ付き、ターミネーター独特の
フルパワーで前のめりに引き摺り倒す!!!

そして、うつ伏せに倒れたミスリエールの頭が、あらゆる攻撃の射程範囲内に入ったのを認めると、
ターミネーターは身体をあらん限りの力で半分起き上がらせて両手を組み、ミスリエールの頭を
目掛けて……!!!!!)

《ドガァァァァァァァッ!!!!!!》

97 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:17:19 0
>アンドレ
こらこら、ほかの人の活躍の場とる書き込みじゃないだろーな・・・・

98 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:18:02 0
>>96
おいおい

99 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:20:26 0
ローテ的にアッシュ(ミスリ)、アーシィ、ひこにゃんにパスしたんでそ
ターミは

100 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage シュワさん、御免。 後手キャンセルしても良いからな!!!] 投稿日:2009/07/23(木) 00:21:23 0
>94
(……振り下ろせなかった。と言うより、寧ろ、標的が逸れてミスリエールの傍の地面にダブルスレッジ
ハンマーを振り下ろし、地面に穴を空けたのである。

理由は、あの美少年に化けた犬のチャロが投げた、『ゆるキャラ羅針盤』が猛スピードでかっ飛び、
ターミネーターの左腕を吹っ飛ばし、バランスを崩したのである。それを見て、ハッとした俺。)

<そうだ、彼らもまた、こどんなに強い相手でも、こうして勇敢に立ち向かい、戦っていたのだったな。
何を今更、怖気付いているんだ、俺は!!!!! 早く奴を鎮めて来い!!!!!>

(そう思い直すと、俺はターミネーターに歩み寄り、ターミネーターの頭部を左手でガシッと掴むと……、)

……苦しめて済まなかったな。今すぐ楽にしてやろう。

(と言うと、左手でターミネーターの後頭部を掴んだまま、右手で思いっきり……。)

そりゃあっ!!!!!!!

《グワッシャァァァァァァァン!!!!!!!》

(ターミネーターの、機械剥き出しとなった顔面に、思いっきりパンチを入れたのである。
ターミネーターの顔面は、陥没した。だが、それだけでは彼は完全に壊れない筈。俺は
立て続けに……。)

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!

《ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!
ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!! ズガッ!!!》

(まるで何かに取り憑かれたかの様に、野獣の様な咆哮を上げながらターミネーターの顔面に
何十発、何百発ものパンチを見舞ったのである。

その異様ともいうべき光景を見た仲間。声を失っていた。と其処に、一人の女性が歩み寄り、
振り上げていた俺の右腕をそっと掴んで制したのである。梓だった。

俺は梓に、右腕を掴まれた感覚に気付くと同時に、ハッと正気に返り、自分の手を見た。

其処には、まるでサラダボウルの様にひしゃげ、原形を留めていないターミネーターの頭部が
左手にあった。無論、既に彼の機能は完全に止まっている……。)

あ、あ、あ、あ、あ…………。

(それを見た瞬間、俺は機械とは言え、己のこの所業に驚き、恐怖を感じた。
そして俺は、ターミネーターに対して、何度も十字を切ったのであった……。)

101 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:22:23 0
・・・・・・やっちまった

102 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:23:09 0
台無し
おいしいとこは全部食べましたヨか

103 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:24:00 0
>アンドレ
おまいのためだけに悪役がレスしているんじゃねーぞ

104 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:25:01 0
正直、やりすぎた。>>99-100は無かった事に出来ないか?

105 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:25:42 0
>>104
なんで今晩、二回も連投してるんだよ
アホー

106 名前:スライム[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:26:41 0
アンドレが即レスしちまうと、俺は実は予想してますたw

107 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:29:23 0
歩道橋に吊るされてシュワがその後も動いたのは
アンドレ以外に自分を倒すパスをしたからだろ
アンドレは充分に活躍したから

それがおかわりして独り占めしてどーするよ・・・・

108 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:30:09 0
>100
>、『ゆるキャラ羅針盤』が猛スピードでかっ飛び、 ターミネーターの左腕を吹っ飛ばし、

あかん! 幻覚か!? ゆるキャラ羅針盤があんなに強いわけあらへん!
(チャロは妄想力が暴走するあまり幻を見てしまったのかもしれない!)

109 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:30:56 0
チャロwwwwwwww

110 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:34:08 0
ええと、あれだ。とりあえずアンドレの文章(>>99-100)はあぼーんと
いう事で。

111 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:34:11 0
>>108
ワロタw

>遷都
こんなときは、せんと様のお力も頂戴したいw

112 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:37:11 O
バダ・ハリみたいになったらあかんぞ、アンドレ!!!

譲り合う心が必要や!!

113 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:39:39 0
ま〜。独り占めしたつもりもなく、譲り合いの気持ちがなかったわけでもなく、
シュワのレスに熱くなっちゃって、なんとかしなければ!と燃えちゃったんだよなw

しっかし、即レスするんじゃないかな〜と自分も予感してますたwwwww

114 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:42:40 0
アントニオ猪木と組んで、マシン軍団を戦った時のアンドレを思い出した…。

あの時も終盤まで確か猪木とタッチせず、戦っていたな〜。

115 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:45:12 0
>>113
おれもそんな悪寒した
アンドレの心理読めますな( ´・ー・)y━。 o ○

116 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 00:58:46 0
>93
>ターミネーター
>You are terminated!(抹殺!)
うはー!
(ターミネーターのプラズマ砲弾が直撃。せんとくんは吹っ飛ばされた。)

ああ!
(ゆるキャラ軍団は全滅した。本物ではないイミテーションだったから弱かった。ソフビだし。プラだし。)

みうらじゅん先生のコレクションが全滅だ!
(今では入手困難なゆるキャラ界のキング・オブ・キングス、サザエさんの頭を持つバカボンのパパ「サザエボン」ソフビが
黒焦げになって足元に転がっていた。)

>>96 >>100
>アンドレ
>あ、あ、あ、あ、あ…………。
>(そして俺は、ターミネーターに対して、何度も十字を切ったのであった……。)
うは。ちょw。アンドレ、錯乱している!
(アンドレが夢の世界に行っている。)
どりゃああああああ!
(せんとくんはアンドレの後頭部に延髄斬りをかました。ターミネーターの攻撃を避ける為、引きずって退避。)

頼んだぞ!アーたん!アッシュ!ミス…なんとか!

(って、こんな感じで、どう?)

117 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:00:32 0
キタw

118 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:02:44 0
キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!

119 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:03:58 0
           /: : : / : : : : : : : ,イ : : : : : : :l: : : : : : : \- 、:\
.          /: : : / : /: : : : : : / |: : : : : :| : |、: : : : : : : : \ \}
       .' : : :/ : /: : : : : : /  v : : : : l : |斗-: : ヽ: : : : ヘ
       |: : :/ : /| : : :― x   ∨: : :∧ | ∨: : :ハ: : : : :ハ
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       |  | : :│: : /|.     | /   ト::爿/ ハ: :|: :| ',: :|
       'vーく ,x┤: / :|三≧x j/   込;リ { : | ∧ |  ∨ ぐっじょぶ
      /   ヽ. | /: :│ ,/      '    .:・} : |/ i/
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       ヽ    / }ヘ: : \\   厂}ヽ._/ | : : : |
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         /   /ヽ     \ : ヽ \   |  |: : :/
      /     {ヽ}}     ヽ: : }  \ l  |: :∧

120 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:05:12 0
   _、_
 ( ,_ノ` )      n
 ̄     \    ( E) 遷都 グッジョブ!!
フ     /ヽ ヽ_//

121 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:06:45 0
すげえ
問題発生から約30分で解決だw

チャロ&せんと GJ!

122 名前:陪審員[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:09:02 0
>>121
アンドレのやりそーなこたぁ住人が読んでいたのもでかい。
今回は、むしろ笑いの元になったのでアンドレ無罪。

123 名前:陪審員B[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:11:51 0
>>122
異議なし!
アンドレ無罪つかワロタ
熱すぎんねん

124 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:19:19 0
サザエボン、大阪で堂々と今でも売っているどー
韓国製のパチモンだけど
(サザエボンそのものがパチモンだけどな!)

125 名前:アントキの猪木[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:22:34 0
あれ。今回はアンドレにお咎めなしだなw
よかったな、アンドレ。

126 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:30:02 0
やってくうちに無茶振りするコテ同士はおろか名無しまで微妙に呼吸が合ってくるもんなんだな。
こんだけ人口が多くて展開が急なスレを新規立ち上げからずっと眺めた事がないんで
新鮮な驚き。

127 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:39:40 0
アンドレに深刻なダメージが!
(ひこにゃんはアンドレに駆け寄った。)

元気だぜ!大丈夫にゃ!これで冷やすといいにゃ!
(彦根氷商の氷を召還した。湖東三名水の一つ彦根名水「十王村の水」で出来た極上の氷だ。)

128 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage 忝い、せんと僧都!!!!!] 投稿日:2009/07/23(木) 01:42:02 0
>>116
せんとくん:『うわっ、ちょっと。アンドレ、錯乱している!

(アンドレが夢の世界に行っている。)

どりゃああああああ!』

《ドガッ!!!!!》

……ハッ!!!!! 俺は一体、どうしていたのだ!!!??

(俺は急に目が覚め、辺りを見回した。すると、あの僧都《=せんとくん》が避難の合図を
出していたのだ。どうやら、ターミネーターの執念に極度の恐怖を抱いていた為に、俺は
夢の中へ行っていた様である。……何だか井上陽水の曲名みたいだが。

それを、この僧都が俺に延髄切りを見舞い、正気にさせてたのである。)

<……やれやれ、どうも俺は彼らに救われっぱなしだな。こういう時こそ、落ち着かねば。>

(と思うと、俺は避難しながらコートの上着のポケットに入れていた、ジャイアント・マシンの
マスクを取り出し、それを被った。これを被ると、不思議と落ち着くからである。まあ、強いて
言えば、『西遊記』の孫悟空が頭に着けている金箍児《金の輪っか》みたいな物だろう。
ん? 違うか?

すると後ろで、誰かが俺に視線を送っている事に気付いた。振り向くと、梓である。)

どうかな、梓。似合うかい?

(すると梓は、キョトンとした表情ながら、こくりと頷いたのであった。)

ワハハハハ、そうかそうか!!!

>125
あれっ、猪木さん!!? いや、似ているが、その真似の人かな?
兎も角、此処は危険地帯だ、直ぐに遠くへ避難した方が良いぞ!!!!!

(と、アントキの猪木に避難するよう呼びかけた。)

129 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage すまん、ひこにゃん!!!!!] 投稿日:2009/07/23(木) 01:44:31 0
>127
ああ、これは済まん!!!

(と、ひこにゃんから彦根の名水である、『十王村の水』で出来た氷をマスクの上からではあるが、
頭に乗せて冷やした。)

130 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:48:21 0
>>128
   _ _ 
  (゚∀゚ ) <大事にならなくてよかったな

131 名前:め組の大吾[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 01:53:02 0
ボヤで済みました

132 名前:Interlude ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 02:25:57 0

『おい、姉ちゃん!』【>89

あまり紳士的でない感じに首を掴まれかけて。

《…はい?》

とても紳士的でない感じで踝を引っ張られた。

《――――きゃっ!?》

真下の地面に引かれた精霊は、
二人の視界から消えてしまう。


『You are terminated!(抹殺!)』【>93


頭上に掲げて交差させた両腕。
振り下ろされた必殺の筈の一撃は、
彷徨者の両拳の甲で止められていた。
その掌中に、逆手の刀剣が投影される。
クロスしていた腕が左右に振り抜かれた。

「その攻撃は一度、見せてもらっている――」

双弧の銀光が閃く。

「――俺を二度も落とせると思うな」

組まれた形のままで宙に舞う重厚なシルエット。
殺戮機械の前腕部は、中ほどから寸断されていた。

「"I've backed to your front."
 ―――反撃開始だ、終端の殺戮者。
 この俺が、貴様自身を終わらせてやる……!!」

"<STARDUST BRAND>――――"

魔力を臨界直前まで湛えた刃を、主動力部に撃ち込んだ。

"――――Terminate!!"

刃の質量の極一部がエネルギーに等価変換される。
精霊銀とチタン合金が同時に砕け散る、爆光と爆音。



……

133 名前:Interlude ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 02:29:32 0
>94-131 波状攻撃】



……

煙塵の晴れゆく爆心地の中央で、彫像の様に佇む。
視界に入ったモノは地に散らばった人形と、羅針盤――
――傷付いたグラップラーと、彼を囲む友軍達の姿だった。


「……そうか。
 俺は、独りで戦っていたのでは無かった。
 ――――援護に感謝する」


崩れる様に片膝を立てて座り込む彷徨者。
爆ぜて転がり込んで来た破片を、拾い上げる。
最も強度の高いと思われる頭蓋プレートの一部だ。

「"Cyberdyne Systems Model 101 Series 800"というのは、型番か。
 "090612F194953"……こちらは、おそらくシリアルナンバーだ。
 このメタルゴーレムは量産化されていると考えるべきだろう。
 今後"同型機"が襲来する可能性も充分に…在り得る―――」

世界転移の直後から感じていた腕の圧迫感が、増していた。
足りていない……自身の白銀の魔獣を抑える為の魔力が。
彷徨者は再び、人のカタチを手放して眠りについた。



……

《……こんなコトを急に言い出したら、
 みなさんに笑われるかもしれませんけれど――》

俯いて銀髪を垂れた精霊の表情は、わからない。
ただ、呟いた声音には儚げな響きが混じっていた。

《――金属の塊にだって、魔力(おもい)は宿るんですよ…?》

冷却機構の破損したフレームは、すでに稼動耐久限界を超えていたはずだ。
そのボディがようやく、ひび割れたアスファルトの上で静かに熱を失って行く――――

134 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 02:48:55 0
>80
とりあえずお皿に盛って、ソースをかけて……いただきます。

(蛍は自分で作ったスパゲティを頬張って、その美味しさを噛み締めている。
 こんな状況だというのに、この上なく幸せそうに見える。
 言葉など要らない。十分にその味がどんなものかを理解できた。)

……ふう、危ないところだったわ。
わたしから悪の心を取ったら、パワーしか残らないものね。
(蛍には悪の心しかないので、それを洗い流してしまうことは、精神の崩壊を意味する。
 そうなれば、残ったパワーだけが暴走し、この世界に破滅をもたらすだろう。
 そうなっては酷いので、蛍は寸でのところで耐えた。)

こいつの威力と味がわかったところで、ここは一発、試しにアレに食べさせて見ましょう。
何、心が洗われるほど美味しいだけで、失敗しても変にパワーアップすることは無いよ。
多分。
ほいっ!
(適当に掛け声をかけると、更に盛られた娼婦風スパゲティはテレポートした。)

(キュダロンの目の前に突如として現われたスパゲティ。
 当然、それが不自然であることは、頭で理解できるだろう。
 しかし、食いしん坊のオバQ、じゃなかった餓鬼であるキュダロンならば、それでも食べずにはいられまい!
 蛍はそう考えているのだ。
 事実、特にお腹の空いていない人間にとってさえ、それは魅力的に映る。食欲が理性に打ち勝つほどに。)

135 名前: ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 03:13:35 0
>134
 すまないが、サンドウィッチの具になってもらう。


 意識が朦朧としている為、乱筆かもしれない。許して欲しい。
 この場に満ちる神々の力は、どうもこちらの予想を超えている。
 ―――魔力(あくい)などとは、軽口でも言えなくなってしまった。

 >グラップラー
 イリスやルーサ、ケンタウロスの退場あたりからだろうか。
 そちらの敵方に対する思い入れには、共感出来る面が多かった。
 どうしたモノか最後まで迷っていたが、こういうカタチにさせてもらった。
 
 >ターミネーター
 事前に原作を充分に学習出来なかった事を詫びたい。
 型番の方に間違いは無かったと思うが記載部位は怪しい。
 シリアルナンバーは、すまないが勝手に設定させてもらった。
 "09/06/12(Fri)19:49:53"―――◆w0xjGM3LDQのバースディだ】

136 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 20:03:09 O
ちょっとこれは一傍観者としての希望だけど・・・・・・。
俺としては、



キュダロン 対 アンドレ・ザ・ジャイアント&マキューシオ



の一戦を見てみたいと思う。

137 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 20:31:36 0
>>136
ガチンコパワータッグかw
キュダロンが望んでそうな試合だな

138 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 20:56:40 0
アンドレは前回いいとこ取りしたからもういいだろ
空気読めない奴が毎回でしゃばってあれこれぶち壊すのは勘弁して欲しい

139 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 21:09:51 0
>>138
まあまあ、圧力かけるなって
パワーファイターのいない勇者側で、奴に戦いを遠慮される方がストーリー進行上困るわ
即レスしなけりゃいいんだし
それにもしもの時にはせんとくんという高僧がいるからだいじぶだ

140 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 21:15:56 0
>>139
そうだな
本音を言えば俺もアンドレ抜きがいいが、こういうのはどーしよーもないからなー

141 名前:ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:02:30 0
>>95
>魔人・加藤保憲
>ふん!
>(両手で掴んだ箒の柄を横にし右膝で蹴り上げる。)

バキ!

(ヴェンツェルの箒は真っ二つに折られた。投げ捨てられた箒は、からんと乾いた音をそれぞれ二つ立ててアスファルトに転がった。)

うう。
(魔素を吸われ箒は動けない。手の役割をしてきた、はたきの部分も、ぴくりとも動かせない。
ただの物に戻ろうとしていた。
死ぬのは恐くなんかない。ヴェンツェル様のところへいくんだ。またお仕えできる……。
でも、心残りは……。
ぼろぼろの魔人加藤保憲が、米沢ににじりよって行くのが見えた。)

米…沢!ためらうな!
……そいつを人だと思うな!…人の形をした…悪魔だ。
……戦え、米沢!
せ、戦士になれ……よ!
(ヴェンツェルの箒の其れが最期の言葉となった。)

142 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:08:32 0
ほ、ほ、ほ、箒ー!

143 名前:ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:10:56 0
>>132
> Interlude
>精霊銀とチタン合金が同時に砕け散る、爆光と爆音。
(ターミネーターは爆発四散した。
しかし殺戮機械兵は、爆裂の間際、忠実に責務を果たした。
アッシュの攻撃パターンと、彼の内部構造をスキャンし、主であるキュダロンに送信していた。
機械に感情は無い。
もし感情があったとしたら、道路に転がる頭部は残忍な笑みを浮かべていただろう。
自ら死すとも、主の勝利を信じて。)

Hasta la vista,baby….(地獄で待っているぜ)

(ターミネーターの電脳は活動を停止した。)

144 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:11:08 0
さあ。罰ゲームを考えようかw

145 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:13:34 0
          。   。
          \ /
二名死亡キタ━━━━━( Д ;)━━━━━!!!!

146 名前:145[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:14:40 0
ずれたー(・公・)ノ

147 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 22:14:56 0
コテが……ドンドコ氏んでいく……

148 名前:名無しになりきれ[sage ] 投稿日:2009/07/23(木) 22:42:36 0
全てが終われば、修理される事もあるかもしれんさ…。

149 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 23:03:16 P
>>76
>キュダロン
>小僧。貴様は不用。空間転移の抜け穴を作られても困るでな。
>(キュダロンは頭の蛇の一頭を鞭の様にしならせた。それをリコに打ち込む。)
あぶない!あぁ!
(キュダロン頭部の蛇がリコの背を打つ。華奢なリコが壁に叩きつけられる。)

リコ!
(背後からキュダロンが迫る。前からは、自分が励ました青年の生首を持ったアリスティスラが近づく。絶対絶命。)

>>134
>スパデティ
(その時、突如エメラルンとキュダロンの間に、皿にもられたパスタが現われた。宙に浮かんでいる。)

やっ!
(エメラルンは咄嗟にパスタを蹴った。キュダロンの顔にパスタがかかる。
一瞬の隙にエメラルンはリコを抱え上げた。
改札口のアリスティスラ、階段のキュダロン、その間の壁に窓があった。その窓にエメラルンは跳び込んだ。
そこは駅なら必ずある、改札口すぐ横に併設された駅事務室の窓だった。駅員は逃げてしまったのか、もぬけの空。
こんなところに逃げ込んだとしても、一時しのぎにもならない。事務机や椅子をかきわけ、エメラルンはさらに奥へと逃げた。
ドアがあった。
しかし中世時代に似た世界から来たエメラルンには、ドアノブの開け方がわからない。)

開け!開け!
(とまどる。がちゃがちゃとドアノブをいじるうちに、ようやくドアは開いた。)

……!
(開いた先は線路だった。駅事務所の線路構内非常ドアをエメラルンは開けたのだ。地下鉄線路のトンネルは不気味な風鳴りを発していた。
そこにはイヒカの群れがいた。)

150 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/23(木) 23:17:44 0
お姫様にお姫様抱っこされるリコタン(*゜∀゜)=3

151 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 23:43:34 0
箒さん!
(愛らしいヴェンツェルの箒が無残にも折られ投げ捨てられた。そんな!)

>>95
>魔人加藤
>血だ。血が……いる。肉体の再生には……血が!……血!
>よ……ね……ざ……わ、まもる!
(恐怖映画は嫌いじゃない。ゾンビ映画は好きな部類だ。しかし実際にゾンビ同然の化物に襲われるのは大嫌いだ。
米沢の足は震え、腰が落ちた。
加藤のグロテスクさにびびったのではない。凄惨な死体を見慣れた米沢である。死体は動かない。当然だ。
それなのに自分の名を呼び、近寄ってくる動く死体。そこに本能的な恐怖が沸き起こった。
肉体の損傷から診て、加藤は絶命していなくてはおかしい。こんなこと、あってはならないのだ!
米沢は四つん這いになって逃げた。
加藤は足を引き摺ってしか動けないのが幸いした。だが米沢は腰が抜けている。逃げきれるか。)

>箒
>……戦え、米沢!
>せ、戦士になれ……よ!
(背中に箒の沈痛な叫びが浴びせられる。)

―――戦う!?私が!?
(迫り来る魔人を米沢は振り返って見た。あの怪物と戦うのか!?自分が!?心臓が縮みあがる。しかしやらなければ!)

武器!武器!武器武器武器武器武器!
(アッシュから渡されたスリングショット(パチンコ銃)がセカンドバッグに入っていた筈だ。)

後編スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/204
>アッシュ
>(去り際に、革袋に入れた精霊銀製の弾丸とスリングショットを放り投げた)

ひー!
(セカンドバッグは落としていた。なんとそれは加藤の足元にある。踏まれた。取れるわけがない。)

うひっ!
(最悪に最悪が重なる。
道路に横転したヤマト運輸のトラックにワゴン車が直角に突っ込んでL字型になっていた。その内角に米沢は入ってしまった。
米沢は息を呑んだ。もう逃げられない。
加藤がゆっくりと迫る。武器は無い。逃げ道も無い。もがく。右足の靴が脱げた。)

靴!
(米沢は靴を手に取った。武器があった!)

152 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/23(木) 23:45:26 0
(米沢は大急ぎでベルトを外した。ベルトのバックルに靴紐を結ぶ。飾り靴紐のあるビジネスシューズでよかった!)

ひほほほほほ。
(手が震える。指が言う事を聞かない。紐がうまく結べない。焦る。)

うおおおお!
(靴紐をバックルに結ぶのに全力を出した。汗が滝の様に出る。
ぐちゅ、ぐちゅ、と自分の血を踏みながら加藤が来る。もうこんなに近い!)

重し!重しぃぃぃぃ!
(重しがいる。無い。無い!無い!
あった!財布!財布には小銭がぎっしり入ってた。ぱんぱんに膨らんだ貧乏くさい財布がここで役に立つとは!
米沢は財布をベルトに括りつけた靴に入れた。入れようとした。手の震えで財布がかたかた踊る。入らない。入った!入った!
腰よ立て!膝よ震えるな!
脂汗を流して米沢は精神力で立ち上がった。加藤は目の前に迫っている。
米沢はベルトの尾を持つと頭上で急ごしらえの武器を回しはじめた。
ひゅん、ひゅん、ひゅん、ひゅんひゅんひゅんひゅん!
勢い良くベルトを回す。加藤が来る!両腕を広げている。捕まる!)

んっはぁ―――――――――!
(裏返った奇妙な掛け声が米沢の口から出た。だがこれが戦士の雄叫びだ。
全力で振り回し、遠心力をこれでもかとつけた財布入り靴を魔人に米沢はぶちあてた。
ベルトを伝わって確かな手ごたえを感じた。
靴は加藤の顔左側面に高速で見事ヒットした。
グシャリと異様な音がした。)

153 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:25:29 0
ハク。どこ。ハク。ハクが感じられない。ハクが消えてしまった。
なに?ハク?え?……吸魔の箱!!!???

(リコは目覚めた。)

あっ。
(エメラルン?エメラルンのあごが見えた。見上げている?あれ?)

ひ、姫様!
(エメラルンに肩と両足を持たれ抱きかかえられていた。いそいで降りる。)

うっ。いたっ……。
(背中が痛い。……そうだ。キュダロンにやられて……。)

>149
>(地下鉄線路のトンネルは不気味な風鳴りを発していた。そこにはイヒカの群れがいた。)
(鉄の扉の向こうには、キュダロンとアリスティスラが見えた。やってくるか?前方にはイヒカの群れ。)

僕にはこれしか出来ませんから。
(空間転移の呪文を唱える。退避だ。どこに?どこでもいい。とにかくここではない所に。
地系の魔道士であるリコにはここが地下だと分った。そうなら地上に。地上のどこか大樹のそばに!
飛ぶ先がイメージできない時に使うこれは常套手段。樹霊の扶けを借りるんだ!)

154 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:26:56 0
(マキューシオはターミネーターの首を蹴り飛ばした。)

こんな処で手間取っている訳には行かねえ!
姫だ!姫の所に!
寸刻の遅れが取り返しのつかない事になるまえに!
(風が不意に吹いた。足を浚うような低い風。白い靄を含んでいた。)

見ろ!
(靄ではなかった。それは人魂だった。亡霊が足元を流れていく。
被災し死亡した人の魂が流れていくのか。何処に?
マキューシオは目で追った。)

黒い稲妻……。
(六本木ヒルズのあった場所に、亡霊達は吸い寄せられていく。)

やばいぜ。稲妻の飛び散る範囲が、見ろ!ほら!どんどん大きくなっていく!
この辺りも飲まれるぜ!
早く姫の処に送ってくれ!

155 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:34:44 0
マキューシオ。1分27秒の差だ。
いい感じになるかもしれないし、逆に遠くになってしまうかもしれない。
(何かをせんとくんは感じ取ったようだ。くわしくはわからないが。)

156 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:36:16 0
wwwwww

157 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:40:01 0
これで近くの木にテレポートアウトしますた、じゃ〜ひねりが無いっすw

158 名前:イヒカ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:46:51 0
リコの空間転移に、同じく空間転移の術を使うイヒカが共鳴
悪影響を及ぼし干渉し、リコとエメは予想外の地点に!

159 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 00:58:05 0
エメとリコは木星に飛んだ
その証拠と余波

【宇宙】木星に地球サイズの衝突跡
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1248166035/
木星表面に新しい黒い“染み”が見つかった。
週末の間に何らかの物体が衝突した跡と考えられ、天文学者たちを驚かせている。
カリフォルニア州にあるNASAジェット推進研究所(JPL)の天文学者グレン・オルトン氏によると、
突然できたこの染みは直径は地球よりやや小さく、未観測の彗星か小惑星が木星に最近衝突して
生じたものだという。「衝突であることは間違いない」と同氏は言う。

160 名前:名無しになりきれ[sageすごい記事だが・・・] 投稿日:2009/07/24(金) 01:03:05 0
どういう発想やねん

161 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 01:08:07 0
>>160
「木」つながりなんじゃね

162 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 01:13:36 0
おいおいおいおいw
とんちスレではないんだゾ

163 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 01:17:57 0
(;゚з゚) <,:`;".';:`;".':`;".':`;".'ブーッ

164 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 01:19:22 0
>>159
ちょっと木星に寄ったけど、地球に戻った、はい、どーぞ

165 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 03:53:40 O
>>137
いや、どちらかといえばアンドレの方が望んでいるのかも知れん。
俺の憶測だが、ヤツのレスを見ていたら、何かそんな感じがする。

あとあの懐中電灯。まさかあれ、あの「道具」じゃないだろうな?

166 名前:"銀の精霊"ミスリィ ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 21:41:27 0

『早く姫の処に送ってくれ!』【>154


《私を甘く見てもらっては困りますわ―――》


微笑んで指し示す。その人影が立っているのは"乃木坂駅"の看板の直下。【>148
長身に"猪木"と刺繍の施された赤いタオルが目を引く人物の足下に。【>125>128
転移直後の戦姫と魔道師が、背中合わせに座り込んでいた。【>153


《―――"寄らば大樹の陰"ですわね》

167 名前: ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 21:58:03 0
【投下直後で申し訳ないのですけれど、訂正があります。
  
 "乃木坂駅"の看板の直下。×【>148】→【>83】○
 
 "大樹"を素直に六本木ヒルズと解釈しようか迷ったのですけれど、
 マキューシオさんを、だいぶお待たせしてしまっていたので……】 

168 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 22:34:54 0
とんち、つーかダジャレや━(-д-;)━ん

169 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 23:00:04 0
( ゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシ
 
(;゚д゚) ・・・
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) ミス子それ植物とちゃう、名前や…

170 名前:魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o [sage] 投稿日:2009/07/24(金) 23:40:12 0
>>152
>米沢守
>(グシャリと異様な音がした。)
(屍解仙秘術、陰陽道、風水、蟲毒術を極め、卓越した霊力を持つ魔人・加藤保憲を屠ったのは、ビジネスシューズだった。
米沢の一撃に魔人・加藤の首はもげて落ちた。転生間もない累卵の肉体と、キュダロンによるミサイル攻撃の裂創が無ければ、こんな死に様を晒しはしなかっただろう。
魔人・加藤の首は冷たい道路に血飛沫を撒き散らして転がり、胴体は仰向けに倒れると脆くも割れて飛び散った。)

俺が……ここで……果てるか……。
(トパーズ色の目は見開かれ呆然としていた。首は己の様が信じられないようだった。)

米沢守!……俺を倒したのだ。吸魔の箱の後始末…任せた。
(トパーズ色の瞳は、散乱した己の体を見た。目で米沢の目を誘導する。目は体の胸を見ている。上着の胸ポケットだ。)

イヒカを操る鈴が入っている。
……貴様に意味が判らぬともよいわ!貴様の仲間、魔道の巧者に渡せ。
この世界が滅んでは俺にとっても意味が無い。箱をこの世界から追い出せ。
(そこまで怒気を孕んで首は捲くし立てたが、不意に口が止まると、米沢の顔をまじまじと見つめ呟いた。)

米沢守。まさか俺が貴様如きに……。……大した男だ。
……この時代では俺の完敗だ。……ふ。…ふははは。
(首は笑った。笑うと首は粉々に砕け散った。稀代の魔人、加藤保憲はこうして敗れ去った。)

171 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/24(金) 23:44:44 0
>>170
まじで怒りを感じさせる名悪役、加藤乙!!

172 名前:乙!!![sage加藤がラスボスかとおもたのに] 投稿日:2009/07/24(金) 23:51:38 0
今夜も死亡退場が…!

173 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage焦った台詞は、舞台上の台本としての台詞ですよ(ノ∀`*)] 投稿日:2009/07/25(土) 00:14:00 0
>>167
>ミスリィ
《私を甘く見てもらっては困りますわ―――》
(促されて見れば、エメラルンがいる。リコまでいる。)
姉ちゃん、あんた、二人を召還したのか!?やるな!
どういう理屈で呼んだんだ?俺にはさっぱりわからねえ!いや、聞いても複雑怪奇な魔道のからくりは、俺には理解できないがな。
とにかく助かった!
(マキューシオは礼もそこそこに走った。騎士の本分、姫を守る責を果たすべく。)

リコ!よくやった。姫のお側にいて守っていたのか?
おい、怪我しているじゃないか!
これで姫とリコと合流だ。あとは我が部隊のぽっちゃり軍師殿と蜘蛛男だ。
連中の居場所は誰かわからないか?
箒がさっき飛んでいくのが見えたが(>>87)……。そっちか?
(マキューシオはヴェンツェルの箒の死を知らない。)

174 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 00:26:54 0
箒はんの居場所ならこれで分かるで!
(ゆるキャラ羅針盤起動。
箒は死んだので反応しない……と思いきやスパイダーマンに反応して光を発している!)

175 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 00:30:30 0
>>173
>マキューシオ
>どういう理屈で呼んだんだ?
うむ!拙僧も実に興味がある。後学の為に是非ともくわしくお聞かせいただきたい!
(素直な心で、せんとくんはミスリィにたずねた。)

176 名前:つっこみスライム[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 00:37:15 0
>チャロ
スパイダーマンはゆるキャラ?w
>せんと
ワロタkwskキキタイネ(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)

177 名前:ミルダンティア王立軍魔術兵装開発局長[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:00:29 0
>>166
極めて特異な転移現象を霊体レーダーで観測。次元転送の詳細を報告せよ。

178 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage あ、分散も救援も必要なかった〜。] 投稿日:2009/07/25(土) 01:07:33 0
>>166
>(転移直後の戦姫と魔道師が、背中合わせに座り込んでいた。)

ひ、姫!? リコも! …無事で良かった、本当。心配したんだから…

(余程安心したのだろう、珍しく素直な言葉と笑顔で二人を出迎える。
労うようにリコの肩をぽん、と叩いて。)

さすがリコ。引っ張ってきたのはミスリィだけど、発動させたのはお前でしょ?
(彼女にはミスリィとリコの魔術構成が多少は見えていた。)
きっとルルカに語られるような大魔術師になるよ、お前は…
(怪我に気がついて) 
あ。…そうだ、アンドレ。応急処置のやり方とか詳しくない?(先ほど診てくれたのを覚えていたので)

(それから、姫に向き直る。そして言葉もなく、躊躇いもせずに思い切り抱きしめた。
無論、悪気も下心もありはしない。
気高く美しい心を持つ姫君、多種族すら思いやることができる優しいリーダー、愛し愛されたい心から望むことのできる大切な友人として、彼女がエメラルンを慕う気持ちは本物である。
…最も結果的には残酷な振る舞いをしていると言えなくもないのだが、残念ながら彼女はその方面には疎かった。

アーシィはそのまま数秒無言だったが、やがて我に返ったように身を離す。
らしくないことをした照れと、そんなことをしてる場合ではないことに気がついたからだ)

あ、あー。とにかく。姫は…狙われやすいだろ。多分。きっと。
危ないことするなって――そ、それだけだよ!

>>173>>174
ん? その羅針盤、箒が飛んでいったのと違う方向さしてないか?
誰に反応してるんだろうな。
とりあえず、アタシは箒の方をちょっと見てくるよ。すぐ戻る!

>米沢
(やがて加藤の亡骸から離れようとした米沢は、
「箒ー? アタシだよ、アタシ。いるなら返事しろー」
と、適当に路地を抜けた彼女が呼びかけるのを耳にすることになる…と思う)

179 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:23:18 P
>>153
>リコ
>僕にはこれしか出来ませんから。
気がついたか、リコ!
(助かった。リコが空間転移の呪文を即座に唱えた。空間を越える独特な、いつもの感覚を感じる。筈だった。
エメラルンは言葉で表わせないが、いつもと違う感覚を覚えた。
自分の体が消える瞬間にエメラルンは見た。
地下鉄線路にあふれるイヒカの群れが、声をそろえて鳴くのを。)

リ……コ……。
(空間と空間を越えている間は、人には知覚できないのだろう。空間の狭間を認識できたことはない。
転移の魔法陣が発動した後は、気がつくと別の地点に飛んでいる。
それが普段のリコの転移魔法だ。
でも今回は違う。
真っ暗だ。
何も見えない。
足が地につかない。
でも落ちない。
宙に浮いている。
いや上も下もない。
どこ?ここは?
真っ暗と思った闇は、黒いだけではなかった。
星?星が見える。
澄み切った夜空よりも澄んだ夜空。見たことのない星の多さ。怖いくらいに美しい星々。)

目……!
(エメラルンは足下に異様な光景が広がるのに気がついた。
眼球がある。
巨大な目だ。地平の遥か彼方まで占める巨大な眼球。
瞳孔は不気味な血の色。紅い瞳。白目にあたる部分は白ではなく、黄土色や灰色、黒褐色の入り乱れた濁った不吉な色をしている。
エメラルンは思った。
地獄に堕ちたと。
そうではなかった。
そこは地球から数億キロ離れた宇宙空間。紅い瞳は大赤斑。白目は水素の海。
木星だった。>>159

あ……あ……。
(木星の重力が誘うのか。木星に引き寄せられる。目眩がするほどの強烈な墜落感。エメラルンは悲鳴をあげようとしたが、声すら出なかった。)

180 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:24:41 P
こ…で姫…リ…と合…だ。
(誰かがなにかを言っている。)

……マキューシオ!
(エメラルンは意識を取り戻した。頼もしいマキューシオの顔が視界いっぱいに見えた。
ほかの仲間の顔も見える。こっちに来る。)

よかった!みんな!
(再会をはたせたのは良かったが、異世界(現代日本)にいるのには変わらない。)

あれは、なに?
(エメラルンは皆の背後に見える奇怪な雷雲に気がついた。吸魔の箱から湧き出る霊雲だ。
白い霧が塊となってあちらこちらに浮かび、流れていく。漆黒の雷雲に引き寄せられているようだ。
エメラルンは靄を見て背筋が凍った。
人の恨めしい顔が見えた。>>154

これは人魂か!
(エメラルンはリコに振り返った。)

リコ!これはなにが起きているのかわかるか?アーシィにはわかる?
そうだ、リコ、さっきの空間転移、変だった。
なんだったのだろう。巨大な目玉が夜空に浮かんでいるのが見えた。
空間転移に何か異常があったのか?
あ!
あの蛙か!?
(イヒカによる桁外れの空間転移の大魔力、それをエメラルンはつかみかけていた。>>170
もしかしたら……あ。

>>178
>アーシィ
>(それから、姫に向き直る。そして言葉もなく、躊躇いもせずに思い切り抱きしめた。)
あ……。あの。

>危ないことするなって――そ、それだけだよ!
う…ん。
(あれ、なにかおかしい気持ちになる。エメラルンは自分の気持ちがわからなかった。)

181 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:26:12 0
>>149
>エメラルン
>やっ!
>(エメラルンは咄嗟にパスタを蹴った。キュダロンの顔にパスタがかかる。)
こんなもん喰うなー!
(アリスティスラは回し蹴りで、キュダロンの顔にかかったパスタを削ぎ落とした。パスタを踏みつける。)
とんでもない妖気。この匂い、擬態魔か。小癪な!

>開け!開け!
きゃははは。どうしたどうした。逃げる場所はもう無いぞ。……あっ!
(追い込んだはずが、間一髪の差でリコに空間転移魔法の詠唱をされてしまった。
アリスティスラはとっさに右足の指だけを蛇と化した。消えるエメラルンの足に巻きつけた。)
逃がさないよ!





(乃木坂駅入口にエメラルンとリコは現われた。
マキューシオが喜んで近寄る。
そこに遅れてアリスティスラが実体化した。)
きゃは!
(アリスティスラは下半身の全てを蛇身化させると、その太い蛇腹でマキューシオを殴打した。アーシィもなぎ倒す。)

捕まえた!
(アリスティスラはエメラルンに巻きついた。エメラルンの右の頬を二股に分かれた舌で舐めた。)

182 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:27:31 0
エメ、木星行き、拾ってるー!

183 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:32:28 0
やや放送事故気味
アリスタンのレスに木星に行った描写がないのは……仕方ないかw
各自編集しれ!

184 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sageえーい!] 投稿日:2009/07/25(土) 01:35:52 0
>>181 続き!
>捕まえた!
>(アリスティスラはエメラルンに巻きついた。エメラルンの右の頬を二股に分かれた舌で舐めた。)
ふぅ、ふぅ、やっぱりエメラルン、おまえは古代王家の血筋!
異星に呑まれるところだったわ。
加藤め、やっかいな化物を撒き散らしやがって!
(エメラルンの咽喉仏に狼爪の短剣を押し当てた。)

近寄れば咽喉を斬るよ!きゃははは!
キュダロン!鉄機兵!あたしはここだ!早く来い!

185 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:36:32 0
>>183
なんか短時間にいっぱい来たな

186 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:38:20 0
>>184
キターq(゚∀゚)pー!!!!!!

187 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 01:44:06 0
もう終了間際だね
サビシス

188 名前:"銀の精霊"ミスリィ ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 11:51:22 0

『どういう理屈で呼んだんだ?俺にはさっぱりわからねえ!』【>173

『うむ!拙僧も実に興味がある。後学の為に是非ともくわしくお聞かせいただきたい!』【>175

『ワロタkwskキキタイネ(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)』【>176

――――何故か、周りがニヤニヤしながらこちらを見ている。【>168-177
"チーフ"のナーヴァさんのお仕事モードの声まで聞こえたような。【>177


《私には、リコさんの術式がアヴァローキタ的な意味で"観えた"のですわ。
 時空間掌握プロセスがファジーでしたので、ちょっぴりお手伝いしました。【>153
 コーチュウさんの手当てをしようとした時にブレイカーが魔力を通していた"銀"…【>前編718】
 …エメラルンさんの甲冑の銀を、時空間を渡るときの誘導の補助にさせたのですわ》

地面に設置したポストの天板に座って足をぶらぶら揺らしながら、
銀の精霊は遠くを見る様な――眠そうな印象を与える――表情をした。

《詳細は、この大地に私が初めて遊びに来た時代に遡りますわ―――
 この世界の方々から白衣【禁則事項】と呼ばれていた当時に、
 【禁則事項】の【禁則事項】から【禁則事項】していただいた、
 【禁則事項】のストックを【禁則事項】として使ったのですわ。
 本当はカトーさんの【禁則事項】が【禁則事項】になった時に、
 【禁則事項】を【禁則事項】から【禁則事項】してあげられるかも…
 …と思って、とっておいたのですけれど【禁則事項】は杞憂でしたわね》
 


……

>152>170

《"――――止まる事を知らない人間の欲望。 
 これから先も、それを内に秘めながら膨張し、
 漂流する歴史を繰り返して行くであろう、帝都東京。
 多分それは、我々人間の繁栄にとって喜ぶべき事なのかもしれない。
 しかし、時代を動かす正しき力を"光"とするのであれば、
 その裏には必ずや負の力―――"闇"が存在すると言う事を、
 我々は肝に銘じて置く必要がある。
 願わくば、平穏な日々が永遠に続く事を私は望んでいる"

 某年初夏吉日――――カンシキヨネザワ記す》


その《声》は、左手から聞こえた様な気がした。【>前編673】
金属同士が触れ合う様な、澄んだ響きを持っている。
だが内容は、魔力の無駄遣いと思われるほどの寝言だった。

《この体験を小説や映画にすれば、一山当てられそうですわね。
 みなさんが待っていますわ……ノギザカまで出て来られますか?》

189 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 12:47:46 0
_ノ乙(、ン、)_ え〜

190 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 18:41:26 0
>>170
>魔人加藤保憲
>……この時代では俺の完敗だ。……ふ。…ふははは。
(言い残すと加藤の首は落とされた石膏の様に砕け散った。米沢はその場にへたりこんだ。腰が虚脱して言うことをきかない。)

この時代ではですか。
(東京を呪う魔人は何度でも蘇るというのか。そうであるのなら後世の人々に任せよう。今の時代に生きる自分が出来る全力を尽くすだけだ。
米沢は情けなくもまた赤ん坊のはいはい状態で、加藤の散乱した胴体に進んだ。
加藤が教えた鈴を取る為に。
胸の部分は肋骨が飛び出て、潰された肉塊でしかなく、そこに纏わりつく軍服も布きれの集まりにすぎない。
魔物である加藤に、死体であっても触れるのに躊躇いを覚えた。
意を決し胸ポケットに指を突っ込む。丸く堅い小さなものに当たった。取る。
梅干ほどの大きさの土鈴だった。
振ってみる。
リンと音が鳴るが何も起こらない。)

魔道の巧者でないとさっぱりですか。やはり。
(よろよろと米沢は立ち上がった。短い距離なのに苦労して歩く。)

箒さん……。
(折られてころがるヴェンツェルの箒。米沢はふたつに割れた箒を拾った。)

いっしょに行きましょう。
(箒がああ言ってくれたから自分は戦えた。命の恩人だ。)

>>88
>ミスリィ
>《みなさんが待っていますわ……ノギザカまで出て来られますか?》
(米沢はびくりとした。テレパシーだ。ハクから受け取ったのと合わせてこれで二人目。
経験済みとなれば落ち着けた。)
《乃木坂ですか?……行きます!》
(と念じてみた。テレパスを送れた実感は無い。無いがやってみた。
米沢はマウンテンバイクに戻った。乃木坂はここから幸いにも近い。米沢は自転車に跨った。
強い風が吹き始めた。白い霧をたなびかせる生暖かい風。気味悪さに首をすくめながら米沢は乃木坂に急いだ。)

191 名前:モス坊や ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 22:00:34 0
>>184
とおー!
(ターミネーターによって壊滅したせんとくんゆるキャラ軍団。
しかしそのなかにたった一人、生き残ったゆるキャラ戦士がいた。
モスバーガーのマスコットキャラ「モス坊や」だ!
マクドナルドのドナルドは有名だが、モス坊やと聞いてもほとんどの人が「はあ?」だろう。
そのぐらい存在感が無い。
あまりにも存在感が無いので、アリスも気がつかなかった。
エメラルンのノドに突きつけられた狼爪の短剣を落とす為、モス坊やはアリスの腕めがけて飛び蹴りをした!)

192 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage gt;188 エー] 投稿日:2009/07/25(土) 22:01:38 0
お見事!
(モス坊やの必殺の飛び蹴りは、アリスから狼爪の短剣を叩き落とした。)

いまだ!みなさん!

193 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 22:45:34 0
>176 >178
確かに箒はんとは違う気がするな……
(ブロリンが仮面をかぶったらゆるキャラになったことを思い出す)
仮面をかぶってるといえば……スパはん!?

>191-192
>いまだ!みなさん!
よくやったせんとくん! いくぞ! うおりゃあああああ!!
(ものすごい気合でヒゲダンスを踊り始めた!
効果:ゆるキャラ力で相手の注意をひきつけると同時に
   MPにダメージ(要するに脱力)……かもしれない)

194 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage攻撃遠慮すると自キャラが活躍せず終わるゾ手加減無用也] 投稿日:2009/07/25(土) 23:24:03 0
>>184
>アリスティスラ
臣は此処に!
(キュダロンがアリスティスラの背後に飛来した。
今のキュダロンの体躯は全長20mを越え、腕は四本になっている。>>49
元からあった一対が蝙蝠上の羽となり、胸から生えた一対が、エメラルンに巻きついたアリスティスラを抱えこんだ。)

鉄機兵は撃破されました。女王。なれども臣が女王をお守りいたします。

邪魔だ!
貴様等に我を倒すすべは無い!
(長刀を構えるマキューシオ。怪力を誇るアンドレを嘲った。物理攻撃を寄せつけないキュダロンに、アーシィの火炎もアッシュの武威も通じないだろう。
それでも攻撃するなら、その四人にするべきだろう。
奇妙な事にキュダロンは、チャロを真っ先に襲った。
頭を振った。頭部の三頭の蛇が鞭になる。強烈な蛇の鞭をチャロに打つ。更に一同に振るった。
アスファルトが弾け、車が跳ね飛び、ビルの壁が砕けた。
粉塵渦巻く中、モス坊やが蹴り落とした狼爪の短剣を拾い上げた。
キュダロンは満足気に笑うと、蝙蝠の羽を羽ばたかせ飛び立ちはじめた。アリスティスラと人身御供のエメラルンを吸魔の箱に運ぶべく飛ぶ。)

195 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/25(土) 23:38:20 0
これは……ゆるキャラパワーが世界を救うパスでつね!

196 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/25(土) 23:43:27 0
チャロ――――――――!!

<ズザ―――――――!>
(ひこにゃんは、チャロにスライディングした。)

<ドカッ!>
(チャロを蛇のムチから避けさせるためにトーキック。
アーシィのキックより>>87高度なサッカーテクニック(トーキック=つま先で蹴る)を披露した!チャロは吹っ飛んだ!よし!)

197 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:02:18 0
わっ!わあっ!
(キュダロンの妖蛇の波状攻撃に、リコは身を守るのが精一杯だった。
自衛隊戦闘機のバルカン銃の流れ弾が当たって、穴だらけになって止まっているバスの下になんとか逃げ込んだ。)

――考えたいことがいっぱいあるのに!
空間転移の時に見えたあれ。あれはファエトン星(木星)だ。僕に宇宙まで飛べる魔力は無い。空間の狭間が揺れ動いている。
もしかしたら、……わー!
(キュダロンの攻撃にあたりは爆弾かハリケーンでも直撃したみたいな有様だ。)

>>196
>ひこにゃん
>チャロ――――――――!!
(チャロをひこにゃんが救った。リコはほっとした。同時に気がついた。)
――キュダロンはどうしてチャロを襲う?

そうか!
物理攻撃無効化の結界が破られるのを恐れたんだ!
(キュダロンがエメラルンごとアリスティスラを抱えて飛ぶ。)

どうして姫を蛇女は執拗に狙うんだ!?
あっあっあ!飛ばせてはだめだ!

198 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:02:47 0
髪の色は違うが、何だかマキューシオという感じのする画像があったので置いておきますね。

http://img08.shop-pro.jp/PA01033/075/product/15040256.jpg


だがマキューシオには、数々の修羅場、逆境を潜り抜けてきた為に逆境に耐え得る、神速なる攻撃を
身に付けたのである。

その名も、「逆境の神速行」!! 自身に於ける危険性が高ければ高いほど、攻撃力、機動力が
高くなるという究極の奥義なのである。

199 名前:ブルーザー・ブロディ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:12:18 0
遠慮してんじゃねーぞアンドレー

200 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:24:12 0
アンドレ。ひょっとして避難所のぞいたか?

201 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:27:44 0
>>194のメール欄宛て
7月中には遂に終わるかもしれんね。・゚・(ノ∀`)・゚・。

202 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:46:34 0
アンドレ、顔を見せない名無しとコテどっち信じるんだ?
名無しの無責任発言なんて忘れちまえ!!!
お前を応援したコテの顔ひとりずつ思い出してみろ!!!!!

203 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:49:14 0
>コテの顔ひとりずつ思い出してみろ
ちょっとワロタw

204 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:53:01 0
自演乙

205 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 00:53:13 0
昭和の熱血教師ドラマの乗りって言ったら分かるかなw

206 名前:スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 01:00:06 O
>>181
>やっ!
>(エメラルンは咄嗟にパスタを蹴った。キュダロンの顔にパスタがかかる。)
>こんなもん喰うなー!
>(アリスティスラは回し蹴りで、キュダロンの顔にかかったパスタを削ぎ落とした。パスタを踏みつける。)
蛍の作った手作り料理を踏みにじる女!
許せん!
(アリスティスラに車で突撃しようとするが、巨大化したキュダロン>>194を見て思いとどまる)
巨大化した敵を倒すためには私も全力を出すしかあるまい!
マーベラー!
(ブレスレットに呼びかけると全長48メートルの巨大戦艦が飛んでくる)
(スパイダーマンに蜘蛛の力を与えたスパイダー星人が乗ってきた戦艦だ)
行くぞ!マーベラーに搭乗だ!
(蛍に声をかけてからスパイダーマシンを操り空中でマーベラーとドッキング)
ここは私がマーベラーでなんとかしよう!
マーベラー!チェンジ、レオパルドン!
(5秒で宇宙戦艦は巨大ロボに変形し着地)

>>197
>あっあっあ!飛ばせてはだめだ!
レオパルドンストリングス!
(胸部からロープを射出してキュダロンに巻きつけ捕まえる)

207 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 01:04:49 0
チェンジレオパルドンきた!
これで勝つる!


208 名前:ドロンパ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 01:05:39 0
が、そんなものは餓鬼Q太郎は食ってしまうのだった!

209 名前: ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 01:58:15 0
勇者側が満遍なく活躍できる様に必要に応じて連投する。
よいかな?>スレ主閣下(事後承諾だが(ノ∀`)

210 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 02:02:15 0
>>206
>スパイダーマン
>レオパルドンストリングス!
ふっ。これで我が動きを制したつもりか。
(緊縛されたキュダロンは牙を剥いた。頭の蛇が瞬く間に拘束綱を食いちぎった。
キュダロンが飛び立つ。しかし上半身だけだ。
胴体が伸びる。そして切れた。
残った下半身の切断面に肉が盛り上がっていく。ぶよぶよと成長し、胸部を構成し頭部を形作った。三頭の蛇まで在る。
もう一体のキュダロンとなった。しかし質量は2分の1になり、体長も半分の10m程になった。しかも腕は無い。)

喰らう!
(二足の腕無しキュダロン(便宜上以降これをキュダロン・ドゥローパ>>208と命名する)は牙だらけの口を開き、レオパルドンに喰らいついた。
レオパルドンの右腕が粘土細工の様に噛み切られた。)

(一方アリスティスラを抱えたキュダロンの上半身は、そのまま飛翔していく。
こちらも切断面から肉が膨らみ尾になった。仕える主と同じく蛇身になったのは偶然か。)

211 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 05:31:52 0
>132-133>143
(アッシュの魔力が籠った刃が、ターミネーターの主動力部を貫き、そして……、)

《ドォォォォォォォォォォォォォォン!!!!!!》

(魔力を一気に開放し、ターミネーターを爆破、粉々に爆砕され、ターミネーターの破片は方々へと
散っていったのである。これにより、遂に彼からの脅威は去ったのである。

だが、活動が止まろうとする寸前、ターミネーターの頭部は、一言……、)

ターミネーター:『Hasta la vista,baby….(地獄で待っているぜ)』

(と残し、それから活動を完全にストップさせたのである。と同時に、アッシュが魔力を多大に消耗させたので
あろうか、再び銀髪の美女ミスリエールへと姿を変えたのであった。)

<地獄で待つ、か……。恐らくはそうなるであろうな。>

(その恐れからだろうか、少し身に寒気を感じながら、俺はそう思った。だが、俺よりも、この東京の人々の
方が恐怖を何千、何万倍も感じている筈だ。其処で怖気付いてはならない。俺はそう思い直し、首を振った。

と其処に……。)

>154
《ガァァァァァァン!!!!!》

(近くで、何やら物を蹴り飛ばした様な音がしたのである。アッシュだ。かなりその表情から、焦りの色が
滲み出ていた。それ故、このターミネーターの頭部をサッカーボールの様に蹴り飛ばしたのだろう。そして
やや声を荒げさせて……。)

マキューシオ:『こんな処で手間取っている訳には行かねえ!
姫だ!姫の所に!
寸刻の遅れが取り返しのつかない事になるまえに!

見ろ!』

(と、地面に指さす。すると、白い靄の様なものが俺達の足元を浚うかの様に流れていたのである。だが、これは
靄ではなく、被災して犠牲となった人々の魂だった。目を追うと、その魂の群れが、六本木ヒルズのあった場所
へと流れて行くではないか。そしてその六本木ヒルズからは……。)

マキューシオ:『黒い稲妻……。
(六本木ヒルズのあった場所に、亡霊達は吸い寄せられていく。)

やばいぜ。稲妻の飛び散る範囲が、見ろ!ほら!どんどん大きくなっていく!
この辺りも飲まれるぜ!
早く姫の処に送ってくれ!』

212 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 05:34:45 0
(と、ミスリエールにエメラルンの元へと向かうべく、瞬間移動を求めるマキューシオ。確かにマキューシオの
いう通り、あの黒い稲妻が、丸で獲物を求めるかの様に、更に飛び散っていたのである。緊急時こそ、冷静に
ならねばいけないものであるが、この状態を見る事になると、俺としても焦る気持ちは否応にも高まってきた。

が、ミスリエールは全く動じる素振りを見せる事無く、ニッコリと笑いながら……。)

ミスリエール:『私を甘く見てもらっては困りますわ―――』

(と言い、地下鉄乃木坂駅の入り口の所を指し示した。すると其処には、あの御淑やかな美少女である
エメラルンと、美少年魔導師のリコが、背中合わせに座り込んでいたのである。

>173>178
それを見て、大いに歓喜を露わにする俺達。特にマキューシオとアーシィは、飛び切りの喜びで、エメラルンと
リコに駆け寄った。)

<いや〜、一体どういった方法でこうして無事再会が出来たのかは分からないが、良かった、良かった。
後は……、あの箒とスパイダーマン、米沢のみか。あいつ等、何処にいるんだ?>

(俺は再会の喜びを噛み締めながら、そう思った。箒は、加藤の手によって泉下へと送られたのを
知らずに……。

するとアーシィは、リコの背中に怪我を負っている事に気付いて……。)

アーシィ:『あ。…そうだ、アンドレ。応急処置のやり方とか詳しくない?』

(と俺に声をかけたのであった。)

うん、どうした?

(リコの背中の傷を見る。かなり強く打ったのであろう、広範囲に渡って痣と内出血が拡がっているものの、
内臓や背骨に傷が達しているといった、フェータル《=致命的》なものではなかった。単なる打撲であろう。)

まあ、強く打ったみたいだが、打撲の様だな。よし、それならコイツがある。これを患部に当てて冷やして
おくと良いだろう。

(と言い、先程ひこにゃんから手渡された、湖東三名水の一つである彦根名水『十王村の水』で出来た
極上の氷が入った袋をアーシィに手渡す。かなり多く入っていた為、まだまだ氷は溶けていなかったので
ある。)

しかし当分は安静にしておいた方が良いだろうな。無理に動くと、それこそ危ないぞ。

213 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 05:35:29 0
>180
(そう言付けておくと、次にエメラルンの方へと歩み寄った。だが、彼女は、何か恐ろしいものを見たかの
様な表情で凍り付き、皆の後ろの辺りを見ていた。俺もその方向へと顔を向け、見る。)

<……!!!?? な、何じゃあれは!!!??>

(俺も『それ』を見た瞬間、恐怖によって固まった。其処には、大きな雷雲が浮かんでおり、白い霧が塊と
なって浮かび、その雷雲に引き寄せられていたのである。そしてその霧の所々には、人の恨めし気な顔が
浮かんでいた。

そう、それは霧ではなく、人の魂だったのである。)

<もしや、コイツがアーシィの言っていた『吸魔の箱』というものか……!!!? これは確かに厄介だな。
何とかせねば……。>

>181
(恐怖と怒りを露わに、その『吸魔の箱』なるものに睨み付ける俺。とその時……、)

???『きゃは!』

(と、まるで少女の笑い声の様な声と共に、乃木坂駅の前に、得体の知れないものが現れたのである!!!!!

それは、上半身こそ蒼い髪の毛をした美少女であるものの、下半身は全て蛇の身体であり、その姿、
まさに中国の神話に出て来る、伏羲と共に人間を作った創造神・女?の様なものであった。)

<な、何者だ、コイツは!!?>

(驚き、呆気に取られる俺。だが次の瞬間、その蛇女は蛇腹でマキューシオとアーシィを殴り倒し、エメラルンに
巻き付き、エメラルンの喉仏に彼女の剣を押し当てると……、)

アリスティスラ:『近寄れば咽喉を斬るよ!きゃははは!
キュダロン!鉄機兵!あたしはここだ!早く来い!』

(とエメラルンを人質に取り、キュダロンとターミネーターに声をかけた。まあ、ターミネーターはアッシュによって
倒されたのだが。)

<グッ……、汚い真似を!!!!!>

(迂闊に手を出せず、歯噛みする俺達。だがその時……。)

214 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 05:36:11 0
>191-193
モス坊や『とおー!』

《ドガァッ!!!!!》

(と、普通の人間より一回り大きな頭に赤い山高帽、そして山高帽と同様のタキシードを身に纏い、
英国の紳士の様な格好をした少年が、そのエメラルンの剣を持つ、蛇女の腕にとび蹴りを喰らわせた
のである。見事、その飛び蹴りはヒットして、蛇女は剣を落としたのである。)

せんとくん:『お見事! いまだ!みなさん!』

(と、せんとくんはこれを好機と見るや、攻撃の合図を皆に送った。するとあの美少年に化けた犬の
チャロが……、)

チャロ:『よくやったせんとくん! いくぞ! うおりゃあああああ!!』

(と大いに気合をいれて、ヒゲダンスを踊り始めた。)

<何やっているんだ、この非常事態に!!!!!>

(と、大声で怒鳴りたかったのだが、彼には彼なりの方法があると思い、此処は抑える事にしたのである。
ともあれ、エメラルンはまだあの蛇女に巻き付かれたまま。力尽くで彼女を奪い返そうとアクションを起こした、
その時!!!!!)

>194
キュダロン:『臣は此処に!』

(と、キュダロンがその蛇女の背後に飛来してきたのである。そしてその身体の大きさは、優に20mを超え、
腕が4本生えていたのである。

そして、俺達の姿を認めると……、)

キュダロン:『邪魔だ! 貴様等に我を倒すすべは無い!』

(と、俺達を嘲るや否や、頭部の三頭の蛇を鞭の様に撓らせ、ヒゲダンスを踊るチャロに……、)

《ビシャァァァァァァァァァァァン!!!!!》

(と、豪快に打ち据え《たと見せかけ、実はひこにゃん〔>196〕がスライディングしてチャロをキュダロンの
攻撃から回避させる事に成功させたのだが》、続けて……、)

《ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!》

(俺達に向けて、もう一頭の蛇を振るいあげ、地面のアスファルトを、車を弾き飛ばし、更にはビルの壁をも
砕かせながら、俺達を吹き飛ばしたのである!!!!!!)

ぐおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!

《ズッダ―――――――――――――――――ン!!!!!!》

215 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 05:37:38 0
(まともにキュダロンの攻撃を喰らった俺達は散り散りに吹き飛ばされた。そして辺りには粉塵が渦巻く。
そしてキュダロンは満足げに高笑いすると、蝙蝠の羽を羽ばたかせ飛び立ち始めた。アリスティスラと
人身御供のエメラルンを吸魔の箱に運ぶべく飛ぶ。)

<ク、クソッ……、矢張り俺達では、奴には勝てないのか……!!!?? 此処までなのか……!!!???>

(額から血が流しながら、仰向けに倒れる俺。俺の中では、諦めが色濃く落とし始めていた。だが傍には、梓も
同様に吹き飛ばされた様で、左側臥位に倒れていた。)

あ、梓……!!!!! グッ!!!!!

(俺は半分身体を起こし、彼女に膝を擦りながら近寄る俺。だがその時、右の胸部に鋭い痛みが走ったので
ある。そう、あの攻撃で、その部分を強打して、何本か肋骨に罅が入ったのかも知れないのである。

だが俺は、自分の身体を一切気遣う事無く、梓に近寄り、仰向けにして彼女の胸に耳を当てた。)

《トク、トク、トク……。》

(音は小さいながら、彼女の心臓は元気に動いていた。どうやら気絶で済んだ模様だが、右膝や左手には
擦り傷があった為、傍にあった女性の衣類が入った紙袋からハンカチを取り出し、傷の汚れを拭い、もう
一枚の大きなハンカチで右膝の傷を覆う。

そうしているうちに、俺は彼女が無事であった事に安堵の色を浮かべた反面、希望の光が見出せた様な
感じに囚われていったのである。)

<そうだ、こんな彼女でも、必死に生きようとしているんだ。彼女よりも大きな俺が、諦めてどうするんだ。
強く生きろ!!!そして、戦え!!!

まあ、これはほかの連中もそう思っているかも知れないが、な。>

(心の中で自問自答をしながら、不思議と笑みを浮かべる俺。そして皆を捜し、手当てをするべく、他の衣類等が
無いか紙袋の中に手を伸ばした時、ふと何やら硬いものが俺の手に触れたのである。

見ると、それはあの懐中電灯だったのである。)

<そう言えばあの逃げる途中の男、黒いマスクを被った男からこれを渡すようにとか言っていたな……。
しかし何故、こんな何の変哲も無い懐中電灯を……?>

(不思議に思いながら、その懐中電灯をいじり始める俺。すると電池入れの蓋が外れ、其処から何やら小さく
折り畳まれた紙切れが入っていたのである。)

なんだ、これ?

216 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 05:38:37 0
(俺はまたまた不思議に思いながらも、その折り畳まれた紙を広げた。すると其処には……。)

『親愛なるアンドレへ。

突然な走り書きで申し訳無く思うが、実は俺とジノさん、タイガー服部、カオナシは東京へ飛ばされて
しまったんだ。原因は分からないが、ひょっとしたらお前らも東京へ飛ばされただろうと思い、捜そうと
したのだが、あの変な白い怪物に阻まれてしまい、どうやらお前とは会えず仕舞いになりそうだなと
思った為、この2本のライトを怪物退治用として託す事にしました。

使い方は……、(以下略)

……と言う訳で、くれぐれも取り扱いには気を付ける様に、な。また再び平和になったら、五反田の
ステーキハウス『リベラ』にて、再会の杯を交わそう!!!

では、また。

                                                 ビッグ・ジョン・スタッド』

(と、ビッグ・ジョン・スタッドが書いた文字が所狭しに綴らていたのである。俺はその手紙を読みながら、
不意に涙がボロボロと零れ落ちたのであった。)

スタッド……。

(俺は意を決して、気を失った梓を抱え、安全なビルの場所へと横にさせ、二本の懐中電灯を手に、
マキューシオにせんとくん、ひこにゃんにチャロ、モス坊やを捜したのである。

幸い、5人《?》とも俺から数メートル先のビルの一角の方にいて、傷の方は浅かった模様。そして、俺は
その5人に対して……、)

今からあの怪物キュダロンを倒しに行く!!!!! マキューシオ、お前さんは仏教の武神である
毘沙門天となれ。せんとくん、お前さんは阿修羅となり、ひこにゃんは井伊直孝公となり、モス坊やは、
リンカーンとなり、チャロ、お前さんは……、

(と言うと、バケツの水をチャロに被せ、犬の姿に戻す。)

地獄の番犬、ケルベロスとなるのだ!!!!!

(一通りそう呼びかけた俺。無論、皆は何を言っているのか分からない様子。だが俺は次の瞬間……、)

《ピカッ!!!!!!》

217 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage 一応、男は男の、女には女の戦いに分けておいたのだが……。] 投稿日:2009/07/26(日) 05:39:19 0
(と、一本の懐中電灯をその5人に当てたのである。すると、見る見るうちにその5人の身体は大きくなり、
遂にはキュダロンと同等の大きさまで達したのである。そう、スタッドが託した懐中電灯……、それは紛れも
無く物質を巨大化させる性能を持つ、『ビッグライト』だったのである。

そして俺自らも、その『ビッグライト』に当たり、身体を大きくしていった。その体長、29m。一応、大きい。
只、身体のダメージはそのままであり、不利である事に変わりは無いのだが。

>210
すると遠方で、キュダロンが何やら巨大なロボットと戦っている模様。それも身体は、上半身と下半身に
分かれ、下半身は牙だらけの口を剥き出しにしてロボットを噛み砕き、上半身の方は引き続きあの蛇女と
エメラルンを抱えたまま、飛翔して行ったのである。体長は下半身の方は半分の10mぐらいだが、上半身は
蜥蜴の尻尾の様に尾が生え、20m位、といった所である。

しかも其処には、スパイダーマンがいたのである!!!)

よし、行くぞ!!!!! スパイダーマンの援護かつ各個撃破だ!!!!!
のう、マキューシオ、腕をもがれた痛みと同等の代償を、奴に与えてやろうぞ!!!!!

(とマキューシオに問いかけ、キュダロンの方へと歩み寄ったのであった。)

218 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 15:13:47 0
(自分が丹精込めて作ったスパゲティを、エメラルンに蹴散らされ、アリスティスラに踏みにじられた。
 その光景を、まるで恋の病をこじらせて心を病んでしまったあの女みたいな目で見ていた。
 彼女の中で、何かのスイッチが入ったらしい。)

やっぱり、アレよね……
結局、こういう事態を解決するのって、結局のところは暴力じゃない?
アリスティスラも、いえ他の人も、目の前に敵が居たら、とりあえず暴力で解決するものと思っている気がするのよね。
それに対するアンチテーゼって言うの?
たまには暴力以外の手段で事が解決したって良いじゃない。
あのスパゲティは、その心算で作ったのに……

(彼女の目は虚空を見つめている……
 だが数秒後、明星蛍の両目が、まさしく明の明星の如き光を放った。)

よろしい。
では、考え得る限りの最悪の暴力でもって、彼等を滅ぼそうじゃないか。
だが、これは遊戯。
スパイディ。わたしは最初に宣言したよ。スパゲティで彼等を滅ぼすと。
今からよく見ておくが良いよ、美味しいスパゲティによるカタストロフを!

(明星蛍の目が妖しく光ると、地面に散らばったスパゲティが、凄まじい勢いで増殖し始めた。
 始末しても始末しても、スパゲティは次々に増え続けてゆく。
 このスパゲティは、周りの物体を何であろうと吸収して、スパゲティにしているのだ。)

Q太郎モドキの餓鬼魂のくせに、食い物に食いつこうともしないなんて……所詮、食いしん坊は名前だけだったということか。
丹精込めて作った料理を食べてくれないのなら、料理に食べられて消滅するが良いよ。

(あっという間に地を覆うまでに増殖したスパゲティは、
 まるで自ら意思を持つかのように、キュダロン・ドゥローパに纏わりついてきた。
 このまま抵抗しなければ、キュダロン・ドゥローパは一瞬で美味しいスパゲティの塊の一部にされてしまうだろう。)

219 名前:統合幕僚長[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 16:59:01 0
空自精鋭戦闘機による攻撃にもかかわらず、最初の未確認活動体(キュダロン)を駆逐できず、更に数体の巨人の出現に自衛隊統合幕僚本部は、
横須賀基地停泊海自艦全艦始め関東近海に展開する海自艦各艦に、艦対地ミサイル「トマホーク巡航ミサイル」の一斉発射を命令した。
六本木界隈周囲5キロ四方は完全な灰燼と化すだろう。
巨人化したが生身の彼等にこの攻撃が耐えられるのだろうか。

220 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 17:17:03 0
>>219
幕僚本部ファビョってるじゃねーかwwwwwwwwwwww
首都壊滅だろwww

221 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 17:20:18 0
リアルにシミュレーションしたら第7艦隊が次に出てきてもおかしくない
未曾有の事態だからな

222 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 17:30:18 0
未曾有ってみぞゆうって読むんかw
自衛隊が東京壊滅させるとかリアルシミュレーションすぐるwww
派手でいいぞもっとやれー!

223 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 20:23:01 0
>194
>(奇妙な事にキュダロンは、チャロを真っ先に襲った。)
えええええ!?
(チャロは驚愕した!今まで自分が一番に狙われることは無かったからである!)

>196
ぎゃふっ! ひこにゃんーーー! おおきに!
(ひこにゃんの愛の力で救われた! こちらはお約束のパターン)

>197
>(そうか! 物理攻撃無効化の結界が破られるのを恐れたんだ!)
な、なんやってー!? 

>195
そうか、ゆるキャラが世界を救う時が来たんか!
(また東京在住の霊の声を聞いたようだ)

>217
(犬に戻された後にド○えもんに出てくる某ライトを浴びて巨大化!)
巨大化きた! これで勝てる!

>218
(キュダロン・ドゥローパのスパゲティあえ完成!)
美味しそうや! いっただっきまーす!
(チャロ・キュダロンドゥローパ・マルカジリ!)

>219
(スパゲティがあまりに美味しそうすぎてみぞゆうの危機に気付いていない!)

224 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 21:13:22 0
にゃっ…にゃっ…にゃっ…
(鳴き声が反響する。ひこにゃんは巨大化した。)

うにゃ…うにゃっ…うにゃ…
(ドゥローパがスパゲティに呑まれていく。それなら!と言ったのだ。)

とう…とう…とう…とう…!
(ひこにゃんはジャンプした。飛ぶキュダロン・ゲオバに爪をたてた。尾に爪があたった。スパっと切れた。
しかし切れただけだった。血も出なければダメージもなさそうだ。キュダロン・ゲオバは吸魔の箱に向って飛ぶ。
止められなかった。)

げにゃ!…げにゃ!…げにゃ!
(こっちに飛んでくるミサイルの大群を見た。とんでもない数だ。
ひこにゃんはあせった。こんなでかい図体でどうやってよけるというのか!)

225 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:47:01 0
巨人がごろごろ現われれば、そりゃ自衛隊もパニくるぢゃろうな。な。な。な。な。(←反響)
(スパゲチィまみれのドゥローパには、なんだかもうどうしようもないので、とりあえず見守り、
ゲオバの方をどうにかしようと思ったが、ひこにゃんの爪でもどうすることもできないので、あちゃーと思い、
飛んでくるミサイルについては他人事のように悟ったコメントをするせんとくんであった。)

巨人がどーとかではなく、なく、なく、なく、六本木でこのままドンパチやってれば、れば、れば、れば、
今に核でも投下しかねないぞ。ぞ。ぞ。ぞ。ぞ。
(その時、東京は壊滅する。)

やばい。ばい。ばい。ばい。

226 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:52:36 0
ツーリング中の米さん、爆死するど・・・

227 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/26(日) 23:58:29 0
ゆるきゃらどもwwwwwww
円谷プロの憂鬱になっとるwwwwwwwwwwwwwwwww

228 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:01:36 O
やってくれたな、アンドレ!!!

最高だぜ!!!

229 名前:やかましい評論家[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:09:22 0
巨大化とスパゲティにコテが困っているのが見えるw
加藤を倒した米みたいに自分のキャラの持っている物や能力内で知恵を絞って困難と戦う方がかっこいいぞ
ご都合主義は楽かもしれんが戦いの緊張感が無くなっちまうから

230 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:16:20 0
だから俺はアンドレの「便利な仲間」は(゚听)イラネって前々スレで言ったんだ

231 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:21:40 0
>>229
>自分のキャラの持っている物や能力内で知恵を絞って困難と戦う方がかっこいいぞ
同感!

232 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:24:19 0
まあまあ。毎度のことながらコテの誰かが解決するさ。安心しれ。

233 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sagegt;209 素晴らしい!勿論よいです!] 投稿日:2009/07/27(月) 00:27:29 P
>>184
>アリスティスラ
(エメラルンは、アリスティスラの蛇身に巻きつかれ捕らわれの身になった。手も足も動かない。
しかもキュダロン・ゲオバにアリスごと抱きかかえられ、抜け出すのは不可能だった。
巨大化したひこにゃんが飛びかかるのが見えたが、キュダロンには通用しなかったようだ。)

どうしてそこまでおまえは、私を付け狙う?
(妖美な笑みを浮かべ、頬を寄せているアリスティスラに訊ねた。)

狼爪の剣は、おまえの手にある。私自身になんの価値が……。
(エメラルンの言葉は途切れた。
上昇するキュダロンが平行飛行を始めた。飛び行く先は漆黒の雷雲わきたつ死地。吸魔の箱。)

な、なにをする気だ!?

234 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:29:05 0
>>229
本当に困ってたらコテ本人が相談するだろ
お前がコテだとしたら卑怯な手使わずに素直に相談しれw

235 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:30:46 0
蛍とアンドレは最後まで微妙だったかアチャー

236 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:46:09 0
飛ぼうとするキュダロン上半身の尻尾を、アンドレが怪力でつかみ飛び立たせないように踏ん張る
「い、いまだ!はやくしろ!な、ながくは、押さえてられんぞ!」
仲間がエメ救出に向う!

……とか能力内で戦ってたらかっこいいし盛り上がっただろうにε=('A` )

237 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:48:44 0
>>236
カッコイイ!!!!

238 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:50:04 0
>>236
うおおー。そのアンドレかっくいー!

239 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 00:57:43 0
>>236
熱いなそれ

240 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 01:07:32 0
アンドレはチャロ世界で皆と冒険してる訳じゃなくて
チャロ世界を使ってアンドレが思い描くアンドレを演ってるんだから
「ヒーローがひとしきり殴られた後で突然強くなり敵をばったばったとなぎ倒す」
という古き素朴なアメリカンファンタジーのお約束に沿った好ロールなんだよ(棒読み)

241 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 01:30:21 0
(10歳の春だった。初めて馬に乗った時。
鞍に跨り手綱を取った。前を見た。景色が変わっていた。目の位置が高くなって遠くまで見えた。
あの時の感覚。それを何十倍にしたような。)

なんだこれは。
(マキューシオが己が巨人になったのを識った。)

>>217
>アンドレ
>よし、行くぞ!!!!! スパイダーマンの援護かつ各個撃破だ!!!!!
>のう、マキューシオ、腕をもがれた痛みと同等の代償を、奴に与えてやろうぞ!!!!!
おまえさんの仕業か?
ルルカの魔道士を越える魔道士だったのか、おまえは。
(戸惑うマキューシオ。鉄の巨人(レオパルドン)をアンドレは指差す。その巨人に喰らいついているキュダロンを攻撃しようと誘っているのか。)

げ。
(応じかけたがキュダロンが妖蛆(スパゲティ)に巻きつかれるのを見て、踏みとどまった。
背後に羽ばたき音がした。振り返る。
もう一体、キュダロンがいた。分裂した瞬間をマキューシオは見ていなかった。
同じく巨大化したひこにゃんが、飛ぶキュダロンに飛びかかった。だが尾を裂いただけに終わった。)

そいつに殴る蹴る斬るは通じねえんだ。だ。だ。だ。だ。
(マキューシオは跳び上がった。キュダロンの尾をつかむ。
腹から搾り出す気合と共にキュダロンの尾を引く。
引こうとしたのだが、マキューシオは見た。
鉄の鳥(イーグル戦闘機)が放つのを何度も見た火炎の矢(ミサイル)が、地平の彼方から飛び来るのを。
あの数が押し寄せれば、ここは業火の地獄になるだろう。)

242 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:05:47 0
>>233
>エメラルン
>どうしてそこまでおまえは、私を付け狙う?
(アリスティスラはエメラルンに頬をよせ、耳元に囁いた。)

これから死ぬおまえが知る必要は無い。謎のまま死んでいけ。きゃはははははは!

>>241
>マキューシオ
>(マキューシオは跳び上がった。キュダロンの尾をつかむ。 )
わ!
(キュダロンの飛行が止まる。失速する。)
おのれ!邪魔を……

あ。……おおおおお!
(アリスティスラは嬉声をあげた。アリスティスラは歓喜した。)

そろった!
ファエトンの大魔法陣!
ロネ山の噴火の劫火!それが来る。火の矢があんなに!ロネの劫火と同じになる!
ロネの巨師ども!それがいる!巨人がいる!
ヤコブの剣よ、おまえが言った様に巨人がそろった!皆おまえの言う通りになったわ!
ヴェンツェルどもも巨人化したんだよ。だから巨師と呼ばれているんだ。ルルカにも由来は伝わっていまい!
儀式を行う!
(アリスティスラはエメラルンを抱え、キュダロンの腕から離れて跳んだ。念動の力で自らを支え宙に立つ。
眼下には黒い稲妻に荒れ狂う吸魔の箱!
アリスティスラはエメラルンの首に噛みついた。)
血がいるんだよ。きゃは。これであたしもおまえと血縁さ!
(アリスティスラはエメラルンの血を飲み込んだ。)

吸魔の箱よ!古代王家の血を捧げたる我は命じる。我もまた古代王家の血を継ぐ者なり!我の元に其の固き閂を外せ!
霊魂と劫火と巨人、これを喰らうを我が赦す。故に我の意に従え。
この地の龍脈よ、死霊の主たる我は汝等の主なり。我に従うか!?

「「「「おう。」」」」

(関東の龍脈が応えた。即ち関東の怨霊、平将門を始め、魔都東京に眠る霊人、精霊、八百万の神々もまた覚醒させられ応えた。)

吸魔の箱よ!契約を為す!受け取れ!
(吸魔の箱めがけ、エメラルンを投げこむ。
トマホークミサイルが着弾し始めた。六本木は火山が噴火したような火の海と化していく。ロネの再来がこの地で演じられる。)

きゃはははは!あたしが、、、、、、勝った!!!!!!!!!!!

243 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:17:21 0
>>242
すっげえ!つなげた!

244 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:21:01 0
      グッジョブモナ    ∩  グッジョブヨォォォ!
 ゚*:。..   _n        ( ⌒)    ∩__
      ( l.  ∧_∧ /,. /_∧  i ,,E) ..。:*゚
       \ \´∀` ) | | ‘∀‘)/ /∧∧
  . ..。:*゜   \ ⌒  ) ヽ     ,/ (*'∀')b グッジョブゥ
         /    /  |    |   (|  /´   ゚*:。..

245 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:25:40 0
アリスタンいいよアリスタン

246 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:32:26 0
>>242
>アリス
なんだとー!
(せんとくんの地獄耳はアリスの言葉を聞いた。魔法結界発動の呪言だ!)

まずい!
ゆるせ、アンドレー!
(せんとくんは転がっていたベンツを持ち上げると、アンドレのビッグライトにぶちあてた。
ビッグライトは砕け散った。巨人化解除!ファエトンの条件の一つ、巨師=巨人を阻止。だが間に合ったのか!?)

247 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:37:12 0
巨師って巨人だったから巨師かー!なるほど!(゚Д゚ノ)ノ


248 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 02:38:29 0
せんとwwwwwww  ・・・・まー、妥当だろーな

249 名前:マキューシオ役の俳優 ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 08:23:10 0
しまった。>>241のメール欄に書くのを忘れました。

>>198 有り難う!保存します!!

……です。

>>242
本当に凄い!殆どをつなげた!

250 名前:夏☆スライム[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 09:52:58 0
ナイスだね!整合性重視の辻褄合わせも好きだけど
アリスタソくらいのノリでやってくれた方がwktkできて(・∀・)イイ!

251 名前:スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw [sage姫の救出は任せる男!ス(ry] 投稿日:2009/07/27(月) 12:20:57 O
>>210
>ふっ。これで我が動きを制したつもりか。
むッ!?レオパルドンストリングスを切っただと!?
(綱を切り分身したキュダロンに驚く)
>喰らう!
>レオパルドンの右腕が粘土細工の様に噛み切られた。)
レオパルドンの装甲を簡単に食いちぎるとは!
ならばこれでどうだ!
レオパルドンパンチ!
(至近距離から左腕のロケットパンチを打ち込むが、ドゥローパにはダメージがない)
なん・・・だと・・・?
>>223
>美味しそうや! いっただっきまーす!
(チャロが蛍のスパゲティまみれドゥローパを食べ始めた)
(ひこにゃんの爪もダメージがなかったが食べればダメージがある)
殴れないなら食べれば良いのだな!
ドゥローパスパゲティ化計画!
許せる!

>>219
首都に向かってミサイル攻撃だと!?
罪無き人々を虐殺するつもりか!
物言わぬ動物と罪無き者たちをミサイルから守るため戦う男!
スパイダーマン!
スパイダープロテクター!
(着弾を防ぐため劇中で使用されなかったが設定だけはあった盾でミサイルを止める)
(元々宇宙戦艦なので巡航ミサイルの攻撃は蚊に刺された程度のダメージだ)
アークターン!
(止めきれないミサイルを額のブーメランで撃墜しようとする)
(食べられている右腕で投げようとしたため投げられない)
しまったーッ!
(一部のミサイルが着弾して爆発炎上)
アークターン!
(今度は左腕でブーメランを投げミサイルを撃墜)
(スパイダープロテクターも使いながら)
大東京の炎上を阻止する男!
スパイダーマン!
これ以上のミサイルの着弾!
許せん!

252 名前:Interlude ◆4MQbAiMKUo [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 21:26:09 0
>242/>233 放つもの/放たれるもの】

《―――手放しましたわ》

「……心得ている」

残り少ない精霊石を三個同時に嚥下――――"跳躍魔法"発動。



……

プリンセスに相応しい様式にて戦姫を抱きかかえ去る直前に、言い放った。

「―――レディは最後まで丁重に扱うべきだったな、エキドナ」

拘束から解放された少女の身体が宙に舞った僅か数秒の間に。
そのインターセプトに際して魔力は惜しげも無く消費された。
連続で二人を再跳躍させ得るだけの魔力も確保済みだ。
だが、接近した吸魔の箱の影響は予想以上に大きい。
精霊魔術による離脱に切り替えざるを得なかった。

"<THRUSTER WIND>―――Exhaust!!"

精霊石の大出力で吸魔の箱の"引力"を振り切り、地上へと急降下する。
刺青の妖女へ吹き付けられたのは瞬間的な爆風、魔力粒子、銀色の液体――
――彷徨者から流れ出る血液は、すでに人間のソレの色をしていなかった。

「問おう、プリンセス――――誰の居る場所に墜ちたい?」

指定された友軍の位置を目指すが、着地を待たずに限界を迎え……墜落。
物理的硬度がそう高くない空洞の金属筐が粗悪なクッションとして機能する。
二人分の落下の衝撃を受け担った筐体は拉げ、騒音を撒いて地面に転がり静止。
現界する度、彷徨者がヒトのカタチを維持していられる時間は確実に短くなっていた。

253 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/27(月) 23:32:06 0
(この冒険に飛び込んでから、さんざん信じられない光景を見てきたが、これは飛びきりだ。
巨大ロボットに巨人となった知り合い達!)
デ、デカルチャー!

(巨大ロボットはミサイルを肉弾戦法で撃墜しているが、ミサイルの火薬を消滅できるわけではない。
ミサイルは目標物に当たらないものの大爆発を次々と起こしている。
ずしんと腹に響く爆発は、大地を揺るがす。トンネルに突っ込んだような耳鳴りがする。爆発の高熱を肌で感じる。破片の雨が降る。
まさに戦場を自転車で疾走しながら米沢は観察していた。
爆発の炎が消える様を。
元六本木ヒルズ跡に沸き立つ雷雲が炎を吸っている。)

おお?
(空を舞うキュダロンが、巨人マキューシオに尾を捕まれた。
キュダロンから人影が飛び上がるのが見えた。なんだ?ミサイルの爆炎でよく見えない。)

>>252
>アッシュ
>(二人分の落下の衝撃を受け担った筐体は拉げ、騒音を撒いて地面に転がり静止。)
(その筐体に米沢のマウンテンバイクは乗り上げそうになった。よけて転ぶ。
道路に倒れていた人を見止め米沢は叫んだ。)
や、やっと合流できましたか!

(米沢はズボンのポケットから土鈴を取り出した。)
こ、こ、これがなんだかわかりますか!?かかかか加藤の魔道具です。
加藤のメッセージを伝えるなら、これは吸魔の箱をこの世界から追い出せるもの、だそうです!

254 名前:キラーパスライム[sage] 投稿日:2009/07/27(月) 23:44:14 0
米さんの相談相手は居合わせたリコw

255 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 01:13:16 0
ス、スライム!?
(リコの目の前にスライムがいた。
飛び立ったアッシュがアリスティスラの魔手から、エメラルンを救ったのを見た。
喜んだときに、ふとスライムがちょこんといるのに気がついた。
ゴブリン軍の進軍を目撃したスカンジビアナ渓谷森林にたくさん生息していたスライムだ。)

どうしてきみはここに!?

>>254
>キラーパスライム
>米さんの相談相手は居合わせたリコw

え?
(きょとんとするリコ。
そこに耳慣れた声が聞こえた。)

>>253
>米沢
>加藤のメッセージを伝えるなら、これは吸魔の箱をこの世界から追い出せるもの、だそうです!
米沢さん!
(リコは走った。瓦礫を越え、よじ登り米沢のもとへ。
アッシュの傍らに米沢がいるのが見えた。米沢が手にしている小さな丸い物。
走りよりながらリコは叫んだ。)

そ、それは、…き、きっと、くううぅ。
(走りながらは喋れなかった。
「きっと空間転移の魔道具ですっ!精製された地霊の強い気を感じます!」と言うつもりだった。
瓦礫に足を取られ、こけた。米沢の胸に倒れこんだ。とにかくリコは米沢と合流した。)

256 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 01:27:36 0
>>242
>アリスティスラ
>きゃはははは!あたしが、、、、、、勝った!!!!!!!!!!!
女王の誕生だ!
幾重もの世界に君臨する偉大な女王神の御誕生ぞ!
過去世、現世、未来世、万界を統べる唯一神の出現ぞ!
(吸魔の箱を統帥する儀式、ファエトンの大魔法陣は成った。
キュダロンは四つの腕を広げ、雄叫びを発しアリスティスラを讃えた。
この地の龍脈と霊神の悉くがアリスティスラに従った。吸魔の箱が開き、無尽蔵の力をアリスティスラに与える刻が来る!)

>>246
>せんとくん
>まずい! ゆるせ、アンドレー!
>巨人化解除!ファエトンの条件の一つ、巨師=巨人を阻止。だが間に合ったのか!?)
>>253
>アッシュ
>―――レディは最後まで丁重に扱うべきだったな、エキドナ。

(ファエトン魔法陣の要因がほぼ同時に崩れた。)

…………っ!
(キュダロンは声も無く絶叫した。魔法陣がその発動の最中に壊されたのだ!)

痴れ者どもめが。
(口しかないキュダロンの顔に幾つもの皺が生じて寄る。苦悶にキュダロンの顔は歪んだ。)

257 名前:キュダロン・ドゥローパ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 01:29:31 0
(本体であるキュダロンの命令を脳に感じ取ったキュダロンの下半身体は、蛍の妖糸に縛られたまま走り出した。
レオパルドンに体当たりをくらわせた。
レオパルドンが、たたらを踏む。それで十分だった。
ミサイル撃墜が為せない僅かな間隙。そこにミサイルが来る。
ドゥローパはレオパルドンの胸部に牙を立て、装甲を剥いだ。柔な内部構造を剥き出しにする。
ドゥローパはレオパルドンもろともミサイルの直撃を受けた。)

258 名前:キュダロン・ゲオバ ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 01:32:00 0
アリスティスラ様……。
(宙に立つアリスティスラをキュダロンは両腕で包んだ。ドゥローパの爆発光を背に受け、キュダロンはアリスティスラに誓った。)

まだファエトンの魔法陣を再構築する手がございまする。
(ラピュタ喰魂炉が爆縮した形態「吸魔の箱」を開け、内臓する無尽蔵の怨霊エネルギーを引き出し浴びて己の力とするファエトンの魔法陣の術式。
これには五つの条件がある。
第一条件、ラピュタ建造を行った古代王朝の血。その証たる狼爪の剣。
第二条件、劫火。
第三条件、巨人の生贄。
第四条件、魔法陣結界の地の龍脈、霊神の霊力。
第五条件、ファエトン星(木星)の霊気の流入。(エメラルン・リコの空間転移が木星まで一時飛んだのは、霊路が結ばれえていた為。)

揃わぬのは第一と第三のみ。
エメラルンは再び手に入れれば良い事。
巨人の贄には………我がなりまする!
(キュダロン巨大化には糧がいる。イヒカを喰らって巨大化したようにだ。)

アリスティスラ様はエメラルンを!
我は!
(キュダロンは分裂した。頭が飛び、腕が飛び、尾が飛ぶ。胴体が落ち、内蔵が弾けた。
それぞれがぶくぶくと肉が涌き、形を造っていく。
数体のキュダロンが現われた。大きさはどれも3mはあるだろう。
どれも個体によって姿が若干異なる。いびつな歪んだキュダロンと言えた。)

(飛び散った頭から変化した、胴体は無く、頭部からすぐに手と足が生えた、異様の上にも異様なキュダロンは言った。
どの道、貴様らに生き残る道は無い。
吸魔の箱を止めるすべは無い。
無駄な抵抗は止め、楽になれ。もがけば我の牙は余計痛いぞ。くくく。
貴様ら、我が肥大する為の糧となれ!
(ミサイルの雨が降り注ぐ中、戦いが始まる。)

259 名前: ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 01:33:59 0
(各キュダロンとの個別戦闘。自キャラの前にキュダロンがいると捉えてほしい。
各キュダロンの形状はそれぞれ異なる。
不釣合いに口がでかく胴体の半分まで占める個体。
細身で骨で出来たような堅い個体。
内蔵から形成されたせいかナメクジのような個体など。好きにシテ。)

260 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 19:11:14 0
うにゃっ!<スタっ!>

(巨大化を解除されたひこにゃんは、本来の猫サイズに戻った。
空中猫宙返りを華麗に決めて、スタっと着地した。)

米沢ー!
(米沢らのいるところに猛ダッシュ。)

エメラルン!怪我してるのか!
(エメラルンは首をアリスに噛まれた。)

召還!マツモトキヨシ彦根店の包帯!
(彦根特産ではない大型チェーン店の品物を召還。しかたがない。包帯に彦根特産品が特に無い。)

>>258
>頭キュダロン
>貴様ら、我が肥大する為の糧となれ!
ひぃー!
せ、戦闘担当、出番にゃ!ダ、ダンス担当!どこにゃー!?
(ひこにゃんはチャロを呼んだ。)

261 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/28(火) 20:26:59 0
>260
>(ひこにゃん は チャロ を 呼んだ。)
(チャロ が 現れた!)
ダンス担当参上!
(ダンス担当と呼ばれたのをいい事に後方支援に徹する気満々である)
ダンスとは古代の人々が神に捧げた祈り! 最も古き魔法の一つや!
(二本足で立って踊り始める。が、今度はヒゲダンスではなかった!
ニューヨークの役者犬直伝の歌と踊りだ!
ちなみにチャロの英語実力講座1月号に掲載されている!)

Someday you’ll see(いつかきみも、きっとわかる)
When you’re singing and dancing(歌って踊れば)
Life’s a stage and(人生すなわちミュージカル)
You can be a star,too (きみもスターになれるんだ)
(以下略)

(効果:多分味方に各種エンチャント)

262 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 20:39:15 0
ドラゴンクエストIXのラスボス戦のBGMが聞こえるぉ

263 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/28(火) 22:37:55 0
状況確認!
出現餓鬼モンス
全個体ともほぼ全長3メートル越え。顔には牙だらけの口のみ。個々に頭頂部に三匹の蛇頭を持つと推測される。

・頭部から直に手足の生えたタイプ
・ナメクジに似たタイプ
・スケルトン(骨)タイプ
・体の半分以上が口のタイプ
・ドゥローパ(この個体のみ全長10メートル。火炎含む物理攻撃無効化>>194のためミサイル攻撃にも耐えたか?)
・unknown

基本はこれの歪んだよーな百鬼夜行的な外観か。
ttp://www.1999.co.jp/image/10012981a/20/1

264 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage こんな感じでOK?] 投稿日:2009/07/28(火) 23:25:29 P
(障害物や爆発を避け、視界を出来る限り確保できるルートを選んだ結果、彼女は姫と彷徨者の落下地点のすぐ脇にある建物の屋上にいた。
赤茶けた金属パイプの手すりから身を乗り出し、下の面々に向かって)

おいっ、大丈夫か!?
…鈴? 何だか知んないけど、やるならやるで時間は稼――
(と。視界の隅でキュダロンが分裂した。
うち一体がこちらに向かってくることに気がつき、言葉を止めて突き放すようにパイプから身を離す。
彼女が充分に間合いをとったのと、錆びた部位から折れ飛んだパイプが地上へ消えたのはほぼ同時だった。

どうやら下を気にする余裕はなさそうだ。)

…ッ、足止めかよ。姫が狙われてるのはわかってるってのに――

(敵は、五体を模して結合した幾本もの白の棒切れ――先程の衝突音を聞いた限り、軽く硬質な物質でできているように思える。
その体は全体的な印象としては細長い。だが棒の一本一本は、真っ直ぐなもの、歪曲したもの、細いもの、太いもの、と実に多様だ。
いずれも黄ばみ、あまり清潔な印象は受けなかった。

彼女は深く息を吸って短剣を抜き、それぞれの手に逆手に構えた。
重心を落とし、膝をわずかに曲げ、体のバネを意識する。
息を細く吐き、五感で汲み取れる情報をゆっくりと細かにすると共に、物理・魔力の両面から力の流れを捉えていく。

一人で戦うなんていつぶりだろう――


やがて。ゆらり――棒人形が動いたように見えたその時には、彼女は無意識のうちに踏み込んで敵に肉薄していた。

骨の結合部の一つにナイフをねじこんで動かなくする。…思ったよりもさらに硬い。
動きはそのまま、僅かな動揺は顔に出さずに脇を駆け抜けようとする。)


265 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/29(水) 00:19:16 0
きゃははは!
(アリスティスラはエメラルンを吸魔の箱に突き落とした。
吸魔の箱から涌いては渦巻く稲妻が、ひときわ大きく膨れ上がる。
エメラルンを呑みこむ!)

>>253
>アッシュ
>―――レディは最後まで丁重に扱うべきだったな、エキドナ
なに!
(疾風のようにアッシュが天を駆ける。エメラルンをさらった!
アリスティスラは悲鳴をあげた。)

あ!ああ!
(巨師の贄に当たる巨人が消える。)

ファエトンの魔法陣が……壊れる!ああ!いや!
ああああああああああ!!!!

266 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/07/29(水) 00:20:21 0
>>258
>キュダロン
>まだファエトンの魔法陣を再構築する手がございまする。
>巨人の贄には………我がなりまする!
(キュダロンは自らの体を引き裂き分裂した。)

キュダロン!
おまえが贄になると?
……そこまで、あたしに仕えてくれるのか。
(アリスティスラの唇が震えた。)

あたしを試験管で作ったメトイの魔道士たちですら……あたしの親である筈の魔道士たちですら……あたしをゴミ屑として扱ったのに。
おまえは……そこまで……。
(アリスティスラの目に涙がうかんだ。すぐに涙を腕でぬぐう。ヤコブの剣と狼爪の剣を交差させて顔を隠した。肩が激しく上下動する。
顔をあげたとき、アリスティスラは鬼女の形相となっていた。)

よくぞ申した、キュダロン!
わらわは、万界の女王神となるべく生まれたるアリスティスラ。
万人が恐怖と絶望のうちにひれ伏す世をもたらす者なり!
(アリスティスラは両手の剣を高々と掲げた。
紫色の球電が幾つも立ち上がり、アリスティスラを包む。
アリスティスラは変化した。
柔らかな女の肌に擬態していた皮膚に蛇の鱗が浮き上がる。全身を鱗が覆っていく。)

う。う。うあ。うぐ!
(アリスティスラが喘ぐたびに、体が一回りづつ大きくなっていく。鱗が音を立てて肉体を侵食する。
鱗は更に変化する。隆起する。突起する。)

ふー。ふー。
(変化が終わった時、鱗は全身をくるむ鎧となっていた。
その鎧姿を形容するのなら、上半身が鋼で出来た暗黒の女神、下半身が淫靡な鉄の蛇。神話に登場するまさに悪魔と言えた。
醜くも美しい蛇身の妖魔。それが今のアリスティスラだ。
そこにトマホークミサイルが直撃した。
アリスティスラはびくともしない。)

エメラルン!
(アリスティスラが、白目だけとなった瞳でエメラルンを睨んだ。)

今、そこに行ってやる!
(アリスティスラが舞い降りる。)

267 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/07/29(水) 19:19:58 0
戦わなければ生き残れない!ファイナルベント!
(せんとくんは、法衣のふところに手を入れ、木魚を取り出した。
お坊さんの必須アイテム、読経のときに鳴らすアレだ。
そしてチャロに向って走った。)

ポクポクポク、ポポクポクポク、ポポクポク、ポポクポク
(チャロの踊りの伴奏をしだした。エンチャント効果が増大した!)

268 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/07/29(水) 22:47:44 0
>>267
>せんとくん
>(チャロの踊りの伴奏をしだした。)
その手があったか!
(ひこにゃんは左掌を上にむけ、そこに右手の拳をポンと叩き感心した。)

ぴーぴーぴー、ぴ〜ぴぴー、ぴぃぴぃぴ〜〜〜
(ひこにゃんは、チャロの歌とせんとくんの踊りに合わせ、口笛を吹いた。
ひこにゃんは口笛の名人である。ギネスブックにも載っている。)

 【ひこにゃん指揮「ギネス更新」 彦根166人が一斉口笛】
 大勢の人が同時に口笛で同じメロディーを吹き、ギネス世界記録の更新を図る「井伊(いい)音楽でギネスに挑戦コンサート」が
 滋賀県彦根市の県立大体育館で20日に行われた。市のキャラクター「ひこにゃん」の指揮の下、ギネス記録を超える166人が
 「上を向いて歩こう」などを吹き、軽やかに世界一の階段を上った。登録参加者数は、2008年に仏パリでギネス記録を更新した
 125人を大きく上回った。
 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090722-00000011-kyt-l25

(奇跡のバンドが生まれた。ボーカル・チャロ。ドラム・せんと。ウィスラー(口笛)・ひこにゃん。
チャロのエンチャント効果がマックスに増大した。)

269 名前:名無しになりきれ[sage ] 投稿日:2009/07/29(水) 22:55:39 0
エンチャント効果によって一時的に全員英語がペラペラになった。

270 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/29(水) 23:01:55 0
彦根のネタが尽きね━━(゚Д゚;)━!ヒコネスゴス

271 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/07/29(水) 23:13:31 0
>267-268
(奇跡のバンド結成! せっかくなので以下略とした続きの部分を載せる)

Grab your dancing shoes(だからシューズを持ってきな)
And sing a happy tune(陽気なメロディー口づさんで)
Enjoy every day(今日を楽しく、踊り切ろう)
Chase your troubles away(トラブルなんかぶっとばせ)

Bright light! Raise mics!(まぶしい光、音量アップ)
Cue the curtains and spotlights!(カーテン、スポット、キューサイン)
Life’s a stage and(人生すなわちミュージカル)
You can be a star…too!(きみもスターになれるんだ)
(Oh,yeah!)(イェイ!)

272 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/30(木) 01:02:50 0
天には暗黒の稲妻。地には流れる死霊。天から地に落ちては爆裂する火矢。
最高の舞台装置だ。豪勢だぜ。
(巨人化から元の大きさへと縮んだマキューシオは、乃木坂陸橋交差点に立っていた。
空を見上げた。芝居がかった身振りで先の台詞をつぶやいた。舞台は整った。)

>>258
>キュダロン
>貴様ら、我が肥大する為の糧となれ!
ハンマ将軍に教えられたものさ。敵の嫌がることをやれと。
(マキューシオは彦根大包丁を構えた。分裂したキュダロンが空から降りてくる。その一体をまずは狙う。
身の丈三メートル。手も足もあり、ほぼ人間に似た体型。いままでのキュダロンと変わらない。
ただ一点違うのは、大きすぎる口だ。)

おいおい、その口、顔から腹までとはでかすぎるだろう。
(敵が大口を開け跳び寄る。開いた口から見える牙は剣の林だ。
餓鬼の属性を持つキュダロンの牙を剣で受ける愚はしない。マキューシオが身を伏せかわす。
一瞬の交差。マキューシオは敵の腹を真横に斬っていた。
だが手応えが無い。綿の入った麻袋を殴った様な感触。)

ちぃっ!
(物理攻撃が効かない。)

273 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/07/30(木) 01:10:29 0
>>271
>ゆるバンド
(歌声が聞こえた。チャロの声だ。英語と木魚と口笛のシュールな曲。それは一種の霊歌だったのか。
大口のキュダロンが明らかに曲に戸惑っている。)

そうだよな。なぜかチャロの歌を嫌って真っ先に攻撃していたな。
(マキューシオは隙を見逃さない。マキューシオの第ニ撃。大口キュダロンが牙で受けんとする。
それを外す。剣の走る軌道をマキューシオは変えた。斜め下に。高度な剣術をマキューシオは魅せた。
ざっくりと大口キュダロンの腹に当たった。マキューシオはそのまま振りきる。
内蔵が鮮血を撒き散らし飛び散る。)

己を守る結界が効果無しになったようだな。
(マキューシオは大口キュダロンの首に剣を打ち込んだ。切断。牙が砕け飛び首が舞う。)

ルルカでも俺は貴公に剣を叩きこんできたぜ。魔法の結界で弾かれたが。
その結界を失った貴公に、俺が武技で負けはしねえ。
(マキューシオは詰めも抜かりはなかった。首を脳天から真っ二つに斬る。脳を破壊した。再生を防ぐ為だ。効果はあるか?
それでも復活するかと用心したが杞憂だった。首も胴もどろどろに溶けて蒸発していった。)

まずは一匹。料理完了。
(マキューシオは腕の仇を取った。)

>>265
>エメラルン!
>今、そこに行ってやる!
>(アリスティスラが舞い降りる。)
姫!
(マキューシオは走った。アリスティスラの降下していく地点に。そこにエメラルンがいる。)

274 名前:スパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw [sage英語は赤点でしたがなにか?] 投稿日:2009/07/30(木) 01:17:52 O
>ドゥローパはレオパルドンの胸部に牙を立て、装甲を剥いだ。柔な内部構造を剥き出しにする。
装甲を剥いだとて!
レオパルドンを破壊する事はでき・・・なんだと!?
(スパイダー感覚で迫るミサイルを察知)
レオパルドンを道連れに自爆する気か!!
スパイダーウェブスイング!
(蜘蛛糸を伸ばしレオパルドンから脱出)
>ドゥローパはレオパルドンもろともミサイルの直撃を受けた。)
(レオパルドンは胸部に穴を開けて倒れる)
いわゆるひとつのKAMIKAZEとは・・・ホワッツ!?
(ゆるキャラ団の応援で英語がペラペラになった>>269
(全長10メートルのドゥローパが無事なのを見て)
アンビリーバボー!
レオパルドンがクラッシュするほどのアタックをノーダメージとはモンスターめ!
こうなればミーもプロジェクトをチェンジせざるをえない!

(スパイダー感覚で米沢の居場所を察知>>253
(米沢のそばに飛び降りて)
ミスター米沢!
ユーはスノーマウンテンでヒドラをキルする方法を知っていたな!
あのビッグモンスターにはミサイルのボムもノーダメージだ!
あのモンスターをキルする方法を知っていればミーに教えてプリーズ!!

275 名前:通りすがりの遊戯王[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 01:27:28 0
だいじぶだ!チャロの歌はセイヴァー・スター・ドラゴンのカードと一緒だ!チャロの呪歌で物理攻撃無効化だ。

276 名前:(ю:】[sageオーレーはジャイアン] 投稿日:2009/07/30(木) 01:31:05 0
ホゲ〜と歌っているんだ

277 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 02:05:26 0
まさかのマクロス展開w
ゆるキャラは息が合っているな

278 名前:弁財天[sage] 投稿日:2009/07/30(木) 02:35:19 0
(ゆるバンドの歌声が天に響き、天から歌声が返ってきた)

知らない言葉を覚えるたびに
僕らは大人に近くなる
けれど最後まで覚えられない
言葉もきっとある

何かの足しになれずに生きて
何にもなれずに消えて行く
僕がいることを喜ぶ人が
何処かにいてほしい

石よ 樹よ 水よ ささやかな者たちよ
僕と生きてくれ

繰り返す悲しみを 照らす灯を翳せ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

たやすく涙を流せるならば
たやすく痛みも分かるだろう
けれども人には
笑顔のままで泣いてる時もある

石よ 樹よ 水よ 僕よりも
誰も傷つけぬ 者たちよ

繰り返すあやまちを 照らす灯を翳せ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

石よ 樹よ 水よ 僕よりも
誰も傷つけぬ 者たちよ

繰り返すあやまちを 照らす灯を翳せ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

繰り返すあやまちを 照らす灯を翳せ
君にも僕にも 全ての人にも
命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも

279 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/07/30(木) 19:39:48 0
>>255
>リコ
>そ、それは、…き、きっと、くううぅ。
くううぅとはなんですか?リコ君!
(つんのめって倒れてきたリコを受け止める。)

>>264
>アーシィ
>…鈴? 何だか知んないけど、やるならやるで時間は稼――
(上からアーシィの声。)
はい!
…というわけです。リコ君!コワイ姐さんがせかしてますぞ!

>>274
>スパーダーマン
>あのモンスターをキルする方法を知っていればミーに教えてプリーズ!!
あれを!
(米沢は髪を振り乱しながら、指をさし示した。陸橋のあたりで戦うマキューシオを見つけていた。
マキューシオはキュダロン子体を一体、撃破していた。)

精霊犬と精霊猫と精霊鹿の鎮魂歌には、神秘の力があるようですぞ!殴る蹴る斬るが効きそうです!
(リコやアーシィやアッシュの魔法詠唱を何度も耳にした。あのトリオの歌も魔法詠唱の一種なのだろうとも!)

おぉ!
(しかもチャロバンドに答えるかのように、歌声が聞こえる。それは空からだ。
雲の間に間に太陽の光が差し、厳かな光のカーテンがたなびく。光が歌う様に歌声が聞こえる。>>278

信仰心はなかったのですが、考えを改めねばなりませんなあ。
(これを神仏の加護と言わずしてなんというのか。)

スパイダーマンさん。策なんてありません!パワー勝負で行けそうです。がんがん戦っちゃってください!
こんなときブロリンがいてくれたら!彼のパワーが今まさに必要なんですが!ブロリンがいたら!ブロリンがいたらなあ!
そう思いませんか、アンドレさーん!同じ筋肉系として!

「エメラルン!今、そこに行ってやる! 」
(怨念こもる女の声が上から轟いた。)

……出た。
(いろんな怪物をこの冒険で目にしてきたが、これが最も邪悪な容姿だ、と米沢は背筋が凍った。
半人半蛇の暴虐な女神。それでいて悪魔的な美も持つ。死の具現化した魔性の蛇だ。)

280 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/07/30(木) 22:13:45 P
>>266
>エメラルン!
>(アリスティスラが、白目だけとなった瞳でエメラルンを睨んだ。)
>今、そこに行ってやる!
私の血が、魔法儀式にいるらしい。
(自分の名を呼ぶ蛇を仰ぎ見つめて、エメラルンはつぶやいた。声を出すと噛まれた咽喉が痛む。
苦しげにエメラルンは言葉を続けた。)

ラピュタの喰魂装置の成れの果て、闇の稲妻を吐く回転するあの黒い箱に、私を呑ませると何かが起きるらしい。
ラピュタに蓄えられた膨大な怨霊の霊力を、解放し己が力とする儀式に、私がいるのだ。
リコ、米沢の持ってきた土鈴に、事態を打開する力があるか?
大変だろうけど、解明しておくれ。
私は、あの蛇を引き寄せる。
(エメラルンは米沢たちから離れた。)

来い、蛇よ!私はこっちだ!

281 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/07/31(金) 00:01:51 0
姫。貴女はいつも無謀ですね。
(エメラルンを囲むようにつむじ風が巻いた。風は白く色づきはじめ龍の形になった。)

ハクです。姫。
(体長2mほどの白い龍が名乗った。龍の体は透けている。)

私の肉体と魂の3分の2はまだ吸魔の箱の中に捕らわれています。
貴女が捧げられようとした時に、貴女を呑みこもうと吸魔の箱の扉を固める閂が開きました。>>265
其処を突き、私は私の欠片を外に送る事がこうして出来まし……、、、
走って。姫。追いつかれる。
あそこに!
(ハクはエメラルンをビルの路地に誘う。二回り以上大きくなったアリスティスラが容易には追えない様に。)
リコも聞いて。皆も。
(テレパシーにも、これから話す言葉を乗せた。)

吸魔の箱は、霊魂を吸い込む底無しの穴かと思っていたけれど、それは違います。
あの形態は、喰魂炉が邪心を持つ者から己を守る為に、なんぴとにも近寄れぬよう自己防衛している姿です。
変形したに過ぎません。
だからこそ吸魔の箱を開け、怨霊エネルギーを得ようと魔どもは画策するのです。本当に底無し穴ならそんな企みは成り立ちません。
そうであるのなら姫。
吸魔の箱を喰魂の炉の形態に戻し、炉を開ける。そして呑みこまれた哀れな霊魂達を、姫が望むように解放してあげる方法があります。
ヤンダルに頼みましょう。
……しまった。
(路地を抜けてしまった。広い場所に出てしまった。元はビルがひしめいていたのだろう。戦闘の爆撃で跡形も無いコンクリートの原となっていた。
目聡いキュダロンの一体が待ち伏せしていた。人の体型に似ているが右腕が不釣合いに大きい畸体。シオマネキ蟹を思わせる。)

や!
(ハクが気合を発した。気合は黒い半透明の玉になりシオマネキを包んだ。シオマネキ・キュダロンは心が抜かれた様に呆けて動きが止まった。)
何があろうとも姫をお守りはします。でも私一人では荷が重い。早く誰か。
話の続きです。
ヤンダルに頼む。
ユフーインの龍脈は、この世界の龍脈と比べ物にならない超越秀絶した龍脈です。その上に魔道の府ルルカが築かれる程に。
吸魔の箱をルルカに戻しましょう。
けれども其の為には、吸魔の箱を狙う魔を一掃しなければなりません。ケンタウロスの二の舞になります。
邪悪を駆逐し、完全に聖なる結界を張った後に吸魔の箱の閂を開けるのです。
其の新たな方法も私がお教えできます。吸魔の箱の中を覗いたゆえに。
リコ。早く土鈴を。君なら出来る。

【半透明の呆気の玉=映画序盤・油屋前の橋の上で、千尋の存在に気がついたアオガエルに仕掛けた技】

282 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 00:09:24 0
ハク、イタ━ヾ(´∀`)ノ゛━━のか

283 名前:ジャック・バウアー[sage前編スレでジャック・バウアーした者だ!記念カキコ] 投稿日:2009/07/31(金) 00:24:52 0
銃が効くのなら俺の出番だ!
(ジャック・バウアーはH&K USP(バウアーの愛銃)をキュダロンどもに乱射した。)

284 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 00:38:15 0
ナツカシイ人もキタ

285 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/07/31(金) 01:23:35 0
>>281
>ハク
>リコ。早く土鈴を。君なら出来る。
ハク!
(ハクが生きていた。リコの顔は輝いた。
リコは米沢の手から土鈴を受け取った。いろいろプレッシャーをかけられている。なんとしても解読する。
掌に乗せた瞬間に分った。なんていう霊力。
強烈な地霊の住む土地の土を焼いて造った魔道具だ。ルルカにも無いレベルかもしれない。祈念し籠めた思念波が半端じゃない。
魔人加藤の凄まじい霊術を垣間見た。神話世界に登場するような大魔道具だ。)

あ……。
(土鈴に小さな亀裂が入っているのを見つけた。そう思ったら、ピシっと音を立て新しい亀裂が入った。土鈴は割れつつある。
魔人加藤が死んだからか。それとも甚大すぎる地霊力を留めていらずに、そもそも壊れるものなのか。
わからないが、残された時間が短いのは間違いない。)

(リコは土鈴を額にあてた。)

う!
(めまいがする程、強い念波を感じる。)

これは……僕らの知らない魔道系譜の魔具です。印が…五芒星式。
(魔道術にはその体系独自の印がある。例えばリコの空間転移魔法陣は円。それはルルカの術の印が真円だからである。)
使役霊獣に命令する為の…音波発動具です。
(リコは土鈴の構成を走査する。汗が吹き出る。リコは土鈴の心を読んでいる。
突然、リコの膝が曲がった。倒れそうになる。)

大丈夫。今、土鈴と和解しました。協力してくれるように頼みました。代償を払わないといけませんが。でも協力してくれる。
五芒星式の呪をルルカの真円式に変えます。その代わり霊力が落ちる。真円呪でないと僕に詠唱できませんから。
その結果、加藤が行ったのよりも小さな転移面積になります。使役霊獣も数が減っているし。
だからみんな……吸魔の箱に近づいて!時間が無い!
(リコは土鈴を鳴らした。ところが鳴らない。リコがもう一度土鈴に額をつける。土鈴と会話をしているのだ。)
わかった。
…イ、……イヒカ。……イヒカよ!真円の結界の陣を成せ。
(土鈴が鳴った。大地が揺れる。地下でイヒカが動き出したんだ。)

286 名前:キュダロン本体 ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/07/31(金) 20:40:18 0
(キュダロン本体は、首から手や足が生えた不気味な姿をしていた。
手足は昆虫の足の様に折れ曲がって伸びており、蜘蛛か蟹に全体像は似ている。
ぬめぬめと白い体に、真っ赤な唇と鋭い牙。のたうつ三匹の蛇を頭頂から生やした、グロテスクこの上ない化物だ。)

この霊歌が……!
(チャロ、せんと、ひこにゃんの奏でる魔法歌が、自身の最強の鎧「物理攻撃無効化」を剥ぎ取っている。
キュダロン本体は響き渡る霊歌に苦りきった。分裂した肉体の幾つかは倒されたのを感じる。
このままではファエトンの魔法陣の再構築が不可能になる。主君アリスティスラの悲願が崩れる。)

歌劇は辞めよ。終りだ!
(大型バスほどもある巨体を、かさかさと図体に似合わぬ素早さで走り、キュダロン本体は、ゆるキャラ達の前に現われた。
夥しい滝の様な唾液を垂らし口を開く。
霊歌を止めさせるべく、キュダロン本体は飛びかかった。)

287 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23:21:15 0
>>286
>キュダロン本体
(ゆるキャラバンドにキュダロンの牙が迫る。絶対絶命のゆるキャラーズ。
そこにミサイルが地上すれすれの超低空飛行でやってきた。いや違う。小さすぎるし細い。
デッキブラシだ!
ミサイルと見間違える様な超高速で、デッキブラシが飛んで来た。
チャロの首輪、ひこにゃんの兜の緒、せんとくんの袈裟に、柄を貫き通し、洗濯物干し竿状態で彼等をかっさらう。
キュダロンの牙が噛み合わさる寸前で飛びぬけた。)

箒の体が壊れちゃったからね!新しい体を見つけて乗り移った!
(ヴェンツェルの箒もといヴェンツェルの「デッキブラシ」は生きていた!)

僕も歌おう!霊歌を!

小さい頃には 神さまがいて
不思議に夢を かなえてくれた〜

カーテンを開いて 静かな木漏れ陽の
やさしさに包まれたらなら きっと
目にうつる全てのことは メッセージ〜

288 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23:27:10 0
>>287
魔女宅放送日に魔女宅ネタとは!w

289 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23:29:53 0
ちょっとコーヒー吹いたわ

290 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23:53:14 0
<名前> ヴェンツェルの箒。
<性別> どうやら男の子の自我を持つようです。声のイメージ・高山みなみさん。

魔女の宅急便のキキの声優は高山みなみ、しかも魔女宅放送日にデッキブラシネタ投下
全て狙って箒がしていたのなら箒は神 m9(`・ω・´)

291 名前:タモリ[sage] 投稿日:2009/07/31(金) 23:58:18 0
>>290
んなこたぁ無い

292 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00:12:45 0
I'm up to my neck nya!
(兜の緒にデッキブラシの柄を突っ込まれて、それで吊られては息が苦しい。
英語ペラペラになったひこにゃんは、自然と出た嘆きの声も英語だ。
それはともかく、ひこにゃんは決死の覚悟で口笛を吹き続けた。空飛ぶバンド演奏だ!)

293 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00:34:50 0
>286
Oh no!!

>287
Thank you very much!!
(洗濯物状態ながらもお礼を言う)

――以下本当は英語のはずだが日本語に翻訳した文章

>284
点数なんて関係あらへん! 大切なのは伝えたい気持ちや!

>287
その曲知っとるで! 不朽の名作、魔女の宅急便!
(歌うと自動的に歌詞が英語に翻訳された!二ヶ国語放送状態で効果二倍!)

294 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 00:42:00 0
戦闘担当がレス投下しないと話が進まねーど (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

295 名前:スパイダーブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 01:58:21 O
>>279
>精霊犬と精霊猫と精霊鹿の鎮魂歌には、神秘の力があるようですぞ!殴る蹴る斬るが効きそうです!
歌うアニマルたちのミスティックパワー!
許せる!
>雲の間に間に太陽の光が差し、厳かな光のカーテンがたなびく。光が歌う様に歌声が聞こえる。>>278
>信仰心はなかったのですが、考えを改めねばなりませんなあ。
これも超越名無しゴッドテラウザス様のパワーだ!
テラウザス様にサンキュー!

>こんなときブロリンがいてくれたら!彼のパワーが今まさに必要なんですが!ブロリンがいたら!ブロリンがいたらなあ!
>そう思いませんか、アンドレさーん!同じ筋肉系として!
ブロリンのパワーが必要だと!?
ミーはブロリンのベストフレンドだ!
しばらくウェイトしてくれればブロリンをコールしよう!
プリーズウェイト!!
(スパイダーマンはどこかに走り去る)
(しばらく待つと同じ方向からブロリンが走ってくる)

俺を呼んだのって米沢ですかぁ?
どうやら苦戦しているようだが、俺が来たからには楽に勝てるといいなぁ!
(アンドレに)
プロレスラーの力を見せる時は今だぁ!
化け物ぉを倒すのに協力するがいい!
>銃が効くのなら俺の出番だ!
(キュダロンどもを銃で撃退するジャック・バウアー>>283を見て)
少しはやるようだなぁ・・・
だが銃を乱射したとて、この俺をこえることはできぬぅ!
ぬぅん!
(気弾を撃ち出してドゥローパを粉砕)
ふははははは!!
俺は悪魔だぁ・・・

(アリスティラの方に向かうマキューシオ>>272を見て)
化け物ぉ蛇はマキューシオに任せておけばよさそうだなぁ・・・
ならば俺はトモダチを助けに行くか・・・
(ヴェンツェルのデッキブラシで逃げるゆるキャラバンド>>287
(それを狙うキュダロン本体の後ろに高速移動)
仲間を援護するゆるキャラバンドを助けに来た男ぉ!
ブロリンです・・・はい・・・
(勢いを殺さず体当たりしてビルにキュダロン本体を突き飛ばす)

296 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02:00:11 0
ブロリンキタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━(  ゚)━━(  )━━(  )━━(。  )━━(∀。 )━━(。∀。)━━━ !!!!

297 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02:01:26 0
>>295
鉄板すぎてワロタw

298 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 02:38:36 0
(明星蛍は、何かが憑いたような瞳で、周囲を見守っていた。)

……もはや神々が介入し、その結果を見えざる手で調整することでもない。
強大な暴力を撃ち破る英雄の話になるなら、それもまた良し。
新たな混沌の神が生まれるなら、それこそまさしく、わたしの望むところ。
どちらにしたところで、一つの物語の終わりは間違いなく近付いている。
ならばわたしも、終焉に相応しい歌を歌いましょう。

(明星蛍の口が言葉を、否、歌を紡ぎだした。)

Should auld acquaintance be forgot,
and never brought to mind ?
Should auld acquaintance be forgot,
and auld lang syne ?

299 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 17:56:13 0
(屋上での攻防は膠着状態に陥っていた。
アーシィの短剣で硬い骨を断ち切るのは困難。だがスピードで劣る骨人形の攻撃が彼女をとらえることも無い。

戦局が動いたのは、かわされた術が夜空に数度目の彩りを添えた時のことだった。

錐状になった骨の腕の突き。彼女は短剣で絡めて払おうとした。だが距離と力を読み違え、完全に逸らせない。
どうにか回避はしたものの、彼女は押されて膝をついてしまう。
そして気づく。首筋に冷気――背後は壁だ。

動きを制限された彼女の心臓めがけ、もう一方の白い腕が突き出された。
人工石の壁に紫の液体が舞い散った。

…そして、彼女は薄く笑みを浮かべた。
錐の腕は彼女の二の腕を浅く切り裂いていた。同時に、彼女の左脇にしっかりと挟み込まれていた。

そこからは一瞬。
捕らえられた腕を猛烈な勢いで引かれ、人形がバランスを崩す。
彼女は反動で身体を引き上げ、両者の位置が入れ替わる。
人形は壁に激突。そのまま突き抜ける――そこには鍵の開いた扉があった。
駄目押しに背を蹴飛ばせば、軽い人形の体は宙を舞ってその先の階段を転がり落ちる。
すかさず詠唱、火球を投入、扉を閉める、耳を塞ぐ――


――爆音。


吹き飛んだ扉に殺人的な勢いで数本の髪を引きちぎられ、やりすぎたかなぁと頬を掻きつつ中を覗けば――)

あー…お骨は泣きながら家主が拾ってくれるよ。箒とちりとりで。
(そこには所有者に申し訳ない程に損壊した階段と、崩れて形を失った黄白色の塊があるだけだった。)

>歌い手たち

(今更だが、爆撃や戦闘の音と混ざりあう数種の歌の存在に気づく。ゆるい者たちの歌だけではない。
生者からすれば、それはひたすらにカオスだった。
だが虐殺され、閉じ込められ、浄化もされずに利用されようとした死霊たちにとっては違うようである。
生前への懐古か、無念の死への悲嘆か――歌声に誘われ泣き出しそうな心が、血に流れる魔力を通して伝わってくる。)

…お前らを救おうなんて考えつきもしなかったんだよなぁ。
ゴメンな。必ず箱は持って帰るから許して。
あとゴメンついでに、もう少しだけ力を貸りるよ。…もうこれっきりだから。な?

>>295
>スパイダーブロリン
>(勢いを殺さず体当たりしてビルにキュダロン本体を突き飛ばす)

(――と。突然、先ほどとは異なる類の轟音と共に足元が大きく揺れた。
縁から下を覗けば、彼女が立つ建物の壁面にキュダロン本体が激突したところである)

こっからが本番、か。
(感傷に浸りかけた心をもう一度引き締める。
彼女は屋上から飛び降りた。着地点は、キュダロンの巨大な頭。
無茶ではあるが不意を打つことはできたはずだ。
落下の勢いを乗せた短剣で蛇頭の一つを潰し、反撃される前に地上へ飛び降りようとする)

300 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 21:33:50 0
わらわのキュダロンよ!
(アリスティスラは感じていた。分裂したキュダロンの各個体が倒されていくのを。
これ以上倒されてはファエトンの魔法陣を再び造るのは困難になる。)

キュダロン!必ず勝て!わらわと共に新たな世界を築くのだろう!ここで敗れてよいのか!敵を滅ぼせ!

(身をくねらせ、アリスティスラは空よりエメラルンの真ん前に降り立った。)
エメラルン!
(憤怒の悪しき女神は、老婆の様な声を発した。
鱗を強化鎧に変化させるのは、苛烈な生命の消耗を伴う。アリスティスラは命を触媒に戦闘の衣を身にまとったのだ。)

邪魔だ!
(うねらせた蛇尾でハクを薙ぎ倒した。)

エメラルン!貴様の魂と命がいる。
殺しはしない。
吸魔の箱に捧げるまではね!
抵抗できぬようその腕、その足、斬り落としてやる!

301 名前:観客A[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 22:07:09 0
なにげに進行が遅くなった気ガス
もしかしてアッシュとアンドレ待ちしてる?

302 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 22:27:17 0
アンドレが投下したのは6日前の27日の日曜日にしたっきり
アッシュは5日前の今週月曜日
ハクみたいにストーリー上その場にいないのならまだしも
戦闘中でその場にいるのに5日以上留守

303 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 22:33:21 0
まーた名無しが余計なこと言っている・・・という自分も名無しだがw

304 名前:キュダロン本体 ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/08/01(土) 23:17:03 0
>>287
>ヴェンツェルのデッキブラシ
ぬおおおお!
(忌ま忌ましい霊歌を謳う精霊獣どもを牙にかけた筈だった。噛みあわせた牙に虚しく何もかからない。
デッキブラシに獲物は連れさられた。
あの精霊獣の呪歌を止めなければ、自身を守る物理衝撃中和の魔法結界が剥がされたままになる。
これでは勝ち目に乏しい。
キュダロンは憤激の雄叫びを上げた。デッキブラシを宙に追うべく蝙蝠の翼を作りはじめた。

>>295
>スパイダーブロリン
>ブロリンです・・・はい・・・
>(勢いを殺さず体当たりしてビルにキュダロン本体を突き飛ばす)

>>299
>アーシィ
>(落下の勢いを乗せた短剣で蛇頭の一つを潰し、反撃される前に地上へ飛び降りようとする)

がぁっ!
小賢しいまねを!
(着地しようとしたアーシィに地を踏ませる前に、腕の一つで叩きのめす。
その勢いのまま、背後で身構えるブロリンに、残った頭頂の蛇二体を打ち込む。
キュダロンは攻勢に出た。
しかしドゥローパを始め分裂した半身たちは次々と倒された。
アンドレがまんまと為した巨人化に代わり、自身の分身たちを巨大化させ、ファエトンの魔法陣を再結界する策は完遂不可能になったも同然だった。)
なんたることだ……。

(アリスティスラの念話が聞こえた。)
「わらわと共に新たな世界を築くのだろう!ここで敗れてよいのか!敵を滅ぼせ! 」

女王陛下!
(キュダロンの口が震えた。我々は敗れつつある。)

否!否!否!、否ッ!
我は、未来世の真の支配者クリスティーヌ・グォダー姫より密命を受けし、宮廷一の魔道臣。
これしきの事!
我が執念、我が信念、我が忠義、ここで無にしてなるものか!
死ねい!
(キュダロンは跳躍した。倒れて態勢の整わないブロリンとアーシィに飛びかかった。)

305 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 23:28:35 0
空気読んで大人しくしてんジャマイカ
アンドレは同僚に活躍の機会譲ろうとしてるんじゃね?
アッシュは戦闘すると敵か自分が絶対死ぬしw

306 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/01(土) 23:36:58 0
>305
と、二人を嫌う名無しがそう申しております。

307 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 00:07:47 0
>>285
>リコ
>だからみんな……吸魔の箱に近づいて!時間が無い!
あ、あの死の雷雲を吐き出す黒いアレに近寄れですと!?
(魔人加藤の土鈴には、持ち主の邪悪さが宿っているのだろうか。土鈴を調べたリコの顔は顔面蒼白だ。
今にも倒れそうで、米沢はリコを支えた。)

これから形成する魔法陣の直径は、加藤が創った魔法陣よりも小さくなるのですよね。
結果として、危険な吸魔の箱に近寄らねばならない。吸い込まれないぎりぎりの地点まで行くのですか?
(リコが頷いたような気がする。気絶しそうになるくらい嫌な事態だ。
おそらくリコは魔法陣の中心点に立つだろう。術者の足元を芯にして魔法陣を結界してきたのだから。
ならば術者であるリコは、吸魔の箱に近寄れば近寄るほど、練成する空間転移の中心点に近い位置に吸魔の箱を置ける。
イコールぎりぎりまでリコは近寄らなければいけないということだ。)

――ここで降りる事も出来る……。
(そう考えがよぎった。)

(ハクのテレパシーは米沢にも送られている。>>281
だからこれからルルカに吸魔の箱を空間転移させようとしているのは当然理解している。
吸魔の箱を無害化する為の作戦だが、それは同時にあっちの世界への帰還でもある。
こっちの世界の米沢は、こっちの世界に留まった方がいいのは明白だ。)

結末を見届けないと、この先、心残りで夢にうなされそうですなあ。
私にもこの期に及んで役目がありました。
リコ君、君を吸魔の箱のそばまで連れて行きますよ。
(米沢はリコを背負った。
よいしょっとリコをおんぶして立ち上がる。あらためて辺りを見回した。
瓦礫と化した六本木。炎を上げるビル群、車列。夜空に閃く黒い稲光。靄がかり渦巻く人魂。イヒカが地下で動く振動。地鳴り。)

修羅地獄ですな。さながら。
(米沢は笑った。嘘でも笑い顔をしていないと卒倒しそうだ。
アリスティスラ、キュダロンと仲間(+ジャック・バウアー)が激しい戦闘をしている。
危ない!叫びそうになる。だが、のこのこ自分がいってもなんの役にも立たないだろう。
役に立つ人ならいる。)
起きてください、アッシュ。最後のふんばりですよ!お願いします!

(今まで仲間を信じてきた。きっと姫たちは勝つ。勝ってくれ。)

あ。
(物干し竿に干されたように、ゆるキャラーズが飛んでいる。何に吊るされている?デッキブラシ?)

箒さん!
(だと直感した。箒とゆるキャラーズは自分に出来る事を全力でしている。
なら自分に出来るのはなんだ。リコを背負い運ぶことだ。)

さあ、行きましょう。リコ君。

308 名前:[sage ] 投稿日:2009/08/02(日) 03:22:00 0
Cheep Cheep?
(梓はドーンという爆発の音で目を覚ましました。周りを見渡すとビルの中に自分一人。
不安と警戒心からでしょうか? 鳴き声を上げますが、誰の答えもありません。
そして…その鳴き声は、ゆるキャラエンチャントによって英語になっていました。)

Cheep Cheep!
(ビルの外を見た梓は、そこにトマホークミサイルの爆風によって吹き飛ばされて倒れたアンドレを見つけます。
アンドレに駆け寄った梓はゆさゆさと揺すったり、頬を舐めたりしてアンドレを起こそうとするのでした。)

309 名前:ブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 12:54:28 O
>>304
>(着地しようとしたアーシィに地を踏ませる前に、腕の一つで叩きのめす。
>その勢いのまま、背後で身構えるブロリンに、残った頭頂の蛇二体を打ち込む。
どぅおおおおおっ!?
(変幻自在の蛇の動きに対応できず打ち倒される)
(だがある程度予測できた攻撃のためダメージは少ない)

>死ねい!
>(キュダロンは跳躍した。倒れて態勢の整わないブロリンとアーシィに飛びかかった。)
なにいっ!?
でぇやあっ!!
(アーシィを突き飛ばしてキュダロンの攻撃からかばう)
(変わりにキュダロンの攻撃をまともに受ける)
うおおおあああああっ!!
死に損ないめぇっ・・・!
ここが貴様の死に場所だぁっ!!
(気弾を作り出し近距離からキュダロンの体に叩き込む)

310 名前:ジャック・バウアー[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 19:45:48 0
お前を俺の銃が狙っている。武器を捨てろ!手は見える位置に置け!膝をつけ!
膝をつかないか!ばかやろう!
(ジャック・バウアーはアリスティスラに発砲した!下半身蛇のアリスに膝は無かったがな。)

311 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:38:23 0
(空気が変わっている。白濁した乳の中を行っているみたい。白いものは人魂だ。
吸魔の箱が発する稲妻の音が満ち満ちている。吸魔の箱まで500mは切っただろう。)

米沢さん。……米沢さんが来なくていいのに。
この世界が米沢さんのいるべき世界なんですから……。この世界に残ればいいのに……。
も、もう引き返せませんよ……。
(声をしぼりだしてリコは背中越しに米沢に言った。
米沢は危険を顧みず、自分を運んでくれている。
死が待っているかもしれないのに。
リコの脳裏にふと浮かぶ。
このまま吸魔の箱をこの世界に放置して、自分達だけ元の世界に帰ればどうなるだろう。
吸魔の箱は際限なく霊魂を吸い続け、この世界は滅ぶだろう。
でも自分たちは助かる。)

ふ。
(そんな卑怯なことできないな。
リコは自身の心によぎった誘惑を笑った。それは米沢の気持ちと同じだったかもしれない。
自分だけ助かるなんて出来ない。この事件に係わってしまったからには決着をつけなければ。)

心残りで夢にうなされるのはいやですよね。
降ります。……もう歩けます。ありがとう米沢さん。
(ふらふらとリコは両足で立った。
土鈴には、加藤保憲の邪念が凝縮して籠められていた。ルルカの白魔法に属するリコとは融和しきれていない。その障壁がリコの命を蝕んでいる。
土鈴を使えば、それだけリコは痛めつけられる。魂が削られる。
でも土鈴を使うしかない。)

312 名前:"紅衣の彷徨者"アッシュ ◆v/ikj/qTK2 [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:38:56 0

倒れ伏したこの身を、紅蓮の劫火が包み込む。

自身が此処に在る為の魔力は、とうに尽き果てた。

何処か遠い場所から、歌声が聴こえた様な気がする。

音響に共鳴するべき銀は、すでに色褪せているというのに。

何故なのだろう――――それでも、再び立ち上がってしまうのは。



……

『起きてください、アッシュ』

カンシキは、それに気付いていたのかもしれない。

『最後のふんばりですよ!お願いします!』

……おそらく、これが最後の現界になる。
到達目標の"吸魔の箱"と黒蛇の魔女との戦闘域は近距離にあった。
ならば、そちらへ友軍が集結する間に、もう一方の敵戦力を誘引するだけだ。


「ああ、時間を稼ぐのはいいが――――」


紅衣の彷徨者は、白きクリーチャーの巨躯を見据えたまま言った。




「――――別に、アレを倒してしまっても構わないのだろう?」

313 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:40:22 0
(リコは土鈴を土鈴を鳴らした。邪気の宿った鈴なのに、澄んだ美しい音を放つ。
それは蝙蝠が音波を出して、その反射で周囲を把握するように、土鈴はその音でイヒカの配置を持ち主であるリコに伝えた。
リコの頭の中に、イヒカが真円の配置に地下でつきつつあるビジョンが浮かんだ。)

円には、程遠い……。
(イヒカの数が足りない。キュダロンに喰われてしまったのがいたい。それに自分だって地下鉄駅でエメラルンと一緒にイヒカと戦い倒してしまった。
空間転移の魔法陣が不完全なものになる。
土鈴には亀裂がどんどん生まれては走っていく。
壊れる。
時間が無い。
こうなれば選ぶ道は……。)

―――みんなが邪悪と戦っている。僕だって。
(魔法陣の足らないところは、術者の命で補完すればいいんだ。)

空間転移の術に入ります。……ルルカに帰ります。吸魔の箱を連れて。

314 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage急遽追加!] 投稿日:2009/08/02(日) 21:47:58 0
>>312
(アッシュの気を感じた。)
もう、なにしてるんだ。心配かけて。

(アッシュの気を感じれてよかった。これで心おきなく術に入れる。
土鈴はもうもたない。)

いくよ。転移に入る!
魔を早く倒して。
(燃えろ、僕の命。
滅びからこの世界を救える一助になるのなら、ルルカ魔道士として本望さ。)

此方より彼方へ。遥けき隔てを一越えに、いざ……
(魔法詠唱に入った。)

315 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:48:42 0
あれ、アッシュいるやん

316 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 21:56:32 0
死に損ないキタ━━━(゚∀゚)━━!!!!!
しかしリコまさか━━(゚Д゚)━━ !!!!!

317 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 22:25:26 0
>>273の続き
姫!
(マキューシオは走った。アリスティスラの降下していく地点に。そこにエメラルンがいる。
散乱するビルのコンクリート片。窓ガラス片。炎上する車、倒れた街路樹。そして死体。それらを越えて駆ける。
マキューシオは走る。アリスティスラから目を逸らさずに懸命に追う。
アリスティスラの容姿が変異していく。)

頑丈そうな鎧に身を包みやがって!
(斬れるのか?あの鋼の鎧が?マキューシオは舌打ちした。だが斬る。)

やれるさ。俺なら!
(自信の無い軽口を始めて口にした。)

>>300
>アリスティスラ
>邪魔だ!
>(うねらせた蛇尾でハクを薙ぎ倒した。)
(ついにマキューシオは到達した。エメラルンがいる。)
蛇め。そこまでだ。
(ヒコネ・ソードを抜刀した。)

>>310
>ジャック・バウアー
>(ジャック・バウアーはアリスティスラに発砲した!)
(あの男は知っている。ディズニーランド・オーリンズレストランまではいた男だ。
ジャック・バウアーの拳銃が火を吹く。だがアリスティスラの鋼鉄の鱗鎧が跳ね返す。
それだけでマキューシオには充分だった。
アリスティスラが銃撃に気を取られている僅かな隙に接近。間合いに入る。跳躍。)

女相手に酷だが。貴卿を戦士と認めればこそだ。
(アリスティスラの口にヒコネ・ソードの先端を突き当てた。柔らかい咽喉を深く貫く。)

318 名前:スライム[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 22:31:09 0
リコタンが死んじゃう!
アリスタンが痛々しい!

319 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 22:37:48 0
>>314
>リコ
>いくよ。転移に入る!
一人で抱え込むんじゃなぁぁぁぁぁぁい!
(デッキブラシは叫んだ。リコめがけて急降下。リコの目の前で急ブレーキ!その勢いで柄の先端を中心に180度縦に半回転した。
物干し竿状態で吊るされていたゆるキャラバンドメンが、ぼてぼてぼてと落ちる。)

聖獣トリオは合唱すると、強力な援助魔法効果を生み出すらしい。
だから協力してもらえ!
リコ、おまえは崩壊したルルカを再建する務めがあるぞ。勝手に死なれては迷惑!わかったか!

320 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 22:42:26 0
ブラシ ъ(´ι _` ) グッジョブ!!

321 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 22:44:28 0
>>317
魔球、アリスタソになんてことすんだー(泣)

322 名前:"紅衣の彷徨者"アッシュ ◆v/ikj/qTK2 [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 23:00:50 0

「"Artificial mana circuit"―――Release the limitation...」

ピアス、ペンダント、リング、全ての精霊石が同時に砕け散った。

「"Feezal's blood"―――Break the seal...Awake!!」

術者と周囲との魔力圧の差が拡大し、マナ絶縁の限界値を超える。


――――彷徨者は、この世界で最期の詠唱を開始した。



……

"―――I am the ash of my brand."【身体は剣で出来ている】

身体表面の魔術回路の幾何学紋様から、紅色の魔力の稲妻が迸り、
全身に刻まれた創傷から、決壊する様に銀色の血液が噴き出した。

"Here are blades over the gate of nihility."【因果の地平を越えて未完】

ごとり。と重い音を立てて銀の左腕が地面に落下した。
即座に復元した獣魔の左腕が、その銀塊を拾い上げる。

"Withstood rain soaked to create force."【創者は創痍の紅雨に独り】

精霊銀が螺旋繰れて弦も矢も無い"弓"が再構築された。
弦の代わりに、引き絞られた魔力がその役割を果たす。

"My hands hold nothing but empty light."【縋る光明は空に砕け散る】

…だが、撃ち放つのは矢では無く――――"剣"だった。


『もう、なにしてるんだ。心配かけて』

「……すまないな。お互いに心配をかけるのは、これで最後だ。
 この状況で魔術師が考えるコトなど、さして違いは無いというわけだ。
 ―――思えば、世界転移後に初めて言葉を交わした相手は、お前だった。
 こちらが満身創痍である点も最期まで同じだったか。因果なモノだな、キャスター」


精霊銀の長弓によって解き放たれた、純粋な魔力の"剣"の到達。

キュダロン・ゲオバを、天を衝く紅き稲妻の巨柱が撃ち貫く。




――――So as I pray,"Infinity Mithril Craft."【きっと、その祈りは白銀だった】

323 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 23:08:49 0
>319
デッキブラシはんの言う通りや!
諦めたらあかん! 世界の未来も、リコはんの未来も!
(首輪に着いた赤い星が輝きはじめる!)
そうや、人が運命を星になぞらえるのも占星術もまんざら出鱈目でもあらへん!
(初登場時から意味ありげに持っていた赤い星は願いがかなう幸運のお守り。
すなわち本気で何かを願った時に宇宙の星達の力を借りうける事が出来るアイテムなのだ!)
さあみんな、いくで! ゆるキャラパワーで運命を切り開く!
(木星の霊力が借り受けやすい状態なのを知ってか知らずか、選曲は迷わず“ジュピター”。
衝撃のノーカットで掲載!)

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥でつながってる
果てしない時を超えて 輝く星が
出会えた奇跡 教えてくれる

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
この宇宙の御胸に 抱かれて

私のこの両手で何ができるの?
痛みにふれさせて そっと目を閉じて
夢を失うよりも 悲しいことは
自分を信じてあげられないこと

愛を学ぶために孤独があるなら
意味の無いことなど起こりはしない

心の静寂に耳を澄まして

私を呼んだならどこへでも行くわ
あなたのその涙 私のものに

今は自分を抱きしめて
命のぬくもり感じて

私たちは誰もひとりじゃない
ありのままでずっと愛されてる
望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

324 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/02(日) 23:10:41 0
>>317
>マキューシオ
>女相手に酷だが。貴卿を戦士と認めればこそだ。
マキューシオ。其方は騎士の鏡だ。
(ハクは賛嘆すると四足ですぐさま立ち上がった。力を溜め、後ろ足で地面を蹴り、勢いをつけて飛んだ。
アリスティスラの左腕に巻きついた。堅い鎧でも通じる技を仕掛けた。逆関節に腕を捻りあげていく。)

蛇。其方、なにゆえに欲に目がくらんだ?哀れな。
其方はあまりにも多くの罪無き人を殺めすぎた。
(狼爪の短剣がアリスティスラの手から落ちる。)

エメラルン姫!拾いなさい。それは貴女の剣だ!
(邪悪から解放された剣は喜んだのか、かつてないほど美しい瑠璃色の光を剣身に灯した。)

325 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 23:12:15 0
今晩すげえな(゚ロ゚;))

326 名前:キャンディ[sageリトル・チャロ出演パピヨン犬] 投稿日:2009/08/02(日) 23:27:29 0
>323チャロ
>初登場時から意味ありげに持っていた赤い星は願いがかなう幸運のお守り。
なんですって!

327 名前:スライム∀[sage] 投稿日:2009/08/02(日) 23:49:10 0
ア、アリスタンの助命嘆願書にございまするー!!!(つд`*) つ□

328 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 00:24:53 0
>326
〈キャンディー! なんでここにおるん!? まあいいや、一緒に歌おう!〉
(チャロはニューヨークで出会ったガールフレンドとの再会を超喜んだ。
赤い星は元々はキャンディーの作り話をチャロが信じてしまったものなのだ。
だがしかし魔力とは想い。信じれば本当になるのだ!)

>317
(マキューシオがアリスに必殺の一撃を見舞う)
〈……ワテももしショータに拾われることなくのたれ死んどったら
妖魔犬に転生して人間を滅ぼそうとしたかもしれへん……
アリスはんも優しくしてくれる人と出会ってさえいればきっと……〉
(思えば、空気を読まずに改心味方フラグを狙った最初の交戦のころから、
動物的勘でアリスの邪悪の奥に秘められた孤独に震える魂を感じ取っていたのだろうか)

>327
(アリスが死なないように嘆願書を出すスライムがいた)
〈ワテだってそのつもりやで! ゆるキャラは悪を裁く存在やない!
全ての魂を癒すために生まれた存在なんや!
だからスライムはんも一緒に歌ってや!孤独に震える全ての魂にこの歌が届くように!〉
(嘆願書のスライムに心の声で呼び掛ける)

329 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 00:26:03 0
↑(歌い中につき〈〉内は心の声)

330 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 01:00:22 P
>>324
>ハク
>エメラルン姫!拾いなさい。それは貴女の剣だ!
父上の剣!
(狼爪の短剣をエメラルンは愛おしげに拾い上げた。時には忌まわしくも思えたし、この剣の出自は禍きものだ。
それでも愛する亡き父の形見だった。)

邪悪の化身、暗黒の蛇よ!汝の悪行は此処に果てる!
(マキューシオの痛烈な攻撃に蛇は苦しんでいる。エメラルンは狼爪の短剣を力をこめて握り締めた。
狙うのは目。
容赦無く汚らわしい蛇を討つ。どれだけ多くの人が死んだか。決して許せない。)

たああああああ!
(エメラルンは跳び、アリスティスラに突きを放った。
いや放とうとした。
けれどもエメラルンの動きが、ためらいに止まった。
声が聞こえた。エメラルンだけに。)

「あたしを試験管で作ったメトイの魔道士たちですら……あたしの親である筈の魔道士たちですら……あたしをゴミ屑として扱ったのに。」>>266
(声が泣いている。アリスティスラの声だ。
気がつけば、狼爪の短剣が瑠璃色に強く輝いている。)

おまえが聞かせているのか?
(瑠璃の短剣は、しばしば声無き声でエメラルンに何事かを伝えてきた。
スカンジビアナ渓谷森林でも、ロネでも。ルルカに来てからも、瑠璃色の光で或いは振動で。)

これを聞かせてなんとする?剣よ。
同じく親が無いとでも?だから同情しろと?

「アリス…が痛々しい!」
「……、アリスタソになんてことすんだー」
「ア、アリス…の助命嘆願…にございまするー!!!」
(懇願する声はなに?精霊の声までも狼爪の剣は聞かせるのか?)

331 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 01:01:31 P
(もう一度、アリスティスラの声を剣は聞かせた。)
「いや、ドゥーラ!忠誠を誓う!ヤコブにも誓う!ヤ…ヤコブ陛下に誓う!
だから、あたしの怪我を治して!死んじゃう!助けて!」
(ロネでのアリスティスラの言葉だ。)

そうだ。
(ヤコブ……。メトイ……。未来世の大メトイ魔道帝国……。
災いは全てメトイから始まっている。)

「あたしを試験管で作ったメトイの魔道士たちですら…」

「あたしの親である筈の魔道士たちですら……」

「あたしをゴミ屑として扱ったのに」

この蛇もメトイの犠牲者だとでも?だから?いや!
だって!だって、コーチュウはこの女に殺された!たくさんの人が死んだ。私は!決して……!
(マキューシオにヒコネ・ソードで貫かれ、ハクに締め上げられ傷ついたアリスティスラ。
エメラルンは足を前に踏み出す。)

………私は邪悪を許せない。邪悪の根源を討つ!
(エメラルンは狼爪の短剣を腰の位置に構え突進した。エメラルンの瞳は涙に濡れていた。)

いやあああああああああああああ!
(エメラルンはヤコブの剣に狼爪の剣を渾身の力をこめて当てた。物言うヤコブのサーベルはぼきりと真っ二つに折れた。
憎しみと悲しみ。復讐心と同情心。嫌悪と共感。因果応報の必罰と憐憫慈悲の容赦。エメラルンは苦悩していた。
その迷いがアリスティスラを狙う一撃にならずに、ヤコブの剣の粉砕という挙に出た。
武器を壊す意味はあった。しかしマキューシオとハクの作ったアリスティスラへの攻撃の機会を、エメラルンはそう使ってしまった。
それが正しかったのか。甘い選択で死を招くのか。その答えは直ぐに出る。アリスティスラが身を起こす。)

332 名前:名無しになりきれ[] 投稿日:2009/08/03(月) 01:02:32 0
……殺された人達はどうなるんだろうな?

333 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/03(月) 01:06:26 0
単純なバトルから、なにやら哲学的な深いテーマがありそうな(実は無いw単に悪役女キャラ萌えが発端だから)展開になっとる!

334 名前:孫悟空[sage] 投稿日:2009/08/03(月) 01:10:41 0
マジュニアだってベジータだって大虐殺犯だけどオラの仲間だ!
なあブロリン!

335 名前:キュダロン ◆StNnxi2szM [sage未攻撃プレイヤー用展開] 投稿日:2009/08/03(月) 01:44:01 0
>>309
>ブロリン
>ここが貴様の死に場所だぁっ!!
>(気弾を作り出し近距離からキュダロンの体に叩き込む)
ぐあ!
(至近距離からブロリンの念動波弾をもろに受けた。閃光に焼かれキュダロン本体の頭部の三分の一が吹き飛んだ。
だが気弾に貫かれながら、キュダロンは顎を開けた。ブロリンの首を鋭い牙で噛みちぎろうと!)

>>322
>アッシュ
>(キュダロン・ゲオバを、天を衝く紅き稲妻の巨柱が撃ち貫く。 )
(雷電の鉄槌が天より振り下ろされた。
大きな圧力のある光と轟音だ。
白色に輝き輝いて耐え切れず遂にキュダロンの体が爆裂した。)





……女…王……。
(稲妻の光が止んだ時、死体が立っていた。
人の死体では無い。
頭蓋骨に眼窩も鼻孔も無い。顎だけがあり牙が生えている。だがその牙も殆どが折れている。
五体はあるものの、筋肉組織は剥き出しで皮膚は無い。臓器は蒸発したのか全く無い。虚ろな穴が口をあけている。
しかし人の其れではない。機械と肉が融合したような、作り物めいた物。
ずたずたに破損したゴーレムだ。
それはキュダロンの核だった。)

女…王……陛下。もうしわけ……ございませぬ。……我は敗れ……。
(死体ではなかった。まだ動く。)

いや……まだ……まだ……。まだ!
(大魔力を使い果たしたアッシュに、最後の力を振り絞って飛び掛かった。アッシュを喰らい蘇生するつもりだ。)

336 名前:Epilogue ◆v/ikj/qTK2 [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 02:22:31 0
【"紅衣の彷徨者"アッシュ/エンディング"枯れない花"】

彷徨者を構成していた全ての要素が、緩やかに魔力粒子に還元されて行く。
螺旋を描いて天に昇り往くソレは、ギグロツバウダの庭園に向かうのだろう。

白銀の眩光が、空に消え去った。

漆黒の暗光が、空に消え去った。

真紅の鮮光が、空に消え去った。

灰色の淡光は――――消えない。

約束など、出来なかった。

言葉すら、残せなかった。

…だが、それでも。

灰色の魔力は、雪の様に舞い降りる。

空を行く風にさらわれそうになりながら。

今にも溶け去ってしまいそうに明滅しながら。

想いの種子だけでも、愛した者のもとに帰ろうと。

やがて――――



――――その温もりは、少女の胸へと静かに辿り着いた。

337 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 04:56:28 0
>>335
(血飛沫が宙を鮮やかに彩った。人の色をしていない血――紫色の血が。

キュダロンの進路に飛び込んだアーシィの上半身と下腹部は、汚れ捻れた鋭い牙に深く抉られていた。
魔人の口内、彼女の着衣、地面が、大量の液体で染まっていく)

はは……さすがに……無謀……だよ……………な……
(激痛に遠のく意識を必死で繋ぎ止める。顔面は蒼白である。
それでも紫に染まった細い両手は、自らを貫く牙を執念じみた力で掴んで離さない。
半ば閉じかけた顎は、閉じ切ることは愚か開くことすらできないだろう)

ッ……ぐ……あ、あはは。ねえ、アッシュ。心配するなよ? 大丈夫。かすり傷。……無理、か。

じゃあ――『気にしないで』。
あの悪魔に復活されちゃあ、困るっていうだけ。かばったわけじゃない。
罪の意識とか持ったら承知しないよ? だから――

(もう彼がキュダロンに狙われる心配は無いだろう。
こうして彼女が時間を稼いでいる間にコトは終わっていた。
震える背中の向こう――『何か』が、緩やかに解け消える)

だから――安らかに眠れ。

(別に悲しくない。泣いてもいない。
――嘘。凄く泣いてる。凄く悲しい。叫びたいくらい。……それでも)

それでも……お前のこと、信じて良かった――

(夢想に終わった未来は、それでも意味があった。
きっと手が届くと思っていたから、決して折れずにいられた。
けどこれからは、独り。悲しくても独り。――柳の強さは、もう誰かに与えられるものではないのだろう。

不意に彼女は咳き込んだ。血の染みがさらに広がる。
だが彼女の口元は小さく弧を描いている。
それは小刻みに震えて今にも崩れそうな無様なものだったが――まだ、折れない。)

>キュダロン
(口内に流れ込んだ紫の血は大量の魔力を帯びている。それは通常なら魔人の復活に幾ばくか貢献するはずだった。

だが、キュダロンの口に流れた血は吸収されることを拒んでいる。
それは体外に流れてなお彼女の制御下にある“術”だった。
暗い光を帯びたそれは蛇のように蠢き出し、不気味な印を紡いでいる。
印は増殖し、口を飛び出て周辺の組織にまで浸食している)

彼女の一族が血に誇りを持つのは、体を流れる魔力の大部分が血に凝縮されているためだ。
だから彼女は高度な術の媒体にはいつも血を使う。
術の規模と消費魔力量と使用する血の量は比例関係にある。

今、形成されている印は、師が見れば卒倒するほどの大規模である。
大怪我は無駄ではない。決して色に酔って判断力を失ったわけではなかった。)

――ほら。かばったわけじゃなかったろ?

(術は、彼女が背後に語りかける間にほとんど完成している。
印が回転する。熱を持つ。耳鳴りのような鋭い音――



――――――大爆発)

338 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 04:58:58 0
#   #   #

トントントントン
「野菜炒めまだー?」
ガタン   シーン
「……お、おい。どうした? ――わーっ!?
ほほ包帯持ってこいじゃなくて待って待って包帯持ってくるから動くなあああ!!」

#   #   #

ザアアアアアア・・・
「なんで急に降るんだよー。……あ。
ん。サンキュ。でも、自分の分――忘れた!? ………………はぁ。馬鹿野郎」

#   #   #

〈――夢、か。〉

(暫く意識を失っていたようだ。
失血で感覚が麻痺したのか、目も見えなければ自分が寝ているのか座っているのかもわからない。
思考も散漫としてうまくまとまらない。ただ、随分と都合のいい夢をみたものだ、自分もなかなかに乙女趣味じゃないか――考えて笑いたくなる。同時に泣きたくなる。

それと。あれだけの怪我をしたのに、現在大した痛みも感じていないのは――やっぱり、まずいんじゃないかなぁ、と思う。)

〈やりすぎたかもなぁ。……まいった〉

(彼女は知らないことだが、実際は術の発動から数秒しか経っていない。
爆発の直前に牙を引き抜き、身を後方に投げ出した彼女は大きく吹き飛ばされ、地に伏しているのである。
地面には大きな血溜まりが広がっている。肉体的な欠損よりも、魔力の欠乏の方が致命的だった。

――と。

>>336
>灰色の意志
>――――その温もりは、少女の胸へと静かに辿り着いた。

(不意に、胸に暖かさを感じた。……彼だ。
魔力粒子が、欠損した構造を補填していく)

〈……ありがと。来てくれたんだ〉

(その魔力は、彼女の傷と痛みを完全には癒やせない。
それでも、命の火は決して消えないようにしてくれた。

彼女は自身もまた意識を集中させ、大気に満ちる魔力を懸命に取り込んだ。
……ようやく五感が回復する)

〈い、痛い痛い。……今更か。
キュダロンはどうなったんだろう――〉

(彼女の一撃で倒せているかもしれないし、駄目だったかもしれない。もしかしたら後に続いた誰かが倒したのかもしれない。
彼女はゆっくりと目を開いた)

339 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 23:01:06 0
>>328
>チャロ
>(チャロはニューヨークで出会ったガールフレンドとの再会を超喜んだ。)
いいにゃあ……。。
(ひこにゃんは指をくわえた。)

ひこにゃんの彼女になってくれるネコは、この世のどこかにいるんだろうか。
だれもが、だれかを必要としているんだにゃ。
(お近づきのしるしに、ひこにゃんは彦根のデートスポットNO.1キャッスルロードで定番のおみやげ
クラブハリエのバームクーヘンをキャンディにプレゼントした。
もちろんクラブハリエの紙袋入りだ。この紙袋を持って歩くのが彦根のおしゃれだ。)

歌うにゃ。霊歌『ジュピター』
(ひこにゃんも歌った。なんていい選曲。さすがチャロ!)

私たちは誰もひとりじゃない
ありのままでずっと愛されてる
望むように生きて 輝く未来を
いつまでも歌うわ あなたのために

(憎しみではなく愛を。
でも犯した罪の重さはどうやって償う?償わなくていいのか?償いが死のとき、また死をかさねるのか?
わからなくなってきた。)

うにゃ!
(大轟音!)
>>322
>アッシュ
>キュダロン・ゲオバを、天を衝く紅き稲妻の巨柱が撃ち貫く。
>>337
>アーシィ
>印が回転する。熱を持つ。耳鳴りのような鋭い音――
>――――――大爆発)
(歌が途切れそうになる。途切れてはいけない。ただひこにゃんは懸命に歌った。)

340 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/03(月) 23:34:10 0
愛と憎しみは別々のものではない。二つで一つぢゃ。合掌。
(深いような深くないような、わかったようなわからないようなことを、せんとくんは言った。
そして歌った。)

Every day I listen to my heart
ひとりじゃない
深い胸の奥でつながってる

341 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 00:31:58 0
涙腺がゆるキャラ(TωT)

342 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/04(火) 00:35:04 0
>>331
>エメラルン
>いやあああああああああああああ!
>(エメラルンはヤコブの剣に狼爪の剣を渾身の力をこめて当てた。物言うヤコブのサーベルはぼきりと真っ二つに折れた。)
―――わらわの剣が!
(声は出なかった。マキューシオに口を貫かれている。)

ギャア!
(折られた右手のヤコブの剣が破裂した。
暗黒魔法の怨念を練りこんで作られた魔法剣は、内縮されていた魔力が一気に弾け飛んだのだ。
剣はおぞましい断末魔の悲鳴をあげて砕け散った。
アリスティスラの悲鳴が重なる。アリスティスラの右腕は爆発に巻き込まれ、肩の付け根から消滅した。)

アアアアー!
(アリスティスラが奇声を発した。口に刺さったヒコネ・ソードが根元から折れた。違う、ちぎれた。
アリスティスラは唾液でマキューシオの剣を溶かした。
ハクのしがみつく左手で、マキューシオを殴る。ハクごとマキューシオが吹っ飛ぶ。二人はジャック・バウアーに激突した。
そこへ更に唾液を吐きかける。)

>>322 キュダロン・ゲオバを、天を衝く紅き稲妻の巨柱が撃ち貫く。
>>337 印が回転する。熱を持つ。耳鳴りのような鋭い音――――――――大爆発。
(背後から閃光に照らされた。白く輝く落雷と吹き上がる火焔。)

キュダロン……。
(アリスティスラは敗北を自覚した。)

エ、エメラ…ルン!
(口には深手を負い、うまくしゃべれない。ヤコブの剣の爆裂で致命傷を負った。アリスティスラは死にかけていた。
だがそれはエメラルンもだ。
ヤコブの剣を折ったエメラルンも、至近で剣の破片を浴びた。
エメラルンも血まみれで倒れていた。

もう鱗の鎧化を保つ魔力も無い。アリスティスラの体の鎧が解除されていく。女の柔肌に戻る。肌は血に濡れ光っていた。
アリスティスラは下半身の蛇身を苦しげにくねらせる。倒れたエメラルンに這い寄る。)

エメラ…ルン。正義気取りの傲慢な女。
人間を殺すのは悪で、……魔族を殺すのは善か?
狼が羊を殺して何が悪い。羊も草を殺すじゃないか……。
おまえだって…死をばらまいてきた。あたしと何が違うん…だ。
おまえとあたしは…同じなんだよ!

343 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 00:37:28 0
うわああー!

344 名前:スライム[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 00:41:31 0
。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。

345 名前:名探偵コナソ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 01:23:33 0
>342
わかった!エメも蛇女だったんだ!

346 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 01:31:50 0
なんだってー 
 Ω ΩΩ

347 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 20:57:46 0
遂にアンドレは現れなかったか……。

348 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 22:11:46 0
>アンドレ
規制に引っかかってたりなw

349 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 22:21:27 0
>>348
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1228461996/316-321

350 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 22:47:07 0
これまでアンドレが使ってきたのは、ドゥーラと同じ系列の魔道具じゃ。
即ちアンドレは…いや、彼に道具を渡す事で巧みに操っているのは…

おや、こんな時間に来客のよ

351 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 22:51:17 0
アンドレ〜。向こうでもチャロスレに復帰するかどうか質問が来ているそうだが、
どうするつもりなんだ?

352 名前:キングスライム[sage] 投稿日:2009/08/04(火) 23:02:09 0
Qもアリスタソも次のレスでもうチぬだろう(Qは確実)
だからまだ攻撃してないアンドレ待っている
で他の同僚もラストバトルのローテすんでいるから待っている
ってとこだろう(´Д`)y━・~

353 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/06(木) 00:15:04 0
>>342
>アリスティスラ
>(ハクごとマキューシオが吹っ飛ぶ。二人はジャック・バウアーに激突した。
>そこへ更に唾液を吐きかける。)
私にまかせて。
(倒れたマキューシオとジャックの上で、ハクは龍の体を幾重にも曲げて彼等の傘になり、アリスティスラの溶解液を我が身に受けて二人を守った。)

嗚呼!
(ハクの体が紫色の煙をあげて溶けていく。)

だ、大丈夫!この体が死んでも、私の残りの体はまだある。吸魔の箱の中に。
(そうハクは言うが、激痛に声が漏れる。)

ア、アリスティスラは姫と相打ちを狙って……。まずい!早く……!ごふっ。
(大量の吐血をして、このハクは死んだ。)

354 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/06(木) 01:16:54 0
(魔法の行使にはどのくらいの精神力を消費するものなのだろうか。
それを数値化できるものなのだろうか。
できはしないだろう。
だが今リコが行おうとしている大空間転移の術が、リコの生命力を空にしても尚足らない術であるのは間違い無い。)

チャロ!ひこにゃん!せんとくん!
(リコの魔法援助にゆるキャラ霊歌隊が来てくれた。)

リコ君には死は似合わない。まだ若いんですから。
箒さん!よくぞ霊歌隊を連れてきてくれました!ここぞというときに頼りになる!
箒の姿もファンタジックで良かったですが、デッキブラシ姿もシュールでいいですぞ!
(褒めたつもりだが褒めた事になっていないかもしれない。)

実は私もバンドを若い頃にやってまして。ギターをやってました。(相棒シーズン6:第6話、鑑識米沢小説版)
歌に参加したいところですが、あいにく歌っても霊歌にはなりませんからなあ。残念です。
(米沢は楽しげに話している。でもそれは演技だ。
爆音。落雷音。地鳴りと地響き。渦巻く霊魂。戦い生死の定かではない仲間達。魔法陣の円内に入っているのか。
戦況を把握しきれない不安と確認する時間の無い焦燥感。不確かな中で空間転移をせざるを得ない危険性。不吉な予感。
死地にいる。
恐怖に負けそうだ。
だから明るく楽しげに話す。)

行きましょう。リコ君。加藤の鈴も持たないでしょう。最後の仕上げをしましょう!

355 名前:伊吹マヤ似のスライム[sage] 投稿日:2009/08/06(木) 01:43:00 0
スレ再起動します!

356 名前:キュダロン ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/08/06(木) 23:14:24 0
>>338
>アーシィ
>(彼女はゆっくりと目を開いた)
(アーシィの目に映ったのは、キュダロンの残骸だった。爆発でばらばらに砕け散っていた。
目の前のアスファルトにキュダロンの上半身が転がっている。
右肩から斜めにちぎられたように、首と左胸部と左腕だけになった破片がいちばん大きなもので、他の部位は跡形も無く吹き飛んでいた。)

……女王。
(口が動いた。キュダロンはまだ息があった。)

ぬ…あ……。
(残った腕がもがく。手がアスファルトを掴む。ずるり、ずるり、と這いずりだした。
だがアーシィに向わない。)

陛…下……。
(主君アリスティスラの元へ向おうとしていた。
アンドレの行った巨人化の代わりに自らを巨大化させて贄とし、ファエトンの魔法陣を再構成する企ては粉砕された。
自身の敗北がアリスティスラの勝利の芽を完全に断ってしまった。
キュダロンは死に瀕し、消え行く心の中で、アリスティスラに何度も詫びていた。何度も。何度も。
這いずるたびに、亀裂が走り、ぼろぼろと砕けていく。)

お側に、今、参りま……す……る。アリス…ティスラ様……。
お守りいたし…ま…する。
今、お側に……。
永久に御仕えいたしまする。…我が主君、アリスティスラ様。…我の夢は、御身をこの世に君臨する真の……。
…今……。お側に……。い…ま………。
(動きが止まった。乾いた音を立て粉微塵にキュダロンは砕けた。
クリスティーヌ・グォダー姫の第一の魔道臣、未来世から送り込まれた最凶の餓鬼、キュダロンは遂に滅びた。)

357 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/07(金) 00:26:13 P
(ヤコブの剣の思わぬ破裂で吹き飛ばされたエメラルンは、すぐさま身を起こそうとした。
ところがぐちゃりと髪が重かった。よろける。
髪が濡れている。血だ。血がべっとりとつき、それで重く感じていた。
額が割れていた。
立とうとするが立てない。膝が振るえ足は体を支えられない。腰が萎える。
エメラルンは自分が重傷を負ったのを、ようやく自覚した。
体で痛くないところが無い。あちこち骨が折れているだろう。血が止まらない。)

うあぁ。
(激痛に力なく声が漏れる。
アリスティスラが迫る。早く起き上がらなければ。早く!)

>>342
>アリスティスラ
>おまえだって…死をばらまいてきた。あたしと何が違うん…だ。
>おまえとあたしは…同じなんだよ!
私がおまえと違い、私欲で戦ってきたのではない!私は…!
(振える右手で持った狼爪の短剣がひときわ光った。エメラルンの脳裏にある光景が浮かんだ。)

(死にかけた男が見えた。。男が懇願している。
「誰か……。俺の…頼みを聞いてくれ! 頼む。王国の危機を救ってく…… 」
「そんな願いは聞けないよ」
冷酷な声が言い放つ。私だ。私の声だ。始まりの森、ゴブリン軍の進軍するスカンジビアナ渓谷森林。)
前編スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/4-5

(ディオニウス王への復讐心のあまり、ズォードに進軍するゴブリン軍の到来を知りながら、それを知らせずにおこうとしたではないか。
あの斥候の男を冷徹に見下ろし、手当てもせずに見殺しにしたのはだれか?)

なぜ、私にそれを見せる?
(エメラルンは狼爪の短剣に悪罵した。)

(エメラルンはにじり寄るアリスティスラを睨んだ。)
私は、おまえとは違う!
父も母も殺され、祖国は蹂躙され、わたしは全てを失っていた。でも、あれから私は仲間に出会い変わった。
親も母国も何も無い、試験管で生まれたホムンクルスのおまえにはわかるまい。私の悲しみが……。

358 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/07(金) 00:27:46 P
悲しみ……が……わかるまい……。
(エメラルンは言葉に詰まった。なにを自分は言っている?相手が蛇の魔物であることを離れれば、なんと残酷な言葉を言っている?
なにもかも失った自分と、なにも持ってなかったアリスティスラ。
王国が滅び王女になる道は断たれた自分と、女王になろうとしたが、その夢の断たれたアリスティスラ。)

(また光景が頭に浮かぶ。剣が見せる。
「わかるだけに“異質”だろーさ。でもさ、蓋を開けちゃえば、意外と人間と変わんないよ? いろいろ無茶な力を持ってはいるけど」
アーシィの声だ。獅子の門をくぐりククロスクに謁見しにいく道すがらの会話だ。
『結局のところ人間を憎む魔族は多く、全体として悪意ある殺戮者であることは間違いないのだから。
それでも口に出してしまったのは――魔の力を感じた姫が“邪悪”と口にしたのが、少し寂しかったのかもしれない』
後編スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/258

(エメラルンは首を振った。剣が送り込んでくる幻影を振り払う。
顔を上げれば、驚くほど近くにまでアリスティスラが来ている。
マキューシオに口は裂かれ、右腕はヤコブの剣の爆発で失い満身創痍。だがそれほどの傷を負ってもなお動くアリスティスラに
エメラルンは恐怖と嫌悪を感じた。)

蛇よ!わ、私はおまえとは、…違う!
(本当に違うのか?)
私が戦ってきたのは邪悪な魔とだ。
(本当に敵は邪悪だったのか?いや敵だけが悪だったのか?魔はすなわち悪か?)
私は魔ではない。人間だ。人の側に立つのは当たり前だ。
狼が羊を喰らうからといって、黙って羊が喰われねばならない道理は無い。

(狼爪の短剣がまた瑠璃色に光ろうとしている。)
だ、だまって剣よ!
(狼爪の剣にエメラルンは頼んだ。)
だまっておくれ。剣よ、わかったから。

(エメラルンは立ち上がった。)
蛇よ、アリスティスラよ。
そなたを逃がすことも、そなたに殺されるわけにもいかぬ。
でも……私は間違っていた。
私はあまりにも単純で世界の仕組みを何も知らず、己の考える正義が普遍の正義と思っていた。

……ねえ、アリスティスラ。
この今いる世界、米沢達のこの世界には魔法も魔物も無いそうだ。加藤やせんとの例もあるから皆無ではないようだが、
人々は魔とも魔法とも会わずに生きている。そう米沢から聞いた。
私とおまえが、もし、この世界に生まれていたら……こうして戦うこともなかっただろう。
私とおまえは……似ているから……友達になれたかもしれない。
お互い悲しい世界に生まれてしまったね……。

(エメラルンはかすかに微笑んだ。アリスティスラの瞳を見つめた。
そして―――狼爪の短剣を構えた。)

背負ってしまった運命の決着をつけねばならない。
……勝負!

359 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/07(金) 00:51:08 0
>>353
>ハク
>だ、大丈夫!この体が死んでも、私の残りの体はまだある。吸魔の箱の中に。
すまねえ、ハク!
(我が身を盾にしてハクはマキューシオとジャック・バウアーを守った。
溶けていくハク。マキューシオはハクの下から側転し離れた。
感傷に浸る余裕は無い。)

姫ぇぇ!
(マキューシオはイタガキ国の騎士だ。オルデガタの姫エメラルンと主従関係には無い。
しかし騎士は主君を選ぶ。己の剣を捧げるに相応しい主君を騎士は求めている。
マキューシオはとうにエメラルンに剣を捧げていた。)

おおお!
(マキューシオが叫び走る。間に合え。エメラルンをアリスティスラが襲う前に。
ヒコネ・ソードは溶かされ武器たりえない。武器が無い。
否、ある。
この義手だ。
銀で造られた義手。これほど魔に効く武器があろうか。拳を叩きこめ。
アリスティスラに容赦はしない。
下半身は蛇だが鱗の鎧化は解け、アリスティスラは凄惨に傷ついた少女に見える。
だが魔だ。邪悪な魔物だ。容姿に惑わされるな。)

俺は騎士だ。戦うのみ!愛した女を守るだけだ!

360 名前:だいたいあってるスライム[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 01:10:21 0
追補編スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1245773521/564
エメと魔球塩のラブアタックがアリスを倒す予言だったんだよ!

361 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 01:20:42 0
めっちゃ熱い展開 ゚ロ゚≡(   ノ)ノ

362 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 01:35:31 0
>>360
俺はあの文章が出てきた時、初めからそう思ったよ。恐らくアンドレは、エメラルンとマキューシオに
悪を打ち砕いて欲しいと思い、そう書いたのだろうな、と。

アッシュとアーシィの関係からして、そこから思いついたのだろうよ。

そう考えると、あながちアンドレも皆の事を考えていたのだと思う。

363 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/07(金) 01:56:40 0
>>362
アンドレ帰って恋

364 名前:名無しになりきれ[sage助からんだろうなorz] 投稿日:2009/08/07(金) 20:57:09 0
アリスタン助命嘆願書にございまするるる。+゚(゚つ皿`゚) つ□

365 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/07(金) 23:05:23 0
>>354
>米沢守
>リコ君には死は似合わない。まだ若いんですから。
米沢さん。
(死を覚悟していたリコは、米沢の言葉に張りつめていた心からふっと力が抜けた。)

>Every day I listen to my heart
>ひとりじゃない
>深い胸の奥でつながってる
>果てしない時を超えて 輝く星が
>出会えた奇跡 教えてくれる

(ゆるキャラトリオの清らかな霊歌が、魔法陣の結界に力を与えている。
自分のちっぽけな命だけを使うよりも、遥かに力強く。)

箒様、ありがとう。彼等を連れてきてくれて。
(そうだ。僕らは独りじゃないんだ。)

土鈴はもう割れる。行くよ、ルルカに。吸魔の箱を運んで。災厄を終わらす為に。捕らわれの霊魂たちを解放する為に。
(この苦しい戦いが終わったら、みんなでもう一度晩餐会をしよう。
それともユフーインの温泉街での宴会がいいかな。アッシュはその方が好きかな。
堅苦しい王宮で育った姫様にも、そっちの方が新鮮かな。
リコは楽しい事を考えた。
この戦いが終わった時、みなが無事でいられる保証なんて無いから、なおのこと。
リコたちは吸魔の箱を空間転移させるために、より吸魔の箱に近づいている。
ビルやその瓦礫で、スパイダーマン、アッシュ、アーシィのキュダロンとの激闘も、エメラルンらの死闘も見えていない。
でも壮絶な戦いになっていることは、容易に想像できた。伝わってくる轟音がそれを教える。
だからこそ願った。
みんなで笑って終わらそう。そうしよう、みんな!と。)

此方より彼方へ。遥けき隔てを一越えに、いざ次元の八潮路を今往かん。跳べ!ルルカの地へ!
(空間転移の魔法が発動した。リコの足元を中心に半径700mの真円に含まれる地がルルカへと次元転移した。
吸魔の箱も、戦いの真っ只中のエメラルンらも諸共に。
後にはぽっかりと大きなクレーターが六本木に空いた。)

366 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/07(金) 23:53:58 0
波!?
(と、ひこにゃんは思った。
ひたひたと足元に水が来る。四方八方から。どんどん波は来る。六本木の町が水没していく。なんだこれ?なにが起こった?)

熱っ!
(温泉だ。上を見た。空が見えない。土や岩が上にある。岩の天井?)

わかった!
(ここはヤンダルの口、ルルカの地底湖だ!ケンタウロスが箱船を建造していたところだ。
地底湖に六本木の町は空間転移して現われたのだ。
空間転移は成功した。吸魔の箱も見上げれば、あった。あいかわらずはた迷惑な黒い稲妻を出している。
しかも地底湖の岩の天井すれすれに浮いているものだから、岩を吸い込んでいく。
地底湖の天蓋に穴があいていく。夜空が見えていく。)

やったにゃ、リコ。次元移動成功にゃ。……うにゃっ!
(大きな波が来た。流されない様にガードレールにしがみついた。
ミサイルやキュダロンとの戦いで町のビルは壊れている。そこに空間転移だ。衝撃に耐え切れずビルは次々と崩れていく。
崩れたのが湖に落ち、波がどんどん生まれておしよせてくるのだ。)

あ!見ろ!あそこ!
(ビルが崩れた。視界が開けた。エメラルンが見えた。アリスティスラも。マキューシオもジャック・バウアーも。)

うわー!エメがやばいにゃあああー!

367 名前:滝川クリステイル[sageby東京マグニチュード8.0] 投稿日:2009/08/08(土) 00:09:29 0
今入った情報です。六本木…消滅。
映像入りますか。現地の上空からの映像です。
あ、あ。大きなクレーターになっています。

368 名前:ブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/08/08(土) 01:40:41 O
>>365
温泉ですかぁ?
どうやらルルカに帰ってきたようだなぁ・・・
(温泉の中で大の字に寝転がって天井を見上げている)
>>366
>うわー!エメがやばいにゃあああー!
やばいってなんだあ?
(ケガをしているので動けない)

369 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/08(土) 22:52:54 0
>>356 キュダロン

(死の淵は脱したものの、傷は深く出血は止まらない。視界は歪み、体は動かず、指一本ですら鉛のように重い)

>お側に、今、参りま……す……る。アリス…ティスラ様……。
>お守りいたし…ま…する。
(思い人を奪った憎き餓鬼が、哀れに這いずっている。勝利だ。喜べ。
あらゆる罵倒が心に浮かび――虚しく通り過ぎた。勝利の高揚など、微塵もなかった。
もう――戻ってはこない。それに)

《本当は、アタシもあっち側だから》

(森林樹海から始まった数奇な運命が無ければ、自分もまた長の命一つで殺戮者になり得た存在。大切な者たちを害した可能性すらあった)

《…傲慢な里の奴らも、確実にあっち側だな》
(その事実を酷く悲しく捉えた自身に、彼女は驚いた。
里はあまり好きでは無い――浮いてたし――それでも育った場所だから――どうか道を誤らないようにと願う)

>…今……。お側に……。い…ま………。

……お休み。
(最期の言葉が風に溶け、陶器のような破片が横たわる彼女の耳元を掠める。
激痛を堪えて右腕を引きずり上げれば、ひんやりとした塊が指先に触れた。
憎悪。憐憫。虚無感。欠片を握りしめて呟いた一言が、彼女の精一杯の祈りだった)

>>365
《あ、あれ? 魔力の色が――空間転移?》
(失血による目眩が突然の異質な目眩と重なり合い、再び意識を失いかける。
それを引き戻したのは、水音と目の飛び出すような酷い痛みだった。
何だ? 酸の海にでも落ちたというのか?――違う。水だ。熱い湯。傷口に滲みただけだ。)

>>366 (ビルが崩れた。視界が開けた。エメラルンが見えた。アリスティスラも。マキューシオもジャック・バウアーも)

!! 姫……ッ
待ってて。今、行くから…
(心臓が縮まる。もう失うのは嫌だ。
大きな力に突き動かされ、身を起こすことすら困難なはずの体で立ち上がる。)

今…行くから。
(震える足で一歩、また一歩。
(波に翻弄されて。瓦礫に足をとられて。痛みに呻いて。
こんな状態の自分はもう何の役に立たないと、わかっているのに)

……くぅっ
(限界は唐突だった。
突然目の焦点が合わなくなり、世界が白霧に包まれる。
懸命に足を前に出すが、もうどこを歩いているのかわからなかった。


彼女は気づいていない。

既に膝は落ち、瓦礫に預けられた体は全く動いていないと。

足は静かな痙攣を起こしているだけであると)


行かないと…っ。ああ、何でつかないんだよ。何で。アタシじゃ間に合わないのかよ。クソっ…
…お願い。勝って。姫のこと守って…
本当に正しいかなんてわかんないけど……終わらせられるのは、アタシたちだけだ…!!

370 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 20:19:34 0
転移魔法の影響で、六本木を中心とした本州全域で揺れを感じました!

371 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage最後に大ピンチを] 投稿日:2009/08/09(日) 23:01:49 0
>>358
>エメラルン
>私とおまえは……似ているから……友達になれたかもしれない。
>お互い悲しい世界に生まれてしまったね……。
よく…わかっているじゃないか。
(ズズ、ズズ、とアリスティスラは下半身の蛇身をくねらせ、エメラルンに這い寄る。)

魔が無くて、人しかいない世界なら良かったって?
そうだよね。あたしとおんなじ考え方。
あたしは人がいなくて、魔しかいない世界をつくろうとしたんだよ!
きゃはは。どこまでも似ているね!

>>359
>マキューシオ
>俺は騎士だ。戦うのみ!愛した女を守るだけだ!
思い通りに事が運ぶと思うなよ!じゃまだ!
(アリスティスラは蛇尾でマキューシオを打ちのめす。)

(このときリコの空間転移の大魔法が発動した。)

(ルルカの地底湖へ。火山熱で暖かい湖水が四方八方から忍び寄っては辺りを浸す。)

(空間転移の揺れで、ビルは次々と崩れ、視界が開ける。)

>>366 ひこにゃん
>あ!見ろ!あそこ!うわー!エメがやばいにゃあああー!
>>368 ブロリン
>やばいってなんだあ?
>>369
>アーシィ
>本当に正しいかなんてわかんないけど……終わらせられるのは、アタシたちだけだ…!!

ほら。おまえの仲間たちが見える。
……あたしとおまえは、やっぱり同じじゃないね。
おまえと違い、あたしは独りだ。
(視線はマキューシオに。)

……あたしのキュダロンは死んだ。……あたしはなにもかも失くした。
だから一つだけは欲しい。
(アリスティスラが艶かしく笑った。瞳は紫に妖しく光った。)

372 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:05:18 0
どうせ、あたしはもう死ぬ。
(アリスティスラは左腕を上げた。右腕もあれば上げていただろう。抱擁するように。)

おまえだって、その傷、助からないよ。
……いや、仲間たちが助けるか。
ふ、そうはさせない。あたし一人で死ぬもんか。おまえも道連れだ。
(したたる血が地面に落ち、灰紫色の煙を噴く。アリスティスラは血液中の酸度を濃くしている。
アリスティスラの皮膚からすら灰紫の酸煙がたちのぼる。)

あたしとおまえは似ているんだろう?
エメラルン……ひとつになろうよ。きゃは!
(アリスティスラはエメラルンに覆いかぶさった。
エメラルンのかまえる狼爪の剣を、よけようともせず、胸に突き刺さるままに抱きついた。
強酸の血にまみれたアリスティスラが、エメラルンにしがみつく。
下半身の蛇身をすばやく巻きつける。
もうもうと灰紫の煙がふたりから噴き上がる。
自らの酸の血に、アリスティスラも激痛に絶叫した。)

ああああああああ!ぎゃあああ!ぐあぁ。うあああ。ぐぁ。
き、きゃ……きゃはははははははははは!あーはははははははははははは!
溶ける!溶ける!きゃははは!
溶けてひとつになろう。エメラルン!皮膚も肉も骨も混ざり合おう。く、苦しい生はこれで終わる!
い、いっ、一緒に地獄に堕ちよう。離さない!きゃははは!
いい顔。そのひきつった顔。痛い?きゃははは。あたしも。焼けるよう。あああ。あああう。
(のけぞるエメラルン。その顔を腕で無理矢理自分の顔にひきよせる。
アリスティスラは酸の唾液に濡れる唇を、エメラルンの唇に重ねようとする。)

きゃは…は……。………。
(死の接吻をまさにしようとしたその時、アリスティスラは先に息絶えた。)

373 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:11:55 0
ま、まさかの心中!!!

374 名前:名無しになりきれ[sage ] 投稿日:2009/08/09(日) 23:15:47 0
女王陛下に敬礼!

375 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:19:05 0
(((( ;゚Д゚)))つ□

376 名前: ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/09(日) 23:54:50 0
>>371-372
勝手に死ぬな、コラ!!!!! そりゃあ、来なかった俺が悪かっただろうが、
あんまりだ!!!!!!!

>>皆へ
2週間以上待たせてしまい、申し訳無い!!!!!! 今日中か明後日辺りに
一気に返すので宜しく頼む!!!!!

377 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:04:07 0
>>376
ヾ(゚д゚)ノ゛キタか
しかし「便利な小道具」絶っっっっ対禁止な!
アンドレのキャラとしてそもそも不可能な小道具で生き返らせるとか時間巻き戻しとかスンナよ
それしなきゃガンガレ!

378 名前:マイティ井上[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:10:55 0
>>376
いなかった時から全部時間さかのぼってレス返しもするなよw
適 度 に 数 レ ス に 省 略 し ろ よ 〜
十何レスもひとりでするんじゃないぞ

379 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:14:13 0
好きなようにやらしてやれよ
そういうスレだろ?

380 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:32:43 0
蛇は蛇だったか!
(凄まじい執念に箒は驚嘆した。)

リコ!吸魔の箱は安定しているな?
(柄をリコの襟首にひっかける。最大戦速でエメラルンのもとへ飛ぶ。
乱暴に止まったので、リコは地面に投げ出された。)

うわ。
(箒が思わず呻く。
アリスティスラは……なんという凄惨さ。地獄絵図だ。エメラルンは……!)

エメラルン!
溶ける!人が人の形でなくなる!
リコ!止血!
幸いエメラルンの身につけている鎧は白銀だ!妖魔に対してまだましだった。
マキューシオ!何している!早く地底湖のこの湯で姫を洗え!
(アーシィもぼろぼろだ。アンドレはどうした?アッシュは存在が消滅したのか?どこだ?勝ったが代償がでかいじゃないか!)

381 名前:メタルスライム[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:37:38 0
>>372
アリスタンすげー

382 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:39:31 0
怪我なら治せる。
だが死人を治すことはできぬ。死人を蘇らせてはそれはゾンビぢゃ!
早く手当てをー!エメを死なすな!

383 名前: ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 00:39:36 0
>>378
マイティはそんな喋り方はしない。

384 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 01:09:36 0
「やりましたね!リコ君!空間転移成功ですね!」
(とリコと手を取り合って、くるくると二人で輪になってスキップして軽く踊ったりして、思いっきり喜ぶつもりだった。
そんな場合ではない!)

姫様!
(箒に連れて行かれなかった米沢は、転がるように実際転がりながら走った。
二つの恐るべき予感。
一つはエメラルンの死。
もう一つは、吸魔の箱を止める方法の消滅。
ハクがテレパシーで語ってくれた情報によると、エメラルンに流れる古代王家の血(命)が、吸魔の箱を制御する絶対条件だ。
不安になり吸魔の箱を見上げる。
霊的力のある地ルルカに来たせいか、吸魔の箱を狙う邪悪が滅んだせいか、吸うべき魂が無い地底湖だからなのか、魔道に造詣の無い米沢には
理由は解らないが、盛んに放たれていた黒い稲妻は止んでいる。)

アーたん!
(倒れているアーシィが見えた。なんて大怪我だ!心臓がしめつけられる。
米沢は方向を変えアーシィに向った。エメラルンには自分が行かなくても、頼れるメンツが向っている。
ならば自分はアーシィの介抱に。
さらさらヘアーを振り乱しドタドタと、でも米沢にとっては自分史上最高速度で駆けた。)

アーたん!気をしっかり!目覚めるのに王子の口づけが必要ならご提供しますぞ!
(不謹慎だったかもしれない。でもこれでアーシィが元気につっこんでくれるのを期待した。
死んでくれるな。米沢は泣きそうだ。)

385 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 01:17:28 0
>>378>>383
http://www.youtube.com/watch?v=Luzktro7YtU
http://www.youtube.com/watch?v=0kn8LudSgeo&feature=related

386 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 01:17:37 0
>>380
ブラシ〜〜
>アリスティスラは……なんという凄惨さ。地獄絵図だ。
>エメラルン! 溶ける!人が人の形でなくなる!
具体的な描写をしないから逆に想像して鳥肌もんだわ!

387 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 01:27:01 0
アリスがどーせ萌えだから人殺しでも無罪になって助かる展開と思っていたが……予想裏切られた(゚Д゚)b アリスGJ!

388 名前:読み専スライム[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 01:33:34 0
>>376
「返す」ってのは質雑スレの考え方だよー。
ここはTRPGスレなんだ、ロールプレイングゲームしてくれー。

389 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 01:38:55 0
>>388
あまり言うと、更に延ばしてくると思うぞ。

390 名前:ブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 02:53:00 O
>>384
手当てですかぁ?
(米沢の側に温泉水入りの水槽を置く)
(ブラシの声が聞こえてくる>>380
>マキューシオ!何している!早く地底湖のこの湯で姫を洗え!
米沢ぁ!何しているんですかぁ?早く地底湖のこの湯でアーたんを洗えぇ!

391 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 03:02:17 0
>>376
なんて身勝手な
他人のレスをまた止めるのかよ、
あと便利な道具で解決して話ぶち壊すのマジで禁止

392 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 03:54:36 0
>>391
もう、する訳ないだろうが!!

それにそんな暴言臭い言い方すると、アイツ余計に出て来れんぞ!!
それとも何か? お前アンドレをFOにしたい訳か?

393 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/10(月) 04:04:12 0
アンドレー!!! 道具使わず、難局に立ち向かえよ!!! そうすりゃ、みんな見る目が
変わるからなー!!!!

力を抜いて、普通にTPRに取り組め!!

394 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:08:41 0
>>359
>アリスティスラ
>思い通りに事が運ぶと思うなよ!じゃまだ!
しまった!
(人間の物差しでアリスティスラを測ったのが誤りだった。
あれほどに傷つきながら、これほど俊敏な動きをするとは。
マキューシオはアリスティスラの蛇尾に倒された。転倒する。すかさず起きる。だが遅かった。)

>溶けてひとつになろう。エメラルン!皮膚も肉も骨も混ざり合おう。く、苦しい生はこれで終わる!
姫ー!
(マキューシオはエメラルンからアリスティスラを引き剥がそうとした。
両手でアリスティスラをつかむ。)

うおお!
(酸で素手の左手が焼ける。銀の義手が黒ずむ。地獄の抱擁!
屈強な戦士のマキューシオすら呻く激痛。それをエメラルンは………)

冥府に落ちるのなら独りで逝ってくれ!
姫!

>>380
>ヴェンツェルのデッキブラシ
>マキューシオ!何している!早く地底湖のこの湯で姫を洗え!
(頷く。)
ユフーインの聖なる水よ、頼む!姫を救ってくれ!

395 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:29:17 0
ひこにゃん! マツモトキヨシ彦根店から一番よく効く薬を召喚するんや!

396 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/10(月) 23:41:05 0
(と言って自分も電気屋のオヤジ軍団を召喚できることを思い出した)
モンゴリアンエレクトロフィールド!
(デ○デオと書いた鉢巻を巻いたオヤジ軍団参上)
何でもええ、回復系家電出すんや!
(電気屋のオヤジ軍団から扇風機を受け取る)
地球の科学だって魔法に負けてへんで!
マイナスイオン扇風機スタンバイ! 吹き渡れ、癒しの風!
(扇風機が首振り・強で癒しの風を発動した。
実はマイナスイオンは眉唾ものらしい。
しかしチャロはそんなことは知らずにマイナスイオンの癒しの力を純粋に信じているのだ!)

397 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/11(火) 00:36:24 0
>>396
>チャロ
任せるにゃ!はい!メンターム。
(ひこにゃんはメンタームを召還した。メンソレタームではない。
メンソレタームを買いにいくと、どこのドラッグストアーでも隣にメンタームが置いてある。それだ。
パチもんかな?と思うが違う。
メンソレタームはロート製薬のリップ。メンタームは近江兄弟社製薬のリップ。
どっちもアメリカの製薬会社メンソレターム社のリップと同じ処方でつくられている。
ただロート製薬がメンソレタームの名称を使う権利を持っている。
名前そのままを使えないので、近江兄弟社はソレをとってメンタームとして売っているのだ。
つまり中身は一緒だ。)

琵琶湖近江なので彦根市民としては、メンタームを買うにゃ!

398 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/11(火) 00:46:36 0
TRIVIA( ・∀・)ノシ∩へえ

399 名前:オルデガタ王の魂[sage ] 投稿日:2009/08/11(火) 01:12:21 0
(吸魔の箱の中)
天に昇る事もならず、地に還ることもできず。
死に瀕した娘を前にしても、暗黒の監獄の中で何をなす事も出来ぬ。
余は実に無力だ。
地位も出自も関わりの無い魂だけとなっただけにそれを強く思い知らされる…。
(蒼白い魂たちと白く煌めく鱗が舞う喰魂炉の内で王は嘆いた)

400 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/08/11(火) 01:19:33 0
(もし、エメラルンが死に瀕して三途の川なんかを見ることになれば、あの明星蛍が向こう岸に居るのが見えるだろう。
 こちらへおいでとばかりに、彼女はエメラルンに向かって手招きをしている。
 当然ながら、別に明星蛍はエメラルンの遠い先祖というわけではない。)

影が薄くなるあまり、とうとう影が無くなってしまったよ、あはは。
(笑い事ではない。)

さて……辛い戦いだったでしょう?
でも、それは敵であるキュダロンや、アリスティスラにとっても同じこと。
お前はこの戦いで何を得た?失ったものの方が大きいのではなくて?
アリスティスラもそう。
あいつは、やっと自分の心の拠り所を見つけたというのに、それも結局は失われた。
貴女が、コーチュウ将軍を失ったようにね。
あいつの本当の望みって、世界征服とかじゃなくて、キュダロンみたいな心の支えだったんじゃないの?
……ま、わたしの知ったことじゃないけどね。

エメラルン。
現世には、まだ争いの火種が多く残されているよ。
この先、お前が生きていくことで、それらに出くわし、再び争いに巻き込まれることもあるでしょう。
そのときには、今生きている貴女の仲間も、戦いの中で力尽きないという保障は無い。
いつかは尊い犠牲が出ることでしょう。
貴女自身が、苦痛の末に壮絶な死を迎えるかもしれない。

だけど、わたしなら、貴女を過酷な運命から解放することもできる。
貴女は美しくて、とても魅力的だわ。
疲れたでしょう?さあ、こちらへ来て休みしましょう。
わたしの宮殿に、ふかふかのベッドが用意してあるよ。
わたしの娘に、貴女の身の周りの世話もさせましょう。

(明星蛍は、エメラルンの精神に語りかけている……地獄へと堕とそうとしているのだ。
 そう、シューベルトの魔王みたいに誘惑をしている。)

401 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/11(火) 11:32:38 0
>397 >400
近江兄弟社の秘薬キタ、これで助かる!
(エメラルンの唇にメンタームを塗りまくる!)
エメはん、帰ってくるんや!

402 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/12(水) 12:16:15 O
>アーたん!気をしっかり!目覚めるのに王子の口づけが必要ならご提供しますぞ!
>米沢ぁ!何しているんですかぁ?早く地底湖のこの湯でアーたんを洗えぇ!

(ぼーっとしていて、彼女はいまいち状況が認識できなかった。
すると不意に体が軽く感じて――どぼん。)

!? ちょっ、待けほ、ごほっ――や……やめっ滲み、こほっ
(おそらく普通に洗浄しようとしてくれただけだったのだろうが、驚いた彼女は変に暴れてしまった。
支えていた腕から滑り落ち、頭まで水に沈んで咳き込む羽目になる。
よろよろと水槽の淵にもたれて)

……水、苦手なんだよ。
あと米沢。受け取り拒否。10年単位で若返ってきても返品だ。
それと……………………ありがと。

>ユフーインの聖なる水よ、頼む!姫を救ってくれ!
(その声ではっと顔を上げる。そして息を呑む。背筋が凍る。
姫の容態と音を立てて解ける蛇の亡骸を見比べれば、状況は理解できた。)
嘘……。姫!?

(思わず立ち上がり――あれ? さっきより体が動く?
自分の体を確認する。若干だが痛みが薄らいでいる)

>>後編241
>エメラルン
>それに湯治も凄いようだ。ロネで痛めた私の胸も、少し湯に当たっただけなのに、もうなんともない。ほら。ね。

(自分は湯を頭から被った。あの薬湯だったのか。)

エメラルン……
(ふらふらと近づく。今度こそは辿り着けた。

チャロの癒し、ひこにゃんの秘薬、ユフーインの薬湯。これで本当に助かるのだろうか?
不安で胸が苦しくなる。

あんなに綺麗な肌をしていたのに、今は痛々しく爛れてしまった手をそっと握った)

……一緒に帰れるって、信じてるからな。


403 名前:おあずけスライム[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 21:18:58 0
エメどうした〜
エメがレスしないと先に進まないど

404 名前:温泉スライム[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 21:37:06 0
次エメがレスしたら、あとは大団円まっしぐらだからじゃまいか
全員がレスし終わるのを待っているのかと

405 名前:スライムレスラー[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 22:24:53 0
>>376待ち?
もう水曜だぞー

406 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 23:21:53 0
アンドレを待ってスレが停止状態になるのは二度目か・・・・
こんなに同僚は待っているのにな

407 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 23:38:49 0
クライマックスでどうしてアンドレ一人に二回も大ブレーキをかけられなきゃならないんだ?
>>376のレスから明後日どころか明々後日だぞ今日は。

408 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 23:43:37 0
予言者→>>391

409 名前:温泉タマゴ[sage] 投稿日:2009/08/12(水) 23:49:34 0
キュダロン戦、アリス戦とラストバトルだから待っているわけだが
普段の進行だったら待たないでそ?
へたに待ってあげるからザワザワするんじゃまいか

410 名前:監督っぽい人 ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:13:44 P
今晩いっぱい待ってみますね。
明日の夜にはエメラルンのレスを投下しますね。

411 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:15:15 0
キタ

412 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:17:28 0
キタ━━━━:y=-( ゚∀゚)・∵;;━━━ン!!!!乙です

413 名前:名無しになりきれ[sageさすがにムリポw] 投稿日:2009/08/13(木) 00:21:36 0
>>410
アリスタンの助命嘆願書にござ・・・゚(゚ノД`゚)゚つ□

414 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:28:12 0
死の美学っちゅーもんもあるがなー

415 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:33:31 0
Q太郎と加藤にも助命嘆願書出してやれよw男女差別イクナイ

416 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:36:07 0
>>415
ショー太郎だったら出してあげる

417 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:47:19 0
アニメの「恋姫無双」のように、「女尊男卑」が
極端に激しいスレはここですか?

418 名前:名探偵コナソ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 00:48:42 0
>>405
東海地震でパソ出来ないんだよ!

419 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage 待たせてしまい、申し訳無い!!!] 投稿日:2009/08/13(木) 01:07:47 0
済まん!!!!!! 昨日は夜通しの急用の為、出られなかった。
しかし今日は準備が出来たので、今から綴って行くぞ!!!!!

まあ、「土砂崩れ」状態になるかも知れんが……。

420 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:08:51 0
>>217からの続きだ。かなり溜まったが、頑張って綴るぞ!!!〕

(俺を含めた5人を巨大化して、どうにかあのキュダロンに立ち向かえる様、臨戦態勢を整えた俺。

と其処に、キュダロンの下半身であるキュダロン・ドゥローパが、蛍の作ったスパゲティにドンドン絡み
付いていた《>>218》のである。それを見たチャロ、その下半身ごとスパゲティに齧り付く。)

<おいおい、大丈夫なのか? 腹壊すぞ。>

(その光景を見て、呆れる俺。その一方ではひこにゃんが、キュダロンの本体に爪を立てるが、尾が切れた
だけで逃がしてしまう。=>>224

<クソッ、逃がしたか!!!!! 追い掛けねば!!!>

(と、俺はキュダロン討伐に息巻く。だがその時、何やらゴ―――ッという、バーナーの炎が噴く様な音が、
東京湾辺りから聞こえて来た。)

な、何だ!!?

(その方向に振り向き、遠方を見る。すると何と、遠方から発射された無数のミサイル、それも艦対地ミサイルで
ある『トマホーク』の大群がこの六本木辺りを目掛けて飛んできたのである!!!!)

ゲッ!!!!! これはヤバい!!!!!

(幾ら巨大化したとは言え、優に5、6mあるミサイルの集中砲火である。まともに喰らえば命の保障なぞ
あるまい。そしてそれに加えて……、)

アリスティスラ:『そろった!
ファエトンの大魔法陣!
ロネ山の噴火の劫火!それが来る。火の矢があんなに!ロネの劫火と同じになる!
ロネの巨師ども!それがいる!巨人がいる!
ヤコブの剣よ、おまえが言った様に巨人がそろった!皆おまえの言う通りになったわ!
ヴェンツェルどもも巨人化したんだよ。だから巨師と呼ばれているんだ。ルルカにも由来は伝わっていまい!
儀式を行う!
(アリスティスラはエメラルンを抱え、キュダロンの腕から離れて跳んだ。念動の力で自らを支え宙に立つ。
眼下には黒い稲妻に荒れ狂う吸魔の箱!
アリスティスラはエメラルンの首に噛みついた。)
血がいるんだよ。きゃは。これであたしもおまえと血縁さ!
(アリスティスラはエメラルンの血を飲み込んだ。)

吸魔の箱よ!古代王家の血を捧げたる我は命じる。我もまた古代王家の血を継ぐ者なり!我の元に其の固き閂を外せ!
霊魂と劫火と巨人、これを喰らうを我が赦す。故に我の意に従え。
この地の龍脈よ、死霊の主たる我は汝等の主なり。我に従うか!?

「「「「おう。」」」」

(関東の龍脈が応えた。即ち関東の怨霊、平将門を始め、魔都東京に眠る霊人、精霊、八百万の神々もまた覚醒させられ応えた。)

(続く)

421 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:10:24 0
吸魔の箱よ!契約を為す!受け取れ!

(吸魔の箱めがけ、エメラルンを投げこむ。
トマホークミサイルが着弾し始めた。六本木は火山が噴火したような火の海と化していく。ロネの再来がこの地で演じられる。)

きゃはははは!あたしが、、、、、、勝った!!!!!!!!!!!』

(と、あの蛇女が哄笑混じりに、世界の王となる事を高らかに宣言し、エメラルンを吸魔の箱へと放り投げた
のである!!!!!)

な、な、何だと!!!!????

(身体が大きくなれば、その分聴覚も大きくなった為、それを聞いて、パニックに陥る俺。だがその時!!!)

>>246
せんとくん:『まずい! ゆるせ、アンドレー!』

《ブンッ!!!!!!!》 《ガッシャァァァァァァァン!!!!!!!》

(近くにいたせんとくんが、ベンツを放り投げ、俺の手に持っていたビッグライトに当てて粉砕。それにより、
ビッグライトの効力が切れ、俺を含め、巨大化された5人《?》は次第に巨体から元の体型へと戻って
いったのである。)

<ナイス、せんとくん!!!!! それと、済まん!!!!! スタッド!!!!!>

(キュダロン対策としての巨大化が仇となり、かつそれを打ち消してあの蛇女が世界の王となる計画を阻止する
事になったという事実に対し、俺は複雑な心境に苛まれた。だが……。)

《ドゴォォォォォン!!!!!! ドゴォォォォォン!!!!!!》

うおおおおおおおっ!!!!????

(次々とトマホークミサイルが着弾し始めたのである!!!!!! 徐々に小さくなってゆく身体とトマホークが
起こす爆炎と煙により、エメラルンの安否が分かり辛くなって来た。いや、それでも辛うじて見える程度と言った
方が良いだろう。最早、これまでか!!?

>>252
だがその時、何やら影が空を飛び、吸魔の箱に入れられようとするエメラルンを攫って行ったのである。
恐らくそんな芸当が出来る者と言えば……。そう、アッシュしかいないだろう。俺はそう確信した。)

<ナイスだ、アッシュ!!!!!>

(取り敢えずあの蛇女が世界の王になる事から免れたのを確認して、安堵する……、訳にはいかなかった。
何せトマホークミサイルが次々と着弾し、爆炎と爆風の嵐が巻き上がっているからである。)

(続く)

422 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:12:47 0
クソッ!!!!! これじゃあ何処に誰がいるのかよく分からん!!!!! 皆、何処にいるんだ!!!!

(そして元のサイズに戻った俺。辛うじて『東京ミッドタウン西』と書かれた標示板があった為、今いる場所が
東京ミッドタウンの近くであると言う事が判明したが……、周りを見渡せば当に五里霧中、一寸先が煙で
隠されていたのである。だが動かずしてそのままいる訳にはいかない。俺はミサイルの雨の中、満身創痍の
身体に鞭を打ち、夢中になって走り、仲間を捜した。)

おおい、近くに居たら返事してくれ!!!!!

>>258-259

暫く走ると、何やら人影らしきものが見えた。だが形としては明らかに不恰好。そう、俺はまず『仲間』ではなく、
『敵』に出会ったのである。キュダロンだ。だがその姿は、両腕が異常なほどに太い、人間の姿だったのである。
身長は俺よりも大きく、大体3mぐらいと言った所か。その姿、当に日本、特に秋田の妖怪である『手長足長』の
『手長』だ。

そしてそのキュダロンが……。)

キュダロン:『どの道、貴様らに生き残る道は無い。
吸魔の箱を止めるすべは無い。
無駄な抵抗は止め、楽になれ。もがけば我の牙は余計痛いぞ。くくく。
貴様ら、我が肥大する為の糧となれ!』

(と挑発じみた台詞を発したのである。)

上等だ!!! よくも顔を潰そうとしてくれたな。その御礼をしてくれるわい!!!!!

(と、威勢良く言い返す俺。とは言うものの、実は立っているだけでも十分辛い状態。なのだが、『仲間を助け、
敵を討つ』という、俺の気持ちが俺を動かしていた。

そしてその言い返した直後!!!)

《ドガァァァァァン!!!!!》

(瞬時に、その不恰好なキュダロンが俺を目掛けて迫り、ハンマーの様に腕を振り下ろしてきたのである。
辛うじて身を翻し、躱す俺。だが俺が立っていた場所のアスファルトの地面が、その腕の一振りによって
思いっきり砕け、凹んだのである。)

<何と言う威力だ!!! これはまともにかかって行くとやられるぞ!!!>

(俺はそう思い、取り敢えずアウトファイトを取りながら、相手の隙を窺う事にした。

>>261>>267-268>>271
すると何処からとも無くか、何やら歌声らしき声や音が聞こえてきたのである。俺は立ち止まり、全神経を耳に
集中させる。何処かで聞いた様な声である。)

<あの歌を歌っている声……、チャロか!!?>

(元気そうな少年か少女か、聞き分けのつかない声。明らかにあの声はチャロである。そしてポクポクと木魚が、
口笛がそれに合わせて奏でられている。恐らくは、せんとくんやひこにゃんといったゆるキャラも、其処に居るので
あろう。)

(↓)

423 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:13:47 0
<無事か、良かった……!!!!!>

(心の中で、無事と判明し、喜ぶ俺。それと同時に、その手長のキュダロンが身を震わせ、声無き悶絶を
起こしていたのである。)

<そう言えばさっきキュダロンの奴、歌うチャロをピンポイントで狙っていたな。もしやあの歌に、奴の攻撃を
弱体化させる能力があったのか……? ならば!!!>

(俺はそう思い、手長のキュダロン目掛けて突っ込んで行ったのである。それを認め、手を組んで俺の頭上に
ダブルスレッジハンマーを振り下ろすキュダロン。

……だが!!!)

《ガキィッ!!!!! ズンッ!!!!!》

(辛うじて俺はそのダブルスレッジハンマーを受け止め、頭を打ち砕かれずに済んだのである。攻撃は流石に
重く、微かに俺の足がアスファルトを凹ませたが、威力は明らかに落ちていた。)

悪いが、俺にはやるべき事があるのでな!!! 此処で足止めを喰らう訳にはいかんのだ!!!!!

《ガシッ!!! ギリギリギリ……、バキィッ!!!!!》

(と言うと、俺はキュダロンの両腕をあらん限りの力でもって閂で締め上げ、キュダロンの両腕を圧し折る。
そして……、)

《ズッダァァァァァン!!!!! グシャッ!!!!!》

(そのままキュダロンを垂直に持ち上げ、直下型のかんぬきスープレックスを決め、キュダロンの脳天を
アスファルトの地面に落としたのである。その途端、何が物が拉《ひしゃ》げて潰れたかの様な音が俺の耳に
入る。

起き上がって見ると、その手長のキュダロンは、頭がまるでスチールの空き缶がプレスされたかの様に潰れ、
活動を停止させていたのである。)

これで顔の件は返させて貰った。悪く思うんじゃないぞ。

(と言うと、俺はそのキュダロンに十字を切り、ゆるキャラ達の方へと歩を進めた。だがその時、上空から……、)

アリスティスラ:『エメラルン! 今、そこに行ってやる!』

(と、まるで老婆の如き、鬼気迫る声が響いたのである!!)

まずい!!! これは急がねば!!!!!

(↓)

424 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:17:44 0
(満身創痍の身体に再び鞭を打ち、俺はエメラルンの元へと走った。……だが、その時!!!!!)

《ドガァァァァァァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!》

ぐああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!

(運悪く、俺の位置から後方200m位の辺りでトマホークミサイルが着弾!!! その強烈な爆風によって
俺は吹き飛ばされ、地面に転がされたのである。)

く、くそっ……!!!!!! 早く急がねば、エメラルン達がっ……!!!!!

(痛みに呻きながら、仰向けの状態から起き上がろうとする俺。だが、身体がなかなか言う事を聞いて
くれなかったのである。)

<最早、これまでか……!!!!!>

(これで何度目だろうか、再びその言葉を心の中で呟く俺。だが、その時!!!)

>>308
???:『Cheep Cheep!』

(と、何やら動物の鳴き声らしき声が、俺の耳元で聞こえたのである。そして更に、俺の身体を揺さぶったり、
頬を舐めたりしていたのである。)

<だ、誰だ!!? 何をしているんだ!!??>

(俺は目を開けた。すると其処に映ったのは、ツインテールの可憐な美少女。そう、梓だったのである!!!)

あ、梓!!??? お前、何故そんな所にいるんだ!!?

(びっくりして起き上がる俺。だが元が鼠である梓には人間の言葉は通じない筈。それを直ぐ悟った俺は、
同時に俺の事を心配して来てくれた事に気付いたのである。)

……そうか、俺の事が心配で来てくれたのか。本当に済まん、済まんな!!!!!

(と言うと、ギュッとか弱い身体の梓を抱き締める俺。そしてその俺の頬には、一筋の涙が流れたのである。
この娘も必死にこの地獄で生き延びようとしている。そう思うと、非常に愛おしく思ったのだ。)

……おっと、此処で立ち止まっている場合ではなかったな。早く仲間の元へと駆けつけねば!!!!!

(直ぐに気持ちを切り替え、梓をお姫様抱っこで抱え上げ、乃木坂の方へと駆け付けた。

>>279
そして数分後、乃木坂の陸橋に辿り着くと、これまた何処かで聞いた事がある、中年の男性の声が
聞こえてきたのである。恐らくアレは……、米沢の声だ。俺は何処に居るかを確かめるべく見渡すと、
陸橋から少しはなれた辺りに米沢の姿があったのである。しかもマキューシオ、スパイダーマン、リコ、
そしてエメラルンの姿もある。

俺はまた一人、仲間の再会に喜んだ。しかし、
爆発音等で彼の話し声は途切れ途切れとなり、聞き辛くなっていた。

……のだが、次の瞬間!!!)

(↓)

425 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:18:37 0
米沢:『スパイダーマンさん。策なんてありません!パワー勝負で行けそうです。がんがん戦っちゃってください!
こんなときブロリンがいてくれたら!彼のパワーが今まさに必要なんですが!ブロリンがいたら!ブロリンが
いたらなあ!

そう思いませんか、アンドレさーん!同じ筋肉系として!』

(と、俺を呼びかける声が不思議な程、鮮明に聞こえてきたのである。確かに、俺としても今の状況では、
ブロリンは居てくれると有難いものであり、武神の降臨ですらある。俺はそう思い、米沢の声掛けに対して……。)

おう!!!!!! 俺もだ!!!!! 奴さえ居てくれれば、俺としても戦うのに意義があると思うぞ!!!!!

(と俺も同意を込めて、米沢にそう答えた。するとそれを聞いたスパイダーマンが……、)

スパイダーマン:『ブロリンのパワーが必要だと!?
ミーはブロリンのベストフレンドだ!
しばらくウェイトしてくれればブロリンをコールしよう!
プリーズウェイト!!』

(と、妙に英語を交えた喋り方でそう言い残し、スパイダーマンはどこかに走り去ったのである。そして暫く待つと、
同じ方向からブロリンが走って来た。)

ブロリン:『俺を呼んだのって米沢ですかぁ?
どうやら苦戦しているようだが、俺が来たからには楽に勝てるといいなぁ!』

(と、まるで一人で呟いているかのような口調で、米沢に話しかけるブロリン。すると今度は俺に……、)

ブロリン:『プロレスラーの力を見せる時は今だぁ!
化け物ぉを倒すのに協力するがいい!』

あ、ああ……。分かった。

(妙に戸惑いながらも、ブロリンの言葉に同調する俺。そしてそれと同時に、首から手や足が生えた不気味な
姿のキュダロンがやってきたのである!!! どうやらこれが本体らしい。だがその前に、デッキブラシに
しがみ付く、ゆるキャラ達が居たのである。そう、彼らは、あのキュダロンに追っかけられているのだ。しかも、
ゆるキャラ達は、それでも尚、演奏を止めない。)

いよいよ本体が来たか!!!!! (梓を降ろして避難させ、『パーン!!!』と拳を叩いて)
ならばやってやる!!!!!!

(キュダロン本体の登場に、臨戦態勢を取る俺。だが……、)

(↓)

426 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:19:31 0
>>295
(ヴェンツェルのデッキブラシで逃げるゆるキャラバンド>>287
(それを狙うキュダロン本体の後ろに高速移動)
ブロリン:『仲間を援護するゆるキャラバンドを助けに来た男ぉ!
ブロリンです・・・はい・・・』
(勢いを殺さず体当たりしてビルにキュダロン本体を突き飛ばす)

>>299
(感傷に浸りかけた心をもう一度引き締める。
彼女は屋上から飛び降りた。着地点は、キュダロンの巨大な頭。
無茶ではあるが不意を打つことはできたはずだ。
落下の勢いを乗せた短剣で蛇頭の一つを潰し、反撃される前に地上へ飛び降りようとする)


(……と、先にブロリンとアーシィが、そのキュダロン本体に攻撃を仕掛けたのである。見事なコンビネーション。だが
敵であるキュダロン《>>304》もさる事ながら、アーシィを腕一つで叩きのめし、ブロリンに対しては頭頂部の
蛇二体で打ち込んだ。

猶も続く激闘。其処には最早、俺の入る余地なぞ無かったのである。ただただ呆然と見つめる俺。)

<……どうやら俺は足手纏い、か。ならばこの戦の最後を見届けるしかあるまいな。>

(俺はそう思い、再び梓を抱え、キュダロンの相手をブロリンとアーシィに託し、その場を去る。そして歩きながら、
丸で独り言を呟くかの様に梓に話しかけ始める。)

なあ、梓。今の東京は、こんな風になってしまったけどな、本当の東京というのはな、物凄く華やかな所なんだぞ。

(爆撃で大分ひん曲がった東京タワーに目をやって)あの東京タワーなんかな、この都会の象徴とも言うべき
存在で、色々な映画などの舞台となったり、夜になれば綺麗なオレンジ色に輝いて、雄々しく聳え立っているんだ。
それに、あのタワーの展望台に上れば、東京の景色が一望できて、夜になれば丸で宝石が散りばめられたかの
様に様々なビルのライトが彩り、人々は夜更けになっても歩みや賑わいを絶やさず、その為に東京は「眠らない街」
と言われているんだよ。

俺もそういった活気が非常に好きでな、東京に来た時はよく仲間と共に遊びに行ったりしたもんだよ、
ハハハハ……。

……だが今の東京は「眠らない街」どころか、修羅場であり、阿鼻叫喚の地獄、そして「死者の集う街」と
化してしまった。見知らぬ、魑魅魍魎の所為で、だ。

俺としてもこれはどうする事も出来ん。自分の存在がいかに小さいものなのか、思い知らされたよ。

(↓)

427 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:20:56 0
(と、俺は梓を抱きかかえ、ブツブツと呟きながら廃墟となった六本木界隈を彷徨う。
すると前方に、またしても人の気配が。俺は瓦礫となったビルの一角に身を潜め、窺う事にした。

見ると、そこにいたのはあの『24』の主人公であるジャック・バウアーにマキューシオ、チャロ、せんとくん、
ハク、エメラルン、そしてあの蛇女《=アリスティスラ》だったのである。

だが、ほぼ『事』が済んでいたのであろう、其処には深手を負ったエメラルン、右腕を失った蛇女、屍と化した
ハク等々……。いかに壮絶な戦いであったのかを物語っていた。)

……!!!!!

(俺としては今の内に此処から出て、あの蛇女に引導を渡しエメラルン達を助けようと思った。だが、腰を上げる
瞬間、その蛇女とエメラルンの対話《>342>357-358>371》が耳に入り、躊躇い……、)

<こりゃあ、彼女自身で決着を付けた方が良いかも知れんな。>

(と思い直し、再び見守る事にしたのであった。
……だが、その瞬間!!!!!)

《ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ……!!!!!!》

な、何だ!!!?

(突如、計り知れない程の大きな地震が起こったのである!!! そう、これはリコが空間転移の魔法を
発動させた事による揺れであったのだ。それによって、ビル等の建物がその衝撃に耐え切れず、次々と
崩れてゆく。そして直後、足元から何やら水が浸水してきたのである。)

何だ何だ、水道管の破裂か!!? (と言い、梓を抱えたままその『水』に触れる。)熱っ!!!!!
水道水じゃないのか!!?

(これじゃあまるで温泉だ。そう思い、不意に上を向く。すると、其処に『空』は無く、岩肌が一面に広がって
いたのである。)

何だ此処は? まさか、「出戻り」と言う訳か?

(俺はそう直感した。つまり再びルルカ学府、しかもその地底湖の方へと戻ってきた訳である。それも六本木の
界隈の一部を丸ごとで、だ。しかも御丁寧に、『吸魔の箱』もまた、黒い稲妻を放出させながらこの地底湖に
来た、ときている。その上、岩の天井を吸い上げ、次第に夜空を覗かせていた。)

くそっ!!! あれをどうにか出来ないのか!!!!

(と、忌々しげに吸魔の箱を見上げる。と、その時!!!)

《ドドドドドドドドドッ!!!!!!》

(↓)

428 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:24:36 0
(と、不気味な音を立て、温泉の波が押し寄せてきたのである!!! 咄嗟に、俺は梓にかからない様、
バーベルの様に梓を持ち上げる。)

あちちちちっ!!!!!

(幸い、温泉の波は俺の腰の辺りまでの高さだったのである。だが、それでもその波の圧力は十分に人を
流す威力を持っていた為、俺は大きな瓦礫を背に、波の圧力に逆らい、耐えながら立つ。

……漸く波が和らいで引き始めた頃、俺はエメラルン達の方へと目を向けた。

>>371-372
するとあの蛇女が、瀕死の身体を必死に動かして這い、同じく瀕死であるエメラルンに近寄って来たのである。
当に獲物を逃がさんとする、蛇そのものの執念!! 俺はその執念に圧倒されたかの様に、歩を進めるのは
おろか、身体一つすら動けなかった。

いや、それだけではない。そのエメラルンに向けて発した言葉に、この女が如何に長い間、寂しさを味わって
きたのかがヒシヒシと伝わってきたのである。それもあって、近寄れなかったのだ。

やがて、その蛇女は、蛇の身体を、あの西洋の剣を身構えたエメラルンに巻き付け、残った左腕をエメラルンの
巻き付かせた。それも、奴は自分の胸にエメラルンの剣を避けようともせず、思いっきり深々と喰い込ませながら、
巻き付いた、いや、『抱き付いた』のである。

そして次の瞬間、その蛇女の身体の所々から灰色がかった紫色の煙が噴出してきたのだ。そしてその部位から、
次第に皮膚や鱗、筋肉組織、内臓、骨が溶け出していた。一方のエメラルンの方も、その溶け出した『液体』に
触れていたようで、丸で火傷の様に肌が所々で爛れ始めていたのである!!! そう、自らもろとも、エメラルンを
黄泉路へ旅立たせる寸法だったのである。その証拠に、蛇女はエメラルンに接吻《くちづけ》をしようとした。

が、済んでの所で先に蛇女の方が絶命。だが、それでも溶解は続いていたのである。このままだと本当に
『心中』しかねない。その『地獄絵図』を見た俺は……、)

<畜生!!!!!! エメラルンがピンチだというのに、何でボケーッと突っ立っているんだ!!!!!
動け、動け、動け!!!!!>

(と、自分の身体に言い聞かせ、動かそうとした。だが、言い知れぬ恐怖や憐憫に支配された身体は、未だに
ピクリとも動かなかったのである。

>>394
だがその時、一人の男がそんな状況に臆する事無く立ち向かい、エメラルンを救おうとしていたのである。
マキューシオだ。彼は素手の左手が焼かれ、銀の右腕が黒ずんでしまおうが、それでも尚彼女を救おうと
していたのである。

それを見た俺。不意に何かに開放された様な感じに囚われ……、)

<彼は一生懸命に彼女を救おうとしているのに、何でお前は其処でじっとしているんだ!!??? 大巨人
たる者、其処で怖気付かず、根性を見せてやらんかい!!!!!!>

(と自らに言い聞かせたのである。そして抱えていた梓を降ろすと……、)

(↓)

429 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:30:45 O
梓!!! ちょっと此処で待っているんだぞ、良いな!?

(と言い聞かせ、俺はその『地獄絵図』に駆け付けた。)

待たせたな、マキューシオ!!!!! 俺も手伝うぞ!!!!!

(とマキューシオに一声掛けると、俺は即座にその蛇女の尻尾を掴み、根元から倒してエメラルンを救い出そうと
試みる。)

があああああああああああああっ!!!!!! クソッ!!!!!!!

(不意に尻尾を掴んだ俺は、付着している酸により、両手が焼ける激しい痛みに声を上げた。だが、俺よりも
エメラルンの方はもっと苦しい状況にある。それを考えると、この程度なぞ小事に過ぎない。

酸により、徐々に『パワー手袋』と共に焼けてゆく両手でガシッと尻尾を掴み、巻き付を解こうとした。だが、蛇女は
末期の状態であったにも拘らず、予想以上に強くエメラルンを締め付けていた様であり、ビクともしなかったので
ある。その上、死後硬直までその締め付けに加担している様だった。)

<クソッ!!!!! 一つも解けないとは……、これもこの女の執念と言うものなのかっ!!!???
全く、敵ながら見上げたもんだよ、本当!!!!!>

(と、不意に俺は蛇女に対し、シニカル《=皮肉的》な表現を含めた賛辞を交えながらそう思った。だが、此方と
してもこの『人類の希望』とも言うべき少女・エメラルンを助けたい気持ちは負けていなかったのである。それを
一心に思い、俺とマキューシオは手の激痛に耐えながら解こうとする。

そしてその気持ちが功を奏したか、次第に、巻き付きは緩くなり始め、そして……、)

《ズボッ!!!!!!!》

(遂にエメラルンを救出する事に成功!!! だが彼女の身体は、あの蛇女との激闘により相当傷ついた上に、
強度の酸を大分受けていた様で、白銀の鎧は相当腐食し、衣服も丸で空襲から辛うじて逃れた罹災者の様に
ボロボロ。第3度の熱傷を身体の体積の約半分ぐらいを受けていたようだった。最早、普通の人間だと致命的を
通り越して即死に値するであろう。

だが皆は諦めなかった。マキューシオは温泉の湯でエメラルンの身体を拭って洗い《>>394》、チャロは電気屋の
店主を召還してマイナスイオンの扇風機の風をエメラルンに当て《>>396》、ひこにゃんは近江兄弟社の
メンタームを塗布する《>>397》。一丸となってエメラルンの回復に躍起となった。)

<何か、俺にも出来る事は無いのか!!?>

(俺は辺りを見回した。するとビルの瓦礫に一角に、プラスチック製のバケツが一つ、転がっていたのである。
俺はそれを引っ掴むと、バシャバシャと湯を蹴って走り出す。そう、何処か多めに湯を掬える場所を捜したのである。

すると幸い、陥没して窪んだ地面を発見。俺は其処を認め、バケツで思いっきり湯を掬い、元の場所へと駆け
戻る。)

(↓)

430 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:37:23 O
ホレ、新しい湯だ!!!!! 無くなったらこれを使うんだ!!!!! それと、梓!!! 悪いが一緒に
来てくれないか!!?

(と、皆に伝え、梓を呼び寄せると再び駆けずり回った。俺も満身創痍だが、そんな事に構っておれず、
エメラルンを助ける事に必死だったのである。

幸い、空間転移は乃木坂の区域まで及んだ模様。陸橋を少し過ぎた辺りに、コンビニエンスストアの『ローソン』を
発見。其処で俺と梓はタオルや下着、パンストに石鹸、ペットボトルのミネラルウォーター、お茶、折れた箒の柄や
ビニール傘等を、買い物籠に山ほど詰め込んだ。何れも止血用、着替え、傷口の洗浄、骨折の部位の固定に使う為で
ある。そして誰もいないレジに向かって俺は……、)

悪いが、ツケにしておいてくれ!!!!!!

(と一声駆け、荷物を抱えながら梓と共に、エメラルンの居る場所へと戻ったのである。
そして心の中で、エメラルンが助かるのを必死で祈ったのであった!!)

<神様!!! 頼む、頼むから間に合ってくれ!!!!! 彼女を助けてやってくれ!!!!!>

431 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:48:12 0
おかえり
元気そうで安心した

432 名前:古舘伊知郎[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 01:50:42 O
まさに「歩く東海地震」アンドレ・ザ・ジャイアント!!
文章という名の津波を起こしてしまいました!!!

433 名前:白き悪魔 ◆pJzB5nRarw [sage 終了記念パピコ] 投稿日:2009/08/13(木) 05:56:16 0
(エメラルンの背後に、一人の少女が立っている。
 青い髪に赤い目の少女だ。水色と白を基調にした、異国の服を着ている)

――――アリスティスラ。
(なんと少女は、エメラルンに向かってそう呼びかけた!
 だが呼びかけたにもかかわらず、エメラルンとは全く視線があっていない)

(エメラルンの戸惑いを無視し、さらに少女は続ける)
私は、ある者の願いを聞き入れここまで来た。
女王を、助けて欲しいそうよ。
・・・・・・・・・・彼、ユニークね。
今はもう自由なのに。

でも、選ぶのはあなた。
もし戻ったとしても、あなたが知る彼はもう、世界中どこを探しても存在しない。
元通りのあなたにもなれない。

アリスティスラ。
――――何を願うの?


(蛍に気付いたようだ)

・・・・・・・・・・。

(無表情のまま手を振っている)

434 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 22:35:23 0
お盆なので白き悪魔の人も帰省してきたかヾ(´▽`*;)ゝ"

435 名前:監督っぽい人 ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:23:38 P
おおアンドレ!も〜心配したよ。
それに懐かしいかな、白き悪魔嬢まで!しかもオルデガタ王まで!
いろいろ考えて準備していたのと全っ然違う展開になってまして、レスするのが今に至りました。
まとめの意味もあり少々長いです。
しかも物語の必要上かなりえぐい描写ありますよ。

436 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:24:41 P
>>371
>アリスティスラ
>魔が無くて、人しかいない世界なら良かったって?
>そうだよね。あたしとおんなじ考え方。
>あたしは人がいなくて、魔しかいない世界をつくろうとしたんだよ!
>きゃはは。どこまでも似ているね!
違う!私はそういうつもりで言ったのでは……
あ――――――――!
(焼けた鉄板に水滴を落とす。水滴は玉となって転がり、音をたてて蒸発していく。
その音をエメラルンは聞いた。骨を伝わり音が聞こえてくる。
それは自分の体が溶けて蒸発していく音だ。
酸の血液を溢れ出させたアリスティスラに抱きつかれ、エメラルンは絶叫した。
アリスティスラを払いのけようとする。手でアリスティスラを押す。その手が溶ける。)
ぎゃあああ!
(濁った悲鳴がほとばしった。)

>溶けてひとつになろう。エメラルン!皮膚も肉も骨も混ざり合おう。く、苦しい生はこれで終わる!
だ、誰がおまえなどと…!私は死ぬわけには……。

>い、いっ、一緒に地獄に堕ちよう。離さない!きゃははは!
は、離れろ!はなれ……うああああ!

>いい顔。そのひきつった顔。痛い?きゃははは。あたしも。焼けるよう。あああ。あああう。
あっ!あっ!あっ!ぎゃああああああああああああああ!
(体がのけぞる。アリスティスラは逃がさない。左腕を巻きつかせてくる。左腕に触れたエメラルンの髪が溶け、髪はばさばさと落ちる。
アリスティスラが顔を寄せてくる。強酸の唾液したたる唇を寄せてくる。)
――――――――――!
(もはや声すらエメラルンは出せなかった。)

437 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:25:57 P
(エメラルンは立っていられずに膝をついた。跪くと、どういうわけか痛みが消えていた。どうしたのだろう。
目の前には恐ろしい接吻をしようと迫るアリスティスラの顔がある筈だ。
いない。)

(どこだここは。なにも見えない。霧の中にエメラルンはいた。いつ霧がたちこめたのか?真っ白で自分の鼻先すら見えない。)

(遠くで雷鳴が鳴っている。)

(耳をさらに澄ますと、水音が聞こえた。川のせせらぎだ。
エメラルンは立ち上がった。
目が慣れてきたのか、霧がうすくなってきたのか、辺りが見えてきた。
前方に川が見えた。そんなに大きな川ではない。向う岸も見える。後ろも振り返ってみた。後も川だ。
どこかの川の中州に自分はいるのか?)

………そうか。死の川。
(現世と冥府の境目には川が流れていると聞く。自分はそこにいる。
そうエメラルンはたちどころに理解した。
それは弱々しい光を見たからだ。
霧の中に青白い光が一つあるのに気がついた。その光は淡いがかなり大きい。人ぐらいの大きさはあるみたいだ。
目をこらしてよく見ると、光は人の形をしている。
いや、人の形ではなくそれはまさに人だ。
全身からほのかな光を発する不思議な人が立っている。
なんだろう?)

あ……。
(その人には首から上が無かった。)

そなた…!

438 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:27:25 P
(女性の顔の絵が描かれた手提げ袋を、その首無しは持っていた。
広尾駅でエメラルンに声をかけてきた若者だ。アリスティスラに首を斬られた彼だ。
気がつけば青白く光る人は、彼だけではなかった。いくつもいくつも、何人もこの白い霧の中に立っている。
何人?何十人?何百人?何千人?何万?大群衆だ。
一言も話さない死者の群れが中州にひしめいている。
身なりも服装もまちまちだ。
いや、種族すらまちまちだ。
ゴブリンがいる。スカンジビアナ渓谷森林で見たゴブリン達だ。あそこにいるのはイヒカだ。
ああ、なんてことか。オルデガタの兵士たちもいる。ズオードの兵士らしき者も。あれはルルカの導師か?
貴族、騎士、農民、兵士、ゴブリン、トロール、サラリーマン、自衛隊隊員、地下鉄乗客、六本木ヒルズ族……
ズオードの侵攻から始まり、ゴブリンの来襲、ルルカ崩壊、六本木での戦闘、その一連の変事で命を落とした死者たちだ。
皆その最期を物語る、惨たらしい傷を負っている。どれも虚ろな物悲しい表情を浮かべた哀れな死霊の群れだ。)

私も死んだのか……!?

(声が聞こえた。)

「リコ!止血! 」
「だが死人を治すことはできぬ。死人を蘇らせてはそれはゾンビぢゃ! 」
「やばいってなんだあ?」
「姫様!」
「ユフーインの聖なる水よ、頼む!姫を救ってくれ! 」
「マツモトキヨシ彦根店から一番よく効く薬を召喚するんや! 」
「はい!メンターム」
「……一緒に帰れるって、信じてるからな」
「神様!!! 頼む、頼むから間に合ってくれ!!!!! 」

ごめん。みんな……。ごめんね。帰れない。私は帰れない。
(エメラルンの目から酸の涙がこぼれた。)
ごめん、ハク。私の血で吸魔の箱の脅威を無くす事はできなくなった。
(吸魔の箱は止められないのか?世界は滅びるのか?)
ああ。
(絶望と挫折の重い嘆息が漏れた。)

>>400
>明星蛍
>……辛い戦いだったでしょう?
蛍……。
(向う岸に蛍がいて微笑んでいる。不思議と違和感は無かった。)

439 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:28:17 P
そなたらしい。……そなたが死神の眷族でも驚かない。
(明星蛍は死後の世界での安楽に誘っている。)

(そのとき、また落雷の音がした。今度は近い。腹に響き渡る振動。稲光が霧の幕を貫き辺りを照らした。
雷は川に落ちた。川を渡り向う岸に行こうとした死者がいたらしい。その死者を雷は襲った。黒い稲妻だった。)
エメラルンは上を見上げた。空も霧で白く濁っている。粥水の空に黒い滲みがあった。四角い。)

吸魔の箱!
(吸魔の箱が、生死を分かつ川を渡り昇天しようとする死者に雷の鉄槌を下している。
エメラルンは理解した。
中州に死者たちは足止めされているのだ。川を渡ろうとすると、吸魔の箱に雷で打たれる。
死にきることもできずに立ちすくむ死者たち。
中州に死者をとどめ、その怨念を吸魔の箱は名の如く己が力として吸っているのか。)

>>399
>オルデガタ王の魂
>余は実に無力だ。
父上!?
(父王の声が聞こえた。)

ああ、父上!父上ー!
(エメラルンは叫んだ。)

これはどの父上の声ですか?父上ー!
(父王は応えてはくれない。声が届かないのか。エメラルンは口に両手を添え、より大きな声を出そうとした。
口元まで手をあげれば指が当然見える。
エメラルンは息を呑んだ。)

……は。
(指が溶けていた。)

440 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:31:15 P
あ……。ああ…!はぁ!
(中州の死者たちは、みな死に様を如実に表わす痛ましい姿ではないか。死んだそのときの姿のままで佇んでいる。
自分もそうであるのは当然ではないか。
エメラルンは掌を上に向け、己の手を見た。ひどすぎる。これが手か?
爪も肉も溶け落ち、青銅製の指の骨が露出していた。
エメラルンの体が震えた。顔に触るのが恐かった。もし鏡がここにあったら、エメラルンは正気を失うだろう。)

あ、ああ!私は…死んだんだ……!
死…死にたくない。やっぱり死にたくないよ!
父上たち、助けて!あたしをつくったんだろ?
(メトイの魔道士たちは非情だ。)
な、なら猫目!いや、ドゥーラ。忠誠を誓う!助けて……。

……………。

………。

(なにを自分は言っている?)

>>433
>白き悪魔
>――――アリスティスラ。
>(なんと少女は、エメラルンに向かってそう呼びかけた! )
アリス…ティスラ?……私は違……。
(エメラルンは振り返った。青い髪に赤い目の少女がいた。)
どうして私をアリスティスラと呼ぶ?
私は……。
あ。
いやっ!いやあああー!

441 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:32:19 P
(エメラルンは己の下半身に気がついた。
足が無い。
足ではない。
蛇だ。
腰から下が蛇になっている。)

>元通りのあなたにもなれない。

あっ!ああっ!……あ。…………あぁ。

そうか……。

そうなのね。

……私は混じってしまった。……アリスティスラと一つになったのね。

(ホムンクルスは青銅を骨にして創られると聞いたことがある。だからこの指か?)
……あれ。
(手はきれいに元通りになっていた。すこし肌が青いけれども。
自分の顔に触ってみた。頬がある。髪にも触った。髪がある。しかし赤毛だった髪に、アリスティスラの髪の色、青が混じり二色になっていた。
足は!?あった。足になっている。蛇ではない。物質世界ではないここは意識次第で変わるのか。
でも心に変化があった。蛇の下半身でもいいのにと。
その概念になると、足が形を変えていく感覚があった。あわててその考えを止めた。)

>アリスティスラ。
>――――何を願うの?
私は……。
(エメラルンとアリスティスラであった者は、その問いを受けて答えに躊躇した。
彼女は目を閉じた。それはほんの一瞬で、すぐに彼女は目を開けた。
まず向う岸に話しかけた。)
蛍。あたしはそっちには行けないよ。吸魔の箱の邪魔があっても無くても。

(続いて中州に立ちすくむ死者たちに視線を移し。)
あたしだけずるいかもしれない。でも。

(白き悪魔に。)
私は……生き返りたい。

442 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 04:33:23 P
私には使命がある。
私の血をつかって吸魔の箱を壊さなければならない。
大義のために自分だけ助かりたいという邪心が一切ないかといえば、それは嘘になる。
それほど生はすばらしい。……命ってすばらしいね。
だからこそ、贔屓を受ける身として、務めを果たしたい。
世界を滅ぼす吸魔の箱を必ず破壊する。この捕らわれの霊たちを必ず解放する。

白き悪魔よ。生の縛から今は離れている自在の目から見ると、そなたがわかる。
そなた、マキューシオをコキュートスから救ってくれたね。
そなたの思い通りをマキューシオは選ばなかったように見えるが、そなたがコキュートスにいたことで、マキューシオに霊的な力を
密かに与えたのだろう?でなければ死者が現世に戻れるものか。魔の力がいる。

蛍よ。そなたもことあるごとに、我等を導こうと道化を演じてくれたな。
……道化神のつもりはなかった?あれ。違う?そうかな。そうなの?だとしたらごめん。
ねえ蛍、死後の安息に誘ってくれてありがとう。だけど私はもっと苦しみの生を生きるよ。

あ。
(ふと彼女は右手にぬくもりを感じた。)
アーシィ。

>>402
>(あんなに綺麗な肌をしていたのに、今は痛々しく爛れてしまった手をそっと握った)
みんなが呼んでくれている。
私は目覚めるよ。
……ちょっとみんな驚くかも。きゃは。



(現世。)

(エメラルンは蘇生した。
溶けて傷ついた身体は、瑞々しい生気あふれる身体へとみるみる治癒していった。
溶解したアリスティスラの血がエメラルンの肉体に混じり、蛇女の人造細胞が、古代王家の末裔であるオルデガタの王女の血に入り込み、
ふたつはひとつとなり、仲間たちの手当てとユフーインの霊湯をも作用し、ここに彼女は蘇った。
顔立ちも瞳も髪も、姿も変わっていた。エメラルンとアリスティスラを混ぜたような容貌。
エメラルンでもアリスティスラでもない、エメラルンでもアリスティスラでもある、人間と魔族の狭間に立つ者として、彼女は目覚めた。)

443 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 05:03:41 0
うおおおおお!煤i゜Д゜ノ)ノ 

444 名前:仮面ライダーW[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 11:56:35 O
なんだってー!!!!

445 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 20:27:21 0
なにこの超展開
白魔が変な事書くからだ!・・・・・・GJ!

446 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 22:02:12 0
無理かもしれない。
(あまりにむごたらしいエメラルンの負傷に、リコは目をそむけたくなった。
アリスティスラの酸はエメラルンの体を取り返しがつかないくらいに蝕んでいる。
剛勇のマキューシオが泣きそうな顔で、エメラルンの鎧をはぎとりユフーインの湯で酸の血を洗い流している。
酸の血は湯と反応して、目がちかちかと痛む白い煙を発生させる。
その煙にふれるだけでヒリヒリと痛い。それをエメラルンは全身に浴びたんだ。)

>>402
>アーシィ
>(チャロの癒し、ひこにゃんの秘薬、ユフーインの薬湯。これで本当に助かるのだろうか?)
>……一緒に帰れるって、信じてるからな。
(アーシィの言葉にリコもうなずく。止血の呪を唱える。
けれども流れる血が止まらない。皮膚は裂け肉はずぐずぐに溶けている。こんなにひどい傷を見たことが無い。
アンドレがどこからか医療道具を持ってきた。ひこにゃんも軟膏を取り出す。けれども。
――だめかもしれない。
(リコは唇を噛んだ。――――その時だった。)

>>442
>(エメラルンは蘇生した。)
姫様!?
(エメラルンが目を開けた。)
わかりますか?姫様。お気をしっかり……。
(エメラルンの瞳がおかしい。エメラルンの瞳は宝石ラピスラズリの色で美しい青の瑠璃色だ。それは変わらないけど瞳孔がおかしい。
人間の丸い瞳孔ではなくて、縦に楕円の瞳。どこかアーシィに似ている。亜人種の目の特徴だ。なぜ?
次に起こった変化にリコは思わず身をそらした。エメラルンの体が治癒していく。
傷ついた体が治っていく。
ユフーインの湯の力などではない。米沢の手を蘇生させたアッシュの魔法と似ている。これは魔の力だ。
誰がこれほどの威力を持つ治癒魔法をかけたのか?
リコはあたりを捜す。いるわけがない。エメラルン自らから魔の波動を発しているのだから。
どういうこと?待て。魔道士のわるいくせ。詮索よりもエメラルンが死の淵から脱したのを喜ぶんだ。
傷はあとかたもなく消えた。美しい女性美は蘇った。)

な、なにかお召し物を。だれかはやく。
(赤面。見ないように目を手で隠す。込み上げる喜びにリコは涙で目頭が熱くなった。)

姫様、姫様、わかりますか?よかった、姫さ……ま……。
(リコは言葉を失った。指の隙間から見たエメラルンの、その姿が変わっているじゃないか。
髪は赤と青のメッシュに。皮膚は健康な肌色から、少し青味がかった色に。そしてその顔。)

姫様……ですよね?
(アリスティスラに似ている。――――まさか!)

融合?

447 名前:ジャック・バウアー[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 22:26:46 0
>リコ
>な、なにかお召し物を。だれかはやく。
心配するな。アンドレが調度持ってきている。用意がいい!立派な捜査官になれるぞ。
>>430アンドレ
>コンビニエンスストアの『ローソン』を発見。其処で俺と梓はタオルや下着、パンストにry
下着とパンスト だ け 確保してある!

448 名前:流れてきた湯治スライム[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 22:32:04 0
アンドレ待ちのせいだけど書き込みを引っ張ったってエメは生き返るだけだし
アリスは死んだままだろーなーと予想していたんだが・・・予想を裏切られたじぇ

>>447
そっか、アンドレってえろいんだw

449 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/14(金) 22:55:23 0
>>446
>リコ
>融合?
うむ。そのようぢゃ。拙僧の霊感でもそうピピピピと感じる。融合しなければエメは死んでいたであろう。
拙僧と同じちゃ。
(せんとくんは遠い目をした。)

拙僧も美少年なだけで普通の人の子だったが、奈良の鹿と融合してこの聖なる姿を得たのぢゃ〜。

450 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 00:03:51 O
>>448
止血用にパンストを持って来たんじゃないのか?

以前、俺の友人が腕に大ケガを負ったとき、
そのパンストで締め上げて血の流れを止めた
そうだが?

451 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 01:18:21 0
下着だけじゃかわいそうにゃ。はい。これ。着るといいにゃ。
(ひこにゃんは彦根の服を召還した。
彦根にも当然いろんなファッションが売っているからどれでもいいのだが、ひこにゃんは彦根〇高校の制服を召還した。
なぜか?
それはセーラー服のアーシィに合わせた方がいいかなと気配りしたからである。
なぜ彦根〇高校か。
ただの高校ではない。彦根〇高校は、彦根井伊藩おかかえの元藩校である。そこらへんの高校と歴史が違う。由緒正しい名校。
田原総一朗、L'Arc〜en〜Cielのkenの出身高校でもある。
だがこの高校の女子制服、「ダサエロい」と地元で評判の名物制服であるのだが、そんなことはどうでもいいのであーる。)

452 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 01:23:12 0
『ごめん。みんな……。ごめんね。帰れない。私は帰れない』
『ごめん、ハク。私の血で吸魔の箱の脅威を無くす事はできなくなった』
『吸魔の箱は止められないのか?世界は滅びるのか?ああ』

大丈夫。大丈夫だよ。貴方の声は私に聞こえた。
(蘇生したエメラルンにだけハクの声が聞こえた。他の誰にも聞こえない。
否。強い魔力を持つ者には聞こえたかもしれない。)

エメラルン……そう呼んでいいのかな。人と魔の狭間の者よ。
私の声が聞こえるだろう。
私はまだ吸魔の箱に捕らわれているけれど、生と死の狭間の者である貴方なら聞こえる筈だよ。
吸魔の箱を砕き世界を救う為よくぞ冥府の際から生還した。
恩師コーチュウの仇であり、哀れであっても残虐な人蛇とよくぞ融合した。これから辛い生を送る事になるのに。

さあ、吸魔の箱を壊そう。
その方法を教えると約束したね。>>281
これからユフーインの偉大なる龍脈ヤンダルに起きてもらうよ。
(ハクの声が祝詞の詠唱を始める。)

私は小白川の精霊ニギハヤミコハクヌシ。
あらゆる河川と山々の父にして母なる龍脈ヤンダルに伏して願い奉る。
御身の顎を狙いし悪鬼の妄念悉く駆逐し尽くしたり。此処に至り……

453 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 01:23:53 0
まさか!エメラルン。人ではなくなったのか!?
(箒は動揺した。それは物に命を吹き込まれた魔道具である箒だからである。
人造生命体であるアリスティスラと箒は、造られた存在である点が共通項だ。
アリスティスラとエメラルンが融合したなんて!)

待て。喜ぶのは早い。
(箒は皆を制した。)

融合した彼女の精神がどうなったのかわからないぞ。
エメラルンの精神が支配しているのか、アリスティスラの精神が支配しているのか。どちらが優勢かそれ次第では……。
マキューシオ!アンドレ!ジャック!
もし蛇の魂が優勢ならば、どうするか分かるな?
邪悪が一掃されたのに、新しい難敵を生かしておくわけにはいかないんだぞ!
(箒は心を鬼にして最悪の状況に備えた。そうであってほしくないと願いながら。)

454 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 01:26:07 0
久々にやや放送事故気味かなw

455 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 01:26:57 0
>>451
ダサエロ制服って!まじですか

456 名前:ニャンまげ[sage栃木県日光江戸村ゆるキャラ] 投稿日:2009/08/15(土) 01:31:44 0
彦根にネタの限界は無いのかー!

457 名前:中川隆[sage 元・大毎オリオンズの投手] 投稿日:2009/08/15(土) 01:57:34 O
>>451
それを言うと、俺もその学校のOBだぞ。

まあ、生まれは米原だがな。

458 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 03:24:05 0
>442
そう、現世へ帰るのね……
(明星蛍は、仲間になりたそうにこちらを見ているモンスターを追い払ったときのような目をしている。)

あーあ、目論みも外れちゃったわね。
あんたを悪魔にすれば、人間のように悩み、人間のように決断をする、神が最も嫌がる悪魔ができると思ったのに。
とはいえ、無理強いなんてしたら、わたしの大嫌いな神と何ら変わらないからね。
こうなったらしょうがない、あんたの魂は諦めるわ。
それじゃあ、あんたを現世に送り出すからには、別れの歌でも一曲歌いましょう。

Should auld acquaintance be forgot,
and never brought to mind ?
Should auld acquaintance be forgot,
and auld lang syne ?

And surely ye'll be your pint-stoup !
And surely I'll be mine !
And we'll tak a cup o' kindness yet,
for auld lang syne.

We twa hae run about the braes,
and pou'd the gowans fine ;
But we've wander'd mony a weary fit,
sin' auld lang syne.

We twa hae paidl'd in the burn,
frae morning sun till dine ;
But seas between us braid hae roar'd
sin' auld lang syne.

And there's a hand my trusty fiere !
And gies a hand o' thine !
And we'll tak a right gude-willie waught,
for auld lang syne.

459 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 03:48:58 0
(蛍の歌は終わった。)

この歌は、米沢の住んでいる国では“蛍の光”と呼ばれているものよ。
そして、わたしは明星蛍。
……これは、わたしの渾身のギャグなんだから、せめて笑顔のまま見送られなさい。
地獄には、わたしの誘いを断ったあんたの居場所なんて無いのよ。よく覚えておきなさい。
さようなら、エメラルン。

(明星蛍は、現世へと帰るエメラルンの魂を見送った。)

460 名前: ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 10:14:18 O
(一旦、中断だ。)

今、お盆で奈良の桜井に来ているわけだが・・・・・・、

皆、御先祖様に何か言う事とかあるか?

461 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sagegt;460 奈良が田舎とはいいですな] 投稿日:2009/08/15(土) 19:31:49 0
>>390
>ブロリン
>米沢ぁ!何しているんですかぁ?早く地底湖のこの湯でアーたんを洗えぇ!
おっしゃあー!
(米沢はアーシィを抱きかかえた。無論お姫様だっこだ。大急ぎで湯に浸す。
浸したつもりだが、急いだあまり投げ込んだと表現するのが正しい日本語かもしれない。)

>>402
>アーシィ
>!? ちょっ、待けほ、ごほっ――や……やめっ滲み、こほっ
>……水、苦手なんだよ。
>あと米沢。受け取り拒否。10年単位で若返ってきても返品だ。
残念ながらそうでしょうなあ。
(寂しげににやりと笑った。自虐的に笑うのは米沢の十八番だ。)

>それと……………………ありがと。
いまからでも受け取りできますぞ。……おーい。
(アーシィはエメラルンのところへふらふらと歩きだす。
米沢も続こうとした。ところが足がわなわな震える。)

こ、腰が抜けてしまいました。
(アーシィを抱きかかえて、体重でやられたのではない。アーシィが助かって安堵して力が抜けたのだ。)
行かねば。行きましょう。ブロリンさん。姫が心配です。

462 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 19:32:54 0
>>453
>ヴェンツェルのデッキブラシ
>待て。喜ぶのは早い。
>マキューシオ!アンドレ!ジャック!
>もし蛇の魂が優勢ならば、どうするか分かるな?
(箒の切迫した声が聞こえる。米沢はブロリンと顔を見合わせた。)

これがエメラルン姫!?
(その容貌の変化に米沢は驚いた。
ダサエロ制服を着せられているのには確かに驚いた。でもそこじゃない。容貌の明らかな変化にだ。
顔立ちが違っている。髪も赤と青のメッシュに。健康的な肌の色が青ざめた色に。どこか妖艶な。アリスティスラのような!)

姫。……お言葉を。話せますか?
(まるで舞台監督がキューを出したようなタイミングで、その時耳をつんざく雷が鳴り響いた。この地に連れ込まれた六本木のビルの一つに落雷した。
吸魔の箱の黒い放電だ。
米沢は見上げた。吸魔の箱は地底湖の岩の天蓋を喰い終わり、ぽっかりと大穴を開けていた。もうここは地底ではない。
崖に囲まれた単なるくぼ地だ。空が見える。夜は空け白ずみ、朝が訪れようとしている。
朝日に照らされ吸魔の箱が不気味に光っている。放電が激しさを増していく。
吸魔の箱は己を閉じ込めていた地底湖の天蓋を破り、地上に魂を喰いに彷徨い出つつあるのだ。
一刻の猶予も無い。)

463 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:27:36 0
>>372
>いい顔。そのひきつった顔。痛い?きゃははは。あたしも。焼けるよう。あああ。あああう。
>(アリスティスラは酸の唾液に濡れる唇を、エメラルンの唇に重ねようとする。)
>きゃは…は……。………。
(綺麗事を吐き出す忌ま忌ましい口を塞いでやる。アリスティスラはエメラルンの唇に唇を重ねた。)


(目の前からエメラルンが突如消えた。替わって目に見えるのは白い霧だ。)

なに?
(アリスティスラは左右を見回した。なにもかも白く霞んでなんにも見えない。遠くで雷が鳴っている……。)

なにが起こった?ここは?
(やがて明かりに気がついた。青白い光。人魂だ。)

………そうか。死の川。
(生者の国と死者の国を隔てる死界の川だ。その中州にいる。たくさんの人魂とともに。
人魂の中に見え覚えのあるのがあった。微笑む少女の肖像画が描かれた手さげの紙袋を持つ男。)

あ……。
そなた…!
(地下の施設でエメラルンを追い詰めたときに、邪魔で首を斬った男だ。
アリスティスラははっきりと悟った。)

私も死んだのか……!?

(声が聞こえた。)

「お側に、今、参りま……す……る。アリス…ティスラ様……。お守りいたし…ま…する」

キュダロン……!
(死に逝くキュダロンの思念を感じた。アリスティスラの目から涙がこぼれた。)

464 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:28:38 0
>>400
>明星蛍
>……辛い戦いだったでしょう?
擬魔……。
(向う岸に蛍がいて微笑んでいる。不思議と違和感は無かった。)
そなたらしい。……そなたが死神の眷族でも驚かない。
(死神は冥府に属するがゆえに、物質世界では存在が不安定になり、本来持つ強力な魔力が発揮できない。)

そなたが……。
(はっとアリスティスラは自分の言葉使いに違和感を感じた。そなた?そんな言葉使ったことない。)
おまえが、怨霊エネルギー争奪の戦いに勝てなかったのは、死神の眷族だったからか。納得。きゃはは。
(言ってからアリスティスラは虚しさに心が沈んだ。)

>>399
>オルデガタ王の魂
>余は実に無力だ。
父上!?
(その声が誰のものかすぐにわかった。魔道士特有の押し殺した声。父親だ。父のうちの一人の声だ。)

これはどの父上の声ですか?父上ー!
(父は応えてはくれない。声が届かないのか。アリスティスラは口に両手を添え、より大きな声を出そうとした。 )

……は。
(口にあてた両手を見たアリスティスラは息が止まった。指が溶けていた。)

あ、ああ!私は…死んだんだ……!
死…死にたくない。やっぱり死にたくないよ!
父上たち、助けて!あたしをつくったんだろ?
(メトイの魔道士たちは非情だ。)
な、なら猫目!いや、ドゥーラ。忠誠を誓う!助けて……。

……………。

………。

(なにを自分は言っている?あの声はメトイの父達の声などではない。ロネの巨師の墓所に現われたオルデガタ王の声ではないか。
どうして聞き間違えた?)

465 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:30:42 0
>>433
>白き悪魔
>――――アリスティスラ。
>(なんと少女は、エメラルンに向かってそう呼びかけた! )
アリス…ティスラ?……私は違……。
(違わない。なにを自分は言っている?なぜ戸惑う?自分はアリスティスラだ。……本当に?)

>元通りのあなたにもなれない。

あっ!ああっ!……あ。…………あぁ。

そうか……。

そうなのね。

……私は混じってしまった。……エメラルンと一つになったのね。

>アリスティスラ。
>――――何を願うの?
私は……。
(エメラルンとアリスティスラであった者は、その問いを受けて答えに躊躇した。 彼女は目を閉じた。)
―――願うことなんてあるものか。なにもかもあたしは失くした。
(でも口はその思いとは反対のことを言った。)

私は……生き返りたい。
―――きゃは。きゃははははは!エメラルンだ。エメラルンが答えている。

私には使命がある。
私の血をつかって吸魔の箱を壊さなければならない。
―――また綺麗事を!素直に自分だけ助かりたいって言ったらどうだい!

大義のために自分だけ助かりたいという邪心が一切ないかといえば、それは嘘になる。
それほど生はすばらしい。……命ってすばらしいね。
―――!
(「命ってすばらしいね」その言葉は内部に潜むアリスティスラに告げられた言葉。
アリスティスラはエメラルンの魂が自分に話しかけるのを感じた。)

だからこそ、贔屓を受ける身として、務めを果たしたい。
世界を滅ぼす吸魔の箱を必ず破壊する。この捕らわれの霊たちを必ず解放する。

―――綺麗事!綺麗事!綺麗事!どこまでも綺麗事を吐くんだ!おまえなんて…………。
(アリスティスラの魂に、ある者の顔が唐突に浮かんだ。)
―――キュダロン。
(メトイの魔道士達に戯れに創造され、出来損ないの屑として扱われてきた半生で、唯一心から尽くしてくれた存在キュダロン。
そのキュダロンもまた死者の列に加わり、この中州にどこかに捕らわれているだろう。
エメラルンの魂は言う。捕らわれの霊たちを必ず解放すると。)

―――エメラルン。おまえのいう綺麗事が少しはわかる。
あたしは醜い蛇だ。そのあたしとひとつになっていいの?おまえの師の仇でもある。多くの人間を殺したあたしは妖魔だ。
人から魔に堕ちていいの?
(そう訊ねても詮無きこと。融合をもう拒めない。人と魔の狭間の者に、ふたりはなろうとしている。)

466 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:31:11 0
キター

467 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:31:57 0
あ。
(ふと彼女は右手にぬくもりを感じた。)
アーシィ。

(魔族でありながら人に味方する変わった奴。アーシィは人と魔の狭間に既に立っている者だ。
アーシィから感じるぬくもりは、エメラルンに向けられたものであって自分にではない。
アーシィのぬくもりが呼び水となって、現世でよこたわるエメラルンを囲む彼女の仲間達の思いが伝わる。
それはメトイの父達は一切くれなかったもの。)

―――エメラルン。あたしたちは一つになるしかないようだ。一つになろう。
でもずっと誘惑してやる。邪悪の道に隙あれば誘ってやる。
おまえは綺麗事を言う。だからあたしはずっと汚い本音を言ってやる。
それで調度いいんじゃない?
人と魔の狭間に立つ者は、綺麗事だけじゃだめだし、邪悪だけでは話にならないもんね。)

みんなが呼んでくれている。
そうだね。
私は目覚めるよ。
うん、そうしよう。
目覚めれば、もうお互いを認識することはできないだろうね。完全に混ざり合ってしまうから。

ちょっとみんな驚くかも。
(いたずらっぽくエメラルンの魂が言った。)
きゃは。
(アリスティスラの魂は笑った。)




(現世。)

(エメラルンでもアリスティスラでもない、エメラルンでもアリスティスラでもある、人間と魔族の狭間に立つ者として、彼女は目覚めた。)

468 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:48:47 0
新キャラの名前はエメラティスラかアリスラルンか( ゚∀゚)メ(゚∀゚ )ノ

469 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/15(土) 23:57:54 0
エメラアリス

んで2人で交互に動かすの。もう終りだけどねw

470 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 00:03:03 0
>>469
>んで2人で交互に動かすの。
それだ!頭いいなおまい

471 名前:助命嘆願スライムB[sage] 投稿日:2009/08/16(日) 00:15:50 0
>>469
おお!その方法納得!すっきりした

472 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/16(日) 21:52:50 0
>>430の続き)

(即席ながら医療用具を持ってきた俺は、引き続き仲間達《特にマキューシオ、チャロ、リコ、ひこにゃん、
米沢》と共に、エメラルンの治療に当たった。だがあの酷い怪我と火傷である。到底助からない可能性の
方が大きい。

そう思った。

そう思ったのだが……、)

<何を弱気な事を吐かしてやがる!!!!! まだ生存率が0となった訳じゃないだろうが!!!!!>

(と心の中で自分に厳しく檄を飛ばし、温泉の湯を浸したタオルで傷の汚れを丁寧に拭き取る。傍では梓が
心配そうに、エメラルンを見守っていた。それを見た俺は……、)

心配するな、俺達が何とかしてでも彼女を助けてやるからな。

(と優しく声を掛け、宥めた。それを聞き、小さく頷く梓。と、俺が横たわっているエメラルンに目を向けた、
その瞬間!!!!!)

な、何が起こった!!!??

>>442
(何が起こったのであろうか、何と徐々に、いや急速にエメラルンの傷が塞がり、治っていったのである!!!

だがその肌の色は、綺麗な白色肌というよりかはやや青味がかった肌であり、髪の色も赤と青が混じり、
容貌も米沢《>>462》の言う様に、何処かしら妖艶な感じがした。

そう、あの蛇女《=アリスティスラ》の様な感じに、だ。そして傷が完治すると、ゆっくりと、彼女は目を
開けたのである。)

こりゃ驚いたな……。まさか合体した訳じゃああるまいな?

(俺は一人でそう呟いた。だが現実上、そうして彼女は再び生を得られたのかも知れない。)

リコ:『な、なにかお召し物を。だれかはやく。』

(そんな俺を他所に、鶴の一声ならぬ、リコの一声でジャック・バウアー《>>447》が俺が持って来た下着と白の
パンストを、ひこにゃん《>>451》が『ダサくてエロい』と評判の、彦根○高校の紺色ベースの制服を、転生した
エメラルンに着用させたのであった。)


《※蛇足であるが、実はこのひこにゃん、この彦根○高校が今年の第81回選抜高校野球大会で56年ぶりに
3度目の出場が決まった時、激励でその高校に赴いた事がある。

尚、結果としては、この学校は一回戦で嘗て和田豊、掛布雅之といった阪神タイガースのスター選手が在籍して
いた千葉代表の習志野高校と死闘の末、5−4のサヨナラ負けを喫している。

更にもう少し補足すると、実は56年前《第25回選抜高校野球大会》に出場していた時は、その学校の
エース投手が中川隆(>>457)であり、彼率いる彦根○高校は1回戦で熊本の名門高校であり、同じく熊本藩
お抱えの藩校として設立された済々黌(この当時、元・広島東洋カープの選手であり、後に監督としても
チームを日本一に導いた古葉竹識がいた)と試合をして、4−0で負けている。なお中川は卒業後、毎日
オリオンズ(現・千葉ロッテマリーンズ)に入団し、現役は7年ながら2年目に最優秀防御率を獲得するなど、
主力投手として活躍した。》

(↓)

473 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/08/16(日) 21:56:23 0
ハハハ……、どうやら助かったようだな。良かった、良かった……。

(一応、どういった形であれ、エメラルンが復活した事に安堵し、喜んだ俺達。だが……、)

ヴェンツェルのデッキブラシ:『待て。喜ぶのは早い。
(箒は皆を制した。)

融合した彼女の精神がどうなったのかわからないぞ。
エメラルンの精神が支配しているのか、アリスティスラの精神が支配しているのか。どちらが優勢かそれ次第では……。
マキューシオ!アンドレ!ジャック!
もし蛇の魂が優勢ならば、どうするか分かるな?
邪悪が一掃されたのに、新しい難敵を生かしておくわけにはいかないんだぞ!!』

(と、ヴェンツェルの箒ならぬデッキブラシは、危機感を募らせ、皆にそう呼びかけたのであった。それを聞いた
俺は……、)

<……確かに、二つが一つとなった所、意識も共有する事になるからな。最悪、あの蛇女が意識や精神を
乗っ取った場合、このエメラルンと戦う羽目になる、と言う訳か……!!!

もし、そうなると……、ええい、どうすればいいんだ!!!!!>

(と苦々しい表情でエメラルンを見つめたのであった。と、次の瞬間!!!!!)

うん? あっ!!!!! な、何だ!!!?? ぐあああああああっ!!!!!!

(突然蹲り、何の前触れも無しに悶絶を起こす俺。まるで、『何者』かが、『俺』を、『俺の身体』から追い出そうと
している感じなのである。)

……………………!!!!!!

(遂には声も出ず、身を縮込ませた俺。それを心配そうに見つめる周囲。

と、次の瞬間、俺はゆっくりと、無表情で立ち上がった。そして次に、せんとくんの方へと歩み寄り、
彼から木魚と撥を引っ手繰ったのである。)

<ちょ、ちょっと待てぇ!!!!! 一体、何をしているんだ、おい!!!!!! 妙な真似は止めろ!!!!!>

(『俺』は『俺』に怒鳴った。だが、俺の『身体』はその俺の声に反して、いきなり吸魔の箱に向けて正座を
すると……、木魚を傍に置いて撥でポクポクと鳴らし、次に撥を置き、手を拝みながら呪文らしき言葉を
唱え始めたのであった……。)

(↓)

474 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage お盆は過ぎたのだが……。] 投稿日:2009/08/16(日) 21:57:03 0
仏説摩訶般若波羅蜜多心経(ぶっせつまかはんにゃはらみたしんぎょう)

かんじーざいぼーさつ ぎょうじんはんにゃーはーらーみったーじ しょうけんごーうんかいくう
観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空 
どーいっさいくーやく しゃーりーしー しきふーいーくう くうふーいーしき しきそくぜーくう
度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空 
くうそくぜーしき じゅそうぎょうしきやくぶーにょーぜー しゃーりーし ぜーしょほうくうそう
空即是色 受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相 
ふーしょうふーめつ ふーくーふーじょう ふーぞうふーげん ぜーこーくうちゅう
不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中 
むーしき むーじゅそうぎょうしき むーげんにーびーぜっしんい むーしきしょうこうみーそくほう
無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法 
むーげんかい ないしーむーいーしきかい むーむーみょうやく むーむーみょうじん
無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽 
ないしーむーろうし やくむーろうしーじん むーくーしゅうめつどう むーちーやくむーとく
乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得 
いーむーしょとくこ ぼーだいさつた えーはんにゃはーらーみったーこ
以無所得故 菩提薩 依般若波羅蜜多故 
しんむーけいげー むーけいげーこ むーうーくーふ おんりーいっさいてんどうむーそう
心無礙 無礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想 
くうぎょうねーはん さんぜーしょーぶつ えーはんにゃーはーらーみったーこ
究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故 
とくあーのくたーらー さんみゃくさんぼーだい こーちーはんにゃーはーらーみったー
得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多 
ぜーだいじんしゅ ぜーだいみょうしゅ ぜーむーじょうしゅ ぜーむーとうどうしゅ
是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪 
のうじょいっさいく しんじつふーこー こーせつはんにゃーはーらーみったーしゅ
能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪 
そくせつしゅわっ ぎゃーてい ぎゃーてい はーらーぎゃーてい はらそうぎゃーてい
即説呪日 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 
ぼーじそわか はんにゃしんぎょう
菩提薩婆訶 般若心経


(再び俺は撥を持ち、木魚を叩きながら……。)

(西国三十三所 御詠歌)

第一番 紀伊国 那智山  青岸渡寺(那智山寺)    
「補陀洛(ふだらく)や 岸うつ波は 三熊野の 那智のお山に ひびく滝津瀬(たきつせ)」

第二番 紀伊国 紀三井山 金剛宝寺護国院(紀三井寺) 和歌山県
「古郷(ふるさと)を はるばるここに 紀三井寺(きみいでら) 花の都も 近くなるらん」

第三番 紀伊国 風猛山  粉河寺           
「父母(ちちはは)の 恵みも深き 粉河寺(こかわでら) ほとけの誓ひ 頼母(たのも)しの身や」
 
第四番 和泉国 槇尾山  施福寺(槇尾寺)
「深山路(みやまじ)や ひばら松原 わけ行けば 槇(まき)の尾寺に 駒(こま)ぞいさめる」

第五番 河内国 紫雲山  葛井寺(今の藤井寺)
「まいるより 頼みをかくる 葛井寺(ふじいでら) 花の台(うてな)に 紫の雲」

(↓)

475 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage お盆は過ぎたのだが……。] 投稿日:2009/08/16(日) 21:57:50 0
第六番 大和国 壺阪山  南法華寺(壺阪寺)
「岩をたて 水をたたえて 壺阪(つぼさか)の 庭の砂(いさご)も 浄土なるらん」

第七番 大和国 東光山  岡寺(龍蓋寺)
「けさ見れば 露(つゆ)岡寺の 庭の苔 さながら瑠璃(るり)の 光なりけり」

第八番 大和国 豊山   長谷寺(初瀬寺)
「いくたびも 参る心は 初瀬寺(はつせでら) 山もちかひも 深き谷川」

第九番 大和国      興福寺南円堂
「春の日は 南円堂に かがやきて 三笠の山に 晴るるうすぐも」

第十番 山城国 明星山  三室戸寺
「夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波」

第十一番 山城国 深雪山  上醍醐寺
「逆縁も もらさで救ふ 願なれば 准胝堂(じゅんていどう)は 頼母しきかな」

第十二番 近江国 岩間山  正法寺(岩間寺)
「水上(みなかみ)は いづくなるらん 岩間寺(いわまでら) 岸うつ波は 松風の音」

第十三番 近江国 石光山  石山寺
「後(のち)の世を 願ふ心は かろくとも 仏の誓ひ おもき石山(いしやま)」

第十四番 近江国 長等山  円城寺(三井寺)
「いで入(い)るや 波間(なみま)の月は 三井寺(みいでら)の 鐘のひびきに あくる湖」

第十五番 山城国 新那智山 観音寺(今熊野観音)
「昔より 立つともしらぬ 今熊野(いまぐまの) 仏の誓ひ あらたなりけり」

第十六番 山城国 音羽山  清水寺
「松風や 音羽(おとわ)の滝の 清水(きよみず)を むすぶ心は 涼しかるらん」

第十七番 山城国 補陀落山 六波羅蜜寺
「重くとも 五つの罪は よもあらじ 六波羅堂(ろくはらどう)へ 参る身なれば」

荼十八番 山城国 紫雲山  頂法寺六角堂(ろっかくどう)
「わが思ふ 心のうちは 六つの角 ただ円かれと 祈るなりけり」

第十九番 山城国 霊ゆう山 行願寺革堂
「花を見て いまは望みも 革堂(こうどう)の 庭の千草(ちぐさ)も 盛りなるらん」

第二十番 山城国 西山   善峯寺(よしみねでら)
「野をもすぎ 山路に向ふ 雨のそら 善峯(よしみね)よりも 晴るる夕立」

第二一番 丹波国 菩提山  穴太寺
「かかる世に 生(むま)れあふ身の あな憂(う)やと 思はで頼め 十声一声(とこえひとこえ)」

(↓)

476 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage お盆は過ぎたのだが……。] 投稿日:2009/08/16(日) 21:58:37 0
第二二番 摂津国 補陀落山 総持寺
「おしなべて おいもわかきも 総持寺(そうぢじ)の 仏の誓ひ 頼まぬはなし」

第二三番 摂津国 応頂山  勝尾寺
「重くとも 罪にはのりの 勝尾寺(かちおでら) 仏を頼む 身こそやすけれ」

第二四番 摂津国 紫雲山  中山寺
「野をもすぎ 里をもゆきて 中山(なかやま)の 寺へ参るは 後(のち)の世のため」

第二五番 播磨国 御嶽山  清水寺
「あはれみや 普(あまね)き門(かど)の 品々に なにをかなみの ここに清水(きよみず)」

第二六番 播磨国 法華山  一乗寺
「春は花 夏は橘(たちばな) 秋は菊 いつも妙(たえ)なる 法(のり)の華山(はなやま)」

第二七番 播磨国 書寫山  圓教寺
「はるばると のぼれば書写(しょしゃ)の 山おろし 松のひびきも 御法(みのり)なるらん」

第二八番 丹後国 成相山  成相寺
「波の音 松のひびきも 成相(なりあい)の 風ふきわたす 天(あま)の橋立(はしだて)」

第二九番 丹後国 青葉山  松尾寺(まつおでら)
「そのかみは 幾世(いくよ)経(へ)ぬらん 便りをば 千歳(ちとせ)をここに 松の尾の寺」

第三十番 近江国 巌金山  宝厳寺(竹生島)
「月も日も 波間に浮かぶ 竹生島 舟に宝を 積むここちして」

第三一番 近江国 姨綺耶山 長命寺
「八千年(やちとせ)や 柳に長き 命寺(いのちでら) 運ぶ歩みの かざしなるらん」

第三二番 近江国 繖山   観音正寺
「あなとうと 導きたまへ 観音寺(かんおんじ) 遠き国より 運ぶ歩みを」

第三三番 美濃国 谷汲山  華厳寺
「万世(よろずよ)の 願ひをここに 納めおく 水は苔より 出(いづ)る谷汲(たにぐみ)」
「世を照らす 仏の験(しる)し ありければ まだ灯(ともしび)も 消えぬなりけり」
「今までは 親と頼みし 笈摺(おいずる)を 脱(ぬぎ)て納むる 美濃(みの)の谷汲」

高野山・高祖弘法大師の御詠歌
「ありがたや 高野(たかの)の山に 岩陰の 大師は未だ おわしまします」

信濃国・善光寺阿弥陀如来の御詠歌
「身はここに 心は信濃の 善光寺 導き給へ 弥陀の浄土へ」×3

(撥を置き、次に手を拝んで……、)

477 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage これで、最後だ。] 投稿日:2009/08/16(日) 21:59:22 0
(十句観音経)×3
かんぜーおん なーむぶつ よーぶつうーいん よーぶつうーえん
観世音。南無仏。与仏有因。与仏有縁。

ぶっぽうそうえん じょうらくがーじょう ちょうねんかんぜーおん ぼーねんかんぜーおん
仏法相縁。常楽我浄。朝念観世音。暮念観世音。

ねんねんじゅうしんき ねんねんふーりーしん
念念従心起。念念不離心。

(観音経第二十五下)×3
なーむだいじだいひ かんぜーおんぼーさつ しゅじゅうじゅうざい 
南無大慈大悲 観世音菩薩 種種重罪

ごぎゃくしょうめつ じだびょうどう そくしんじょうぶつ
五逆消滅 自他平等 即身成仏。

南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏……。


……あれ? 俺、何をしているんだ!!?

(漸く、目が覚めた『俺』。手は拝んだままであったが、『俺』自身は何故、手を拝んでいるのかが
サッパリ分からなかったのである。だが、俺の目の前には、木魚と撥が揃えて置いてあった。

何れもその持ち主は、他ならぬせんとくんである。それを認めた俺は……、)

おおい、せんとくん。俺、一体何をしていたんだ?

478 名前:ブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 00:03:22 O
>>461
>米沢も続こうとした。ところが足がわなわな震える。)
どうしたんですかぁ?
>こ、腰が抜けてしまいました。
>行かねば。行きましょう。ブロリンさん。姫が心配です。
俺が行かないと思っていたのか?
腰が抜けたなら、俺に捕まっていくんだなあ。
(米沢が歩くのを助けながらエメラルンの居場所へ)
>>462
>(箒の切迫した声が聞こえる。米沢はブロリンと顔を見合わせた。)
なんなんだぁ?今のは。
(見た目の変わったエメラルンを見て)
>これがエメラルン姫!?
ずいぶん姿が変わったようだが、合体ですかぁ?
(ブロリンのいた世界では融合や合体で強くなるのはよくある事)

>>467
>(エメラルンでもアリスティスラでもない、エメラルンでもアリスティスラでもある、人間と魔族の狭間に立つ者として、彼女は目覚めた。)
エメラアリスって呼べばいいですかぁ?>>469
ずいぶんパワーが強くなったようだが、暴走し始めた吸魔の箱>>462を壊せればいいなぁ。

>>477
>おおい、せんとくん。俺、一体何をしていたんだ?
(せんとくん>>449を見て)
鹿の次はプロレスラーと融合ですか?

479 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage ちょっとだけ困らしてみる] 投稿日:2009/08/17(月) 03:18:33 0
(蘇生したエメラルン。
騒ぐ者。固唾を呑んで見守る者。平然としている者。経を唱える者。
アーシィはそのどれにも入らず、呆然とその場に座り込んで動けなかった。
握っていた右手はいつの間にか離れている。やがて聞きたくなかった一言が耳に届いた。)

>>446
>リコ
>融合?

冗談……だよね?

(泣き笑いのような表情を浮かべる)

元に戻れるよな……?

>>453
>ブラシ
>融合した彼女の精神がどうなったのかわからないぞ。
>邪悪が一掃されたのに、新しい難敵を生かしておくわけにはいかないんだぞ!

――うるさいっ!!

(警告するブラシに悲鳴のように一喝する。
……感情的になりすぎている。だが抑えがきかない。)

融合か。はは。ああ、その手があったか! 頭いいなぁ!
――そっか。「姫」は死んだのか。

なあ。半妖って知ってる? 会ったことある?
アタシはある。アイツら酷い顔してたなぁ。
人間からは裏切り者、魔族からは汚れ扱いしかされなくてさ!

…ねえ。そんな半端者になってまで戻ってきてくれたのはどうして?
アリスがまだ女王になりたいと思った?
それとも姫が箱を止めるために無理しただけ?
そうだよなぁ。アタシたちだけじゃなにもできないからさ!!

(最後には叩きつけるように言い、一転して押し黙る。

魂の形は変わっても、生きていたことが嬉しくないはずはない。
アリスのことも、嫌ってはいたが最後の一線でどこか気にかかるものを感じていた。そうでなければ「祈る」などどは口にはしない。
また、別に人と魔の間だろうが何だろうが彼女自身は全く気にしない。

なのにどうしてこんなことを言うのかと言えば、「姫」としての存在を失ったショック、今後の生の辛かろう事や苦しんだ月日があまりに報われないことを思う悲しみ、そして無力な自分への怒り。
それは只でさえ不安定になっていた心を突き崩すには十分なもの。)

………………ごめん。

(今は箱の封印を急がねばならないというのに、何をやっているのだろう。
お帰り、とか。大丈夫?とか。言ってあげるべき言葉はたくさんあるのに。
一番辛い思いをするのは目の前の、まだ名前も無いこの少女なのだから。)

480 名前:「囚われの魂」の一人[sage] 投稿日:2009/08/17(月) 03:54:21 0
(アンドレの読経や御詠歌を聞いて)
おお、何と素晴らしい響きだろうか…。まだまだ希望を捨てるな、と聞こえてきたぞ。

皆、諦めるな!! 神様は俺達を見捨ててはいないようだ!! だから、この牢獄の様な場所から
脱出する方法を考えよう!!

481 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 18:58:41 0
>479 >453
>邪悪が一掃されたのに、新しい難敵を生かしておくわけにはいかないんだぞ!
>アリスがまだ女王になりたいと思った?
心配いらん。アリスはんはもう暴れださへん!
こんなにいい仲間達を手に入れたんやから。なあ、アーシィはん!
アーシィはんならエメはん支えてやれると思うで。
あんさんはずっと昔から妖魔と人の間に立っとるんやからな!
それにしても……
(エメラアリス?をまじまじと見る。
エメラルンの清楚さとアリスティスラの妖艶さが見事に融合している!)
えらいべっぴんさんや! 彦根〇高校の制服もようにあっとる!
(KYが約一匹!)

482 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 20:38:12 0
(マキューシオは呆然としていた。手当ての甲斐あってエメラルンは蘇生した。しかしその容貌は変異していた。)

>>446
>リコ
>融合?

>>449
>せんとくん
>拙僧の霊感でもそうピピピピと感じる。融合しなければエメは死んでいたであろう。

おおおおお!
(マキューシオは雄叫びを上げた。慟哭に身悶えた。)

蛇め!ひ、姫から離れろ!よくも姫に憑依したな!姫の体から出て行け!
(マキューシオの手が武器を探す。無い。あった。ひょこり立っていたデッキブラシがあった。マキューシオはデッキブラシを構えた。)

エメラルンから出ていけ。蛇!
(マキューシオの目に涙が滲んだ。手からデッキブラシが落ちた。怒りを萎えさせたのは、蘇生した少女が持つ狼爪の短剣。
エメラルンの手の中でしか光らない剣が、明るく美しく、柔らかく優しく瑠璃色に輝いていた。
その少女の瞳も、この世のどんな青よりも青く、美しく澄んでいた。)

483 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 23:14:04 P
はぁっ。
(一つになったエメラルンとアリスティスラは、生きている証である呼吸をかみしめた。
水の中に潜って息を止めて耐えて耐えて、耐え切れなくて水面に顔を出した時、僅かに開けた口から一気に空気がするりと体に入り込む。
そんな感じの滋味のある呼吸。)

―――命だ。私は生きている。

(瞼を開けた。ぼうっと目は霞みよく見えない。深い深い眠りからまだ目覚めていないような感じ。
自分は倒れているらしい。起き上がろうとした。手足に力が入らない。声が聞こえた。)

「な、なにかお召し物を。だれかはやく」
(服を着せられていく。かしずく王宮の侍女達にいつもされていたみたいに。)
「下着とパンスト だ け 確保してある!」
「姫様……ですよね?」
「拙僧の霊感でもそうピピピピと感じる」
「下着だけじゃかわいそうにゃ」
「これから辛い生を送る事になるのに」
「融合した彼女の精神がどうなったのかわからないぞ」
「お言葉を。話せますか? 」
「古郷(ふるさと)を はるばるここに」
「合体ですかぁ?」
「…ねえ。そんな半端者になってまで戻ってきてくれたのはどうして? 」
「えらいべっぴんさんや!」

わたしは……。

「エメラルンから出ていけ。蛇! 」

マキューシオ。
(彼の悲痛な叫びに彼女の身魂は目覚めた。二本の足で立った。一同を見回す。
手にしていたデッキブラシを落とし、地に拳を打ちつけ咽ぶマキューシオに目が止まった。)

膨大な霊魂の怨念を自らの力にしようと画策したアリスティスラと相打ちになって、エメラルンは死んだわ。
人間が我が物顔でのさばる世界を固持しようとしたエメラルンと相打ちになって、アリスティスラは死んだわ。

484 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 23:15:12 P
わたしは……。
(彼女は名乗ろうとして言葉が途絶えた。)

……死後の世界から生者の世界へと戻るわたしに、名も無き精霊が名前をくれました。
わたしの名はエメラアリス。
エメラルンの全ての記憶と、アリスティスラの全ての記憶を持つ、別人です。
言うなれば、ふたりの子供みたいなものね。
ん?わかりにくいかな?女と女の間の子という例えは変かな。きゃは。

………きゃは、っていうのはこの場の雰囲気には合わない笑い方だったね。……そもそも笑うとこじゃないけど。
あのー、場が沈みすぎないようにしないとまずいかなーって思ったわけで。
ま〜、だからヴェンツェルの箒じゃないデッキブラシよ、心配はしないでよ。
なにか邪悪なことやろうと思っているわけじゃないさ。
わたしがまずしたいことはあれ。
(エメラアリスは上を指差した。新たな魂を捕食しようというのか、ゆっくりと上昇して地底湖から出て行こうとする吸魔の箱がその先にあった。)

あれを止めないと。
アーシィ。そーそー、あなたのいうとおり。箱を止めるために無理しました。
でも、あれを止められるのは喰魂の魔道具の建造者にして所有者、古代王家。その末裔であるエメラルンだけなんだ。
そのエメラルンを死の世界から戻すには、アリスティスラの人外の生命力が必要だったのよ。
ま〜。アリスがエメを殺さなきゃよかったんじゃないかってのは無しよ。
アリスが改心するのは、その後のことなんだから。

いろいろつっこみたいことはあるだろうけど、まずは吸魔の箱を片付けるね。話はそれからね。
ハク!
そなたの声は確かに聞こえた。
そなたが吸魔の箱に取り込まれたが故に見い出した、吸魔の箱を破壊し捕らわれの霊魂達を解放するその策を行おう。
リコ。ヤンダルをハクが起こす。この場は危ない。皆をそなたの術で避難させておくれ。
これでスカンジビアナ渓谷森林から始まった旅は、遂に終わる。
(エメラアリスは右手に持つ狼爪の短剣が一層輝きを増すのに気がついた。)

そなた。もしかしてはじめから、わたしを人と魔の狭間に置こうとしていたのではないか?
(剣は応えない。)

(エメラアリスは吸魔の箱に向って両手を広げ、ハクの声を待った。
ふと視線を感じた。目をやればマキューシオだ。マキューシオの目。)

すまない。マキューシオ。そなたのエメラルンへの思い、こたえてあげることはできなくなった。……ごめんね。

……ハク!準備はよいか?吸魔の箱の虜囚達も待ちくたびれているようだ。ハク、わたしはいつでもよいぞ!

485 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/17(月) 23:39:47 0
>>478
>ブロリン
>鹿の次はプロレスラーと融合ですか?
それはナイナイナイ。
(せんとくんは右の手を顔の前に立て、ひらひらと振った。)

アンドレ。お主はフランス出身なのに線香くさいことをよう知っているようぢゃな!
本当は奈良が田舎なんじゃないのか!

>エメラアリス
喋り方がところどころ軽薄になってる!たしかにまざっておるようぢゃ。

>チャロ
>こんなにいい仲間達を手に入れたんやから。なあ、アーシィはん!
うむ。それは六本木で我等が歌った霊歌の功徳でもあろう。心洗われる効果があるのぢゃ。
ウィーン少年合唱団よりも美声だったし!

486 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 00:18:53 0
マキューシオさん。貴方は姫の事を………
(嗚咽するマキューシオの姿を見て、恋愛に疎い米沢でも、マキューシオがエメラルンを愛していた気持ちに気がついた。
エメラルンは冥界から帰ってきた。別の存在になって。この結末をどう受け止めてよいのか。)

>>484
>エメラアリス
>………きゃは、っていうのはこの場の雰囲気には合わない笑い方だったね。……そもそも笑うとこじゃないけど。
>あのー、場が沈みすぎないようにしないとまずいかなーって思ったわけで。
たしかに重い空気が少しは軽くなりましたな。……ははは。
貴女はエメラルンとアリスティスラの娘であると仰いました。
人間サイドから見ればアリスティスラは、虐殺を行った重罪人です。しかし親の罪を子に課すわけにはいきません。
日本の刑法の場合ですがな。ですが記憶はそのままある。記憶とは人格です。ということは……ええい。
(考えるとこんがらがる。
でも確実な点が一つある。彼女は吸魔の箱の脅威を除こうとしている。それに協力しない手はない。)

協力しましょう!……どう協力したらいいのかわかりませんが。はい?避難?
(なるほど。避難するのが最早一番の協力か。戦いは終わったのだから。米沢はリコに近寄った。)

頼みますよ。リコ君。これがリコ君と飛ぶ最後のフライトですかなあ。

487 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:26:27 0
>>484
>エメラアリス
>……ハク!準備はよいか?吸魔の箱の虜囚達も待ちくたびれているようだ。ハク、わたしはいつでもよいぞ!
私も準備は出来ました。
(ハクの思念が声になってエメラアリスに聞こえた。)
ヤンダルは起きてくれた。

「「「「おう。」」」」
(龍脈の声が轟いた。地底湖の湖面が大きく波立つ。)

エメラルンの中のアリスティスラ。君ならやった事があるね。喰魂装置を起動させて狙った者の魂を吸い込むのを。
魔人加藤やキュダロンの魂をラピュタで奪っただろ。
あれをやってほしい。
吸魔の箱すなわち喰魂炉に地底湖を狙わせて。ヤンダルの霊魂を喰わせるんだ。
大丈夫。
この世界最大の龍脈ヤンダルは、其の霊魂体の規模の桁が違う。吸魔の箱には吸いきれない。断言する。
吸魔の箱に限界値を超えた霊魂を吸わせ破裂させる。
まずはそれが第一段階。
さあ!始めよう!

488 名前: ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:28:59 0
第二段階のアイデアがあれば投下宜しくお願いします。
というのも
>>281
>其の新たな方法も私がお教えできます。吸魔の箱の中を覗いたゆえに。
と書いたのですが、その後の展開が凄まじく、このような状況になろうとは想定外の事でして……考えていた方法が微塵も使えません。この先の展開はノープランです。
ハクが何か考えていそうだから、と遠慮しないでくださーい!(人Д`)タスケテ

489 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:30:41 0
ちょwwwwwwwwwww

490 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:33:20 0
ギブでたw
コーヒー吹いた

491 名前:上島竜平[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:37:13 0
俺はいつもノープランだよ

492 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:40:13 0
>>488
おいおいwまたスレが止まるゾ、ハク

493 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:01:29 0
>>487
うむ!そうか!
(ハクの念話を聞いたせんとくんは閃いた。)

そのままヤンダルが噴火するんぢゃな。吸い上げられた勢いでドーンと噴火しちゃう。
それでエメラルンが望んでいたように、捕われの霊魂達を宇宙(そら)にまで噴火で飛ばすというわけか!天に還すと。ふむふむ。
そうぢゃな、ハク!
(せんとくんは第二段階を言い当てた。さすが法隆寺所属退魔僧。)

494 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:07:03 0
天災あらわる!GJ

495 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:08:03 0
>>493
キタ━━━━━━━━━━━(  ∀) ゚ ゚━━━━━━━━━━━!!!!


496 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:11:32 0
>>493
>せんとくん
成るほどにゃ!
この地底湖の水はお湯。そういえばユフーインは温泉地。ヤンダルはそもそも火山の龍だったんだにゃ!
納得にゃ!全然不自然じゃにゃいにゃ!
(ひこにゃんは感動した。)

497 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:15:35 0
.                   ∧∧
キタ━━━━━━━━━━;y=-(゚∀゚)・∴━━━━━━━━━━ン!
                 \/|  |ゝ
                   ノ ̄ゝ

498 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:36:11 0
すげえ、つじつまが合っている気がする。

499 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:59:23 0
吸魔の箱を破裂させる!?
(米沢はハクのテレパシー会話を聞き驚愕した。
そんなことをすれば喰魂炉に蓄積された、膨大な死霊が現世に溢れかえってしまうのではないか?そう懸念してきたではないか。)

>>493
>せんとくん
>そのままヤンダルが噴火するんぢゃな。
>捕われの霊魂達を宇宙(そら)にまで噴火で飛ばすというわけか!天に還すと。ふむふむ。
なんですと!
(大火山の噴火が宇宙空間まで噴火物を舞い上げる例は実際にある。
例えばプリニー式噴火は成層圏にまで届く長大な噴煙柱を噴き上げる。正に天を貫く火の柱だ。宝石店で売られているテクタイトなどはその証人だ。
噴き上げられた軽石礫が蒸発気化後再個体化し地表に落ちてくる。それがテクタイト(天然ガラス)である。) *噴火物ではない隕石起源のテクタイトもある

あっ。
(米沢は重大な問題点にも思い当たり、尚且つ其の解決も思い当たった。)
だからエメラルン姫が必要だったのですね!

(吸魔の箱をやみくもに破裂させれば死霊が四方八方に散らばる。箱を単に爆発四散させては駄目なのだ。天に向け上へと破裂させなければならない。
喰魂の炉は古代王家の生贄によってその炉を開く。その光景を米沢は六本木で見た。)

>>242
>アリスティスラ
>吸魔の箱よ!契約を為す!受け取れ!
>(吸魔の箱めがけ、エメラルンを投げこむ)

>>281
>ハク
>貴女が捧げられようとした時に、貴女を呑みこもうと吸魔の箱の扉を固める閂が開きました。
>其処を突き、私は私の欠片を外に送る事がこうして出来ました。

(吸魔の箱が破裂する瞬間、エメラルンを箱の上に。閂が開く。つまり上に向って。
穴が開いていればそこから物は裂けるように、吸魔の箱が裂ける方向性を上に定めるのだ。)

危険な。でもそれしかないのですな。

500 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 10:08:55 0
>488-499
一晩でしかも一時間半で解決しとるΣΣ(゚∀゚lll)

501 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22:19:49 0
ユフーインの龍脈ヤンダルを「起こす」とは、そういう意味だった。
ここは火山になって大陸最高の魔道の学府、歴史あるルルカは火の海に沈むんだ。……ルルカが無くなる。
(言いようの無い寂しさがリコの心を締めつけた。)
―――ここは僕の故郷。僕の家。それが無くなる。
―――そうさ。犠牲の無い戦いなんて無いんだ。失ったものは取り戻せばいい。ルルカを再建すればいいだけだ。

わかったよ、ハク。エメラ……アリス。…姫。
(どう呼んでいいのかまだわからないや。)

みんなを噴火から退避させます。
(空間転移の魔法詠唱に入る。今度は次元を超えるような大掛かりではなく近距離だ。
火口となるこの地底湖から5キロ東南に飛ぶように念を練った。
この季節にユフーインは東南方向から山風が吹き降ろす。火山灰や噴煙をかぶらないよう風上に転移だ。)

箒さま。地上のルルカ魔道士学院の導師さま方に伝えてください。避難するようにと。
(戦いでルルカは崩壊している。でも生き残った導師や学生もいるだろう。)
僕も転移後、すぐにまた戻ります。
そうだ。それにユフーイン温泉街の人々も退避させないと!
(やることはたくさんある!)

まずはみなさんを送りますよ。
此方から七千歩東南の地へ我等の道を縮地せん。地の隔て一時消し我等を疾く至らしめよ。

502 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 22:46:41 0
>>501
>リコ
>まずはみなさんを送りますよ。
>此方から七千歩東南の地へ我等の道を縮地せん。地の隔て一時消し我等を疾く至らしめよ。
待て。リコ。
(詠唱するリコの口を手で覆うマキューシオ。)

飛ぶのは七百歩先でいい。地上に降ろせ。ユフーインの温泉街だ。避難の誘導ぐらいやらせろ。最後に仕事が無いのは退屈だ。
なあ、そうだろ御一同。後世に俺達の冒険譚がサーガとして語られたとき、最後は何もしませんでしたでは格好がつかんだろ。
(マキューシオは軽口を叩き笑った。
でもエメラアリスに目を合わせない。背を向けた。うつむき背中を見せたまま言った。)

姫。貴女はいつも無茶をなさる。今回はとびきりだ。俺は………。
(言葉が切れる。マキューシオは顔を上に向けた。少し震えているようだ。何かに耐えて。)

俺は……。
忠義の騎士の仕事は!馬鹿をしでかす御主君をお諌めするのも大事。
吸魔の箱を片付けた後、とくと話は聞かせてもらいましょう。アーシィもそうしたいようだしな。
リコ!やってくれ!

503 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sageアイデア提供感謝!!!!!!!] 投稿日:2009/08/18(火) 23:22:55 0
>>493 せんとくん
>>496 ひこにゃん
>>499 米沢守
吸魔の箱を破裂させると言っただけで、そこまで言い当てるなんて。私を心配したユフーインのスライム達も感動しているようです。
すばらしい。本当にすばらしい!
(吸魔の箱の中にいるハクは結呪に入った。内部からも力を加え、この監獄の箱を砕くのだ。)

504 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/18(火) 23:50:06 0
>>502
>マキューシオ
>待て。リコ。
わっ、ぷ。
(マキューシオの大きな手で唇をふさがれた。)
なにするんですか、マキューシオさん。魔法詠唱を途中で遮るのは危険です!

>飛ぶのは七百歩先でいい。地上に降ろせ。ユフーインの温泉街だ。避難の誘導ぐらいやらせろ。最後に仕事が無いのは退屈だ。
あぁ!
(マキューシオにいつもの軽妙な喋りが戻った。リコは喜んだ。……でもマキューシオの後姿は見ていて痛々しい。)

―――必ず、いい結末になりますよ。
(そう願った。)

では行きます。地上に。
此方から七百歩南三百歩上の地へ我等の道を縮地せん。地の隔て一時消し我等を疾く至らしめよ。
(空間転移魔法は発動した。ユフーイン温泉街に跳ぶ!)




(ルルカの城下街であるユフーインも、戦いの傷に惨憺たる姿になっていた。
振り返って地底湖の今は開口部となっているルルカの学庭を見れば、黒い放電がせりあがりつつあるのが見えた。吸魔の箱が来る。)

(リコは声を張り上げた。)
まもなくここに火の柱が立ちます!急いで僕のところに!
(人々を集めきれるのか!?)

505 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00:00:31 0
>>504
>リコ
>(人々を集めきれるのか!?)
こんなときにスパイダーマンがいたら!やつの蜘蛛の糸をスパパパパパとあっちこっちに飛ばしてな。スパイダーネットでがばっと救出できたのに。
残念。スパイダーマンがいたら!嗚呼、惜しいなあ!ほんと惜しいなあ!

506 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00:03:27 0
スパイダーマーン!
(少年合唱団のような美声でスパイダーマンを呼んだ!)

507 名前:ウルヴァリン[sage] 投稿日:2009/08/19(水) 00:06:29 0
このあからさまなパスw

508 名前:スパイダーブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage 大役感謝!] 投稿日:2009/08/19(水) 03:12:47 O
>>504
(リコの転移魔法でユフーインへ移動)
>まもなくここに火の柱が立ちます!急いで僕のところに!
あまり時間もないようだが、みなを集められたらいいなあ。

>>505
>残念。スパイダーマンがいたら!嗚呼、惜しいなあ!ほんと惜しいなあ!
スパイダーマンですかあ?
スパイダーマンは俺の友達だから、今呼んできてやろう!
(猛スピードでどこかへ走り去る)

>>506
>スパイダーマーン!
とおうっ!!
(ブロリンの走り去った方向から飛び出してきて決めポーズ)
法隆寺所属退魔僧に呼ばれた男!
少年合唱団のような美声に呼ばれる男!
このあからさまなパス>>507に呼ばれてやって来た男!!
スパイダーマン!
スパイダースパイダースパイダースパイダースパイダースパイダーストリングス!
スパイダースパイダースパイダースパイダースパイダースパイダーネット!
(蜘蛛の糸と網をスパパパパパとあっちこっちに飛ばしてがばっと救出準備完了)
(人々を救出するために糸を引っ張って)
ふん!とお!これは重い!
アンドレ!お前の怪力で糸を引っ張って人々を助けてくれ!
他にも手の空いている者は力を貸してくれ!
もう時間がない!!

509 名前:エメラアリス ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/20(木) 00:17:22 0
>>487
>ハク
>エメラルンの中のアリスティスラ。君ならやった事があるね。喰魂装置を起動させて狙った者の魂を吸い込むのを。
>あれをやってほしい。
あの悪魔の技がこういう形で必要になるなんて。皮肉ね。

>>502
>マキューシオ
>忠義の騎士の仕事は!馬鹿をしでかす御主君をお諌めするのも大事。
たしかにエメラルンは無茶をしでかすと思うよ。貴君の気苦労に同情する。

(マキューシオにせっつかされてリコが空間転移を発動させる。皆が消える。独り残ったエメラアリスはハクに呼びかけた。)
始めるよ。
(エメラアリスは狼爪の短剣に語りかけた。)
ラピュタの祭事の剣よ。おまえのこれが最後の仕事になるね。
(エメラアリスは刃の背を舌で舐めた。もし見ている者がいたら奇異に感じるだろうけれど、これがアリスティスラの普通の愛情表現なのだから仕方が無い。)

吸魔の箱、いやラピュタの喰魂炉の成れの果てよ。この龍の魂を喰え。
(狼爪の剣から瑠璃色の光線が一条、吸魔の箱へと迸る。
爆縮し凝固した形態になってはいるけれども、吸魔の箱がラピュタの喰魂装置ドォーク・サイス・イーツィであるのは変わらない。
喰魂が発動する。
箱の周囲に一層激しい放電が湧き上がった。
箱は青黒い幾筋もの稲妻の豪雨を地底湖へと発射した。湖面が沸騰する。ヤンダルの咆哮が轟く。ヤンダルの魂を吸い込み始める。
箱に亀裂が幾つも走り出した!)

510 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/20(木) 00:45:24 0
>>509
>エメラアリス
>ラピュタの祭事の剣よ。おまえのこれが最後の仕事になるね。
>(エメラアリスは刃の背を舌で舐めた。)
エメ、それ、おかしいにゃ。
はっ!
リコの魔法陣に乗りはぐれた。置いていかれたにゃ!
(ひこにゃんはエメラアリスの足にしがみついた。)

511 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/08/20(木) 01:41:53 0
おわはっ!あぶ!あぶねー!
(リコの空間転移で一緒に温泉街にいったが、箒は戻ってきた。吸魔の箱がとめどなく吐き出す雷撃をひらりひらりと避けてやってくる。)
吸魔の箱の上にいないといけないんだろ。僕にお乗りよエメラアリス。
避難誘導は蜘蛛男が獅子奮迅の働きをしている。あっちは任せてきた。

(エメラアリス【おまけ・ひこにゃん】を乗せて飛び立つ。)
僕は思うんだけどさ。
この事件つまりズオード王ディオニウスの侵攻とゴブリン軍の人間界大進撃から始まった一連の怪異ね。
これはなんだったんだろう。
大勢の人間が死んだ。ゴブリンを始めとする魔族も。
魔族側の損失は大きい。魔族の長であるケンタウロス老が敗死した。あれは大事件だよ。魔族は大混乱になるだろう。
人間側だって武力で君臨したけど覇王であるディオニウスが狂死した。人間界を統べる者がいない。こっちも大混乱だろう。
魔道の府ルルカも壊れる。
この怪異はさ、二本の湾曲刀の事件だったんだよ。
湾曲の長刀はヤコブに。湾曲の短剣はエメラルンに。邪悪の起因の剣と、災厄の終結の剣。
これは神話の構造だよ。
大破滅の後、新世界が築かれる。
人と魔、双方の秩序が徹底的に破壊された今、人と魔の狭間の貴女が生まれた。象徴的だね。
さ、おしゃべり聞かせているうちに着いた。吸魔の箱の上だ。
(見下ろせば一面の稲妻の渦。黒い吸魔の箱が緋よりも熱く白く灼熱に輝いている。)

砕ける寸前だ。
ハク!来たぞ。
姫。ロッポンギでアリスティスラがしたように、吸魔の箱めがけて姫を放り込む。
箱が閂を開けたら飲み込まれるまえにアッシュがしたみたいに受け止めるよ。任せろ。
ひこにゃん、僕のブラシにしがみついとけよ。
さー、やるぞ!

512 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/20(木) 03:20:26 0
>>484
……ごめん。
(平然と場を仕切ってしまう彼女を見、取り乱した自分が恥ずかしくなる。)
……やっぱりアンタは凄いや。
(戸惑わないはずがないのに)

>チャロ
>アーシィはんならエメはん支えてやれると思うで。
>あんさんはずっと昔から妖魔と人の間に立っとるんやからな!

(…確かに。人のことは言えない。若干わざとらしいが、明るい口調で)
あーあ。これで二人してはぐれ者じゃん?
なっちゃった以上頑張るっきゃないけどねー…結構危ない立ち位置なんだけど。
帰ったらどうなることやら。

けど…そうだなぁ。アタシ、何となく――

>吸魔の箱を片付けた後、とくと話は聞かせてもらいましょう。アーシィもそうしたいようだしな。

悪い。のんびり話してる場合じゃなかったな。
いろいろ…いろいろあったんだぞ? 話したいことは山ほどあるんだ。
だから全部終わったら今度こそ落ち着いて温泉入って、それから――ん。
(リコの詠唱を邪魔しないよう、口を閉じる。暗転する直前、一瞬だけ心配そうに目を細め――それでも、笑顔で手を振った。
またね。無事でいてよ)





>リコ
>まもなくここに火の柱が立ちます!急いで僕のところに!

>スパイダーマン
>他にも手の空いている者は力を貸してくれ!
>もう時間がない!!

オッケー! …あ痛たたた。
(大した役には立てそうにないが、それでも一応綱引きの列に加わる。

空が明るい。夜明けにはまだ時間がある。太陽よりも明るく輝くあの“箱”があったから。
姫たちの様子は逆光となって全くわからず、余計に不安が掻き立てられる。
唇を噛む。待つことしかできない自分がもどかしかった。)

513 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/21(金) 00:36:52 P
>>511
>ヴェンツェルのデッキブラシ
>人と魔、双方の秩序が徹底的に破壊された今、人と魔の狭間の貴女が生まれた。象徴的だね。
箒は興味深い事を言うのね。さすがは巨師ヴェンツェルの従者。
人と魔の双方に秩序の混乱があっても、わたしにそれを治める力量なんてないわ。
生前のエメラルンはオルデガタの姫だったけれど、小国の王位継承権者であるだけで人間界を代表するような地位には全然無い。
生前のアリスティスラは一介の魔にすぎず、これも魔族の代表者たりえないわ。
それにケンタウロス老は抜かりなくフルネーを後継にと構想していたのではないかしら。
(吸魔の箱が吐き出す雷嵐の中を飛ぶ箒。やがて箱の上の位置を取った。)

>箱が閂を開けたら飲み込まれるまえにアッシュがしたみたいに受け止めるよ。任せろ。
うん。任せる。
ひこにゃん、落ちないようにね。
(ひこにゃんをブラシ部分にしがみつかせる。)

じゃ、行ってきます。
(エメラアリスは手を軽く振り、背中から倒れて箒の上から飛び降りた。)

吸魔の箱よ、貴様の好きな生贄だ。閂を開け。
(落ちながらエメラアリスは叫んだ。
古代王家の建造した魔道兵器でありながら、古代王家の血を贄として稼動する貪欲さ。
ヤンダルの吸いこみきれない魂を取り込み砕け散る寸前でありながら、喰魂炉は最上級の生贄を呑もうと閂を開け口を開く。
それと同時に。
正にその刹那だった。
ヤンダルは噴火した。吹き上がる万度の溶岩と噴煙に、呪われた吸魔の箱が呑まれていく。箱は遂に壊れた。
閂の開口部から無数の霊魂が、青白い光の奔流となって立ち上りはじめた。その勢いは爆発のようだ。
解放に歓喜し天へと還る霊魂の歓声は、噴火の轟音を凌駕した。それはある種の霊歌なのだろう。歌いながら霊が宇宙(そら)へと還る。)

514 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/21(金) 21:00:03 0
>>512
>アーシィ
>(唇を噛む。待つことしかできない自分がもどかしかった。)
うむ。そうぢゃなぁ。
(せんとくんはアーシィの地の文に相槌を打った。ある意味テレパシーかもしれない。)

エメアリは上手くやるぢゃろう。しかし映画でももう終わるし順調にハッピーエンドかな〜と思った時、
映画終了5分前に大どんでん返しの事件が起きたりするものぢゃ。
そんなことはないと思うが。無いといいが。あってはならないが。

515 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/21(金) 22:09:02 0
>>508
>スパイダーブロリン
>とおうっ!!
>このあからさまなパス>>507に呼ばれてやって来た男!!
>スパイダーマン!
…………………また会えるとは!これは嬉しいですなあ!ねえ、ブロリンさん!
あれ?ブロリンさーん!
(横目でスパイダーマンをチラ見する米沢。)

……こまかい事は詮索してはいけませんな!
では草食系男子の私ではありますが力を貸しましょう!
(スパイダーネットを引っ張り出す米沢。)

鑑識は死体と対面するのが仕事ですが、こういう人命救助こそ治安国家公務員の為す仕事でしょうな!オーエス!オーエス!
(すがすがしい汗を流す米沢。)

>>514
>せんとくん
>映画終了5分前に大どんでん返しの事件が起きたりするものぢゃ。
なんと不吉な事を!映画だったらそりゃぁ面白いですが現実に起きたら大変です。
そんな事起こるわけがありませんぞ。
起きる余地も何もないですぞ。
ハク殿が上手くやってくれますからな!

516 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 22:17:18 0
まさか

517 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 22:28:11 0
ああ、まさかあんな事になるとは思わなかったな

518 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/21(金) 23:33:07 0
魔球とアンドレの最後の仕事が綱引きで
アーたんがする事無いラストっつーのもな
(0゚・∀・)ワクテカ

519 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 00:38:46 0
>512
>けど…そうだなぁ。アタシ、何となく――
(何となく……何やねん!)

>508
スパイダーマンキタ―――――! 任せときいや!
(電気屋のオヤジ軍団を引き連れ綱引きに参加)

>514-518
ちょ、おま!

520 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:11:26 0
>>519
>チャロ
>ちょ、おま!
な、なにが起きたにゃ?なにを見たにゃ!?チャロ――――!

521 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:21:32 0
>>513
>エメラアリス
>(閂の開口部から無数の霊魂が、青白い光の奔流となって立ち上りはじめた。その勢いは爆発のようだ。)
(捕らわれていたハクも裂けた開口部から外へと飛び出した。解放されたどの青き魂よりも速く真っ直ぐに駆け登る。
ハクの姿は龍体ではなく少年の姿だ。両手で箒よりも先にエメラアリスを宙で抱き止めた。
噴き上がる溶岩の火柱に巻きこまれない様、直ちに横に避ける。)

計算違いです。まさかこんな事態になるなんて。あんなのがいたなんて!
(ハクの顔が苦渋に歪む。顔の右側はべっとりと血に彩られていた。左胸の辺りも、両の太腿も鮮血に濡れている。)

死霊を吸い込む吸魔の箱の中にあって、私だけは生身のまま取り込まれました。>>281
其処に付け込まれました。
(ハクは足の下に広がるヤンダル火山の噴煙を見る。ハクの目が或る物を追う。
ばらばらと噴煙から飛び散り落ちる礫の中に、黒い稲妻を伴う塊があった。
其の黒い塊が他の噴火礫と異なり、横方向に曲線を描き噴煙から離れていく。明らかに其の塊が自らの意思で飛んでいる。)

あれは、私の一部……。もう違いますが。……乗っ取られました。
(黒い塊は、リコ達と彼等が集めた避難民を目指している。)

私の左肺や臓器や角をもぎ取られました。
あれは……吸魔の箱の建造者、古代王家の王族。…名は……ドォ……ドォーク。ドォーク、ジブ、…ジブリス。ドォーク・ジブリスです!
喰魂装置を起動させる為に、自らを人身御供した狂気の魔道技師!
箒……姫を受け取って。早く……。
(ハクが気を失った。墜落する。)

522 名前:ドォーク・ジブリス ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:23:24 0
わしが……生涯賭けて産み出したる……喰魂装置が……。
(リコが転移の魔法陣を築いている場所の手前に建つ温泉宿に黒い塊は落ちた。衝撃で宿は木っ端微塵に吹っ飛んだ。
舞う埃の中から何者かが歩いてくる。
巨漢の男?しかも老人?白髪。
だが人ではない。顔は骸骨に薄い皮が辛うじて張り付いているかのようだ。眼球は無く穴が開いているだけ。鼻も鼻腔の穴が二つ開いているだけ。
口に唇は無く、歯が剥き出しになっている。肌も人では無い。びっしりと黒い鱗に覆われている。頭からは奇妙に捻くれた角が一対生えている。尾まである。
人の骸骨の顔を持つリザードマン(トカゲ人間)と例えるのが相応しいだろう。
其の怪物こそラピュタの建造者、魔道技師ドォーク・ジブリスであった。)

523 名前: ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:25:42 0
せんとくんと米沢さんにふられては応えないわけにはいきません。それに>>514-518は、いい提案ですよね>姫様。

【エンディングイベント】
一つ アクション系ハリウッド映画終了間際によくある「これで終わった」と思ったらまだ敵がいた!です。
二つ 戦闘ラストチャンス。只今より戦闘レス受け付け。
三つ 但しスレの無限バトル突入防止の為、この対ジブリス戦は次の日曜午後には決着です。あくまでも映画終了5分前の敵。土曜夜までのレス投下奨励。

【ドォーク・ジブリス】
古代王家の王族で魔法技師。人間。喰魂装置ドォーク・サイス・イーツィの部品として己を使う。
簡単に説明すると、喰魂装置とはジブリスの脳を持つサイボーグみたいなものだったのです(私も知らなかった・・・今、知ったorz)
脳が糧を得る為に古代王家の血が生贄として必要だった……のでしょうorz
喰魂炉/吸魔の箱が崩壊し、ジブリスの脳は脱出の為、ハクに憑依し身体を乗っ取ろうとする。
ハクはそうはさせじと逃げたけれども、肉体の半分をもぎ取られた。
奪ったハクの身体組織を組み替えてジブリスは仮の肉体を造った。其れ故に上記の様なリザードマン形態になった。(ハクは龍族)

524 名前:ドォーク・ジブリス ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:26:47 0
(ジブリスはリコ達を眼球の無い目で見ている。)
魂。肉。肉。魂。肉。肉。

(肉体は不安定なのだろう。喋ると歯がぽろぽろと抜け落ちた。一歩足を前に踏み出すごとに鱗が落ちる。
崩れる肉体を保とうと、直ぐに再生魔法を自身にかけているらしい。歯が抜けた歯茎にすぐさま次の歯が生える。剥がれた鱗の下に新しい鱗が生じる。
でも体の崩壊そのものは止められてはいない。)

もう……一度。……喰魂炉を……造らねば……。わしは死なん。わしの体を…安定させねば………肉。肉。肉。魂。魂。
(ジブリスが跳躍した。集められたユフーインの人々を喰う為に。)

525 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:26:47 0
>>522
http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/kingdom-touch/cabinet/sangokusi/img55371477.jpg

526 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:28:48 0
ほんとに
まさか
こんなことになろうとはーwwwwwww

527 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:29:03 0
キタタタタタタタ━━━(((((゚(゚(゚(((゚゚∀∀゚゚)))゚)゚)゚)))))━━━!!!!!!!

528 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:33:48 0
にゃにゃんと!
チャロ、これのことだったのかー!

529 名前:ドレッド[sageNYの野良犬] 投稿日:2009/08/22(土) 01:43:36 0
さすがチャロと言わねばならないな

530 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 01:45:06 0
発端はアーシィが>>512で、ぼやいたからでそw

531 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage噴火退避の為に場所移動] 投稿日:2009/08/22(土) 16:51:55 0
ルルカが燃える……。
(火山となったヤンダル。噴火が始まった。轟く轟音。地響き。)

僕の家、僕の学び舎が……。
(リコは首をぶるんぶるんと振った。感傷を打ち払う。今はそんな場合じゃない。
スパイダーマンたちが集めたユフーイン湯治客らを安全な場所まで運ばないと。)

>>542
>ドォーク・ジブリス
>わしは死なん。わしの体を…安定させねば………肉。肉。肉。魂。魂。
ああ、あ!
(噴煙から飛び出してきた黒い塊は落下して、目の前の旅館を粉々に砕いた。
瓦礫の埃をかき分けた出てきた怪物。感じる。とてつもない邪気と死の臭気。)

此方から――
(驚愕からむりやり心を立て直す。空間転移の呪文を唱える。火山の風上へ。)

七千歩東南の地へ――
(ジブリスが跳んだ。こっちに来る!魔法陣上の人々を喰らいに!)

我等の道を縮地せん――
(間に合え!詠唱!)

地の隔て一時消し――
(ジブリスが魔法陣の中に入ってしまった。ここに留まっても溶岩に焼かれる。飛ぶしかない!)

我等を疾く至らしめよ!
(空間転移発動。)


(転移した先、そこは草原だった。日の出に照らされて輝く草花が地面に広がる。遠くに噴火の劫火が見える。ルルカから約五km東南に無事に転移した。
しかし招かれざる客も一緒に。ジブリス!)

身体の安定に魂が必要か?なら僕を狙え!魔道士の血の方がいいんだろ!?
(リコは人々から注意を逸らす為、ジブリスを挑発した。)

532 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 20:15:21 0
こんな時ブロリンがいたらなぁ――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!

533 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 20:25:40 0
ブロリンスパイダは殆どコントのネタだなw

534 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 20:49:55 0
>>521
>ハク
>箒……姫を受け取って。早く……。
姫だけ受け取るのはイヤだな!
(箒は急降下する。落ちていくエメラアリスの尻に柄を当てる。柄に乗せる。これでエメラアリスはキャッチした。)

お前さんも受け取るよ!
(続いてハクに。右の袖から杖を突っ込み左の袖へと。ぶら〜んとハクを洗濯物状態でキャッチ。)

ひぃー。二人と一匹を乗せるのはきついや!
(高度がじわじわ下がる。)
だが泣き言は言ってられないな。
(吸魔の箱から飛び出した亡者ドォーク・ジブリスが、リコの魔法陣に突進していくのが見える。
リコの転移が発動した。
青い光に包まれて消えていく。
東南の草原に同じ淡い光がともるのが見える。そこが転移先だ。)

あそこに出たか。よし。
ほんとにほんとに最後の仕事と行きますかね!
(風を切り箒は飛ぶ!)

535 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sagegt;ハク 流石御見事!] 投稿日:2009/08/22(土) 22:18:27 0
>ジブリス出現
ほーら、いやな予感が当たった!
(いつもそうだ。良い予感はさっぱり当たらないのに、悪い予感はよく当たる。)

>>531
>リコ
>身体の安定に魂が必要か?なら僕を狙え!魔道士の血の方がいいんだろ!?
>(リコは人々から注意を逸らす為、ジブリスを挑発した。)
リコ君!
(現われたリザードマンゾンビをリコが自分に引き寄せようとしているではないか。
戦闘能力など自分同様まったく無いのに。なんという勇気。)

ふ、太っている人間はいかがですかな!食べごたえは私の方がありますぞ!
(米沢は手を叩いてジブリスを呼んだ。華奢なリコが体を張っているのに、年上の大人として何もしないわけにはいかない!
……だが本当に来られても困る。)

>>534
>ヴェンツェルのデッキブラシ
(エメラアリスを乗せハクを吊るしひこにゃんをしがみつかせたデッキブラシが飛んで来るのを、米沢は見とめた。)
ひこにゃん!いいところに!
彦根ソード召還をリクエストしますぞ!マキューシオさんが武器無しの手ぶらです!とびきりいいのを頼みます!
(戦闘担当にバトンタッチだ。)

536 名前:ブロリンスパイダ ◆rf4XBY0bwMrw [sageキタ━━━(゜∀゜)━━━!!!] 投稿日:2009/08/22(土) 22:33:23 O
>>512 >>515 >>519
>オッケー! …あ痛たたた。
>では草食系男子の私ではありますが力を貸しましょう!
>スパイダーマンキタ―――――! 任せときいや!
仲間と力を合わせて人命を救助する男!
スパイダーマン!
(仲間と協力して人々を集める)
>>514
>映画終了5分前に大どんでん返しの事件が起きたりするものぢゃ。
>なんと不吉な事を!映画だったらそりゃぁ面白いですが現実に起きたら大変です。
>わしが……生涯賭けて産み出したる……喰魂装置が……。
(本当にやって来たドォーク>>524を指さして)
誰だおまえは!
終了5分前に現れて大どんでん返しを企む者!
許せん!
(移動魔法を使うリコに)
あいつは罪無き人々の血肉を狙っている!
急げ少年!
(転移魔法が成功するがドォークも移転してきた)
>>531 >>535
>身体の安定に魂が必要か?なら僕を狙え!魔道士の血の方がいいんだろ!?
>ふ、太っている人間はいかがですかな!食べごたえは私の方がありますぞ!
人々の命を守るために仲間と共に怪物の足止めをする男!
スパイダー>>532こんな時ブロリンがいたらなぁ――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!
(スパイダーネットでドォークを足止めしようとして、せんとくんに呼ばれて停止)

またブロリンの力が必要なのか!?
少し間隔が短いが仕方がない!
今呼びにいくぞ!

(しばらくするとスパイダーマンが走り去った方向からブロリンが(ry)
はぁ・・・はぁ・・・また俺の出番ですかぁ?
(ドォークがリコと米沢を狙うのを見て)
ふはははははは!
足が無くなっても誰かを襲えればいいなぁ・・・とっておきだぁ。
(気弾を放ってドォークの足を吹き飛ばす)

537 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 22:35:41 0
もはやレッドカーペットかエンタの神様状態や!

538 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 22:37:58 0
;;*。+ _、_゚ + ・ 
  ・.(<_,` )b <ブロリンGJ

539 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/22(土) 22:57:39 0
>>535
>米沢守
>彦根ソード召還をリクエストしますぞ!マキューシオさんが武器無しの手ぶらです!とびきりいいのを頼みます!
わかったにゃ!
とう!
(ひこにゃんはデッキブラシから飛び降りた。へとへとのデッキブラシの為にも重さ軽減だ。
ひこにゃんは猫の宙返り着地で大地に立った。)

召還!
(両手を胸の前で合わせ掌を上に向ける。眩しい光が生じる。ひこにゃんの肉球の上に立派な剣が召還された。)

彦根の天才刀鍛冶師、長曽根虎徹の造った天下の剛剣。新撰組局長近藤勇の愛刀『虎徹』にゃ!本物にゃん!
これをマキューシオ、使えい!

540 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 23:04:21 0
うおお!彦根にネタの限界は無いんでつかああああああ????

541 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 23:12:02 0
近藤の虎徹がここで登場とは・・・・
まじでとびきりいいのを出してきた
ひこねこスゴス

542 名前:香取慎吾[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 23:22:56 0
新撰組局長近藤勇と彦根に関係があったんだ87へぇ

543 名前:岩本徹三[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 23:39:51 0
実際には彦根より、金沢のほうが縁が深いがな

544 名前:ジャック・バウアー[sage] 投稿日:2009/08/22(土) 23:46:24 0
>>536
(ブロリンの気弾でジブリスの足は吹っ飛んだが、蘇生魔法を自分にかけている化物だ。)
退避しろ。早く!
(ユフーイン温泉客に怒鳴るバウアー。バウアーの銃が火を吹く!)

545 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/23(日) 00:33:37 0
>>535
>米沢
(米沢が上空を見た。マキューシオも続く。火山と化したルルカ。真っ赤な溶岩。噴き上がる灰色の大噴煙。
こちらへと飛んで来るもの。ヴェンツェルのデッキブラシだ。
エメラアリスを乗せ、ハクを十字架に掛けた様に柄に下げて、こちらへと飛んで来る。
マキューシオは吐息した。エメラアリスの無事な姿に。)

>>539
>ひこにゃん
>これをマキューシオ、使えい!
すまねえ。
(マキューシオは剛剣虎徹を受け取った。一振り素振りする。風を裂く。マキューシオは頷く。手にした剣の素晴らしさに一瞬で惚れた。)
よくよく俺は武器を貰い受けるもんだぜ。この一連の事変が起きる前は、御婦人方によく恋文を貰ったもんだがな。
(マキューシオは笑った。だがその笑みを直ぐに収める。眼光鋭くジブリスを睨みつける。ジブリスに歩み寄る。)

リコ、後は任せろ。
全く貴卿には頭が下がる。
(リコの頭に手を置く。自らを囮に民衆を守る勇気に感嘆した。)

ふぅー。
(息を吐く。吸う。闘志を高める。)

斬!
(ブロリンによって足を砕かれたジブリスに、渾身の一撃を叩き込む。
ジャック・バウアーの銃撃、マキューシオの斬撃、この怪異に立ちむかってきた勇者達の攻撃は更に続く。)

546 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/23(日) 00:56:22 0
>528
そうや、これのことや!
(うをおおおお!! なんじゃこりゃあああ!!)

>529
ドレッドー!! 会いたかったでーーーーー!!

>545
>(ジャック・バウアーの銃撃、マキューシオの斬撃、この怪異に立ちむかってきた勇者達の攻撃は更に続く。)
ワテもいくで! 麗無輪廻弾 !!( 攻撃力→183)
(必殺技その1で光弾を飛ばす! 久々に普通に攻撃した!)

547 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage そんなつもりで言ったんじゃないったらw ハクも皆もすごいや!] 投稿日:2009/08/23(日) 03:45:39 O
(リコの呪文が、風より速く彼らを草原へと運ぶ。但し…魔物ごと。
あっさり終わらせちゃくれないか。
舌打ちしたその時、風を切って現れたのは彼女が何よりも待ち望んでいた姿――姫、箒、ひこにゃん、ハク!
ハクは怪我をしているようだが、幸い全員生きている。
――気持ちが俄然強くなる。

沢山のものを手に入れた。
そして沢山のものが失われた。
ここから先も、何が待つのかわからない――
けれど今だけは、望める限りのハッピーエンドを期待したっていいでしょう?)

さて…アタシもそろそろ行かないとな。
(右の拳を左の手の平に叩きつけ、仲間たちの加える波状攻撃に乗り遅れまいとアーシィもまた動き出す。
風に紛れて歩み、虫の声に紛れて囁くような詠唱を行い、魔物の背後に忍び寄る。
そして知覚の外から投げ放った五本のナイフは誤たず目標に命中――草地にに突き立った。
紫に濡れたそれらは薄く光線を放ち、魔を囲む五方星を形づくる。

刹那、弾けるような音と共に生じた黒い電撃がジブリスの体にまとわりつき、辺りの空気に焦げ臭いものが混じった。
それはあの吸魔の箱が発したものと酷似していた。最も彼女には魂を奪う程の威力は出せない。
未だ収まらない雷撃はジブリスに苦痛をもたらすと同時――その身に纏う蘇生魔術を侵食し始めていた)

548 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/24(月) 21:47:51 0
アンドレ・・・(ノД`;)

549 名前:ジャイアント馬場[sageだがそれがイイのか] 投稿日:2009/08/25(火) 00:22:22 0
書き込み期限を決めたんだから待たんでもええのに

550 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 00:25:17 0
いちいちレスラーの名前を出して野次飛ばすな、見苦しい。

551 名前:ターザン山本に似たスライム[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 00:31:11 0
>>549
まあ、急ぐ事はないさ。TRPGスレの進行スピードとしては特に遅いわけじゃない。

552 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 00:33:50 0
549って野次か?野次には思えないがな

553 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 00:38:15 0
>>550のレスを普通は野次という
そして名無しがこうして会話しだすのは本来NGだw

554 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/25(火) 06:09:04 0
アンドレさん、来た世界を間違えたな……。

555 名前:ドォーク・ジブリス ◆aw0I91K7dE [sageおまたせしました。+gt;gt;525ありがとう!] 投稿日:2009/08/26(水) 00:44:17 0
>>531
>リコ
>身体の安定に魂が必要か?なら僕を狙え!魔道士の血の方がいいんだろ!?
ほぉ。ヴェンツェルの学閥の徒よ。
空間転移の腕、中々の物。亜空間座標への渡りもぶれが少ない。見事なる哉。
(ドォーク・ジブリスは強がるリコを嘲笑った。笑い声は虚ろで陰湿だった。
ジブリスはリコへ歩み寄る。逃がすまいと両腕を広げて間合いを減らしていく。)
望み通りわしの滋養にしてくれよう。旨そうな脳髄だ。

>>535
>米沢守
>ふ、太っている人間はいかがですかな!食べごたえは私の方がありますぞ!
(手拍子を打つ米沢に顔を向けたが無視。ジブリスはリコに牙をむき襲い掛かった。)

>>532
>せんとくん
>こんな時ブロリンがいたらなぁ――――――――――――――――――――――――!!!!!!!!!!!
>>536
>ブロリンスパイダ
>(気弾を放ってドォークの足を吹き飛ばす)
(米沢へと一瞬気を向けた其の隙が、現われた超戦士ブロリンに狙われた。
ジブリスの両足は膝から下が吹き飛ばされた。ジブリスの体躯が前のめりに倒れる。)
お、おのれ!
(両腕で体を支え起き上がるジブリス。其処へ第二撃第三撃が打ち込まれた。)

>>544
>ジャック・バウアー
>(バウアーの銃が火を吹く!)
>>545
>マキューシオ
>斬!
ぬうう!
(ジャック・バウアーの銃撃は正確にジブリスの額を貫いた。着弾ごとに仰け反るジブリスにマキューシオが斬りかかる。
斬撃は完璧だった。
ひこにゃんの召還した虎徹は、ジブリスの左肩から深々と鳩尾まで斬り裂いた。心臓を切断。マキューシオが剣を引き抜くと
どす黒い鮮血が滝となって溢れ出た。ジブリスが耳をつんざく絶叫をしもがく。
チャロが攻撃(>>546)を畳み掛ける。
だがジブリスは死なない。)

556 名前:ドォーク・ジブリス ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/26(水) 00:47:14 0
ふふふ。ぶふふふふ。…ふふふふ。わしは……これしきで…死なぬ……。
(傷口がゆっくりとだが塞がっていく。)

わしは…不死身……不死身じゃ。
(ジブリスの眼球の失せた窪みが光りだす。鼻腔の穴からも。口から黒い電気が走り出る。白髪が逆立ち放電を孕む。
吸魔の箱が放つ黒い稲妻が放たれる!)

>>547
>アーシィ
>黒い電撃がジブリスの体にまとわりつき、
>それはあの吸魔の箱が発したものと酷似していた。
>雷撃はジブリスに苦痛をもたらすと同時――その身に纏う蘇生魔術を侵食し始めていた)
ぐががががが!
(アーシィの電撃がジブリスを焼く。)
小娘が!
(アーシィによって肉体を維持していた蘇生魔法が掻き消された。)
ごぶっ。
(胸の傷が裂ける。蘇生魔法で辛うじて保たれていた肉体が崩れ始めた。)
わしが……!
こんなところで!……こんな者どもに……倒されるだと。
生と死の狭間を支配するわしが!
馬鹿な!
ば、馬鹿なああああああああああああああああああ!
(ごとんと首が落ちた。黒い稲妻を放とうと雷電を練っていた首は、地面に落ちると暴発。爆発した。
ジブリスの体も砕け散った。
同時に、ヤンダルの火山の噴煙に変化があった。
呼応して吸魔の箱も完全に噴火煙の中で砕け散った。
捕らわれていた霊魂達の残りの全てが一時に解放され、天へと爆発的に飛び立った。
朝焼けに紅く染まり夜空の闇が青へと変わる天空を、まるで数百発の青い花火を一斉に打ち上げた様に青白い魂達は彩った。
其れは怪異の全てが此処に終結した証でもあった。)

557 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/26(水) 19:46:17 0
>ドォーク・ジブリス
人々の魂を弄んできたお主も、これで正真正銘、遂に死者の列に加わったわけだ。
合掌。

任務完了ぢゃ。
(宇宙構造を破壊しかねない大怪異の調査並びに鎮圧の使命を受け、奈良法隆寺より次元の壁を越えこの世界にやってきたせんとくん。
大役を果たした心地よい疲労感と充実感、そして別れの時が来た寂しさとかいろいろな思いが、せんとくんの胸に去来した。)

558 名前:湯治客 由美かおる[sage] 投稿日:2009/08/26(水) 23:55:00 0
私達助かったんですね!

559 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/26(水) 23:57:54 P
ハク。意識はあるか。御覧。
(デッキブラシの杖に両袖を貫かれてぶら下がっているハクに、エメラアリスは身を乗り出して囁いた。
自分がデッキブラシから落ちないように、充分に気をつけてハクに顔を近づける。)

とても綺麗な光景だ。霊魂たちが宇宙(そら)へ還っていく。
解放され歓喜に満ちている。
……でも。
殺された死者たちだ。
(青く変わっていく空に無数の青く輝く魂が乱舞し、上へ上へと昇っていく。美しいが哀しい。
天を覆う青い光が夥しいのは、それだけ多くの命が失われたからだ。)

(箒は高度を下げていく。エメラアリスは箒から飛び降りた。皆の輪の中に。地上に先に降り箒からハクを受け取る。)
ハクの手当てを。

(無論ハクの手当てをするべきだ。でも死闘がついに終り、皆の前に立ったのだ。なにかを言うべきだ。
喜びの言葉?ねぎらいの言葉?いやねぎらいを言う立場ではない。なんて言おう。
すんなりと言葉が出ないのは、自分の変異のせいだ。変わってしまった自分。その自分を見る仲間たち。特に……。)
―――マキューシオ。

560 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 00:00:17 P
>>557
>せんとくん
>任務完了ぢゃ。
……ああ。そうだね。戦いが終わった。
(せんとくんの言葉に乗った。)

苦しくて凄惨な戦いだったけれど……。
スカンジビアナ渓谷森林で出会い、ディズニーランド・オーリンズで話し合い……、楽しかったね。
辛かったけど楽しかった。
ロネから始まった怪異は終わった。
それぞれが、それぞれの道を歩むときだ。別れのときが来た。
(皆に言った。でも彼には彼の為に言わなければ。)

……マキューシオ。
生前のエメラルンは、そなたの気持ちに気がつかなかったが……。
主君でもないエメラルンに客将として、良く力になってくれました。
ゴブリン軍との戦いで、そなたの祖国イタガキ国も疲弊している。
国家の柱石ハンマ将軍は斃れ、そなたの力を祖国は必要としているだろう。
国に帰れ。マキューシオ。そして良き伴侶を娶れ。
そなたなら素敵な人を得られるだろう。
(エメラアリスは「人」に強く声を込めた。)
(エメラルンは微笑んだ。せめて精一杯の笑顔を見せた。)

561 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 00:46:50 0
>>559
>エメラアリス
ハクは龍族。大丈夫さ。この程度で死にはしない。
それにしても、どんな問題でも片付けちゃう連中だなぁ。
(ジブリスとの戦闘を見届け、箒は改めてこの連中の凄さに感心した。
ゆっくりと箒は仲間の処へ降りていく。)

>>560
>それぞれが、それぞれの道を歩むときだ。別れのときが来た。
そうきたか……。
(エメラアリスの言葉に箒は頷いた。
戦いの元に集まった戦士らが、戦いが終り其々の道に発つのは道理だ。)

>国に帰れ。マキューシオ。そして良き伴侶を娶れ。
>そなたなら素敵な人を得られるだろう。
――――別れを選んだか、エメラルン!
(これもまた道理か!?)

562 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 00:57:16 0
>>558
>由美かおる
安心するにゃ。助かったんだとも。
ひこにゃんの召還した虎徹の切れ味も良かったし、チャロの花火玉(?)も良かったけど、アーシィがとどめを打ったにゃ。
やっぱりアーシィは凶………(>>559 エメ >マキューシオ。そして良き伴侶を娶れ。)………にゃ、にゃにぃぃぃ!
(気になるコメント言いかけでひこにゃんは絶句した。)

皆で仲良く今まで通りやっていくんじゃにゃいのかー?
(涙目。)

563 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 11:59:46 0
>560-562
>そなたなら素敵な人を得られるだろう。
それは違うで!
これから新しい時代が始まるんやろ?
マキューシオはんの相手が「人」の必要あらへん!

>――――別れを選んだか、エメラルン!
>皆で仲良く今まで通りやっていくんじゃにゃいのかー?
エメはん……本当にそれでいいんか!?
(マキューシオの言葉を待つ)

564 名前:黒馬のケンタウロスの霊魂 ◆1cS1G2B1.m.K [sage] 投稿日:2009/08/27(木) 21:49:25 0
ここはどこじゃ?
確かにわしは死んだはず………む、あれは?
暗き虚空に何かが浮かんでおる。
あれは………そうか、あれがわしが焼きつくそうとしていた世界か。
遥かなる天の高みよりみると実に美しい物じゃな。

―――それにしても世界の真実の姿は、伝承とは随分と異なるものじゃのう…。
古の伝承によれば、この世界は竜王ヤンダルの宝珠にも勝る青き輝きの球体であったはず。
わしもそれを堅く信じておった………それ以外の姿など全く考えもせなんだ。
しかし…事実は世界の端は滝となり、底では巨大な亀が支えておるではないか!
まるで己の理想に囚われ、異なる意見を受け付けなかったわしを嘲笑うかのようじゃ…。

わしの理想…いや妄執はわしの命と共に砕けた。
ならば………汝ら生ける者どもは、わしの望んだ世界より、より良い世界を作ってみせよ!
(無数の魂で造られた霊道は天へと昇り、やがて魂の蒼い輝きは黄金の朝日に薄らいでいった。)

>ドォーク・ジブリス
(乙じゃ…わしはうっかり巨竜ヤンダルとか5分で終わらぬものを出しかねなかったからのう。)

565 名前:スライム天使[sage] 投稿日:2009/08/27(木) 22:00:35 0
>5分で終わらぬものを出しかねなかったからのう
ワロタw
たいへんなことになっとたなw

566 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/28(金) 18:26:04 0
いよいよ大団円?

567 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 00:37:28 0
>>556
>ドォーク・ジブリス
>(ごとんと首が落ちた。黒い稲妻を放とうと雷電を練っていた首は、地面に落ちると暴発。爆発した。
>ジブリスの体も砕け散った。)
やった……。
(ドォーク・ジブリスの爆発を見て緊張の糸が切れた米沢は、足がよろけて尻餅をついた。
最後の最後であんなものが出てくるとは。恐るべし。)

>>566
>いよいよ大団円?
(戦いに巻き込まれ翻弄されたユフーイン湯治客の一人がつぶやいた。)
今度こそそうでしょうなあ。
(米沢は名も知らぬ湯治客とうなずきあった。)

―――そうであるのなら。
(終りを迎え解決されない疑問が残ってしまった。二つある。
一つ。
どうして自分はこの世界に来たのだろう。
気がついたら、スカンジビアナ渓谷森林に立っていた。
>前編スレ
>http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/10
警視庁鑑識課の自分の机で、書類整理をしていた筈であった。はっと気がつくと森の中に立っていた。
女性の声がするので行ってみた。ズォードの斥候兵を見下ろすエメラルンがいた。
そこから冒険が始まったわけだが……なんで?
リコの空間転移で呼ばれたのでもないし。正に気がつくとこの世界に迷い込んでしまっていた。
気がつくと空間転移していました、なんて軽いもんではないだろう。空間転移は。
自分だけではなく、アンドレもどういうわけかこの世界に迷いこんできた。
ひこにゃんもそうだし、せんとくんもだ。ジャック・バウアーもだ。
現代日本からこの世界へ。
まるで集められたかのように来た。怪異と立ちむかうメンバーに選ばれたかのように。
あたかも何者かによって戦う使命を与えられたみたいではないか。
この冒険の間ずっと考えてきたが答えが出ない。)

(もう一つの疑問。
こっちはすぐに答えが出る。聞いてしまおう。)

エメラアリス姫。

568 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 00:38:30 0
姫様。マキューシオの深い苦悩の中で、大きな部分を占めるだろう点を替わってお尋ねします。
(米沢は立ち上がった。)

恋愛については私は経験豊富です。
(唖然とした空気が流れるのを肌で感じた。異論は認めない。)
ここにいるのは全員独身でしょう。私は既婚者ですぞ。残念ながら女房には逃げられましたが。
恋愛の先にある諸々について実体験のある私がアドバイスするのなら、、お互いがお互いの事をよく知るのは非常に大切、
とこれは強調したい。
素直に思うところを誠意をもって相手には尋ねるべきなのです。

えー。つまりですな。
アリスティスラは人を食べますか?
その〜魔物は人を食うケースが多いようです。な。
アリスティスラが人を食べていたとなりますと、現在のエメラアリス姫はどうなんだろうと。
マキューシオが恋路に飛び込んだものの姫に食べられちゃいましたでは喜劇ですからなあ。
ど、どうでしょうかな?

(戦いは終わったけれども、はいこれでおしまいとはいかないようだ。
魔道士学院の復興の大役を負ったリコの手助けも微力ながらやりたい。魔道について役に立つわけがないのだが、
ホグワーツ魔法魔術学校のようなルルカである。実に興味深い。戦いで好奇心を満足させられなかったが、魔道を探求したい。
奇跡の魔道生物ヴェンツェルの箒も、しげしげと観察したい。
それに魔道だけではない。
ブロリン。
宇宙人である。別天体から来た人類同様の知的生命体である。ファースト・コンタクトである。
現代日本も気になるが、ここは興味は尽きない。
ここでやることは、まだまだたくさんある。これからがオタク魂を満足させる本番だ。)

(米沢はエメラアリスの答えを固唾を飲んで待った。
アリスティスラが食べちゃうタイプの魔物だったとしたら、どうしよう。これからは我慢できるのか?)

姫様。正直に。
(踏み込んだ質問をしている。でもエメラルンと同化しているのだ。エメラルンなら悪い展開にはしない筈だ。
そう信頼している。だからこそ質問したのだ。)

569 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 01:11:27 0
「姫様とはなんのプレイでごさいますかね!」
え?
「鑑識の米沢!寝ぼけてるんじゃねーぞ。起きろコラ!」
(米沢は胸倉をつかまれ叩き起こされた。凶暴な垂れ目の男の顔が視界を一杯に占めていた。)

伊丹巡査部長!
(特命係のライバル、トリオ・ザ・捜一のイタミンこと伊丹憲一ではないか!)

あー。
(状況を認識して米沢は間の抜けた声を出した。
大きなテントの中にいる。テントの色は深緑。百床以上はある仮設ベッド。負傷者が寝かされ、医師や看護士が飛び回っている。
ここは救護エアーテントの中だ。つまり!)

現代日本に戻された!
(帰ってきたではなく、戻されたと米沢は表現した。
怪異に立ち向う使命を何者かに与えられ、力の限り戦った。使命を果たし役目を終え、何者かに元の世界に返されたのだ。)

そんな!
(別れの言葉すら交わしていない。心の妻アーたんと何も!)
こんなに突然終わるなんて!殺生な!私にはやる事がまだまだたくさんあるのに!

「頭でも打ったか米沢?」
(垂れ目を更に凶悪に垂れさせ伊丹が睨む。)
「怪我していないのなら寝ている暇はないぞ。米沢。
はい、看護士さん!このベッド、空きます。おら、どけ、米沢!ったく。
しかし無事で良かったぜ。なあ!」
(伊丹は涙目になっている。根は人思いの人だから。)

無事!?
(そうだ!たまきさんはどうなった!?
米沢はケータイを取り出した。たまきの小料理屋『花の里』に電話だ。多分通じないだろう。通信規制がされている筈だ。
でもかけずにはいられない。
その時ケータイが鳴った。なんと着信。
杉下から!
なんというタイミング!)

「もしもし杉下です。」

570 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 01:13:34 0
「たまきさんがお礼を言ってましたよ。僕からも礼を言わせて下さい。無事です。米沢さんも無事ですか?」
(杉下右京もあっちの世界に行っていた。途中から姿を見せなくなってしまったが。
こっちの世界で、あっちの世界を知っているのは自分一人だけではなかった!)
杉下警部!私は……!

「米沢さん」
(杉下の落ち着いた声。)

「大変でしたねえ」
(杉下は全てをお見通しか!?米沢の目の涙腺が緩んだ。間も無く号泣シマス。)

「米沢さん、貴方の力がこっちでも必要ですよ。警察官の使命を果たす時です。僕も……」
「警部殿!お喋りはまた後で願いできますかね!」
(伊丹がケータイを横取りし怒鳴った。通話を勝手に切ってしまう。)

「米沢!警視庁に行くぞ。徒歩だ。非常災害対策本部室に合流しろと上から命令だ」
(伊丹が急かす。)

そうですな。
―――自分が必要とされるのなら
行きましょう!
―――自分に出来る事を全力でするだけだ。
(米沢は伊丹に続いて救護エアーテントから飛び出した。)

571 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/29(土) 01:32:52 0
米沢選手、ゴール!
(壊れた高級マンションの一室からそんな音声が聞こえてきた。
テレビが付けっぱなしになっている。
住人が録画したサッカーの試合でも見ていたのだろう。米沢というサッカー選手のゴールシーンがたまたま流れていた。)

572 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/29(土) 01:47:05 0
まもなく試合終了です
激闘に幕です
。・ ゚・。* 。 +゚。・.。* ゚ + 。・゚・(ノД`)

573 名前:エメラアリス ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 02:05:33 0
>>568
>米沢
>アリスティスラは人を食べますか?
(エメラアリスはきょとんとした顔をした後、フっと息をもらした。)
心配はいらないよ。食べない。食べたことないもん。
アリスティスラはホムンクルス。青銅の骨を持つ。体液は強酸。
酸で肉体が構成されているから、彼女の主食は硫黄よ。(硫酸の原料だから)
でも肉も食べるよ。この柔肌を保つためにはね。でも、あんまり食べないかな。食べてもネズミだね。カエルが一番好きかな。きゃは。
(ある意味衝撃的な事実をさらりとエメラアリスは言った。)

あ〜〜〜。けど。食の好みは変わるだろうね。
(努めて明るく話す。これでマキューシオの悩みを解決できるわけは無いから。せめて。)

だから私の中のアリスティスラの部分的には……、あー!
(米沢が消えた!)

ロネで手を溶かしたのをまだ謝ってなかったのに。

574 名前:ジャック・バウアー[sage] 投稿日:2009/08/29(土) 15:55:10 0
>>556
>ドォーク
合衆国の敵め。地獄に落ちろ!
(ドォークの爆発死に興奮気味に悪態をつく。)
<ピリリリリリリリ>
(ジャックの携帯が鳴った。)
どうした?なにぃ!大統領が誘拐されただと!わかった!今そっちに向う!
ん?なんだ?俺が今どこにいるかだと。俺は今は奇妙な世界に……おお。
(気がつくとジャック・バウアーはニューヨークブロンクスの交差点に立っていた。)

ど、どういうわけだ?
(信号で車が止まった。)
おい、その車を借りる!非常事態だ!
(運転していた若いサラリーマンから車を奪い取る。アジア人らしい。)
日系人か?日本はいい国だ。特に六本木がいい。スリルに満ちている。
(そう言い残すとジャック・バウアーは合衆国の敵を葬り去る為に走り去った。)

575 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 20:50:30 0
>>563
>チャロ
>マキューシオはんの相手が「人」の必要あらへん!
>エメはん……本当にそれでいいんか!?
(無言でマキューシオはチャロの頭に手を置いた。撫でる。有り難う。チャロの気持ちは受け取った。)

どうにも……。
(マキューシオは顎を擦った。)

女にふられるのは始めてなもので……。どんな顔をしていいやら。
(顔を上げる。口元に笑み。だが目はそうはいかない。下手な作り笑いだ。)

ああ!ふられちまったぜ!
(両手を広げ天を仰いだ。舞台俳優の如く大げさに。大声で笑った。)

姫。俺の母国を案じてくれて有り難う。姫の仰る通りだ。俺の母国も酷く傷ついているだろう。
騎士である自分が勝手を出来ようもない。姫は正しい。
(正しいが切ない。言葉が切れた。言葉を続ける為、無理にまた笑顔を作った。)

姫はこれからどちらに行かれる?姫の今後の為さり様を知りたい。

>>567 米沢守
>>574 ジャック・バウアー
(米沢とバウアーの姿が薄くなった。二人は突如消えてしまった。マキューシオは驚き、虎徹を構えた。)
敵か!?
(リコに問う。ハクや箒、アーシィといった魔道の心得のある者達へも答えを求め見る。
だが敵襲に備えている風でもない。マキューシオ自身も敵の気配を感じない。ではこれは一体?)

576 名前:ブロリン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 21:11:49 O
>>556
>ば、馬鹿なああああああああああああああああああ!
>(ごとんと首が落ちた。黒い稲妻を放とうと雷電を練っていた首は、地面に落ちると暴発。爆発した。
>ジブリスの体も砕け散った。終わったな・・・しょせん、クズはクズなのだ。

>>566
>いよいよ大団円?
ずいぶん長く戦ってきたようだが、とうとう終わりの時が来たようだなぁ。
楽しかったからまたいつか、みんなで一緒に戦えればいいなぁ・・・
(役目を終えたブロリンは界王様のところに移動した)

界王様「おおブロリンよ!無事に世界を救うために協力できたようだな!」
米沢ぁもゴールしたようだし>>571、俺ももうゴールしてもいいですかぁ?
界王様「バカモノ!テラウザス様の要請にいつでも答えるようにお前を復活させたんだぞ!」
そぅなのかぁ。
界王様「まず今回の仕事で使った大道具の後片付けから始めるのだ!」
(界王様が持つスパイダーマンマスクを見て)
そういえば、片づけるのを忘れてきたなぁ・・・
(マスクを被って決めポーズ)
大東京の混乱を正すために大道具の後片付けを始める男!
スパイダーマン!

(後刻、復興が始まる東京で、リヤカーを引っ張って爆走する金髪の筋肉男が目撃された)
(リヤカーには胸部に穴が開いた巨大なロボットが蜘蛛糸で固定されて乗せられていた)
(一台のパトカーが道交法違反容疑で男を追跡したが、とうとう取り逃がしたそうだ)

577 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/08/29(土) 23:15:31 0
>>575
>マキューシオ
>(米沢とバウアーの姿が薄くなった。二人は突如消えてしまった。マキューシオは驚き、虎徹を構えた。)
>敵か!?
大宇宙の質量保存の法則が発動したのぢゃ。
宇宙の総質量は決まっている。塵一つでも別世界から来たら、宇宙の総質量が狂ってしまう。
だから別宇宙から来た異物は、元の世界に返されるのぢゃ。
すなわち戦いが終り戦士は必要なくなったということぢゃ。
再び会う時があるとすれば、それは戦いの時。今回の怪異の様に世界を滅ぼしかねない大災厄の時ぢゃ。そんな惨事は起きない方が良いのは当然。
だから再び我等が会う時は来ないにこした事は無い。
だから……だから、我等は二度と会う事の無い別れの時を迎えたのぢゃ。これは良い事なのぢゃ。
(せんとくんの目からは目の幅の涙の大河がどぼどぼと流れた。)

さらばぢゃ。みな達者でな!
合掌。
(せんとくんは消えた。)

578 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage我が人生に一片の悔いなし!] 投稿日:2009/08/29(土) 23:19:02 0

で、お前さんはここで何をしとるのぢゃ……。
>>576
>ブロリン
>(一台のパトカーが道交法違反容疑で男を追跡したが、とうとう取り逃がしたそうだ)
喝!
トリヤマアキラマンガカケ。トリヤマアキラマンガカケ。トリヤマアキラマンガカケ!
(二度と会うことは無いとかなんとか言ったのに、ブロリンには東京でばったり会ったせんとくんであった。)


                                                   せんとくん 完

579 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 01:04:28 P
>>575
>マキューシオ
>(米沢とバウアーの姿が薄くなった。二人は突如消えてしまった。マキューシオは驚き、虎徹を構えた。)
>敵か!?
邪悪な力によるものではない。せんとくんの言うとおりだ。
ロネから始まった怪異の、この舞台の幕がようやく降りた。この舞台に集められた者たちの役も終った。
それぞれが新たに立つべきそれぞれの新しい舞台に向う時が来たのよ。
私も新しい舞台に立つ時が来た。

私がこの先どうするかって?マキューシオ。
人と魔の狭間に立つ、新しい魂と体を得た私の役目は、魔と人との関係の探求だ。
どうして魔がこの世界にはいるのか。どうして人という種族がこの世にはいるのか。
邪悪とはなにか。聖とはなにか。人と魔の融和は有り得るのか。有り得ないのなら相互に不干渉で結果として共存する道は無いのか。
人と魔の両方が解るこの身で、探求したいと思う。
私はつまり、リコ、そなたと同じ魔道の探求者ってわけよ。魔でありながら共に戦ってくれたアーシィは先輩ってとこかな。

(ふとエメラアリスは後を振り返った。
ヤンダルの噴火がおさまっていくのが見えた。吸魔の箱に捕らわれた霊魂達を宇宙に送り終えたのだ。
青く光る霊魂の乱舞は終り、空はいつもと変わらない晴れた朝の空になっていく。
ルルカ魔道士学院の跡地上空に、箒に乗った魔道士たちの姿がいくつか見える。無事だった導師や学生たちだろう。
もう再興へと動きつつある。)

なごりは惜しいけど……行くよ。
アリスティスラは地上を歩くよりも、地中を進むほうが早い。
………………。

……んー。
見られていると、体を…変化させにくい…わ。
(エメラアリスは赤面した。恥ずかしいらしい。)

580 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 20:22:37 0
米沢さああああん!ブロリンさん!あぁ、せんとくん!
(ジャック・バウアーまで消えた。
唐突に訪れた別れ。心の準備をする余裕も与えられずに。
たしかに邪悪との戦いには勝った。けれども勝利が別離と一緒だったなんて。アッシュを失い今また更に仲間を失う。リコは泣きじゃくった。
失恋したマキューシオのおどけた声が、悲しさをよりそそる。これで本当にいいの?)

>>579
>エメラアリス
>人と魔の両方が解るこの身で、探求したいと思う。
>私はつまり、リコ、そなたと同じ魔道の探求者ってわけよ。
(微笑んでエメラアリスも去ろうとする。彼女の微笑みが偽りなのは明らか。)
姫様!
(リコはエメラアリスを呼び止めた。)
人と魔の有り方を探る旅に出られるのなら!僕も連れ……

――僕も連れて行ってください!

(そう言おうとした。でも傷ついたルルカをほっといて行くわけにはいかない。言葉を飲みこむ。替わって出たのは別の願い。)
旅の答えが出たら、ルルカに寄ってください!
いや!旅の途中でも来てください!途中経過を教えてください!
必ず会いに来て。お願いです。絶対ですよ。約束ですよ。姫様!

581 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 20:48:46 0
(……終わった。
空が青の乱舞に彩られる幻想的な光景を見ているとしみじみと実感できる。)
……綺麗。
(青は魂と魔力の色。生物の土台である赤とは違う色。
「相容れないからこそ互いが美しく見える」と、言っていたのは誰だろう。
……いや、関係ないはずだ。
中間色も悪くない。私も、姫も――灰色の、あの人も)

>ひこにゃん
凶…………って何だよ? 気になるじゃん。絶対いい意味じゃないだろソレ?
(自分のことは棚に上げ、ぽすんぽすんとひこにゃんの頭にアタックする。
いじめてるようにも、涙目の子を撫でているようにも見える。)
>皆で仲良く今まで通りやっていくんじゃにゃいのかー?
……仲良しには違いないって。
(曖昧な笑顔と答えを返しながら、マキューシオと姫のやりとりをひやひやして見守る。
皆で一緒にやっていけるか――と言われたら……?)

>マキューシオ
(人の恋路に首を突っ込む気はないが、大仰な仕草で明るく振る舞う彼の様子は痛々しくてならない。
言葉をかけようと口を開き、逡巡し……そのまま閉じる。ゴメンネ、と心の中で呟く。
気の利いた慰めが一つも思いつかなかった。下手に気持ちがわかるだけに。)

>米沢
(と。迷うその時のことだった――米沢の姿が薄くなっていく!
反射的に手を伸ばしたが、もう遅い。一瞬のことだった)
……ちぇ。礼くらい、言わせてくれたっていいじゃんか。
(行き所を無くした手は懐に伸び、一本のナイフに触れた。放り投げ、キャッチ。
柄には彼女に読めない文字で、“サバイバル用具「生島」 新橋本店”と刻まれている)
人間が「誰か」に見えたの、お前が最初だったんだから…な。この元凶親父…

(ブロリン、ジャック、せんとくんの体も同様に透けていく。)
>だから再び我等が会う時は来ないにこした事は無い。
>だから……だから、我等は二度と会う事の無い別れの時を迎えたのぢゃ。これは良い事なのぢゃ。
わかってるけどさー……早ぇよ。……バイバイ。
(言い終わった頃には、三人の姿は完全に無い。初めから誰もいなかったかのようだ。
あるべき形とわかっていても、寂しい気持ちが沸き上がるのは止められなかった。)

582 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 20:51:47 0
>エメラアリス
>それぞれが新たに立つべきそれぞれの新しい舞台に向う時が来たのよ。
>私も新しい舞台に立つ時が来た。
>魔でありながら共に戦ってくれたアーシィは先輩ってとこかな。

あはは。アンタの先に立てるとは光栄だなぁ? 
……さて、後輩にばっか活躍されたら悔しいし。アタシ何をしようかな――?
とりあえず、あの頭の堅いじーさま方は見張っておかなきゃ。
(人間の在りようと争いがもたらしたもの。彼女なら、誰よりも実感をこめて語ることができる。)
それから…どーしよ。アタシまで魔道の探求じゃあ芸がないし……んん。
(やりたいこと――思いついたような、つかないような…そもそも方法が?)
…いや。やっぱもうちょいちゃんと魔術教わってくるわ。力不足を痛感したからね…

>なごりは惜しいけど……行くよ。
(息が苦しくなる。
言葉を発しようとしたら視界がぼやけた。驚き、髪を直すふりをして誤魔化した。…駄目、駄目)

>リコ
>必ず会いに来て。お願いです。絶対ですよ。約束ですよ。姫様!
(同意する。泣いてしまうから、口には出さないけど。
チャロの言っていた新しい時代――どんな感じだろう。
せめて同じ世界にいる仲間とは、散歩するみたいに気軽に会えるようになればいいな―――。)

>見られていると、体を…変化させにくい…わ。
あはは、ごめんごめん!
(上を向き、しんみりした気分を吹き飛ばすように大げさに笑って、背を向ける。
あぁ、朝日が綺麗だ。
暗い空気なんて吹き飛んでしまえ。)

じゃあ…アタシも行くから。
(背を向ける。行き先は未定。これ以上顔を見ているのは辛い。
後ろ手に手を振り――動きかけた足が止まった。)

姫。……間に立つのはキツいよ。
多分ね。……アンタ、たくさん理不尽なこと言われる。
アタシなんか、体は普通に妖魔だから楽なもんだけど、……

……でもさ。何となく―――アンタなら。
どっちからも憎まれるんじゃなくて――どちらからも愛されることができる気がするよ。

バイバイ。

583 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 23:06:08 0
>>580
>リコ
>人と魔の有り方を探る旅に出られるのなら!僕も連れ……
リコ!
(マキューシオはリコを後から抱きしめた。)
リコは時々鋭い事を言う。自覚は無いだろうがな。
姫、俺は……。

>>582
>アーシィ
>バイバイ。
潔い女だ。斜に構えちゃいるが根の純心さが透けて見えた。あんたはいい女だぜ。
(去っていくアーシィ。アーシィに兜を曲げられて据わりを直しているひこにゃんに囁く。)
ありゃ故郷に男がいるな。間違いない。

(エメラアリスに向き直る。)
さて、姫。古今東西、女ってやつは実は男らしい面があり、すっぱり別れられるもの。
あっさり初恋の相手を思い出の彼方の荒野に掃き捨てられる強い生き物。
男はいつまでも破れた恋をじくじく大事に抱える未練がましい愚かな生き物と相場が決まっている。
リコが良い事を言いかけた。
俺が引き継ごう。
姫!人と魔の有り方を探る旅に出られるのなら、俺を連れていくのはどうだ。

584 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/08/30(日) 23:07:00 0
おっと!そんな顔をされるな。
このマキューシオは騎士だ。祖国を捨てる様な男ではない。
姫の旅と俺の国。こいつを繋げちまえばいいだけさ。

姫、人と魔の関係を調べる旅の一番手の行き先にイタガキ国はどうだ?
いい調査対象が居やがる。
イタガキ国ヴェローナ領主エスカラス。
魔と契約し、祖国の英雄ハンマ将軍を敗滅に追いこんだ裏切り者よ。

>前編スレ
>http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/368
>猫の目を持つ白面の男
>マキューシオ。戦う相手を間違えているな。将軍の言われる様にエスカラス殿は我等の同志。

人間でありながら邪悪になぜ味方したのか。これを調べるのは人と魔の関わりを探求せんとする姫にとっても合致するのでは?
最初の旅の目的地はイタガキ国にいたしましょう。御案内いたします。

姫、姫、心配無用。
大罪を犯したとはいえ父親。この手にかけるような無体は致しません。家督を剥奪し隠居させます。それで済めばの話ですが。
どうであろうとけじめをつけねばなりません。
(父の件は心に重い。だがこれが姫との旅路の口実になるのならせめてもの救いになる。
マキューシオは自嘲していた。
どうして姫との関係を急ごうとした?リコがしようとした様に先ずはそばにいるでいいじゃないか。
恋路はどう転がるか解らない。時間が思いがけない道を開いてくれるもの。
―――必ず落としてみせるさ。色男の面目にかけて。)

戦士として役に立つぞ。俺は。
騎士マキューシオ。オレデガタの姫にして妖美な蛇の精霊であられるエメラアリス姫の御供をいたします。
(マキューシオは跪いた。高らかに強引に宣言した。)

585 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/08/31(月) 00:11:31 0
大宇宙の質量保存の法則にゃんて、ぺぺぺぺぺぺぺっ!
ひこにゃんは帰らにゃいにゃ!
んぎゃっ
(アーシィに、ぽすんぽすんされる。)
ア〜〜シィ〜〜!待て……。
(アーシィも行ってしまう。)
あぁぁ。

10月にやる「ゆるきゃらまつりin彦根」もキャンセルにゃ!http://kigurumi.shiga-saku.net/
帰らにゃいにゃー!
(ひしっとエメラアリスの足にしがみついた。)

586 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/08/31(月) 00:13:58 0
>>584
>マキューシオ
>騎士マキューシオ。オルデガタの姫にして妖美な蛇の精霊であられるエメラアリス姫の御供をいたします。
>(マキューシオは跪いた。高らかに強引に宣言した。)
なんとまあ呆れ果てた男だろう!
(女に賭けるマキューシオの情熱にハクは苦笑した。沈んだ空気はなんだったんだ。)

いたた。
(笑ったので傷が痛んだ。)

私は重傷なんだ。勘弁してほしいよ。マキューシオ。
(ハクは右手の人差し指と中指を曲げると唇に当てた。)
アーシィは行ってしまったか。旅立つのならアーシィにもと思ったけれど彼女には必要ないかな。
エメラアリス姫。マキューシオと一緒に行くのなら地中は行けないでしょう。
代わりにこれを。
(ハクは指笛を吹いた。二回。暫くすると森の中から二頭の動物が駆けて来た。
赤茶の短い体毛。馬の様な体に鹿の顔。頭には二本の太い角。ヤックルだ。)
【ヤックル=「もののけ姫」「シュナの旅」「ナウシカ漫画版」で登場。宮崎駿お気に入りの乗用家畜】

馬よりも遥かに賢く乗りやすい。気性も優しく主に従順。
私からの贈り物です。

587 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/08/31(月) 00:21:45 0
イタガキ国を訪れたエメラアリスとマキューシオ。
王宮に巣食う魔人との壮絶な戦いが待っていたのだった!!

…………とは、それはまた別のお話。

588 名前:チャロ ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/08/31(月) 01:01:25 0
>575
>騎士である自分が勝手を出来ようもない。姫は正しい。
マキューシオはん……。

>583
>姫!人と魔の有り方を探る旅に出られるのなら、俺を連れていくのはどうだ。
おおーーーーー!
(思わず拍手)

(それぞれの道を歩き出すこっちの世界の者達。
続々と帰っていく地球出身の者達)

>585
ひこにゃん、ワテは帰るで。ショータが心配しとるからな。
でもバイバイは言わんで! ゆるキャラ祭りをキャンセルすることもあらへん。
ゆるキャラは人々の想像力が創りだした存在。
人々が優しい心を忘れない限り、どこにでも存在できるんやないか?

(そしてチャロは大宇宙質量保存の法則に従い地球へ帰った)

ショータ:チャロ……お帰り! 世界を救ったんだね!
チャロ:ショータ、帰ってきたで!
ショータ:冒険記をNHKに持ち込みだー!
     チャロの実力英語講座2は壮大な異世界ファンタジーで決まり!

>576 >578
(持ち込みについて行った道中。ゆるキャラ羅針盤が激しく反応する。
(なんとそこにはブロリンとせんと君が!)
二人とも、今度一緒に彦根のゆるキャラ祭りに行かん?
ひこにゃんのおかげで行ってみたくて仕方あらへん!

(この後彦根珍道中が繰り広げられるが、それはまた別のお話)

チャロ 完!

589 名前:エメラアリス ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/08/31(月) 23:06:12 0
>>584
>マキューシオ
>騎士マキューシオ。オレデガタの姫にして妖美な蛇の精霊であられるエメラアリス姫の御供をいたします。
ええ!?
(エメラアリスはびっくりした。
さっきまで死にそうな顔をしていたのに、今の満面の笑みはなんなの???
マキューシオはオルデガタをオレデガタと噛むぐらい昂揚している。女性を求めるこの情念。底抜けに明るい。
おかしくてうれしくて思わずくすりと笑みがこぼれる。
しかし彼との関係の結論を先送りするだけかもしれない。そうだとしても……。)

そなたが同行してくれるのなら心強くはある。…な。

(エメラルンとアリスティスラは完全に同化してしまって、互いを他者として認知する事はできない。
ふたりは既にひとりなのだが、エメラルンもアリスティスラもふたりとも、自分に想いを寄せてくれる男性との会話に慣れてはいない。
素っ気無い言葉が出てしまった。
うつむいて顔を真っ赤にしていたけれども。)

>>583
>チャロ
>おおーーーーー! (思わず拍手)
やめなさい……。

……けど、どう旅をしよう。
(地中を進むわけにもいかない。ひこにゃんも足にしがみついているし。)

>>586
>ハク
>私からの贈り物です。
ありがとうハク。
(エメラアリスはヤックルの手綱を受け取った。)

590 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/09/01(火) 23:44:22 0
>>588
>チャロ
>ゆるキャラは人々の想像力が創りだした存在。
>人々が優しい心を忘れない限り、どこにでも存在できるんやないか?
はっ!
(親友チャロの言葉に、ひこにゃんはショックを受けた。なんという名言。)

ひこにゃんは間違っていたにゃ……。ゆるきゃらまつりをキャンセルするだにゃんて……。
だからエメ、マキュー。ひこにゃんは…ひこにゃんは……!
10月まではいっしょにいるにゃ!
(まつりが開催される10月までに帰れば問題無し。ひこにゃんはヤックルの背にまたがった。)

591 名前:ヴェンツェルのデッキブラシ ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/09/02(水) 23:38:16 0
>>589
>エメラアリス
>(しかし彼との関係の結論を先送りするだけかもしれない。そうだとしても……。)
答えの先送りが必ずしもわるいとは限らないさ。
(箒にはエメラアリスの心の迷いが聞こえたのか。)

今はどうしたらいいのか迷うことも、時間が経つと自ずと良い答えが出たりするものさ。
半妖となったエメラルンと人間のマキューシオは吊りあわない感があるかもしれないが、もしかしたらマキューシオも妖魔と合体!
な〜んて未来が待っているかもしれない。そしたらお似合いの二人になるさ。
って冗談だよ。
僕が言いたいのはさ、答えを出すのを無理に急ぐなってこと。
なぜなら状況は絶えず移り変わり、だれにも未来は予想できない。
だってさ、僕らはだれひとりとしてだよ、この冒険の旅に踏み出した時こういう展開や結末になるなんて予想はできなかっただろう?
まさかこんなことになるなんて!の連続だっただろう?
全ては移り変わる。それは素晴らしいことなんだ。
つまりそれは未来は決まっていない証拠なんだ。

エメラアリス、貴女がしようとしている調査研究は実に貴重なものになるだろう。
リコが言う様に必ずルルカに寄っておくれ。……リコ。泣くなって。
出会いがあれば別れがある。
お互いの健闘を祈って笑って別れようじゃないか。
(そう言う箒だがもし箒に顔があれば、その顔はひどい泣き顔だっただろう。)
元気で!元気でな!

592 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 00:09:48 0
イタガキ国を訪れたエメラアリスとマキューシオ。
謎の悪魔合体の儀式。魔と人を合成させ造られた死の【魔人軍団】とは?
そしてマキューシオにも危機が迫る!「御前を悪魔と合体させる!ウェーハッハッハ!」
其の時エメラアリスと仲間達は!?

…………それはまた別のお話。

593 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/09/03(木) 00:11:30 0
>>591
>ヴェンツェルのデッキブラシ
>もしかしたらマキューシオも妖魔と合体!
ふっ。
それぐらいの事あったとしてもどうってことはないぜ。
コキュートスで氷漬けになって死んでしまい、クマのぷーさんに転生した経験もある俺なんだからな。
(マキューシオはヤックルに騎乗した。)

ほう。これはなかなかいい馬だ。
いざ参りましょう。姫。
(マキューシオは考えていた。エメラアリスの行く末を見守る役を授かったのだと。過酷な運命を背負った姫。姫を独り行かせるのは忍びない。
自分は護衛だ。正に騎士の本望。)
―――俺は俺の役目を果たすのだ。
(マキューシオは朝焼けの空を見上げた。新しい冒険が幕を開ける。始まりの朝だ。)

594 名前:スライム[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 00:16:34 0
( ̄∇ ̄)ゞ続けようと思えばいくらでも続くなw

595 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 00:22:06 0
>>594
イタガキ国編が変に面白そうだ

596 名前:エメラアリス ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/09/03(木) 01:27:30 P
>>591
>ヴェンツェルのデッキブラシ
>だってさ、僕らはだれひとりとしてだよ、この冒険の旅に踏み出した時こういう展開や結末になるなんて予想はできなかっただろう?
本当にその通りね。私の今の姿がその体現だと思うわ。
ズォード軍に王宮を焼かれて、あてもなくスカンジビアナ渓谷森林を彷徨っていたとき、まさかこういう朝を迎えるとは思わなかった。
(これはエメラルンの記憶。)
ロネの封印を解いて閉ざされた神を解放することが、新しい世界を創生すると信じていたころ、今の私を想像もできなかったわ。
(これはアリスティスラの記憶。)
誰にも未来のことは予想できない。それはとても素敵なことなのね。

>>593
>マキューシオ
>いざ参りましょう。姫。
うん。
(エメラアリスも自分のヤックルの鞍に跨がった。)
ひこにゃん、できるならそなたの国ヒコネにも行ってみたい。
箒、私はルルカを再び訪れると約束するよ。
ハク、身体を大事に。はやく傷を治されよ。
リコ、そなたは最初と比べると実にたくましくなった。そなたと出会えて本当に良かった。ありがとう。元気でね。

では私は行く。
……どうやら一筋縄ではいかない事態になりそうな予感がするけど(>>587 >>594-595)でも私には心強い騎士がそばにいてくれる。
(マキューシオに微笑む。
いよいよ新しい旅路の時が来た。
その前に、この場にはもういない仲間たちに伝えようと、エメラアリスは大空に叫んだ。)
みな、ありがとう!
心から礼を言う!
素晴らしき仲間たちよ。そなたたちに出会えて幸せだった!
さらば!
ありがとう!


                        ―――エメラアリス 完 ―――

597 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 01:36:28 0
乙!

598 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 01:37:04 0
終わった? Σ(´Д` )

599 名前:TRPGスライム[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 01:40:03 0
終ったああああああああああー!
完結おめ!!!!!!!!!!!

600 名前:スライムLV600[sage我ラストでキリ番ゲットす!] 投稿日:2009/09/03(木) 01:44:35 0
600━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ゲット !!!

601 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 01:53:31 0

          ****       ****
       *         *  *        *
      *            *   |        *
     *                 人         *
    *       |           ̄ Y  ̄        *
   *        人          |          *
   *         ̄ Y  ̄                   *
   *        |     /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ__  *
   *            / ̄\、:::::::::::::::::::::::/」_^^\
    *          /  /」_^^\:::::::│/ 「_\\
     *         /  │/ 「_\\::::{\\@││}
      *       /: :   {\\@││}:::\\」_//
        *     /: : : : : \\」_//)::/\__「:::)
         *   /::::: : : : : : ::\__「:::|/::::::::::::::::::::::::::::)
           * |::::::::: : : : : : /ノ⌒ノ / )::::::::::::::::::::::::ノ
            *l、 .ノ⌒ヽ/⌒〜(⌒ヽ、  ̄⌒l:::::::::::::::)
      ☆〓☆   . ヽ、~⌒/ ノ) /⌒〜^      ̄`l_ノ
          .☆☆〓 |::::::/ (⌒ヽ、: : : : : : : : : _/ ̄
         _____▲_|::::::::/:::::::::_r―‐~ ̄ ̄
        (  :::::::::::://|▼  ̄ ̄ ̄ ̄
        ( ̄.:::/::::/:::::| 〓☆
         \  :::/::::::::::|    ☆〓☆
           -―‐、__:l

全コテの皆さんへ 祝・完走

602 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 02:00:29 0
名無しのネタ投下にコテが拾いまくってくれるのがよかった
大所帯でトラブル続出したけど・・・

とにかく無事完走おめでと〜

603 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 02:05:56 0
完走後座談会は〜?

604 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 02:07:16 0
>>602
「大巨人」だろ?

605 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 02:09:17 0
エメは自分のレス完と書いたんであってスレ完結じゃなかったりしてw
このあとリコタンとか書きそうだが

606 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 02:29:09 0
質雑スレもそうだが
特にTRPGスレは終了すると寂しいのう

607 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 04:32:19 0
>>601
残念ながら約1名がまだ来ていないぞ!!!

608 名前:メトイの孤児 ◆CLLX.Ldl6o [sage] 投稿日:2009/09/03(木) 21:17:55 0
(数年後―――ズオードの戦乱やロネ、ルルカの異変は各地に多くの傷跡を残していた。
ここ、メトイもまた支配階層たる貴族を残らず失って復興は遅々として進んでいない。
メトイ中心の大通りから外れた狭い路地裏には、他の浮浪児と共に懸命にゴミを漁る少女がいた。
年の頃は7、8だろうか…長く伸びた金髪はくすみ、着ているのは土色に変色したボロボロの服。
もう暑い季節だというのに少女は砂漠の民が着るような長衣を着ている。
その長い衣は背の黒い片翼を隠すため。
魔族である少女が人間の集まる所で、その目印をさらすのは危険なのだ。
少女はすでに何度か痛い目に会ってそれを学習していたが、なぜか羽を切り落とす事は出来ずにいた。)

こっちはもうダメだけど………これはまだ食べられるかなぁ?
うーん…緑になってる所だけ取ったら、まだ大丈夫だよね。

(少女は痛みきって変色したリンゴの端切れを手にすると懐に素早く仕舞う。
誰かに食べ物を持っている所を見られると取られてしまうかもしれないから。
少女が住みかの廃屋に戻ると、大勢の子供が居て息苦しいぐらいだ。
子供たちは大人の暴力や搾取から身を守るために群れて暮らしていて、ここでも多くの孤児が固まって住んでいる。
お気に入りの窓の下には見たことのない大人がいっぱい座っていた。
復興が進んで追い出された浮浪民が、雨風をしのぐ場を求めてまだ残っている空き家へ続々と集まってきたのだ。
少女は窓の下に座るのを諦めて部屋を見渡すと、人の合間を縫って一人の痩せた少年の隣に座る。)

ヤコブーここに座るね。もうっ!聞いてよう!さっき聞いたんだけど、区画整理でここも来月には無くなるんだって。
そしたら、私たちどこに行けばいいのかな…。
(少年は本名を小ヤコブといったが、皆は単にヤコブと呼んでいたので少女もそう呼んでいる。)

ヤコブの名前は、お父さんから貰ったんだよね?
お父さん、いつかメトイに帰ってきて迎えに来てくれるといいね。
私はお父さんの事もお母さんのこともぼんやりとしか覚えてないな…………あれ、もう寝ちゃったの?
また字を教えてもらおうと思ったのに―――ん、ヤコブ?

(声を掛けたのにピクリとも動かない少年にハッとして、少女はぐったりしている少年をゆさゆさ揺するも反応が無い。
そういえば、この数週間少年が何かを食べている姿は見たことが無かった…!)

ヤコブ、ヤコブ!起きて!
どうしよう、誰か――――――ううん、大人たちが助けてくれるはず無かったっけ。
今、助けられるのは私だけだよね。いいもん…リンゴぐらいまた探してくるから。

(リンゴの皮を少年の口に持っていくが、もはや噛む力もないみたいで僅かに口を震わせるだけ。
少し迷った後、少女はリンゴの端切れを自分の口に入れると何度も噛んでどろどろに柔らかくする。
口の中に広がる果物の甘い汁は、自分も何日も食べてなかった事を強く意識させてしまう。
思わず呑みこみたくなるのを我慢して、少年に口移しでリンゴの汁を呑ませた。
少年の喉が鳴って少しすると、弱々しかった寝息が少しはっきりしてくる。
どうやら少年は今日の餓死だけは免れたみたいだ。
それを見届けると少女は汚れた床に力無く倒れて動かなくなった。)

609 名前:メトイの孤児 ◆CLLX.Ldl6o [sage] 投稿日:2009/09/03(木) 21:18:56 0
ご飯食べたのっていつが最後だったっけ…。
………お腹…すいたよぅ……。

(その夜、少女は夢を見た。今日みたいにお腹がすいてる辛い夜にはよく見る夢を。
夢の中はどこかの大きなホールで、大勢の人が集まって楽しそうにしている。
その楽しい集まりの輪の中には自分もいた………明るい色の両翼を備えて、今より幼い姿の自分が。
ここには優しい人がたくさんいたし、おいしいプリンもいっぱいあった。

銀の鎧のお姫様と眼鏡の男が白髪の老人と難しそうな談義をしていた。
優しげな騎士が抱き上げてプリンを目の前に持ってきてくれた。
鹿角の生えた僧衣の少年がグラスを逆さにして酒を喉に流し込んでいた。
喋る犬や猫がとっても楽しそうにご馳走を食べていた。
隣の席では猛々しい巨漢と穏やかそうな巨人が腕相撲で力比べをしていた。
丈の長い服を着た少年少女があちこちのテーブルで談笑していた。
窓の外に目を向けるとテラスの仲睦まじげな男女を箒がサッサッと叩いていた。

この夢の中はいつも楽しい。

それは昔、ロネの異変を解決した勇士を歓待するべくルルカ迎賓館で行われた晩餐会だった。
しかし少女は何年もの間、その日の糧に追われている内に幼い頃の記憶をほとんど忘れてしまっていた。
だが、生涯で最も楽しかった一時は記憶の奥底に残り、時たま夢の中に浮かぶ。
―――明け方、耳を澄ませなければ聞こえないほどの小さな寝言が微かに空気を震わせ、儚く消えた。)

ぱぱに…ぷいん…はんぶんあげりゅ……。
いっぱーありゃかあ…とっといたよう。
ここ…たのしくて…だあしゅき…。
フルネー…とっても…しやあせ……。

〈フルネー END〉




<名前> フルネリア・ロネ・セワシブ(本名不詳)
<性別> 女
<年齢> 肖像画には7〜8才の姿で描かれる
<髪形> くすんだ長い金髪
<瞳色> 赤
<容貌> 肖像画では黒い片翼の少女の姿として描かれる
<服装> 土色に汚れた長衣の姿で描かれる
<武装> 手にノビュータ帝の曾祖父の命を救ったリンゴを持つ姿で描かれる
<出典> メトイ魔道帝国家系図、ルルカ史書、およびメトイ真王宮の肖像画より

610 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 21:32:10 0
(;´Д⊂)

611 名前:ハーピー[sage] 投稿日:2009/09/03(木) 22:33:05 0
>>607
フルネーだったとは思わなかったじぇ〜w

612 名前:明星蛍 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/09/04(金) 01:11:17 0
(イタガキ国のとある繁華街。
 そこでは何かのイベントがあるのか、人通りが平時よりもずっと多い。
 喧騒に揉まれる中、明星蛍は誰かに目配せをした。
 それを受けた何者かが、音も無く人ごみの中を駆け抜けていく。
 何者かの行動を確認すると、蛍は人気の無い路地裏の方を目指して歩き始めた。)

……

(目的の路地裏にまで来ると、明星蛍は自分の影を見下ろした。
 その影には口があって、邪悪な笑みを浮かべている。
 影は周囲の風景を侵食し、辺り一面を暗闇に包み込み、奇妙な空間を形成した。
 地獄と呼ぶに相応しい光景で、そこには明星蛍しか居なかった。)

今、この光景を見ている君……そう、君だ。
(蛍は振り返って、誰かに話しかけた。
 彼女のシルエットは、絶え間なくその姿を変えていた。
 天使のような翼が6枚くらい生えていたり、そもそも人の形をしていなかったり……)

今、一つの物語が終わりを迎えた。
満足な結末を迎えた者、途中で力尽きた者、新たな戦いに身を投じる者……
ここで異なる道を歩むことになった彼等には、それぞれの物語が待っている。
しかし、光あれば闇もまたあると誰かが言ったように、再び何か大きな事件が起こるだろう。
それがどんなものかは、神のみぞ知る――いや、神すらも知らない。
そのときには、彼等は立場も目的も違うかも知れないし、此処には居ない誰かの物語が見られることもある。
わたしたちもまた、名を変え姿を変え、新たな物語を引っ掻き回す道化となるだろう。

今後ともよろしく……

(明星蛍と名乗っていた一柱の魔神は、ぺこりと一礼し、闇の中に姿を消していった。
 何事も無かったかのように、街には平穏が戻っていた。)

明星蛍 完

613 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/04(金) 01:59:21 0
蛍キタ Y⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒Y

614 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/05(土) 22:53:16 0
あと何人?

615 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 00:24:50 O


616 名前:監督っぽい人 ◆EMERALDhok [sage閉幕の御挨拶] 投稿日:2009/09/07(月) 22:24:42 P


――――――――――――――――――――― 物 語 完 結 ―――――――――――――――――――――



617 名前:エメラルン ◆EMERALDhok [sage] 投稿日:2009/09/07(月) 22:25:40 P
『古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱』はこれにて物語完結です。ありがとうございました。

「森の中でゴブリンの大群を見た」たったこれだけの発端で始めて、このような壮大な物語になるとは想像もできませんでした。
まさかこんなことになるなんて!の連続で楽しかった。
例えば私自身もこうなるとは思いもしなかった。
そもそもエメラルンはお姫様のつもりはなく、国破れ傷心の一女騎士ぐらいのイメージでしたが、ヤコブ将軍が王女の設定を付与してくれたんですよね。
前編スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1241177232/57
エメラルンはお姫様だったのか!私も知らなかった!とこのレスで驚き採用、以後エメラルンは亡国のお姫様になりました。
物語が流れ流れて遂にはアリスティスラと合体することに。

先の読めない展開で本当にわくわくしました。
お話創りの好きな人が集まって、一つの物語を編んでいく醍醐味がありました。
参加してくれたコテの皆さん、ネタ投下してくれた名無しの皆さん、読んでくれた方々、本当にありがとうございました。

618 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 22:44:08 0
>>617
まだ終わってないよ。

619 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/07(月) 22:52:16 0
も〜〆めのお茶漬けでいいんでないかい(つ∀`)ノ

620 名前:米沢 守 ◆oFjIlg3Q16 [sage] 投稿日:2009/09/07(月) 23:43:27 0
米沢も、中の人予想外でしたなあ。
戦闘能力ゼロ。鑑識という特殊な職業。当然魔法も使えない。
ファンタジーと無縁なキャラで参加したのは、スレ序盤軌道に乗るまでの賑やかしのつもりでした。
ギャグ担当のつもりでした。
それが最後まで米沢で参加が貫けて望外の喜びです。

もうひとつ。予定外を。
米沢がアーたんと現代日本に行くくだり。
警視庁を二人で出た後、私はアーたんを自分の家に連れて行くつもりでした。(やましい目的ではありませんからな!)
映画「鑑識米沢」を御覧になった方はお判りだと思いますが、米沢の部屋、壮絶です。
ここでオタクグッズをネタに夫婦漫才を少々やろうと目論んでいましたが、あっさり帰還する流れに。
嗚呼!アーたんとの二人っきりのデートがもう終わってしまう、とモニター前で涙目になっておりましたぞ!

正に想定外連続のストーリーでした。実に実に楽しかったですぞ!

621 名前:フルネー&ケンタ&グルザード ◆CLLX.Ldl6o [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 01:03:05 0
(何故か、フルネーとケンタにグルザードがルルカ大浴場につかっている。)

ケンタ「ふむ、ここからはカーテンコールかの?皆、お疲れさまじゃったな。
わしらは千秋楽ではちと出番は無かったが、皆の事は冥界から楽しく見ておったぞ。
わしも最初、フルネーをルルカに行かせるためだけに登場したはずじゃったがコテに昇格するとは思わなんだ。」

グルザード「俺様は明らかに噛ませ犬だったぞ!最初から3、4番手の悪役という位置付けだ!」
フルネー「フルネーはたいじょうがはやかったよう。」

ケンタ「うむ。中の人とやらは、フルネーについては迷走しておったようじゃな。
後編では後編で終わると思い、400KBに達した時点でラストバトルが始まっていなかったら強制退場のつもりであったようだ。
それで黒鳥ルートに入ったのじゃな…。
中の人も当初は魔族と人間との懸け橋的な事も考えていたようじゃが、あれで人生の歯車が狂ったのであろう。
そして追補編でもこの章で終わると思って早々と退場させ、>608-609を書き上げておったようじゃ。」

グルザード「なら…俺様の生まれ変わりが、あんな最後になったのも中の人とやらが容量を気にしたせいだというのか!?」
フルネー「えめあうんは、ようりょうをきにしたらめーっていってたよう!」
ケンタ「まったく…もう少し度量の広い造物主が欲しかったのう。この場に現れれば少々懲らしめてやれるものを。」

(突然、浴場の壁がバタン!と倒れると〈中の人〉と書かれた覆面を被る人物が現れ、慌てた様子で逃げ惑う。
素早くケンタが呪文を唱えるとフルネーが黒いフェニックス。グルザードがヒドラに変じ、覆面の人物は気を失った。)

>620
ケンタ「ほほう…女を部屋に連れ込めぬとは残念じゃったな。
変なオーロラを出現させた名無しはいったい誰やら………ゴホッゴホッ!ゲフン!
さて、最初の方に居た名無しやスライムは何人がコテになったのであろうな…?」



ケンタ「ふむ。中の人はすっかり名無しのわいわいに慣れてしまって無いと物足りない体になってしまったようじゃ。
これからが案じられるのう…。」
グルザード「そんな小物の話はどうでも良い!ふん…じゃあ、そろそろ俺様達も行くか。」
フルネー「みんなばいばいー!」

622 名前:赤井竜子 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 01:54:57 0
やっと中の人発言が許される!これで勝つる!
そんな訳で、まず自分の日頃の行いを振り返ってみましょ。

赤井竜子。見てのとおりです。
頭悪くて、ちょっぴり邪悪な奴をやろうとしたら、ああなりました。
あと、正体がサタンなんてフザけたネタは、赤井竜子というキャラを思いついた瞬間に考えたものです。
サタンは黙示録の赤い竜だから、名前は赤井竜子でいいよね。男だったら竜一か竜司で。
そうして赤井竜子は誕生しました。わぁい。
サタンだからサンタの服を着ているという駄洒落は、ただの出オチ狙いでしたが、自分で言うまで誰からもツッコミを貰えませんでした。
あれは渾身のギャグのつもりだったのに。
あと、やろうと思ったけど頭冷やして自粛したネタとして、中の人が知ってるサタンの技を全部使うスーパー竜子なんてのがあります。
本編での投下でその片鱗はありますが、マジで実行しなくて本当に良かったと思います。

ドッペルゲンガー。
スーパー外道タイムのときが一番楽しそうに見えた人、それは気のせいじゃないです。
竜子はしょうもない出オチのギャグキャラでしたが、ドッペルのときにガチな悪役をやってみたら予想外に面白かったので、ちょっぴり調子に乗りすぎました。
犠牲になったアンドレさんごめんなさい。
あと、ドッペルやってるときは残忍な外道キャラで通そうとしていましたが、一応はギャグも入れたつもりです。
近くに東映版スパイダーマンが居たので、その場の思いつきで彼の名台詞「すりかえておいたのさ!」を、そのまま使ったことがありました。2回くらい。
もし、ブロリンの人がボンボン餓狼のテリーになっていたら、ドッペルが蛍の生首を見せつけて「こいつの使い道はまだあるぜーーっ!!」とか言ってたかも知れません。
何分、根がギャグキャラなもんで。

最後に明星蛍。
メガテンRPGのシナリオで、そんな名前のNPCを出すって身内に言ったら、すぐに正体がルシファーだってバレました。
赤井竜子の方は、全然気付いてもらえなかったけどね!
明星蛍といえば、彼女は中の人の思ったとおりに動いてくれない。それが最大の悩みでした。
中の人が周囲との和をとるか自分の欲望をとるか悩んでいるうちに、キャラクターがブレてしまったのですね。
だから変な挙動をするし、変な事を言うし、突然シリアスになったりギャグに走ったりで、全然安定しないわけです。
結局、二兎追う者は一兎も得られなかったわけで、振り返ってみると微妙だったり、皆にちょっと騒がれたりもしたものです。
ああ懐かしいし恥ずかしい。次があるなら、改善していけたら良いなぁ。頑張ろう。
あれでドッペルのまま続けてたら、非道さ、中ボスとして適当な強さ、あと全然可愛くないから情が移らないと三拍子揃った、私にとってある意味理想的な悪役のまま終われたかも。

623 名前:赤井竜子 ◆lzGuAUxECE [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 02:29:25 0
さてさて、全体を振り返ってみると、やはり自分の一挙手一投足には荒さが目立ちます。
成長をやめた人間は死んだも同然とはよく言いますが、何だか昔と全く変わってない気がします。私はもう死んでいる。
でもまあ、楽しんだもの勝ちってことで、今回はよし!
楽しめたのはもちろん、自分だけの力じゃないけどね!
>612で言いたいことは全部言っちゃった感もあるので、今更何か言うのも変な話ですし。

それでは、今度会うときはキャラもトリップも違うと思いますが、
もし見かけて文体とかで気が付いても、「あっ、竜子の奴がまた馬鹿なことをしてるぞ」と思ってニヤニヤして頂けたら、これ幸い。
またいつの日か、ご縁があればお会いしましょう。

624 名前: ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 02:37:51 0
>>623
心配するな。俺より遥かにましだ。

ああ、皆お久しぶりだね。今からチョコチョコとストーリーを返して行くので、ちょっと待っていて欲しい。

では。

625 名前:アーシィ ◆sTJy94Xy1M [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 04:09:32 0
静寂に満たされた舞台に再び響く、駆動音。ゆっくりと上昇していく飾り緞帳の後ろから――

   舞台正面に躍り出た彼女は、何故かいきなり 土 下 座 していた。
 
何に対する謝罪? 当人もわかっちゃいない。単に「ミスしたかな絶対ミスしたよなどうしようごめんなさい!」と。

「あの子ももう少し堂々と演れるなら、演技の幅がぐっと広がるんだけどねぇ」
袖の助監督の呆れ声は、学生時代から散々に言われてきた彼女――アーシィ役のある新人俳優の弱点を、深く鋭く刺し貫いていた――。

* * *

そんなこんなで、お疲れ様でした。
上の通り、本来の性格とは大きく違った役を演じまして、楽しみつつも胃を痛めつつ。
チキンな部分は最後まで隠し通したかったんですが――あーレスの端々から滲んでるー
未熟でゴメン。でも楽しかった。

『冒頭・現代日本編』
魔法少女、懐かしい。あれは緊張の余り心臓発作起こすかと思いましたよ〜
私、TRPG初参加――なな板自体、参加2スレ目ですもの。
それが開始早々、逮捕拘留挙げ句にお笑い風味のナイスミドルとオタ夫婦漫才を繰り広げることに!?
おいしいけど私で大丈夫!? ていうか、版権の方にどこまで踏み込んだ発言していいんでしょう?(これは最後まで悩んでました ※ )。そもそも私、“相棒”知りませんよ!?
…なんて悩みつつも、最終的には力業で突破。米さん、引っ張ってくれてありがと。
あそこで無茶振りお茶目をしたからこそ、その後も思い切り動けるようになりました。
ギャグは好きだけど書けない、そうずっと思っていたのが吹っ切れたのもあの時です――本当に、感謝。

『アーシィ』
元々は、男を殺そうとした犯人として登場、中ボスクラスのお試し短期参加を狙ってました。元設定は、
・単純に対人間の魔族勢力。デフォで嘘くさい笑顔を浮かべたまま残酷行動に及べる人(が、抜けたところもあり)
・中ボススペック、補助魔法併用型戦闘シーフ
…が。いろいろあって、結局は味方に入れさせていただきました。 
その際、性格に脆い・青い・甘いの三要素をプラス。少しは丸くなってくれるかと――でも演ってみると、意地っ張りだこと。
暴言吐く度ディスプレイの前で中の人が呻いてました。信じてー役者は一度たりとも否定的な感情は抱いてないんだよー、と。
ちなみに「妖魔=チート」を恐れて能力値も引き下げましたが、周囲が思いの外強かったので後に方向転換。チートどころかニートの危機に。

『やっちゃった……』
・血 ――最初は 青 でした。連呼したあの「紫」は、うっかりミスで書いて生まれた設定なのです……だって紫は半妖でしょorz
そこで屁理屈です。 赤→生物の色  青→魔力の色 (最後のレスにちょろっと書いたアレ)
で、血に魔力を溶かした妖魔「紫の一族」。派生ネタとして、夢の国以降に「血を媒体にして魔法」。
後編で名乗った際、“救世の『青』染アウレリウスの後継”となっているのは、そゆことです。
・貧乳 締め付け攻撃に対する捨て身返しのつもりでしかなかったってばw 最近の萌え事情知らないってば!w
・ラスト 単に(ry

『恋愛零れ話:どうして?編』
アッシュ、ありがとう。…いえ、ちゃんと罰ゲームだって覚えてましたw
彼に私がお願い申し上げた理由は沢山あります。スレで出たような意外性、意識世界のやりとりが生かせそう、版権的都合 ※ 、ケンタさんのお写真ネタ――
でも、やっぱり劇中に説明した理由で“アーシィ”がそういう人に惹かれたのが一番。
あと、中の人的にも彼は素敵な方だと思ったのですんなりと描写が――って大丈夫、いろいろ勘違いしてるわけではありませんから引かないでっ!
キャラ的なことや、こんなに言語・発想・イメージ・知識に優れてらっしゃるなんて、とか人間的に尊敬、とかの意味です。
ちなみに貴方の参加の影響で、自宅の机上に類語辞典が出現。国語じゃないのがミソ。

『恋愛零れ話:ヤンデレ増殖?編』
…あは。実は当時は本当に病み気味でした。スレ以前にリア事情でいろいろ。
ゴメンネ、アッシュ。文章の雰囲気がおかしくて、困らせてしまいましたよね?
――今後、こちらの話はお好きなようにネタにして下さい。捏造も大歓迎。私に気をつかわないで下さいね。

『お姫様』
途中、カオスだったねw 姫の役者根性には感動しました。
姫の気遣いはしっかり届いています。劇中、幾度も幾度も無言で感謝致しました。……ありがとう。

 じゃあ。これにて……。コテの方、名無しの方、本当にありがとうございました。初めてがこの場所で、本当に良かった。またどこかで。

626 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 21:11:22 0
>>485

(俺はフランス・グルノーブル出身だが、『中の人』は親戚が奈良の桜井市に住んでいる為、非常に奈良に
愛着があるのだ。因みに桜井市は、フランスのシャルトル市《1979年にユネスコの世界遺産に登録された
『シャルトル・ノートルダム大聖堂』で有名な町》とは友好関係を結んでいる。)



……遂に終わったか。



(数多もの人々の魂を呑み込んで来た吸魔の箱が、ハクの呼応によって覚醒した『ヤンダル』が引き起こした、
火山の噴火による溶岩や噴煙に飲み込まれて粉砕されて魂は天へと帰り、《>>513》、そしてその吸魔の箱を
生み出した張本人である蜥蜴と人間の合いの子といえる怪人・ドォーク・ジブリスが、『仲間達』の攻撃によって
消滅した《>>555-556》のを、終始俺は黙って見届け、そう呟いたのであった。

そして皆其々、元の世界へと帰ったり、また再び行動を共にしたりと、徐々にバラバラに別れていったのである。)

結局、俺がした事といえばルルカ学府の人々をユフーインの温泉街に避難させる事に一役を買った事ぐらいか。
「大巨人」と呼ばれた人間にしては、目立たない、地味な一幕だったな。

(やや自虐じみた台詞を呟いた俺。すると近くで、誰かが俺の腰をポン、ポンと軽く叩いたのである。
振り向くと、それは梓だった。言葉こそ話せないものの、ニッコリと笑い、俺の顔を見上げるその瞳は丸で、
俺に向かって『そんな事はないよ。格好良かったよ。』という眼差しを投げかけていた様であった。

それを察知した俺は……、)

梓……。そうか、そうだな。しかしこうなると君とももうすぐお別れか。寂しくなるな。

(と、彼女を愛おしく見つめたのであった。そして次の瞬間、いきなり空から……、)


「「「「「「お客さん!!!!!」」」」」」


(と、声がしたのである。)

(↓)

627 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 21:12:03 0
な、何だ!? 何処から声が出とるんだ!!??

(思わず驚き、暁の大空を見上げる俺。すると再び……、)

「「「「お客さん!!!!! 着いたよ!!!!! お客さん!!!!!!」」」」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

???:「お客さん、起きて!!!!!」
???:「おいアンドレ、起きろ!!!!! 旅館に着いたぞ!!!!!」

う、う〜む……。 ん? あれ!? 何で俺、此処にいるんだ!!? あっ!!! タイガー!!!!!
無事だったのか!!!??

(目が覚めると、俺はあのタクシーの中に座っていたのである。無論、マスクをつけたまま、だ。其処には、
タイガー服部とあのタクシーの運転手《http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1243771850/163-165》が
其々運転席と助手席に座っていたのであった。)

タイガー服部:「何を言っているんだ!!? 所でお前、随分魘されていたけど、大丈夫か!?
『寂しくなるな』とか呟いていたそうだが……。」

え? あ、ああ、そうだったか!? いや、大丈夫だ!!! 俺はこの通り、元気だ。
御心配かけて、申し訳無い!!!

(と、意味無く慌ててそう答える俺。だが、それと同時に、俺の心から、何やら虚しさが込み上げてきたのであった。)

<……夢だったのか? これまでの事は全て、夢だったのか!?>

(本来ならば、これが夢であってくれた方が良いのである。何せ、東京が壊滅したというのは計り知れないもので
あり、悪夢そのものだからだ。これが現実ならば、堪ったものではない。

だがその反面、これまで色々と仲間達と過ごした日々や助けられた感覚だけは、俺としては何ものにも変え難く、
いかに自分が小さな存在であったのかを『思い知った』、いや『思い知る事が出来た』からである。

そして、梓。言葉は話せないものの、何かと俺のサポートをしてくれたりついて来てくれた、可憐な少女。一緒に
手を繋いだこの感覚は、丸で昨日の様に蘇っていたのであった。)

やれやれ……、出来る事ならまたもう一度、会いたいものだな、本当。

(↓)

628 名前:アンドレ・ザ・ジャイアント ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 21:12:44 0
(不意にそう呟いた俺。だがその時、誰かが俺の右手に、そっと手を重ねたのである。振り向くと、
俺の隣の席には、小柄で、髪をツインテールに束ね、薄い紫色の花柄のワンピースを着た、可憐な
少女が座っていたのである。

そう、その少女こそ、梓だったのである。)

えっ!!??? あ、梓!!?? 君、何で此処にいるんだ!!!?

(俺は大いに驚いた。するとそれを見たタイガー服部は呆れながら……、)

タイガー服部:「お前、何を言ってるんだ? お前が羽田空港で『俺の知り合いの者が「この娘を
暫くの間、預かって欲しい」と言うから、一緒に行く事になったんだ』と俺に説明したのだろう?
忘れたのか!?」

へ!? あ、ああ、そう……だったな。そうだった、そうだった!!!

<そんな事、俺は言ったのか……?>

(俺は戸惑いと半信半疑に駆られながら、その場を『そう言う事に』しておいたのであった。どうして梓が
此処に現れたのか分からなかったが、俺としては……、)

<こりゃあ、神様からの『贈り物』の様なものかな?>

(と思えて仕方が無く、再び彼女に会えた事に対して内心嬉しかったのである。)

タイガー服部:「さあ、早く宿にチェックインをしないと、な!!! 御互い、今は暫く温泉で身体を
癒して万全にして、それから試合に臨まんといかんぞ!!!!!」

おう、そうだな!!! 行くぞ、梓!!!

(俺は彼女にそう声をかけると、言葉こそ出さなかったものの、梓はニッコリと笑って俺と一緒にタクシーから
降りた。

今回のこの物語、俺としては夢の様なものとして終わったが、俺の周りで起こった事や仲間の事は
一生忘れるものではないだろう。俺はそう思い、再び始まる『俺の闘い』に備え、二つのバッグを手にして
由布院の温泉の旅館へと向かった。)


― 完 ―

629 名前:せんとくん ◆cBN3e/0F0M [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 22:05:45 0
拙僧はスレ序盤からしばらくは名無しだった。
名無しでのネタ投下を拾ってくれるのが嬉しくて、コテ“せんとくん”として参加した。
ストーリークラッシャーとして過不足無く働けたと自負してお〜る。
合掌。
感謝。

630 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/08(火) 22:07:53 0
アンドレ、あんた……。

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1252412716/

>>629
おい、せんと。上のスレ、行ってみるか?

631 名前:ハク ◆aw0I91K7dE [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 23:31:45 0
スレの雰囲気と乗りが気に入り、ロムからルルカ編始動を機にコテ参入。
しかしハクがどうにも動かせないので悩みました。千と千尋の神隠しのハクは魅力的なキャラなのに……。
晩餐会でも上手く絡めず、ハクで参加したのは自分には荷が重かったかorzとずーっと鬱でした。
悪側の陣営で参加したつもりはなかったのも一因。ハクの登場時に思わせぶりな台詞を軽い気持ちで言わせたら、徐々に悪側の位置に立つことに。
それが変わったのは、マンティコア僧ルーサ師がハクを悪側から善側に昇華してくれてからです。

明日スレを見てみたらどういう展開になっているのか誰にもわからない……を地で行くとんでもないスレでしたね。堪能しました。
魅力的な同僚方と御一緒できて光栄でした。

632 名前:チャロあとがき ◆Y.DHCdVgk6 [sage] 投稿日:2009/09/08(火) 23:33:15 0
アーシィさんが初心者だったとは驚愕! てっきりベテランかと思ったよ〜。

どうも、チャロです。
いつも通りギャグキャラでしたが
最後まで脇役のギャグ専門キャラを貫けたのは奇跡でした。
大所帯でその上奇跡的にFOがほとんど出なかったおかげです!
すごく賑やかでいつもは出来ない経験が出来て本当に楽しかった!
最初はスレタイにかけた冷やかしのつもりでした。
関西弁だったのは最初につい勢いでやってしまったからです。まさか完走することになるなんて!
その上ゆるキャラ仲間にも恵まれて本当に幸せ者です。
エメさん、みんな、そして親友のひこにゃん! 本当にありがとう!
それでは改変コピペを持って後書きとさせていただきます。

改変コピペ「チャスレ」

ヤバイ。チャスレヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
チャスレヤバイ。
まず住人多い。もう多いなんてもんじゃない。超多い。
多いとかっても
「ROM20人くらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何人とか何百人とかを超越してる。無限だし超多い。
しかも賑わい過ぎて展開予測不可能らしい。ヤバイよ、予測不可能だよ。
だって普通のTRPGスレとか予測できるじゃん。だって自分のスレが予測不可能な方向に行ったら困るじゃん。制御が超不可能とか困るっしょ。
スレ数が伸びて、始めたときは1スレの予定だったのに、いつの間にか4スレとか泣くっしょ。
だから普通のTRPGスレとか予定通り。話のわかるヤツだ。
けどチャスレはヤバイ。そんなの気にしない。超展開しまくり。最も逞しい妄想力をもってしてもよくわかんないくらい。ヤバすぎ。
予測不可能っていたけど、もしかしたら予測可能かもしんない。でも予測可能って事にすると
「じゃあ、チャスレのその後ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超楽しい。ルルカの晩さん会1000回分。オーリンズ宴会でいうと10000回分。ヤバイ。楽しすぎ。豆腐ハンバーグ食べる暇もなく笑う。楽しい。
それに超色んな事がある。超大騒動。それに超速い。放送事故とか平気で起きる。放送事故て。そこそこ賑わってるスレでもないよ、最近。
なんつってもチャスレは馬力が凄い。多少の暴走とか平気だし。
うちらなんて最強厨とかたかだかで出てきただけで上手く扱えないから制限したり、後手キャンしてみたり、ギャグで流したりするのに、チャスレは全然平気。暴走を暴走のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、チャスレのヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイチャスレを完走したみんなとか超偉い。
これからももっとがんばれ。超がんばれ!

633 名前:ひこにゃん ◆T9fvHf2jkg [sage] 投稿日:2009/09/09(水) 00:08:02 0
ひこにゃんも米沢と同じく賑やかし役のつもりで参加。
トリ付きだけど時々ネタ投下する名無しみたいな位置づけのつもりだったにゃ。
けれどもエメが彦根城観覧チケットをあーゆー拾い方をしてくれたのに感激。感動。どんどん深みにはまったにゃ。
爪砥ぎ台ブロリンとか、チャロ(おお!心の友チャロよ!)とせんとくん(ぬお!ライバルせんとよ!)とゆるきゃらバンドでコーラスしたのとか楽しかったにゃ!
スレ皆、元気でにゃ!
彦根良いとこ一度はおいでにゃん!

634 名前: ◆TYRhFC5d2JGW [sage] 投稿日:2009/09/09(水) 00:15:13 O
奈良の桜井もいいとこ、一度はおいで、や!!!

635 名前:ヤコブ将軍/ルルカ学院長/マンティコア僧ルーサ ◆EoQWpDRWCE [sagegt;gt;608-609 なっ、泣いたっ!!!] 投稿日:2009/09/09(水) 22:35:58 0
>>631
>ハク
>悪側の陣営で参加したつもりはなかったのも一因。ハクの登場時に思わせぶりな台詞を軽い気持ちで言わせたら、徐々に悪側の位置に立つことに。
そうであろうとも。わし自身が、ヤコブ将軍とは違いルルカ学院長は善人の予定だったからな。
威厳のある老大魔道師のつもりだった。ガンダルフの様な。或いは老オビワンの様な。
晩餐会でのチャロの発言に、謎めいた素振りでも見せておこうかと大した意味もなく思わせぶりな台詞を言わせたら、ぐいぐいそこをつっこまれ
悪役にならざるを得なかったのだ。完全な計算外。しかしそれがまた面白かった。

>ALL
スレ創設の姫様、並びに素晴らしき善の勇者達と同志たる悪役衆、即ちこのスレの全仲間達に乾杯。

636 名前:ヴェンツェルの箒 ◆K1nCRbiWDujp [sage] 投稿日:2009/09/10(木) 00:01:39 0
中の人の出身板は卓上ゲーム板。外界からの訪問者より一言で御座います。
卓上TRPGでは2つの志向タイプがあると思います。
ダイス判定が大好きで戦闘に燃えるタイプと、ダイス判定や戦闘よりも物語の語り合いを重視するタイプ。
後者のTRPG派にとっては、なな板のTRPGスレはさほど違和感無く参加できるのではないでしょうか。(本質的に別物であるのは事実なのですけどね。)

箒のキャラクターシートにも書きましたが、このPCのモデルはクリス・ヴァン・オールズバーグ著の絵本「魔法のホウキ」。
その絵本のホウキはとても可愛くてそれを演じてみたかったのだけれど思い通りには演じられませんでした。
いやはや力不足。
絵本「魔法のホウキ」は絵本界の名作で、たいていの本屋にはあると思いますので、興味のある方は手に取ってみてください。

2ちゃんねるにこんな面白い遊び(TRPGスレ)をしている板があるとは知りませんでした。出会えて良かった。
素晴らしいよ、なりきりネタなんでもあり板!

637 名前:リコ ◆zBpJllo.HE [sage] 投稿日:2009/09/10(木) 00:53:17 0
あぁ終わってしまった。
淋しい。
夏の花火大会で最後の花火を見届けてその余韻に浸っているみたいな………。

臆病者の魔法使いの少年で行こう。戦闘ではびびってびびって追い詰められてやっと勇気を出すキャラにしよう。
そう構想していたのですけれど、かろうじてそうしていたのは最初だけ。
次々と緊急事態が襲いかかってきて、もうびびっている暇がなくなってしまいました。
リコはたくましくなったのではない。初期設定がどこかに消えてしまっただけだ……。

また同僚の皆さんがとても楽しそうに、同僚に無茶振りするので、実際に僕にもされるし、よーし、自分も無茶振りをしよう!
なんて振ってみたけれど、……それこそ無茶でした。
何倍もの無茶振り返しをされて逆に自分が窮地に追い込まれたりと、熟練のつわもの相手に太刀打ちできませんでした。
どうレスを返したらいいのだろう……と頭を抱えるのが楽しかったですよ。

それにリコが登場した時に「ゴブリンはロネに封印されたのに」と言わせたら、その設定を物語の根幹にしてもらったり、
リコの母校ルルカが舞台になったりと、とてもよくしていただきました。
アッシュとのBL的な関係っぽいとことか、学友ハクの存在とか、中の人の趣味自主規制はしていましたが楽しかった。
スレの展開に感動したり笑ったり、悪役さんの悪どさに戦慄したり、ワクワクどきどきをたくさんさせてもらいました。

このスレを始めてくれた姫様に感謝。どんな展開になろうとも絶対にこのスレは完走するという信頼感がありました。
冒険の旅を一緒にしてくれた全てのプレイヤーとそのキャラクターに感謝。さまざまな個性の彩りが素敵でした。
読んでくれた方々と名無しさんたちに感謝。偉大なるかなテラウザスの神々!

みなさん本当に本当に本当にありがとうございました。

638 名前:ターミネーター ◆w0xjGM3LDQ [sage] 投稿日:2009/09/10(木) 00:55:17 0
完走祝乙!

悪役は死に際が楽しかった。これ意外。滅びの美ってやつですか。
無双状態が楽しいんじゃないかと思っていたのだが。

あとしくじった〜と思ったのが、ターミネーターを自キャラにした事。
ターミネーターってあんまり喋らねえええええんだよなああああああ!
喋らないキャラを喋りで繋げるTRPGでやるのはベテランでないとムリだわw
でも楽しかったぜ!

I'll be back

639 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/10(木) 01:02:25 0
アンドレ、他の場所では文章の勢いが無くなってるぞ。

640 名前:ドゥーラ・エイモン ◆StNnxi2szM [sage] 投稿日:2009/09/10(木) 01:36:47 0
悪役はびくびくしながら悪役をしている。
優れた悪役たらんと欲すれば極悪非道を極めていくのだが、それは酷い仕打ちを善側に強いていく訳だ。
すると本気で傷つかれたらどうしようと心配がもたげてくる。
やりすぎたらどうしよう。やりすぎないようにしよう。しかしやりすぎない悪役はなんとも弱弱しい。そんな葛藤がある。
悪役は非常に繊細なのだ。

そこでスレ主の様子を見ながら、悪の濃度を自分は定めている。
スレ主がここまでやるのなら、こっちもそこまで踏み込んでいいだろう。
そこまではやらないのなら、こっちもそこを越えないようにしよう。
そう探りながら投下していくのだが、ここの姫、アクセル踏みっ放し。だから悪役として実にやりやすかった。
スレ主がとことんやるなら、こっちもどんどん行くぞと。保証を得たと思えた。
コキュートス白い悪魔VSマキューシオ戦も、自分にとっては大きな判断材料になった。
あそこまでやっていいのか。あの一戦を賞賛する空気がこのスレにあるのなら、悪役は何してこのスレでは大丈夫だと思えた。
悪の華を咲かせられた。余は久々に満足である。有り難う。
いずれまたどこかで会おうではないか。それまでさらばだ。

641 名前:ブロリンスパイダーマン ◆rf4XBY0bwMrw [sage] 投稿日:2009/09/10(木) 04:38:03 O
チャスレ完走おめでとうございます。
ブロリンは最初からどこかで死ぬ予定だったので復活希望の声に驚きましたw
新キャラのはずのスパイダーマンがブロリンと二人三脚になって驚きましたw
参加している間中、ずっとサーカスを見ているような気持ちで楽しみました。
毎日スレを見る楽しみが無くなったのは寂しいですが最後まで残れて幸せです。
全ての同僚とテラウザス様達に最大級の特大感謝を。
そして最後にスレに参加した2キャラから一言。

スパ「再び会うことを信じて別れの言葉は言わない男!スパイダーマン!」
ブロ「俺たちは登り始めたばかりだからなぁ。この果てしなく長いTRPG坂をぉ・・・」
(ご愛読ありがとうございました)
(ブロスパ先生の次回作にご期待ください)

642 名前:マキューシオ ◆gR5.jWp4zk [sage] 投稿日:2009/09/11(金) 01:57:42 0
コキュートスでの対決で、マキューシオ死亡を選択して本当によかった!!!!!!!
あの当時追い込まれ、もうどうにでもなれ〜の心境で凍死としたのですが、思い切って良かった。
死霊になった後、クマのぷーさんになる羽目になったのも、いい思い出です。

マキューシオには現実では出来ない事をさせまくりました。並外れた武勇を誇る騎士という外面だけではありません。
マキューシオ、節操なく愛に積極的。異性に積極的。健康的なナルシスト。実力を伴った自信家。
あんな恥ずかしい性格と行動、現実にはできません。
それが思いっきり演じられて、内面的な非日常体験がたっぷり出来ました。中の人は心底マキューシオを楽しめました。
このスレに参加をして良かった。熱い情熱の日々を有り難う。
この舞台に共に立った全ての共演者に御礼を、観客の皆様に言い尽くせない謝意を送りたいと思います。

シェイクスピアの言葉を持って、カーテンコールの最後のコメントに返させていただきます。
TRPGスレを表わすかのような劇聖の言葉です。


「運命とは、最もふさわしい場所へと貴方の魂を運ぶのだ」
                        ウィリアム・シェイクスピア

643 名前:魔人・加藤保憲 ◆q5xBW4bc8o [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 00:01:24 0
ストーリー完結後の座談会も楽しいものと以前スレ主さんが述べていましたが納得。
他板のスレが完走しても、このような打ち明け話の場があるべくもなく、なりきり板TRPGスレ独特の文化でしょう。
殆どの参加者が、自身に起こった展開が計算外や予定外だったと告白しているのは興味深い。自分だけでは無かったのかと
安堵で苦笑してしまいます。これはこれこそが一人で創作するのとは違い、互いに干渉し合う合作創作の真髄なのでしょう。
自分にも予想外の展開が多くありました。中でも一番大きな想定外を述べるなら、六本木に渡ってから。
ラピュタを東京に持っていく展開を直談判し決行したのは、魔人加藤である故に当然マサカド復活を果たす為でした。
マサカド公の復活無くしてどうして魔人加藤か。展開に紆余曲折があろうとも必ずそこに繋げるつもりでした。

六本木でキュダロンに攻撃され、ミサイルの直撃も受け、魔人加藤は重傷を負いました。満身創痍の魔人加藤は蘇生の為、
米沢より滋養を得ようと襲い掛かります。ここで魔人加藤は狙い通り米沢の血肉を喰らい復活させるつもりでした。
(これにより米沢が死亡してしまうか、重篤で済むかは、米沢氏に選択の余地を残すつもりでした。)兎に角、魔人加藤は
ファイナルバトルに向けて、勇者達に立ちふさがる予定でした。
ところが米沢のあの奇想天外な攻撃!

魔人加藤が靴で殴られて死ぬ。

こんな面白い展開を投下されようとは!稀代の暗黒陰陽師、魔人加藤保憲が財布が重りの靴で敗北!
これはスレ>>1にある通り、>そのまま死んでしまうのが物語的にオイシイと思えば天に召されてしまうもよし!
これを選ぶしかない!物語全体を俯瞰すると絶対にこれで倒されるのがオイシイ。それであの場面で魔人加藤を敗北させました。
自分にとって魔人加藤のあの退場は全くの想定外でした。けれども面白かった。ターミネーター氏が述べている様に滅びの美学に
酔いました。
これは最も大きな計算外を挙げたのであって、予定外は数多く起こりました。その都度々々心躍りました。話せば尽きません。
このスレに参陣し心躍動する日々を戴きました。御礼申し上げます。
では皆様、何処にてか再会を。

644 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 03:41:11 0
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1247846731/

無謀にも遠回しながらエメラルンに宣戦布告したアンドレ。
向こうのスレ主の、変更前のトリップがアンドレと全く同じだ。

645 名前:644[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 03:41:53 0
間違えた、こっちだ。

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1252412716/

646 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 15:44:36 0
完走後のお楽しみ会が、そんなつもりじゃなかった告白会にほとんどなっている。
やっぱり。やっぱり皆そうだったのね!

名無しで書き込んでいたけど、投下の採用が嬉しくてコテ参加を決意したとか、
書き込み頻度はそれほどじゃない不定期参加のつもりだったのに、定期的に参加するようになったとか、
途中で退場は余儀ないかもと思っていたけど、最後まで参加を貫けたとか、
そういうのを読むと、同僚として嬉しいね〜。
あたしもドゥーラ・エイモンの悪役募集の張り紙を見て参加だから、参加しようかどうしようか迷い、そして参加しようと決める心理はよ〜〜〜くわかる。
スレの醸し出す空気感が好きでそこに惹かれたんですよね。

そんなつもりじゃなかったを告白するのが流れなので、あたしも。

誤算1
ルルカ編でアリスティスラがルルカ学生として登場したのは、学園生活がらみの展開を期待してたからwソンナモンはナカッタよ……。

誤算2
ケンタウロスの箱舟がハクに破壊された。きっとその後に激怒したケンタウロスの大暴れがあるはず。暴君ケンタウロスになるだろう。
ええ!ケンタウロス、死んじゃった!!

誤算3
ラピュタ喰魂の雷撃で、キュダロンがやられるとは思わなかった。
ええ!なんで死ぬ選択したの!?とびっくりした。

誤算4
ラピュタ喰魂の雷撃で、加藤がやられるとは思わなかった。
ええ!なんでry

誤算5
話が進むにつれて、だんだんアリスティスラが最後の強敵に祭り上げられていく。ひそかに焦った。
アリスティスラは小悪魔キャラであって、凄まじく強い悪ではない。攻撃の技も溶解液しかない。しゃべり方も小娘で威厳が無い。
小娘キャラがラスボス……。これは無理だろう。客観的に考えて……ナイ。そのつもりならもっと強いキャラで最初から出ている。
まずい……。どうしよう。迫力ある悪キャラに軌道修正しないと……。
でも、ま、まぁ、大丈夫だろう。加藤もいる。
加藤はきっと裏切る展開をするだろう。そんなオーラ出ている。加藤、濃いし。加藤ならやってくれ………
げ、加藤死んじゃった!
だんだんまじで焦り始める。
いや、ま、ま、ま、ま、ま、まだ大丈夫だろう。キュダロンがいる。邪悪Q太郎は必ず裏切る。裏切ってくれるはず!……
うっそぉー!Q太郎、本気で忠誠捧げてくれちゃってる!嬉しいけどw役柄の立ち位置的にはマズイwお願いウラギッテ。酷いことシテw

647 名前:アリスティスラ ◆QSFkPHq4W2 [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 15:47:24 0
悪役のプレッシャーに徐々にアリスティスラの迷走が始まる。
六本木に行った直後、コンビニ定員を蛇頭の家臣にする投下する。いままでそんなことしてないのに。しかも蛇頭にしただけでそれっきり放置。
(あの人たちはどうなった?w)
エメラルンとのバトル。アリスティスラが全身を鎧化する。いままでそんな能力あると描写してないのに。ムリムリ。
そして極めつけ。
エメラルンに溶けながら抱きつく心中。
戦慄させる展開しないと、と追い込まれた末の無理矢理展開。悪役として恐怖させないと、と無理しました。
溶解液を自在に操るアリスティスラがなんで自分の溶解液で溶ける?んなアホな。コブラが自分の毒で死ぬみたいな無理過ぎ。
でもだれもつっこまない。超ラッキー。ヨシ!このままいける!
計算では、重傷を負ったエメラルンが仲間によって治癒蘇生されて復活、ハッピーエンドになる。
物語の終わり方的に綺麗。
最後の悪役として務めは果たせる。
ヨシヨシヨシ!

が!

そーのーつーもーりだったけど……三途の川あたりでおかしな展開に……。あとはご存知のとおり。
まさか合体とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
びっくりした。ストーリーの最後の最後でびっくりさせられました。姫様さすが。

でも計算外はそこで終わらなかった。
アリスティスラとエメラルンが合体したことによって、エメラルンとマキューシオの愛が破局に向う。
うわ〜〜〜、あたし、気まずい!!!あたし、邪魔w
合体したのをアーシィがするどくつっこむし!
米さんの「アリスは人を食べてないよね」質問には助かった!よかった!アリスが人を食べるシーン無くて!
合体したあとは冷や汗かきっぱなし。はらはらしました。心臓に悪かった。
合体解消投下をするべきか、ずーっと悩んでいました。
けどストーリーは希望のある終わり方を無事に迎えられました。マキューシオともいい感じ。も〜〜〜ほんとに良かった。

アップダウンの超激しいジェットコースターに乗っているようなTRPGスレでした。
戦った勇者チームの皆さん、楽しかったよ。
ゆるキャラのみんな、かわいかったよ。
仲間の悪役の皆さん、まさに同志でした。
応援してくれた名無しさん、嬉しかったよ〜。
ありがとうございました。ほんとにありがと。

                          


                                                  人と魔の新たな関係を探求する旅の途中にて
                                                                        エメラアリスより

648 名前:スライム[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:23:00 0
蛍の光〜窓の雪〜

残すところあと10KBちょっと
完全閉幕までほんの僅かです

649 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:34:50 0
エロいアリスとツンデレあーたんが好きだった

650 名前:白き悪魔+α ◆pJzB5nRarw [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:35:49 0
皆様お疲れ様でした。
参加していた期間はほんの少しでしたが、とても楽しかったです。
立場が微妙なキャラは、参加期間より待ち時間の方が長いのですね。
今回は残念ながら何も出来なかったですが、色々勉強になりました。

リアルで色々あったけど、最後の最後にほんの少しだけ顔出しできて満足。
(でも、エメ姉さんがあらかじめ用意していた三途の川verも知りたかったかな。)

どこにでもいて、どこにもいない私ですが、いずれどこかでご一緒した時には、またよろしくお願いします。





651 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:45:33 0
うおおお
白い悪魔タンキタ━━━ヽ(≧▽)人(∀゚ )人(≧▽≦≡≧▽≦)人( ゚∀)人(▽≦)ノ━━━!!!!!



652 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:46:49 0
        まもなくここは 乂クマ獲り合戦場乂 となります。
                .  /,|
     ___  __  __,... ‖|    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ))。I/:: :: \ |I。(   ‖|  <  クマども!
     \ \::_::_:: / /.. .. ‖|    \  500KB取り合戦いくクマ―!!
     ,/::\_((⌒) /ヽ   ‖|     \____________
   /,\=ニニ二二ニ=/,ヽ++-
   \ / ●   ● ヽ/つ⌒)
   ///   ( _●_)  ミI /|x|
  /三//__  |∪| __ ` ,/  `゙
 /ニ// ,|。|_ ヽノ _|。|_ノ\
  ( ̄ ̄)  ̄ ̄ ̄  〕\//
    ̄Tニ===∞===ニ!,〆`"
   {I|三三|⌒I|三三〕
    |。。/   (| 。 。)
    ∪     ( ̄\.    \  クマ――――――――――ッ??  /
           \_)..     \                      /
  ∩     ∩     ∩     ∩    ∩     ∩ /⌒)
  |   ̄ ̄ ̄ ヽ/⌒)  |   ̄ ̄ ̄ ヽ   |   ̄ ̄ ̄ ヽ /∩     ∩
  /        | /  /        | ∩     ∩   ,/ |   ̄ ̄ ̄ ヽ
  |        ノ /   |        ノ |   ̄ ̄ ̄ ヽ,/⌒) /        |
 彡、∩     ∩  ∩、     ∩ ヽ/        | /  |         |
   |   ̄ ̄ ̄ ヽ  |   ̄ ̄ ̄ ヽ  |         ノ/  彡、       ノ

653 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:48:29 0
チャスレ最大の特色は、彦根の凄さを世に知らしめた事だろう!

654 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:49:15 0
>>650
よくぞ間に合った!!

655 名前:コーチュウ将軍 ◆avcpLyMKok [sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:50:42 0
老兵は死なず!皆の衆、見事であった!

656 名前:スライムD[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:51:40 0
 ::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::::::/    //  /‐───- 、  \:::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::::::::::
 :::::::::::::::::::::::::::::::::::.:::::::::/x-─‐ァヘf/    /-────-、 \\ヽ:::::::::::::::::::: ..::::: . ..::::::
 ::::::::::::::::::::::。:::::::::::::.:゜/∧-―ン´7    /  / /      ヽ、厶. ヽヘ::::。::::::::::::::::: ゜.:::::
 :::゜::::::::::::::::::::::::::::::.:::::/  \/_,〃   〃 ,{ l  | 、     ヘ ヘ Vハ:::::::::::::::::::: ..::::: . .
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 ::::::::。::::::::::::::::::::::::::,'  f⌒∨ /    /ハ {\!. |l {   \   |  | トく l:::::::::::::::::...... ....::
 : :::::::::.....:☆彡::::::: / ハ.  V   ,ィfテ女 ヽ八 ヽ   ヽ_ !  l |/ |:::::::::::::::::::: ..::::: .
 ::::::::::::::::::::::::::::::::::l l 〈_∧   {   lハ{_f::j:リヾ ` ヽ{`> 爪 l  ! |_  |::::。:::::::::::::::::゜.::
 ::::::::::::::::゜:::::::::::::::| l   _ム _ゝへ | V;之_        _ ヽハ ,' /  | \|:::::::::::::::::...... ....::
 :::::::::。:::::::::::::::::::::| l  > '´    ヽ            ィ=气 ル /  l\/!::::::::::::::::::.:::::::::::
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 :::::::::::::::::::::::::::::::::j八 1 、    __}  {  ¨ア    ,ムイ /  ,イ_」 |::::::::::::::::゜:::::..:::::
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:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. ..... .... .. ..... ............. .. . ........ ......
:.... . ∧∧   ∧∧  ∧∧   ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .. .
... ..:(   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ無茶なスレだった。無茶しやがって。…敬礼ッ! ..........
....  i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ / .. ..... ................... .. . ...
..   三  |   三  |   三  |   三 |  ... ............. ........... . .....
...  ∪ ∪   ∪ ∪   ∪ ∪  ∪ ∪ ............. ............. .. ........ ...
  三三  三三  三三   三三
 三三  三三  三三   三三

657 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:52:19 0
ルルカ学園生活物展開も見たかったな

658 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:53:58 0
コーチュウ!!!!
             。・。゚・。
          ━ヽニニフ                      \\\
          彡
      .∧,,∧    ∧,,∧                        。・。゚・。
キタ━━( `・ω・)━━( `・ω・)━━━━━━━━━━━ ∧,,∧━━ヽニニフ ガン!!!
     と  つ    / つつ          /^)^)     ( `・ω・)    (    )
     (_,,つ    .(  〈   (⌒(´>>  (_, `)    / つつ    /   o
      .し'      ヽ_)_)   し ヽ,),,)  <と_ノ    .(_,ヽ_)_)    しー-J

659 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:55:35 0
ルルカ学園生活物展開も見たかったな

660 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:56:42 0
. /::::::::::::::::/三三:::::::::\         |:::::::::::| __ヽ:::ノ
/:::::::::::::::::/-三:::::::::::::::::: ` 、    _ .. |::::::::_:,      ̄ ¨ ヽ
::::::::::::::::::'    ` 、::::::::::::::::::::v ,r= ===' .    、 __   \
::::::::::::::/         `  ー -, ィ    \  ヽ  ト‐ 、 `ーヽ丶
::::::::::::/            /ハ     、   ヽ::_jヽ  \ ヽ-′  !
::::::::::/            j/  ヽ ゝ、 ヽ.、. イヾ! \,, ヽノ、   ヽ| ./ /
::::::::/           / !  ∧  ト .__Vヾ|= .、 │  ヽミ_  │/ /
::::::/               '   ハ ::|_ ヽ |    ハz:::_ハ’| ,  :::| ト! |   / /
::ノ            ! ! ::::!ヽ! _` `     ゝ-'  | j  ::::Vハヽ../ /
             l ト. .::ヽ トi;ハ      ::::  j/  :::::::| | / /
             ヾ ∨ヽヽ `´' __ _    |!  !::::: l_j/ / 、 祝完結。フィナーレ。ラスレス取り合戦よ。
               !  V i :::: V   |   ヽ  ,:::::::::/ /::. \
               l    ゝ  \ ノ   人./::::/!:/ /::::::::: 、 \
            _    _ヽj  !::::\    _  _| .:イ/!f/ /:::::::::::::|`ー`
         _ ,-'、. l rく _ヾヽ   :::::::::` - イノ_/ レ !/j , '´  ̄ `ヽ
       , - く ,、ヽ_j' ヘ !::} ! |\ 丶::::::::::/三 ハ三_::ノ /        ヽ
     ,- ィ ´「`(::):},. --、'-'‐ 'jノ  ゝ ,! ::::::トー/  ∨ /           i
     ゞ-―V:::√ , ー ´       l:::ノ|:::::::/ `'   / /           l
    '   /::::/_ノ          j/ /从/'     / /             │
     |  _/:::/              /        ./ /          /   │
    ∧ _./:::∧           / 、      / /         ,.    |
   レ´ /:::/  `         . ,..-─- .、 / /       .∠.    |
          ノ       //::/::::::::::::::::/ /       /:::::::\.  ,

661 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 22:57:17 0
>>659
なぜ二度言う?w

662 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:01:07 0
内外共に波乱万丈なスレだった
よくまとめたもんだ


        グッジョブ!!           ∩   ∩
       _ _∩           (⌒ )   ( ⌒)       ∩_ _ グッジョブ!!
        (ヨ,,. i             |  |  / .ノ        i .,,E)
グッジョブ!!  \ \          |  |  / /         / /
  _n      \ \   _、 _  .|  | / / _、_    / ノ
 (  l     _、 _  \ \( <_,` )|  | / / ,_ノ` )/ /    _、_    グッジョブ!!
  \ \ ( <_,` ) \         ノ(       /____( ,_ノ` )    n
    ヽ___ ̄ ̄ ノ   |      /   ヽ      | __      \     l .,E)
      /    /     /     /    \     ヽ   /     /\ ヽ_/ /

663 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:01:35 0
            .,,..、v------v、.,,,_          
        ._,-‐'^⌒         .¨'-、        
      .,/                \       
     /                   \      
     /⌒li                   ゙)     
    ノ  .〕--v、、.,_              ゙!     
    |:ny }    .⌒7nz''           !     
    (_ .,「^'┐._.v‐'′ ゙\_, ..        |     
   ._,,、||'''(  ,,rミニ、,,v-ー'''^¨゙゙'<_        .}     
   厂 .( ゙‐r ‐''''゙/ .________  '<       .ノ      おわった・・・・乙
   .゙>'′ l}  ‐''^゙゙「[,/ . ̄ .)、    ._/      
   \_   .´}  _,,./|}     _,|v-ー''¨゙`〕       
     .¨'''¬=i厂″ .__.,エ-''''''^゙二、r-‐''''''゙}       
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664 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:02:38 0
終わる!

665 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:04:14 0
          __   ┌<.^ヽ::/:::::/ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ:::::::::::\
.        /  ヽ. ,.ヘ⊥/:::::/___      マ::::::::::::ヽ
        /      マ´ /::::::::::::::::;ィ::::/::::::::::::: ̄ヽ.  |:::::::::::|:::ヘ
         |      ト/::::::::::\:/ !::::l::::::::!::::::::::ヽ::\|:::ヽ::/::::::| __
         |      |′:::::;イ::/ヽ l::::ハ::::::|:::::::::::::|:::::::::::::::}' ̄ ̄   {
.      ,r1       l::::::::::l |::|  ヘ.|:::| l::::::ト:::::::::::ハ::::|:::|:::::| ヽ<二フ
      /'_コ      |、::::::| V   ヾ| ヽ:::|_,ゝ‐:T'|:::ル::::::|  ヘ` ー-、
     i´ !       l ヽ::::| ニミ:.、     ベ _,ゞ'=レ、l:::::::::|  _〉ト、
.      ノ  \       l:::ヽ  `      'f rヘ, ハ.ヽ:::::::{Tマ:::::ヽ `
    r´    ヽ、     |ヽ`   、 '       ヒこソイ'´::::::/}:|. ';:::::::l
    ! ヘ    T _, j ヽ. }、  }'` ー、   `´/:::::::::::/:::::| ヾ::::!
   ノ   ',    Y_,-〈   V、:\ 、__ ノ    /::::::/::/::::::∧ ヾ!|
    {  _  ヽ     ,`-'    | lヾ:/ヽ _. - ァ'::::::://::::::/:/:7T゙:|
    ヽ. \ \__/     | | ' |ヽ、   /::ィ フ:/:::: ィヽイ::/l:j l:|
     |` - 、>´ !'´ _. --r ’.l.  |\.` ー‐/ イ1;r7´/ /¬ /' '′
    ヽ、_  ` ーゝ-'rイ   ! :l l.  |ヽ 二..ア  ´{!' / / | ∧
        ̄ ´  .ゝ  |:| マ /   /   / // /  ヽ
          ,r'´ |    ヽヽ ∨ /    / /∠ -'     〉
.        _/   ー-、  lヽソ∠二二 ´ -'_/_).       ,.〈
      ,.- ´ ′       ン' ̄{_フヽ二ネ¨ ,rァ─一´ ヽ----'´ |
      〉        ヽ ノ ハ`t.-' Y1          /
.     〈     /    ` | | ヽ ヽ、 | ヽ        /
.     \  /|        | |   \ \ 'シラ´ ̄ ̄ ̄
        ヽム. |        | |    \ `ヽ
         |`L      | |     ,.ゝ /
         |   `丁 ̄` .| |    / | `′みんな乙でした

666 名前:スライムZ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:04:59 0
これが最後のチャロッゼンとは思えない

667 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:06:05 0
ラスト!

668 名前:名無しになりきれ[] 投稿日:2009/09/13(日) 23:06:25 0
取ったどー

669 名前:名無しになりきれ[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 23:06:54 0
容量完走ゲット

古代神聖チャロッゼン帝国の憂鬱(人∀・)千秋楽

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