旧万代小跡地移転問題の概要
移転計画の発覚
この問題の始まりは2010年9月頃に中国領事館が旧万代小学校跡地に移転するとの要望があったとする報道から始まりました。
しかし、市民の間には以下のことから移転計画への疑問点があげられるようになりました。
しかし、市民の間には以下のことから移転計画への疑問点があげられるようになりました。
- 中国領事館が設置されてから1年も経っていないこと
- 設置されて間もなく、領事館業務を行うのに十分なスペースがある様子が地元のテレビ報道があったにもかかわらず、移転の理由が「狭くなったから」ということ。
※移転を余儀なくされるほど狭くなった中国領事館内部の様子
移転反対活動の活発化
そしてその後に新潟市国際課主催で行われた西大畑移転説明会にて「もう決まったことだから」という説明にもならない説明の一点張りで、新潟市民の、特に旧万代小跡地周辺の地元住民による反対活動?が活発化することになり、11月18日に移転計画は一時凍結となりました。
NST新潟総合テレビ - 中国総領事館の移転問題 篠田市長「日中関係の好転待ち売却したい」
しかし、12月21日の定例会見で新潟市長が中国領事館移転・市有地売却の姿勢を崩さなかったことから、移転反対活動が再燃することとなりました。
旧万代小跡地の売却を凍結
中国領事館の移転反対活動が活発化し、2010年11月29日に新潟市議会に旧万代小跡地売却反対請願?が提出されました。
一時は継続審議とされましたが、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」の中で旧万代小跡地の避難所としての役割が見直され、3月22日の新潟市議会本会議で売却反対請願が賛成多数で採択されました。
これを受けて篠田昭市長は売却を断念する考えを示し、旧万代小跡地の売却が凍結されることとなりました。
これを受けて篠田昭市長は売却を断念する考えを示し、旧万代小跡地の売却が凍結されることとなりました。