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目次 #contents(page=歴史) *黎明期 大総帥[[リタロウ>構成メンバー#リタロウ]]は[[銃剣の夜]]以降、仲間を集め機関Odysseaを創立、魔界の監視体制に入っていた。 メンバーは総勢2000名。秘書は[[末端>構成メンバー#末端]]が勤めていた。外部組織として[[ネルヴァ=イスカリオテ>構成メンバー#ネルヴァ]]が存在している。 その頃、機関[[Ilias]]とは犬猿(ポグロム)の仲。末期にはOdysseaとの全面戦争「[[トロイア戦争>た行#トロイア戦争]]」が予期されていたが、末端によって阻止された。 その当時、地下闘技場にて、[[呻く運命>構成メンバー#呻く運命]]は[[戦闘狂(ワーカーホリック)>わ行#戦闘狂]]であった([[UnderGladiator]])。 しかし、[[サウザンドリボルバー事件]]をきっかけに超S級全魔界指名手配犯(デッド・オア・アライブ)となり、魔界を乖離、表世界へと亡命した。 その際、[[訣別のαバウンダリー現象>か行#訣別のαバウンダリー現象]]により越境したばかりの[[ネクロノミコン>構成メンバー#ネクロノミコン]]と邂逅し、共に暮らし始める。 数年後、呻く運命とネクロノミコンという巨大な魔力に感付いていたリタロウは、二人をOdysseaに招請した。 当初は呻く運命は警戒していたが、ネクロノミコンの覚醒により世界は一巡。呻く運命の運命操作では到底力が及ばなかったが、 リタロウの強大な[[廻天能力(アルスタシア)>あ行#聖詠]]により、世界は再構築され、元の世界へと回帰した。 それをきっかけに二人はOdysseaに応召することを決意した。 同時期、Odyssea専用量産兵器製造に伴い、末端は表世界最強の殺戮兵器、[[絶海馘首(リヴァイアサン)>ら行#絶海馘首]]の噂を聞きつけ調査に向かったが、 辿り着いた先にあったものは殺戮兵器などではなく、殺戮殺人鬼「[[まほちゃん>構成メンバー#まほちゃん]]」であった。 末端は、逢着したまほちゃんによって多大なるダメージを負い、魔界へと逃げ帰ったため、禁錮1800年を余儀なくされた。 しかし、禁錮2日目で旧魔界第三地下帝国直属の大監獄のハッキングを完了した末端は、まほちゃんの討伐を決意、再度表世界へと向かった。 その時、末端は[[彷徨える帝国軍人アハスエルス>さ行#彷徨える帝国軍人]]と邂逅し、Odysseaと魔界の「未来」を託されることで、予言者アハスエルスの全ての呪力を会得した。 その[[アハスエルスの呪力>あ行#アハスエルスの呪力]]との混合能力「[[電子獣苑 (ティーア・ガルテン)>た行#電子獣苑]]」により、辛くもまほちゃんを完全拘束した。 拘束中、本部でのリタロウの圧倒的なアウラを感じたまほちゃんは、自ら暗殺部隊へと編入し、以後「ブラッディ・レイン」の名で呼ばれるようになる。 2年後、機関Odysseaは[[アオイドス委員会>あ行#アオイドス委員会]]に所属し、古参の秘密機関との隔絶した力の差を顕した。 アオイドス委員会の所属時のOdysseaの全兵力は13万超。先に所属していたIliasと比べても12万の兵力の差があった。 後に、Odysseaの兵員数は累乗の勢いで膨大に増加したのであった。 *第一期黄金時代 機関Odysseaは勢力拡大化を機に軍構成は細分化し、状況に応じた多様な部隊が編成された。 例として暗殺部隊を筆頭とし、舟艇制海部隊、空挺制空部隊、魔獣召喚部隊、残留天威殲滅部隊、カムイ特殊作戦司令部分遣隊、感知系能力者偵察局、 第六心理作戦群「蔵人」、対速攻用速攻二群「麹塵」、対魔導傀儡機甲兵群「梔子」などが挙げられる。 中でも種族唯一のドワーフ族から招聘された巨人、新星[[ダムト>構成メンバー#ダムト]]が率いる新規部隊「特攻部隊」はOdyssea全盛期を象徴する超好戦的な部隊となる。 次に、[[歌>か行#歌]]制度が採用され、リタロウは自身を含めた幹部(マスターピース)に値する全ての者に歌を下賜(あた)えた。 初期の幹部メンバーは第1歌リタロウ、第2歌末端、第3歌ラティフンディアス、第4歌レイ、第5歌ダイド、第6歌ホーン、第7歌ノイエン、 第8歌カークテキウス、第9歌伊須磨イル、第10歌ジューガン、第11歌十六面 楚歌(そろも すわか)の主に創立メンバーが中心となって任官、 更に、実力派メンバーの第12歌呻く運命、第13歌ネクロノミコン、第14歌まほちゃん、第15歌ダムトなどの計13名が参加し、 幹部初期メンバーは全24名で構成されることとなった。 *第二期暗黒時代 のちのオンドルーンである。 *第三期怠慢時代 第27地区人間牧場は最早形を成すところなく、ただ朽ちた。 不気味なほどプルシアンブルーを体現した除草剤と薫り立つトリフルオロメタンスルホン酸で構築された腐臭の海原にリタロウは一人、浮かぶ。 この全人類社会(グラドロン=イース)が存在しない虚空で『思考』を起動させる理由(エゴ)があるのだろうか。いや、ありえなかった。 それは残留思念の拠り所の無かった肉体よりも遥かひたすらにモノであった。 モノであるが故、生き物であることの証明が完了せず、死神は往生し、途方に暮れてしまった。 ―――――世界からの拒絶。 そこに存在するわけでもなく、しかし、三種の分類階層に於ける空間(トポス)に座標固定されつつも留まる不確定な有機物は喜怒哀楽を愉しんでいた。 そこに、一人の虚無僧が道を尋ねた。 「Odysseaを知っているか?」 リタロウは笑った。めいっぱいその口が文字通り八つ裂きになるまで笑い転げた。同時間、最果ての最大悪は静かに蠢いた。 海は狷介孤高の深緋(アリザリン・クリムゾン)に、海面西に80.4672キロ、マイルで計算すると50。既に海は蒼し。 蒼いほど、碧いほど紅く、朱く聳え立つ、一人の青年が世界を我が物顔の如く見下し、あまりの三千世界(おか)しさに白目を剥いていた。 白目の面積は地球より小さいが、権利章典を制定するに至る世界の秩序を顕し、左腕で地を創造、天魔人は肢を着き君臨。右眼から涙を零し、そこから人が生まれ、青年はまた笑った。 リタロウは嘗ての旧友の再会に左眼から涙を零し、オンドルーンが生まれた。 「なんだ、まだ居たのか」 贅沢な夜、望(つき)はまだ高い。 静かなる夜(こと)、リタロウの曰く詔書古文書曾てなく冴え冴えと照る。 綴られた文字はかく灼然なる奇瑞侍ればとはずがたり。 天主初成世界(テンシユハジメセカイヲツクリ) 随造三十六神(ツイデサンジユウロクシンヲツクル) 第一鉅神(ダイイチノキヨシンヲ) 云非想非非想天(リタロウトイウ) 自謂其智与天主等(ミズカラオモエラクソノチテンシユトヒトシト) 天主怒而貶入地獄(テンシユイカツテオトシテジゴクニイル) 輅斉雖入地獄受苦(るしジゴクニイツテクヲウクトイエドモ) 而一半魂神作魔鬼遊行世間(シカモイツパンノコンシンハマキトナツテセケンニユギヨウシ) 退人善念(ヒトノゼンネンヲシリゾク) ―左闢第三闢裂性中艾儒略荅許大受語(サヘキダイサンヘキレツセイノウチガイジユリヤクキヨダイジユニコタウルノゴ)― 只今、DS(でうす)之ヲ以テ尊シトナス。 リタロウ曰ク、 「【三千世界獣(バケモノ)】と軋轢(たたか)う者は、その過程で自分自身も【オデュ獣(バケモノ)】になる。 深淵をのぞく時、深淵もまたこちらを覗いているのは誰か?世界?それとも―――――」 悲痛な叫びが木霊する檻の中、その終わり無い記憶。 「僕だよッーーー!!」 螺旋。果て。【オデュ獣(オンドルーン)】の曰く、只只管に天を目指していた。 既に悪魔(バケモノ)の何たるを知らず、況やまた、天地作者の方寸をや。 何処にでも在、何処にでも無、天(点)。 虚無僧(かれ)は視界外死角の遥か蒼穹なる青天井に孤(ひとつ)、指を截断し去る。咄。 ―――――非想非非想天 途端、三千大千世界は産声を挙げた! 波路遥かに行き渡るほど天地は軋み、大海創造、大地隆起、文明開花、文化変革、領土紛争。 またとない悲劇、否、皆はその躰、その四肢(にくたい)が覚えている限り己が細胞(きおく)に斥候を指令す。 “そして、忘れ去られた歴史へと迎合を遂げる―――――” 罪(にんげん)とは大苦艱を幾度となく繰り返す。 無作為の内に大自然へ繰り込まれることを識(し)らずに。 リタロウ曰く、「作麼生、焉ンゾ技術(ダーティプレイ)ニ徹サズ」 彼、此れにて人間(つみ)を見捨てる、況や、魔界人(しかいどうほう)をや。 最早、彼を若く衆生(パラダイムシフト)は虚無(な)いと観た。 失望、虚空、色即是空の中で彼は何を見た? 「儚い」 咄。 「人間儚い」 咄。咄。 彼は魔辺世界(やみ)へと姿を眩(け)した。 *第四期大空位時代 「マルマルゥーーーッ!!」
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