タイトル | ファンタシースターユニバース |
ジャンル | RPG |
対応機種 | PC PS2 |
外見 | キャラクリ+衣装で変化(上半身・下半身・靴の組み合わせ) |
装備 | 装備品によって変化 |
セリフ | あり |
ボイス | あり(音階も変更可) |
育成 | レベルアップ固定(オンラインでは個性化要素があったが、オンラインはサービス終了) |
「ヤルイミナス」の異名で知られるファンタシースターシリーズの面汚し第二号(一号はPS3、三号はPSO2)。 PSOの続編として大々的に期待され、モンタージュで顔・体格がいじれる「当時最強のキャラクタークリエイト」を誇ったが、 肝心のゲーム内容があまりにも斜め上な上、メアリー・スーに近い公式主人公イーサン・ウェーバーが大活躍するストーリーモードは失笑モノ。 世界観は随分凝った出来なのだが、そこに「手塩をかけて作った自キャラ」が登場しても、お辞儀をするだけで何もしない始末という、 「主人公はお前じゃない」というネット評があまりにも的を得ている内容だった。 (ネタバレになるが、シナリオ初っ端から公式主人公に全力殺しされるのに、その点が都合よく無視されるという宇野リオ並みの無茶苦茶展開) システム面でも数々のトラブルを起こし、月額課金制のオンラインゲームとして致命的過ぎるほどの限界集落であり続けた。 そのあたりの詳細は「クソゲーオブザイヤー2006の大賞」受賞記事を参照。 パッケージ詐欺の面も強く、楽しそうに見えるほとんどの要素がオンライン要素である。 NPCも設定だけで役立たず(「一人で一大陸の仲間を壊滅させたアンドロイド」が一発死を繰り返しながら迷子になった挙句に煽ってくるレベル)、 高難易度モードはひたすら一撃必殺のメギドが飛んでくるだけ。装備強化は失敗したら目も当てられないと酸鼻を極めるクソゲーっぷり。 しかしキャラクリ面では他の追従を許さないレベルであるため、つい惚れた弱みで触ってしまうような魅力も秘めている。 どうせ中古価格でもゴミ同然の底値のはずなので、敢えて触ってみるのも乙かもしれない。 |