連鎖尾は土台の微調整や発火手前での本線量の水増しに欠かせない存在であるが
さらに他の場面で使うことのできる機能(副砲や折り返し)を備えると中盤戦での立ち回りの幅が広がる。


土台が完成しそろそろ中盤に入る場面。
このあたりで適量な催促がくるなら2ダブが多いだろう。

A B C C-2

ネクスト、ネクネクがゾロ目2回ならばAのように本線を伸ばすのもいいかもしれないが
この積みでは早い段階での2ダブに対応できず潰されがち。
Bは2ダブがきた場合には連鎖尾を対応手にすることもできる。
しかしある一定の大きさ以上は対応し辛い面もあるし、
相手が対応手を見て催促をやめた場合は積みがやや苦しくなりがち。
Cのような置き方をするとこの段階で2ダブにはある程度対抗でき、
C-2のように第二折り返しにすることで合体を狙っていくことも可能。
相手がどのような動きをしてもそれに応戦できる柔軟な積みだと言える。



連鎖尾は剥き出しの3つ連結したぷよを用意すると利用しやすい。

A B

Aのように本線を埋めるとこの状態では完全に無防備で2ダブに対しては潰れるほかない。
中盤戦、相手の催促を見据えるのなら、Bの置き方で攻撃に備える。
さらに大きな連鎖が欲しい場合は土台の黄色や赤を巻き込んでいいし、土台まで崩したくないなら2連鎖6個消しでも2ダブには対抗できる。
このようなリバーシブルな土台にすると暴発に注意する必要はあるが連鎖尾をさらに活用できる。


必ずしもこのような中盤戦を考えた積みが正解とは限らない。
相手の積み方次第で本線を伸ばすべきか、対応手を作るべきか考える必要がある。
しかし、早い段階での2ダブは見た後に1から対応手を作っているようでは間に合わない。
連鎖尾を使って立ち回ることで余裕をもって迎撃することができるし、相手の一歩先を行くこともできる。
本線の一部というだけで終わらせることなく幅広い状況で上手く活かそう。
最終更新:2012年01月16日 14:48