世界設定

【世界観】

舞台は西洋、近代より少し昔の世界。街並みには赤レンガが目立つ。
電気はなく、車も存在しない。(一般家庭ではまだランプ・馬車を使用)
この物語の主柱となる国は、一人の女王が治める王国であり。
王都・街・森・スラム・港街…そして国の周りに聳える「クワデルニオ」と呼ばれる四つの塔。
そこからは朝と夕に祈り歌う歌姫達の歌声が国中へ響く。



【ストーリー】

とある世界、とある国の物語。その王国には「歌姫と奏者」と呼ばれる者達がおりました。
歌姫の歌声は時に魔法のような奇跡を起こし、奏者の奏でに合わされば幻想を現実に変える力さえ持っていたそうです…。
それはまさに神の奇跡。けれど、いつしか国はその絶大な力を戦争のために使うようになり、
歌姫達は戦の道具とされてしまったのです…。物を壊し、人を壊す、一騎当千の破壊兵器として…。

やがて、“神の奇跡”は“最悪の悪夢”と呼ばれ恐れられる存在となる。

お楽しみいただけましたでしょうか?
この物語、実は私どもの国のことでして。
戦争が終結した今…
運命を分ける歌姫達の戦争が始まろうとしているのです…。





【歴史】

約200年にわたって繁栄した王国ですが、この50年は長く厳しい戦争に全ての民が苦しんできました。
30年前、先代の国王は最後の手段として歌姫の力を戦争に導入し…
今から1年前、沢山の犠牲のもと、国はこの戦に勝利しました。
その勝利を掲げたのは、亡き王に代わって王座についたソフィア女王です。
戦争中、病を患った国王からソフィアが王座を継承したのは14の時でした。

その後今に至るまで、女王は先代が行った最後の手段まで引き継ぎ、英雄の殉職と8年の戦争
を経て、国に勝利と平和をもたらしたのです。
しかし、その平和も長くは続きません…
長い戦の間、犠牲とされた歌姫達の憎しみと怒りが国を蝕んでいることに
まだ誰も気付くよしも無く…



【戦争の状況】

  • 歌姫は強制参加
  • 候補生は参加していない
  • 奏者は自分の意思で国に仕えるので、戦争の初期は騎士として参加
  • その外、国民でも志願があれば参加


【戦争の始まりと終わり】

1・先王の政治により、他国へ侵略を計画する(50年前/国外戦争)
2・暫く勝ち進んでいたが、返り討ちに合い…逆に国を攻められる。(国外→国内)
3・先王は国を守るためとして、歌姫の戦争投下を決定する。
  騎士の中から一部の優れた者に特殊な楽器を与え、奏者が作られる。(30年前/領土奪還開始/一番の戦火はスラム)
4・スラムから森・街へと領土戦になり、徐々に参加する国民・騎士が減り
5・先王が病に倒れ、王位継承が行われる(8年前/領土奪還成功・防戦)
6・敵国の資金がつき衰退…「互いの領土は侵さない」「他国との争いになったなら加勢する」などの協定を結ぶ(1年前/戦争終了)

※国の復興は現在から4年ほど前に開始され、もうじき街の復興が完了します。

先の戦争当時の兵士達の服・鎧についてですが、特に指定はありません。
基本的に甲冑はシルバー系統、騎士の軍服はWBの正装服でお願いいたします。





【舞台】

舞台は西洋、近代より少し昔の世界です。
街並みには赤レンガが目立ちます。
電気はなく、車も存在しません。(一般家庭ではまだランプ・馬車を使っています。)

この物語の主柱となる国は、一人の女王が治める王国です。
王都・街・森・スラム・港街…そして国の周りに聳える「クワデルニオ」と呼ばれる四つの塔。そこからは朝と夕に祈り歌う歌姫達の歌声が国中へ響きます。



【詳しい文明レベルのまとめ】


 乗り物は、馬車・列車・船。
      自転車(極めて画期的な乗り物)
      ※飛行機はありません

 カメラは白黒ですがあります。
 電灯は無く、ランプを使用します。

 ガス・水道は通っていません。
 火は暖炉や釜、水は井戸や川を利用します。
 川や湖は森に存在、街の中にも細い川がいくつか流れています。

 お風呂は基本的に沸かすor水浴びでお願いします。
 公式から公衆のものはありません。

  ※当企画は全年齢対象企画です。
  お風呂・水浴びなどする場合は『バスタオル厳守義務』です。


お金の単位は、G(ガルド)でお願いします。
1円=1Gです。

この国には通常の警察・一般の学校は存在しません。

公共の乗り物について
この国には車はありませんが、公共で列車のような乗り物が走ります。
原動力は電気を体中にまとった蝶の様な虫です。それをタンクに入れて使います。
列車は王都・街を囲むように建つクワデルニオの塔を結ぶ、きわめて画期的な乗り物です。
駅は「空」「星」「月」「夜」の四つだけ。切符さえ買えば誰でも乗ることができます。

駅の距離は、一駅約40分~1時間程度かかります。
駅の区間はほぼ均等に並んでいます。
最終更新:2011年02月08日 16:47