アルシャード

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アルシャード」(2011/05/20 (金) 12:54:47) の最新版変更点

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***アルシャード(アルシャード&アルシャードff&アルシャードガイア)  &bold(){製作元  }:井上純弌&菊池たけし/F.E.A.R.  &bold(){参加PC}(キャラ名クリックでPC情報ページに飛びます)   アルシャード(以下初代):該当無し   アルシャードff(以下ff):該当無し   アルシャードガイア(以下ガイア):[[吾妻橋麻]]、[[大鳥楓太郎]]、[[上崎悠]]、[[神山帝鉄]] ***&bold(){●概要} 神々の欠片と「シャード」を手にした「クエスター」と、世界を蝕む謎の勢力「奈落」との戦いを描く。 PCたちは全員がクエスターとなり、奈落など世界の敵と戦っていくこととなる。 現在の版はファンタジー世界「ミッドガルド」を扱う「ff」と、現代世界「ブルースフィア」を扱う「ガイア」の2種類。 ffとガイアのデータは互換性のある形式で作られており、簡単にデータを導入し合うことができる。  &italic(){#下記の記述は、基本的にff及びガイアに則るものとする。}  &italic(){ その為、一部初代と変更になっている点があることに留意してほしい。} #region(わかる人にしかわからない変更点の一部)  例1:「ソードマスター」の加護は、初代の《ヘイムダル》からガイアでは《タケミカヅチ》に変更となっている。  例2:「ストレンジャー」は「オーヴァーランダー」「レジェンド」「OVL:ブルースフィア」に性質が引継がれた為、なくなっている。  例3:「ターマイト」は他の奈落兵も扱える「ダークワン」へと拡張され、ダークワンの一種として登場している。  例4:「アームドギア」を扱う「ブライト・ナイト」が「パンツァーリッター」から派生してひとつのクラスとして登場している。 #endregion  &bold(){・キャラメイク} ffとガイアにより一部異なる為、共通の部分のみ記載する。 初期作成時のPCのクエスターレベル(キャラクターレベル)は3となる。PCの作成時に、3つのクラス(同じクラスを選んでも良い)を選択する。 同じクラスを複数選択した場合、そのクラスのクラスレベルが2以上となる。 |クラス数|各クラスのレベル| |1|3レベル| |2|1レベルと2レベル| |3|それぞれ1レベル| PCは、選択したクラスごとに指定されたシャードの加護を得る。加護はレベルアップで新たなクラスを取得しても追加・変更されない。 同じクラスを複数選択した場合、そのクラスに指定された加護を複数(レベル分)得ることができる。  &bold(){・シャードの加護} シャードには、神の力の欠片が宿っている。クエスターは、シャードに宿ったその力を使うことができる。 クエスターは加護を使うことで、ダメージを大幅に増大させたり、死したる魂を蘇らせることができる。 ***&bold(){●種族(種族クラス)} アルシャードにおける種族は、「種族クラス」と呼ばれるクラスで表現される。 #region(種族クラス) |種族|システム|加護|解説| |人間|共通||一般的な人間。種族クラスを選択しなかった場合は人間となる| |アルフ|ff|《フレイ》|古代種族。巨人族とも。レリクスと呼ばれる遺失技術を扱う。額にレセプターと呼ばれる水晶体がある| |ヴァーハナ|ff|《ブラギ》|天空の島"シュメル"に住む種族。とても小さく、ネズミやリスに似ている| |ヴァルキリー|ff|《フレイヤ》|アルフが作ったアンドロイド。ほとんどが女性形をしている| |オウガ|ff|《ネルガル》|額に角の生えたオニのような種族。放浪する戦闘種族| |ザウルス|ff|《ティアマトー》|トカゲ人。ドラゴンになることを目指している| |シリウス|ff|《フェンリル》|狗頭の狼人。天狼拳という拳法を使う。人間形態に変身できる| |ドヴェルグ|ff|《イーヴァルディ》|背が低く、ずんぐりした体型と髭が特徴。空賊でロックンローラー。いわゆるドワーフ| |フェアリー|ff|《バルドル》|妖精郷に住む種族。人間に比べると小さく、トンボや蝶のような羽を持つ| |メロウ|ff|《エーギル》|いわゆる人魚。ミッドガルドのヴァナヘイムという地域に住む| |リンクス|ff|《ウル》|森などに住む猫人。猫耳と尻尾と目をもつ。猫魔法の使い手で弓の名手| |ダンピール|ガイア|《エーギル》|ヴァンパイア(奈落の一種)と人間とのハーフ。奈落を憎む奈落ハンターとなる| |フォックステイル|ガイア|《ツクヨミ》|稲荷の眷属となるキツネ人。変身能力や炎を操る力を持つ| |マシンヘッド|ガイア|《ヘルモード》|機器人と呼ばれる機械生命体。人型、乗り物、獣型などへの変形機構をもつ| #endregion ***&bold(){●クラス} アルシャードにおけるクラスは、大きく分けて以下のように分類される。 |基本クラス|基本的な能力をもつクラス。取得は必須ではない| |サブクラス|クラスごとにさまざまな固有の特色を持つクラス。大半がここに分類| |種族クラス|人間以外の異種族であることをあらわすクラス| |上級クラス|力あるクエスターが取得できるクラス。特定のクラスの上位クラスも存在する| |アインヘリアルクラス|神の戦士アインヘリアルに昇格したクエスターが取得できるクラス| |オーヴァーランダー・オルタナティブクラス|通称OVL。特定の背景世界を持ったオーヴァーランダーをあらわすクラス| |ソシアルクラス|通称SC。特定の組織や団体に所属したり、支援を受けていることをあらわすクラス| 種族クラスのデータは、上記[種族(種族クラス)]の項目を参照のこと。 // クラス数は非常に多いので、折りたたみを推奨。 #region(基本クラス)  &bold(){・基本クラスは、両システム共通となる。} |クラス名|加護|解説| |ファイター|《トール》|武器を手に戦う戦士| |スカウト|《ヘイムダル》|身軽さを活かして戦う軽戦士| |ブラックマジシャン|《オーディン》|黒魔術(攻撃魔法)を操る魔術師| |ホワイトメイジ|《イドゥン》|白魔術(支援・回復・防御)を扱う魔術師| #endregion #region(サブクラス) |クラス名|システム|加護|解説| |エージェント|共通|《エーギル》|企業や組織の工作員。組織ごとの特殊な武装を扱う| |アウトロウ|ff|《ヘルモード》|裏社会に生きる無法者。クラス専用装備などを《盗品》として扱える| |ヴァグランツ|ff|《ブラギ》|放浪の民や吟遊詩人。ファミリアと呼ばれる使い魔を連れている者もいる| |ウィザード|ff|《バルドル》|ミッドガルドに浮かぶ学院、アカデミーの賢者。コンダクターと呼ばれる物質を埋め込んでいる| |エイリアス|ff|《フレイ》|帝国クラス。機械神の加護によって生まれたクローン。要人や達人のクローンであることが多い| |エレメンタラー|ff|《ニョルド》|奈落を憎悪する精霊と契約を交わした者。感情の喪失を代償に精霊の力を得る| |オラクル|ff|《フレイ》|シャードを通して神の声を聞く巫女。真帝国からは敵対視されている| |キャバルリー|ff|《フォルセティ》|名誉を重んじる古典的騎士。レアミューと呼ばれる鳥に騎乗して戦う騎士も多い| |サムライ|ff|《タケミカヅチ》|東方の島国ヤシマの戦士。刀などのサムライ装備を扱う| |ジャーヘッド|ff|《ネルガル》|マスクとサンドスーツに身を包んだ砂漠の民。ギアスと呼ばれる血の盟約を重んじる| |ソーサラー|ff|《オーディン》|帝国クラス。真帝国のカバラコンピュータ、「セフィロト」を操る技術系魔術師| |ゾルダート|ff|《トール》|帝国クラス。真帝国の兵士。カバラ兵器や、カバラによる肉体強化をされている| |ダークワン|ff|《ヘル》|奈落により汚染されているが、シャードの導きに目覚めたものたちをあらわす| |ニンジャ|ff|《ツクヨミ》|東方の島国ヤシマの密偵。ニンジャ装備やニンジャ魔術――忍法を扱う| |バーバリアン|ff|《イドゥン》|南国のジャングル"ウータンキドゥル"に住む蛮族。身体に力ある紋章が刻まれている。通称裸族(嘘)| |ハンター|ff|《ティール》|クリーチャーと呼ばれる魔物退治の専門家。ノルンのギルド等に所属している者が多い| |パンツァーリッター|ff|《ヘルモード》|パンツァーと呼ばれる、バイクのような二輪車で戦場を駆ける騎兵| |ブライト・ナイト|ff|《シャヘル》|アームドギアと呼ばれる巨大な人型ロボットのパイロット| |ミッショナール|ff|《イドゥン》|帝国クラス。真帝国教会の従軍神父。神罰兵器と呼ばれる聖別された武器を扱う者もいる| |アーティスト|ガイア|《ミューズ》|ミュージックデバイスと呼ばれる楽器で音楽を奏で、魔法を使う。楽器で殴る過激派もいる| |アルケミスト|ガイア|《ヘル》|魔法弾を発射して魔法を強化する機械仕掛けの魔法杖、チャンバースタッフを操る者たち| |オーヴァーランダー|ガイア|《マリーシ》|異世界を行き来する力をもった者たち。異世界の力や技術をもっている| |ガンスリンガー|ガイア|《フレイヤ》|銃を操る者たち。携帯許可をもっているので日本でも安心| |サイキック|ガイア|《ニョルド》|いわゆる超能力を扱う者たち。武器に念動力を込めたり、透視をすることもできる| |サモナー|ガイア|《ブラギ》|符やカードによって召喚を行う符術師。サジッタ社のTCG"サモニングモンスター"で覚醒する者もいる| |ソードマスター|ガイア|《タケミカヅチ》|魔器と呼ばれる強力な武器の使い手。自身が魔器になることもできる| |ホムンクルス|ガイア|《ネルガル》|人工生命体。自身が人造人間の者も、小型の人工生命体と共生している者もいる| |ミスティック|ガイア|《アカラナータ》|対魔師やエクソシストと呼ばれる者たち。宗教家も多い| |リターナー|ガイア|《バルドル》|未来を救うために現代にやってきた未来人。未来装備や時間操作するアイテムを扱う| |ルーンナイト|ガイア|《フレイ》|神秘の金属ルーンメタルの鎧を纏って戦う聖闘……ではなく戦士| |レジェンド|ガイア|《ガイア》|ブルースフィアによって選ばれた、運命を変える力をもった英雄やその候補生たち| |ワード|ガイア|任意の加護|神の転生体。強力な神には複数人の転生体が存在することもある。神の力を操る| #endregion #region(上級クラス) |クラス名|システム|解説| |デーモン|共通|ダークワン/ダンピールの上級クラス。ヘルヘイムの支配層となった者たちをあらわす| |アークウィザード|ff|ウィザードの上級クラス。アカデミーの教授となった者たちをあらわす| |イデアルソーサラー|ff|ソーサラーの上級クラス。セフィロトと一体化した者たちをあらわす| |コマンダー|ff|帝国クラスの上級クラス。真帝国軍の士官をあらわす| |スピリット|ff|エレメンタラーの上級クラス。精霊と一体化した者たちをあらわす| |プリースト|ff|帝国クラスの上級クラス。真帝国協会の司祭をあらわす| |ハイアルフ|ff|アルフの上級クラス。より高位のレセプターをもつアルフをあらわす| |センチュリオン|ff|自分が指揮する軍団をもつ者をあらわす。《いくぜ、野郎ども!》《弾幕を張れ!》などの変わった特技名が多い| |ドラゴン|ff|ザウルスたちが目指す、龍の力を継承したクエスターをあらわす| |グレーターサモナー|ガイア|サモナーの上級クラス。クリーチャーを直接召喚・使役する大召喚師をあらわす| |グローリー|ガイア|レジェンドの上級クラス。伝説を打ち立て、その名を語られるようになった英雄をあらわす| |トリスメギストス|ガイア|アルケミストの上級クラス。最先端の技術を探求する者たちをあらわす| |アヤカシ|ガイア|ダンピール/フォックステイル/マシンヘッドの上級クラス。強大な人ならざる者たちをあらわす| #endregion #region(アインヘリアルクラス)  &bold(){・アインヘリアルクラスは、特定の条件を満たしたキャラクターのみが取得できる。} |クラス名|システム|解説| |バトルマスター|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったファイターをあらわす| |ストライダー|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったスカウトをあらわす| |ウォーロック|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったブラックマジシャンをあらわす| |ガーディアン|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったホワイトメイジをあらわす| |メサイア|ガイア|偉業を打ち立てて転生する前の神としての力を取り戻したワードをあらわす| #endregion #region(オーヴァーランダー・オルタナティブクラス)  &bold(){・オーヴァーランダー・オルタナティブクラスは、ひとりのキャラクターにつきひとつしか取得できない。}  &bold(){・オーヴァーランダーとオーヴァーランダー・オルタナティブクラスを同時に取得することはできる。}  &bold(){・ソシアルクラスと同時に取得することはできない。} |クラス名|システム|加護|解説| |OVL:ブルースフィア|ガイア|《ガイア》|ガイアの背景世界ブルースフィア出身のオーヴァーランダー| |OVL:ミッドガルド|ガイア|《オーディン》|ffの背景世界ミッドガルド出身のオーヴァーランダー| |OVL:10th-TERRA|ガイア|《ティール》|天羅万象、テラ:ザ・ガンスリンガー、天羅WARの背景世界10th-TERRA出身のオーヴァーランダー| |OVL:フロムヘル|ガイア|《イドゥン》|冥府ハデスやヘルヘイムからやってきた、一時的に肉体を取り戻してやってきた死者| |OVL:ドリームバスター|ガイア|《ツクヨミ》|夢幻郷と呼ばれる夢の世界へ渡る力をもつドリームバスター| |OVL:エレメンタル|ガイア|《ニョルド》|精霊界からやってきた、シャードの導きを得た精霊。他者と契約して力を使わせることができる| |OVL:サイバーパンク|ガイア|《ネルガル》|肉体や世界を機械化するサイバーパンク世界、ノーフューチャー出身のオーヴァーランダー| |OVL:ソーズ&ソーサリー|ガイア|《フレイヤ》|中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界、トワイライトワールド出身のオーヴァーランダー| |OVL:ヒーローズスフィア|ガイア|《フォルセティ》|ブルースフィアの平行世界、ヒーローが護る世界ヒーローズスフィア出身のオーヴァーランダー| |OVL:スクール・エンパイア|ガイア|《ティアマトー》|学校同士が闘争を繰り広げる世界、スクール・エンパイア出身のオーヴァーランダー| |OVL:スピードスター|ガイア|《ヘルモード》|スピード狂が溢れる、レーサーたちの世界スピードスター出身のオーヴァーランダー| |OVL:エターナルコロッセオ|ガイア|《ティール》|エターナルコロッセオと呼ばれる闘技場で戦い続ける闘士たち| |OVL:異世界連合|ガイア|《ブラギ》|複数の世界が連合した巨大組織、異世界連合からやってきたオーヴァーランダー| |OVL:グレート愛ランド|ガイア|《ミューズ》|背中に小さな羽根の生えた人々が住む、ラブコメ的世界グレート愛ランド出身のオーヴァーランダー| |OVL:QuickStart!|ガイア|《ブラギ》|ギルマンこと安達洋介先生のマンガ、『QuickStart!』の為のクラス。一応データがある為、PCとしても使える| #endregion #region(ソシアルクラス)  &bold(){・ソシアルクラスは、ひとりのキャラクターにつきひとつしか取得できない。}  &bold(){・エージェントとソシアルクラスを同時に取得することはできる。}  &bold(){・オーヴァーランダー・オルタナティブクラスと同時に取得することはできない。} |クラス名|システム|加護|解説| |SC:TANATOS|ガイア|《ヘル》|軍事企業TANATOSの関係者をあらわす| |SC:アイギス|ガイア|《ティール》|ブルースフィアを護る組織アイギスの関係者をあらわす| |SC:イーヴァルディ|ガイア|《イーヴァルディ》|玩具メーカーサジッタ社の関係者をあらわす| |SC:ナインライブス|ガイア|《エーギル》|世界の経済を牛耳るフォックステイルの一族、ナインライブスの関係者をあらわす| |SC:シヴィルサーヴァント|ガイア|《フォルセティ》|警察や警備員などの、社会を護る人々をあらわす| |SC:スチューデント|ガイア|《ブラギ》|学生や研究生などをあらわす| |SC:フォーチュンサービス|ガイア|《フレイ》|多世界に渡るクエスター補助機関、フォーチュンサービスの関係者をあらわす| #endregion //Template //|クラス名|システム|加護|解説| ***&bold(){●世界観詳細} ***&bold(){●システム面}  &bold(){基本・判定} ランダマイザーは6面ダイスで、上方ロール。 判定ダイスは2D6。能力値+2D6で、達成値が難易度以上となれば判定成功となる。 対決判定では、同値の場合受動側が優先される。特技などで判定のダイス数が増加することはない。  &bold(){クリティカルとファンブル} クリティカル値(基本は12)とファンブル値(基本は2)が設定されている。 判定で出目がクリティカル値以上となるとクリティカルとなり、絶対成功となる。 判定で出目がファンブル値以下となるとファンブルとなり、絶対失敗となる。 クリティカル値とファンブル値が同じになった場合、ファンブルが優先される。  &bold(){フォーカス判定} 特殊な判定方法としてフォーカス判定(FS判定)ルールが搭載されている。 FS判定は、時間のかかる調査や様々な障害を切り抜けて達成すべき目標などの1回の判定では処理できない判定を行う場合に用いられる。 フォーカスには難易度、判定に使う能力、進行値と完了値、制限ラウンド数などが指定されている。 部分判定と呼ばれる通常の判定の結果によりフォーカスの進行値を増減させ、進行値に応じてイベントを発生させながら進行する。 例えば目的地にたどり着くためのFS判定であれば、  地図から場所を特定する【知覚】判定→崖を登るための【体力】判定 → 急いで目的地にたどり着く為の【反射】判定 といったように、複数の能力値を用いたフォーカスも存在する。 元々は神曲奏界ポリフォニカRPGに搭載されたシステムであり、現在では[[ダブルクロス]]や[[アリアンロッド]]にも実装されている。 フォーカスを成功させると、アフタープレイで獲得できる経験点が増える。  &bold(){セッションの進行} セッションの進行にはシーン制が採用されている。 登場したシーン数に応じて、アフタープレイで獲得できる経験点が増える。(たくさん登場したほうが多くの経験点を得られる)  &bold(){戦闘} 戦闘はラウンド-プロセス形式。 セットアッププロセス   ↓ チェックプロセス→イニシアチブプロセス→メインプロセス(全員が行動済みになるまで繰り返し)   ↓ クリンナッププロセス メインプロセスはマイナーアクションとメジャーアクションに分類される。  &bold(){ブレイク状態} クエスターたちは、HPが0になると戦闘不能状態になるか、ブレイク状態になるかを選択できる。ブレイク状態は、一種のトランス状態である。 クエスターの生命の危機を察知したシャードによって、マナが過剰に放出されている状態をあらわす。 ブレイク状態になると、すぐにHPが【体力基本値】点まで回復し、さらにシーン中特技の代償が0になる。 ただし、ブレイク状態でHPが0になると、すぐに死亡してしまうという諸刃の剣でもある。 クエスターの意思で、自らブレイク状態になることもできる。(その場合、HPは回復しない)  &bold(){備考} SRS(スタンダードRPGシステム)と呼ばれる汎用システムは、アルシャードのシステムを原型としている。
***アルシャード(アルシャード&アルシャードff&アルシャードガイア)  &bold(){製作元  }:井上純弌&菊池たけし/F.E.A.R.  &bold(){参加PC}(キャラ名クリックでPC情報ページに飛びます)   アルシャード(以下初代):該当無し   アルシャードff(以下ff):該当無し   アルシャードガイア(以下ガイア):[[吾妻橋麻]]、[[大鳥楓太郎]]、[[上崎悠]]、[[神山帝鉄]] ***&bold(){●概要} 神々の欠片と「シャード」を手にした「クエスター」と、世界を蝕む謎の勢力「奈落」との戦いを描く。 PCたちは全員がクエスターとなり、奈落など世界の敵と戦っていくこととなる。 現在の版はファンタジー世界「ミッドガルド」を扱う「ff」と、現代世界「ブルースフィア」を扱う「ガイア」の2種類。 ffとガイアのデータは互換性のある形式で作られており、簡単にデータを導入し合うことができる。  &italic(){#下記の記述は、基本的にff及びガイアに則るものとする。}  &italic(){ その為、一部初代と変更になっている点があることに留意してほしい。} #region(わかる人にしかわからない変更点の一部)  例1:「ソードマスター」の加護は、初代の《ヘイムダル》からガイアでは《タケミカヅチ》に変更となっている。  例2:「ストレンジャー」は「オーヴァーランダー」「レジェンド」「OVL:ブルースフィア」に性質が引継がれた為、なくなっている。  例3:「ターマイト」は他の奈落兵も扱える「ダークワン」へと拡張され、ダークワンの一種として登場している。  例4:「アームドギア」を扱う「ブライト・ナイト」が「パンツァーリッター」から派生してひとつのクラスとして登場している。 #endregion  &bold(){・キャラメイク} ffとガイアにより一部異なる為、共通の部分のみ記載する。 初期作成時のPCのクエスターレベル(キャラクターレベル)は3となる。PCの作成時に、3つのクラス(同じクラスを選んでも良い)を選択する。 同じクラスを複数選択した場合、そのクラスのクラスレベルが2以上となる。 |クラス数|各クラスのレベル| |1|3レベル| |2|1レベルと2レベル| |3|それぞれ1レベル| PCは、選択したクラスごとに指定されたシャードの加護を得る。加護はレベルアップで新たなクラスを取得しても追加・変更されない。 同じクラスを複数選択した場合、そのクラスに指定された加護を複数(レベル分)得ることができる。  &bold(){・シャードの加護} シャードには、神の力の欠片が宿っている。クエスターは、シャードに宿ったその力を使うことができる。 クエスターは加護を使うことで、ダメージを大幅に増大させたり、死したる魂を蘇らせることができる。 ***&bold(){●種族(種族クラス)} アルシャードにおける種族は、「種族クラス」と呼ばれるクラスで表現される。 #region(種族クラス) |種族|システム|加護|解説| |人間|共通||一般的な人間。種族クラスを選択しなかった場合は人間となる| |アルフ|ff|《フレイ》|古代種族。巨人族とも。レリクスと呼ばれる遺失技術を扱う。額にレセプターと呼ばれる水晶体がある| |ヴァーハナ|ff|《ブラギ》|天空の島"シュメル"に住む種族。とても小さく、ネズミやリスに似ている| |ヴァルキリー|ff|《フレイヤ》|アルフが作ったアンドロイド。ほとんどが女性形をしている| |オウガ|ff|《ネルガル》|額に角の生えたオニのような種族。放浪する戦闘種族| |ザウルス|ff|《ティアマトー》|トカゲ人。ドラゴンになることを目指している| |シリウス|ff|《フェンリル》|狗頭の狼人。天狼拳という拳法を使う。人間形態に変身できる| |ドヴェルグ|ff|《イーヴァルディ》|背が低く、ずんぐりした体型と髭が特徴。空賊でロックンローラー。いわゆるドワーフ| |フェアリー|ff|《バルドル》|妖精郷に住む種族。人間に比べると小さく、トンボや蝶のような羽を持つ| |メロウ|ff|《エーギル》|いわゆる人魚。ミッドガルドのヴァナヘイムという地域に住む| |リンクス|ff|《ウル》|森などに住む猫人。猫耳と尻尾と目をもつ。猫魔法の使い手で弓の名手| |ダンピール|ガイア|《エーギル》|ヴァンパイア(奈落の一種)と人間とのハーフ。奈落を憎む奈落ハンターとなる| |フォックステイル|ガイア|《ツクヨミ》|稲荷の眷属となるキツネ人。変身能力や炎を操る力を持つ| |マシンヘッド|ガイア|《ヘルモード》|機器人と呼ばれる機械生命体。人型、乗り物、獣型などへの変形機構をもつ| #endregion ***&bold(){●クラス} アルシャードにおけるクラスは、大きく分けて以下のように分類される。 |基本クラス|基本的な能力をもつクラス。取得は必須ではない| |サブクラス|クラスごとにさまざまな固有の特色を持つクラス。大半がここに分類| |種族クラス|人間以外の異種族であることをあらわすクラス| |上級クラス|力あるクエスターが取得できるクラス。特定のクラスの上位クラスも存在する| |アインヘリアルクラス|神の戦士アインヘリアルに昇格したクエスターが取得できるクラス| |オーヴァーランダー・オルタナティブクラス|通称OVL。特定の背景世界を持ったオーヴァーランダーをあらわすクラス| |ソシアルクラス|通称SC。特定の組織や団体に所属したり、支援を受けていることをあらわすクラス| 種族クラスのデータは、上記[種族(種族クラス)]の項目を参照のこと。 // クラス数は非常に多いので、折りたたみを推奨。 #region(基本クラス)  &bold(){・基本クラスは、両システム共通となる。} |クラス名|加護|解説| |ファイター|《トール》|武器を手に戦う戦士| |スカウト|《ヘイムダル》|身軽さを活かして戦う軽戦士| |ブラックマジシャン|《オーディン》|黒魔術(攻撃魔法)を操る魔術師| |ホワイトメイジ|《イドゥン》|白魔術(支援・回復・防御)を扱う魔術師| #endregion #region(サブクラス) |クラス名|システム|加護|解説| |エージェント|共通|《エーギル》|企業や組織の工作員。組織ごとの特殊な武装を扱う| |アウトロウ|ff|《ヘルモード》|裏社会に生きる無法者。クラス専用装備などを《盗品》として扱える| |ヴァグランツ|ff|《ブラギ》|放浪の民や吟遊詩人。ファミリアと呼ばれる使い魔を連れている者もいる| |ウィザード|ff|《バルドル》|ミッドガルドに浮かぶ学院、アカデミーの賢者。コンダクターと呼ばれる物質を埋め込んでいる| |エイリアス|ff|《フレイ》|帝国クラス。機械神の加護によって生まれたクローン。要人や達人のクローンであることが多い| |エレメンタラー|ff|《ニョルド》|奈落を憎悪する精霊と契約を交わした者。感情の喪失を代償に精霊の力を得る| |オラクル|ff|《フレイ》|シャードを通して神の声を聞く巫女。真帝国からは敵対視されている| |キャバルリー|ff|《フォルセティ》|名誉を重んじる古典的騎士。レアミューと呼ばれる鳥に騎乗して戦う騎士も多い| |サムライ|ff|《タケミカヅチ》|東方の島国ヤシマの戦士。刀などのサムライ装備を扱う| |ジャーヘッド|ff|《ネルガル》|マスクとサンドスーツに身を包んだ砂漠の民。ギアスと呼ばれる血の盟約を重んじる| |ソーサラー|ff|《オーディン》|帝国クラス。真帝国のカバラコンピュータ、「セフィロト」を操る技術系魔術師| |ゾルダート|ff|《トール》|帝国クラス。真帝国の兵士。カバラ兵器や、カバラによる肉体強化をされている| |ダークワン|ff|《ヘル》|奈落により汚染されているが、シャードの導きに目覚めたものたちをあらわす| |ニンジャ|ff|《ツクヨミ》|東方の島国ヤシマの密偵。ニンジャ装備やニンジャ魔術――忍法を扱う| |バーバリアン|ff|《イドゥン》|南国のジャングル"ウータンキドゥル"に住む蛮族。身体に力ある紋章が刻まれている。通称裸族(嘘)| |ハンター|ff|《ティール》|クリーチャーと呼ばれる魔物退治の専門家。ノルンのギルド等に所属している者が多い| |パンツァーリッター|ff|《ヘルモード》|パンツァーと呼ばれる、バイクのような二輪車で戦場を駆ける騎兵| |ブライト・ナイト|ff|《シャヘル》|アームドギアと呼ばれる巨大な人型ロボットのパイロット| |ミッショナール|ff|《イドゥン》|帝国クラス。真帝国教会の従軍神父。神罰兵器と呼ばれる聖別された武器を扱う者もいる| |アーティスト|ガイア|《ミューズ》|ミュージックデバイスと呼ばれる楽器で音楽を奏で、魔法を使う。楽器で殴る過激派もいる| |アルケミスト|ガイア|《ヘル》|魔法弾を発射して魔法を強化する機械仕掛けの魔法杖、チャンバースタッフを操る者たち| |オーヴァーランダー|ガイア|《マリーシ》|異世界を行き来する力をもった者たち。異世界の力や技術をもっている| |ガンスリンガー|ガイア|《フレイヤ》|銃を操る者たち。携帯許可をもっているので日本でも安心| |サイキック|ガイア|《ニョルド》|いわゆる超能力を扱う者たち。武器に念動力を込めたり、透視をすることもできる| |サモナー|ガイア|《ブラギ》|符やカードによって召喚を行う符術師。サジッタ社のTCG"サモニングモンスター"で覚醒する者もいる| |ソードマスター|ガイア|《タケミカヅチ》|魔器と呼ばれる強力な武器の使い手。自身が魔器になることもできる| |ホムンクルス|ガイア|《ネルガル》|人工生命体。自身が人造人間の者も、小型の人工生命体と共生している者もいる| |ミスティック|ガイア|《アカラナータ》|対魔師やエクソシストと呼ばれる者たち。宗教家も多い| |リターナー|ガイア|《バルドル》|未来を救うために現代にやってきた未来人。未来装備や時間操作するアイテムを扱う| |ルーンナイト|ガイア|《フレイ》|神秘の金属ルーンメタルの鎧を纏って戦う聖闘……ではなく戦士| |レジェンド|ガイア|《ガイア》|ブルースフィアによって選ばれた、運命を変える力をもった英雄やその候補生たち| |ワード|ガイア|任意の加護|神の転生体。強力な神には複数人の転生体が存在することもある。神の力を操る| #endregion #region(上級クラス)  &bold(){・上級クラスは、特定の条件を満たしたキャラクターのみが取得できる。} |クラス名|システム|解説| |デーモン|共通|ダークワン/ダンピールの上級クラス。ヘルヘイムの支配層となった者たちをあらわす| |アークウィザード|ff|ウィザードの上級クラス。アカデミーの教授となった者たちをあらわす| |イデアルソーサラー|ff|ソーサラーの上級クラス。セフィロトと一体化した者たちをあらわす| |コマンダー|ff|帝国クラスの上級クラス。真帝国軍の士官をあらわす| |スピリット|ff|エレメンタラーの上級クラス。精霊と一体化した者たちをあらわす| |プリースト|ff|帝国クラスの上級クラス。真帝国協会の司祭をあらわす| |ハイアルフ|ff|アルフの上級クラス。より高位のレセプターをもつアルフをあらわす| |センチュリオン|ff|自分が指揮する軍団をもつ者をあらわす。《いくぜ、野郎ども!》《弾幕を張れ!》などの変わった特技名が多い| |ドラゴン|ff|ザウルスたちが目指す、龍の力を継承したクエスターをあらわす| |グレーターサモナー|ガイア|サモナーの上級クラス。クリーチャーを直接召喚・使役する大召喚師をあらわす| |グローリー|ガイア|レジェンドの上級クラス。伝説を打ち立て、その名を語られるようになった英雄をあらわす| |トリスメギストス|ガイア|アルケミストの上級クラス。最先端の技術を探求する者たちをあらわす| |アヤカシ|ガイア|ダンピール/フォックステイル/マシンヘッドの上級クラス。強大な人ならざる者たちをあらわす| #endregion #region(アインヘリアルクラス)  &bold(){・アインヘリアルクラスは、特定の条件を満たしたキャラクターのみが取得できる。} |クラス名|システム|解説| |バトルマスター|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったファイターをあらわす| |ストライダー|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったスカウトをあらわす| |ウォーロック|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったブラックマジシャンをあらわす| |ガーディアン|共通|偉業を打ち立てて神の戦士となったホワイトメイジをあらわす| |メサイア|ガイア|偉業を打ち立てて転生する前の神としての力を取り戻したワードをあらわす| #endregion #region(オーヴァーランダー・オルタナティブクラス)  &bold(){・オーヴァーランダー・オルタナティブクラスは、ひとりのキャラクターにつきひとつしか取得できない。}  &bold(){・オーヴァーランダーとオーヴァーランダー・オルタナティブクラスを同時に取得することはできる。}  &bold(){・ソシアルクラスと同時に取得することはできない。} |クラス名|システム|加護|解説| |OVL:ブルースフィア|ガイア|《ガイア》|ガイアの背景世界ブルースフィア出身のオーヴァーランダー| |OVL:ミッドガルド|ガイア|《オーディン》|ffの背景世界ミッドガルド出身のオーヴァーランダー| |OVL:10th-TERRA|ガイア|《ティール》|天羅万象、テラ:ザ・ガンスリンガー、天羅WARの背景世界10th-TERRA出身のオーヴァーランダー| |OVL:フロムヘル|ガイア|《イドゥン》|冥府ハデスやヘルヘイムからやってきた、一時的に肉体を取り戻してやってきた死者| |OVL:ドリームバスター|ガイア|《ツクヨミ》|夢幻郷と呼ばれる夢の世界へ渡る力をもつドリームバスター| |OVL:エレメンタル|ガイア|《ニョルド》|精霊界からやってきた、シャードの導きを得た精霊。他者と契約して力を使わせることができる| |OVL:サイバーパンク|ガイア|《ネルガル》|肉体や世界を機械化するサイバーパンク世界、ノーフューチャー出身のオーヴァーランダー| |OVL:ソーズ&ソーサリー|ガイア|《フレイヤ》|中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界、トワイライトワールド出身のオーヴァーランダー| |OVL:ヒーローズスフィア|ガイア|《フォルセティ》|ブルースフィアの平行世界、ヒーローが護る世界ヒーローズスフィア出身のオーヴァーランダー| |OVL:スクール・エンパイア|ガイア|《ティアマトー》|学校同士が闘争を繰り広げる世界、スクール・エンパイア出身のオーヴァーランダー| |OVL:スピードスター|ガイア|《ヘルモード》|スピード狂が溢れる、レーサーたちの世界スピードスター出身のオーヴァーランダー| |OVL:エターナルコロッセオ|ガイア|《ティール》|エターナルコロッセオと呼ばれる闘技場で戦い続ける闘士たち| |OVL:異世界連合|ガイア|《ブラギ》|複数の世界が連合した巨大組織、異世界連合からやってきたオーヴァーランダー| |OVL:グレート愛ランド|ガイア|《ミューズ》|背中に小さな羽根の生えた人々が住む、ラブコメ的世界グレート愛ランド出身のオーヴァーランダー| |OVL:QuickStart!|ガイア|《ブラギ》|ギルマンこと安達洋介先生のマンガ、『QuickStart!』の為のクラス。一応データがある為、PCとしても使える| #endregion #region(ソシアルクラス)  &bold(){・ソシアルクラスは、ひとりのキャラクターにつきひとつしか取得できない。}  &bold(){・エージェントとソシアルクラスを同時に取得することはできる。}  &bold(){・オーヴァーランダー・オルタナティブクラスと同時に取得することはできない。} |クラス名|システム|加護|解説| |SC:TANATOS|ガイア|《ヘル》|軍事企業TANATOSの関係者をあらわす| |SC:アイギス|ガイア|《ティール》|ブルースフィアを護る組織アイギスの関係者をあらわす| |SC:イーヴァルディ|ガイア|《イーヴァルディ》|玩具メーカーサジッタ社の関係者をあらわす| |SC:ナインライブス|ガイア|《エーギル》|世界の経済を牛耳るフォックステイルの一族、ナインライブスの関係者をあらわす| |SC:シヴィルサーヴァント|ガイア|《フォルセティ》|警察や警備員などの、社会を護る人々をあらわす| |SC:スチューデント|ガイア|《ブラギ》|学生や研究生などをあらわす| |SC:フォーチュンサービス|ガイア|《フレイ》|多世界に渡るクエスター補助機関、フォーチュンサービスの関係者をあらわす| #endregion //Template //|クラス名|システム|加護|解説| ***&bold(){●世界観詳細} ***&bold(){●システム面}  &bold(){基本・判定} ランダマイザーは6面ダイスで、上方ロール。 判定ダイスは2D6。能力値+2D6で、達成値が難易度以上となれば判定成功となる。 対決判定では、同値の場合受動側が優先される。特技などで判定のダイス数が増加することはない。  &bold(){クリティカルとファンブル} クリティカル値(基本は12)とファンブル値(基本は2)が設定されている。 判定で出目がクリティカル値以上となるとクリティカルとなり、絶対成功となる。 判定で出目がファンブル値以下となるとファンブルとなり、絶対失敗となる。 クリティカル値とファンブル値が同じになった場合、ファンブルが優先される。  &bold(){フォーカス判定} 特殊な判定方法としてフォーカス判定(FS判定)ルールが搭載されている。 FS判定は、時間のかかる調査や様々な障害を切り抜けて達成すべき目標などの1回の判定では処理できない判定を行う場合に用いられる。 フォーカスには難易度、判定に使う能力、進行値と完了値、制限ラウンド数などが指定されている。 部分判定と呼ばれる通常の判定の結果によりフォーカスの進行値を増減させ、進行値に応じてイベントを発生させながら進行する。 例えば目的地にたどり着くためのFS判定であれば、  地図から場所を特定する【知覚】判定→崖を登るための【体力】判定 → 急いで目的地にたどり着く為の【反射】判定 といったように、複数の能力値を用いたフォーカスも存在する。 元々は神曲奏界ポリフォニカRPGに搭載されたシステムであり、現在では[[ダブルクロス]]や[[アリアンロッド]]にも実装されている。 フォーカスを成功させると、アフタープレイで獲得できる経験点が増える。  &bold(){セッションの進行} セッションの進行にはシーン制が採用されている。 登場したシーン数に応じて、アフタープレイで獲得できる経験点が増える。(たくさん登場したほうが多くの経験点を得られる)  &bold(){戦闘} 戦闘はラウンド-プロセス形式。 セットアッププロセス   ↓ チェックプロセス→イニシアチブプロセス→メインプロセス(全員が行動済みになるまで繰り返し)   ↓ クリンナッププロセス メインプロセスはマイナーアクションとメジャーアクションに分類される。  &bold(){ブレイク状態} クエスターたちは、HPが0になると戦闘不能状態になるか、ブレイク状態になるかを選択できる。ブレイク状態は、一種のトランス状態である。 クエスターの生命の危機を察知したシャードによって、マナが過剰に放出されている状態をあらわす。 ブレイク状態になると、すぐにHPが【体力基本値】点まで回復し、さらにシーン中特技の代償が0になる。 ただし、ブレイク状態でHPが0になると、すぐに死亡してしまうという諸刃の剣でもある。 クエスターの意思で、自らブレイク状態になることもできる。(その場合、HPは回復しない)  &bold(){備考} SRS(スタンダードRPGシステム)と呼ばれる汎用システムは、アルシャードのシステムを原型としている。

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