黒い炎と黄金の風

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カオルの亡父・由児が書いた絵本。内容と主人公の容姿を見る限り、牙狼をモデルにしていると思われる。終盤の部分が描かれていなかったため出版されていない(「結末は人それぞれの心にある」との信念から白紙にしていたが、業界に理解されなかったため)。複数あった在庫は、孤児院の子供達の落書きでそれぞれの結末が描かれており、カオルは父の意思に気づく。最終話で、カオルの所持する一冊はカオルの手で結末が描き加えられ、鋼牙に贈られた(結末を読んだ鋼牙は、感極まって絶句する。その内容は演出上伏せてあり、視聴者の想像に委ねられている)。

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