-Public Enemy-
ある時代、ある場所。とある都市の跡地。
かつては非常に栄えた都市の、今は廃墟となったその地に、住み着く者たちが現れた。
彼らは一様に行き場を失った者。法によって統治された世界に適合しなかった者。
悪人。悪者。
俗にそう呼ばれる者たちが集まり、いつしか三つの勢力が形成されていった。
見栄えこそ過去のまま機能的な街並みを残すものの、住み着く人間は全てが悪人。
そして世界に不適合だった者たちは悪事の限りを尽くす。
そんなこの場所で生き残るには三つのうちどこかの勢力に属さなければならない。
来る者は拒まず去る者は生きて返さない無法地帯で、
さぁ、あなたはどの勢力に属しますか―――?
三大勢力と傭兵について
ヴェンジェンスに属する者は忠誠心が強い者が多い。
裏切りを良しとしない、血の掟による結束は固い。
イーヴェルは代々力あるものがボスを勤めてきた。
自分が次期ボスにと野心家も多い。
マーダは謀略に優れており近頃力をつけてきた、新参の勢力である。
慎重な行動で頂点を目指す。
H.Sは実力ある傭兵集団。自分たちを評価してくれる者に手を貸す。
報酬と信頼に恥じぬ仕事をする。
闇医者は生かしもすれば殺しもする。
己の利益、気分一つで命を左右する者もいる、どこにも属さない。
最終更新:2010年12月24日 21:44