「女の世界」(2011/02/13 (日) 10:21:02) の最新版変更点
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**女の世界 ◆1yqnHVqBO6
途方に暮れたような顔で住宅街の中を歩いていると
二人の女が近くの路地から飛び出してきた。
「助けて!」
縋るような声と共に制服を着ている少女か女か区別がつかない方が是方昭吾 に抱きついてきた。
もう一人の女はどんな目にあったのだろうか。
さして高価ではなさそうであるがそれでも
彼女の年頃ではまず普段着に選ばないであろう着物が乱れ、
乱れた髪は彼女の顔にかかり、
俯いた顔とともに表情を判断するのを困難にさせていた。
「私達、襲われていたの。後ろの彼女は私と一緒に逃げてきたのだけれど
女だけじゃどうしても怖くて……ねえ、おじ様。一緒に行動してくださらない?」
「お、お前さん達も殺し合いの参加者か?」
保護を求め、拠り所にするかのように老人である是方の腰に手を回した彼女は首を振る。
むむ、それもそうかと是方は思った。
これは恐らくシルバーバトルの一環。
それなら老人とは程遠い目の前の二人が選ばれるわけもなしいうことだ。
二人の女が発する強烈な色気に知らず知らずのうちに欲情を滾らせていた是方は、
無関係な若い女性を暴力の矛先に選んだまだ見ぬ参加者への闘志を燃やす。
「よし、お前さん達はここで待っていろ。おれがそいつをとっちめてきてやる」
制服を着た少女が無意識のうちに押し付けているであろう腰や脚。
それらに反応する下半身を特に隠そうともせず
まだ顔を上げない着物を着た方の女性へ少し下品な視線を向けながら是方は言う。
襲われたのは飛び出してきた路地の先だろう。
女を襲うような不届き者に
銃を支給された元自衛官の自分が負けるはずがないと是方は思う。
「ダメ、行かないで。おじ様がいなくなったら私達、怖くて死んじゃう」
腰に回した手を胸元へ移動させ、目を潤ませ上目遣いに少女は懇願する。
「ね、私達おじ様に従うから。何でも好きなようにしていいから」
その言葉で老人は吸い寄せられるかのように女性へと顔を近づけ、貪るような接吻をする。
これは目の前の女を安心させるため。
そう自分に言いながら唇を離し、少女の細い首に巻きつけられたマフラーを外し
服を脱がそうとする。
マフラーの下にあった首輪を見ておや? と一瞬思ったが場に充満する女の匂いが
是方から判断能力を奪う。
急速に抜け行く理性を尻目に精力家はいざ、性欲を暴走させんとする。
しかし、唐突にもう一人の着物を着た女が是方に接吻をした。
粘体動物のような動きをする色気の権化のような女。
横取りされ、不満の声を揚げる隣の女。
二人同時は体力的にどうなんだと思う冷静な自分は何処かへと消え、
そして――
&color(red){【是方昭吾@銀齢の果て 死亡】}
&color(red){【残り 52名】}
「あらぁ、もっと愉しんでからの方が良かったんじゃない?」
「黙れ」
【C-4/1日目/深夜】
【相馬光子@バトルロワイアル】
[状態]:健康、マフラー着用
[装備]:
[道具]:基本支給品×2、不明支給品×3~5(是方1~2、相馬2~3)、レミントンM700@現実
[思考・状況]
基本行動方針:優勝する
1:陽炎と協力して殺す方に回る。
【陽炎@バジリスク~甲賀忍法帖~】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、不明支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:甲賀弦之介を優勝させる
1:相馬光子と協力して(弦之介、霞刑部以外を)殺す方に回る。
2:頃合いを見て相馬を殺す
|[[今日より明日は]]|投下順|[[スイートポイズン]]|
|[[今日より明日は]]|時系列順|[[スイートポイズン]]|
|&color(aqua){GAME START}|相馬光子|[[]]|
|&color(aqua){GAME START}|陽炎|[[]]|
|&color(aqua){GAME START}|是方昭吾|&color(red){GAME OVER}|
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**女の世界 ◆1yqnHVqBO6
途方に暮れたような顔で住宅街の中を歩いていると
二人の女が近くの路地から飛び出してきた。
「助けて!」
縋るような声と共に制服を着ている少女か女か区別がつかない方が是方昭吾 に抱きついてきた。
もう一人の女はどんな目にあったのだろうか。
さして高価ではなさそうであるがそれでも
彼女の年頃ではまず普段着に選ばないであろう着物が乱れ、
乱れた髪は彼女の顔にかかり、
俯いた顔とともに表情を判断するのを困難にさせていた。
「私達、襲われていたの。後ろの彼女は私と一緒に逃げてきたのだけれど
女だけじゃどうしても怖くて……ねえ、おじ様。一緒に行動してくださらない?」
「お、お前さん達も殺し合いの参加者か?」
保護を求め、拠り所にするかのように老人である是方の腰に手を回した彼女は首を振る。
むむ、それもそうかと是方は思った。
これは恐らくシルバーバトルの一環。
それなら老人とは程遠い目の前の二人が選ばれるわけもなしいうことだ。
二人の女が発する強烈な色気に知らず知らずのうちに欲情を滾らせていた是方は、
無関係な若い女性を暴力の矛先に選んだまだ見ぬ参加者への闘志を燃やす。
「よし、お前さん達はここで待っていろ。おれがそいつをとっちめてきてやる」
制服を着た少女が無意識のうちに押し付けているであろう腰や脚。
それらに反応する下半身を特に隠そうともせず
まだ顔を上げない着物を着た方の女性へ少し下品な視線を向けながら是方は言う。
襲われたのは飛び出してきた路地の先だろう。
女を襲うような不届き者に
銃を支給された元自衛官の自分が負けるはずがないと是方は思う。
「ダメ、行かないで。おじ様がいなくなったら私達、怖くて死んじゃう」
腰に回した手を胸元へ移動させ、目を潤ませ上目遣いに少女は懇願する。
「ね、私達おじ様に従うから。何でも好きなようにしていいから」
その言葉で老人は吸い寄せられるかのように女性へと顔を近づけ、貪るような接吻をする。
これは目の前の女を安心させるため。
そう自分に言いながら唇を離し、少女の細い首に巻きつけられたマフラーを外し
服を脱がそうとする。
マフラーの下にあった首輪を見ておや? と一瞬思ったが場に充満する女の匂いが
是方から判断能力を奪う。
急速に抜け行く理性を尻目に精力家はいざ、性欲を暴走させんとする。
しかし、唐突にもう一人の着物を着た女が是方に接吻をした。
粘体動物のような動きをする色気の権化のような女。
横取りされ、不満の声を揚げる隣の女。
二人同時は体力的にどうなんだと思う冷静な自分は何処かへと消え、
そして――
&color(red){【是方昭吾@銀齢の果て 死亡】}
&color(red){【残り 52名】}
「あらぁ、もっと愉しんでからの方が良かったんじゃない?」
「黙れ」
【C-4/1日目/深夜】
【相馬光子@バトルロワイアル】
[状態]:健康、マフラー着用
[装備]:
[道具]:基本支給品×2、不明支給品×3~5(是方1~2、相馬2~3)、レミントンM700@現実
[思考・状況]
基本行動方針:優勝する
1:陽炎と協力して殺す方に回る。
【陽炎@バジリスク~甲賀忍法帖~】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、不明支給品×3
[思考・状況]
基本行動方針:甲賀弦之介を優勝させる
1:相馬光子と協力して(弦之介、霞刑部以外を)殺す方に回る。
2:頃合いを見て相馬を殺す
|[[今日より明日は]]|投下順|[[スイートポイズン]]|
|[[今日より明日は]]|時系列順|[[スイートポイズン]]|
|&color(aqua){GAME START}|相馬光子|[[雷帝の調教]]|
|&color(aqua){GAME START}|陽炎|~|
|&color(aqua){GAME START}|是方昭吾|&color(red){GAME OVER}|
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