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GUNS SAW HANDS ◆1yqnHVqBO6


瓦礫の山の上で恋しく思っていた男が佇んでいるのを見た。
彼はハードをじっと見つめたまま静かに微笑んでいた。
堪らず彼女は目の前の男に向かって駆け出す。
彼の表情は変わらない。
走り寄ってきた彼女に勢いを殺さぬまま殴り飛ばされても
顔に貼られた笑顔という名のテクスチャーは剥がれなかった。

「この男は君の大事な人だったんじゃなかったのかい?」

「未練はもうないんでね。
 生き返るのはいいがのうのうとニヤケ面で現れたことにムカツイただけさ」

吹き飛ばした刑事の服装を着た男の傍に立っていたのは
女性にも男性にも見えるような中性的な顔をした人物。
声の低さでかろうじて男と判別できたが女物の服を着ていたらわからなかっただろう。

「合体だ。スプンタ・マンユ」

その声に反応したかのように蹲っていたハードが愛した男の形をした何かは
唐突に起き上がり能面を上に乗せた粘土で出来たヒトデのような形へと変わる。
一見醜悪なソレに彼女は顔をしかめるも目の前の男がその人形と融合した瞬間、
すぐに戦闘態勢へと移り、簡潔に問う。

「一応訊いておこうか。お前の名前と願いは?」

「参賢者の一人にして防人ヨキ。宿願は神の抹殺」

返答を合図に殺し合いが始まる。

銃を構えるハードの周囲でゆらめく蛍より少し大きい程度の多数の光。
そして光源から湧き出る無数の手。

それらが彼女に襲いかかる前に
狙われてなかった下段へと地面に倒れ込む形で攻撃をよける。
破壊力、スピード、そして何より虚空から突きだされる手の群れが厄介だと
最初の連撃を皮切りに繰り出される手の嵐を躱しながら彼女は分析する。

彼女の最大の長所は絶対的な空間認識能力。
攻撃が始まる一瞬前に手の召喚地点がうっすらと光ることを巻き上がる粉塵の中で見抜いた彼女は
少しずつではあるがソレを避けながら、両手に構える銃で反撃していく。

しかし彼女の超人的な命中精度を以てしても弾は相手とは全く別の場所に当たる。
それでも少しずつではあるが着弾点は敵へと近づいていっている。
今の彼女では間違いなく決め手となる一撃を与える前に
スタミナ切れで殺されるだろうが、体力を温存したいのは相手も同じはず。

ハードが待つのはある地点からの攻撃、その場所へと意識を誘い込むために
跳弾を駆使した銃撃による結界を構築しながら猛攻に耐える。

それがしばらく続いた後、待ち望んでいた瞬間が来た。
跳弾による直線が為す攻撃と防御の両立。
そこを潜り抜けるのに一番適した穴は他でもない彼女の背中。
現れた腕の束はハードを背後から貫かんとする。

その攻撃を一瞬ではあるが
止まった視界内からの攻撃と研ぎ澄まされた戦士の勘が警告として彼女に伝える。

旅人ハードの職業は狙撃手。そして真の武器は“背中”から生える五本の触手を思わせる銃。
手の槍がもたらす一撃に五本の銃を同じく束にして発射する強烈な一撃で応える。
エネルギーとエネルギーのぶつかりが爆発となり彼女を前へと吹き飛ばす。

作戦は大当たり。

周囲を満たす砂埃の中ではハードのような超感覚に近い動体視力が無ければ
爆風を推進力にし、高速で突き進んでくる彼女の姿を捉えるのは難しい。

事実、彼女はヨキの懐に辿り着き掌にある銃をトンファーとしての持ち方に変え、
流れるような動きで彼の頭に凶器に等しい手刀を繰りだす。
トンファーの本質は武器の面を持つ防具だ。
相手は攻撃と防御の両方を行うことが不可能であろうと踏んだハードは
想定される全ての角度からの攻撃を受け流し、
そのまま倒すことが可能であるという確信があった。

しかしその一撃は――待ち構えていたかのように現れた手に
腕を掴まれることで阻まれる。

「惜しかったね。スプンタ・マンユの手は精密動作も可能なんだよ」

淡々とした口調で事実を告げるヨキにハードは鋭い膝蹴りを食らわせるが
装甲に阻まれびくともしない。

「ああ、心配しなくていいよ。もうお前と戦う気はないからね」

そう言うとヨキは掴んでいた腕を放し、ハードから間合いを取る。

「どういうことだ?」

全方位への警戒を怠らぬまま、ハードは言う。

「簡単な話だよ。切り札をここまで隠して戦えるような戦士と
 この段階で雌雄を決するつもりはないということさ」

何でもない様なことを話すかのような口調でヨキはそう告げる。

「ふん。まあいい……だが一つ訊きたい。お前はあの影の言うことを信じているのか?」

最強の切り札である封印魔法の存在を見破られた不快感は顔に出さず、
ハードはそう問いかける。

「いや、あの男は私達に願いを叶えさせる気は毛頭ないよ」

「………………それを知っているのなら何故戦う?」

ハードの言葉にヨキは苦笑気味に返す。

「ああ、安心して欲しい。
 あの男への対応策はこの殺し合いを開催する際、私達が既に打っておいた。
 優勝者の願いは必ず叶うことを保障しよう」

その言葉と共にヨキは空中へと浮かび上がる。
しかし、それに驚愕の表情を浮かべたハードが食い下がる。

「待て。ひょっとしてお前はこの闘いの黒幕側の人間なのか!?
 ならばどうしてわざわざ参加者として戦う!」

「願いのために決まっている。君たちもそうだろう?」

その言葉を最後にヨキは夜空へと飛びたって行った。
彼を墜とすために何発か銃を撃つがどれも当たらず、
闇へと溶け込むのを防ぐことはできずに終わる。

残されたのは更に崩壊が進んだ建物群と、
闘いの余波で周囲一帯だけ更地となった場所に一人佇むハード。

「主催者からの刺客というよりは……
 参加者となるために殺し合いを開いたといったところなのか?
 気になることは山程あるがまずはワタルと合流してからだな。
 ワタルならあの男が相手でもそうそう遅れをとることはないだろうが」

しかし仲間への信頼を口にする彼女の心にはハッキリと敗北感が刻み込まれており、
背中で蠢く千銃に口があったのならば屈辱の咆哮をあげていただろう。




【G-1/崩壊したザクルハイム/1日目・深夜 】


【ヨキ@waqwaq】
[状態]:疲労(小)
[装備]:スプンタ・マンユ@waqwaq、首輪探知機@オリジナル
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して赤き血の神を抹殺する
1:無理をしない程度に戦う
2:シオとは可能なかぎり戦いたくない

※いわゆるジョーカー


【ハード@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:疲労(大)
[装備]:千銃@ブレイブ・ストーリー~新説~、
[道具]:基本支給品、ブーメラン@バトルロワイアル
[思考・状況]
基本行動方針:???
1:ワタルと合流する
2:主催者の目的が知りたい



【スプンタ・マンユ@waqwaq】
虚空から無数の手を産み出すことができる。
相手の弱点である人間に変身することができる。
空も飛べる。最強の護神像

【千銃(ガン・サウザンド)@ブレイブ・ストーリー~新説~】
背中から5本の触手のような銃が伸びる。かなりの距離まで伸びる。
穴を掘ることも可能。



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GAME START ヨキ ムスカリ






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