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蕾 ◆CFbjQX2oDg



月明かりが照らす草木が生い茂った道を、小さな少女が一人歩いている。
ピンクを基調としたワンピースの様な服に、赤いカーディガンを胸元の大きなブローチで留めている。
背丈の半分ほどまで伸びたピンク色の髪の毛は、少女の幼さと可愛らしさの演出に一役買っている。

だが、少女の足取りは重い。
女の命とも言える顔には酷い怪我をしている。先程“人間の男”に襲われて出来た傷だ。

樹齢数百年はあろう巨大な大木をみつけ、その幹の麓で休むことにした。

支給された水を飲みながら昂ぶった感情を落ち着けようとする。
魔界の王を決める100人の魔物の子による戦いに選ばれたティオ。
人間界で最初に出会ったのは魔界時代の友人だった。
その友人に裏切られ逃げ続ける毎日、パートナーの恵以外もう誰も信じられなくなっていた私に訪れた転機。
それがガッシュと清磨との出会いだ。

魔界で元々友達でもなかった私に対して

――ここは私が…私が守るから!!!
――たしかに敵になるかもしれん…だが…かわいそうだったではないか!!!

ガッシュは

――一人でよく頑張った。後はオレ達にまかせるんだ
――オレにはなんでキミ達がそんなことを聞くのか不思議だよ

清磨は

私を助けてくれた。私を信じてくれた。どん底の私を救ってくれた。
男は怖い。
何だかわからないけど本能的に拒絶してしまう。
けど、

「信じたい…ガッシュ達のことは信じたいよぉ……」

喉を通り、その願いは空気を揺らし音となって響き渡る。

「なら、信じてあげよう。僕がついているよ」


◇ ◇ ◇


痛みと疲労を回復させようと休んでいた体に鞭を打って、立ち上がり戦闘態勢を整える。
そこに立っていたのは、頬のあたりにフェイスペイントをして、中性的な顔立ちをしているが
確かに——男だった。

「…ちっ! サイス!!」

先程のおぞましい感触が蘇る。現れた男の存在を全否定するかの如く、問答無用の一撃が男を襲う。
現れた男が憎いわけではない。男を殺したいとまで考えているわけでもない。
彼女の胸の内を占領しているのはただ恐怖だ。男という存在そのものが今の彼女にとっては危険人物であり、だから攻撃をしたのだ。

直撃。

だが、男は倒れない。そのままゆっくりと近づいてくる。

「怖くないよ。大丈夫だ」

今のティオにとって男は恐怖の対象だ。続けて術を発動する。

「サイスッ! サイスッ!」

自分の攻撃手段では相手に決定的なダメージを与えられない。そんなことは魔界の王を決める戦いの時からよくわかっている。
だけど、限界まで逃げ回り何度も殴打されたこの体ではもう逃げ切れない。敵を倒すには術を相手に何度もぶつけるしかないのだ。
魔物の術は心の力。焦り、そして折れかけた心では術の効果は、術者の気持ちに反してより一層低くなる。

何発かは直撃しながらも男はついにティオの目の前まで辿りつく。ティオが恐怖に体を縮こまらせ目をつぶる。
彼女の体を暖かく包み込む感触がした。先程の思い出すだけでも汚らわしい感触とは対極、両親に抱きかかえられているかのような心地よさだ。

「ごめんね。怖がらないで……もう大丈夫だから」


男の抱擁から逃れようとするが体に力が入らない。魔界での戦いの時と一緒だ。バトルロワイアルに来て初めて出会った相手に襲われ、ボロボロになったところで訪れたガッシュの様な希望の光。
疲弊しきった彼女の心と体は男の腕の中で、バトルロワイアルの会場に相応しくない優しい感情に包まれる。
溢れ出す感情が瞳からこぼれ出すのを止められない。
男の腕の中で号泣するティオ。
彼女も怖かったのだ。初めてその身に感じる男の劣情が。男というだけで、ガッシュを…共に戦った仲間を否定してしまいそうになった自分自身が怖かったのだ。
腕の中で泣きじゃくるティオを男は優しく頭をなでながら時間が流れる。


◇ ◇ ◇


「ガッシュくんにキャンチョメくんが友達で…それにゼオン君とパピプリオ君が敵ってことであってるかな?」

「えぇ、一応そうよ。パピプリオってのは無視しても構わないけど…… でも、ガッシュは凄いんだから! 弱虫だったくせに凄く強くなって、どんなときでも駆けつけてくれるのよ!」

「フフ…。ティオはガッシュくんが好きなんだね」

「なっななな、何を言ってるのよ~! そんなことあるわけ無いじゃない!! わわっわ私がガッシュをすっすす好きだなんて……そりゃあガッシュには感謝しているわよ?」

その後も可愛らしく慌てながらガッシュとのエピソードを話すティオ。その姿を見ながら優しく微笑むブック。
外見には優しいお兄さんとおてんばな妹といったところだ。

「それにしても、『サイフォジオ』だっけ? あの魔法はすごいね。全快とはいかないけれど、大分体の調子が楽になったよ。ありがとう」
そういって男は微笑みながら優しくティオの頭をなでる。

「じゃあとりあえず、あそこに見える建物のところまで行って夜が明けるのを待とうか。それでいいかいティオ?」
男はそう言いながら自然に右手をこちらに差し出す。

「わ…わかったわ」
ほんのりと顔を赤くしながらも差し伸べられた右手を自分の左手で握り返し、二人は歩き出す。


【D-2/一日目/深夜】

【ティオ@金色のガッシュ!!】
[状態]:ダメージ大、疲労中、男への生理的嫌悪感?
[装備]:
[道具]:基本支給品、魔本@金色のガッシュ!!、ヨキの弓矢(9/10)@waqwaq、不明支給品×0~1
[思考・状況]
基本行動方針:???
1:ブックと行動する。
2:ガッシュ達は信用したい……けど
3:人間の…男は……




(フフフ…一時的には平静を取り戻したようだな。だが、彼女の精神はガッシュとその仲間に依存している。
 もし“不幸”にも“また”人間に襲われるようなことになった時、彼女の精神の最後の壁は取り払われ狂戦士バーサーカーとして、人間を破滅へと導いてくれるだろう。“これ”を使ったらきっと…)

シグドラが第5足、魔獣使い(ピースト・ライセンス)のブック。
ブックの服の内側で妖しく光る瞳を持つ小動物がいる。ティオにまだ見せていない自身の力の源である契約魔物、魔龍・銀嶺のジュリーだ。
この邪悪な龍の力を借りて、ティオを狂戦士へと変えようとしているのだ。

だが、本来狂戦士の術は精神の強い者には効果が出ない。ティオは吉良康介に襲われて精神的に大分消耗していたとはいえ、彼女のガッシュたちへの信頼はそう簡単には消え去りはしない。
その気持ちがの最後の防波堤となってティオを狂戦士の術から守っている。
だが、決壊は近い将来訪れるだろう……

人間の『心』を消し去りたい青年ブックと、人間の『心』の力を借りることにより何倍もの力を発揮する魔物の子ティオ。
ブックが彼女に仕込んだ蕾が花開く瞬間が、いつ訪れるのかは誰にもわからない。


【ブック@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:ダメージ小
[装備]:契約の玉@ブレイブ・ストーリー~新説~ ジュリー(銀嶺)@ブレイブ・ストーリー~新説~
[道具]:基本支給品、青酸カリ@バトルロワイアル
[思考・状況]
基本行動方針:
1:ティオと行動する。
2:ティオに狂戦士の術をかけて、人間を殺す。
3:ガッシュ達魔物の子に興味

[備考]
※参戦時期はワタル戦前のどこか、ミツルやワタルを知っているかについては後の書き手にお任せします。
※魔物の子の王を決める戦いの概略のみ知りました。

[共通備考]
※二人が北と南、どちらの建物に向かったかは次の書き手の方にお任せします。

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