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ロワとアヒルと仮面ライダー ◆1yqnHVqBO6



茶道の稽古にでも使われそうな屋敷を出た杉村とキャンチョメ。
彼等の行動方針は仲間を探すということで一致した。

キャンチョメと情報交換をした際に彼が参加していたという魔物の子達の闘いを聞いた。
その存在は杉村の理解の埒外ではあったが、
キャンチョメの術を目の当たりにしたこともあり深く追求することはしなかった。
この会場には他にも似たような殺し合いに参加していた者達が
集められているのかもしれないと思ったが今の時点でそう断定するのは早過ぎる。

キャンチョメのような存在に会った以上、欲しいのは情報。
彼の仲間はガッシュとティオ、そしてゼオンというそうだが彼等と会うことで新たに手に入る情報もあるだろう。
そして同じ魔物であり、危険人物と言えそうなのが……パピプリオという子供。
あまり驚異となりえそうな魔物ではないということだが油断は禁物だろう。

子供を殺すことすら自然と考慮に入れ始めている自分を嫌に思いながら
杉村はキャンチョメと共に市街地へ向かう。

彼の世界では測れない力を持つ存在とそこで出会う危険性はある。
今の自分達では異常な力を持つ者と会ったら殺される可能性が高い。
キャンチョメの術は敵を撹乱するのにかなり適したものであるようだが
それで逃げ続けてもいつか壁にぶつかるのはわかりきっている。

そして気になるのはキャンチョメがハズレ支給品だと思っていたカードデッキから
自分とどこか似た様な力を感じるとのこと。
ならば、危険を犯してでも仲間やこのカードの使い方がわかる人間と
接触できる可能性がある道を選ぶべきだろうと杉村は判断した。

「弘樹、あ……あそこ!」

怯えたような声でキャンチョメが指さす先にいるのは高級そうな服装に身を包み
ただ立っているだけの女性。纏う雰囲気は相馬光子とどこか似たものを感じさせた。

杉村の手にあるのはカードデッキのみ。
キャンチョメの支給品は巨大な斧のようなモノであり、
棒術やトンファーなどの扱いに秀でた杉村でも扱いきれない物であることと、
持ち運ぶのにも不便だったため、先程までいた屋敷に目立たぬよう隠してきた。

つまり、この二人は相手が魔物であろうと銃火器を持つ者であろうと
拳法と術のみで応戦しなければならないということだ。

「俺達に闘う気はない! 仲間を探している最中だ!」

バレないレベルでいつでも応戦可能なように意識を集中しながら
杉村がそう呼びかけた女性は彼の声が聞こえないのか
杉村の手にあるカードをじっと見つめている。

「カードを持ってるってことはお前も仮面ライダーか。
 ならさ……殺し合うしかないのはわかるだろ?」

「仮面ライダー? アンタ、ひょっとしてこのカードの使い方を知っているのか!?」

気怠そうな口調で対応する彼女に杉村は驚いたようにそう問う。

「ああ、あの馬鹿と同じで巻き込まれたクチか。
 まあいいじゃん。そのアヒルみたいなミラーモンスターと契約してんのなら
 覚悟を決めなよ」

素っ気ない口調で彼女はそう言うといつの間にか腰に着けていたベルトに
ポケットから取り出したカードデッキを挿し込む。
その瞬間、彼女は杉村が子供の頃に夢中になったヒーローのような出で立ちに姿を変えた。

「確かにこの手で殺したはずのアイツだって復活してる。
 お姉ちゃんの仇をやっととれたと思ったのにこれだ。
 きっとさあ、あの馬鹿が闘いを止めたからなんだよ。
 もう諦めろよ。殺し合いは優勝者が決まるまで……終わらないんだ!!」

そう叫ぶと白い騎士のような姿になった彼女は杉村達へと襲いかかってくる。

彼女が振るう武器はレイピアらしき細身の剣。

功夫を積む際に武器を相手に想定した稽古もみっちりやってきた杉村でも
それを躱せたのは運と、敵の攻撃がどこか投げやりだったからだろう。
彼女を説得するにも迎撃するにも相手と同じ土俵に立たないことには始まらない。

成功の保証はなかったが目の前で行われたようにカードの使い方を真似てみる。
意識を集中させると現れるベルト、所有者の意志に反応しているのかは実際のところ不明だが
とにかく現れたのだから細かいことを検証する暇はない。
そこにカードデッキを挿し込むことで、杉村弘樹もまた無自覚のうちにライダーバトルへの切符を手にする。

光りに包まれた杉村が変身したのは
青と銀を基調にしながらもどこか禍々しさを感じさせる仮面のヒーローの姿。

「カッコイイよ、弘樹!!」

その姿を見て歓声をあげるキャンチョメ。
仮面ライダーの隣に立つということは彼もまた闘うつもりということなのだろう。
足を震わせている彼にも今の状況で有用な術は幾つか持っている。
だが杉村は彼の勇気を手で諌めた。

「ここは俺が闘う。説得の余地はあると思うんだ」

自らに言い聞かせるかのように杉村はそう言うと左足を前に出し、
後ろに位置する右足の爪先は相手に対し直角に向け、
そこに重心の比重の大半を置く後屈立ちの体勢を取る。

勝負は一瞬で決めなければならない、つまり初手が命。

構えからして相手の戦闘経験は杉村より遥かに上。
長期戦になれば地力の差が現れるのは明白。

力の使い方もまだ十分に理解しきれていない杉村にとっては
飛躍的に上がったと確信できる五感と身体能力だけがライダーとしての武器だ。

ならば、それを彼が今日まで練りあげてきた人としての武術に活かすしかない。

仮面で隠された視線により、敵の一手を予測することは困難。
判断材料は武器の形状と肩の動きと相手の呼吸そして相手の軸足。
仮面の女との距離は30メートル。

普通ならばありえない距離だがこの姿となったら刹那に詰められる間合い。
狙うはカウンター。
そのためにも自分の意図する攻撃の形を少しでも悟られぬようは五指を開き、無形の手とする。
空間が互いの闘志で歪みだす。

琴弾が言っていた何も無い空間が手に包まれることで特別な空間となるかのように。
彼の拳士としての本能がその喩えから何かを掴もうと意識が行きかけるが、
そこは自らの理性で自制させる。

前方高くを揺らがせている左手、丹田を防ぐかのように置かれた右手。
彼と彼女を結ぶ直線…………

ソレを点にせんと白の騎士が軸足に貯めていた力を解放させ
地面を蹴ることにより一瞬で間合いを詰める。
彼女の狙いは明白。重心深く懐に潜り込んで剣を突き刺す、その一点のみ。

ならば新たに生まれた仮面ライダータイガはそれにどう応じるべきか。
先程も述べたが彼はまだライダーの道に足を踏み入れたばかり。

そう、そうなのだ。彼はまだ“人間”杉村弘樹の域を脱していない。

ならば、仮面ライダーとして生きてきた相手に速さで勝てるハズはない。
十全に性能を発揮できるであろう相手に力が及ぶハズもない。

では技は……ライダーとしての技ではなく人として磨いてきた技術ならばどうか。
その答えは勝負の結果が教えてくれる。

彼女が動き出す一瞬前に杉村は両膝の力を抜き、重心を地面に落下させる。
それにより、辛うじてではあるが次の瞬間には頭の高さが相手と同じになり、
懐に潜り込む一撃は正々堂々と愚直に相手を突くものへと意味が変わる。

重力の力を借りて相手の狙いの第一段階を防いだ杉村弘樹。
次に対処するは当てが外れようと構わず突き出される一撃。

前に位置する左手を、重心を落とす際に骨盤の右側へと居合い斬りをするかのように滑らせる。
そして鞘から抜き放つように添えられた利き腕である右手の力を借りて、
受け手である左手を敵の剣へと走らせる。

ただの力と力のぶつかり合いでは攻撃を逸らすのは適わないだろう。
だから、利き腕の力を借りて高速と化した左手で剣と接触するその瞬間に――
相手の方へ向けていた手の甲を外側へ回転させることで接触面を急激に増やし、
衝撃を完璧に逸らすことを成功させる。

これが第二段階。しかし、今のままでは彼のとった行動は防御のそれでしかない。
ならばこの動きをカウンターせしめるものは何か。


それは今までの動き全てを昇華させることで初めて可能となる。

第一段階で重力に従い姿勢を崩さずして膝の力を抜き、体の高さを文字通り落下させる。
脱力と姿勢の維持という相反する動きは
後ろに置いた右足を限界まで重力がもたらす負荷に耐えさせることで成功させる。

そして第二段階で、利き腕である右手は攻撃を内から外に弾くための左手に添えられ、
ちょうど丹田に近い位置に置く。



今から始まるのが彼の渾身の一撃。
後屈立ちで重心を落としたことから転ずる右足にかかる落下が与える負荷。
相手とは直角に向いていた右の爪先を一瞬で相手の方へ向け、
その負荷をそのまま前へ倒れこむかの様に左足と中心線を司る腰へ移すことにより
爆発的な速度に変換。

攻撃を防いだ左手を流れるような動作で相手の丹田への道筋をつくるようただ突き出すだけ。
本命である攻め手の拳は生まれた速度を左腕というレールを沿うように走らせる。

それと同時に右足を完全に伸ばしきり威力を緩めず貫くようにして、
衝撃を相手の向こうまで伝えるようイメージしながら敵の腹部を突く。

その結果、敵は数十メートルほどの距離を吹き飛ばされた。
防御動作の際に生じた重力落下のエネルギーをそのまま利き腕へと伝わせる事による一撃。

これが仮面ライダータイガこと、杉村弘樹が初めて収めた勝利の真相である。

背後で騒ぎ立てるキャンチョメに照れたように親指をつきだしてから、
うつ伏せに倒れている女性へと歩み寄る。

「まさか素人に負けるなんてね」

「アンタは仮面ライダーとして俺と戦おうとした。
 俺はソレから逃げて力を受け入れながらも人間としてアンタと闘った。
 勝てたのは認識の違いと、ただの偶然だ」

その言葉に納得したのかしていないのか静かに息を吐くとやはり投げやり気味に言った。

「これでお前もライダーバトルの参加者ってわけだ。おめでとう。
 勝ったんだからさ、トドメ……刺しなよ」

「どうして…………どうしてそんなに凄い力を持っているのにゲームに乗るんだ?
 今からでも遅くない、俺達と一緒に行こう。
 脱出を目指し、闘いを止めようとしている俺の仲間だっているんだ!」

彼女の諦めにも似た誘いには応じず、
杉村弘樹は殺し合いに乗ろうとする彼女を必死に説得する。
ソレに彼女は苦笑したかのように言う。

「なんだ、せっかく勝ったってのに殺さないのか。
 悪いけどその提案には乗れない。お前はさ、大切な人を奪われたことがあるか?」

口調は静かであったが杉村は動揺したかのように息をつまらせる。

「ハハ、その反応じゃあお仲間ってことか……ならわかるだろ?
 復讐したいっていう気持ちが、大切な人にまた会いたいって気持ちがさ」

その言葉を最後に彼女は煙に包まれる。
それを見て杉村は何かを言おうとしたが
突如として彼の周りに飛び散る羽の嵐によって遮られる。

「殺さないのを選んだのはお前だ。殺されない以上、私は止まるわけには行かない。
 けど一個だけ助言をやるよ。城戸真司って馬鹿に会いな。
 どうしようもないお人好しだけど、逆にソレしか取り柄の無いような奴だから気が合うかもね。
 霧島美穂って名前を出せば話は通じるからさ」

それと、と。付け加える彼女の声が今にも泣きそうなほどに震えていたのは
果たして気のせいだったのだろうか。

「ソイツに会ったら伝えてくんないかな…………
 ゴメン。私……やっぱ、闘いを捨てるのは無理みたいだ」

視界が晴れた杉村とキャンチョメの前には誰もおらず、
残ったのは大きく抉られた大地だけであった。

【A-4/一日目・深夜】

【杉村弘樹@バトルロワイアル】
[状態]:疲労(中)、精神的疲労(大)
[装備]:英雄の証@ブレイブ・ストーリー~新説~ 、仮面ライダータイガのカードデッキ
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]
基本行動方針:七原、三村(本人なら)と合流 
1:市街地へ行く
2:時間を見つけて仮面ライダーとしての力の使い方の練習をしたい
3:城戸真司に会えたら霧島美穂からの伝言を伝える
4:もし、桐山が琴弾を殺したのだとしたら、俺は……

[備考]
この殺し合いを大東亜帝国版プログラムだけでなく、
それとよく似た殺し合いの参加者も集められていると暫定的に推測しています。
仮面ライダーへの変身の仕方を理解しました。
参戦時期:琴弾と合流後、桐山襲撃直後

【キャンチョメ@金色のガッシュ!!】
[状態]:健康
[装備]: キャンチョメの魔本@金色のガッシュベル!!
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:仲間を探す
1:市街地へ行く
2:あの女の人はなんだったんだろ?
3:フォルゴレがいないのになんで呪文が使えたんだろう?

[備考]
何故かパートナーがいなくても術が使えることは理解しました。本がフォルゴレ以外に読めるとは思っていません。
参戦時期:ファウード編以降
英雄達の像に安置されていた盾斧@ブレイブ・ストーリー~新説~は甲賀弾正屋敷に隠してきました。

【A-4→?/一日目・深夜】

【霧島美穂@仮面ライダー龍騎】
[状態]:ダメージ(中)、疲労(中)
[装備]:仮面ライダーファムのカードデッキ
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して姉を生き返らせる。  浅倉威を殺す
1:死なない限り、どんな手を使ってでも突き進む
2:もし、城戸真司に会ったら……
[備考]
死後参戦
支給品である煙幕弾@バジリスク~甲賀忍法帖~は既に使いました


Rest In Peace 投下順 馬の名前でも間違えるのは失礼
Rest In Peace 時系列順 馬の名前でも間違えるのは失礼

白色のキャンチョメ!! 杉村弘樹 混迷する少年少女のバトルロワイアル
白色のキャンチョメ!! キャンチョメ
GAME START 霧島美穂 [[]]






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