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側に立ち、防るもの ◆1yqnHVqBO6


薬師寺天膳が死んだ!!
これは何という驚くべき事態!

彼奴は伊賀忍をとりまとめる優れた忍者だ。
里の者の多くが尊敬している人間である。
剣の腕は冴え、知略に優れ、弁も立つ。
頭領である御婆も朧との祝言を何度検討したかしれぬ。

まさに忍者の中の忍者! 男の中の男! 抱かれたい伊賀忍NO.1!
それほどの男が死んだのである。
これを驚愕すべき事態と呼ばずになんと呼べばよいものか。

天膳は流れる川にプカプカと浮かんでいる。
それを見つめるのは子供と見紛うほど小さな老人だ。
乾志摩夫はその死体が何処に行くかを見届けようと思った。
水は生きて行く上で必須なものだ。

つまりは水路があるところに参加者が集まるということだ。
川は恐らく地下水道を通り、水路は会場中に伸びているはず。
状況をつかむにも参加者を不意打ちするにも
地下からの偵察というのは極めて優れた手段だ。

そう結論づけた乾はドンブラコと流れていく天膳の死体について行く。
その先に何があるかは物言わぬ死体が教えてくれるはずだ。

【G-6 橋下/一日目/早朝】

【薬師寺天膳@バジリスク~甲賀忍法帖~】
[状態]:死亡中、顎粉砕骨折、首の骨粉砕骨折 
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]
基本行動方針:邪魔者を皆殺しにした後、主催者を殺す。
1:???
[備考]
※薬師寺天膳の向かった方向は不明です。後の書き手にお任せします。
※ノールの独白を天膳は聞いています。
※支給品、不明支給品はF-5に放置されています

【乾志摩夫@銀齢の果て】
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、子供服@現実、ランドセル@現実、コルトジュニア(6/6)@現実
[思考・状況]
基本行動方針:以前と同じようにして、生き残る。
1:地下を探索。薬師寺天膳についていく。
[備考]
※参戦時期は死亡直後です、が本人はいまいち覚えていません。
※地下水路への行くためには橋付近にある階段を利用するか、地下階がある建物内からの侵入、
 或いは会場内に隠れている蓋を開け梯子を降りていく必要があります。

【子供服@現実】
変装するときに便利 
【ランドセル@現実】
そのまんま。中に何か入っているかも。
【コルトジュニア】
小型自動拳銃。別名「コルト.25オート」。露出ハンマー式のピストル。とても小さい。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

どうして、どのようにしてグレイト忍者薬師寺天膳が死ぬに至ったのか。
それを説明するために物語は時を遡る。

だが主役は短い間の同行者であった少年を見捨てた臆病な人形である翠星石だ。

何故か。当然のことだろう。
薬師寺天膳の魅力は彼が物語の主役だからではない。
彼は彼だからこそ見るものを惹きつけるのだ。
主役ではないのに死ぬ?
それがどうした。脇役のまま死のうと彼の貴さは少しも損なわれない。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――


その出会いは翠星石にとって突然のものだった。
人形と対峙する美しい少年もまたシオのように人形を引き連れていた。
翠星石を人形ではなく機械と誤解したのは少年と同じ。
だが彼とほんの少し違ったのは機械も
この殺し合いに喚ばれたのかと不思議そうに首を傾げ、
少しだけ考える素振りを見せたあと唐突に涙を流したことだ。

これには翠星石もギョッとした。
夜が消えていき、紫色が視界を浸食する中で
はらはらと涙を流すその姿は翠星石の眼から見てもとても美しいと思った。
これほど涙が似合う人間もいないのではないのかとも思った。
そして何故、涙をながすのかさっぱりわからないとも思った。

「ど、どうして泣いてるんです?」

翠星石が尋ねた。

「君のことを思ってさ。機械の少女。」

震える声で人間はそう答えた。

「……翠星石は悪くねえですぅ」

どうやって目の前の人間が翠星石の足跡を知ることができたのかはわからない。
だが自らの心に秘めた罪悪感を見抜き共感して泣いてくれる男を
ほんの少しだけ信用していいのかもしれないと翠星石は思った。

「あの人間は……とんでもない強さだったですぅ。
 もれ人間もヘタすりゃ翠星石よりずっと強かったかもしれねえですぅ」

翠星石はそう言いながら手に持つ如雨露を固く握りしめる。

「翠星石が……加勢していたら」

勝てたのかもしれない。それができなくとも共に逃げることはできたのかもしれない。
翠星石は己に問う。自分は何をしているのかと。
蒼星石の力を利用しようとしたから人間を嫌った?
ならば自分は何だ。
圧倒的な暴力を恐れ、翠星石を庇おうとするシオの優しさを受け入れ、
死に逝く勇敢な少年を残して逃げた。
結局のところは自分も……

「誰かを利用することしか考えられなかっただけ……」

思考の海に留めておくことができず口から出てしまった言葉。
それを聞いてノールは優しく、
せせらぎのような軽やかさを伴いながら言う。

「え? 何を言ってるの君?」

「えっ?」

角のような髪型をした人間の言葉に翠星石は絶句する。
この人間は翠星石の悲しみに共感してくれたのではないのか。
翠星石が辛い目にあったのだと思ったのではないのか。

「僕が悲しいのはね」

翠星石の中で違和感が急速に膨らみ始める。
ローザミスティカがあらん限りの音で警報を鳴らす。

「君のような機械も壊さなくてはいけないということだよ」

とっさにしゃがみこんだ翠星石の頭上を水流が通り過ぎる。

「どうして!?」

距離をおくように後退しながら翠星石は攻撃の理由を訊く。

「最愛の弟のためさ! 僕の弟は不治の病に侵されている」

その答えを聞き、翠星石の体が一瞬だが固まる。

「だがら、僕は勝ち残らなければならない!」

ああ、そうか。この男もそうなのか。
力を使い、大切な者を守るためにがむしゃらに戦う。
そうして障害を壊し、昇りつめようとする。
まるでアリスゲームを勝ち抜き、愛を得ようとするローゼンメイデンのように。

なんてことはない。

シオの姿が眼に浮かぶ。
会って間もない自分を友と呼び、守り抜こうとした少年の姿が。
その姿が蒼星石を利用しようとした老人と
目の前で翠星石を壊そうとする人間の姿で塗りつぶされていく。

ここに喚ばれているのはロクデナシばかりなんじゃあないか。

人間の手に巨大な水の塊が浮かぶ。
あれをくらえば翠星石のような小さな体はあっけなく壊されるだろう。

「プレゼントだよ。機械君!」

その言葉と涙と共に水球を人間は翠星石へと投げつける。
だがその水球は突如として地面から生えた木に遮られる。

「へえ、君は植物を操ることができるのかい。
 まるで護神像みたいだね」

護神像という言葉に翠星石はわずかに反応する。

「やっぱり、お前も防人だったんですね」

「そうだよ」

「翠星石が知っている防人は
 ……誰かを殺してでも願いを叶えるようなヤツじゃなかったですよ」

静かな口調でそう言った翠星石の前で防人は眉を上げる。

「そんなのありえないよ。防人はね」

滝のように溢れる涙の奥で眼つきが鋭くなるのが見える。

「願いに囚われた哀れな戦士なのだから!」

歯の浮くような台詞を吐きながら高圧力のかけられた水を吐き出す。
あの攻撃は水ではなくもはや刃と化している。
如何な大木を生やそうと造作もなく斬られて終わるだろう。
だが翠星石は気づいている。
水による攻撃を仕掛けるたびに護神像が纏っている水が減っていくのを。

水の刃の軌道を側面からタイミングを見て木で押し上げることによって上へ逸らす。
だがこれはあくまで防御。
本命は護神像への直接攻撃。
木が護神像ハルワタートに絡みつき水を吸い取ろうとする。

「くっ、ハルワタート!」

慌てたように防人が己の護神像に命じ、
全方向にウォーターカッターを発射させ蔦のように絡みついた樹木を薙ぎ払う。
奪われる水の量は僅かですんだが攻撃への防御に意識が集中し
注意が壊そうとしていた人形から外れる。

その隙を見て翠星石がその場から走り去る。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

その場から逃げる機械を追おうとしたノールだったが後ろから頭を殴りつけられる。

「何やってんだ。この馬鹿野郎!!」

振り返ると殴った手をひらひらさせながら来須圭悟が立っている。

「痛いじゃないかクルス。僕には殴られて喜ぶような趣味はないよ」

「やかましい! 今は協力者と情報を集める時だと念押ししといただろうが!」

そう怒鳴る来栖にノールは口を尖らせ反論する。

「だってしょうがないじゃない。あれは機械なんだ。
 僕達とは分かりあえない存在なんだよ?」

「アイツは恐らくゲームにのってなかったんだよ。お前は自分の常識にとらわれすぎだ」

来栖の言葉にノールは妙な顔をする。

「あれ? 君、今ここに来たんだよね。どうして会ってもいないのにわかるのさ?
 っていうか何でここにいるの?」

ノールの当然の問い掛けには虫の知らせだのなんだのと投げやりな返答をし、
手元にあるケイタイデンワと来栖が言っていた機械を弄りながら
先程まで戦っていた少女の姿をした機械を追いかけることを提案する。

「いやあ、追いついたところで話を聞いてくれるかなあ?」

「駄目だったら俺も謝ってやるから土下座してでも和解するぞ」

土下座って何? とまたも質問するノールに走りながら説明してやると言い、
早く行くぞとノールを促した。


【F-5/森林/一日目・早朝】

【来須圭悟@未来日記】
[状態]:健康。腹部に打撃、左頬に切り傷あり。
[装備]:大型カッターナイフ@現実
[道具]:基本支給品、捜査日記のレプリカ@未来日記、サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎
[思考・状況]
基本行動方針:バトルロワイアルの全貌を掴みたい。優勝は……?
1:集団や同盟関係を作りたい。今は翠星石を追いかける。
2:とりあえず市街地に着いたら暖かい場所で休息をとる
2:天野雪輝は保護対象、雨流みねねは交渉する、我妻由乃、戦場マルコを警戒
3:ノールにやや共感

【ノール@waqwaq】
[状態]:疲労(中)
[装備]:ハルワタート@waqwaq、由乃の日本刀@未来日記
[道具]:基本支給品、不明支給品0~1
[思考・状況]
基本行動方針:優勝狙い、ただしなるべく大人しくする
1:翠星石を追いかけて謝罪する。駄目なら今度こそ殺す。
2:バトルロワイアル……何て業が深いのだろう!
3:とりあえず言われたとおり川近辺を見まわる


…………………………………………………………………………………………………………。


勝ち目はあったのかもしれない。
いや、相性で見れば翠星石のほうが優勢であったとすら言える。

だが彼女には勇気がなかった。
他者を殺してでも生きる勇気がなかった。
“お父様”からの愛を受けるために
他の姉妹だけでなく人間達を殺すのはどうしても嫌だった。

そしてシオと同じ防人であるあの人間を殺したくはなかった。

そう思いながら方向も確かめずに走っている翠星石の前に
一人の怪しい男が立ちふさがった。

「そこの面妖な人形よ。止まれい」


こちらを見下すような口調でそう言う妙に前時代的な服を羽織った人間。
だが翠星石はその要請には応じずに目の前の男の足元から木を生やし、
顎を殴りあげる形で相手を吹き飛ばす。

天高く吹き飛ばされた男がどうなったか確かめず翠星石は走る。
男が肩にかけていたリュックは別の方へ飛んでいったような気もするが
どうでもいいことだった。
この場に喚び出された者の全員がかなりの実力者であることを
確信していた翠星石は普通の人間ならともかくまさかあの程度の攻撃で
死ぬことはないだろうと当たりをつけた。

ただの人間がこの世界であそこまで偉そうに振る舞えるはずもない。
かなりの実力者であることは確かであろうと思った。

翠星石は独りになれる場所が欲しかった。
慰めを与えられることは不可能だと思った。
翠星石はただひたすらに隠れられる場所を求めた。

そう思っていたはずなのに翠星石はいつの間にかシオと別れた場所へ戻っていた。
あの邪悪な男の気配はもうない。

残っているのは黒い血を思わせる液体と
シオが友達と呼んだアールマティという護神像だけだった。
ならばシオは何処へ行ったのか。
死体はあの男が持ち去ったのだろうか。

「……もれ人間に。シオに会いたいですか?」

翠星石はアールマティにそう問いかける。
肯定するかのようにアールマティは少女の側に寄り添う。

「ごめんなさい。翠星石は。私は。怖い。
 あの男に立ち向かうのが! シオのようになってしまうのが!」

あの男を野放しにしていればまず間違いなく蒼星石の害になるだろう。
だがそう思っても彼女の足は止まってしまう。
手が動かない。心が奮いたたない。

けれども、せめてシオが残したこの人形のような機械だけは守ろうと思った。
勇気がでるまでアールマティとともにいようと思った。

独りになりたかったはずなのに誰かを守ろうと思ってしまう。
人を信用しないと決めたはずなのに人が遺した物を求めてしまう。
どうしようもなく矛盾して弱い自分が憎たらしいと翠星石は思った。


【F-5/一日目・早朝】

【翠星石@ローゼンメイデン】
[状態]:疲労中、精神的に不安定、若干の人間不信
[装備]:庭師の如雨露@ローゼンメイデン 、護神像アールマティ@waqwaq
[道具]:基本支給品×2、不明支給品×1~3
[思考・状況]
基本行動方針: 蒼星石達とは戦わないで済む方法が欲しい
1:アールマティと行動を共にする。人が怖い。とにかくチャンが怖い。
2:真紅、雛苺…蒼星石に会いたい。この際金糸雀でも構わない。
3:最後の姉妹がいるかもしれない…
4:もれ人間……
[備考]
※参戦時期は蒼星石の死亡前です
※waqwaqの世界観を知りました。シオの主観での話なので、詳しい内容は不明です
※護神像アールマティに選ばれました。願いインストールはまだしていません。



獅子と乙女、繋ぐは血と星 投下順 虚者/強者
ムスカリ 時系列順 ロリータ・リロード(少女装填)

誰かの願いが叶うころ 薬師寺天膳 薬師寺天膳は大体で5、6回死ぬ
翠星石 誇り高く穢れを知らない
来須圭悟
ノール
LittleBastard 乾志摩夫 薬師寺天膳は大体で5、6回死ぬ






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