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ロリータ・リロード(少女装填) ◆1yqnHVqBO6




「僕にも魔本が読めたとはね。さすがに少し疲れたよ」
「わたしもビックリしたわよ。どうなってるのかしら」
「力を持った百人の魔物の子供達」
「それがどうかしたの?」
「魔界には百人しか子どもがいないのかい?」
「そんなわけないでしょ」
「へえ、じゃあ選ばれし百人ってわけだ」
「選ばれた方はそれどころじゃないわよ」
「どうしてだい? 光栄なことじゃないか」
「どこが光栄なのよ?」
「君は王であることを許可されたんだ。知恵ある大人達によってね」
「…………」
「ひょっとして難しかったかい? ならこう言おう。君は――――」


……………………………………………………………………………………………………。


「死体はもう流されてしまったみたいだ」

水上コロシアムの探索に時間をさいた二人。
月は朝日へとその場を明け渡そうとしているそんな時間。
別のエリアへ移動するのを決めた彼等は
早々に橋の上で何者かが血を流したことを知った。

脱出を目指すにも酷なようだが首輪を得ることは必須であると二人は判断し、
理論の見当すらつかない鞄を浮かばせた蒼星石は橋から落ちたであろう死体を探していた。

空が明るくなり始めた今なら見つけるのは大分楽だろうと思っていたのだが
期待に反し、蒼星石は九一郎の元へ戻るなりそう告げた。
落胆を悟らせぬよう努めた口調で労いの言葉をかけた老人は
川の底へ消えたであろう誰かが遺した支給品を確認している。

「何か見つけたかい?」

そう尋ねる蒼星石の表情に死の残り香に立ち会ったことによる動揺はなく、
なるほど、彼女は中々に頼もしい存在なのだと九一郎に改めて思わせるには十分だった。

「まあ、見つけたといえば見つけたのかな」

会ってすぐの時に比べて幾分くだけた口調になった蒼星石に
九一郎は肩をすくめながらそう応じる。
煮え切らない九一郎の反応に蒼星石は首を傾げて嫌なものでもあったのかいと聞く。

「聞いてみるか?」

その言葉とともに蒼星石に手渡されたのはCDとそれを再生するウォークマン。

「葬いのボサ・ノバ~ソニア・ローザに捧ぐ~」

ジャケットに書かれていた文字をそのまま読み上げるとボーイッシュな少女は
ウォークマン付属のイヤホンを耳につけ、そのCDを再生する。


…………すぐに停止した。

「これは何か意図があるのかな?」

「知り合いの住職が作った曲だからなあ。
 ないんじゃないか?」

怒りたいがあまりにも馬鹿馬鹿しすぎてその気すら失せるといった表情で
二人は言葉を交わす。

「何かには使えるかもね」

「そんな時が来たら世も末だ」

「住職がこんな曲を作ってる時点で……」

蒼星石の言葉に九一郎は笑いながら同意する。

「だがもう一つはお前さんに良いと思うぞ」

そう言いながら九一郎は背後から一冊の分厚いペーパーブックを取り出す。

「神業級の職人っていう本らしいんだがな」

九一郎が題名を伝えると
蒼星石はあまり動くことのない表情にハッキリとした何かを浮かべてソレを受け取る。

それは紙芝居。ではなくそれをもっと現実に近づけたいわゆるパラパラ漫画だ。
重要なのはそれに描かれている二人の人物。

一人はあどけなさを強く残した眼鏡の少年。
もう一人はその少年を大きくして髪を染めた外見をした青年。
共通するのは描かれたその二人がまるで神に愛されたかのような優雅さをもった動きで
人形を、そして人形のための衣装を作り上げていることである。

「マスター」

まるで想い人に会えたかのように
蒼星石は少し手に余るであろう大きさのその本を胸に抱きよせる。
蒼星石がその二人の人物のいずれかに特別な感情を寄せているのは明らかであり、
その様は枯れた老人であるはずの九一郎すらこそばゆい気持ちにさせる程に
乙女然としたものであった。

「ハハ、蒼星石も女の子だなあ」

「…………それがどうかした?」


蒼星石が常として纏っている触れれば壊れそうな切なさを凌駕する激情を伴った焦がれは
九一郎の茶々でなりを潜め、いつものつかみどころのない透明な表情に戻る。

その変わりぶりを見ていらぬことを言ってしまったと九一郎は内心で舌打ちをした。
周囲との距離をいかに調節するかが老人の生き残るコツであると
心得ていた彼らしくもない失態である。

いや、それこそが人形たる蒼星石の持つ魔力めいた魅力なのかもしれない。
ともに育ち、いつの日か置き去りにして外へと旅立つのが人の常だ。
だが時として人は童心に帰るのを望む。
身勝手にも捨てた物を懐かしみ、手元に手繰り寄せて過ぎた日々に思いを馳せたくなる。

殺し合いで心が磨耗したからこそ九一郎もまたそんな症状にかかったのだろうか。
誰に憚ることもなく振る舞えたあの日々を懐かしみ戻りたいという病に。

「ご隠居」

ほんの少しの感傷にひたっていた所を蒼星石の声によって現実に引き戻される。

「誰かが隠れてこっちを見ている」

蒼星石は巨大な鋏を構えてそう続ける。
それに反応して九一郎は懐の拳銃に手をやる。

乾いた血痕から察して下手人はとうにその場を立ち去ったと思っていたが
見通しが甘かったか。
いや、それとも犯人は必ず現場に戻るというお決まりのアレか。

いずれにせよ相手の意思がわからない以上、
二人はまだ見ぬ者に気を許す気はない。

蒼星石に支給されたのは本人曰く嫌がらせ以外の何物でもない
雪華綺晶とかいう人形の衣装と
彼女のスタート地点の近くにあったという持ち運び不可能な柱時計。

九一郎に支給されたのは拳銃以外では動物園と書かれた鍵と
炎をバックにした翼のカードという当たりかハズレかわからない代物。

この殺し合い独特のルールと言える支給品システムの恩恵に
まるであずかることができなかった二人は
相手に強力な兵器が支給されている可能性を考慮し自然と警戒する。

姿を現したのはこれもまた幼い少女だ。
ボロボロの服装は彼女がこの殺し合いでどのような目にあったのかを伝え、
腫れ上がった顔は子供を手にかけんとする者がいることへの怒りを二人に――

いや待て。
少女の衣服の乱れにはある法則性がないか。彼女の傷は一点に集中していないか。
可愛らしいワンピースは裾を乱暴にまくり上げようとしたのか伸びきっており、
傷は抵抗する意思を手っ取り早く失わせる為か
視覚的に最も恐怖を与えやすい顔に集中している。

つまり目の前の少女はどうしようもなくわかりやすい
欲望の犠牲になった可能性が高いということだ。

「クソったれ」

九一郎は心底忌々しそうに呟く。
その声が聞こえたのは隣にいる蒼星石だけだが彼女とて心中は同じだろう。
いやむしろ同じ女だからこそ、よりいっそうの
嫌悪と不快を元にした共感と同情を目の前の少女に抱いていても不思議ではない。

「ねえ」

そんな老人と少女の形をした人形の前で傷ついた少女はニコヤカに語りかける。

「貴方達は何なの? 何がしたいの? 教えてくれる?」


……………………………………………………………………………………………………。

「――つまり王のように振舞う許可をもらったということさ」
「いや、わからないんだけど」
「君は王様というのは何をするのが仕事だと思う?」
「国を治めたり法律を定めたり」
「うん。正しいね。けれども、だ。それはつまり何のためにするのだと思う?」
「ええっと……あ、笑わないでよ! まだ考え中なんだから」
「ごめんごめん。君の親御さんは君が悪いことをしたときどうした?」
「叱ったけど?」
「そういうこと。つまり王様って言うのは悪い人を叱って躾ける権利と義務があるんだよ」
「…………わたしが間違ってる時だって」
「もちろんある。けれども君はその可能性が限りなく低いんだ。
 どうしてって王様に相応しい存在として選ばれたんだからね。
 君の世界の大人達はこう思っている。この子は自分達よりよっぽど凄いってね。
 だから術を行使する権利も与えられている」
「あ――いや――――その――――」
「まあ、君がその事実に対してどう解釈するかは置いておいてだ。
 双眼鏡の先に老人と少年のような何かが見えるだろう?」
「………………………………」
「彼等は間違ったことをしているのかもしれない。
 もしそうだったら君はそれを正すことができるし、そうしなければならない」
「ガッシュたちが」
「ガッシュ君達はここにいない。なら君がやらなきゃ。
 王様が義務を放棄しちゃ、この世界は荒れる一方なんだぜ?」
「あ、ああぁ」
「大丈夫。君が何をしようと僕は君の味方さ」
「                」
「うんうん。その意気だ。さあ、じゃあ早速彼等に接触してみてくれないかい?
 なあに、僕は影から君を心底信じて見守っている。」
「わかったわ!」
「よし、じゃあ行くんだ。がんばれ!!」

……………………………………………………………………………………………………。
……………………………………………………………………………………………………。


【D-1/橋の上/一日目/早朝】

【蒼星石@ローゼンメイデン】
[状態]:健康
[装備]:庭師の鋏@ローゼンメイデン 、神業級の職人の本@ローゼンメイデン、
     葬いのボサ・ノバ@銀齢の果て
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:元の世界に戻る。
1:目の前の少女に対応する。
2:九一郎と行動を共にする。
3:ドールズと合流する。
4:雛苺を警戒。
5:水銀燈にローゼミスティカを返すよう言われたら……?

【神業級の職人の本@ローゼンメイデン】
少年ジュンと青年ジュンの職人ぶりを描いたパラパラ漫画。
写真と見紛うほど精密に描かれているので作業の仕方を模倣しようと思えばできるかもしれない。
かなりの才能が必要であろうことは確かか。
【葬いのボサ・ノバ@銀齢の果て】
住職が作詞、作曲した物。ウォークマンも付いてきている。
実際は詩・筒井康隆氏、曲・山下洋輔氏による歌。
聞けばムカつくこと請け合い。

[備考]
※参戦時期は原作4巻終了時
※雛苺が雪華綺晶である可能性を考えています
※シルバー・バトルの概略のみ知りました
※雪華綺晶のコスチューム@ローゼンメイデンと柱時計@ローゼンメイデンは
 水上コロシアムにおいてきました。
※水上コロシアムの凡その構造は把握しました。

【宇谷九一郎@銀齢の果て】
[状態]:健康
[装備]:ワルサーP38(8/8)@現実
[道具]:基本支給品、ワルサー予備弾×16、動物園の鍵@銀齢の果て、
     サバイブ(烈火)@仮面ライダー龍騎
[思考・状況]
基本行動方針:影の男へ反逆する。 
1:目の前の少女に対応する。
2: 蒼星石と行動を共にする。
3: 猿谷と合流する。

[備考]
※アリスゲームの概略のみ知りました。
※水上コロシアムの凡その構造は把握しました。


【ティオ@金色のガッシュ!!】
[状態]:ダメージ中、疲労小、男への生理的嫌悪感?
[装備]:
[道具]:基本支給品、ヨキの弓矢(9/10)@waqwaq、双眼鏡@現実
[思考・状況]
基本行動方針:???
1:目の前の二人に接触する。間違ったことをしているのなら……
2:ブックと行動する。
3:ガッシュ達は信用したい……けど
4:人間の…男は……

【ブック@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:ダメージ小 、心の力消費小
[装備]:契約の玉@ブレイブ・ストーリー~新説~ ジュリー(銀嶺)@ブレイブ・ストーリー~新説~ 、
魔本@金色のガッシュ!!
[道具]:基本支給品、青酸カリ@バトルロワイアル
[思考・状況]
基本行動方針:
1:ティオと行動する。 今はちょっと離れたところで見守っている
2:ティオに狂戦士の術をかけて、人間を殺す。
3:ガッシュ達魔物の子に興味

[備考]
※参戦時期はワタル戦前のどこか、ミツルやワタルを知っているかについては後の書き手にお任せします。
※魔物の子の王を決める戦いの概略のみ知りました。
※魔本を読めることを知りました。




虚者/強者 投下順 嫌味な”闇”
側に立ち、防るもの 時系列順 嫌味な”闇”

覚めない悪夢 蒼星石 水のように優しく、華のように激しく
宇谷九一郎
ティオ
ブック







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