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ムスカリ ◆CFbjQX2oDg



【ムスカリ】
ユリ化ムスカリ属の植物の総称
地中海沿岸が分布の中心で50~60種ある。
近年一般家庭の園芸植物として栽培される人気品種となっている。

花言葉は『寛大なる愛』『明るい未来』『通じ合う心』




大小様々な岩が地面から顔を覗かせているF-1の荒野地帯。
一切の人為的な建築物は存在しないこの場で二人の女性がにらみ合っている。
二人の様子を満天の星空に浮かぶ大きな満月だけが覗いていた。

「私の名前は美神愛よ。貴女は?」
「……ヒミコ。名簿にはその名で載っているわ」

美神愛と名乗る女が両手を上げながら距離をゆっくりと詰めながら話をきりだす。
女は袖の無いシャツに手袋、そしてズボンという軽装だ。
どこかのポケットにBIMを隠している様子もない。

「ヒミコさんね。どうかしら、私と手を組まない?」

「言っている意味がわからない。何が狙いなの?」

「あら、深い意味は無いわよ。名簿を見たでしょ? 
 ただ少ない女性同士で協力しましょうってことね。あなた一人で全員殺してまわるつもりなの?」

「……ッ。お前と一緒にするな。私は極力殺す気なんて無いわ。きっと脱出の手段があるはずよ」

「誤解しないで。私だって人を殺すつもりは無いわよ。あくまで自己防衛の範囲内で行動するつもりよ。
 脱出ねぇ。そう簡単に出来るとは思えないけど……。脱出の目処が立つまででも構わないわ。
 この会場に仲間がいるならその人に会えるまででもいいわ」

(この女、本当に同行者を探しているだけなのか?)

「もちろん無理にとは言わないわ。ただ、夜道に女の一人歩きは色々と危険じゃない? そう思ってあなたに声をかけたの」

危険。
その言葉がヒミコの頭の中で反響する。
女性にとってそれは殺されるかもしれない、というだけではない。
最悪の場合、死ぬよりも辛い地獄に落ちる。
このバトル・ロワイアルで叶えたいというそれとは別の欲望の捌け口。
ヒミコの脳裏に真っ先に浮かんだのは醜悪で執拗に自らの身体を穢そうとした、男の姿だった。


それは、あの明智という男のように
それは、吉岡先輩たちのように

男と馴れ合うのは嫌だ。
男に穢されるぐらいなら死んだほうがマシだとも思う。

――アリサ、ユキ、ミホ

アタシが皆をひどい目に合わせたんだ。
アタシが誘わなければ皆穢れることもなかったんだ。
アタシが殺し合いの舞台にいるのも当然の報いなんだ。


でも、卑怯でごめんね……
アタシはやっぱり、出来る限り死にたくないよぉ……
ごめんね……


「いいわ。あなたと手を組むわ」
「交渉成立ね。よろしくね、ヒミコさん」






「名簿の見知った名前は坂本竜太に平清ね。思ったより少ないわね」

他の参加者に見つかりにくいように適当な岩陰に隠れて情報交換をすることにした。
ランタンの明かりを点けようとしたが、他の参加者に見つかると危険だということで、月明かりを頼りに名簿を確認する。
互いの知人の名前をそれぞれの取り出した名簿に印をつけていく。
粗方の知り合いの情報を交換した後、支給品の話へと移る。

「私に支給されたのはこの通話も出来ない携帯電話とスタンガンの2つよ。携帯の方は電波なんかあるはずもないし、ハズレってやつね
 つまり、今私たちの身を守れるものはヒミコの持っている果物ナイフとBIMってやつだけね。頼りにしているわよ」

スタンガンも悪くは無いのだが、付随した説明書によると一度使用すると電力が減り威力が低下するそうだ。
一度試しに使ったあとに説明書に気づいたため、威力は大分落ちている。
時間が経つと充電されるみたいだが、いざという時に頼るには心許ない。
さりげなく美神愛のリュックの中身を確認したが、携帯とスタンガン以外の支給品が無く安堵する。
彼女は武器となるものを隠し持ったりせず、全て見せてくれている。
それだけで少しだけ心が軽くなったような気がした。

「そうみたいね。それで、これからどこに行くの?」

「中央に行けば人はたくさんいるだろうけれど、その分危ない人も多そうね。地図の外側の施設を順に回っていくってのはどうかしら?」

施設をまわるか。BTOOOMでも初めてのフィールドをプレイする際の基本的戦術と言えるだろう。
たしかに記載された施設には目印になるし、それだけ多くの人間が集まるだろう。
施設の全容を先に把握しておくことが、それだけで自らの生存確率を高める。
自らの力に自信のあるプレイヤーは密度が高くなる中央の施設に行き、ガンガン戦闘していく。
逆に非力なプレイヤーは外側の施設から巡っていく。
偵察は外側からというのは悪くないわね。

「それでいいわよ」

「とりあえず、多分あの遠くに見えるのが水上コロシアムってところだから、そっちに行きましょう。
 何か私の武器の代わりになるものが拾えるかもしれないし、それに、シャワーとかもついているかも」

そう言いながら美神愛は初めて笑顔を見せた。暗がりだからよく見えないがきっと頬も赤く染まっているだろう。

「くすっ」
「何よ~。あなただってシャワーくらい浴びたいでしょ? 汗を掻いたままじゃ嫌じゃない。女はいつだって美しくなくっちゃね」

そういっておどけて見せる彼女が年上のはずなのに、どこか可愛らしく見えた。
懐かしい。“あの事件”が起こる前は毎日教室で当たり前のように友人としていた会話だ。
男の汚い欲望も、殺人も、何も無い。平穏な日常に少しだけ戻れたような気がした。

「よーし、そうと決まったら早く準備していくわよ~。ヒミコも早く荷物をまとめなさい」

美神愛は話を切り上げると、自分の荷物をまとめていく。
後を追うように私も広げた荷物をリュックに再度詰めていく。

「ヒミコ! こっちよ!」

しかし、それは美神愛の小さな叫びと共に中断させられ
荷物を残したまま私の身体は月明かりがほとんど入らない岩陰まで連れて行かれた。

「どうしたの一体? まさか誰か来たの?」
「えぇ。突然引っ張ってごめんなさい。あの岩の陰から男が覗いていたのよ」

男。
その一言で現実に一気に引き戻される。
この場は決して日常なんかじゃない。
法も秩序も存在しない。
己の欲望に忠実になった人間たちの巣窟なのだ。

男が覗いていた。私たちの身体を見ていた。
頭の中で何度も穢し、現実でも穢そうとしていた。

男なんて皆一緒だ。
女をそういう目でしか見ない下種。
そんな男に襲われるくらいなら
そんな男に穢されるくらいなら
――私が殺す


しまった。武器となるべくものがあの場に放置したままだ。
取りに行かなければ対抗できない。

「待ってて、愛さん。あの岩の陰ですよね。絶対に男の思い通りになんかさせませんから」

「わざわざ取りに行く必要なんて無いわよ。だって――」

このまま逃げろって言うんですか? と言おうとしたが、それは叶わなかった。


「かはっ……ぐぇ……」


――――男がいるなんて嘘なんだから。


ヒミコの首に紐のような何かが巻かれる。
そのまま背負い投げの要領で長身の美神愛の背に乗る。
いくら足をじたばたさせたところで無残に空を蹴るばかり。
首を締め付けるものをどうにかしようと爪で引っかいても、自分で自分の喉を掻き毟るだけだ。
細い紐に全体重を掛けているのに一向に千切れる気配は無い。

目から
鼻から
口から

あらゆる体液が溢れ出し、ヒミコの美しかった顔を飾っていく。
剥き出したその青い瞳にうつるものは
突然の起こったことへの戸惑いか
裏切った相手への憎しみか
己の責任で友を穢してしまったことへの贖罪か
自らの生への執着か
それとも
電脳世界という架空の繋がりのために
現実で自分を救ってくれた英雄(ヒーロー)への秘めた思いか

もがき続けたその腕が、重力への抵抗を無くしダラリと垂れ下がる。
動かなくなってからしばらくして、その身体ごと地に落とす。

死者は何も語らない。



――さようなら、ヒミコ



物言わぬ死体となったヒミコの荷物から使えそうな物を回収して一息つく。
投げナイフで刺した時とは違う。私自身の手に直接相手の死が伝わってくる。
思っていたよりもずっと不快だ。
だけど、この気持ちを飲み込むしかない。
デウスの定めたゲーム同様にこの戦いは他者を蹴落とすことで、自らの願いを叶えるのだから。

きっとマルは根が優しいから桜見タワーで親に捨てられた私や、1stのような参加者がいたら
この殺し合いの場でも関係なくおせっかいを焼いているに違いないわ。
まったく、『母の里』にいたときからずっとそうだったわ。親の愛情に飢えている子に弱いのよね。
まぁ、そういうところが好きになったのだけどね。

でも、マルと私の願いを叶えるためにはここにいる参加者を全員殺す必要がある。
だから私は、マルの分も殺していかないとね。

しかしここは一体どこなのだろう。
さくら市とは全然違う見たことも聞いたこともない場所だ。
最初に集められた小部屋の扉からワープしてきた。
あの感覚は因果律大聖堂に入ったときにによく似ている。 
鏡に映ったデウスでもムルムルでも無い第3の存在。
あの影の男は一体……

マルと私の永遠の愛さえ約束してくれるのなら、デウスだろうと何だろうと構わないわね。
荷物をひとつに纏めたあと、日記を確認してみる。
交換日記にはやはり変化は無い。マルはまだ近くにいないみたいだ。
続けて逆ナン日記を見てみる。こちらは何か更新されている。


#############

ヨキ(?)
評価[★★★★★]
場所[F-1周辺]

空から登場。
中性的な顔立ちの美形。
色々と物知りな様子。
イケメンで知的なんて素敵。

#############


「…………空?」
まさか月よりの使者とでも言うつもりか。
思わず夜空を見上げる。
空一面に星が広がっている。十五夜のようにくっきりとした大きな満月が浮かんでいる。
そこに浮かび上がる人影。

「本当に空から来るとはね。物知りねぇ。良い情報を持ってそうだわ」

飛来する賢者との出会いはどんな未来を描くのか






男によって奈落の底まで落とされた女は
奇しくも
男によって最高まで引き上げられた女によって殺された。

【ムスカリ】
ユリ化ムスカリ属の植物の総称
花言葉は『寛大なる愛』『明るい未来』『通じ合う心』

そして『失意』『失望』


【ヒミコ@BTOOOM! 死亡確認】
【残り46名】

[備考]
ヒミコの手にレーダーがついたままです。
ちょっといじれば簡単にとれます。レーダーとしての機能が生きているかは不明。

【F-1/荒野/黎明】

【美神愛@未来日記】
[状態]:健康
[装備]:夜叉丸の糸@バジリスク、スタンガン@BTOOOM!、BIM(タイマー型)@BTOOOM!(8/8)
[道具]:基本支給品×2、交換日記のレプリカ、逆ナン日記のレプリカ、手鏡、果物ナイフ
[思考・状況]
基本行動方針:マルコと合流し二人で生き残る
1:現れた男(ヨキ)の情報がほしい
2:マルコが気になる
※参戦時期はマルコと結婚式をあげた後
※坂本竜太、平清の容姿、BIMの使い方について知りました

【ヨキ@waqwaq】
[状態]:疲労(小)
[装備]:スプンタ・マンユ@waqwaq、首輪探知機@オリジナル
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
基本行動方針:優勝して赤き血の神を抹殺する
1:地上にいる女(美神愛)との接触


[支給品紹介]
夜叉丸の糸@バジリスク~甲賀忍法帳~
伊賀鍔隠れ十人衆の一人、夜叉丸の愛用する糸。
女の髪を編込んで、特殊な油で丹念にコーティングした強靭な糸
一般人は強靭な糸としてしか使えないが、扱いに長けた者が使えば刀さえも切り刻むほど。
両手の手袋にある程度の長さが巻きついた状態で支給。


嫌味な”闇” 投下順 Not Enhanced Empowered and Tactic
獅子と乙女、繋ぐは血と星 時系列順 Not Enhanced Empowered and Tactic

403 Forbidden ヒミコ GAME OVER
美神愛 乞い願う利益者
GUNS SAW HANDS ヨキ






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