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【おまえがそう想うのならそう在るのだろう。】  ◆1yqnHVqBO6



  【未来は不可能性に満ちています。】


「貴様は狂っている」

真紅とカントリーマンの会話を
ただじっと目を閉じて聴いていた
ミツルはあらん限りの侮蔑を込めてそう吐き捨てた。

軽蔑。
真にそうすべきはこの哀れな人形ではないことなど
ミツルもわかっている。

荒廃した大地。
抉れ、消滅し、窪んだ地面。
風は吹かない。砂埃すら、空中には見当たらず。

遺っていた死体は
ノール、朧、秋山蓮、ゼオン・ベル。
そしてチャンだけであった。

最強が残した爪跡は周囲一帯に
消えない被害を残していた。
癒えることは永遠にないだろう。

この世界がミツル達の
考えている通りのものならば。

永劫癒えない世界で狂気を弾劾しようと
誰が救われるものか。

自嘲に口元を歪めるのが普通の殺人者の思考だろうが
彼らはそうしなかった。

大体の情報を交わして、
ただ休むために腰を落ち着かせているだけの時間。

支給品も、首輪も、とれるものは可能な限りとった。
互いに何をとったのかは一切明かさないまま。

有用な武器やアイテムがあったのならば
チャン相手に使わないはずがない。

魔術に類するものならば千を超える術を修めた
ミツルが休息を消してまでとる価値があるとは思えない。

ゲームを壊す支給品。
そんなものがあるとも思えなかった。

今のミツルには体を休めることが最優先。
だから、関わる気はないはずだった。

「身勝手な親の愛など……手にいれてなんの価値がある」

開けた目。
周囲に張り巡らせていた意識を
ドールに向けて言い放った。

そうだ。
親の愛など手に入れて何の意味がある。
エゴのために娘を作って、
思い通りにならなかったからといって。

捨てる人間など。
殺す人間などと。

赤いフリルのドレスを血で汚した真紅は
ミツルの言葉に表情を変えず。
視線だけを向ける。

「わからないわ」

その口調に動揺はない。
強い意志が感じられた。

「手にいれたことは一度もないのだから。
 知らないものの価値を理解するなんて」


  【過去は不可逆性に満ちています。】


真紅に“彼”の姿が確かに重なった。
“彼”もたしかに喪われた親の愛を取り戻すために
人を殺してきた。

なのに、“願い”のために世界を犠牲にする者たちを
間違っていると否定して、闘い続けていた。

愚かな男だ。
だから。死んだ。
誰に殺されたのかもわからぬまま。
劇的な何かも遺せないまま。

「くだらん」

少しよろめきながら立ち上がった
ミツルは真紅達に背を向けて歩き出した。

「ミツル」

その背に声をかけられても
ミツルは足を止めない。
振り返ることなくその場を去ろうと
足を動かし続ける。

「私を。俺を殺さねえのかい?」

迷いがそこには見えた。
そして、覚悟が。

「ハッ」

足を速める。
真紅とカントリーマンの
気配がどんどんと遠ざかっていく。

「思い知らせたのは貴様だ」

口の中だけで呟いた。
音は出ていない。
舌だけを動かした。

「俺の世界はもはやどこにもないと」

腕の中には今もあの感触が残っている。
意識を亡くした彼女の重みを。
この眼には今も焼き付いている。
なにも映さない眼の虚しさを。

「今など、無価値だ。
 他者を気遣う必要もない。
 他の世界を守る必要などどこにもない。
 俺の世界は、あの時、あの瞬間であるべきだ!」

妹を死に追いやった両親はもはやこの世にいない。
女王を害したものは今では命の尊さのために闘っている。

「は、はははは」

乾いた笑いが口から零れた。
一度堰をきったそれはもう止まらない。

「ハハハハハハハハハハハハハハ!」

茶番だ。
すべてが、なにもかもが。
だからおまえは3人目にはなりえない。

真紅の姿が何故か眼に浮かぶ。
それが、僅かな時間だけ共闘しただけの七原秋也の姿に変わり。
最後は彼の、三谷亘の姿に変わった。

「おまえの仇など。討つはずがない!!」


  【現在は不確実性に満ちています。】


チャンが消費した膨大な想波エネルギーにより
闇へと呑まれていくのが定められたエリアを抜けだして。

すぐ下のエリアに入ったミツルは
岩陰へと炎を放った。

「あちゃちゃちゃちゃ!」

岩が蒸発し、跡形もなく溶けた先にいたのは
頭を燃やし走りまわる幼い子供。

褐色肌が高く上った陽に照らされて
綺麗な色合いに光る。

ミツルの妹と同じくらいの年頃だろう。
だからなんだというわけでは断じてないのだが。

「知っていることを洗いざらい吐け。
 苦しまずに逝かせてやることもできるし。
 なんなら見逃してやってもいい。服従を誓うのならな」

これほどの幼子ならば“願い”を持って
殺し合いをするとは考えにくい。
無意識にそう強く思ったミツルはこの少女も
真紅と同じ薔薇乙女だと判断して杖を眼前にかざした。

姉妹殺しを肯定するものにかける容赦はない。

想波を練り上げ、いつでも魔法を発動できるよう備えた
ミツルは少女の返答を待つ。

「なにをするんじゃいきなり!」

憤慨した声を上げて地面を転がりまわり
火を消した少女はミツルを睨みつけた。

「おまえは……」

鉄面皮を保っていたミツルも少女の外見を見て
驚愕の表情を浮かべた。
注目は少女の首元に集中して

「あの影に与するものか」

強い口調でミツルは少女に詰問する。

「チャンとの闘いの後から
 ずっと俺達を見張っていたのはどういうことだ」

「う……」

「そもそもなぜここにいる。
 ゲームの進行に不具合が出たのか」

「うう」

「ならば随分と杜撰なことだな。
 まだ半日も経っていないというのに」

「うるさーーーーーーい!
 すこしは落ち着いて話さんか!!」

癇癪を起こした少女は地団駄を踏み。
煩わしげにわしゃわしゃと頭を掻いた。
長い銀髪がそれにあわせてぐしゃぐしゃになるが気にする様子はない。
そもそも、焦げてちりちりになっていたのだから
どうしようもないのではあったのだが。

「……順番に。ゆっくり尋ねてやる。
 どうして俺たちを見ていた」

「それはじゃな。面白そうでついつい」

「おまえの役割は何だ」

「会場警備員。盗聴したり色々したり。
 ぶっちゃけ暇なんじゃよ。
 おぬしらみんなマジメじゃし」

「この役立たずが」

舌打ちとともに踵を返し
少女を無視することに決めたミツルの袖を少女が引っ張る。

「待つんじゃ! せっかくだし何か聞いていくんじゃ!
 儂イベントキャラ! お得お得!!」

見た目からは想像もつかない程の力で
踏ん張る少女を振りほどくのは不可能だと諦めた
ミツルは逡巡してから問いかける。

「ハルネラという単語を知っているか?」

「知ってるに決まっとるじゃろ。
 何しにお主らを喚んだと思っとるんじゃ。
 バカめ。バーカバーカ」

髪を焦がされた恨みからか少女は鼻を鳴らして全力で
ミツルを見下しにかかった。
精一杯に胸を逸した姿は愛らしいものかもしれないが
ミツルにはそんなことお構いなしであり、

「おまえを殺したら制裁はくだされるのか?」

「うむ。儂超偉いからの。というか儂以外もこのゲームの主催者は
 お主らより基本偉い。もっと感謝するんじゃぞ。
 みんなおぬしらのために忙しく働いとるんじゃし。たぶん」

さあ、敬えと言いたそうに両腕を扇ぐような形にして
少女はミツルの反応を待った。

だがミツルは無能と判断した少女にこれ以上付き合う気は毛頭なく。
少女がちらりとミツルを見たときには遠く離れた場所にいた。

「ワタルを殺した人間を知りたくはないか?」

彼にかけられた言葉。
その音はどこか残酷な底冷えするような響きを伴っており
思わずミツルは振り返った。

「……知っているのか?」

「教えんもんねーだ。お主、意地悪じゃし。
 ツンデレツンデーレ」

その瞬間。
ミツルの杖から冷気が疾走し、
少女を絡めとろうとした。
しかし、あっさりと、軽々と、
跳躍しそのまま宙に浮かんだ少女は何もなかったように
ミツルへと話しかける。

「これからどうするんじゃ?」

「……女神像を見に行く。
 『儀式』は終わっていないのだろう?」

溜め息と共に出された言葉。
疲れたように首を振ると、今度こそ迷わず足を進めた。

「“闇”の進行止まらんし、
 世界の壁を保つのがしんどくなってきたようじゃから
 もうすぐこの世界を小さくするんでそのつもりでな。
 これでおぬしらも殺し合いしやすくなったというわけじゃ。
 この頑張り屋さんめ!」

振り返らない。
足もとめない。
重大な情報を知らされたのはわかっているが。
主催者側の戯れにこれ以上、注意を向けるには
ミツルという少年はまだ若さを持っていた。

自尊心を捨てられないくらいには。

――絶望はしないわ。そうならないために闘うと彼にも誓ったのだから。

涙の跡を残したまま。“願い”をためこむ
機械を背後に従えた人形。
姉妹の死の果てに愛を受けることなど不可能だと何故認めない。

――まあ、いいさ。こっちも楽しいって思っちまったんだ。

人々のためと謳い、女王を害しながらも。
“願い”を捨てた男、旅人。
未来が無いのを受け入れ、
今を享楽的自己満足に費やすことを選んだ反吐の出る愚者。

そして、

――ミツル。

これは、違う!
おまえは違う。
おまえは死者だ。省みる価値すら無い死者だ。
冒険譚のようには死ねなかった馬鹿な男だ。

家族の再生。姉妹の死。未来を捨てて今を生きる。

胸が痛む。
ジクリ、ジクリと。

チャンとの闘いによる
疲労はやはり無視できないか。

胸に手をあてたミツルはそう分析した。
分析しなければ、いけなかった。

【B-5/1日目/昼】

【ミツル@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:疲労(大)
[装備]:ミツルの杖@ブレイブ・ストーリー~新説~、 
     仮面ライダーファムのカードデッキ@仮面ライダー龍騎

[道具]:基本支給品、不明支給品×1、BIM(爆縮型)@BTOOOM (7/8)
不明支給品×2~4(ゼオン、三村(武器ではない)、不明支給品(ノールの)、
     チャンの首輪、ノールの首輪、ゼオンの首輪、BIM(クラッカー型)×5@BTOOOM!、
[思考・状況]
基本行動方針:妹を生き返らせる。手段は選ばない
1:……女神像を見に行くか?
[備考]
参戦時期:ゾフィが虚になった後。
魔法を使うと体力消耗。

※由乃の日本刀@未来日記、
 鋸@現実は貰い手がいなかったので放置されています。
 ムルムルが暇をしているのでちょこちょこと
 他の参加者にちょっかいをだすかもしれません。
 対主催側が頑張れば働き始めます。
 会場のスケールが第二放送後に縦横2分の1になります。


【B-4/1日目/昼】

【真紅@ローゼンメイデン】
[状態]: 疲労(大)、“願い”インストール、七原の戦闘技術と知識継承
[装備]: ハルワタート@waqwaq、真紅の懐中時計@ローゼンメイデン
[道具]:基本支給品、ホーリエ、ハリセン@現実 、ローザミスティカ(水銀燈)、
     レミントンM870(8/8) 、レミントンM870(8/8)、
勇者の剣(ブレイブレード)@ブレイブ・ストーリー~新説~、
     ヴァルセーレの剣@金色のガッシュ、レミントンM870の弾(16発)
    カードデッキ(ナイト)、不明支給品×1
[思考・状況]
基本行動方針:七原秋也の意志と共に 。
1:とりあえずはカントリーマンと行動する。
※ブレイブ・ストーリー~新説~側の事情をだいたい把握しました。

【カントリーマン@ブレイブ・ストーリー~新説~】
[状態]:全身ダメージ(極大)疲労(大)
[装備]:奇跡の執刀(ハイブリッド・メス)@ブレイブ・ストーリー~新説~ 、
カードデッキ(龍騎)、救急箱@現実、ニューナンブM60(3/5)@現実、
[道具]:基本支給品×2、不明支給品×2、首輪(是方昭吾) 、首輪(相馬光子)、
     桜田ジュンの裁縫道具セット@ローゼンメイデン、首輪(朧)
     カードデッキ(ナイト)、サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎、
[思考・状況]
基本行動方針:生きる。
1:とりあえずは真紅と行動する。
[備考]
※ローゼンメイデン側の事情を大体把握しました。
※陽炎、相馬光子の武器を毒と判断しました。
※他の死体は消し飛びました。首輪はどうなっているかは不明です。



Dear My Friend 投下順 弔いのボサ・ノバ
人間/人形らしく 時系列順 弔いのボサ・ノバ

レボリューション(続) 真紅 銀の鍵と青の剣を手に握り
カントリーマン
ミツル 鏡を見ながら人を殺そう







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