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深淵での邂逅



晴々とした蒼天の下。
完全に変身を解いた
桐山の腕に眠っているのは
桃色の髪をしたあどけない表情の少女。

桐山が守ろうとした薔薇乙女は
二人とも灰になり空へと還り。

清々しい風に頬を撫でられた桐山は眼瞼を細めようと――

ぱち、ぱち、ぱち

拍手の音が響いた。

ここは何もない開けた空間であるはずなのに。
まるで小さなホールの観客席から送られたかのように。
その拍手は何度も桐山の耳元で木霊した。

橋の向こうから一人の少女が歩いてきた。
雪と熱量が何度もぶつかったことで辺りに
濃密な霧が漂っていたことに桐山は今更だが気づく。

それはセーラー服を着た少女だった。
外見的には桐山の少し上、くらいか。
長い髪をなびかせて、両の手を高らかに打ち鳴らして。
その少女はやって来た。

「こんにちは、桐山くん」

桐山が瞬きをした瞬間にはその少女は目の前にいた。

人差し指でこつん、と額をつつき顔が密着した状態で
少女は静かに口の端をつり上げた。

「水銀燈と一緒にいたのよね」

「……おまえを……知っている。
 柿崎…………めぐ」

少女、めぐは意外そうに眼を丸くして。
桐山から少し離れた。

「…………私のこと、聞いていたの?」

「ああ、水銀燈が最期にお前のことで――」

桐山の言葉が言い終わる前に。
世界が廻り、太陽が顔を真っ直ぐに照らしつけた。

「ああ、ごめんなさい。
 口を動かすような反応しちゃって。
 でもべつにいいのよそんなことは。
 あなたには何の興味もないの」

――くす、くすくす

どこかから囀る声が聞こえる。
それは嗤っている声であり。
なのにどこか茫洋と響いていた。

視界にあるのはめぐと少女とアムルタート、
そして桐山を選んだハルワタートのみ。

もう一つの声を発する者には心当たりは――

ばき、とアムルタートの体が大きく歪んだ。

その音の意味を探ろうと顔を動かしても首は少しも動かない。

「おとなしくして」

耳元に吐息とともに囁かれた気がしたが。
実際は気のせいだ。

なにせめぐは今、桐山の顔を裸足で踏みつけているのだから。

「わたしはね、男が嫌いなの。
 だって蹴ったりぶったり乱暴でしょ?
 桐山くんがさっきまでやっていたみたいにね」

裸足の脚は太陽を知らないように細く、白く。
太腿が動くとスカートが付け根付近までめくれ上がった。

桐山の鼻が足の指でつままれ、徐々に力が込められていく。

「でもね、女の子はそんなことをする必要がないの。
 本当は痛いことなんか少しもせずに、
 もっと簡単に傷つけることができるのよ」

体が動かない。
思考にノイズが走って。
眼に映るものすべてが明滅して全体を捉えられない。

「ねえ、桐山くん」

鼻をつまんだ足の指が眼瞼の方へと移って。
唇に土踏まずの感触が圧迫とともにやってくる。
柔らかい足の裏に体重のすべてが乗せられて。

「くすくす」

「あなたを、傷つけてあげる」


自身の体をよく見渡せば、
真っ白の茨に全身縛り付けられたのがわかっただろう。

そして、

三つのローザミスティカを手にした白薔薇の乙女が
桃色の少女とめぐを連れて立ち去るのも見えただろう。

だがその時には、
桐山の意識は乱れ、犯され、深いところまで落ちて――




【ティオ@金色のガッシュ!!】
[状態]:???、《願い》インストール済み
[装備]:アムルタート@waqwaq(?)、マルコと愛のエンゲージリング@未来日記
[道具]:基本支給品、
[思考・状況]
基本行動方針:???
1:…………
※一度、ブックが死んだことにより狂戦士の術は解除されました。
※アムルタートの中には白薔薇が潜んでいました。
  中の状態がどうなっていたのかは不明です。


――――。


そこは落ちた先だったのか。
落ちた底の底。水面を超えた底にいるのか。

目が覚めた時には見知った場所にいた。
見知ってはいるが、ひどく懐かしいところ。

そこは教室。それも城岩中学校3年B組。
桐山も所属していたところ。
なのに、今では多くのことが思い出せない。

正確には思い出せないのではなく。
今の自分との違いが大きすぎて
別人の記憶であるように感じてしまうのだが。

「よぉ、桐山」

声が聞こえた方に目をやると、
一人の学生服を着た少年が椅子に座っていた。

「まぁまぁ、立っていないでここに座れよ」

気軽そうにすぐ後ろの席を引いて
桐山を促した少年、その顔は仮面に隠されて見えない。

「…………」

「大変だったんだぜ?
 おまえの心がかなりギリギリまで裂かれていてさあ。
 咄嗟にここに連れてきたってわけ。
 あ、俺ハルワタート、よろしくな。
 んで俺が今からお前に話すのはこれからの――」

「待て」

「何だよ?」

「おまえ…………七原だろ」

促されるままに席に着き。
弾丸のように繰り出される言葉の数々を
最初は黙って聞いていたが耐え切れず口を挟んでしまう。

「…………こほん。
 いいか桐山。よく考えるんだ。
 これはあくまで例えだけど最強を打ち倒した
 ルックスもイケメンな革命家兼ロックンローラーが
 かつてのライバルの危機に素性を隠して手助けする。
 ジョン・レノンも言ってたように大事なのは想像だ。
 ほらな、想像してみろ。今の俺、最高にロックじゃないか?」

ハルワタートの仮面をかぶった謎の少年の答えに
桐山は顎に手をあててしばし物思いに耽る。

どれほどの時間が経ったのか。
ようやく顔を上げて桐山は言った。

「それで、お前は七原なんだな」

おぅ、と妙な何かにかぶれてきた仕草で
仮面に手をあてて天井を仰いだ少年はやれやれと肩を竦め。
これだから、と言いたげな口調で桐山を諭した。

「いいか桐山。よく聞いてくれ。
 俺が誰だろうとどうでもいいと思うだろ。
 それって根本的な解決になる話じゃないよな?」

両肩をばんばんと勢い良く叩いているハルワタートを名乗る少年。

しかし、桐山の反応は芳しくなく。
無表情で今いる教室を見渡した。

記憶どおりの展示物。
机に刻まれた落書きの正誤は
桐山の記憶と照らしあわせても半々。

不思議とある男の席の周囲に近づけば近づくほどに
正解が多くなっていくのだが
少年の言葉を信じるのなら関係ないのだろう。

天井には蛍光灯が明々と点いている。
窓からはぎらぎらと照らす太陽の日差しが差しこんで
教室内を明るくするので本来の役割はあまり果たしていない。

後ろにあるロッカーに目をやれば
ある一人の男の番号にうず高く海外の雑誌が積まれてあった。

ハルワタートの言葉を何度も反芻し。
桐山は結論づけた。

「いや、十分に重要な問題だと思う」


【桐山和雄@バトル・ロワイアル】
[状態]:疲労(極大)、ダメージ(大)、重傷(治療済み) 、
     精神に重大な負傷、廃人寸前
     「愛」の概念を思い出しました
     「孤独」の概念を思い出しました。
     「誇り」の概念を知りました。
[装備]:カードデッキ(ナイト)、サバイブ(疾風)@仮面ライダー龍騎 、
     ハルワタート(俺と桐山でそんなに意識の違いがあったなんて……!)@waqwaq
[道具]:基本支給品×4、たくさん百円硬貨が入った袋(破れて中身が散乱している)、手鏡
     水銀燈の首輪、水銀燈の羽、デリンジャー(2/2)@現実、
     エディアール家の刀@waqwaq 、夜叉丸の糸@バジリスク、首輪探知機@オリジナル、
     千銃@ブレイブ・ストーリー~新説~、基本支給品、
     ブーメラン@バトルロワイアル 、
     神業級の職人の本@ローゼンメイデン
[思考・状況]
基本行動方針:アリスゲームを守る。そのために影の男を殺す。
1:ハルワタートと話をする
【備考】
※参戦時期は死亡後です。
※リュウガのカードデッキは破損しました。
※ローザミスティカと深く通じ合えば思い出すという形で記憶の継承ができます。
 それ以上のなにかもありえるかもしれません。
※ブレイブ・ストーリー~新説~側の事情をだいたい把握しました。
※ジュンの裁縫セットは壊れました。
※ジュンの技術を修得しましたが本人ほどの異常な才能はないので技量は劣ります。
※小四郎の忍術を修得しました。



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