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彷徨う少年達の乱痴気騒ぎ



黄金の階段の果て、黄金に祝福された世界。
月は無慈悲に夜を睥睨し。
青年は涼しげな顔で少年を待ち受けた。

「こんにちは、桐山」

やって来たのはひとりだけ。
桐山和雄ひとりだけ。
レオナルド・エディアールはもういない。

桐山はただ一人で、大きく高くそびえ立った螺旋階段を登り切った。
祝福は当然ない。歓待などありえない。
喝采するには生者が足りなすぎた。
みんながこの世界で人を殺したのだから。

桐山もその身を沢山の血で汚したのだから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

茫然とした表情で桐山の腕に抱きかかえられ。
何が起こったのか理解すると、顔を歪めた後で、桐山の手を握った。

「…………くそっ。ああもう悔しいな、くそっ。
 ……へっ、悪いな。頑張れよ」

そう言い残して、
レオは半壊したアールマティをも包む光となって。
魂魄は二条の光となって天へと還った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。



「…………何故だ?」

俯く桐山の声は低く、震えていた。

「何故、あんなことをした。
 おまえは、何がしたいんだ?」

「べつに、なにも」

事もなげに言ったクリアへ桐山は顔を上げた。

「おさらいをしようか、桐山。
 世界を隔てていた壁は《儀式(ハルネラ)》の未遂と
 想波の浪費によって再建されることがなかった。
 そして、ひとつの世界で産まれた因果律の崩壊は全世界に浸透し。
 世界は崩壊した。それを防ぐために、この殺し合いは開かれた。
 女神を求めて。けれど、女神はいない。
 神はいなかった。世界は、救われない」

ピン、と青年、クリア・ノートはコインを弾いた。
くるくると宙を舞ってクリアの掌に落ちる。
だけど、クリアは結果に注意を払わない。
延々と、コイントスを続ける。

「それで、世界を滅びるままにしていいと想うのか。おまえは?」

「そのために、僕は存在している。
 レオナルドの死についてなら。天野雪輝との対決は済んだだろう?
 慈悲深いと想いなよ。僕は、全てを《無色(クリア)》にする。
 だから、ちょうどよく最後の一撃を終えたところを撃ったんじゃないか」

コイントスは終わらない。
何の目的もなく、クリアはそれを続けていた。

「……ミツルとレオの魂魄は?」

「さあ? わからないね」

微笑みもしない、ただ観察していた。
桐山の表情を、動きを、蟻に対してするように。

「僕に言わせてみれば理解し難いのは正しく君達だ。
 何故、女神がいるとでも思った?
 いれば、とっくに世界は救われていただろう。
 見捨てられたんだよ、君達は。痕跡残さずの消失が証明している」

桐山は何も言わない。

「アル・ラー……ヤハウェも、ゼウスも、アザトースも、
 イリジアの旧神も、地球におわす八百万の神々も、地球に同化した地母神も、
 オーディンも、オシリスも、女禍も、伏犠も、ニャルラトテップですら、いない。
 観測は不可能だった。それが、この世界の終末にてわかる事実」

烈火の如く、燃え上がった眼でクリアを睨みつけていた。

「すべてを滅ぼした後で。僕は僕自身を殺す。
 そして、薬師寺天膳の望む世界に薬師寺天膳ひとりを放り込む」

フルートの音は桐山には聞こえない。

「……柿崎めぐはどうした」

「彼女は僕のパートナーに選んだ。
 心の力は身体には大抵何の影響も及ぼさない。
 だから、力の出力を弄っても、柿崎めぐは死なない」

「生かすのか?」

クリアは意味ありげにようやく嘲笑った。

「彼女は面白い人間だよ。
 君たちから見れば這いずる弱い人間だけど。
 僕にはとても合っている。魂の婚約者とでも――」

「――黙れ」

確かな怒りを込めていたその言葉。
クリアは怯むことなくゆっくりと吟味した。

「柿崎めぐの花嫁は水銀燈だ」

「――でも、水銀燈は君の前で死んだ」

コインが高く投げられた。
クリアが一歩、横にずれた。
クリアの背後には球体に覆われて浮かぶ柿崎めぐがいた。

投げられたコインはクリアの手の甲に落ちた。

「ゲームをしょうか、桐山。
 コイントスだ。表が出れば君を殺して、その後に柿崎めぐを殺す。
 裏が出れば君と柿崎めぐを同時に殺すよう手加減する」

もう一度、コイントスがなされた。
けれども、結果は出ない。
桐山は唇を噛み締めて、
川田と七原のレミントンM780でコインを撃ち砕いた。

それを見たクリアは苦笑を浮かべて肩を竦めた。

「やれやれ、どうしたものかな。
 なら、結果は柿崎めぐに尋ねよう。
 ねえ、僕のパートナー? 僕はどうすれば良いと想う?」

「…………やめろ」

眉間に皺を寄せて、
奥歯を噛み締めて、桐山は銃口をクリアに狙いつけた。

「死になさい」

「僕は君の所有物だ。
 君も僕の所有物だ。
 さあ、先に僕に命令してご覧?」

「――――やめろ!!」

眼を閉じていた柿崎めぐは呪詛に満ちた声で呟く。

「死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!!」

「おやおや、どうやらそれが僕の結果のようだ」

おどけたように手を挙げてから
クリアは手を拳銃の形にして
こめかみに突きつけた。

「天使は私を殺そうとしなかった」

「うん」

「だから、私は天使にありったけの絶望を与えようとしたの」

「うん」

「それなのに、天使は死んじゃったの」

「うん」

「なら……みんな死ね!!」

「OK、相棒(パートナー)」

そう言って、クリアは銃を撃った。
手から何かが出たわけでもない。
子供のお遊びのようなバァン、という発砲音を口にしただけ。

「金糸雀の死の時も感じた、この感情。怒り。
 それもおまえにとって《消失(クリア)》するものでしかないんだろう。
 おまえにとっては、俺がようやく取り戻したものですら。
 一瞥の価値すら無いと言うんだな、クリア!!」

それだけの動作で、
クリアは己の人間性を全て《無色(クリア)》にした。
透明の球体に座して、柿崎めぐは魔本を開いた。

無色の魔王はその名の通り、世界を無にせんと叫ぶ。
《無色の記述》、汝、楽園より追放され、
煉獄を彷徨い、何を掴み取ることもなく、
不死の忍びを取り込んで、
死なずの徘徊者として理に弾かれながらも従事する、
―――――――――汝の名は《屍鬼》

「《  の剣(ブレイブ・ブレード)》!」

始まるのは終わり。
時間だよ、と告げる者はいない。

零時に止まった世界にて、
《白色魔王》と杉村が孵化させた
漆黒の太陽という名の闇の宝玉が眩しいほどに暗くなる。

「クリアああああああああああああああ!!!!!!!!」

消失した人格に向けての虚しき少年の叫び。
それが開戦の鬨を告げる。


【レオナルド・エディアール ???】

【残り "2"名】



【黄金の月?/一日目/午前零時】

【桐山和雄@バトル・ロワイアル】
[状態]:人形のように虚ろな心、
     黒い羽の銀に導かれた《三銃士》とは遠すぎる身、
     孤独に涙するカナリヤを抱きしめ、
     紅の誇りが友の光と通じ合う、
     《鉄仮面》は騎士の装甲、
     炎の赤色は騎士の色彩、
     彼は《岩窟王》であり、
    《薔薇の意思》を帯びた――――世界の敵@ロワイアル×ロワイアル
ーーーーーーーー【以下すべて不明】ーーーーーーーーーーーーーーーーー


【屍鬼@????????????】
[状態]:世界の従事者@ロワイアル×ロワイアル
[思考・状況]
基本行動方針:すべての《消失(クリア)》
1:殺す




Say good bye And Good day 投下順 ――――
Say good bye And Good day 時系列順 ――――






Say good bye And Good day 桐山和雄 ――――
レオナルド・エディアール GAME CLEAR?







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