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――――



消失の力と創造の力が激突する。
剣を振るう。消失の波動を解放する。
エネルギーがぶつかり合い、相殺され、光の粒の雨が世界に降り注ぐ。
もはや、二人の激突は個人という枠組みを超えて戦争と評していいぐらいに、世界を揺るがしていた。

「無駄、じゃない……! 決して、この想いは!
 俺が今まで培ってきた世界! 感情! 全てに意味は存在する!」

もはや、問いかける女神も、立ち塞がる敵も。
全ては、消失。誰も彼もが言の葉を紡がない。

「貴様だけには……! 負けられない!」

レミントンからは“願い”を込めた弾丸が発射される。
弾丸は寸分の狂いなく、クリアへと吸い込まれていった。

「…………っ!」

だが、変わらない。
クリアは表情を変えず、ただ消失のエネルギーを垂れ流している。
弾丸も消失の壁に阻まれ、消えていく。

「――――」

声はない。クリアという個は既に消失している。
ただ、全てを消失に向かわせる怪物――それが今のクリアなのだから。
軽く腕を振るう。地面が、消えた。
前に掌をかざす。空が、消えた。
クリアの動作一つで世界の何割かが削られていく。

「……っ、おおぉぉぉぉぉおおおおおお!」

絶え間なく放たれる消失の連弾を、必死に躱す。
削られた世界を背景に、桐山は抗い続ける。

拙い。このままだと、桐山の体力が無くなっていく一方だ。
桐山は強くとも――人間なのだ。
人間であるからには、底が存在する。
故に、これ以上は無理だという限界がある。
言ってしまえば、この闘いは桐山のジリ貧なのだ。
このまま、闘い続けると桐山は負けるだろう。
そして。

「爆ぜろ――っ! 《  の剣(ブレイブ・ブレード)》!」

その敗北を覆す鍵となるのが桐山が振るう剣。
何故か――その剣の名前はわからない。
剣の名前を知り、本当の力を解放することであるいは――。



######



クエスチョン。

借り物を捨てることにより、本来の自分を取り戻しますか?

アンサー。

――――。



######



「……そうか」

ぼそりと、呟く。

「……そうなのか」

剣を握る手を、強く握り締める。

「……それが、答えか」

桐山の中に、紡いできた全てが内包している。
ローザミスティカ、護神像、カードデッキ。
それらを複合して、今の桐山は生きている。
だが、それでは駄目なのだ。

「…………っ!」

今の桐山は背負い“過ぎている”。
その重みが彼の動きを鈍らせている。
溢れんばかりの“願い”は逆に、桐山を封じていた

「ならばこそ、別れの時か」

正真正銘、彼の心だけ。
誰の力も“願い”も借りない――桐山のみが請い願う意志。
桐山だけの《職業》により、桐山だけが知っているはずの剣の名前を知る為に。

「今まで積み上げたものを――リセットする」

だが、それは決別とも言えるのだ。
本当のお別れ――永遠の剥離。
《職業》と護神像の合体は、きっと桐山の肉体には耐えれない。
故に、もう二度と。この暖かな装甲に身を包むことはないだろう。

「感謝する。お前達がいてくれたから、俺はここまで来れた。決して、無駄にはしない」

考えただけで震えが止まらない。
決意をいくら固めようとも、絆の“証”を自らの手で捨てることは、桐山にとって何よりも怖い。
それでも――刻まれた言葉は、共に過ごした時間は消えはしない。

「だから、見守っていてくれ。俺の闘いを。俺の切り開く道筋を」

最後に、心の中でありがとうをもう一度呟いて。
今度こそ、桐山は決別の言葉を紡ぐ。

「護神像、ナイト、ローザミスティカ――全解除」

身に纏っていた装甲を全て分離させ、桐山は単身クリアの前に立つ。
消失のエネルギーに少しでも触れてしまえば、跡形もなく消えてしまうのに。
彼は、立つ。
生身の体をさらけ出し、クリアへと視線を向ける。

「柿崎めぐも、貴様も。もはや無の領域に身を浸したか」

そう、もはや二人の身体からは意志は感じられない。
ただ、世界を消失に還すことのみを考える機械と化している。


「終わらせるのは消失、零から一へと。明日へと繋がっていく、原初の太刀」

桐山は叫ぶ! その剣の名前を!
かつて、スケアクロウだった少年が呟いた日の当たる世界を。
かつて、革命家だった少年が呟いた誰もが笑って暮らせる世界を。
かつて、愛に縋るしかなかった少年が呟いた理不尽のない世界を。
超えていく、明日へと。
不可避の運命を――今こそ、覆す!

「《  の剣(ブレイブ・ブレード)》……いや、《四宝の剣(ブレイブ・ブレード)》よ! 崩れゆく世界を修正し――――」

これは、新しく始める創世の第一歩。
決して、変えることのできない運命に縛られた世界を。

「――――終末を、否定する!」

一振りで、変える。消滅を、断ち切る。
これこそ、闘争のみが肯定される世界を変える、原初の一撃――――!



「これで、いいんだよな……?」



終わる世界で、一人。彼は――確かに、笑った。


【桐山和雄 ――――】

【柿崎めぐ ――――】

【薬師寺天膳 ――――】

【屍鬼 ――――】

【残り ――――名】



【――――/――――/――――】

【桐山和雄@バトル・ロワイアル】
[状態]:――――

【屍鬼@????????????】
[状態]:――――









【ロワイアル×ロワイアル 終了】


なぜ、お前がそこにいる。










「あはっ、あはっはははははははははははっ! ひゃは、げひゃやはははあははははっ!」










天野、雪輝。


「くふ、ひゅふっ。うん、それでいいんだよ。正解だよ、桐山くん」

故に、信じられなかった。

四宝剣を振るい、一撃でクリアを消失させた。

その上で、崩れゆく世界を修正し、止まっていた零を動かした。

これで、正解ではないか。これ以上の正解があるものか。

「やあ、久しぶり。君にとっては久しぶりでもないか……桐山くん」

そう思っていたはずなのに。

「お前が、お前こそが…………!」

桐山は、突如空間を捻じ曲げて現れた一人の少年を凝視する。

少年はぱちぱちと惜しみない拍手を鳴らしながら、にっこりと柔らかな笑みを浮かべる。

それは、数時間前に見た笑顔であり。

そして――。

「そういうことになるね。じゃあ改めて自己紹介しようか。この闘いの“主催者”として」

「初めまして、桐山和雄。時空王、天野雪輝だ」

――全てを掌に収める王の笑み!





【真・主催者 天野雪輝@ロワイアル×ロワイアル 顕現】




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