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ヴェスナ・エスタ・ホリシア





………………………………………………………………………。




…………………………………。





………………。





…………。





……。










雑踏の騒がしさの中でひとりの少年が足を進める。
オールバックだった髪を最近下ろして、
何処に向かうという宛もなく少年はぶらぶらと放浪していた。

季節は冬に入ろうとする時期。
無遠慮にコートの隙間から入ってくる冷気に首を竦め。
日暮れとともにポツポツと彩られ始める街灯と広告灯があった。

ビルの森を多種多様な人々と擦れ違い。
すいすいと難なく人混みを進んでいく。
途中で光るような白い肌と真鍮の肌の、
瞳はどちらも金色をした双子とすれ違って。

少年はしばし天を振り仰いだ。

耳を澄ませば喧騒をも斬り裂くギターの音が聴こえた。
駅前のライブハウスから音が鈍く漏れていたようだ。
この音が少年の額に針を刺すような痛みを与えて。

指で痛みのもとを抑えた少年は、
自分がとめどない涙を流していたことに気づいた。

それでもいい、と誰かはいった。

  だって、おまえは前に忘れたとき、涙も置いていったしな。

通りがかった三人組の少年。
眼鏡をかけた黒髪の少年が
袖でいくら拭っても止まらない涙に戸惑う彼へと
ハンカチを差し出した。

「なんで泣くんだ?」

明るい髪の色をした少年が尋ねた。

「思い出したから」

「なにを?」

虎のような奇妙な痣を顔に縁取った鬣をした彼が首を傾げた。

「俺たちの道のりを」

レントゲンも誤魔化す水の心臓が新たな鼓動を紡いでいく。
天気は雲ひとつ無い青空から燃えるような夕暮れへ。
ウィンドウに展示されたTVは紛争を報道し続け、今日も誰かが泥の中、星を見上げる。


物語の扉は閉められて。
覗き見ていた少年達は安堵し、笑いあって無意識の海を歩きはじめた。

さあ、次はどこへ行こうか。
てくてく、てくてく、
彼らは今も昔も新たな道を歩きはじめていく。
















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