中庭の中忍には円形の池があり、蓮の華が咲いている。
 池を覗き込む
 引き返す

池を覗き込むを選択
水面には、遠くの光景が映っていた……。

無数の柱に囲まれた玉座に、男が一人座っていた。
その目は狂気に血走り、黒く濁っている。

彼は宮殿の回廊を彷徨いながら
亡霊に怯えて喚き声をあげる……。

場面は変わり、牢獄の奥に魔術の光が輝いていた。
錬金術の炉に火が燃えている。

すみれ色の水晶柱に、光が反射して輝く。

水晶の中には、子供たちが封じ込められていた。
琥珀に閉じ込められた昆虫のように。

子供たちは、水晶に閉じ込められて夢を見る。
貴方たちは、その夢の中に囚われている。
貴方が彷徨う夢の中に、子供たちは眠っている。
無限に夢が連鎖する…………。

……やがて、水面の光景は消えた。

厨房


ここは厨房だ。
かまどでは大鍋が煮立っている。
調理台の上では、捌かれた魚が内臓を晒している。
天井からは大きな生ハムが鉤で吊るされていた。

その隣の壁の掲示板には、
「すぐ戻ります 料理長」
とメモが記されてた。

何か、とははっきり言えないが、
漠然とした不安を感じる。
 部屋を調べる
 鍋の中身を見る
 部屋を出る

鍋の中身を見るを選択
鍋のフタを開けると、美味しそうな香りが漂った。
どろりとした肉のシチューが煮込まれている。
 シチューを食べる
 何もしない

シチューを食べるを選択
誰が食べますか?

近くの小皿にシチューを入れ、食べてみた。

シチューはとても美味しかった。
体の底から元気が湧いてくる。

○○の体力が回復した!

やがて、誰かが厨房に近づいてくる気配を感じた。
 隠れる
 待ち構える
 逃げ出す

待ち構えるを選択
待ちかまえていると、脂肪の塊のような男が
厨房に入り込んできた。
白いコック服は赤黒いもので汚れ、
排泄物の匂いと腐臭をぷんぷんさせている。

料理長
「……お客様だあ!!」

料理長を倒した瞬間、部屋の様子が変わった。
一瞬で荒廃し、土埃が厚く積もる。

……すべては、幻だったのだろうか?

荒廃しきった厨房だ。
長いあいだ誰にも使われていないようだ。
錆びた大鍋の底は、正体不明の骨で
埋もれている。

トム&ジョン

何もない部屋だ。
柱が数本立っているだけで、なんの装飾もない。

だが良く見ると、床には足跡や血痕が
一面に付いている。
 部屋に入る
 引き返す

部屋に入るを選択
部屋の中ほどまで進むと、柱の陰から
動く死者たちが飛び出してきた!

【トム】
「ハロー!」
【ジョン】
「やあ、僕たちはトム&ジョン兄弟!
 生者のみんな、元気かな?
 僕たちは元気だよ! 死んでるけど!」
【トム】
「でも死人ライフも悪くないよ。
 エンジョイすればどこでもハッピー!」
【ジョン】
「さあ、君たちも死人デビューしようぜ!」
 はい
 いいえ
いいえを選択
「そんなこと言わないで、ハニー。
 僕らはみんな生きている、生きているから
 死ねるんだ! レッツ、死人デビュー!」

【ジョン】
「そりゃないぜ、ハニー……」
死者たちを倒した。

この部屋の床には、血や汚物の染みが散らばっている。

タイタス十六世

広間には柱が立ち並び、その一本一本に
異様な怪物の姿が彫り込まれている。
まるで魔物の軍勢であるかのようだった。
足元には霧が渦巻いている。

――この先には強力な存在がいる。
それでも進むか?
 進む
 引き返す

進むを選択
――広間の奥には、一段高くなった場所があり、
玉座が作られていた。

八葉の花弁を持つ花を、幾何学的に図案化した紋章を
背後の壁に掲げて、一人の人物が座っていた。
身につけているのは、すり切れた紫の衣と、
イバラをかたどった黄金冠。

そして、干からびきってミイラと化した顔。
空っぽの眼窩を小さな蛆虫が出入りしている。
その口が、皮膚の残骸をぼろぼろ散らしながら、
動き始める――。

【タイタス十六世】
『――ひざまずけ。こうべをたれよ』
『汝の目の前にいるのは、大河流域全土を統べる皇帝である。余はアルケア帝国の主権者なり――』

戦いを挑むを選択
【タイタス十六世】
『下郎、余の帝位を奪いに来たか!』
『たとえ一千年、一万年が経とうとも、この帝位は余一人のもの! 神々にも父祖にも渡しはせぬわ!』

ひざまずくを選択
【タイタス十六世】
『殊勝なり。余は汝を言祝ぐ』
『余は、地上の民すべてへの支配権を生まれながらに帯びたる者。さあ、余に命を捧げよ!』

戦いに勝利
【タイタス十六世】
『………愚か者め……汝も余と同じ……』
『……この悪夢の外側に出ても……より大きな夢があるだけ……。誰も逃れられぬ……』

皇帝の姿が崩れ、塵となって、消えてゆく……。