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騎士の嫡子




賢者の弟子




罪人の遺児




神殿に拾われた孤児

墓地

【メロダーク】
  • 1人の場合
「・・・・・・来たか、〇〇」

  • 仲間が居る場合
「・・・・・・来たか、〇〇」
「一人で来いと書いておいたはずだが。まあいい」

メロダークは、静かに語り始めた。
「・・・・・・我々が探索を続けている遺跡を、誰が築いたかはもう知っているな?」
「その者の名はタイタス。古代アルケア帝国の、初代皇帝だ」
「・・・・・・かの者は死ぬ際に、いずれ復活するとの予言を残したと伝えられている」
「彼が復活するためには、いくつかの条件を満たした者が、皇帝の霊の器として必要になるのだそうだ」
その血肉において皇統を継ぎ、魔の素質を持ち、大河で拾われ、孤児として生まれ育ち、
いにしえの皇帝と似た偉業を成し、タイタスと相似の存在となる者――
「・・・・・・大河の岸辺に流れ着いて、孤児として育てられた・・・・・・」
「・・・・・・アルケアの遺跡が発見された町に、この条件に合うお前が住んでいた。偶然だと思うか?」
「お前こそ、皇帝の霊が憑依するために用意された憑代だ」
「・・・・・・だから・・・・・・」
「・・・・・・来てもらおう、〇〇。古代皇帝の復活を阻むため、お前を幽閉する」
背後で祈っていた男たちがマントを脱ぎ捨てた。武器が抜かれる。
「そうだ。私は神殿軍戦士団の一員だ。お前を捕らえろ、それができなければ殺せ、と命じられている。」
「さあ、共に来い、〇〇」
「約束する。大人しく協力してくれるなら、必ず我々がこの町を救おう」
「お前の身を押さえて皇帝復活を妨げ、すべて忘れ去られるまで遺跡を封じ、地上に出た魔物を全滅させれば・・・・・・」
「この地の災厄は、終わる。お前一人が犠牲になり、自由を捨てればこの町のみんなが助かるのだ」
誘いの言葉に、心が揺れる。だが――。

同意する
ここでメロダークと共に行くと、物語は終わる。
それでいい
「そうか・・・・・・理解してくれたか」
「崖の下に小船が隠してある。それに乗ってもらおう・・・・・・」
あなたは舟に乗せられて大河の河口へと下り、ユールフーレ島の大神殿に幽閉された。
そして二度と故郷を見ることはなかった。
その地で新たな陰謀に巻き込まれ、メロダークたちを助けて活躍することもあったが、
それはまた別の物語・・・・・・。

拒否する
僧兵たちが、じりじりと間合いを詰めてきた。
「やはり、説得は無理か・・・・・・。ならば・・・・・・」
「・・・・・・覚悟!」

仲間コメント

【パリス】
「なっ・・・・・・何だよそれ・・・・・・
お前が敵の犬だったってことか!?」
「ああ。私は犬だ」

「おい待てよ。お前らだけで勝手に話進めてくれてるけどよ――」
「オレたちが、ダチが連れていかれるのをハイそうですか黙って
見てると思うのか!?」

【ネル】
「そんな・・・・・・。どうして!?」
「・・・・・・許せとは言わん。憎むがいい」

「ちょっと〇〇!わたしたちを置いて行っちゃおうとか考えてないよね!?」
「そんなこと許さないから!」

【ラバン】
「・・・・・・やれやれ。お前みたいな奴、たまにいるんだ。命令次第で何でもする犬みたいな奴が。」
「ああ。私は犬だ」

「――話がまとまりかかってるところ悪いが、ここで黙って行かせる訳にはいかんな」
「邪魔する気か」
「そっちにも理があるとは思うが・・・・・・。ここで〇〇を見捨てるような
不人情はできんからな!」

【キレハ】
「・・・・・・一緒に来て良かったわ。あなた、怪しい匂いがしてたもの。
よく躾られた猟犬の匂いが」
「ああ。私は犬だ」

「――〇〇、しゃんとなさい!」
「まさか、あなた一人が消えれば問題が全部解決するとか思ってるの?
思い上がるんじゃないわよ!」

【シーフォン】
「ケケケ、楽しくなってきたじゃねえか。友達ごっこよりは、騙し合い殺し合いの方がよっぽど面白えや」
「お前のこと気に食わなかったが、意外に好きになれそうだぜ、クソ坊主の犬っころよお!」
「ああ。私は犬だ」

「――おい、僕を忘れてもらっちゃ困るなあ」
「そいつが皇帝復活に必要?だから捕まえとく?」
「気に食わねーな。僕様を無視してんじゃねえよ!もういじけて暴れちゃうヨ!?」

【テレージャ】
「・・・・・・やはり君が密偵だったか。傭兵を演じるなら、もっとなりきらないとね」
「・・・・・・許せとは言わん。憎むがいい」

「おっと。まさか〇〇君、こんないい加減な話を真に受けてやしないよね?」
「邪魔する気か・・・・・・?お前も神殿に所属する身だろう」
「あいにく、不良巫女なもので。それに君たちの考えは穴だらけだ」
「何だと?」
「どうやってこの町の遺跡を封印する?つい先日も戦争に負けて追い出され、失敗したばかりじゃないか。
それに流れた情報は簡単には消えない」
「魔物を全滅させるって、どうやって?これも同様。国境地帯の荒れ地に拡散した夜種たちを殲滅する力は神殿軍に無い。
そんな情勢でもない」
「そもそも〇〇君をどうにかしただけで問題が解決するのか?後から別の、皇帝の憑代が出てくるだけじゃないのか?」
「・・・・・・・・・・・・」
「このホルム地方には、『妖精郷物語』と呼ばれる伝説がある。
周期的に大河の岸に流れ着き、地下世界と行き来して、悪を倒す英雄たちの物語だ」
「どうだい?今起きている出来事や、〇〇君の存在にそっくりじゃないか!」
「皇帝のための器は一人じゃない。一人を捕らえても、いずれ別の誰かが生み出され、皇帝復活が試みられる」
「このシステムそのものを破壊しなければ、何をやっても一時しのぎにしかならないんだ」
「・・・・・・それが、できるのか?お前たちに」
「さあ?まあ今まで通り適当にやってれば、何とかなるんじゃないかな?」
「っ・・・・・・!ふざけるな!」

【アルソン】
「・・・・・・あなたが、どうして・・・・・・。仲間だと思っていたのに!」
「・・・・・・許せとは言わん。憎むがいい」

「待て!」
「〇〇さんは・・・・・・僕の仲間です。友達です。ここで見捨てたら、騎士の名折れ!」

【エンダ】
「え?メロダーク、テキなのか?」
「・・・・・・許せとは言わん。憎むがいい」

「え?〇〇を連れていくのか?」
「そうだ」
「いつ帰ってくる?」
「もう帰ってこない」
「うーんと、えーとな、それじゃー・・・・・・」
「・・・・・・お前たちは、エンダのテキだ」

【フラン】
「・・・・・・あなたが、密偵・・・・・・町を襲った敵たちの・・・・・・仲間?」
「いつも助けてくれて・・・・・・頼もしく思っていたのに」
「・・・・・・許せとは言わん。憎むがいい」

「・・・・・・お待ちなさい。〇〇様はこの町に必要な方・・・・・・」
「・・・・・・連れて行かせたりは、しません!」

戦闘終了~忘却界

「くっ・・・・・・さすがだ・・・・・・」
「だがそれでも・・・・・・任務を果たさぬ訳にはいかない・・・・・・!」
メロダークは攻撃をかわそうともせずに正面から突っ込んできた。
「ここで・・・・・・共に死ね!」
体当たりを受け、バランスを崩して、崖の端から落ちてゆく!

水中で足掻く。遠くに水面が光っている。
だが手は届かない。どんどん遠ざかってゆく・・・・・・。
そして・・・・・・。
いつからか。
はるか昔から。それとも昨日からか。
ここで暮らしていた。小さな中州の島で。記憶はかすれ、白く濁っている。
思いだそうとすれば過去は甘いうずきと共に消え去ってしまう。
水際に下りて遠くを眺める。
白い霧が視線をさえぎり、何も見えない。
何もない・・・・・・。

  • 1日目
小屋
小さな小屋で、女と共に暮らしていた。彼女が誰かも思い出せない。
母だったかもしれない。姉妹だったかもしれない。娘だったかもしれない。
ただ懐かしく、慕わしい。
『ここに時間はない。永遠/一瞬があるだけ。だから あなた は、始まりの日から
ここにいた』

窓からの光を受けて黄昏色に染まりながら、彼女は静かに語りかけてきた。
『失われたはずのものが、何度もここに還ってくる。
見送れば、それはまた失われる』
『このまま 私 の裡に閉じ込めるべきなのか。
それとも再び苦界に送り出すべきなのか』
彼女の語ることはいつも謎めいて曖昧だ。ただ悲哀に満ちている。
・・・・・・やがて日は沈み、再び明ける。

水辺
水際に下りて遠くを眺める。
白い霧が視線をさえぎり、何も見えない。

何もない・・・・・・。

  • 2日目
小屋
あなたはこの小さな小屋で、女と共に暮らしている。
いつからか思い出せない程の長い間。

水辺
水際まで下りて、歩くのが日課だった。
水際に下りて遠くを眺める。
白い霧が視線をさえぎり、何も見えない。

何もない・・・・・・。

様々なものが河を運ばれ、ここに流れ着いている。
それらを眺めていると、失われた何かを重い出せそうな気がする。

ひび割れた杯。壊れたランタン。錆びついた剣先。石のとれた装身具。
忘れ去られたものの合間に、かつて人間だった魚たちが転がり、鳥についばまれていった。
・・・・・・爪先に何かが当たった。
拾い上げると、それは釣竿だった。
釣竿を手に入れた!