sh 変数
■変数の宣言
ABC=1 ABC=2.0 ABC=aaa.txt
のように型宣言せずにいきなり代入できる
■参照と代入
使うときには $ をつける
grep $ABC xxx.txt
- 変数をくっつける場合には ${ABC} のように記述する
FILE_NAME=test_${ABC}.txt
→変数FILENAMEに "test_(変数ABCの中身).txt"が代入される
■変数関連コマンド
コマンド | 内容 |
---|---|
readonly | 読み取り専用の変数宣言 例: readonly ABC=123 |
unset | 変数を削除する |
export | シェル変数を環境変数に設定 例: ABC=123 export ABC |
env | 環境変数の表示 |
■環境変数
- envコマンドで表示される環境変数を使うことが出来る
主な環境変数 | 内容 |
---|---|
$HOME | ホームディレクトリ |
$PWD | カレントディレクトリ |
$PATH | パス |
$IFS | 区切り文字 デフォルトは" " (SPACE) |
■特殊な変数
変数 | 内容 |
---|---|
$# | 引数の数 |
$0 | 実行したシェルそのもののファイル名 |
$1~$9 | 引数 10番目以上の引数を使用する場合は ${10}のように書く あるいはshiftコマンドで引数の順番を前にずらす |
$* | すべての引数 ※"$*"はひとつの変数扱いになる |
$@ | すべての引数 ※"$@"はそれぞれがそれぞれバラバラに扱われる |
$$ | シェル自身のプロセスID |
$? | 直前に実行したコマンドの戻り値 正常なら0 |
$LINENO | シェル内での現在実行中の行番号 |