FIGHTING FANTASY 風原拾遺用ローカルルール
このローカルルールは
Fighting Fantasy
(ファイティング・ファンタジー)のルールを、和風伝奇もの用に修正・発展させた、TRPGシステムです。
オンライン、文字だけのチャットでも遊びやすいルールとして、ファイティング・ファンタジーは優れていると思います。
キャラクター作成
能力値
全ての能力値の上限は、1d6+6で決定される。これを原点と呼ぶ。
各能力値は、PCの行動によって上下するが、原点を越えて増えることはない。
- 技術点
- 1d6+6。原点の上限12点を限度に、直感点とバーター可能。
総合的な身体能力。戦闘ロールに用いる。大けがや呪いなどにより、一時的に減少することもある。
- 直感点
- 1d6+6。原点の上限12点を限度に、技術点とバーター可能。
閃き。アイディア。まれに頭の良さ。探索シーンなどの汎用判定ロールなどで使用することが多い。精神的ショックや呪いなどにより、一時的に減少することもある。
- 生命点
- 1d6+6。原点の上限12点を限度に、霊力点とバーター可能。
体力と精神力の複合能力。戦闘ロール等で負傷すると減っていく。通常1日に1点回復する。0点以下になると気絶する。気絶した状態で「とどめを刺される」と、そのPCは死亡したことになる。
- 霊力点
- 1d6+6。原点の上限12点を限度に、生命点とバーター可能。
勘の良さと運勢の強さ。運試しは、この能力を用いて行う。
原霊力点を7点以上持つ者は、見えざる物を見る能力を有する。“見鬼(けんき)”ということになる。霊力が7点の者より、8点の者の方が、よりハッキリと怪異を見、感じることが出来る。また霊力点は、1時間に1点の割合で自然回復し、6時間以上のまとまった睡眠を取ることにより全快する。0点以下になると人格崩壊し、NPC化する。
特性
3つの「強み」と3つの「弱み」を設定する。
強みは判定ロールに+2のボーナスとして、弱みはー2のペナルティとしてはたらく。
強みは判定時に宣言することによって、弱みは(そのような状況でも無理に判定を行おうとした場合に)自動的に発動する。
冒険記録シート
PL名[ ]
PC名[ ]
性 別[ ]
年 齢[ ]
身体的特徴《 》
経歴や性格《 》
技術点【 】:現技術点( )
直感点【 】:現直感点( )
生命点【 】:現生命点( )
霊力点【 】:現霊力点( )
特性:強み〔 〕,〔 〕,〔 〕
特性:弱み〔 〕,〔 〕,〔 〕
冒険メモ 《 》
判定
判定時のクリティカルとファンブル
2d6の結果が、1のゾロ目の場合はファンブル(判定自動失敗)、6のゾロ目の場合はクリティカル(判定自動成功)となる。
汎用判定ロール
- GMは難易度レベルを設定する。
レベル0の目標値=12:簡単
レベル1の目標値=15:難
レベル2の目標値=18:至難
レベル3の目標値=21:神業
- 判定を行うPCは、判定に用いる能力値を選択し(その能力値をどのように使うか説明が必要な場合もある)、その値に2d6の出目と(必要であれば)特性による修正値を加え、難易度レベルの目標値以上なら成功とする。
運試しロール
正規ルールに準ずる。ただし、用いる能力値は霊力点とする。
現霊力点を目標とした下方判定。判定の度に現霊力点は減っていく。
戦闘ロール
【このゲーム世界の前提】物理的性質の強い怪異には物理攻撃が通用する。霊的性質の強い怪異には物理攻撃が通用しない。
正規ルールに準ずる。
「2d6+技術点(+修正値)」を比べ合い、大きい方が相手にダメージを与える。ダメージの値は、素手で1点、武器所有で2点とする。ただし人間型以外のダメージ量は、この限りではない。
ダメージは生命点の減少であらわされ、生命点が0点以下になるとそのキャラクターは気絶する。気絶した状態で「とどめを刺す」宣言を受けると、そのPCは死亡する。
ただし霊的なものを目標として戦闘を行う場合は、技術点の代わりに霊力点を用いること。
複数戦闘で注意することは、最初に目標を決め合い、同時にダイスロールするということ。個別戦闘同士でダイスをその都度ロールするわけではない。
また、クリーチャーによっては、1ラウンドに複数回攻撃可能なものもいる。
霊力点を消費して霊視する
PCは、霊力を消費して、霊視を行うことが出来る。
このゲームでの霊視とは、霊体を見ることの他に、サイコメトリーや軽い予知、啓示的なものまで含まれる。
霊力点を用いて汎用判定ロールを行うこと。ただしその結果の成否にかかわらず、霊力点を一時的に2点消費する。
最終更新:2011年06月21日 13:53