・値の代入

変数の役割は値を格納したり取り出したりすることです。ここでは変数宣言した変数に値を格納する方法を確認します。
変数に値を格納することを変数に値を代入するといいます。書式は次の通りです。
変数 = 値;
「=」は代入演算子と呼ばれる演算子の一つです。「=」の右側に記述された値を左側に書かれた変数に代入します。
具体的な例で見てみます。
int num;
num = 10;

char c;
c = 'A';
この場合は変数「num」に10という整数を代入し、変数「c」に「A」という文字を代入しています。
変数に値を代入すると、変数はあたかも代入された値のように扱うことができます。
int num;
num = 10;
System.out.println(num);
変数「num」を画面に出力しています。変数「num」には10という整数が代入されていますので結果的に数値の10が出力されることになります。
なお変数に代入することができる値は、変数を宣言した時に指定したデータ型の値しかできません。


多重代入

複数の変数に同じ値を代入する場合、多重代入という仕組みが用意されています。書式は次の通りです。
変数1 = 変数2 = 変数3 = 値;
この場合、変数1から変数3には全て同じ値が代入されます。これは次のように記述した場合とまったく同じです。
変数1 = 値;
変数2 = 値;
変数3 = 値;
※厳密に言うと、「変数3 = 値;」「変数2 = 変数3;」「変数1 = 変数2;」と言う順序で代入が行われます。





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  • test -- (test) 2010-12-10 22:01:03
  • テスト
    -- (test) 2010-12-10 23:00:34
  • hosei -- (HOSEI) 2011-01-31 14:10:34
  • test -- (名無しさん) 2011-01-31 14:10:53
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最終更新:2010年12月10日 22:28