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VTR
インターネット経由のオンデマンドをはじめ映画の配信が
普及してきました。サイエンスをはじめテクノロジーとか
歴史、文化、芸術、宇宙など録画しておきたいものは山ほど
あるのにコピーガードがかけられているため録画できません。
デジタル技術は配信する側にとってはたいへん都合のいい
ものになっています。デジタルコピーガードはパターン変更に
よって容易に変更ができるためその解読はほぼ不可能に
近いものになっています。
今まで録画して個人で何回も楽しんでいた者にとっては
迷惑千万な話です。放送内容が燃料電池や太陽光発電、
など地上波では放送していない最先端技術が多いので
録画して何回も見ないとなかなか理解できません。
しかし受信側にとっても手段がないわけではありません。
百チャンネルを超える衛星放送はビデオデッキなら録画が
できますしデジタルビデオデッキならデジタル信号のまま
録画できてしまいます。
ただしデジタルコピーガードを含んだままの丸ごとコピー
ですからそれをパソコンにコピーすることはできません。
インターネット配信の番組はベーター方式のビデオデッキなら
そのまま手を加えずに録画できるものがほとんどです。
VHS方式にはコピーガードをかけている場合があるので
クロスダビング手法によって録画保存が可能です。
ビデオデッキは日本のメーカーが開発したもので長い間
日本の家電メーカーの独占状態でした。1990年代は
S-VHS-ETやD-VHSも登場しビデオデッキの最高性能時代に
なり各メーカーから多機能の最高傑作品が発売されています。
たくさん製造されたので秋葉原や日本橋など電気街の裏通り
ではその中古が1000円以下の安価で出回っています。
必死になってさがしまくった結果やっと1999年製のSONY
WV-D9000を手に入れました。デジタルビデオデッキです。
ブルーレイやHDDで録画できなかった番組もこれでデジタル
保存ができてホッと一安心です。
他にもDHR-1000や松下のDV-10000というデジタルビデオ
デッキもありましたが駆動部分が不調でNGでした。
器用な人なら自分でベルト交換すれば使用できますが
残念ながらそこまでの腕はありません。
あまり使用していなかった中古を選ぶのは至難の業ですが
程度のよいものなら10年程度は使用できるでしょう。
ただ専用のDVCAMテープは本体より高価になるため通常の
VHSテープやミニDVで録画していますがかなりの高画質です。
発売当時は高価なものでしたがトリプルチューナーなど
今では役に立たないものもあり普通の人にとってはやはり
ゴミでしょう。3次元Y/Cや3次元NR、YCS5は有効に働いて
いるので高画質化にはかなり貢献しています。
37年も昔に日本で開発されたビデオも今ではワンチップLSI
によって中国で組み立てればわずか3000円でできる商品に
なってしまいました。地球規模で見れば10億台も生産され、
今も生産されているわけですからたいしたものです。
VTRの構造はシンプルで録画方式には垂直走行型VTRと
斜め走行型VTRに大別されます。
垂直走行型はヘッドが高速回転しながら映像信号をほぼ
垂直に記録する方式で、斜め走行型は磁気ヘッドが斜めに
回転するため相対速度が速くなって高画質になります。
テープの両端はいずれの方式も音声トラックとコントロール
トラックに使用され、テープの大半を占める中央部分は
ビデオトラックに使用されます。
録画時や再生時の信号の流れは両方式ともまったく同じで
映像信号はFM変調回路を経由して増幅回路に送られ
ヘッドを通じてテープの中央部分に記録され、コントロール
信号はそのままダイレクトにテープの下端部に記録されます。
音声信号は増幅器を経由してテープの上端部に記録。
再生時はテープ中央部に記録された映像信号は増幅器を
経由して復調器に送られ補正処理回路で修正されてから
映像出力に、同時にコントロール信号は増幅器を経由して
キャプスタンに、音声信号は増幅されて音声出力端子に
送られます。これらの回路はワンチップLSIとして集約された
おかげで消費電力が50~60ワットのビデオデッキはなくなり
現在では10ワット前後のエコビデオデッキになっています。
マニアにとっては最悪の状況になったわけで、最高に贅沢に
製造されたビデオデッキはもはや中古市場でしか手には
はいらなくなっています。
1987年には映像の輝度信号のFM記録帯域の拡大に成功した
S(スーパー)-VHS機が開発され専用のS-VHSテープを使用
すればより高画質画像が得られるようになり、1998年には
通常の安物のテープであってもS-VHSレベルの高画質が
得られるET技術が開発されました。したがって1998年以後の
ビデオデッキはS-VHSETが採用された高級機が出回るように
なりました。デジタルビデオデッキにはデジタル回路が付加された
まったく別物でD端子やHDMIが加えられたデジタル製品で
ソニーのDHR-1000やパナソニックのDV-10000はビデオデッキの
最高峰に位置するもので発売時の価格は30万円台になっています。
それが今1000円以下で出回っていますから完動品が入手できれば
たいへんなお買い得になります。
デジタルばかりの世の中になってしまいましたが、ゴミと化した
かってのアナログ製品を有効利用すると1万円もあればかなりの
ことが楽しめます。
&counter()
***鉄道模型とソーラーパネル
***ソーラーパネルの価格が下落しています。
***この10年間だけを見ても価格は一桁下がり変換効率は2倍に向上して
***いますので、ようやくチャンス到来になりました。
***国内メーカーは小型のパネルは製造していないので、中国製の10Wを
***3枚購入してバッテリーはホームセンターで売っているカーバッテリーで
***ためしてみることにしました。
***2年前ならソーラーパネルだけでも3枚で2万円はしましたが、今では
***バッテリーを含めても1万円以下でそろえることができます。
***この2年間だけを見てもソーラーパネルの価格は1/4にまで下がっています。
***過充電や過放電を避けるために、バッテリーに電圧計を取り付ければ
***チャージコントローラーは不要になります。
***電圧が13Vを超えると過充電の恐れが出てきますので、予備のバッテリーに
***充電します。
***過放電も電圧が11.5Vを切れば予備のバッテリーに代えれば済むことです。
***さいわい、KATOの鉄道模型用スピードコントローラーに、直流専用の
***ものがありましたので、これを使用するとインバーターも不要になり
***インバーターの発熱ロス分である2割も節約ができます。
***このスピードコントローラーは、直流の0V~11Vを連続可変ができるので
***ソーラーパネルの応用範囲が一気に広がります。
***6Vや9Vをはじめ、ほとんどの小型のACアダプターが不要になりますので
***オモチャをはじめ、小型の家電製品のACアダプターを一掃してくれます。
***バッテリーの直流12Vを、ダイレクトに0ボルトから11ボルトまで変換して
***くれるので、小型のACアダプターやDC-DCコンバーターは不要になり、
***机の上がスッキリします。
***Nゲージの車両2編成で約1A消費しますが、コントローラーの容量は1.5A
***ありますので十分です。
***また、同じKATOのDCCコントローラーにもそのまま使用できますので、
***大きなACアダプターが不要になりこのメリットは大きいです。
***LEDには作動電圧が何種類もあって苦労していましたが、
***このコントローラーが3台あったおかげで、すべてのLEDに対応できる
***ようになりジオラマ作りがかなり楽になりました。
***LED用はハンドルレバーを固定しておかないと少し触れただけで
***電圧が大きく変動してLED球が切れる恐れがありますので要注意です。
***今のところ、発電能力が毎日100W、電車を動かすだけなら7時間連続して
***遊べますが、そんなに長時間は動かさないし、発電も雨の日はNGなので
***ジオラマの30個のLED電球を24時間明々とつけっぱなしにしてバランスが
***とれています。
***電気料金に換算して、毎月の電気代が600円から700円不要になる程度で
***元を取るのに1年半ほどかかることになります。
***このKATOのModelNo22-012コントローラーのおかげで他の機器類の
***乾電池代が不要になるので実際には1年足らずで元が取れることに
***なるような気もします。
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