鉄道模型とソーラーパネル



ソーラーパネルの価格が下落しています。

この10年間だけを見ても価格は一桁下がり変換効率は2倍に向上して

いますので、ようやくチャンス到来になりました。


国内メーカーは小型のパネルは製造していないので、中国製の10Wを

3枚購入してバッテリーはホームセンターで売っているカーバッテリーで

ためしてみることにしました。


2年前ならソーラーパネルだけでも3枚で2万円はしましたが、今では

バッテリーを含めても1万円以下でそろえることができます。

この2年間だけを見てもソーラーパネルの価格は1/4にまで下がっています。


過充電や過放電を避けるために、バッテリーに電圧計を取り付ければ

チャージコントローラーは不要になります。

電圧が13Vを超えると過充電の恐れが出てきますので、予備のバッテリーに

充電します。

過放電も電圧が11.5Vを切れば予備のバッテリーに代えれば済むことです。


さいわい、KATOの鉄道模型用スピードコントローラーに、直流専用の

ものがありましたので、これを使用するとインバーターも不要になり

インバーターの発熱ロス分である2割も節約ができます。


このスピードコントローラーは、直流の0V~11Vを連続可変ができるので

ソーラーパネルの応用範囲が一気に広がります。


6Vや9Vをはじめ、ほとんどの小型のACアダプターが不要になりますので

オモチャをはじめ、小型の家電製品のACアダプターを一掃してくれます。


バッテリーの直流12Vを、ダイレクトに0ボルトから11ボルトまで変換して

くれるので、小型のACアダプターやDC-DCコンバーターは不要になり、

机の上がスッキリします。


Nゲージの車両2編成で約1A消費しますが、コントローラーの容量は1.5A

ありますので十分です。


また、同じKATOのDCCコントローラーにもそのまま使用できますので、

大きなACアダプターが不要になりこのメリットは大きいです。


LEDには作動電圧が何種類もあって苦労していましたが、

このコントローラーが3台あったおかげで、すべてのLEDに対応できる

ようになりジオラマ作りがかなり楽になりました。


LED用はハンドルレバーを固定しておかないと少し触れただけで

電圧が大きく変動してLED球が切れる恐れがありますので要注意です。


今のところ、発電能力が毎日100W、電車を動かすだけなら7時間連続して

遊べますが、そんなに長時間は動かさないし、発電も雨の日はNGなので

ジオラマの30個のLED電球を24時間明々とつけっぱなしにしてバランスが

とれています。


電気料金に換算して、毎月の電気代が600円から700円不要になる程度で

元を取るのに1年半ほどかかることになります。


このKATOのModelNo22-012コントローラーのおかげで他の機器類の

乾電池代が不要になるので実際には1年足らずで元が取れることに

なるような気もします。






























































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最終更新:2012年11月15日 22:46