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ED6

Scene Card - カゲムシャ(疑惑)
Scene Player - "リトルレディ"フシアナ=T=ハイリスク
登場:シーンプレイヤー以外登場不可

フシアナ:  それは突然にやってきた。
フシアナ: オレの生命維持用の薬の供給ラインが本社の意向で止められてしまったのだ。
フシアナ: ほら、オレの身体ってクローン再生体だからさ。元から寿命は短めなんだが‥‥

フシアナ:  今回はコイツが傍にいた。それがいけなかった。
フシアナ: 目ざといヤツだからな。誤魔化せるはずもない。

フシアナ: 「まぁ仕方ないな。今回は良く生きた」
フシアナ: 「いろいろ変な連中にも出会ったし。面白い体験もした」
フシアナ: 「ウマい飯も食えたし‥‥ まぁ、悪くない人生だったよ」

フシアナ:  うまく笑えただろうか。あまり自信はない。
フシアナ: 無愛想だから判りづらいけど、割とオレの演技に「騙されてくれてる」よな。
フシアナ: ったく。付き合いのいいバカヤローだぜ。ほんと。

フシアナ:  ‥‥カタナでもなく。エグゼグでもなく。
フシアナ: ただの青二才としてのコイツを知ってるのは、オレくらいかもな。
フシアナ: そう思うと、なぜか少し楽しかった。心の奥が暖かくなるんだ。

フシアナ: 「楽しかったなぁ‥‥おい」
フシアナ:  にやにや笑いながら話しかける。たぶん、コイツも微笑んでいるのだろう。
フシアナ: お忙しいエグゼグ様が、使い捨てのクグツのために、えらく気を回すじゃないか。え?
フシアナ: きっとコイツのことだから「これも仕事です」とか言いやがるんだろうな。

フシアナ:  まぁ、部下として、組織の歯車としてな? こいつのために力を尽くせた。
フシアナ: だから今、割と満足なのだった。このオレともあろうものがさ‥‥はは!!

フシアナ: 「あなたに伝えたいことがあります」
フシアナ:  ‥‥なんだい、ボス? ふふ。

フシアナ: 「今回の事件に関して、あなたの存在が本社筋にバレてしまいました」
フシアナ: 「スキャンダル要因としてはっきり問題視され、通達が来たのです」
フシアナ:  ‥‥へぇ、そりゃ大変だ。
フシアナ: まぁ、今まで見逃してもらえてたのが不思議なくらいだからな。

フシアナ: 「他に手段はありません。そこで」
フシアナ: 「フシアナ=T=ハイリスク。千早グループは、貴方を解雇いたします」
フシアナ:  ‥‥ちょっ‥‥っと、待て! 待ってくれ、雅之!

フシアナ: 「この通達は本日ただいまより発令されます。今までお疲れ様でした」
フシアナ:  ‥‥待てって! ヲイ! 「どーゆーつもりだ、こら!」 咳き込みつつ。

フシアナ:  ** ** **

フシアナ:  だが、その後。
フシアナ: オレが凄んでも脅しても。泣いても。笑っても。どうしようとも。
フシアナ: 「オレを解雇する」という、雅之の決断は変わらなかった。

フシアナ:  オレは千早アーコロジーを離れて。振りかえる。もう、あそこにオレの居場所はない。
フシアナ: 爆弾首輪は‥‥記念にもらった。アイツと少しでも繋がっていたかったから。
フシアナ: あの他爆コードがどうなったかは、正直、知らない。‥‥もう、どうでもいい。

フシアナ:  ‥‥オレはもう、要らないのか、雅之?

フシアナ:  確かに、社会の歯車に異常があれば、他の部品と交換しなければならない。
フシアナ: それが人間のカタチをしていようと、そうでなかろうと。同じことだ。

フシアナ:  割り切っていた。自分の立つ場所なんて、どうせ最初から、この地上の何処にもないんだから。
フシアナ: 割り切れてなんていなかった。‥‥あいつとの。千早の職場が、オレの中に根付いていたんだ。
フシアナ: 「前世の罪」とか「刑期」とか。理由は何でもよかった。‥‥あそこに、オレは居たかったんだ。

フシアナ: 「‥‥もう。オレは、千早の人間じゃない」 口にすると、思ったよりショックだった。
フシアナ: 「だったら」 視界がにじむ。頬を伝う。喉にこみ上げる嗚咽。「もう‥‥何もない‥‥」
フシアナ:  どうせ、どこで終わっても良い旅路だった。一時の戯れだった。

フシアナ:  ‥‥自分の目が耳が。信じられなかった。だから‥‥直に触れたいと思い、走った。
フシアナ: オレの心と魂を《M&A》しやがった、無愛想な男の腕に。オレは飛び込んでいった!!
フシアナ/彼: 「実は、当社では有能な人材を求め、新規プロジェクトを‥‥」
フシアナ: 「死ね! 死ね! コノヤロー! 絶対に殺す! 超殺す! 今殺す!」
フシアナ/彼: 「かなり困難なスタートになりますよ?」 社会的に抹殺されたままですから。
フシアナ: 「ああ。判ってる。でもやるだけだ」 オマエが望んでくれるなら、なんでもするさ。
フシアナ: 「だからさ‥‥ 最後にひとつだけ。聞かせてくれよ」 命令じゃない、オマエの言葉を。

フシアナ:  オレはヤツの首筋にすがりついて、その一言を聞き出した。ようやくだぜ、このバカ!
フシアナ: なにかって? ばぁーか、教えてやんねぇよ!
フシアナ: 《完全偽装》!

フシアナ:                               -FIN-

フシアナ: 以上です!w
RL:OK!

Scene End & Act End


舞台裏


RL:くっ、メルトダウンめ…味な真似を←
陣内: 凄いなw
睦月: なんだったんだ?w
フシアナ: ぶっちゃけ「[有罪]が適用されたクグツの小娘を《M&A》で救済して、
フシアナ: 《完全偽装》で別人スタートさせる」だけのEDですよ。
フシアナ: ありがちありがち!w
RL:雅之め…←
フシアナ: ほら、今回のシナリオのテーマは「クグツ」っぽいなと思ってさ。
フシアナ: 三者三様のEDがあった方がいいかな?とか。
フシアナ: 神戸さんが「クグツの引退」、陣内さんが「クグツの日常」やってくれたからね。
フシアナ: こちらは「クグツ志願者」やりたくなったのだw
フシアナ: ありがと、みんな!w

RL:では、ポストアクトいきましょうか。