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さて。運命の扉は再び開かれる。――物語を続けよう。

OP3「消えた少女」 ‥‥ シーンタロット「アラシ」

場所:アイザックの弁護士事務所(イエローエリア)
シーンプレイヤー:アイザック=クリスティ
他のキャストは登場不可

 ※ ストリートの少女アンヘラから緊急の連絡を受けるシーンです。

 今日もN◎VAに雨が降り注ぐ。酸性濃度が高いため、傘なしで出歩くのは自殺行為だ。
アーコロジーで生活する「一般市民」なら要らぬ心配だが、スラム界隈の住人にとっては深刻な問題だ。

RL:さて。アイザックくん。キミが自分の事務所で普段どおりに過ごしていると‥‥
アイザック:「よく降るなあ……大丈夫かな、子ども達は」と、事務仕事中です
アイザック:「それにしても何で所長の分の事務仕事までやってんだ。独立した意味ゼロじゃないかよ」
アイザック:とかぶちぶちつぶやきながら事件待ち
ドロイド:「DAKにコレクトコールが届いてますよ、アイザック」 茶受けの菓子を用意しながら。
ドロイド:「心当たりがないなら受け取りを拒否しますが」
アイザック:「お、ありがと。……コレクトコール!? すぐ繋ぐよ、久しぶりの依頼だ!」
アイザック:(根拠はない)

 それは、キミの「仕事用のコールナンバー」へと“非合法な手段を使用して”
(本来の回線を使用せず、誰かのトロンをジャックしてスクランブルかけながら)繋げられた。
モニタには砂嵐しか映っていない。ノイズ混じりに、音声だけが通じている‥‥

少女の声?:『アイザック!? アイザックだよねっ?!』

 この声は‥‥間違いない。アンヘラだ。
 つい数年前まで、ここでない別の事務所(【所長さん】トコだね)に入り浸ってはキミをからかっていた、ストリートキッズの少女(ミストレス◎)。
たしか青少年保護施設へと引き取られ、スラムから去ったはずだが‥‥?

アイザック:「……? あれ、何か回線の様子が…………は、はい! クリスティ法律事務所……あ、アンヘラ!? どうしたんだよ一体、こんな方法で電話して……」
アンヘラ:『お願い、アイザック‥‥ッ!! もう、あたし‥‥あたし‥‥ッ!!』 なにかをこらえるように。
アイザック:「ッ……一体何があったんだ!? 大丈夫なのか!?」
アンヘラ:『もう、殺したくない‥‥ 誰も殺したく、ないのッ!!』 叫ぶ。
アイザック:「…………え? こ、殺した……ちょ、待ってくれよアンヘラ、どういう意味だ? 君が……いや、そんな、殺しなんて……」
アンヘラ:『あそこにも戻れない!! あんな人殺しばかりの場所‥‥』
アイザック:「あそこって……施設の事か?」頭は混乱する一方だが、ぐっ、と無理やり心臓を落ち着け「……大丈夫だ、落ち着いて、アンヘラ。僕がついてるから……今どこにいるんだ? 危ないところにいるなら、すぐに助けに……」
アンヘラ:『もう、あたしはダメなんだよ。アイザック‥‥ だから、だから、お願い!!』
アンヘラ:『逃げ‥‥ッ?!』 小さく悲鳴。

 突然、回線が途絶した。
アイザック:「アンヘラ……!? アンヘラ、おい、アンヘラ、アンヘラ!! くそ、どうなってんだよ一体……!!」

 いや違う。‥‥別の通話に勝手に切り替わったのだ。
モニタには見覚えのない男性の姿が映っている。壮年の男性(タタラ◎)だ。

壮年の男性:『ハロー。ミスター・クリスティ』 礼儀正しいが冷徹な声。
アイザック:「……ッ。あなたは、誰ですか……!?」
壮年の男性:『‥‥キミは。先程の少女の発言について、何も知らない』 一方的に告げる。
壮年の男性:『この通話についても同様だ。キミは何も覚えていない』
アイザック:「は!? ……いや、あなたは、アンヘラの何なんですか……アンヘラに何があったか知ってるんですか!?」
壮年の男性:『気にせず、今まで通りの生活を続けたまえ。‥‥それがキミのためだ』
壮年の男性:『さもなければ、キミの近辺で不幸な事故が起きるかもしれない』
アイザック:「……どういうことだよ……」
壮年の男性:『“Nothing hurts like the truth.”』(真実ほど人を傷つけるものはない)
壮年の男性:『――忠告したぞ』

 通話は一方的に切れた。
もう今は何も映っていない‥‥

アイザック:「こら待て!! ……何なんだよ一体……! ……アンヘラ…………くそッ!!」

 ふと気がつくと、キミの事務所の郵便受けには、ゴールド1枚(5報酬点)入りの封筒が届いていた。
そこには、“Nothing hurts like the truth.”と記されたカードが同封されていた‥‥

RL:うけとりますか?
アイザック:うけとりません!

シーンEND